| 【発明の名称】 |
空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹内 牧男
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| 【要約】 |
【課題】空気吸込グリル昇降制御装置の吊り下げ部材の繰り出し長検出を容易とする。
【解決手段】天井部18に設置された空気調和機の空気吸込グリル22等を、ワイヤーロープ等の吊り下げ部材27を介して任意に昇降させ、吊り下げ部材27の繰り出し長の検出結果に基づき、吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り動作をリモート制御して、空気吸込グリル22等を自由に昇降させる空気調和機において、繰り出し長検出手段31によって、空気吸込グリル22等に至る吊り下げ部材27の途中を支持し、繰り出し又は巻取り時の移動量に応じて、回転する繰り出し長検出ローラ28の回転数に応じて、吊り下げ部材27の繰り出し長を検出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 繰り出し又は巻き取り手段(24)から延設された空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)を吊り下げるための吊り下げ部材(27)の上記繰り出し又は巻き取り手段(24)から上記空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材(28)、(38),(39)を備え、該回転部材(28)、(38),(39)の回転数に基いて、上記空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)吊り下げ部材(27)の繰り出し又は巻き取り長を検出するようにしてなる空気調和機。 【請求項2】 繰り出し又は巻き取り手段(24)から延設された空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)を吊り下げるための吊り下げ部材(27)の上記繰り出し又は巻き取り手段(24)から上記空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材(28)、(38),(39)を備え、該回転部材(28)、(38),(39)の回転数に基いて、上記繰り出し又は巻き取り手段(24)を停止するようにしてなる空気調和機。 【請求項3】 上記回転部材(28)は、遊動回転ローラ(28)よりなり、上記吊り下げ部材(27)は、該遊動回転ローラ(28)を介して下方に空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)を吊り下げ支持するようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。 【請求項4】 上記回転部材(28)は、その外周面に吊り下げ部材(27)を少なくとも1回巻回した後、下方に空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)を吊り下げ支持した遊動回転ローラ(28)よりなっていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。 【請求項5】 上記回転部材(38),(39)は、上記繰り出し又は巻き取り手段(24)から延設された上記吊り下げ部材(27)を、その係合部間に挟圧した状態で支持ガイドする相互に係合して回転する一対の遊動回転ローラ(38),(39)よりなり、上記吊り下げ部材(27)は、上記何れか一方の遊動回転ローラ(38)を介して、下方に空気吸込グリル(22)又は天井パネル(21)を吊り下げ支持するようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。 【請求項6】 上記回転部材(28)、(38),(39)の回転数を検出する回転数検出手段を備え、該回転数検出手段が、上記回転部材(28)、(38),(39)に設けられたカム(29)、(1a)〜(1f)と、該カム(29)、(1a)〜(1f)によってON,OFF作動されるリミットスイッチ(LS1)と、該リミットスイッチ(LS1)のON,OFF回数をカウントするカウンタ(3a)とからなっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の空気調和機。 【請求項7】 上記回転部材(38),(39)の回転数を検出する回転数検出手段を備え、該回転数検出手段が、上記回転部材(38),(39)に設けられた磁気発生部(50)と、該磁気発生部(50)に対応してON,OFF作動されるリードスイッチ(LS2)と、該リードスイッチ(LS2)のON,OFF回数をカウントするカウンタ(3a)とからなっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の空気調和機。 【請求項8】 上記回転部材(38),(39)の回転数を検出する回転数検出手段を備え、該回転数検出手段が、上記回転部材(38),(39)に設けられた磁気発生部(50),(50)・・・と、該磁気発生部(50),(50)・・・の磁気を検知して出力を発生する磁気センサ(51),(52)と、該磁気センサ(51),(52)からの出力発生回数をカウントするカウンタ(3a)とからなっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の空気調和機。 【請求項9】 上記回転部材(38),(39)の回転数を検出する回転数検出手段を備え、該回転数検出手段が、上記回転部材(39)の軸方向に設けられた穴(60),(60)・・・と、該穴(60),(60)・・・を通して発光部(71)からの光を受光部(72)で受光する光センサ(70)と、該光センサ(70)の受光部(72)からの出力発生回数をカウントするカウンタ(3a)とからなっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この出願の発明は、空気吸込グリル又は天井パネルの昇降を可能とした空気調和機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に天井設置型の空気調和機は、天井部に設置された本体ケーシングの内部に、熱交換器、ドレンパン、送風機、モータ、導風板等を配置して形成され、上記本体ケーシングには、その下部側開口面を覆う天井パネルが着脱自在に装着されている。そして、該天井パネルの中央部には空気吸込み口が形成されている一方、この空気吸込み口の外周部には空気吹出し口が形成されている。また、上記空気吸込み口には格子状の空気吸込グリルが嵌合され、そのケーシング内背後に位置して空気清浄化用のフィルタユニットが着脱自在に係止されている。 【0003】そして、ファンモータによって上記送風機を駆動すると、室内の空気が、上記空気吸込み口の空気吸込グリル部からフィルタユニットを通り、上記導風板により案内されて当該送風機のファン内に吸入されて空気吹出口方向に付勢される。次いで、該付勢力により送風されて上記熱交換器を通過する過程で冷媒と熱交換(冷却又は加熱)されることにより、適切な温度の調和空気となって上記空気吹出し口から再び室内に吹き出される。 【0004】ところで、上記のような空気調和機の運転を長期に亘って継続すると、上記フィルタユニットのフィルタエレメントは捕捉された塵埃によって次第に目詰まりを発生し、通風抵抗が増大するとともに空気調和機の空調能力が低下する。そこで、上記フィルタユニットのフィルタエレメントが目詰まり状態となる度に、例えば作業者が脚立の上に上るなどして、先ず上記天井パネル又は空気吸込グリルを取り外し、その後、さらに上記フィルタユニットを取り出して洗浄するか、又は場合によって新たなフィルタユニットに交換する必要がある。 【0005】しかし、このような方法によるフィルタユニットの洗浄、交換には多大の手数及び時間を要するのみならず、上記天井パネルや空気吸込グリルの着脱作業は、上述のように脚立上などでの高所作業になるため非常に面倒である。 【0006】そこで、最近では、例えば上記のように天井部に設置された空気調和機本体の空気吸込グリルあるいは天井パネルを、モータによって回転駆動されるプーリを介して任意に巻き取りあるいは巻き戻されるワイヤーロープ等の吊り下げ部材で昇降させることができるように着脱自在に装着するとともに、上記吊り下げ部材の繰り出し長を検出する繰り出し長検出手段と、上記繰り出し長検出手段によって検出された上記吊り下げ部材の繰り出し長と所定の目標昇降位置との比較結果に基づいて、上記モータプーリ部の巻き取り、巻き戻しあるいは停止動作をリモート制御することができる昇降制御手段とを設けることによって、例えばリモートコントローラによる床面上からの簡単なスイッチ操作で上記空気吸込グリルあるいは天井パネルを天井部から床面上の所定作業位置まで自由に昇降させることができるようにしたものが提案されるようになっている(例えば特願平9−149056号の明細書および図面等参照)。 【0007】このような昇降装置を備えた構成によれば、空気吸込グリルあるいは天井パネルを吊り下げるワイヤーロープ等の吊り下げ部材をモータおよびプーリによって任意に巻き取りあるいは巻き戻すことにより天井パネルあるいは空気吸込グリルを任意に昇降できるので、作業者が天井部まで上る必要がなくなるとともに、その場合の上記吊り下げ部材の繰り出し長が、上述のように繰り出し長検出手段によって検出されるようになっており、上記天井パネル又は空気吸込グリルが目的とする停止位置に至ったことを、上記吊り下げ部材の繰り出し長の検出値に基づいて判定することができる。したがって、上記天井パネル又は空気吸込グリルが例えば障害物などに当たって、現実には目的とする位置まで下降あるいは上昇していないにも拘わらず、停止位置に至ったと誤判定するようなことも回避される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先願の空気調和機における吊り下げ部材の繰り出し長検出手段では、例えば磁気センサや光センサを採用する一方、上記吊り下げ部材の途中に磁気材料部や光反射部を所定の間隔を保って設け、それらのセンサ部通過時における検知信号出力(パルス)をカウンタでカウントすることによって、繰り出し長を検出するように構成されている。 【0009】したがって、該構成の場合には、ワイヤーロープ等の吊り下げ部材に磁気材料部を付設したり、反射面を形成するために吊り下げ部材そのものをリボン状に形成する必要があるなど、特殊な加工、構造を必要とし、繰り出し、巻取り機構の構造自体を複雑にするなど関連する機構にも制約を与える問題がある。その結果、装置のコストも高くなる。 【0010】この出願の各発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、上記空気吸込グリル又は天井パネル吊り下げ部材の経路途中に該吊り下げ部材の下降又は上昇等実際の移動量に対応して回転する回転部材を設け、該回転部材の回転数に基いて上記空気吸込グリル又は天井パネル吊り下げ部材の繰り出し又は巻き取り長を検出するか、又はその移動を停止させるようにすることにより、通常の吊り下げ部材の構造を変えることなく、簡単な構成で低コストに繰り出し又は巻き取り長を検出し、又その移動状態を制御できるようにした空気調和機を提供することを目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】この出願の各発明は、該目的を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を備えて構成されている。 【0012】(1) 請求項1の発明この発明の空気調和機は、繰り出し又は巻き取り手段24から延設された空気吸込グリル22又は天井パネル21を吊り下げるための吊り下げ部材27の上記繰り出し又は巻き取り手段24から上記空気吸込グリル22又は天井パネル21に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材28、38,39を備え、該回転部材28、38,39の回転数に基いて、上記空気吸込グリル22又は天井パネル21吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り長を検出するように構成されている。 【0013】したがって、例えばモータプーリ等吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段24から上記回転部材28、38,39までの繰り出し量如何に拘わらず、実際に上記回転部材28、38,39を経て下方に繰り出された空気吸込グリル22又は天井パネル21の位置に対応した繰り出し長のみが、上記回転部材28、38,39の回転によって正確に検出されるようになり、上記吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段24から上記回転部材28、38,39までの間の緩み、上記回転部材28、38,39から下方側位置での何らかの障害物に対する衝突等が生じたとしても、それらの影響を受けることなく、確実かつ正確に実際の空気吸込グリル22又は天井パネル21の位置を判定することができる。 【0014】巻取りの場合にも同様である。 【0015】(2) 請求項2の発明この発明の空気調和機は、繰り出し又は巻き取り手段24から延設された空気吸込グリル22又は天井パネル21を吊り下げるための吊り下げ部材27の上記繰り出し又は巻き取り手段24から上記空気吸込グリル22又は天井パネル21に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材28、38,39を備え、該回転部材28、38,39の回転数に基いて、上記繰り出し又は巻き取り手段24を停止するように構成されている。 【0016】したがって、例えばモータプーリ等吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段24から上記回転部材28、38,39までの繰り出し量如何に拘わらず、実際に上記回転部材28、38,39を経て下方に繰り出された空気吸込グリル22又は天井パネル21の位置に対応した繰り出し長のみが、上記回転部材28、38,39の回転によって正確に検出されるようになり、上記吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段24から上記回転部材28、38,39までの間の緩み、上記回転部材28、38,39から下方側位置での何らかの障害物に対する衝突等が生じたとしても、それらの影響を受けることなく、確実かつ正確に実際の空気吸込グリル22又は天井パネル21の位置を判定して、上記繰り出し又は巻き取り手段24を停止させることができる。 【0017】巻取りの場合にも同様である。 【0018】(3) 請求項3の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1又は2の発明の構成における上記吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段から空気吸込グリル22又は天井パネル21に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材28が、遊動回転ローラ28よりなり、該遊動回転ローラ28を介して下方に空気吸込グリル22又は天井パネル21を吊り下げ支持している。 【0019】したがって、上記遊動回転ローラ28は、そのローラ部が上記吊り下げ部材27を介して空気吸込グリル22又は天井パネル21の重量支持作用を果たすようになり、空気吸込グリル22または天井パネル21の重量による吊り下げ部材27とローラ部相互の接触圧によって該遊動回転ローラ28から空気吸込グリル22又は天井パネル21までの吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り量と遊動回転ローラ28の回転量とがスベリなく対応したものとなり、遊動回転ローラ28の回転量から吊り下げ部材27の正確な繰り出し又は巻き取り長、すなわち空気吸込グリル22又は天井パネル21の正確な昇降位置が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0020】(4) 請求項4の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1又は2の発明の構成における上記吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段から空気吸込グリル22又は天井パネル21に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材28が、その外周面に上記吊り下げ部材27を少なくとも1回巻回した後、下方に空気吸込グリル22又は天井パネル21を吊り下げ支持した遊動回転ローラ28よりなっている。 【0021】したがって、上記遊動回転ローラ28は、その外周面に吊り下げ部材27が少なくとも1回分巻回されていることから、該遊動回転ローラ28のローラ部が、実質的にワイヤーロープ等吊り下げ部材27を介して空気吸込グリル22又は天井パネル21の重量支持作用を果たすようになり、該遊動回転ローラ28から空気吸込グリル22又は天井パネル21までのワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り量と該遊動回転ローラ28の回転量とが、より確実にスベリなく対応したものとなり、遊動回転ローラ28の回転量からワイヤーロープ等吊り下げ部材27の正確な繰り出し又は巻き取り長、すなわち空気吸込グリル22又は天井パネル21の正確な昇降位置が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0022】(5) 請求項5の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1又は2の発明の構成における上記吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り手段24から空気吸込グリル22又は天井パネル21に至る経路の途中における移動量に対応して回転する回転部材38,39が、繰り出し又は巻き取り手段24から延設された吊り下げ部材27を、その係合部間に挟圧した状態で支持ガイドする相互に係合して回転する一対の遊動回転ローラ38,39よりなり、それらの内の何れか一方の遊動回転ローラ38を介して、下方に空気吸込グリル22又は天井パネル21を吊り下げ支持するようになっている。 【0023】したがって、上記一方側遊動回転ローラ38は、そのローラ部が、実質的に吊り下げ部材27を介して空気吸込グリル22又は天井パネル21の重量支持作用を果たすようになるとともに、該一方側遊動回転ローラ38から上記空気吸込グリル22又は天井パネル21までの吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り量と該一方側遊動回転ローラ38の回転量とが他方側遊動回転ローラ39との係合圧力によりスベリなく対応したものとなり、上記一方側又は他方側何れかの遊動回転ローラ38,39の回転数から上記吊り下げ部材27の正確な繰り出し又は巻き取り長、すなわち空気吸込グリル22又は天井パネル21の正確な昇降位置が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0024】(6) 請求項6の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1,2,3,4又は5の発明の構成における回転部材28、38,39の回転数を検出する回転数検出手段が設けられ、該回転数検出手段が、上記回転部材28、38,39に設けられたカム29、1a〜1fと、該カム29、1a〜1fによってON,OFF作動されるリミットスイッチLS1と、該リミットスイッチLS1のON,OFF回数をカウントするカウンタ3aとからなっている。 【0025】したがって、上述のように吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り移動に対応して上記回転部材28、38,39が回転すると、それに対応してカム29、1a〜1fが回転し、リミットスイッチLS1をON,OFF作動させる。そして、カウンタ3aが、そのON,OFF回数をカウントすることによって回転数が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0026】(7) 請求項7の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1,2,3,4又は5の発明の構成における回転部材38,39の回転数を検出する回転数検出手段が設けられ、該回転数検出手段が、上記回転部材38,39に設けられた磁気発生部50と、該磁気発生部50に対応してON,OFF作動されるリードスイッチLS2と、該リードスイッチLS2のON,OFF回数をカウントするカウンタ3aとからなっている。 【0027】したがって、上述のように吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り移動に対応して上記回転部材38,39が回転すると、それに対応して磁気発生部50が回転し、リードスイッチLS2をON,OFF作動させる。そして、カウンタ3aが、そのON,OFF回数をカウントすることによって回転数が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0028】(8) 請求項8の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1,2,3,4又は5の発明の構成における回転部材38,39の回転数を検出する回転数検出手段が設けられ、該回転数検出手段が、上記回転部材38,39に設けられた磁気発生部50,50・・・と、該磁気発生部50,50・・・の磁気を検知して出力を発生する磁気センサ51,52と、該磁気センサ51,52からの出力発生回数をカウントするカウンタ3aとからなっている。 【0029】したがって、上述のように吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り移動に対応して上記回転部材38,39が回転すると、それに対応して磁気発生部50,50・・・が回転し、対応する磁気センサ51,52が磁気を検知して出力を発生する。そして、カウンタ3aが、その出力の発生回数をカウントすることによって回転数が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0030】(9) 請求項9の発明この発明の空気調和機は、上記請求項1,2,3,4又は5の発明の構成における回転部材38,39の回転数を検出する回転数検出手段が設けられ、該回転数検出手段が、上記回転部材39の軸方向に設けられた穴60,60・・・と、該穴60,60・・・を通して発光部71からの光を受光部72で受光する光センサ70と、該光センサ70の受光部72からの出力発生回数をカウントするカウンタ3aとからなっている。 【0031】したがって、上述のように吊り下げ部材27の繰り出し又は巻き取り移動に対応して中間回転部材39が回転すると、それに対応して軸方向の穴60,60・・・も回転し、該穴60,60・・・を通して発光部71からの光が受光部72に達し、受光部71から出力が発生する。そして、カウンタ3aが、その出力の発生回数をカウントすることによって回転数が検出され、また繰り出し又は巻き取り手段24が停止される。 【0032】 【発明の効果】以上の結果、この出願の各発明の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0033】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0034】(2) 昇降時における空気吸込グリル又は天井パネルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0035】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0036】 【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、図1〜図5を参照して、この出願の発明の実施の形態1に係る空気調和機の構成について詳細に説明する。 【0037】先ず図1は、本実施の形態の例えば空気吸込グリル昇降制御装置が搭載された天井埋設型空気調和機の天井パネル部の上面図、図2は、同断面図である。 【0038】すなわち、先ず符号21は天井パネルであり、該天井パネル21は、天井部18内に埋設された方形のカセット型本体ケーシング10の下部開口面に対し、略天井部18面に沿う状態で取外し可能に一体化されている。また22は、該天井パネル21の中央部に形成された方形の空気吸込口20の空気吸込グリル嵌合口部16に着脱自在に嵌合された方形の空気吸込グリルである。また19は、天井パネル21の外周部に形成された空気吹出口である。そして、上記天井パネル21の内側には、図1及び図2に示すように、その左右両側重心部分に位置してワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27の繰り出し長検出ローラ28,28が、また対角方向コーナ部にはそれらに対応したモータ25,25が左右対称に配設されている。このモータ25,25の回転軸23,23には、ドラム構造のプーリ24,24が固定されており、該プーリ24,24は、上記モータ25,25によって所定の速度で正逆両方向に任意に回転駆動されるようになっている。 【0039】そして、同プーリ24,24の外周面には、それぞれワイヤロープ等吊り下げ部材27,27の一端が取り付けられ、空気吸込グリル22を昇降させるのに必要な所定長さ分だけ巻きつけられている。他方、同ワイヤロープ等吊り下げ部材27,27の他端は、上記繰り出し長検出ローラ28,28方向に延び、その外周面に1回巻回された後に下方に延びて、上記空気吸込グリル22の左右両側中央の重心部に連結されることによって、空気吸込グリル22が水平な状態で吊り下げられるようになっている。したがって、上記空気吸込グリル22は、例えば上記モータ25,25の駆動によるプーリ24,24の左方向への回転によってワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27が図示(b)方向に巻き取られて上昇し、右方向への回転によってワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27が図示(a)方向に繰り出されて下降する。 【0040】一方、その場合において、上記繰り出し長検出ローラ28,28は、後述するように、回転数検出手段であるカム29,29およびリミットスイッチLS1、制御ユニット3側のカウンタ部3aとともにその回転数から上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し長を検出する繰り出し長検出手段31を構成しており、カム29,29の回転により作動するリミットスイッチLS1のON,OFFパルスを空気吸込グリル昇降制御手段である制御ユニット3側のカウンタ部3aに入力するようになっている。また、上記天井パネル21の空気吸込グリル嵌合口部16の上部には、上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27の巻き取り作用によって上記空気吸込グリル22が上記天井パネル21の空気吸込グリル嵌合口部16内に正しく収納された場合にON信号を出力して、上記モータ25,25を自動的に停止させるリミットスイッチ33が取り付けられている。 【0041】他方、上記空気吸込グリル22は、上記モータ25,25によりプーリ24,24を右方向に回転させて、上記繰り出し長検出ローラ28から下方に上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27を繰り出すことによって自動的に下降されるが、その場合にも、上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27の繰り出し長を上記繰り出し長検出手段31で検出することによって、当該空気吸込グリル22が下方側床面上の所定の目標停止位置に至ったことを判定して上記モータ25,25を自動的に停止させるようになっている。 【0042】次に、該作用を果すワイヤーロープ等吊り下げ部材27,27の繰り出し長検出手段31部分の具体的な構成について、図3〜図5を参照して説明する。 【0043】今図3〜図5は、上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し長検出機能としてワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し時の移動量に応じた上記繰り出し長検出ローラ28の回転量(回転数)と該繰り出し長検出ローラ28の回転量に対応したカム29の回転量により、該カム29のカム面29aを介してON,OFF作動するリミットスイッチLS1のON,OFF回数のカウントによる検出システムを用いた場合の構成例を示す。 【0044】この場合には、上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27として、汎用部品である例えば断面円形の可撓性の高い一般的な樹脂製ワイヤロープを使用している。そして、該樹脂製のワイヤロープよりなる吊り下げ部材27を上記繰り出し長検出ローラ28の外周面上を1回分巻回させた上で下方に繰り出させることにより、可能な限りワイヤーロープ等吊り下げ部材27との間でスベリを生じさせることなく繰り出し長検出ローラ28を回転させるようにし、その側部に一体に設けた扇形のカム29のカム面29aによってリミットスイッチLS1の作動ロッド15を半径方向に揺動させてリミットスイッチLS1をON,OFFさせ、そのON,OFF回数を制御ユニット3側のカウンタ3aでカウントすることによって、上記ワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し長(又は巻き取り長)を正確に検出するようになっている。 【0045】なお、図3および図4中の符号14はプーリーカバー、4は繰り出し長検出ローラ取付ブラケット、5はローラ支持軸、28aはローラカバーである。 【0046】したがって、以上のような構成のワイヤーロープ等空気吸込グリル吊り下げ部材27の繰り出し長検出手段31によると、汎用的に使用されている通常の樹脂製ワイヤーロープを吊り下げ部材27に採用して、ドラム構造の繰り出し長検出ローラ28の外周に巻回させた後、下方に繰り出し、空気吸込グリル22を吊り下げるだけで、後は一般的なカム29とリミットスイッチLS1のみで、簡単に構成することができる。 【0047】そのため、ワイヤーロープ等吊り下げ部材27に特殊な加工を施したり、リボン状に形成する必要もなく、それに対応して繰り出し、巻き取り機構を複雑にするようなこともなくなる。その結果、低コストにもなる。 【0048】以上の結果、上記の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0049】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0050】(2) 昇降時における空気吸込グリルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0051】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0052】(変形例)なお、以上の構成では、遊動回転ローラである繰り出し長検出ローラ28に吊り下げ部材27を1回分巻成することにより、可及的にスベリをなくするようにしたが、これは必ずしも必須の要件ではなく、例えば水平方向上方から垂直方向下方への巻き掛け角90°程度の通常のロープ・ローラ係合構成であっても略同様の作用を得ることができる。 【0053】(実施の形態2)次に、図6および図7は、上記同様の空気吸込グリル昇降制御装置を備えた、この出願の発明の実施の形態2に係る空気調和機の構成を示している。 【0054】この実施の形態では、上記実施の形態1のワイヤーロープ等吊り下げ部材繰り出し長検出手段31の構成における繰り出し長検出ローラ28に代えて、例えば図6および図7に示すように、対応する繰り出し長検出ローラ38をその外周面にV溝38aを有するディスク状のもので形成するとともに、該V溝38aを有する繰り出し長検出ローラ38に対して上記V溝38a内に嵌合する凸条39aを外周面に備えたディスク状の押圧ガイドローラ39を引張バネ40,40を介して係合させるようにし、上記同様のプーリ24側から繰り出されたワイヤーロープ等吊り下げ部材27を、それら2つのローラ38,39の間を通して下方に繰り出させるようにすることによって、実施の形態1のようにワイヤーロープ等吊り下げ部材27を繰り出し長検出ローラ38に巻回しなくてもワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し量と繰り出し長検出ローラ38の回転量とが確実に対応するようにし、その上で上記繰り出し長検出ローラ38の側部に側方に突出し、かつ放射方向に等間隔で延びた複数のリブ状のカム1a〜1fを設けて、上述の場合と同様のリミットスイッチLS1をON,OFFさせるようにしている。 【0055】この場合にも、上記の場合と同様に、空気吸込グリル22の吊り下げ部材27として、例えば断面円形の一般的な樹脂製ワイヤを使用している。そして、該構成のワイヤーロープ等吊り下げ部材27を上記のように押圧ガイドローラ39と繰り出し長検出ローラ38との間を通して引張バネ40,40による圧力を加えて繰り出させることにより、スベリなく繰り出し長検出ローラ38を回転させ、その側部に設けた上記複数のリブ状のカム1a〜1fによって上記リミットスイッチLS1を分解能高くON,OFFさせ、そのON,OFF回数を制御ユニット3側のカウンタ3aでカウントすることによって、正確に、その繰り出し長を検出するようになっている。 【0056】したがって、以上のような構成のワイヤーロープ等空気吸込グリル吊り下げ部材27の繰り出し長検出手段31によっても、上述の実施の形態1のものと同様に、汎用的に使用されている通常の樹脂製ワイヤーロープを吊り下げ部材27に採用して、ディスク構造の繰り出し長検出ローラ38と押圧ガイドローラ39の間を通して下方に繰り出し、空気吸込グリル22を吊り下げるだけで、後は一般的なリブ状のカム1a〜1fとリミットスイッチLS1のみで、簡単に構成することができる。 【0057】そのため、ワイヤーロープ等吊り下げ部材27に特殊な加工を施したり、リボン状に形成する必要もなく、それに対応して繰り出し、巻き取り機構を複雑にするようなこともなくなる。その結果、低コストにもなる。 【0058】以上の結果、上記の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0059】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0060】(2) 昇降時における空気吸込グリルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0061】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0062】(変形例)なお、以上の構成では、カム1a〜1fを検出ローラ38側に設け、それにリミットスイッチLS1を対応させるようにしたが、これは例えば押圧ガイドローラ39側に設けるようにしても同様の目的を達成することができることは言うまでもない。 【0063】(実施の形態3)次に、図8は、上記同様の空気吸込グリル昇降制御装置を備えた、この出願の発明の実施の形態3に係る空気調和機の構成を示している。 【0064】この実施の形態では、上記実施の形態2のワイヤーロープ等吊り下げ部材繰り出し長検出手段31の構成における繰り出し長検出ローラ38の複数のリブ状のカム1a〜1fに代えて、例えば図8に示すように、上記実施の形態2のものと同様の繰り出し長検出ローラ38の外周部1ケ所に磁気発生部であるマグネット部50を設けて、対応するリードスイッチLS2をON,OFFさせるようにしている。 【0065】この場合にも、上記実施の形態2の場合と同様に、空気吸込グリル22の吊り下げ部材27として、例えば断面円形の一般的な樹脂製ワイヤを使用している。そして、該構成のワイヤーロープ等吊り下げ部材27を前述の図6および図7のように押圧ガイドローラ39と繰り出し長検出ローラ38との間を通して引張バネ40,40による圧力を加えて図示(a)方向に繰り出させることにより、スベリなく繰り出し長検出ローラ38を回転させる一方、その外周部に設けたマグネット部50によって上記リードスイッチLS2をON,OFFさせ、そのON,OFF回数を制御ユニット3側のカウンタ3aでカウントすることによって、正確に、その繰り出し長を検出するようになっている。 【0066】したがって、このような構成のワイヤーロープ等空気吸込グリル吊り下げ部材27の繰り出し長検出手段31によっても、上述の実施の形態2のものと同様に、汎用的に使用されている通常の樹脂製ワイヤーロープを吊り下げ部材27に採用して、ディスク構造の繰り出し長検出ローラ38と押圧ガイドローラ39の間を通して下方に繰り出し、空気吸込グリル22を吊り下げるだけで、後は繰り出し長検出ローラ38に設けた一般的なマグネット部50とそれに対応するリードスイッチLS2のみで、簡単に構成することができる。 【0067】そのため、ワイヤーロープ等吊り下げ部材27に特殊な加工を施したり、リボン状に形成する必要もなく、それに対応して繰り出し、巻き取り機構を複雑にするようなこともなくなる。その結果、低コストにもなる。 【0068】以上の結果、上記の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0069】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0070】(2) 昇降時における空気吸込グリルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0071】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0072】(変形例)なお、以上の構成では、マグネット部50を検出ローラ38側に設け、それにリードスイッチLS2を対応させるようにしたが、これは例えば押圧ガイドローラ39側に設けるようにしても同様の目的を達成することができることは言うまでもない。 【0073】(実施の形態4)次に、図9は、上記同様の空気吸込グリル昇降制御装置を備えた、この出願の発明の実施の形態4に係る空気調和機の構成を示している。 【0074】この実施の形態では、上記実施の形態3のワイヤーロープ等吊り下げ部材繰り出し長検出手段31の構成における繰り出し長検出ローラ38のマグネット部50を、図9に示すように、その周方向に複数部設置して分解能を向上させるとともに、リードスイッチLS2に代えて磁気ピックアップ51を備えた磁気センサ52を設けて、上述の場合と略同様の磁気検知出力をカウンタに取り込んでカウントするようにしている。 【0075】そして、この場合にも、上記実施の形態2の場合と同様に、空気吸込グリル22の吊り下げ部材27として、例えば断面円形の一般的な樹脂製ワイヤを使用している。そして、該構成のワイヤーロープ等吊り下げ部材27を図6および図7のように押圧ガイドローラ39と繰り出し長検出ローラ38との間を通して引張バネ40,40による圧力を加えて繰り出させることにより、スベリなく繰り出し長検出ローラ38を回転させ、上記のように、その外周部に設けた複数のマグネット部50,50・・・によって磁気センサ52の出力をH又はL状態に変化させ、そのH又はL出力パルスを制御ユニット3側のカウンタ3aでカウントすることによって、正確に、その繰り出し長を検出するようになっている。 【0076】したがって、このような構成のワイヤーロープ等空気吸込グリル吊り下げ部材27の繰り出し長検出手段31によっても、上述の実施の形態2のものと同様に、汎用的に使用されている通常の樹脂製ワイヤーロープを吊り下げ部材27に採用して、ディスク構造の繰り出し長検出ローラ38と押圧ローラ39の間を通して下方に繰り出し、空気吸込グリル22を吊り下げるだけで、後は一般的なマグネット部50,50・・・の設置と磁気センサ52の設置のみで、簡単に構成することができる。 【0077】そのため、ワイヤーロープ等吊り下げ部材27に特殊な加工を施したり、リボン状に形成する必要もなく、それに対応して繰り出し、巻き取り機構を複雑にするようなこともなくなる。その結果、低コストにもなる。 【0078】以上の結果、上記の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0079】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0080】(2) 昇降時における空気吸込グリルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0081】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0082】(変形例)なお、以上の構成では、マグネット部50,50・・・を検出ローラ38側に設け、それに磁気センサ52を対応させるようにしたが、これは例えば押圧ガイドローラ39側に設けるようにしても同様の目的を達成することができることは言うまでもない。 【0083】(実施の形態5)次に、図10および図11は、上記同様の空気吸込グリル昇降制御装置を備えた、この出願の発明の実施の形態5に係る空気調和機の構成を示している。 【0084】この実施の形態では、上記実施の形態2の場合と同様に、上記実施の形態1のワイヤーロープ等吊り下げ部材繰り出し長検出手段31の構成における繰り出し長検出ローラ28に代えて、図10に示すように、対応する繰り出し長検出ローラ38をその外周面にV溝38aを有するディスク状のもので形成するとともに、該V溝38aを有する繰り出し長検出ローラ38に対して上記V溝38a内に嵌合する凸条39aを外周面に備えたディスク状の押圧ガイドローラ39を引張バネ40,40を介して係合させるようにし、上記同様のプーリ24側から繰り出されたワイヤーロープ等吊り下げ部材27を、それら2つのローラ38,39の間を通して挟圧状態で下方に繰り出させるようにすることによって、実施の形態1のようにワイヤーロープ等吊り下げ部材27を繰り出し長検出ローラ38に巻回しなくてもワイヤーロープ等吊り下げ部材27の繰り出し量と繰り出し長検出ローラ38の回転量とが確実に対応するようにしている。しかし、実施の形態2のように、上記繰り出し長検出ローラ38の側部に側方に突出し、かつ放射方向に等間隔で延びた複数のリブ状のカム1a〜1fを設けて、リミットスイッチLS1をON,OFFさせるのではなく、上記押圧ガイドローラ39の外周部の周方向に複数の穴60,60・・・を設け、その両側に発光部71と受光部72を対向させた光センサ70を設けて、光学的にH又はL出力を得るようにしている。 【0085】この場合にも、上記実施の形態2〜4の場合と同様に、空気吸込グリル22の吊り下げ部材27として、例えば断面円形の一般的な樹脂製ワイヤを使用している。そして、該構成のワイヤーロープ等吊り下げ部材27を上記のように押圧ガイドローラ39と繰り出し長検出ローラ38との間を通して引張バネ40,40による圧力を加えて繰り出させることにより、スベリなく繰り出し長検出ローラ38および押圧ガイドローラ39を回転させ、押圧ガイドローラ39の外周部に設けた複数の穴60,60・・・を介して光センサ70の発光部71からの光を受光部72に受光させ、その受光信号出力のH又はLを制御ユニット3側のカウンタ3aでカウントすることによって、正確に、その繰り出し長を検出するようになっている。 【0086】したがって、以上のような構成のワイヤーロープ等空気吸込グリル吊り下げ部材27の繰り出し長検出手段31によっても、上述の実施の形態1〜4のものと同様に、汎用的に使用されている通常の樹脂製ワイヤーロープを吊り下げ部材27に採用して、ディスク構造の繰り出し長検出ローラ38と押圧ローラ39の間を通して下方に繰り出し、空気吸込グリル22を吊り下げるだけで、後は一般的な押圧ガイドローラ39の穴60,60・・・と発光部71および受光部72を備えた光センサ70のみで、簡単に構成することができる。 【0087】そのため、ワイヤーロープ等吊り下げ部材27に特殊な加工を施したり、リボン状に形成する必要もなく、それに対応して繰り出し、巻き取り機構を複雑にするようなこともなくなる。その結果、低コストにもなる。 【0088】以上の結果、上記の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。 【0089】(1) 全体構成、部品構造共に簡単になり、コストが低減される。 【0090】(2) 昇降時における空気吸込グリルの位置を常時正確に特定することができるようになるので、下降位置、上昇位置共に設定位置通りへの制御が可能になる。また途中における障害物に対する衝突検知にも利用することができる。 【0091】(3) 吊り下げ部材巻き取り時の左右巻き取り量のバラツキをも吸収調整することができる。 【0092】(変形例)なお、以上の構成では、光透過用の穴60,60・・・を押圧ガイドローラ39側に設け、それに光センサ70を対応させるようにしたが、これは例えば検出ローラ38側に設けるようにしても同様の目的を達成することができることは言うまでもない。 【0093】(その他の実施の形態)以上の各実施の形態では、何れも天井パネル21を固定し、空気吸込グリル22を可動にして、昇降制御するようにしたが、同様の制御は、天井パネル21自体を可動構造にして昇降制御するようにしても全く同様に実現することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002853 【氏名又は名称】ダイキン工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月16日(1998.10.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075731 【弁理士】 【氏名又は名称】大浜 博
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| 【公開番号】 |
特開2000−121145(P2000−121145A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−295055 |
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