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【発明の名称】 燃焼装置
【発明者】 【氏名】藤本 雅之

【氏名】上野 徹

【氏名】村上 茂

【氏名】黒田 悦幸

【要約】 【課題】リモコンの着脱状態において操作可能として使い勝手の向上を図るとともに、本体前面に一体化した収納形態によりデザイン性の向上を図る。

【解決手段】機器本体1に設けた主操作部10と、機器本体の前面に設けたリモコンホルダー7と、該リモコンホルダー7に着脱自在に取り付け、少なくとも前記主操作部の操作スイッチより少なくしたリモコン本体16と、前記リモコンホルダー7に隣接して設け、前記リモコン本体16が着脱いずれの状態においてもリモコン信号を受光する構成とした受光部27を備え、前記リモコンホルダー7は前記リモコン本体16を収納した状態において、前記リモコン本体16の一部または全部が機器本体1の前板4より沈み込む構成としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】機器本体に設けた主操作部と、機器本体の前面に設けたリモコンホルダーと、該リモコンホルダーに着脱自在に取り付け、少なくとも前記主操作部の操作スイッチより少なくしたリモコン本体と、前記リモコンホルダーに隣接して設け、前記リモコン本体が着脱いずれの状態においてもリモコン信号を受光する構成とした受光部を備え、前記リモコンホルダーは前記リモコン本体を収納した状態において、前記リモコン本体の一部または全部が機器本体の前板より沈み込む構成とした燃焼装置。
【請求項2】リモコンホルダーは、機器本体の前板に一体化して設けた請求項1記載の燃焼装置。
【請求項3】リモコンホルダーは、主操作部に設けた表示部のうち、少なくともリモコン本体の操作により表示が変更する表示部近傍に設けた請求項1または2記載の燃焼装置。
【請求項4】リモコンホルダーは、主操作部に設けた設定温度または室温表示器の近傍に設けた請求項1ないし3のいずれか1項記載の燃焼装置。
【請求項5】受光部は、リモコンホルダーに一体的に取り付けた受光カバーと、該受光カバーに相対する位置の主操作部に取り付けた受光ユニットからなり、少なくとも前方及び下方の2方向からのリモコン信号が受光できるようにした請求項1記載の燃焼装置。
【請求項6】リモコン本体の裏面適所に磁性体を配し、該磁性体と相対するリモコンホルダー適所に磁石を取り付け、前記磁石の磁力により前記リモコン本体を保持し、リモコンホルダーへの収納形態を形成するようにした請求項1記載の燃焼装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンを有する燃焼装置において、特にリモコンの取付構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にリモコンは機器本体に設けた主操作部とは別に設け、機器本体より離れた位置で運転又は各種設定操作を行うもので、現在、その種類も数多く考案されており、その機器の種類や用途に応じて、最適なリモコンの形態を選択できるものである。
【0003】例えば、常に離れた場所で操作するような機器で、安価に、かつノイズ等の影響を受けず、確実に遠隔制御を行いたい場合は、完全にリモコンを別設し有線で機器本体と接続するワイヤードリモコンを選択する。
【0004】また、本願発明のように室内で用いる燃焼器、例えばファンヒータ等のリモコンにおいては、操作場所を限定せず同一部屋内の任意の場所から操作できるものが望ましく、従来よりワイヤレスリモコンが一般的である。以下その構成を図7(a)と(b)を用いて説明する。
【0005】図において30は、ワイヤレスのリモコン本体であり、操作信号の送信手段として、電波を用いるものや赤外線を用いるものがあるが、共に機器本体31側の受信部32は機器本体31に設けている主操作部33の近傍に設け、リモコンで操作する場合は、その受信部32に向けて信号を送ることで遠隔操作を行うようにしているものである。すなわち、従来のリモコン操作は、リモコン本体30を機器本体31から完全に離した状態でのみ操作可能にするという発想のもとに構成されたものであり、リモコン本体を機器本体31に収納した状態でリモコン本体30の操作を可能とし、主操作部33とリモコン本体30のどちら側でも操作ができるように構成したものではなかった。
【0006】また、リモコン本体30の収納に関しては、機器本体31側に収納部を設けず、専用のリモコン収納ケース34を付属品として備え、使用者が部屋の任意の場所に前記収納ケースを設置し、そこに保管するという方法が多く、機器本体31側に収納部を設けたものにおいても専用の収納ケース34を機器本体の側面や背面に取り付け、そのポケット状のケース内にリモコンを収納するという形態のものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来構成のリモコンにおいては、機器本体への装着状態が、別体で設けたリモコン収納ケースを機器本体の側面や背面に取り付け、そのポケット状の収納ケース内にリモコンを収納し、リモコン操作をするときのみ、そこから取り出し受信部に向けて操作信号を送信することでリモコンによる操作が可能になるというものであり、リモコン機能に限定した使用形態においては全く問題のない構成であるが、本願発明が解決しようとするリモコン機能に加えて、機器本体側での操作性において高齢者や幼児に対する操作の判り易さ及び簡便性を向上するという目的に関しては全く配慮がされていないものであった。
【0008】つまり、近年の燃焼器、例えばファンヒータ等においては燃焼制御という基本機能以外に各種機能を搭載し、使い勝手やメンテナンス性を向上させるようにしたものが数多く考案されている。そして、上記機能を作用させるため、主操作部には各種機能に対応した操作スイッチが配設され、複雑な構成を有するものである。このため、操作が複雑になり、特に高齢者や幼児においては操作方法が判りにくく、誤操作をしてしまうという心配もあり、極めて操作性を低下させるという課題を有するものであった。
【0009】また、近年においては暖房商品といえども、そのデザイン性は重視される傾向にあり、従来構成のように別体のリモコン収納ケースを機器本体の側面や背面に取り付け、そのケース内に収納するという形態は付属品的な印象は否めなく、見栄え面であまり好ましいものではなかった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、リモコンを本体前面に収納することで、機器本体の一構成部品としてデザイン性の向上を図るとともに、必要最小限のスイッチを配した構成とすることで、通常使用時における操作性の向上を図ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、機器本体に設けた主操作部と、機器本体の前面に設けたリモコンホルダーと、該リモコンホルダーに着脱自在に取り付け、少なくとも前記主操作部の操作スイッチより少なくしたリモコン本体と、前記リモコンホルダーに隣接して設け、前記リモコン本体が着脱いずれの状態においてもリモコン信号を受光する構成とした受光部を備え、前記リモコンホルダーは前記リモコン本体を収納した状態において、前記リモコン本体の一部または全部が機器本体の前板より沈み込む構成としている。
【0012】上記発明によれば、機器本体の前面に前板より沈み込む状態か、あるいは少し突出した状態でリモコン本体を収納する構成としているため、機器本体の一構成部品、例えば第2の操作部として扱うことができ、従来の付属品的なリモコンに比べ、デザイン性の向上に大きく寄与するものであるとともに、前記リモコン本体を収納するリモコンホルダーに近接または一体化して受光部を設けた構成としているため、リモコン本体を機器本体に収納した状態でリモコン操作が可能となり、前記第2の操作部として使用することが可能になり、主操作部と併せてどちら側からでも操作ができるようになる。そして、リモコン側の操作スイッチを主操作部より少ない数、例えば通常使用時に必要な最小限の操作スイッチを配した構成とすることで、高齢者や幼児が操作する場合でも極めて判りやすい操作方法を提供することができる。
【0013】また、遠隔操作機能として使用できることはいうまでもなく、本体前面に受光部を設けた構成としているため、座った状態や寝ころんだ状態でも操作が可能となり、操作範囲が極めて拡大して使い勝手の向上が図れるとともに、リモコン本体を取り外した状態においてリモコンホルダーが機器本体の前板より沈み込む状態にしているため、見栄えを損なうことなく、違和感のないデザインを確保することができる。
【0014】さらに、機器本体の前面にリモコンを収納するようにしているため、リモコン本体の取り外し有無の確認が明確に判別でき、長期間取り外したまま放置して失ってしまうという事態に対して警鐘を促すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載した燃焼装置は、機器本体に設けた主操作部と、機器本体の前面に設けたリモコンホルダーと、該リモコンホルダーに着脱自在に取り付け、少なくとも前記主操作部の操作スイッチより少なくしたリモコン本体と、前記リモコンホルダーに隣接して設け、前記リモコン本体が着脱いずれの状態においてもリモコン信号を受光する構成とした受光部を備え、前記リモコンホルダーは前記リモコン本体を収納した状態において、前記リモコン本体の一部または全部が機器本体の前板より沈み込む構成としている。
【0016】そして、機器本体の前面に前板より沈み込む状態か、あるいは少し突出した状態でリモコン本体を収納する構成としているため、機器本体の一構成部品、例えば第2の操作部として扱うことができ、従来の付属品的なリモコンに比べ、デザイン性の向上に大きく寄与するものであるとともに、前記リモコン本体を収納するリモコンホルダーに近接または一体化して受光部を設けた構成としているため、リモコン本体を機器本体に収納した状態でリモコン操作が可能となり、前記第2の操作部として使用することが可能になり、主操作部と併せてどちら側からでも操作ができるようになる。そして、リモコン側の操作スイッチを主操作部より少ない数、例えば通常使用時に必要な最小限の操作スイッチを配した構成とすることで、高齢者や幼児が操作する場合でも極めて判りやすい操作方法を提供することができる。
【0017】また、請求項2に記載した燃焼装置は、リモコンホルダーを機器本体の前板に一体化して設けた構成としている。
【0018】そして、前板に一体化構成で取り付けることにより、リモコンホルダーとの位置関係を確実に確保することができ、相互の取付位置ずれによる隙間の発生を防止して見栄えの良さを確保することができるとともに、前板着脱作業時の不具合発生を回避することができる。
【0019】さらに、一体化構成により、本体組立工程とは別工程での組立作業が可能となり、作業工程の合理化を図ることができる。
【0020】また、請求項3に記載した燃焼装置は、リモコンホルダーを主操作部に設けた表示部のうち、少なくともリモコン本体の操作により表示が変更する表示部近傍に設けた構成としている。
【0021】また、請求項4に記載した燃焼装置は、リモコンホルダーを主操作部に設けた設定温度または室温表示器の近傍に設けた構成としている。
【0022】そして、リモコンホルダーにリモコン本体を収納した状態で操作するとき、リモコン本体に配した操作スイッチに対応して変化する表示部が近接して設けられているため、操作状態が判りやすく、高齢者や幼児が操作する場合でも間違いなく、確実に所望の操作を行うことができる等、第2の操作部として使い勝手の向上を図ることができる。
【0023】また、請求項5に記載した燃焼装置は、受光部はリモコンホルダーに一体的に取り付けた受光カバーと、該受光カバーに相対する位置の主操作部に取り付けた受光ユニットからなり、少なくとも前方及び下方の2方向からのリモコン信号が受光できるように構成している。
【0024】そして、リモコンホルダーに収納したリモコン本体に対応する位置に受光部を一体化して設け、機器本体に装着した状態で使用する場合に第2の操作部として確実に操作を行うようにするとともに、前方からの受光も可能な構成としているため、広範囲なリモコン操作を行うことができる。
【0025】また、1つの受光ユニットで前方及び下方の2方向からの受光を可能にしているため、構成の簡素化が図れ、安価に提供することができる。
【0026】さらに、受光カバーと受光ユニットを分離し、受光ユニットを主操作部に取り付けるようにしているため、受光ユニットからの配線を主操作部側に収束させることができ、配線の合理化が図れるとともに、前板取り外し時に受光ユニットの配線を伴うことがなく、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0027】また、請求項6に記載した燃焼装置は、リモコン本体の裏面適所に磁性体を配し、該磁性体と相対するリモコンホルダー適所に磁石を取り付け、前記磁石の磁力により前記リモコン本体を保持し、リモコンホルダーへの収納形態を形成するようにしている。
【0028】そして、リモコンホルダー側に設けた磁石でリモコン本体を固定するようにしているため、リモコン本体と受光部の位置関係を確保することができ、機器本体に装着した状態で使用する場合に第2の操作部として確実に操作を行うことができる。
【0029】また、リモコン本体は適度な力で取り外しができるため、操作性を損なうことがなく、かつ取り外した後はリモコン本体側には吸着手段を有していないため、機器本体のどこにでも吸着するという事態、例えば高温の温風が吹き出す吹出口近傍に吸着して吹出口を塞ぐという事態や高温によりリモコンが破損してしまうという事態を回避でき、安全なリモコンの取付構成を提供することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6を用いて説明すると、は1機器本体、2は本体ケ−ス、3は天板、4は前板で、前面には切り起こし部5を有する爪部6を備えたリモコンホルダ−7を取り付けるリモコンホルダ−取付用開口部8を、また該リモコンホルダ−取付用開口部8の近傍で、天面の一部を形成する天斜面部9には、主操作部10を臨む如く開けられた天部開口孔11を有している。
【0031】前記主操作部10は運転「入・切」スイッチの他複数個の操作スイッチ12と前記リモコンホルダ−7の近傍に表示が変更する設定温度表示器13と室温表示器14の表示部Eを備え、操作スイッチ12の操作により設定温度表示器13と室温表示器14に現在時刻や、運転入りタイマ−設定時刻を表示させることもできる操作部15と、前記ケ−ス2と天板3にねじ止め固定され、前記操作部15を固定支持する取付金具15aにより構成されている。
【0032】16はリモコン本体であり、赤外線を利用したリモコン信号発信部16aと、運転「切」スイッチ、設定温度調節スイッチ等を備えてはいるが、前記主操作部10の操作スイッチ数より少ない数のリモコン側操作スイッチSと、裏面16bには鉄板等の磁性体17が貼り付けてある。
【0033】前記リモコンホルダ−7には、リモコン本体16を収納する凹形状のリモコン収納部18を有し、該リモコン収納部18は前記リモコン本体16を収納した状態において、前記リモコン本体16の一部または全部が機器本体1の前板4よりも沈み込む構成となっている。
【0034】さらに、このリモコン収納部18は、略垂直平面18aと傾斜面18bを備えるとともに、略垂直平面18aと傾斜面18bの裏面には、前記リモコン本体16の裏面16bに貼り付けられた磁性体17と相対する位置にそれぞれ磁石19が1個づつ接着固定されており、前記磁石19によりリモコン本体16を着脱自在に保持し、リモコンホルダ−7への収納形態を確保している。
【0035】また、上記リモコンホルダ−7には、複数個の取付孔20が設けられており、前記前板4のリモコンホルダ−取付用開口部8に設けられた複数個の切り起こし部5を有する爪部6に前記取付孔20を挿入すると、前記切り起こし部5がリモコンホルダ−7を係止することにより、機器本体1の前面の前板4に一体化して取り付けられている。
【0036】また、上記リモコンホルダ−7には、複数個の係合孔21が設けられており、この係合孔21に係合する複数個の係合爪22を備えるとともに、赤外線透過樹脂で一体成形された受光カバ−23が一体的に取り付けられている。
【0037】24はリモコン本体16からのリモコン信号を受光する受光素子25を備えた受光ユニットで、前記主操作部10を構成する取付金具15aに、前記受光カバ−23と相対する位置で、機器本体1の前方からリモコン信号が出た場合はもちろん、下方であるリモコン収納部18内にリモコン本体16が収納された状態においたもリモコン信号を受光できる位置に取り付けられており、受光したリモコン信号は配線26を介して主操作部10へと送られ、配線26を主操作部10に収束させている。
【0038】上記のように、リモコン信号は全て受光カバ−23を透過した後に受光ユニット24で受光するようになっている。すなわち、前記受光カバ−23と受光ユニット24とで受光部27を構成しており、受光部27とリモコンホルダ−7を一体化(隣接でも可)することにより、リモコン本体16が収納された状態であってもリモコン信号が受光できるようになっている。
【0039】次に上記構成において、機器本体1の運転方法を説明する。
【0040】まず、主操作部10の操作のみで運転を行う場合は、操作スイッチ12の操作により、運転の「入」・「切」や、設定温度調節や、運転入りタイマ−時刻設定等の全ての機能を使うことができる。
【0041】次にリモコンホルダ−7のリモコン収納部18にリモコン本体16を収納した状態で、リモコン本体16を使って操作する場合について説明する。
【0042】この場合は、予め主操作部10にて、運転「入・切」スイチを「入」の状態にしておく必要があるが、最も使用頻度が高い設定温度調節や、運転「切」操作はできるようになっており、操作スイッチ数を通常使用時に必要な最小限の数としてあるので、どのスイッチを押せばいいのかが誰にでも明確に判断できるようなっている。
【0043】また本実施例では、リモコン本体16が主操作部10の表示部Eである、設定温度表示器13と室温表示器14近傍の前板4の前面に収納されていることにより、主操作部10を操作した時と同様に、リモコン本体16を操作した時も設定温度表示器13と室温表示器14を見ながら操作できるようになている。
【0044】さらに、リモコン本体の裏面16bに貼り付けた磁性体17が、リモコンホルダ−7に接着固定された磁石19の磁力により保持されていることにより、リモコン本体16と受光部27との位置関係を確保でき、リモコン信号発信部16aから受光部27の受光素子25へ、確実にリモコン信号を送ることができる。
【0045】次に、リモコン本体16をリモコンホルダ−7より取り出す場合について説明する。
【0046】リモコン本体16をリモコンホルダ−7より取り出す場合には、図1(a)に示すように、まずリモコン本体16の下部16cを矢印F方向に、リモコン本体16がリモコンホルダ−7の略垂直平面18aと傾斜面18bの境界部を軸として回動し、傾斜面18bに当接するまで押す。すると、リモコンホルダ−7の略垂直平面18aの裏面に接着固定された磁石19と、この磁石19に相対するリモコン本体16の磁性体17との間の保持力が少なくなり、反対に傾斜面18bの裏面に接着固定された磁石19と、この磁石19に相対するリモコン本体16の磁性体17との間の保持力が大きくなることにより、図1(b)に示すようにリモコン本体16はリモコンホルダ−7の傾斜面18bに沿った状態で保持される。磁石19はこの状態でリモコン本体16が容易に脱落しない磁力としているので、使用者は確実かつ簡単にリモコン本体16をリモコンホルダ−7より取り外すことができる。
【0047】リモコン本体16を取り外した後は図6(b)に示すように、リモコン本体16のリモコン信号発信部16aを受光カバ−23に向けた状態でリモコン側操作スイチSを操作すれば、機器本体1から離れた場所からであっても、リモコン本体16の収納時と同様に機器を操作できるのである。
【0048】外されたリモコン本体16は磁性体17を有するのみであるので、磁石19が接着固定されているリモコンホルダ−7のリモコン収納部18以外の機器本体1の外周に吸着させることはできないようになっている。
【0049】次に、前板4を取り付けたり、取り外したりする機器本体1の組立、あるいはメンテナンス時について説明する。
【0050】リモコンホルダ−7は、前板4に一体的に取り付けられていることにより、組立、あるいはメンテナンス時に両者を嵌合させる必要がないので、前板4を取り付ける際にリモコンホルダ−7あるいは受光カバ−23を傷付ける心配がないとともに、前板4のリモコンホルダ−取付用開口部8とリモコンホルダ−7の嵌合隙間を最小限にすることができる。
【0051】また受光部Eにおいて、受光ユニット24が受光カバ−23と分離していることと、受光ユニット24の配線26を主操作部10に収束させていることにより、前板4を取り付ける際に配線26を前板4と本体ケ−ス2との間に噛み込ませることがない。
【0052】また、前板4を取り外す際にも前板4側に配線類が一切ないことにより、取り外し作業性が非常に良い構成となっている。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載した燃焼装置によれば、機器本体の前面に前板より沈み込む状態か、あるいは少し突出した状態でリモコン本体を収納する構成としているため、機器本体の一構成部品、例えば第2の操作部として扱うことができ、従来の付属品的なリモコンに比べ、デザイン性の向上に大きく寄与するものであるとともに、前記リモコン本体を収納するリモコンホルダーに近接または一体化して受光部を設けた構成としているため、リモコン本体を機器本体に収納した状態でリモコン操作が可能となり、前記第2の操作部として使用することが可能になり、主操作部と併せてどちら側からでも操作ができるようになる。そして、リモコン側の操作スイッチを主操作部より少ない数、例えば通常使用時に必要な最小限の操作スイッチを配した構成とすることで、高齢者や幼児が操作する場合でも極めて判りやすい操作方法を提供することができる。
【0054】また、請求項2に記載した燃焼装置によれば、前板に一体化構成で取り付けることにより、リモコンホルダーとの位置関係を確実に確保することができ、相互の取付位置ずれによる隙間の発生を防止して見栄えの良さを確保することができるとともに、前板着脱作業時の不具合発生を回避することができる。
【0055】さらに、一体化構成により、本体組立工程とは別工程での組立作業が可能となり、作業工程の合理化を図ることができる。
【0056】また、請求項3、4に記載した燃焼装置によれば、リモコンホルダーにリモコン本体を収納した状態で操作するとき、リモコン本体に配した操作スイッチに対応して変化する表示部が近接して設けられているため、操作状態が判りやすく、高齢者や幼児が操作する場合でも間違いなく、確実に所望の操作を行うことができる等、第2の操作部として使い勝手の向上を図ることができる。
【0057】また、請求項5に記載した燃焼装置によれば、リモコンホルダーに収納したリモコン本体に対応する位置に受光部を一体化して設け、機器本体に装着した状態で使用する場合に第2の操作部として確実に操作を行うようにするとともに、前方からの受光も可能な構成としているため、広範囲なリモコン操作を行うことができる。
【0058】また、1つの受光ユニットで前方及び下方の2方向からの受光を可能にしているため、構成の簡素化が図れ、安価に提供することができる。
【0059】さらに、受光カバーと受光ユニットを分離し、受光ユニットを主操作部に取り付けるようにしているため、受光ユニットからの配線を主操作部側に収束させることができ、配線の合理化が図れるとともに、前板取り外し時に受光ユニットの配線を伴うことがなく、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0060】また、請求項6に記載した燃焼装置によれば、リモコンホルダー側に設けた磁石でリモコン本体を固定するようにしているため、リモコン本体と受光部の位置関係を確保することができ、機器本体に装着した状態で使用する場合に第2の操作部として確実に操作を行うことができる。
【0061】また、リモコン本体は適度な力で取り外しができるため、操作性を損なうことがなく、かつ取り外した後はリモコン本体側には吸着手段を有していないため、機器本体のどこにでも吸着するという事態、例えば高温の温風が吹き出す吹出口近傍に吸着して吹出口を塞ぐという事態や高温によりリモコンが破損してしまうという事態を回避でき、安全なリモコンの取付構成を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成11年6月8日(1999.6.8)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2000−346354(P2000−346354A)
【公開日】 平成12年12月15日(2000.12.15)
【出願番号】 特願平11−160502