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【発明の名称】 容器着脱兼蓋開閉検知装置及び除湿機
【発明者】 【氏名】石井 彦弥

【氏名】池田 裕邦

【要約】 【課題】カートリッジタンクの収納を検知するとともに蓋の開閉を検知するカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知装置を提供する。

【解決手段】スイッチ5と、このスイッチ5を作動させる方向に付勢された第1作動板3と、カートリッジタンク収納部方向へ付勢され、カートリッジタンク1を収納すると、付勢に抗して押動される第2作動板4と、カートリッジタンク収納部の蓋2の開成に応じて第1作動板3を付勢に抗してスイッチ5の作動が解除される方向に誘導する連結棒11とを有するカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知装置において、蓋2を開き、カートリッジタンク1が取り出されると、蓋2を閉じて、スイッチ5を作動させる方向に第1作動板3が付勢されても、カートリッジタンク収納部方向に付勢された第2作動板4に阻止されスイッチ5を作動させ得ないような構成にする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 容器の着脱を検知するとともに該容器着脱時に開閉する蓋の開閉を検知する容器着脱兼蓋開閉検知装置において、スイッチと、回動可能に支持されるとともに前記蓋に連結され、前記蓋の開閉に伴う移動によって前記スイッチを開閉する第1作動板の移動を規制する第2作動板とを備えたことを特徴とする容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項2】 スイッチと、該スイッチを作動させる方向に付勢された第1作動板と、前記容器方向へ付勢され、容器収納時に付勢に抗して押動される第2作動板と、前記蓋の開成に応じて第1作動板を付勢に抗して前記スイッチの作動が解除されるように連結する連結手段とを有し、前記蓋を開き、前記容器が取り出されると、前記蓋を閉じて、前記スイッチを作動させる方向に第1作動板が付勢されても、前記容器方向に付勢された第2作動板に阻止されて、前記スイッチを作動させ得ないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項3】 前記蓋の開閉時に第1作動板が回動しない期間を有するように前記蓋と第1作動板とを連結したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項4】 第1作動板に設けた孔部を貫通する棒状部材の一端を前記蓋に回動自在に支持するとともに、該蓋を閉じた状態で他端を第1作動板から所定距離の位置で屈曲したことを特徴とする請求項3に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項5】 一端が前記蓋に回動自在に支持されるとともに他端が前記第1作動板に固定される前記第1作動板を付勢する力より大きな弾性力をもった連結棒を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項6】 第1連結棒の一端を前記蓋に回動自在に支持し、第2連結棒の一端を前記第1作動板に固定するとともに、前記第1連結棒の他端と前記第2連結棒の他端との間に前記第1作動板を付勢する力より大きな弾性力を有する弾性体を結合したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置。
【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載した容器着脱兼蓋開閉検知装置を搭載したことを特徴とする除湿機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器が本体に収納されているか否か、及び容器収納部の蓋の開閉を検知する容器収納兼蓋開閉検知機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】除湿機では、室内の空気から回収した水分を凝縮して貯水タンクに溜めており、その凝縮水を定期的に排出する必要がある。そのため、現在実用化されている除湿機では、貯水タンクが満水になれば、自動的に運転を止め、水を排出すると、再び運転を開始できるものが一般的である。
【0003】また、貯水タンクを本体に着脱容易にしたカートリッジタンクとしているものがある。このカートリッジタンクを収納する部分には蓋を設け、この蓋の開閉によってカートリッジタンクを出し入れし、凝縮水の排出を随時行うことができるようになっている。カートリッジタンクを取り出す際に、カートリッジタンク内に溜まった水をこぼすことのないようにカートリッジタンク側に弁が設けられ、蓋を開けると、その弁が閉じるようになっている。
【0004】また、蓋側に設けられた給水口にも弁があり、蓋が開きはじめてカートリッジタンクより離れると、この弁が閉じる機構(特開平1−269816号公報)も備えている。尚、吸水口の弁は一時的に給水を止めるもので、長時間給水を止めるような機構には適さない。さらに、凝縮水をポンプで汲み上げてカートリッジタンクに導くため、蓋が十分開けられているときは、ポンプの動作を停止させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回収した凝縮水をカートリッジタンクに溜める除湿機の構成では、蓋が開けられているときにはポンプの動作を停止させるようにしているが、カートリッジタンクを取り外した状態で蓋を閉じてしまうと、ポンプが運転を再開してカートリッジタンクがないにもかかわらず、凝縮水がポンプにより汲み上げられ、電装部品などに水がかかり故障するという問題が生ずる。
【0006】本発明は、カートリッジタンクの収納の検知と蓋の開閉の検知の両方を行うカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知機構を提供するとともに、このカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知機構を搭載した除湿機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置は、容器の着脱を検知するとともに該容器着脱時に開閉する蓋の開閉を検知する容器着脱兼蓋開閉検知装置において、スイッチと、回動可能に支持されるとともに前記蓋に連結され、前記蓋の開閉に伴う移動によって前記スイッチを開閉する第1作動板の移動を規制する第2作動板とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置は、請求項1に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置において、スイッチと、該スイッチを作動させる方向に付勢された第1作動板と、前記容器方向へ付勢され、容器収納時に付勢に抗して押動される第2作動板と、前記蓋の開成に応じて第1作動板を付勢に抗して前記スイッチの作動が解除されるように連結する連結手段とを有し、前記蓋を開き、前記容器が取り出されると、前記蓋を閉じて、前記スイッチを作動させる方向に第1作動板が付勢されても、前記容器方向に付勢された第2作動板に阻止されて、前記スイッチを作動させ得ないようにしたことを特徴とするものである。
【0009】これらの構成によると、容器が収納されて蓋が閉じられると第1作動板が例えばスイッチを閉じる方向に回動し、蓋が開かれるとスイッチを開く方向に回動する。そして、容器が収納されずに蓋が閉じられると第2作動板により第1作動板の回動が規制され、スイッチを開いた状態が維持される。
【0010】また、請求項3に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置は、請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置において、前記蓋の開閉時に第1作動板が回動しない期間を有するように前記蓋と第1作動板とを連結したことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置は、請求項3に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置において、第1作動板に設けた孔部を貫通する棒状部材の一端を前記蓋に回動自在に支持するとともに、該蓋を閉じた状態で他端を第1作動板から所定距離の位置で屈曲したことを特徴とするものである。
【0012】これらの構成によると、蓋の開閉に伴う第1作動板の回動に一定の遊びを設けることができるので、第1作動板の回動範囲を小さくした状態で蓋の開く角度を大きくすることができる。
【0013】また、請求項5に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置は、請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置において、一端が前記蓋に回動自在に支持されるとともに、他端が前記第1作動板に固定される前記第1作動板を付勢する力より大きな弾性力をもった連結棒を有することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6に記載の容一端が前記蓋に回動自在に支持されるとともに他端が前記第1作動板に固定される前記第1作動板を付勢する力より大きな弾性力をもった連結棒を有することを特徴とする器着脱兼蓋開閉検知装置は、請求項1又は請求項2に記載の容器着脱兼蓋開閉検知装置において、第1連結棒の一端を前記蓋に回動自在に支持し、第2連結棒の一端を前記第1作動板に固定するとともに、前記第1連結棒と前記第2連結棒の他端を前記第1作動板を付勢する力より大きな弾性を有する弾性体で結合したことを特徴とするものである。
【0015】この構成によると、蓋を開くと直ちにスイッチの作動が解除され、蓋が完全に閉じるまでスイッチが開いた状態が維持される。
【0016】また、請求項7に記載の除湿機は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載した容器着脱兼蓋開閉検知装置を搭載したことを特徴とする除湿機を提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るカートリッジタンクの収納及び蓋開閉検知機構の実施の形態について、図面に従って説明する。
【0018】図9は本発明に係るカートリッジタンクの収納兼蓋開閉検知装置を搭載する除湿機の概略斜視図である。除湿機31の側端部にカートリッジタンク1が配され、蓋2によって出し入れできるようになっており、カートリッジタンクの収納兼蓋開閉検知装置30がカートリッジタンク1の側部となる除湿機31の本体側に設けられている。
【0019】<実施形態1>図1は本発明の第1の実施形態であるカートリッジタンクの収納兼蓋開閉検知装置30の要部平面図、図2は図1におけるD−D断面図であり、いずれもカートリッジタンク1がカートリッジタンク収納部に収納され、該カートリッジタンク収納部の蓋2が閉められた状態を示している。
【0020】図1において、3は基板6に軸7で回動自在に取り付けれた第1作動板であり、側面方向から見るとコの字状(図2参照)をした部材で形成されている。この第1作動板3の一端は、基板6を切り起こして形成した突起部8との間に引っ張りバネ9で連結されて付勢されているため、第1作動板3の他端が図示の如くスイッチ5のレバー10を押し上げ、スイッチ5を作動させている。
【0021】カートリッジタンク収納部の蓋2は軸13を中心にして回動して開閉する。この蓋2には掛止具12が固定されている。図7は、図1における掛止具12、連結棒11及び第1作動板3の関係を示す要部斜視図である。掛止具12の一端には連結棒11が回動自在に掛止されている。よって、蓋2の開閉に伴い連結棒11は掛止具12に誘導されて上下運動を行う。
【0022】また、第1作動板3に設けられた穴部22には、連結棒11の他端を挿入した後、蓋2を閉じた際に少し余裕をもたせた位置で折り曲げている。尚、穴部22は、加工が容易な切欠き溝であってもよい。
【0023】このようなカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知装置による蓋開閉検知機構について説明する。まず、図1の矢印Wの方向に蓋2を開け始めると、連結棒11は蓋2の動きに応じて矢印Xで示すように上方に誘導される。しかし、上述したように連結棒11の下端は第1作動板3の穴部22に貫通させた後、少し余裕を持たせて折り曲げられているので、この余裕分が遊びHとなり、蓋2が開けられても連結棒11の下端の屈曲部11aが第1作動板3に当接するまでは第1作動板3は動かず、引っ張りバネ9に付勢されスイッチ5は作動状態を保つ。この状態を図3に示している。
【0024】そして、更に蓋2を開くと、連結棒11の下端の屈曲部11aが第1作動板3に引っ掛かり、図4に示すように連結棒11の上方への移動とともに第1作動板3の一端は上方に持ち上げられるが、第1作動板3は軸7を中心にして回動するので、第1作動板3の他端は下方に下がる。この結果、スイッチ5のレバー10の押圧が解除され、スイッチ5の作動を解除する。尚、蓋2の開く角度は図3では、30°程度としているが、実際には、カートリッジタンクを出し入れする必要があるため、前記遊びHを大きくして約90°開くような構造にしている。
【0025】逆に、蓋2を閉め始めると、連結棒11は蓋2の動きに応じて下方に移動する。第1作動板3の一端は下方向に引っ張りバネ9で付勢されているので、連結棒11とともに下方に移動する。第1作動板3は軸7を中心にして回動するので、第1作動板3の他端は上方に上がり、スイッチ5のレバー10を押圧し、スイッチ5を作動させる。この位置で第1作動板3はスイッチ5のレバー10に阻止され停止する。一方、連結棒11は蓋2が完全に閉まるまで下方に移動する。このとき、第1作動板3は止まっているので、連結棒11のみ下方に移動し、これが遊びとなっている。
【0026】次に、カートリッジタンクの収納検知機構について説明する。図2に示すように、第2作動板4は基板6を切り起こして設けた突起部15に引っ張りバネ14で連結されカートリッジタンク1の方へ付勢されている。また、第2作動板4は軸17で回動自在に基板6の突起部16に取り付けられている。
【0027】基板6はカートリッジタンク収納部の壁18に接着されており、引っ張りバネ14で付勢された第2作動板4の先端部19は基板6、壁18の両方に開けられた切欠穴20を貫通してカートリッジタンク1の方向に軸17を中心にして回動しようとするが、第2作動板4の段部21が第1作動板3に接触して阻まれ、第2作動板4は停止させられる。
【0028】カートリッジタンク1を取り外すときは、まずカートリッジタンク収納部の蓋2を開ける。蓋2を開けると、上述したように連結棒11が上方に移動して第1作動板3の一端を引っ張りバネ9の付勢力に抗して持ち上げる。このとき、第1作動板3の他端、即ちスイッチ5側の端部は下がり、第2作動板4の段部21より下方になる。この状態で、カートリッジタンク1を抜き取ると、図6に示すように第2作動板4の先端部19は、段部21が基板6に当接する位置までカートリッジタンク1の収納部側に倒れ込む。
【0029】この状態で蓋2を閉じると、連結棒11による第1作動板3の一端の持ち上げが解除され、引っ張りバネ9の付勢力により、第1作動板3のスイッチ5側の端部は上方に移動しようとする。ところが、図6に示すように第2作動板4の先端部19はカートリッジタンク1の収納部側に倒れ込んだままなので、第1作動板3は第2作動板4の段部21によって阻止される。このため、図5に示すようにスイッチ5は作動しない。尚、図6は図5におけるD−D断面図である。
【0030】カートリッジタンクを収納する場合も、まず蓋2を開ける。蓋2を開けると、上述したように第1作動板3のスイッチ5側の端部は下がる。次いで、カートリッジタンク1を挿入すると、カートリッジタンク1が第2作動板4の先端部19を引っ張りバネ14の付勢力に抗して押動するので、第2作動板4の段部21は切欠穴20から離され、両者の間に隙間が形成される。そして、蓋2を閉じると、連結棒11による第1作動板3の持ち上げが解除され、引っ張りバネ9の付勢力により、第1作動板3は上記の隙間に入り込むようにして、第1作動板3のスイッチ5側の端部が上方に回動する。この結果、図1の状態に戻り、スイッチ5を作動させることができる。
【0031】つまり、カートリッジタンク1が収納され、蓋2が閉じられている状態でのみ、スイッチ5は作動する。従って、室内の空気より回収した水分をポンプにて汲み上げ貯水タンクに溜めておき、貯水タンクを取り出したときは、蓋の開閉に関わらず、ポンプの動作や除湿機の運転を停止させることができる。
【0032】さらに、カートリッジタンク(貯水タンク)にフロートスイッチを設けたり、カートリッジタンクの重量を検知して、カートリッジタンクが満水になれば、自動的に運転を止め、水が排出されれば運転を再開するような機能を付加することもできるが、これに限定されるものではない。
【0033】<実施形態2>図8は本発明の第2の実施形態であるカートリッジタンクの収納兼蓋開閉検知装置30の要部平面図であり、カートリッジタンク1がカートリッジタンク収納部に収納され、該カートリッジタンク収納部の蓋2が閉められた状態を示している。この図において、実施形態1と共通する部材には同一の符号を付している。
【0034】図8において、11b、11cはそれぞれ蓋2の掛止具12に回動自在に支持された第1連結棒、第1作動板3の掛止部23に固定された第2連結棒であり、共に第1の実施形態で用いた連結棒11の約3分の1の長さを有している。また、これらの第1及び第2連結棒11b、11cは引っ張りバネ24で結合されている。この引っ張りバネ24の弾性力は第1作動板を付勢する引っ張りバネ9より強いものとする。尚、第1及び第2の連結棒を結合する部材には引っ張りバネを用いたが、これに限られず、例えばゴム等の弾性体であればよい。更には、連結棒自体を弾性を有する部材で形成し、実施形態1と同様に1本の連結棒で蓋2と第1作動板3とを連結させる構成にしてもよい。
【0035】このようなカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知装置の蓋開閉検知機構について説明する。尚、カートリッジタンクの収納検知機構については、上述した実施形態1と実質的に変わるところがないので、ここでは説明を省略する。
【0036】まず、図8の状態から蓋2を矢印Wの方向に開けると、引っ張りバネ24の付勢力は第1作動板3を付勢する引っ張りバネ9より強いので、始めのうちは第1及び第2連結棒11b、11cが引っ張りバネ24とともに矢印Xで示すように上方に移動する。本実施形態では、第2連結棒11cを第1作動板3に固定しているので、蓋2を開く動作に伴う第1作動板3の回動に遊びがなく、蓋が開くと直ちにスイッチ5のレバー10は開き、スイッチ5の作動が解除される。
【0037】さらに蓋2を開くと、引っ張りバネ9の弾性限界を超えて伸ばしてしまい、引っ張りバネ9は弾性が失われ、バネとして機能しなくなる可能性がある。この問題を解消するため、図8に示すように基板6上に凸状の当たり止め25を第1作動板3の回動軌跡上の適切な位置に設ける。この当たり止め25を設けたことにより、蓋2を大きく開いても、軸7を中心に回動する第1作動板3のスイッチ5側の端部が当たり止め25に当接し、第1作動板3が略水平になる位置で保持されることにより、第1作動板3のそれ以上の回動が阻止されるので、第1作動板3の回動範囲を規制することができるとともに、引っ張りバネ9の伸びを弾性限界内で抑えることができる。
【0038】第1作動板3が当たり止め25に接触した後、さらに蓋2を開くと、第1及び第2連結棒11b、11cを結合する引っ張りバネ24が次第に伸びていく。尚、カートリッジタンク1を出し入れするには、蓋2を90°近く開ける必要があるため、引っ張りバネ24は十分大きな伸びにも耐えられるものとしている。
【0039】逆に、蓋2を全開の状態から閉じ始めると、引っ張りバネ24が先に縮み始め、ある程度縮むまで第1作動板3はほとんど動かず、この間スイッチ5はその作動が解除された状態が維持される。
【0040】さらに蓋2を閉じていくと、引っ張りバネ9の付勢力が作用して第1作動板3の一端は下方に移動する。第1作動板3は軸7を中心に回動するので、第1作動板3のスイッチ5側の端部は当たり止め25から離れて上方に移動し、やがて蓋2が完全に閉まる頃にスイッチ5のレバー10を押圧し、スイッチ5を作動させる。
【0041】本発明の容器着脱兼蓋開閉検知装置は除湿機について説明したが、容器を収納して蓋を閉じた状態で運転が行われるような他の装置、例えば炊飯器の蓋を閉じて、本体内に収納した後炊飯を行うような炊飯装置等に搭載してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているので、請求項1及び請求項2の発明によると、蓋を開いた際に容器着脱兼開閉検知装置を搭載する装置の運転を停止させることができるとともに、容器を収納しないで蓋を閉じた際にも該装置の運転を停止させることができるようになるので、電装部品等に水がかかることによる故障や、誤動作を防止することができ、該装置の信頼性を向上させることができる。
【0043】また、請求項3の発明によると、第1作動板の回動範囲を小さくした状態で蓋の開く角度を大きくすることができるので、容器着脱兼蓋開閉検知装置を小型化することができる。
【0044】また、請求項4の発明によると、第1作動板の回動範囲を小さくした状態で蓋の開く角度を大きくすることができるので、小型化が可能な容器着脱兼蓋開閉検知装置を簡単に実現することができる。
【0045】また、請求項5及び請求項6の発明によると、蓋が開くと直ちにスイッチが切れ、蓋が完全に閉まる寸前にスイッチが入るようにすることができるので、例えば蓋に吸水口が設けられている場合、吸水口とカートリッジタンクの受水口が接近した時にのみ装置を作動させるようにすることができる。この結果、水が漏れて装置を濡らす心配がなく、該装置の信頼性をさらに向上させることができる。
【0046】また、請求項7の発明によると、蓋を開いた際にカートリッジタンク収納兼蓋開閉検知装置を搭載する除湿機の運転を停止させることができるとともに、容器を収納しないで蓋を閉じた際にも該除湿機の運転を停止させることができるようになるので、電装部品等に水がかかることによる故障や、誤動作を防止することができ、該除湿機の信頼性を向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
【出願日】 平成10年10月19日(1998.10.19)
【代理人】 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【公開番号】 特開2000−121100(P2000−121100A)
【公開日】 平成12年4月28日(2000.4.28)
【出願番号】 特願平10−297180