| 【発明の名称】 |
温水機器システム |
| 【発明者】 |
【氏名】安藤 隆史
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| 【要約】 |
【課題】台所の近くに人がいない場合でも、その報知システムが有効に機能し、また、風呂場以外での事故時にあっても、同報知システムを有効に機能させることができ、更には、例えば特定の部屋のリモコンからはブザー音を出力させたくない場合、そのブザー音を出力させることのない、温水機器システムを提供することにある。
【解決手段】風呂場51に設置されたリモートコントローラ11aに呼び出しスイッチ21を設けると共にその他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラ11b、11c、11d、11eにブザー22および/または表示器23を設け、呼び出しスイッチ21が投入された場合、その他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラ11b、11c、11d、11eのブザー音を出力し、その表示器に、呼び出しスイッチ21が投入されたことを表示する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱源機を制御する熱源機側コントローラと、風呂場に設置されたリモートコントローラと、その他の部屋に設置されたリモートコントローラとを通信線で接続した温水機器システムにおいて、風呂場に設置されたリモートコントローラに呼び出しスイッチを設けると共にその他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラにブザーおよび/または表示器を設け、前記呼び出しスイッチが投入された場合、その他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラのブザー音を出力し、および/またはその表示器に、前記呼び出しスイッチが投入されたことを表示することを特徴とする温水機器システム。 【請求項2】 熱源機を制御する熱源機側コントローラと、風呂場に設置されたリモートコントローラと、その他の部屋に設置されたリモートコントローラとを通信線で接続した温水機器システムにおいて、風呂場に設置されたリモートコントローラおよびその他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラに呼び出しスイッチを設けると共にブザーおよび/または表示器を設け、いずれかの呼び出しスイッチが投入された場合、この投入された呼び出しスイッチを備えるリモートコントローラ以外の、風呂場に設置されたリモートコントローラを含む、すべてのリモートコントローラのブザー音を出力し、および/またはその表示器に、前記呼び出しスイッチが投入されたことを表示することを特徴とする温水機器システム。 【請求項3】 前記呼び出しスイッチ、ブザー、表示器のいずれかの機能をリモートコントローラ単位で個別にキャンセルできるように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の温水機器システム。 【請求項4】 前記ブザーの音量を調節する機能を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の温水機器システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、熱源機に温水機器を接続した温水機器システムに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、熱源機を制御する熱源機側コントローラと、風呂場に設置されたリモートコントローラ(以下、リモコンという。)と、台所に設置されたリモコンとを通信線で接続した温水機器システムが知られている。この種のものでは、風呂場に設置されたリモコンに呼び出しスイッチが設けられ、台所リモコンにブザーおよび表示器が設けられ、例えば、風呂場で事故があった場合等、呼び出しスイッチが投入された時、台所リモコンのブザー音を出力し、その表示器に、前記呼び出しスイッチが投入されたことを表示し、台所で作業する人に事故を報知可能に構成した報知システムが提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の構成では、台所の近くに人がいない場合には、その報知システムが有効に機能しないという問題がある。また、従来の構成では、風呂場に設置されたリモコンにだけ呼び出しスイッチが設けられているので、風呂場以外での事故時には、同報知システムを有効に機能させることができないという問題がある。更に、この報知システムを家庭の各部屋に適用した場合、幼児等の部屋に当該リモコンがある時、その部屋のリモコンからはブザー音を出力させたくない等の要望がある。 【0004】そこで、本発明の目的は、台所の近くに人がいない場合でも、その報知システムが有効に機能し、また、風呂場以外での事故時にあっても、同報知システムを有効に機能させることができ、更には、例えば特定の部屋のリモコンからはブザー音を出力させたくない場合、そのブザー音を出力させることのない、温水機器システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、熱源機を制御する熱源機側コントローラと、風呂場に設置されたリモートコントローラと、その他の部屋に設置されたリモートコントローラとを通信線で接続した温水機器システムにおいて、風呂場に設置されたリモートコントローラに呼び出しスイッチを設けると共にその他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラにブザーおよび/または表示器を設け、呼び出しスイッチが投入された場合、その他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラのブザー音を出力し、および/またはその表示器に、呼び出しスイッチが投入されたことを表示することを特徴とするものである。 【0006】請求項2記載の発明は、熱源機を制御する熱源機側コントローラと、風呂場に設置されたリモートコントローラと、その他の部屋に設置されたリモートコントローラとを通信線で接続した温水機器システムにおいて、風呂場に設置されたリモートコントローラおよびその他の部屋に設置されたすべてのリモートコントローラに呼び出しスイッチを設けると共にブザーおよび/または表示器を設け、いずれかの呼び出しスイッチが投入された場合、この投入された呼び出しスイッチを備えるリモートコントローラ以外の、風呂場に設置されたリモートコントローラを含む、すべてのリモートコントローラのブザー音を出力し、および/またはその表示器に、前記呼び出しスイッチが投入されたことを表示することを特徴とするものである。 【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のものにおいて、呼び出しスイッチ、ブザー、表示器のいずれかの機能をリモートコントローラ単位で個別にキャンセルできるように構成したことを特徴とするものである。 【0008】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項記載のものにおいて、ブザーの音量を調節する機能を備えたことを特徴とするものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。 【0010】図1はマンションの一室の平面図であり、この一室は風呂場51、台所52の他に、3つの部屋53、54、55を備えている。マンションのベランダには熱源機1が設置されている。この熱源機1はガス、或いは石油等を燃料とするボイラ(図示せず)を備え、このボイラで燃料を燃焼させてこの燃焼熱により温水を生成する。この熱源機1で生成された温水は、風呂場51においては浴槽3や洗い場の水栓に供給されると共に、台所52では流し台5の水栓に供給される。なお、浴槽3のお湯は、追い焚き時に熱源機1に循環されて追い焚きされる。また、この熱源機1で生成された温水は、床暖房機7a、7b、更には暖房放熱器(温水エアコン、ファンコンベクタ等)9に供給される。 【0011】この熱源機1には熱源機側コントローラ13が設けられ、この熱源機側コントローラ13には、風呂場51、台所52、3つの部屋53、54、55にそれぞれ設けられたリモートコントローラ(以下、リモコンという。)11a、11b、11c、11d、11eが通信線15を介して通信可能に接続されている。そして、風呂場51に設置されたリモコン11aおよびその他の部屋52〜55に設置されたすべてのリモコン11b、11c、11d、11eに呼び出しスイッチ21が設けられると共にブザー22および表示器23が設けられている。 【0012】この実施形態では、例えば、風呂場で事故があった場合等、風呂リモコン11aの呼び出しスイッチ21が押されると、台所リモコン11bを含むすべてのリモコン11b、11c、11d、11eに設けられたブザー22からブザー音が出力されると共に、すべてのリモコン11b、11c、11d、11eの表示器23に、呼び出しスイッチ21が押されたことが表示される。 【0013】この場合、押された呼び出しスイッチ21は特定のリモコンの呼び出しスイッチであることを特定表示する、例えば、部屋によってブザー音の出力回数を変化させたり、部屋の名称を表示したりすることが望ましい。 【0014】これによれば、すべてのリモコン11b、11c、11d、11eに設けられたブザー22からブザー音が出力されるので、従来のものに比べて台所52に人がいなくても、その他の部屋にいる人に、事故等を確実に報知できる。 【0015】また、この実施形態では、風呂リモコン11a以外のリモコンにも、呼び出しスイッチ21が設けられているので、どの部屋の呼び出しスイッチ21を押しても、他の部屋に確実に報知することができる。高齢者の就寝中の事故等にも、十分な対応が可能であり、コミュニケーションが図られる。 【0016】呼び出しスイッチ21、ブザー22、表示器23のいずれかの機能をキャンセルすることが可能に構成されている。 【0017】例えば、幼児等の部屋に当該リモコン11がある時、その部屋のリモコン11からはブザー音を出力させたくない等の要望がある。この場合には、当該部屋の例えばブザー22のキャンセルが有効である。必要に応じて当該部屋のブザー22の音量を調節できるようにしてもよい。 【0018】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。例えば、前記実施形態では、ワイヤードリモコンについて説明したが、これに限定されるものではなく、ワイヤレスリモコンにも適用が可能なことはいうまでもない。 【0019】 【発明の効果】これらの発明では、すべての部屋のリモコンのブザーからブザー音が出力され、表示器にそれが表示されるので、台所の近くに人がいない場合でも、他の部屋にいる人に、呼び出しスイッチが押されたことを、確実に報知できる。 【0020】また、部屋のリモコンすべてに呼び出しスイッチを設けたので、風呂場以外での事故時にも、この報知システムを有効に機能させることができる。 【0021】更に、幼児等の部屋に当該リモコンがある場合、その部屋のリモコンからはブザー音を出力させたくない等の要望があるが、それを例えばブザー音の出力等をキャンセルすることができるので、当該要望に応えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社 【識別番号】397010583 【氏名又は名称】三洋電機ガス機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月26日(1999.3.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091823 【弁理士】 【氏名又は名称】櫛渕 昌之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−274684(P2000−274684A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−84240 |
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