| 【発明の名称】 |
燃焼装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】重岡 武彦
【氏名】桃田 和忠
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| 【要約】 |
【課題】石油温風暖房機に用いる燃焼装置に関し、燃焼の異常状態に応じた異常表示を行い良好な燃焼が維持できるようにする。
【解決手段】気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は異常信号を表示部46へ出力し、表示部46はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、燃焼装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し、前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドと前記バーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、前記燃焼センサーの出力が前記第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとしての異常信号を前記表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の予告手段を作動させる燃焼装置。 【請求項2】制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとして、異常のフラッグを記憶するとともに、燃焼開始時の燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときに、シリコンが付着したとしての異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動させる請求項1記載の燃焼装置。 【請求項3】制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御させる請求項1記載の燃焼装置。 【請求項4】制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をして機器停止するとともに、シリコン除去手段を作動させる請求項1記載の燃焼装置。 【請求項5】燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、この気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドと前記バーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記ヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼センサーの出力が前記第2所定値より高い状態で、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第1所定温度より低くなったときに、前記制御部は異常燃焼量ダウンしたとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部は燃焼量ダウンの警告手段を作動をするとともに、機器停止させる燃焼装置。 【請求項6】燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記燃焼炎中に入れたフレームロッドと前記バーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第1所定温度より高く前記第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が前記第2所定値より低くなったときに、前記制御部は酸欠状態として、異常信号を表示部へ出力し、この表示部で酸欠の予告手段を作動するとともに、機器停止させる燃焼装置。 【請求項7】前記制御部は、気化器の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第1所定温度より高く前記第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が前記第1所定値より低くなったときに、前記制御部は酸欠状態として、異常信号を表示部へ出力し、この表示部で酸欠の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御してなる請求項6記載の燃焼装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は燃料を燃焼させる石油温風暖房機等の燃焼装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の燃焼装置は、室内の空気を燃焼用空気として取り入れ、室内に燃焼排ガスを放出する開放型燃焼装置と室外の空気を燃焼用空気として取り入れ、室外に燃焼排ガスを放出する密閉型燃焼装置とがある。前者においては最近のような気密性の高い室内等で使用した場合、室内の酸素濃度が低下し酸欠状態となって不完全燃焼を起こし、一酸化炭素の発生量が増大するという問題を有し、後者においては燃焼用空気と排気ガスの通路となる給排気筒の詰まりで不完全燃焼を起こし排気管外れや排気管の一部が破損した場合、その排気ガスが室内に逆流するというような問題があった。 【0003】そこで、近年では燃焼状態の変化を敏感に検出する方法の燃焼センサーとして、燃焼火炎中にフレームロッドを配設し、フレームロッドとバーナ間に電圧を印加して、その間に流れる微弱なイオン電流を利用して、火炎の有無や酸素濃度の低下等による異常燃焼を検出し、酸素濃度が基準値よりも低下して不完全燃焼が発生した場合や給油系、給気系の不具合による異常燃焼が発生した場合に安全装置を働かせて燃焼を停止させるものが知られている。 【0004】ここで従来の開放型燃焼装置の例を用いて説明する。図13は従来の開放型燃焼装置の構成を示すものであり、まずタンク1にカートリッジタンク2から燃料が供給されるとともに、同タンク2の燃料はポンプ3によって気化器4に供給され、ここで気化されてノズル5より噴出される。そしてこのノズル5から噴出された燃料は、エジェクタ効果により一次空気を吸引しながらバーナ部6に供給され、そこで燃焼される。生じた燃焼排ガスは、バーナ部6の周囲を覆うように配設された燃焼筒7で上方へ導かれ、上記燃焼筒7を覆ったダクト8で送風機9からの室内空気流と混合され、温風として室内へ排出されて暖房に利用される。そして、この燃焼装置はポンプ3の駆動周波数や印加電圧を変えて燃料供給量を調節すると、一次空気量もそれにつれて増減し、燃料と空気の比が一定に保たれたまま燃焼量を変えることができるようになっている。 【0005】また、燃焼火炎中にはバーナ部6の近傍に配設したフレームロッド10が配設してあり、このフレームロッド10とバーナ部6に電圧を印加すると、燃焼火炎のイオン化現象でフレームロッド10とバーナ部6の間に微弱なイオン電流が流れ、その電流を計測することによって、着火検出や燃焼安定性などの燃焼状態を得られる。そこで燃焼装置の制御部は、燃焼状態に対応するフレームロッド10とバーナ部6の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して得らることを燃焼センサーとして用い、この燃焼センサーの出力を得て、燃焼制御するようになっていて、バーナ部39の燃焼が何らかの原因で異常を生じた場合、例えば燃焼用空気が極端に少なくなったり酸欠状態になった場合には燃焼センサーの電流値が下がり、異常として機器停止しようとする。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の構成の燃焼装置、例えば密閉型燃焼装置においては、油配管工事等で使用するシール材にシリコンオイルが含有されていたり、送油経路に使用するホースにシリコンオイルが含有されている等、何らかの理由で燃料中にシリコンオイルが混ざった場合や、開放型燃焼装置においては、シリコンオイルを含有するヘアースプレイ、化粧品等を頻繁に使用すると、室内にシリコンオイルが飛散して蒸発し、この蒸発したシリコンオイルが燃焼用空気と混合してバーナに供給される。このように給油系や給気系を経由してシリコンオイルを含有した混合ガスがバーナ部6に供給され燃焼すると、シリコンオイルから二酸化硅素(SiO2)が生成される。この生成された二酸化硅素は燃焼火炎中で浮遊するが、燃焼火炎中に配設されたフレームロッド10とバーナ部6の間に常時、印加されている電圧により帯電され、フレームロッド10の表面の酸化皮膜と結合して、フレームロッド10の表面に蓄積する。そのため、フレームロッド10の表面抵抗が増大して、フレームロッド10とバーナ部6の間に流れるイオン電流が減少する。 【0007】つまり、燃焼状態は正常にもかかわらず燃焼センサーの出力が低下して、予め設定している検出レベル以下となり所定時間保持すると、燃焼検出部65が燃焼不良と判断して、燃焼制御部66により運転を停止してしまうという問題があった。近年特に、建材や化粧品にシリコンを含有した商品が多くなり、前記現象によるトラブルが多発する傾向になってきた。 【0008】また、フレームロッド10にシリコンが付着してイオン電流が減少するため、着火検出レベルおよび失火などの異常検出レベルを極端に低いレベルに設定して検出を行うというような方法も考えられるが、この場合ノイズ等による誤動作やイオン電流が微弱であるため燃焼火炎以外の不純物付着などによる洩れ電流の影響を受け易いという問題があり、安易に検出レベルを低下させるということができなかった。 【0009】本発明は上記問題を解決するもので、燃焼センサーの出力と検出した気化器の温度を比較することで、バーナ部6にシリコンが付着したことを検出して、長期にわたって安全に燃焼装置が使用できることを課題としたものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成するため、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドとバーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとしての異常信号を表示部へ出力し、表示部でシリコンが付着の予告手段を作動をする構成としてある。 【0011】上記発明によれば、経年的にポンプの能力が低下してポンプからの燃料供給量が極端に減少した場合や、変質したり異種油が混合した不良燃料を燃焼させ、気化器のノズルにタールが付着して噴出圧損が極端に大きくなった場合等には、ノズルからの気化ガスの噴出量が減少して燃焼量が低下する。そして燃焼量が減少すると、気化器の受熱部に対するバーナ部からの加熱量が減少して、受熱量が低下し、気化器温度が下がり、これを気化器温度検出手段が検出するので、経年変化やタール付着による燃焼量低下を検出することが出来る。したがって燃焼開始から所定時間後つまり、着火直後などの過渡期を除く安定時に、気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、燃焼量ダウンしたとして判断でき、また、気化器の温度が第1所定温度より高い状態で燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサーの出力の低下として判断できる。 【0012】ここで、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサーの出力の低下の原因として、大きく、燃焼センサーのフレームロッドロッド等のバーナ部にシリコンが付着した場合と、密閉室内で燃焼装置を使用して燃焼用空気の酸素が欠乏した酸欠燃焼の場合に分けられる。 【0013】前者のシリコンが付着した場合は、燃焼量が変化しないので受熱部から回収する熱量が低下しないので、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度が通常燃焼と変わらず、気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、シリコンが付着したとして判断できる。 【0014】また後者の酸欠燃焼の場合は、燃焼用空気量は変化しないが燃焼用空気の酸素成分が不足するため、バーナ部での燃料を燃焼させるための時間が長くなるつまり空気不足の状態で燃焼炎が長くなるリフト燃焼となため、この酸欠燃焼が進行していくと、燃焼量が変化しないが受熱部から回収する熱量は低下し、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度が低下していくとともに、不完全燃焼状態となり、燃焼センサーの出力も低下していく。このとき、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度は、燃焼量が変化しないため、受熱部から回収する熱量は低下していくが、タール付着等で燃焼量が減少する場合に比べ、燃焼センサーの出力の低下の度合いに対して、気化器の温度低下の度合いは緩やかであり、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼状態として判断できる。 【0015】即ち、気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときにシリコンが付着したと判断でき、燃焼センサーの出力が第1所定値より高めに設定した第2所定値より高い状態で、気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、タール付着等で燃焼量が減少したと判断でき、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断できる。 【0016】つまり、気化器の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部は異常信号を表示部へ出力し、表示部はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 【0017】 【発明の実施の形態】請求項1の発明は、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドとバーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、前記燃焼センサーの出力が前記第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとしての異常信号を前記表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の予告手段を作動させる構成としたものである。 【0018】そして、経年的にポンプの能力が低下してポンプからの燃料供給量が極端に減少した場合や、変質したり異種油が混合した不良燃料を燃焼させ、気化器のノズルにタールが付着して噴出圧損が極端に大きくなった場合等には、ノズルからの気化ガスの噴出量が減少して燃焼量が低下する。そして燃焼量が減少すると、気化器の受熱部に対するバーナ部からの加熱量が減少して、受熱量が低下し、気化器温度が下がり、これを気化器温度検出手段が検出するので、経年変化やタール付着による燃焼量低下を検出することが出来る。したがって燃焼開始から所定時間後つまり、着火直後などの過渡期を除く安定時に、気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、燃焼量ダウンしたとして判断でき、また、気化器の温度が第1所定温度より高い状態で燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサーの出力の低下として判断できる。 【0019】ここで、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサーの出力の低下の原因として、大きく、燃焼センサーのフレームロッドロッド等のバーナ部にシリコンが付着した場合と、密閉室内で燃焼装置を使用して燃焼用空気の酸素が欠乏した酸欠燃焼の場合に分けられる。 【0020】前者のシリコンが付着した場合は、燃焼量が変化しないので受熱部から回収する熱量が低下しないので、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度が通常燃焼と変わらず、気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、シリコンが付着したとして判断できる。 【0021】また後者の酸欠燃焼の場合は、燃焼用空気量は変化しないが燃焼用空気の酸素成分が不足するため、バーナ部での燃料を燃焼させるための時間が長くなるつまり空気不足の状態で燃焼炎が長くなるリフト燃焼となため、この酸欠燃焼が進行していくと、燃焼量が変化しないが受熱部から回収する熱量は低下し、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度が低下していくとともに、不完全燃焼状態となり、燃焼センサーの出力も低下していく。このとき、気化器温度検出手段によって検出する気化器の温度は、燃焼量が変化しないため、受熱部から回収する熱量は低下していくが、タール付着等で燃焼量が減少する場合に比べ、燃焼センサーの出力の低下の度合いに対して、気化器の温度低下の度合いは緩やかであり、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼状態として判断できる。 【0022】即ち、気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときにシリコンが付着したと判断でき、燃焼センサーの出力が第1所定値より高めに設定した第2所定値より高い状態で、気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、タール付着等で燃焼量が減少したと判断でき、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断できる。 【0023】つまり、気化器の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部は異常信号を表示部へ出力し、表示部はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを告知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 【0024】請求項2の発明は、制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとして、異常のフラッグを記憶するとともに、燃焼開始時の燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときに、シリコンが付着したとしての異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をする構成としたものである。 【0025】そして、請求項1と同様に気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとして、制御部は異常のフラッグを記憶し、この異常のフラッグがある場合で、燃燃焼開始時の燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときに、シリコンが付着したとしての異常信号を表示部へ出力し、表示部はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断できるようになる。 【0026】したがって、使用者は、シリコンが付着の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、メンテナンス性は向上する。また表示部は、装置停止したときに、シリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者が異常の予告と異常状態である場合の誤認識して、まだ使用可能であるのに使用できないという不安感を防止することができるようになる。 【0027】さらに、異常のフラッグを記憶するので、燃焼開始から所定時間以内に、燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときや、気化器温度検出手段の検出温度が第2所定温度付近で燃焼量ダウンで不安定になり燃焼センサーなどの他の異常信号を受けて装置停止した場合においても、表示部はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断でき、その範囲が拡大されるようになる。 【0028】請求項3の発明は、制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御する構成としたものである。 【0029】そして、請求項1と同様に気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をするとともに、装置停止するよう制御するので、シリコンが付着する事によって生じる燃焼用空気通路や燃焼排ガス通路の閉塞による異常燃焼等を防止することはでき、安全性は増すとともに使用者に明確にシリコンが付着ということを告知することができ、シリコンが付着の処置つまりクリーニングなどの処置が効果的に出来、メンテナンス性が向上する。 【0030】請求項4の発明は、前記制御部は、気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、前記第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、前記制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をして機器停止するとともに、シリコン除去手段を作動する構成とたものである。 【0031】そして、請求項3と同様の効果が得られるとともに、シリコンが付着に対して燃焼センサーの出力が敏感すぎて早切れしやすいものにおいては、シリコンが付着の処置つまりクリーニングなどの処置を自動的に行うシリコン除去手段を作動するので、使用者のメンテナンスが不要となり、使い勝手は向上するとともに、長期に安全に使用することが出来るようになる。 【0032】請求項5の発明は、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、この気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドと前記バーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度が低下して燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時より低く前記第1所定値より高い第2所定値を設定し、前記燃焼センサーの出力が前記第2所定値より高い状態で、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第1所定温度より低くなったときに、前記制御部は異常燃焼量ダウンしたとして、異常信号を表示部へ出力し、この表示部は燃焼量ダウンの警告手段を作動させるとともに、機器停止するものである。 【0033】そして、請求項1のように、燃焼センサーの出力が第2所定値より高い状態で、気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、タール付着等で燃焼量が減少したと判断でき、このとき、制御部は異常燃焼量ダウンしたとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は燃焼量ダウンの警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、燃焼量ダウン時に燃焼センサーなどの異常信号を受ける前に機器停止することはでき、安全性は増すとともに、燃焼量ダウンの処置つまりクリーニングなどの処置が効果的に出来、メンテナンス性が向上する。 【0034】請求項6の発明は、燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気化しノズルより噴出させる気化器と、この気化ガスを燃焼させるとともに前記気化器をその燃焼熱で加熱するバーナ部と、前記バーナ部近傍に配設し前記バーナの燃焼炎中に入れたフレームロッドと前記バーナ部の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して燃焼状態を検知するフレームロッド方式の燃焼センサーと、前記気化器の温度を検出する気化器温度検出手段と、前記気化器を昇温させるヒータと、前記燃焼センサーなどの信号を受けて前記ポンプなどの運転条件を制御して前記バーナ部の燃焼を制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて前記バーナ部の運転条件などの状態を表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記気化器の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の前記燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時より低く前記第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼開始から所定時間後の前記気化器温度検出手段によって検出した前記気化器の温度が、前記第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、前記燃焼センサーの出力が前記第2所定値より低くなったときに、前記制御部は酸欠状態として、異常信号を表示部へ出力し、この表示部で酸欠の予告手段を作動する構成としてある。 【0035】そして、請求項1のように、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第2所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は酸欠燃焼による異常燃焼の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に告知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓の開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、機器停止することなく出来、使い勝手は増すとともに、して安全性は向上する。 【0036】請求項7の発明は、制御部は、気化器の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く前記第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサーの出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く前記第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段によって検出した気化器の温度が、第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が前記第1所定値より低くなったときに、前記制御部は酸欠状態として、異常信号を表示部へ出力し、この表示部で酸欠の警告手段を作動をするとともに、機器停止するものである。 【0037】そして、請求項6と同様の効果が得られ、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は酸欠燃焼による異常燃焼の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に告知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓を開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、安全性は増すとともに、間違った対処例えばバーナ部の修理などを防止することが出来、メンテナンス性が向上する。 【0038】 【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。 【0039】(実施例1)図1は本発明の実施例1の燃焼装置の構成図である。また図2は同燃焼装置を用いた温風暖房装置の構成図、図3は同制御ブロック図、図4、図5は同燃焼装置の燃焼量と受熱量との関係を示す特性図、図6、図7、図8は同燃焼装置のシーケンスを示すフローチャートである。 【0040】まず、図1を用いて燃焼装置20の構成を説明する。21は真鍮製の気化器で、その上部に円形のバーナ受け座22を設け、バーナ受け座22のほぼ中央に位置するようにノズル23を配置し、バーナ受け座22とノズル23の間に燃焼用空気を供給する一次空気取り入れ用の開口を設け、そして、ノズル23に連通する連通口24を介して円筒状の気化室25を外周方向に伸ばして一体形成してある。 【0041】上記気化室25には、気化を促進する気化素子26を配設してあり、また、ノズル23の反対側の下部端に燃料を供給する燃料供給口27を配設してある。また気化器21の気化室25の反対側のバーナ受け座22の下面側に沿うようにヒータ28とその近傍に気化器温度検出手段29が配設してある。 【0042】30はノズル23の上方に位置する如くバーナ受け座22に載置した無底筒状の混合管で、ノズル23と対向しており、ノズル23から噴出された燃料ガスとその燃料ガスの噴出によるエジェクター効果で吸引する一次空気とを混合させるようになっている。 【0043】31は混合管30を覆う如く上開口部側からバーナ受け座22に重ねて着した有天筒状のバーナ部で、下部周壁に多数の炎孔31aを形成してある。 【0044】32は炎孔31Aの外周部を囲む如くバーナ受け座22に取り付けた上向きテーパー状のバーナリング、33はバーナ受け座22に形成した受熱部である。 【0045】34は、バーナ部31の近傍に配設したフレームロッドで、このフレームロッド34とバーナ部31に電圧を印加して流れた電流量を測定して得らることを燃焼センサー35として用いている。 【0046】図2において、36は本体ケースで、その下方側部に液体燃料を保有するタンク37とそのタンク37上部に着脱自在なカートリッジタンク38が配設してある。39はタンク37の上面に取付けたしたポンプで、その上端から送油パイプ40を導出して燃焼装置20に燃料を供給するようになっている。41は燃焼装置20からの燃焼ガスを上方へ導く燃焼筒で、その背部に室内空気流を取入れ送出する送風機42が配設してある。43は燃焼筒41からの燃焼排ガスと送風機42からの室内空気流を混合して温風にするダクトである。44はポンプ39、ヒータ28、そして送風機42を制御する制御部で、図3に示すように、操作部45から入力される運転条件信号や燃焼センサー、気化器温度検出手段等29の出力に基づいて予め決められたシーケンスでポンプ39や送風機42などを制御し、またバーナ部31の運転条件などの状態を表示部46で表示するように制御している。 【0047】上記構成において、カートリッジタンク38から一定油面を保つようにタンク37に供給されている液体燃料は、ポンプ39によってタンク37から吸い上げられ、送油パイプ40、燃料供給口27を介して燃焼装置20の気化室25に送られる。送られた燃料はヒータ28で所定温度以上に保たれた気化室25内で気化し高圧の燃料ガスとなってノズル23から噴出され、その際エジェクタ効果により一次空気を吸引しながら気化室25の下流側に設けた混合管30内で混合されてバーナ部31内に供給され、炎孔31Aから噴出して燃焼される。そして生じた燃焼排ガスは燃焼筒41の上方へ流れてゆき、ダクト43内で送風機42からの室内空気流と混合され、温風として排出されて暖房に利用される。そして、制御部20は操作部で設定された条件に基づいて、ヒータ28、ポンプ39、送風機42などを予め決められたシーケンスで制御して、運転の開始、停止、燃焼量の可変等の運転制御し、またバーナ部31の運転条件などの状態を表示部46で表示するように制御している。 【0048】次に、上記燃焼装置20での燃焼について説明する。ノズル23より噴出された燃料ガスは、エジェクタ効果により一次空気を吸引しながら気化室25の下流側に設けた混合管30内で流れ込んでここで混合され、混合管30の上開口部からバーナ部31内に放出されて混合管30外周を折り返し流れて、バーナ部31の下方の周壁に設けた多数の炎孔31Aから噴出し、燃焼する。 【0049】このとき上記混合ガスはバーナ部31に折り返して混合管30の周囲を流れ、この部分で拡散混合及び圧力の均一化が促進されて炎孔31Aから均一に噴出し、均一な火炎を形成する。そしてこの火炎はその外周に位置するように設けたバーナリング32によって上方向きになるようその火炎形成方向を制御され、リフトのない安定した燃焼を行うようになる。また、受熱フランジ8はバーナ部31の炎孔31Aに形成される火炎で加熱され、この火炎からの熱回収作用によって、気化室25の温度を一定温度以上に保つようになり、ヒータ28への通電を軽減することが可能となる。 【0050】そして、この温風暖房装置の制御部44が周囲の雰囲気温度と比較して操作部45から入力される運転条件信号などに基づいて、ポンプ39の駆動周波数や印加電圧を変えて燃料供給量を調節すると、一次空気量もそれにつれて増減し、燃料と空気の比が一定に保たれたまま燃焼量を変えることができるようになっている。 【0051】また、制御部44は燃焼状態に対応するフレームロッド34とバーナ部31の間に電圧を印加し流れた電流量を測定して得らることを用いた燃焼センサー35の出力を得て、燃焼制御するようになっていて、バーナ部31の燃焼が何らかの原因で異常を生じた場合、例えば燃焼用空気が極端に少なくなったり酸欠状態になった場合には燃焼センサー35の電流値が下がり第1所定値より低くなったときに、異常として機器を停止しようとする。 【0052】つぎに、上記気化器21の受熱について説明する。気化器21の受熱は、バーナ部31の燃焼火炎からの熱を受熱部33で受熱して、ヒータ28の通電の一部あるいは全部が軽減されるのであるが、その受熱量は、受熱部33の高さを高くするなど高温にさらされる受熱面積を多くすれば増し、また燃焼量を高くすれば高いほど増える。この受熱量と、燃料が気化するときに使用される気化潜熱などの気化熱量と、高温に保たれた気化器21自身の冷却・放熱量などの熱の収支によって、気化器21の温度は変化し、本構成の実験によれば図4の如く、燃焼量が所定レベルを越えると受熱量が勝り、ヒータ28への通電が不要となる。 【0053】そこで、燃焼可変幅の下限が上記所定レベルの燃焼量となるように、受熱量を構成的に調整してあり、これにより通常はヒータ28への通電は不要となり、かつ気化器21の温度は少なくとも第2所定温度以上に保持されるようになる。 【0054】ところが、長期間使用していてポンプ39の能力が低下しポンプ39の吐出流量が減少したり、変質油や異種油が混合した燃料を燃焼させて気化器21の気化素子26やノズル23にタールが付着し噴出圧損が極端に大きくなったりすると、ノズル23からの気化ガス噴出量が低下して、燃焼量が燃焼可変幅の下限燃焼量よりも減少してくる。これにより気化器21は気化器21の受熱部33に対するバーナ部31からの加熱量が減少して、受熱部33から回収する熱量が低下した分温度低下をはじめ、これを気化器温度検出手段29が検出することで、経年変化やタール付着による燃焼量低下を検出することが出来ようになる。 【0055】したがって燃焼開始から所定時間後つまり、着火直後などの過渡期を除く安定時に、気化器温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が第2所定温度より低くなったときに、燃焼量ダウンしたとして判断でき、また、気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサー35の出力の低下として判断できる。 【0056】ここで、燃焼量ダウン以外の原因による燃焼センサー35の出力の低下の原因として、大きく、燃焼センサー35のフレームロッド34等のバーナ部31にシリコンが付着した場合と、密閉室内で燃焼装置を使用して燃焼用空気の酸素が欠乏した酸欠燃焼の場合に分けられる。 【0057】前者のシリコンが付着した場合は、燃焼量が変化しないので受熱部33から回収する熱量が低下しないので、気化器温度検出手段29によって検出する気化器21の温度が通常燃焼と変わらず、気化器温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、シリコンが付着したとして判断できる。 【0058】また後者の酸欠燃焼の場合は、燃焼用空気量は変化しないが燃焼用空気の酸素成分が不足するため、バーナ部31での燃料を燃焼させるための時間が長くなるつまり空気不足の状態で燃焼炎が長くなるリフト燃焼となるため、この酸欠燃焼が進行していくと、燃焼量が変化しないが受熱部33から回収する熱量は低下し気化器温度検出手段29によって検出する気化器21の温度が低下していくとともに、不完全燃焼状態となり、燃焼センサー35の出力も低下していく。 【0059】このとき、気化器温度検出手段29によって検出する気化器21の温度は、燃焼量が変化しないため、受熱部33から回収する熱量は低下していくが、タール付着等で燃焼量が減少する場合に比べ、本構成の実験によれば図5に示すように、燃焼センサー35の出力の低下の度合いに対して、気化器21の温度低下の度合いは緩やかであり、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼状態として判断できる。 【0060】そして、タール付着等で燃焼量が減少する場合は燃焼センサー35の出力が第1所定値より高めに設定した第2所定値より高い状態にある。 【0061】即ち、気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサー35の出力が所定値より低くなったときにシリコンが付着したと判断でき、燃焼センサー35の出力が第1所定値より高めに設定した第2所定値より高い状態で、気化器21の温度が第2所定温度より低くなったときに、タールの付着などで燃焼量が減少したと判断でき、気化器21の温度が第2所定温度より低い状態で、燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断できる。 【0062】そこで、制御部は、気化器21の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサー35の出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く第1所定値より高い第2所定値を設定し、図6のフローチャートに示すように、燃焼開始から所定時間後の気化器温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が、第2所定温度より高い状態で、47の燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は、シリコンが付着したとして、48で異常信号を表示部46へ出力し、49において表示部46でシリコンが付着の警告手段を作動をするとともに、50で装置停止するよう制御する。 【0063】そして、気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は異常信号を表示部46へ出力し、表示部46はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 【0064】また、図7のフローチャートに示すように、燃焼センサー35の出力が第2所定値より高い状態で、51の燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段によって検出した気化器21の温度が第1所定温度より低くなったときに、制御部44は異常燃焼量ダウンしたとして、52で異常信号を表示部46へ出力し、53において表示部46は燃焼量ダウンの警告手段を作動をするとともに、54で機器停止するよう制御するようにしてある。 【0065】そして、燃焼センサー35の出力が第2所定値より高い状態で、気化器21の温度が第1所定温度より低くなったときに、タール付着などで燃焼量が減少したと判断でき、このとき、制御部44は異常燃焼量ダウンしたとして、異常信号を表示部46へ出力し、表示部46は燃焼量ダウンの警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、燃焼量ダウン時に燃焼センサー35などの異常信号を受ける前に機器停止することはでき、安全性は増すとともに、燃焼量ダウンの処置つまりクリーニングなどの処置が効果的に出来、メンテナンス性が向上する。 【0066】さらに、図8のフローチャートに示すように、制御部44は、燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、ステップ55の燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は酸欠状態として、ステップ56で異常信号を表示部46へ出力し、ステップ57において表示部46で酸欠の警告手段を作動をするとともに、ステップ58で機器停止するよう制御するようにしてある。 【0067】そして、気化器21の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部44は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部46へ出力し、表示部46は酸欠燃焼による異常燃焼の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に報知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓の開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、安全性は増すとともに、間違った対処例えばバーナ部31の修理などを防止することが出来、メンテナンス性が向上する。 【0068】このように、制御部44は、シリコンが付着、燃焼量ダウンそして酸欠燃焼とそれぞれの症状にあわせて、異常状態を警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するようにしてあり、使用者に明確に原因を告知でき、使用者が原因に対するの処置を的確に出来るようになり、安全性は増すとともに、間違った対処を防止することが出来、メンテナンス性が向上する。 【0069】(実施例2)図9は本発明の実施例2のシーケンスを示すフローチャートである。実施例1で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。 【0070】図9において、制御部44は、燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、ステップ59の燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44はシリコンが付着したとして、ステップ60で異常のフラッグを記憶するとともに、ステップ61の燃焼開始時の燃焼センサー35などの異常信号を受けて装置停止したときに、ステップ62でシリコンが付着したとしての異常信号を表示部46へ出力し、ステップ63において表示部46でシリコンが付着の警告手段を作動をし、64で機器停止するよう構成としてある。 【0071】そして、実施例1と同様に気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44はシリコンが付着したとして、制御部44は異常のフラッグを記憶し、この異常のフラッグがある場合で、燃燃焼開始時の燃焼センサー35などの異常信号を受けて装置停止したときに、シリコンが付着したとしての異常信号を表示部46へ出力し、表示部46はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断できるようになる。 【0072】したがって、使用者は、シリコンが付着の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、メンテナンス性は向上する。また表示部46は、装置停止したときに、シリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者が異常の予告と異常状態である場合の誤認識して、まだ使用可能であるのに使用できないという不安感を防止することができるようになる。 【0073】さらに、異常のフラッグを記憶するので、燃焼開始から所定時間以内に、燃焼センサー35などの異常信号を受けて装置停止したときや、気化器21温度検出手段29の検出温度が第2所定温度付近で燃焼量ダウンで不安定になり燃焼センサー35などの他の異常信号を受けて装置停止した場合においても、表示部46はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断でき、その範囲が拡大されるようになる。 【0074】(実施例3)図10は本発明の実施例3のシーケンスを示すフローチャートである。実施例1で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。 【0075】図10において、前記制御部44は、燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、ステップ65の燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は、シリコンが付着したとして、ステップ66で異常信号を表示部46へ出力し、ステップ67において表示部46でシリコンが付着の予告手段を作動をする構成としてある。 【0076】そして、実施例1と同様に、気化器21の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44は異常信号を表示部46へ出力し、表示部46はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 【0077】(実施例4)図11は本発明の実施例4のシーケンスを示すフローチャートである。実施例1で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。 【0078】図11において、前記制御部44は、燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段29によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高めに設定した第2所定温度より高い状態で、ステップ68の燃焼センサー35の出力が第1所定値より低くなったときに、制御部44はシリコンが付着したとして、ステップ69で異常信号を表示部46へ出力し、ステップ70において表示部46でシリコンが付着の警告手段を作動をし、71で機器停止するとともに、72でシリコン除去手段を作動する構成としてある。 【0079】そして、実施例3と同様の効果が得られるとともに、シリコンが付着に対して燃焼センサー35の出力が敏感すぎて早切れしやすいものにおいては、シリコンが付着の処置つまりクリーニングなどの処置を自動的に行うシリコン除去手段を作動するので、使用者のメンテナンスが不要となり、使い勝手は向上するとともに、長期に安全に使用することが出来るようになる。 【0080】(実施例5)図12は本発明の実施例5のシーケンスを示すフローチャートである。実施例1で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。 【0081】図12において、制御部44は、気化器21の温度を燃焼異常を生じる直前の第1所定温度と、通常燃焼時の温度より低く第1所定温度より高い第2所定温度と、燃焼異常を生じて機器が使用不能となる直前の時の燃焼センサー35の出力に相当する第1所定値と、通常燃焼時のより低く第1所定値より高い第2所定値を設定し、燃焼開始から所定時間後の気化器21温度検出手段によって検出した気化器21の温度が、第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、ステップ73の燃焼センサー35の出力が第2所定値より低くなったときに、制御部44は酸欠状態として、ステップ74で異常信号を表示部46へ出力し、ステップ75において表示部46で酸欠の予告手段を作動をする構成としてある。 【0082】そして、請求項1のように、気化器21の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサー35の出力が第2所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部44は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部46へ出力し、表示部46は酸欠燃焼による異常燃焼の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に報知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓の開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、機器停止することなく出来、使い勝手は増すとともに、して安全性は向上する。 【0083】なお上記実施例は、シリコンが付着、燃焼量ダウンあるいは酸欠燃焼した場合に異常状態を警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するよう同時に説明し、その他の構成を個別に説明したが、これは、それぞれ個別にしてもよく、また、どのような組み合わせにしてもよく、また制御部44は異常信号を表示部46へ出力したときに、表示部46は警告手段あるいは予告手段を作動すると説明したが、これはブザーやランプ点灯・点滅等の使用者に明確に異常表示として判断できるものであればよく、本発明の目的・効果を達成するものであれば実施例の構成に限られることなくどのように構成してもよいものである。 【0084】 【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、気化器の温度が第2所定温度より高い状態で燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部は異常信号を表示部へ出力し、表示部はシリコンが付着の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができるとともに、使用者は事前にシリコンが付着時の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、装置の寿命を延ばすことができるようになり、異常に至る前に処置が可能となり安全性も向上する。 【0085】請求項2の発明によれば、請求項1と同様に気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとして、制御部は異常のフラッグを記憶し、この異常のフラッグがある場合で、燃燃焼開始時の燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときに、シリコンが付着したとしての異常信号を表示部へ出力し、表示部はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断できるようになる。 【0086】したがって、使用者は、シリコンが付着の処置例えばシリコン除去するクリーニングなどの処置をすることができ、メンテナンス性は向上する。また表示部は、装置停止したときに、シリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者が異常の予告と異常状態である場合の誤認識して、まだ使用可能であるのに使用できないという不安感を防止することができるようになる。 【0087】さらに、異常のフラッグを記憶するので、燃焼開始から所定時間以内に、燃焼センサーなどの異常信号を受けて装置停止したときや、気化器温度検出手段の検出温度が第2所定温度付近で燃焼量ダウンで不安定になり燃焼センサーなどの他の異常信号を受けて装置停止した場合においても、表示部はシリコンが付着の警告手段を作動をするので、使用者は、異常停止の原因をシリコンが付着と判断でき、その範囲が拡大されるようになる。 【0088】請求項3の発明によれば、請求項1と同様に気化器の温度が第2所定温度より高い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、制御部はシリコンが付着したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部でシリコンが付着の警告手段を作動をするとともに、装置停止するよう制御するので、シリコンが付着する事によって生じる燃焼用空気通路や燃焼排ガス通路の閉塞による異常燃焼等を防止することはでき、安全性は増すとともに使用者に明確にシリコンが付着ということを報知することができ、シリコンが付着の処置つまりクリーニングなどの処置が効果的に出来、メンテナンス性が向上する。 【0089】請求項4の発明によれば、請求項3と同様の効果が得られるとともに、シリコンが付着に対して燃焼センサーの出力が敏感すぎて早切れしやすいものにおいては、シリコンが付着の処置つまりクリーニングなどの処置を自動的に行うシリコン除去手段を作動するので、使用者のメンテナンスが不要となり、使い勝手は向上するとともに、長期に安全に使用することが出来るようになる。 【0090】請求項5の発明によれば、請求項1で述べたように、燃焼センサーの出力が第2所定値より高い状態で、気化器の温度が第1所定温度より低くなったときに、タール付着などで燃焼量が減少したと判断でき、このとき、制御部は異常燃焼量ダウンしたとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は燃焼量ダウンの警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、燃焼量ダウン時に燃焼センサーなどの異常信号を受ける前に機器停止することはでき、安全性は増すとともに、燃焼量ダウンの処置つまりクリーニングなどの処置が効果的に出来、メンテナンス性が向上する。 【0091】請求項6の発明によれば、請求項1で述べたように、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第2所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は酸欠燃焼による異常燃焼の予告手段を作動をするようになっているので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に報知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓の開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、機器停止することなく出来、使い勝手は増すとともに、して安全性は向上する。 【0092】請求項7の発明によれば、請求項6と同様の効果が得られ、気化器の温度が第1所定温度より高く第2所定温度より低い状態で、燃焼センサーの出力が第1所定値より低くなったときに、酸欠燃焼と判断でき、このとき、制御部は酸欠燃焼による異常燃焼したとして、異常信号を表示部へ出力し、表示部は酸欠燃焼による異常燃焼の警告手段を作動をするとともに、機器停止するよう制御するので、使用者に酸欠燃焼状態であることを明確に報知でき、使用者が酸欠燃焼の処置つまり窓を開放して空気の入れ換えなどの処置が的確に出来るようになり、安全性は増すとともに、間違った対処例えばバーナ部の修理などを防止することが出来、メンテナンス性が向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年5月19日(1999.5.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−329342(P2000−329342A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月30日(2000.11.30) |
| 【出願番号】 |
特願平11−138198 |
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