| 【発明の名称】 |
床下空調システム |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 猛
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| 【要約】 |
【課題】フリーアクセスフロアを有する部屋の床面積を有効利用する。
【解決手段】フリーアクセスフロア20の床下空間26にエアハンドリングユニット18を設けたので、床面積を有効に利用でき、局所空調も容易に行うことが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上床と下床の二重構造を持つフリーアクセスフロアを有する部屋の空調システムにおいて、前記フリーアクセスフロアの床下空間にエアハンドリングユニットを設け、前記エアハンドリングユニットで空調した空調空気を前記フリーアクセスフロアの上床から吹き出すようにしたことを特徴とする床下空調システム。 【請求項2】 前記エアハンドリングユニットは、送風機とフィルタと、ドライコイルを備えたことを特徴とする請求項1の床下空調システム。 【請求項3】 前記エアハンドリングユニットへの空気の吸い込みは、前記部屋の壁面に風路を形成する間仕切り壁を設け、前記風路を介して吸い込むことを特徴とする請求項1の床下空調システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は部屋の空調を行う床下空調システムに係り、特にフリーアクセスフロアを有する部屋の床下空調システムに関する。 【0002】 【従来の技術】通常電算機室等に用いられる上床と下床の二重構造を持つフリーアクセスフロアは、上床が剥がしやすい構造になっていて上床と下床の間の空間に設置されているダクトに通っている電算機の配線変更等が容易に行えるようになっている。このフリーアクセスフロアの上床と下床の間の空間は、前記電算機室の空調空気の給気、換気のチャンバとしても利用されている。 【0003】図3に、従来のフリーアクセスフロア60を有する部屋50の断面を示し、従来の空調システムを説明する。壁52、52に囲まれた部屋50のフリーアクセスフロア(上床)60と下床67の間には床下空間66が設けられており、配線空間や部屋の空調空気の給気、換気チャンバとして利用している。部屋50の内部の空気は、エアハンドリングユニット58、58…の空気取入口54、54…から吸気されて、エアハンドリングユニット58、58…の内部で空調された後に、床下空間66を通って吹き出し口68から部屋50に供給される。 【0004】また図示はしていないが、複数のエアハンドリングユニット58、58…を別の部屋に置いて、ダクトでエアハンドリングユニット58、58…と部屋50をつないで空調を行うという方法もある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のフリーアクセスフロアを有する部屋の空調システムでは、壁に沿って複数設置されているエアハンドリングユニットの占有面積が広いため、このエアハンドリングユニットが邪魔となって、部屋の床面積を有効に使用できないという欠点があった。また、エアハンドリングユニットを別の部屋に置いてダクトでエアハンドリングユニットと部屋をつなぐ方法においても、別の部屋に於けるエアハンドリングユニットの占有に伴う使用可能な床面積の減少が欠点となっていた。 【0006】また集中して空調空気が必要な場所に局所空調を行おうとすると、周囲をエアハンドリングユニットに占有されてしまって空調対象物が自由に設置できないという不具合があった。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、フリーアクセスフロアを有する部屋の空調システムに於いて、床面積の有効利用が可能になるとともに、必要な場所に集中して空調空気を供給可能な局所空調をも容易に可能とすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成するために、上床と下床の二重構造を持つフリーアクセスフロアを有する部屋の空調システムにおいて、前記フリーアクセスフロアの床下空間にエアハンドリングユニットを設け、前記エアハンドリングユニットで空調した空調空気を前記フリーアクセスフロアの上床から吹き出すようにしたことを特徴としている。 【0008】本発明によれば、フリーアクセスフロアの床下空間にエアハンドリングユニットを設け、前記エアハンドリングユニットで空調した空調空気を前記フリーアクセスフロアの上床から吹き出すようにしたので床面積を有効に利用でき、局所空調も容易に行うことが可能となる。本発明は前記目的を達成するために、前記エアハンドリングユニットは、送風機とフィルタと、ドライコイルとを備えたことを特徴としている。 【0009】本発明によれば、前記エアハンドリングユニットは、送風機とフィルタと、ドライコイルとを備えたので空気中の浮遊物を除去することができる。本発明は前記目的を達成するために、前記エアハンドリングユニットへの空気の吸い込みは、部屋の壁面に風路を形成する間仕切り壁を設け、前記風路を介して吸い込むことを特徴としている。 【0010】本発明によれば、前記エアハンドリングユニットへの空気の吸い込みは、部屋の壁面に風路を形成する間仕切り壁を設け、前記風路を介して吸い込むことにしたのでダクトを部屋から排除できるので、床面積をより有効に活用することが可能となる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係る床下空調システムの好ましい形態について説明する。図1は電子計算機室などに用いられるフリーアクセスフロア方式の部屋10に、本発明による床下空調システムを備えた例を示している。部屋10の壁12、12の内側にはもう一つの間仕切り13、13が設けられている。壁12、12と間仕切り13、13との間には壁上部空気吸い込み口15と風路16を設けてあり、部屋10の空気は風路16を通ってフリーアクセスフロア(上床)20と下床17との間の床下空間26に設置されているエアハンドリングユニット18に送る。また同様の目的で間仕切り13に壁面空気吸い込み口14と吸い込んだ空気を導くための風路16を設置しても目的は達成される。エアハンドリングユニット18に送られてきた空気はフィルタ21で徐塵された後にドライコイル22で除湿や温度調節を行い、クロスフローファン(送風機)24でフリーアクセスフロア20の床下空間26に送風される。上記エアハンドリングユニット18は必要に応じて必要な位置に複数台設置してもよい。フリーアクセスフロア20には必要に応じて吹き出し口28、28…が設けられており、エアハンドリングユニット18に於いて徐塵、除湿、温調された空気が床下空間26から部屋10の空間に排出されている。 【0012】図2には、他のエアハンドリングユニット48の形態を示す。図2ではエアハンドリングユニット48の送風に送風ファン40を使用した例である。しかし、送風機は前記クロスフローファン24や、送風ファン40に限定される物ではなく、送風の機能を持つものであれば応用可能である。また、エアハンドリングユニット48の空気取入口42をエアハンドリングユニット48の上部に開口してフリーアクセスフロア20に図示しないルーバを設けて床から直接吸気しても目的は達成される。 【0013】上記例はいずれもフィルタ21を設置した例で説明したが、フィルタ21を省いた構成とすることも考えられる。上記例ではドライコイル22を用いた例で説明したが、水配管可能な条件の部屋10であれば、ドライコイル22以外の冷媒を用いることも考えられるし、エアハンドリングユニット48に図示しないヒータや、加湿器、冷凍機を内蔵したパッケージ空調機とすることも可能である。 【0014】また、上記の例では風路16は壁12全面に設けられているが、壁12の一部にダクトのように配置することも可能である。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る床下空調システムによれば、フリーアクセスフロアの床下空間にエアハンドリングユニットを設け、前記エアハンドリングユニットで空調した空調空気を前記フリーアクセスフロアの上床から吹き出すようにしたので床面積を有効に利用でき、局所空調も容易に行うことが可能となる。 【0016】また他の発明によれば、前記エアハンドリングユニットは、送風機とフィルタと、ドライコイルとを備えたので空気中の浮遊物を除去することができる。また他の発明によれば、前記エアハンドリングユニットへの空気の吸い込みは、部屋の壁面に風路を形成する間仕切り壁を設け、前記風路を介して吸い込むことにしたのでダクトを部屋から排除できるので、床面積をより有効に活用することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005452 【氏名又は名称】日立プラント建設株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月15日(1998.10.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−121142(P2000−121142A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−294047 |
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