| 【発明の名称】 |
燃焼装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】菊池 雄
【氏名】小出 宏之
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| 【要約】 |
【課題】停電復帰したときに手動通路を元に戻してバイパス通路を閉じ忘れた場合でもガス漏れが起こらないようにガスを遮断し、安全に使用出来るようにする。
【解決手段】LPガスを供給するための接続継手44と、この接続継手44に接続された電磁弁43と、この電磁弁43に接続されたバーナートップ45と、バーナートップ45に点火するための点火プラグ47と、バーナートップ45での燃焼状態を検出するフレームロッド48と、前記点火プラグ47でスパークさせるための高圧発生部55と前記フレームロッド48によって燃焼状態を監視するための炎監視回路57を有する制御ユニット3とで構成されるとともに、前記接続継手44とバーナートップ45との間には、手動コック46と常時開放型で動作時に通路を閉止する遮断弁1を接続し、手動操作でガス通路を開放することができるバイパス通路を接続する構成にした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 LPガスを供給するための接続継手(44)と、この接続継手(44)に接続された電磁弁(43)と、この電磁弁(43)に接続されたバーナートップ(45)と、バーナートップ(45)に点火するための点火プラグ(47)と、バーナートップ(45)での燃焼状態を検出するフレームロッド(48)と、前記点火プラグ(47)でスパークさせるための高圧発生部(55)と前記フレームロッド(48)によって燃焼状態を監視するための炎監視回路(57)を有する制御ユニット(3)とで構成されるとともに、前記接続継手(44)とバーナートップ(45)との間には、手動コック(46)と常時開放型で動作時に通路を閉止する遮断弁(1)を接続して構成され、手動コック(46)の手動操作でガス通路を開放することができるバイパス通路を接続することを特徴とする燃焼装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、農業用のビニールハウス内でLPガスを燃焼させてハウス内の暖房を行うとともに、燃焼によって得られる水分及び二酸化炭素をハウス内に供給し、農作物の生育を促進するのに使用される燃焼装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、ビニールハウス内でLPガスを燃焼させ、燃焼によって得られる水分及び二酸化炭素を同時に農作物に与えるともにハウス内の保温を行い、ハウス内の農作物が成長しやすくなる環境をつくる装置が開発されている。 【0003】このための燃焼装置として、例えば図4、図5、図6に示すような装置がある。図4は従来の燃焼装置の主要部の斜視図であり、図5は主要部の側面図であり、図6は制御部の概略ブロック図である。 【0004】40は、燃焼装置を構成する部品を取り付けるベース金具である。 【0005】ベース金具40にはベース金具取付部421、電磁弁取付部422、バーナートップ取付部423を一体で構成したバルブベース42がベース金具取付部421をベース金具40に固定して取り付けてある。 【0006】バルブベース42には、電磁弁43が取り付けてあり、この電磁弁43を開閉することでバーナー部へのガスの供給を断続して燃焼を制御している。 【0007】バルブベース42のベース金具取付部421にはガスを供給するホースなどを接続する接続継手44が取り付けてある。 【0008】また、バルブベース42の先頭部分にはバーナートップ取付部423があり、ガスを燃焼させるバーナートップ45が取り付けられている。 【0009】そして、バルブベース42のベース金具取付部421及びバーナートップ取付部423にはバイパス通路接続部があり手動コック46を介してバイパス管A64、バイパス管B65によって電磁弁43の通路を通らないでバーナートップ45にガスを供給できるように接続されている。 【0010】バルブベース42のバーナートップ取付部423には、点火プラグ47及びフレームロッド48が取り付けられている。 【0011】点火プラグ47は燃焼装置を自動点火するためにバーナートップ45との間で、スパークを発生させガスに点火するもので制御ユニット70内にあるイグナイタ等の高圧発生部55に接続されている。 【0012】フレームロッド48はガスの炎の導通状態によって燃焼状態を監視するためのセンサーであり、制御ユニット70内にある炎監視回路57によってガスの燃焼を監視し、立ち消えしたときには電磁弁43を閉じてガスを遮断して生ガスが漏れてしまうのを防止している。 【0013】制御ユニット70はベース金具40の基板取付部51に取り付けてある。 【0014】次に、制御部を図6に示すブロック図によって説明する。 【0015】イグナイター等の高圧発生部55は高電圧発生回路であり、その出力が点火プラグ47に接続されており、バーナートップ45との間で、スパークを発生させてガスに点火するようになっている。 【0016】点火タイマー56は電源60が入ってから一定時間だけイグナイター等の高圧発生部55を動作させるようにしている。 【0017】炎監視回路57はフレームロッド48が接続されており、炎とフレームロッド48に流れる炎電流を監視することで燃焼状態を監視している。 【0018】バルブ駆動回路58は点火タイマー56および炎監視回路57の出力によって電磁弁43への電流を断続して電磁弁43を開閉している。 【0019】電源60から制御ユニット70内の各回路部に電源が供給されて、各回路部を動作させている。 【0020】燃焼装置を設置しているビニールハウスの外側には、この燃焼装置の運転を制御している制御盤71が設置されている。 【0021】制御盤71には、交流電源73が接続され、その内部には例えば夜間だけ燃焼装置を動作させるようにするためにタイムスイッチ72が設置してある。 【0022】タイムスイッチ72は、所定の時間だけ交流電源73から燃焼装置に電力を供給するように制御盤71内で接続されている。 【0023】そして、タイムスイッチ72が動作して燃焼装置に電力が供給されるようになると自動的に点火して燃焼するようになっている。 【0024】従来の燃焼装置は前記のように構成されており、次のように動作している。 【0025】タイムスイッチ72によって電力が供給されると電源60によって各回路に電源が供給され動作を開始する。 【0026】まず、点火タイマー56が動作開始してイグナイター等の高圧発生部55によって高電圧を点火プラグ47に供給してスパークを発生させる。この時同時にバルブ駆動回路58を動作させて電磁弁43を開いているので、ガスに点火され燃焼が始まる。 【0027】燃焼が始まるとフレームロッド48によって炎電流が検出され炎監視回路57によって燃焼していることが検出されてバルブ駆動回路58を駆動し電磁弁43を開き続けるように動作して燃焼を継続する。点火タイマー56の設定時間が過ぎるとイグナイター等の高圧発生部55は動作を停止してスパークが停止する。 【0028】ここで、何らかの原因で炎が消えて燃焼が停止するとこれを炎監視回路57が検出して立ち消えと判定し、バルブ駆動回路58を停止させて電磁弁43を閉じガスの供給を停止する。この動作によって、立ち消えしてもガス漏れすることがないようになっている。 【0029】 【発明が解決しようとする課題】前記のような燃焼装置では、停電が起こったときは電磁弁43は閉じられてガスは供給されないので、燃焼することがない。 【0030】しかしながら、燃焼させないとハウス内の保温をすることが出来なくなり、農作物の生育に悪影響を及ぼすだけでなく、特に冬季の夜間に停電したような場合には最悪の場合、その農作物を枯れさせてしまうこともある。 【0031】このために、ガスのバイパス通路を設けて手動コックを開くことでバーナー部にガスを供給できるようにして、手動で点火して燃焼させて使用していた。 【0032】このように、従来の燃焼装置では、停電時の対応としてバイパス通路を設けて手動操作で点火し、燃焼させるようにしていた。 【0033】この場合は、停電があったときでも燃焼させることは出来るが、手動で燃焼しているときに停電復帰したときは、手動通路を止めて制御回路で監視しながら燃焼させるようにしないと、制御回路で燃焼異常を検出して電磁弁を閉じて消火しようとしてもバイパス通路が開いているため消火することができなくなってしまう。 また、立ち消えしたときに制御回路で検出し電磁弁でガスを止めようとしてもバイパス通路が開いているためガス漏れを遮断することが出来なくなってしまうという問題点があった。 【0034】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために本発明においては、LPガスを供給するための接続継手と、この接続継手に接続された電磁弁と、この電磁弁に接続されたバーナートップと、バーナートップに点火するための点火プラグと、バーナートップでの燃焼状態を検出するフレームロッドと、前記点火プラグでスパークさせるための高圧発生部と前記フレームロッドによって燃焼状態を監視するための炎監視回路を有する制御ユニットとで構成されるとともに、前記接続継手とバーナートップとの間には、手動コックと常時開放型で動作時に通路を閉止する遮断弁を接続して構成され、手動コックの手動操作でガス通路を開放することができるバイパス通路を接続するものとした。 【0035】 【発明の実施の形態】本発明は、LPガスを供給するための接続継手と、この接続継手に接続された電磁弁と、この電磁弁に接続されたバーナートップと、バーナートップに点火するための点火プラグと、バーナートップでの燃焼状態を検出するフレームロッドと、前記点火プラグでスパークさせるための高圧発生部と前記フレームロッドによって燃焼状態を監視するための炎監視回路を有する制御ユニットとで構成されるとともに、前記接続継手とバーナートップとの間には、手動コックと常時開放型で動作時に通路を閉止する遮断弁を接続して構成され、手動操作でガス通路を開放することができるバイパス通路を接続する構成にすることにより、通常通りに電源が供給されているときは、この遮断弁に通電して強制的に弁を閉じるようにしてバイパス通路にガスが流れないようにし、停電復帰したときに手動通路を元に戻すのを忘れた場合でもガス漏れが起こらないようにガスを遮断できるようにした。 【0036】 【実施例】以下、本発明の一実施例を示す添付図面に従って説明する。 【0037】図において、1は常時「開放」の電磁弁である遮断弁であり、手動コック46とバルブベース42の底部にあるバイパス通路接続部4との間に接続されている。この遮断弁1は遮断弁駆動回路2によって駆動され、電源が供給されると弁を閉じるようになっている。 【0038】制御ユニット3にある遮断弁駆動回路2は炎監視回路57などとは独立して動作しており、電源が供給されると遮断弁1に電源を供給して弁を閉じるようにして、制御回路が動作できるときは手動コック46を開いてもバイパス通路からガスが供給されないようにしている。 【0039】40は、燃焼装置を構成する部品を取り付けるベース金具である。 【0040】ベース金具40にはベース金具取付部421、電磁弁取付部422、バーナートップ取付部423を一体で構成したバルブベース42がベース金具取付部421をベース金具40に固定して取り付けてある。 【0041】バルブベース42には、電磁弁43が取り付けてあり、この電磁弁43を開閉することでバーナー部へのガスの供給を断続して燃焼を制御している。 【0042】バルブベース42のベース金具取付部421にはガスを供給するホースなどを接続する接続継手44が取り付けてある。 【0043】また、バルブベース42の先頭部分にはバーナートップ取付部423があり、ガスを燃焼させるバーナートップ45が取り付けられている。 【0044】そして、バルブベース42のベース金具取付部421及びバーナートップ取付部423にはバイパス通路接続部があり手動コック46を介してバイパス管A64、バイパス管B65によって電磁弁43の通路を通らないでバーナートップ45にガスを供給できるように接続されている。 【0045】バルブベース42のバーナートップ取付部423には、点火プラグ47及びフレームロッド48が取り付けられている。 【0046】点火プラグ47は燃焼装置を自動点火するためにバーナートップ45との間で、スパークを発生させガスに点火するもので制御ユニット70内にあるイグナイター等の高圧発生部55に接続されている。 【0047】フレームロッド48はガスの炎の導通状態によって燃焼状態を監視するためのセンサーであり、制御ユニット70内にある炎監視回路57によってガスの燃焼を監視し、立ち消えしたときには電磁弁43を閉じてガスを遮断して生ガスが漏れてしまうのを防止している。 【0048】制御ユニット70はベース金具40の基板取付部51に取り付けてある。 【0049】次に、前記構成における作用を説明する。 【0050】通常に電源が供給されているときは、タイムスイッチ72の動作に従って制御回路が動作して自動的に点火し燃焼を継続し、また自動的に消火する。 【0051】このとき、遮断弁1には電源が印加されているので弁は閉じており、誤って手動コック46を開いていてもバイパス通路からガスが供給されることはない。 【0052】このため、立ち消えが起こったときは従来と同様に電磁弁43を閉じてガスの供給を停止してガス漏れを防いでいる。 【0053】ここで停電になると、制御回路は動作しなくなり、電磁弁43が閉じるので自動的に消火する。そこで手動操作によって点火・燃焼させることになる。 【0054】このときは、遮断弁1に電源が印加されていないので遮断弁1は開いており、手動コック46を開ければガスを供給することができるので、この状態で点火させ燃焼させる。 【0055】この状態から停電が復旧した場合は、遮断弁1に電源が印加させるので、遮断弁1は閉じてバイパス通路からはガスは供給されなくなり消火するが、制御回路が動作を開始して再び自動的に点火して燃焼を継続させることができる。 【0056】このときは、手動コック46を元に戻すのを忘れたようなときでも遮断弁1が閉じているので、制御回路の動作によってガス漏れが起こるのを防止することができる。 【0057】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、バイパス通路中に停電して電源が印加されないときは、弁が開き、電源が正常で電磁弁に通電しているときは弁を閉じるようにした遮断弁を設けているので、停電が起こって手動操作で燃焼させ、そのままで停電が復旧してバイパス通路の手動コックが開いている場合でも、制御回路で監視しながら燃焼させ、制御回路で燃焼異常を検出したときに遮断弁を閉じて消火させることができ、ガス漏れを起こすことがないという効果を得ることができる。 【0058】また、立ち消えしたときでも制御回路で検出し電磁弁でガスを止めようとしたときに、バイパス通路が開いているため、ガス漏れを遮断することができないということがなくなるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005131 【氏名又は名称】株式会社日立ホームテック
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| 【出願日】 |
平成11年3月24日(1999.3.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−274681(P2000−274681A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−78774 |
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