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【発明の名称】 多機能調理用珪そう土コンロ
【発明者】 【氏名】遠藤 勇

【氏名】浅井 勉

【要約】 【課題】従来は、コンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロ等は、個別のものとして捉えられており、かつそれ程苦にすることなく使用されてきた経緯がある。しかし、利便性、省スヘ゜ース化等の面から工夫の必要性がさけばれており、例えば、これらを合体した単独のコンロが要求されている。しかし、現実にはコンロ等が市販されていないこと、又は先行技術文献の中でも適切なコンロ等が存在しないのが現況である。

【解決手段】本発明は、吸込口と排気口を有する珪そう土でなる窯本体と、窯本体の開口部に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、吸込口及び排気口に設けられる栓と、排気口に設けられる煙突でなる。従って、一つの器具でコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロとしての使用が可能となる。また類似するコンロ等の機能を、よりコンハ゜クトで、機能性にとみ、かつ簡易に使用できるようにした単体の加熱用調理器になった特徴がある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸込口と排気口を有する珪そう土でなる窯本体と、この窯本体の開口部に取付・取外し自在に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、前記吸込口及び排気口を閉塞する栓と、前記排気口に着脱自在に設けられる煙突とでなる多機能調理用珪そう土コンロ
【請求項2】 吸込口と排気口を有し中間段付部を備えた珪そう土でなる窯本体と、この窯本体の開口部に取付・取外し自在に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、前記吸込口及び排気口を閉塞する栓と、前記排気口に着脱自在に設けられる煙突とでなる多機能調理用珪そう土コン
【請求項3】 上記の中間段付部及び開口部に金網を架承する構成とした請求項2に記載の多機能調理用珪そう土コンロ
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭焼き用の多機能調理用珪そう土コンロに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、コンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロは、それぞれ燃焼・保温,燃焼・保温・密封,保温・密封,又は燃焼・保温,の如く、よく似た機能が必要とされる(同様な取扱いがされる類似の)加熱用調理器である。しかし、従来は、原則として、全て単体構造(個別)であり、所謂、単機能の加熱用調理器として取り扱われている。従って、従来技術文献においても同様となっており、例えば、実開昭54-7870号の焜炉、実開平3-107602号の七輪等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、従来は、コンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロ等は、個別のものとして捉えられており、かつそれ程苦にすることなく使用されてきた経緯がある。しかし、利便性、省スヘ゜ース化等の面から改良の必要性がさけばれており、例えば、これらを合体した一体型(単体)の加熱用調理器等(加熱用調理器とする。)が要求されている。しかし、現実にはこのような加熱用調理器が市販されていないこと、又は先行技術文献の中でも適切なコンロ等が存在しないのが現況である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、同様な取扱いがされる類似のコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロの機能を、よりコンハ゜クトで、機能性にとみ、かつ簡易に使用できるように(使い易くするために)、単体の加熱用調理器にまとめることを目的とする。
【0005】請求項1は、吸込口と排気口を有する珪そう土でなる窯本体と、この窯本体の開口部に取付・取外し自在に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、前記吸込口及び排気口を閉塞する栓と、前記排気口に着脱自在に設けられる煙突とでなる多機能調理用珪そう土コンロである。
【0006】請求項2の発明は、類似するコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロの機能を、よりコンハ゜クトで、機能性にとみ、かつ簡易に使用できるようにした単体の加熱用調理器とすることを目的とする。
【0007】請求項2は、吸込口と排気口を有し中間段付部を備えた珪そう土でなる窯本体と、この窯本体の開口部に取付・取外し自在に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、前記吸込口及び排気口を閉塞する栓と、前記排気口に着脱自在に設けられる煙突とでなる多機能調理用珪そう土コンロである。
【0008】請求項3の発明は、美味な焼肉、焼野菜の焼き上げができること、及びハ゛ーヘ゛キューコンロとして使用が簡便であること、等を意図する。
【0009】請求項3は、中間段付部及び開口部に金網を架承する構成とした多機能調理用珪そう土コンロである。
【0010】
【発明の実施の形態】■ 通常のコンロ、例えば、食材の煮炊き・焼く等の調理として使用する場合は、煙突をつけた、窯本体の内部に炭を入れた後、吸込口を開放して着火する。窯本体の開口部になべをのせて、煮炊きする。この窯本体は珪そう土であり、保温性と、炭の火力向上に役立つ処である。その他は従来と略同様である。尚、食材よりたれる油類も燃料として有効利用する(他も、同じ)。
【0011】■ 蒸しかまど(オーフ゛ン)、例えば、ハ゜ン焼き、ケーキ、その他加熱等の調理として使用する場合は、煙突をつけた中間段付部に金網を架承し、この金網上に食材をのせた後、開口部に蓋本体を設けて調理する。この窯本体の材料特性は前述と同様であり、その他は従来と略同様である。
【0012】■ くんせい器、例えば、肉、魚等の食品加工として使用する場合は、窯本体の少くとも吸込口を栓で閉塞し、中間段付部に金網を架承し、この金網上にくんせい材をのせる。その後上部段付部に設けた架承部材を利用してくんせい食材を架承し(吊下げも可能である。)、開口部を原則として密閉する。時間の経過によりくんせい食品が生成される。尚、排気口を開放する場合は、けむり、臭い、その他不要臭気等の窯本体内部へのこもりをなくし、美味な食品ができる(他も、同じ)。
【0013】ハ゛ーヘ゛キューコンロ、例えば、焼肉、焼魚、焼野菜等の調理として使用する場合には、窯本体の少くとも排気口を栓で閉塞し、中間段付部に金網を架承し、この金網上に炭火をのせる。その後上部段付部に架承部材を利用して肉、魚、野菜等の食材をのせて焼上げていく。この際の窯本体の材料特性、その他の特徴等は前述と同様である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0015】1は珪そう土よりなる窯本体で、この窯本体1は吸込口2と排気口3とを有する。
【0016】この吸込口2と排気口3は窯本体1の凹状の内部111と連通する。また窯本体1の内部111には各調理に適する距離(間隔)、即ち、炭H1との距離を図ることができるように中間段付部112と上部段付部113とを有しており、この中間段付部112及び上部段付部113には金網4、5がそれぞれ架承される。そして、原則として全ての調理の使用では、中間段付部112には金網4が架承されており、この金網4には、食材H、炭H1、くんせい材H2等が載置される。またハ゛ーヘ゛キューコンロ、又はくんせい器の使用では、上部段付部113に架承した金網5には、食材Hが載置又は吊下される。さらにくんせい器の使用では、窯本体1の開口部114に蓋体7を設け、密閉する。またハ゛ーヘ゛キューコンロの使用では、前記開口部114に金網6を架承し、食材Hをのせる。
【0017】図中8は窯本体1の内部111の内底面に設けた突起で、燃焼、排気効率を図る。
【0018】図中9、10は吸込口2、排気口3を閉塞する栓で、例えば、くんせい器の使用、又はハ゛ーヘ゛キューコンロの使用では、排気口3を栓10で閉塞する。
【0019】図中11は窯本体1の開口部114を密閉する珪そう土よりなる遮蔽体で、この遮蔽体11には把手1111を有する。また12は煙突を示す。
【0020】尚、窯本体1は、前述の如く、縦型を原則とするが、横型でも略同様な取り扱いができる。この横型の構成及び図例は省略する。
【0021】前記窯本体1及び遮蔽体11を珪そう土で作る目的は、当該珪そう土の断熱及び保温効果を期待し、熱ロス防止、省エネ又は美味、外観、舌触りのよい調理品の生成等を図る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、吸込口と排気口を有する珪そう土でなる窯本体と、窯本体の開口部に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、吸込口及び排気口に設けられる栓と、排気口に設けられる煙突とでなる構成である。従って、一つの器具でコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロとしての使用が可能となる。また類似するコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロの機能を、よりコンハ゜クトで、機能性にとみ、かつ簡易に使用できるようにした単体の加熱用調理器になった特徴がある。そして、本発明は、煙突付の蒸しかまどは、他に類がなく、その燃焼・排煙効果において、従来の形式又は他の熱源を使用する方式より優れた効果が期待できる。
【0023】請求項2の発明は、吸込口と排気口を有し中間段付部を備えた珪そう土でなる窯本体と、窯本体の開口部に設けられる珪そう土でなる遮蔽体と、吸込口及び排気口に設けられる栓と、排気口に設けられる煙突とでなる構成である。従って、類似するコンロ・蒸しかまど・くんせい器・ハ゛ーヘ゛キューコンロの機能を、よりコンハ゜クトで、機能性にとみ、かつ簡易に使用できるようにした単体の加熱用調理器として提供できる特徴がある。
【0024】請求項3の発明は、中間段付部及び開口部に金網を架承する構成とした多機能調理用珪そう土コンロである。従って、ハ゛ーヘ゛キューコンロとして有効な使用と、簡便な使用ができること、及び美味な焼肉、焼野菜を焼き上げることができる。
【出願人】 【識別番号】598101734
【氏名又は名称】株式会社 キンカ
【出願日】 平成10年8月6日(1998.8.6)
【代理人】 【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣
【公開番号】 特開2000−55368(P2000−55368A)
【公開日】 平成12年2月22日(2000.2.22)
【出願番号】 特願平10−223100