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【発明の名称】 触媒燃焼装置
【発明者】 【氏名】安藤 正

【氏名】伊藤 眞一

【氏名】富田 謙治郎

【要約】 【課題】液化燃料ガスを触媒燃焼させて、その熱を利用する触媒燃焼装置において、機器の消費電力を抑えて使用時間を長くするとともに、機器始動時に温度検知部からの入力間隔を短くして瞬時に燃焼部の温度情報を得る。

【解決手段】燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部20の温度を温度検知部24により検知し、この温度検知部24の出力信号を制御部25に入力する。制御部25は、機器の動作を開始してから所定時間経過するまでの温度検知部24の入力間隔を所定時間経過後の入力間隔より短くするよう構成したものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間経過するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定時間経過後の入力間隔より短くするよう構成した触媒燃焼装置。
【請求項2】 機器の動作状態を表示する表示部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間後に前記表示部を動作させるよう構成した請求項1記載の触媒燃焼装置。
【請求項3】 燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度が所定温度に到達するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定温度到達後の入力間隔より短くするよう構成した触媒燃焼装置。
【請求項4】 燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度上昇が所定値以上上昇するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定値以上上昇後の入力間隔より短くするよう構成した触媒燃焼装置。
【請求項5】 制御部は、燃焼部の温度により表示部の表示方法を変更するよう構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の触媒燃焼装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触媒燃焼させて、その熱を利用する携帯に便利な触媒燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の触媒燃焼装置は図7に示す構成となっていた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、触媒1は熱伝導性の良好な材料で形成したケース2の内面に固定している。ケース2に設けた排気孔3と触媒1との間のケース2の内面にセラミックなどの電気絶縁体4を設け、この電気絶縁体4には着火時に火花を飛ばして触媒1に着火する放電電極5を設けて触媒燃焼部6を構成している。
【0004】感温フェライト7は、磁気的特性が急激に変化するキュリー点を持ち、リング状に形成して外殻8に固定している。磁石9は、外殻8の内面に所定の隙間10を介して感温フェライト7に対向して設け、感温フェライト7を吸引するもので、感温フェライト7と反対側の面に弁部材11を固定している。ばね12は磁石9を感温フェライト7より離反する方向に付勢している。
【0005】弁体13は、弁部材11に対向して弁ポート14を設けて弁15を形成するとともに、弁ポート14と反対側の位置に気化燃料ガスを触媒1に向けて噴出するノズル16を設けている。
【0006】感温フェライト7、外殻8、磁石9、弁部材11、ばね12、弁体13等で触媒燃焼部6の燃焼温度を制御する温度制御部17を構成し、外殻8をケース2の一端の内面に圧入固定している。18は燃料ガス供給口である。また、触媒1とノズル16との間には空気を取り入れる孔19を設けている。
【0007】上記構成において動作を説明すると、燃料ガス供給口18より燃料ガスを供給すると、燃料ガスは感温フェライト7の中央部を通り、感温フェライト7と磁石9の隙間から、磁石9と外殻8との隙間10を通過して、弁ポート14に至りノズル16より吹き出す。この時、燃料ガスの流速により孔19から空気が引き込まれて燃料ガスと空気の混合気となり触媒1に供給される。
【0008】そして、放電電極5より火花を飛ばすことにより、触媒1の放電電極5側に火炎を生じる。生じた火炎により触媒1は加熱され、やがて触媒反応を開始する。触媒1が触媒反応を開始することにより、火炎には排気ガスしか来なくなり、自然に消滅する。触媒反応によりケース2が加熱され、その熱は外殻8も加熱する。
【0009】外殻8が加熱されることによって、外殻8に固定された感温フェライト7を加熱し、感温フェライト7の温度が組成によって決まるキュリー点に達すると、磁石9は感温フェライト7に吸着できなくなり、ばね12により感温フェライト7から離され、弁部材11が弁体13側へ移動して弁ポート14を塞ぐ。これにより、燃料ガスは触媒1に供給されなくなり、温度が低下する。
【0010】感温フェライト7の温度が低下すると、磁石9は再び感温フェライト7を吸着し、弁ポート14を開き燃料ガスを供給する。燃料ガスが供給されると再び触媒反応を開始する。この作用をくり返すことで、ケース2の温度を一定に保つことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成では、着火時に必要な電力を供給する電源部として一般的に電池が用いられているが、機器の使用時間を長くするためには機器の無駄な消費電力を抑える必要があるという課題を有していた。
【0012】また、始動時に燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かが不明であり、周囲の気温や気圧の関係で着火に失敗しても使用者にはわからず、そのまま燃料ガスを放出してしまうという問題があった。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもので、機器の消費電力を抑えて機器の使用時間を長くするとともに、機器始動時に温度検知部からの入力間隔を短くして瞬時に燃焼部の温度情報を得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部の温度を温度検知部により検知し、この温度検知部の出力信号を制御部に入力し、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間経過するまでの温度検知部の入力間隔を所定時間経過後の入力間隔より短くするよう構成したものである。
【0015】これにより、機器の消費電力を抑えて機器の使用時間を長くできるとともに、機器始動時に温度検知部からの入力間隔を短くして瞬時に燃焼部の温度情報を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間経過するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定時間経過後の入力間隔より短くするよう構成したものであり、所定時間経過後は温度検知部からの入力間隔を長くして機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができるとともに、機器始動時における燃焼部の温度情報が無い場合に、温度検知部からの入力間隔を短くして瞬時に燃焼部の温度情報を得ることができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、機器の動作状態を表示する表示部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間後に前記表示部を動作させるよう構成したものであり、温度検知部からの出力を入力して温度情報を得た後で、燃焼部の正確な温度情報を使用者に知らせることができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度が所定温度に到達するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定温度到達後の入力間隔より短くするよう構成したものであり、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部からの入力間隔を短くして頻繁に入力し、燃焼部の温度が所定温度に到達して着火したことがわかれば温度検知部からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度上昇が所定値以上上昇するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定値以上上昇後の入力間隔より短くするよう構成したものであり、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部からの入力間隔を短くして頻繁に入力し、燃焼部の温度上昇が所定値以上上昇して着火したことがわかれば温度検知部からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4に記載の発明において、制御部は、燃焼部の温度により表示部の表示方法を変更するよう構成したものであり、既にある表示体の表示方法を変えることで特別な表示手段無しで燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを使用者に知らせることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0022】(実施例1)図1は、本実施例の主要な構成を示すブロック回路図、図2は、触媒燃焼装置を衣類等に装着し、触媒燃焼により発生する熱を利用したものである。
【0023】図1および図2に示すように、燃焼部20は、燃焼用触媒(図示せず)を用い、燃料タンク21より送られてくる燃料ガスと空気の混合ガスを酸化反応させて熱を発生させる。燃料調節部22は電磁弁等で構成し、燃料タンク21からの燃料ガスを燃焼部20へ供給したり、あるいは遮断するものである。着火部23は高電圧放電により火花を発生させ、燃料ガスに着火させるものである。
【0024】着火部23は燃料ガスに着火させて火炎が発生すると動作は不要となる。発生した火炎は燃焼用触媒を加熱し、その後は触媒燃焼に移行する。触媒燃焼に移行すると、着火部23に流入するガスは排気ガスとなり火炎は消える。温度検知部24は、燃焼部20の温度を検知し、その出力信号を制御部25へ入力する。
【0025】温度設定部26は、「高」、「中」、「低」、「切」の各設定温度に対応した発光ダイオードなどの表示体で構成した表示部27と、燃焼部20の温度を各設定温度に設定する設定スイッチ28を備えている。機器始動時は「低」に対応する表示体を動作させ、以降は設定スイッチ28を押すたびに「中」、「高」、「切」、「低」の順番で切り変わる。制御部25は温度検知部24の出力と、温度設定部26で設定された温度制御レベルとを比較し、その比較出力を燃料調節部22に出力し、燃焼部20を希望の温度で温度制御する。
【0026】電源部29は電池等を用い、制御部25、着火部23、燃料調節部22、温度検知部24、温度設定部26を動作させている。加熱シート30は、熱伝導のよい金属箔や金属メッシュ、熱伝導繊維などの熱伝導性材料によって構成している。
【0027】図3を用いて温度検知部24について説明すると、温度検知部24はサーミスタ等で構成される温度センサ31と抵抗32及びコンデンサ33とで電源電圧を分圧し、その分圧された電圧を制御部25のポートP1より入力する回路で実現される。一般的に、制御部25は、温度信号を入力するときはポートP1をローにし、それ以外ではポートP1をハイインピーダンスにして電流の消費を抑えるよう構成している。
【0028】上記構成において図4を用いて動作を説明すると、機器の動作開始時において、制御部25は、所定時間a(例えば0.6秒間)の間は、温度検知部24からの温度信号の入力間隔を短く(例えば0.1秒おきに0.1秒オン)して温度検知部24からの温度信号を頻繁に読み込み、所定時間a経過後は、入力間隔を長く(例えば0.5秒おきに0.1秒オン)し、単位時間当たりの読み込み回数を少なくして読み込む。
【0029】そして、所定時間a経過後、制御部25は燃焼部20の温度が所定温度T1未満と判断すると、表示部27を高速で点滅(例えば0.1秒オン、0.1秒オフ)させ、燃料タンク21からの燃料ガスを燃焼部20へ供給して着火部23を動作させて火炎を発生させる。そして、燃焼部20の温度が所定温度T1以上に上昇すると、制御部25は表示部27を低速で点滅(例えば0.1秒オン、0.4秒オフ)させて、確実に着火動作が行えて燃焼部20の温度が上昇したことを使用者に知らせるようにしている。
【0030】このように、機器始動時における燃焼部20の温度情報が無い場合に、温度検知部24からの入力間隔を短くして、瞬時に燃焼部20の温度情報を得るとともに、所定時間経過後は温度検知部24からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えることができるとともに、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを使用者に知らせることができる。
【0031】なお、本実施例では、表示方法を点滅の周期を変えることで説明したが、点滅から点灯に変える等にしても同じ効果を得られることはいうまでもない。
【0032】(実施例2)図1における制御部25は、燃焼部20の温度が所定の温度に到達するまでは温度検知部24の入力間隔を所定温度到達後の入力間隔より短くするよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】上記構成において図5を用いて動作を説明すると、制御部25は温度検知部24から温度信号を入力し、燃焼部20の温度が所定温度T1未満と判断すると、燃焼部20の温度が所定温度T1を超えるまでは、温度検知部24からの温度信号の入力間隔を短く(例えば0.1秒おきに0.1秒オン)して温度検知部24からの温度信号を頻繁に読み込み、表示部27を高速で点滅(例えば0.1秒オン、0.1秒オフ)させるとともに、燃料タンク21からの燃料ガスを燃焼部20へ供給して着火部23を動作させて火炎を発生させる。
【0034】そして、燃焼部20の温度が所定温度T1以上に上昇すると、制御部25は温度検知部24からの温度信号の入力間隔を長く(例えば0.5秒おきに0.1秒オン)し、単位時間当たりの読み込み回数を少なくして読み込むとともに、表示部27を低速で点滅(例えば0.1秒オン、0.4秒オフ)させて、確実に着火動作が行えて燃焼部20の温度が上昇したことを使用者に知らせる。
【0035】このように、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部24からの入力間隔を短くして入力を頻繁に行い、燃焼部20の温度が所定温度T1に到達して着火したことがわかれば温度検知部24からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができるとともに、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを使用者に知らせることができる。
【0036】(実施例3)図1における制御部25は、燃焼部20の温度上昇が所定値以上上昇するまでは、温度検知部24の入力間隔を所定値以上上昇後の入力間隔より短くするよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】上記構成において図6を用いて動作を説明すると、制御部25は温度検知部24から温度信号を入力し、そのときの燃焼部20の温度T2が所定温度T1未満と判断すると、燃焼部20の温度上昇が温度T2から所定値(例えば10度)上昇した温度T3に到達するまでは、温度検知部24からの温度信号の入力間隔を短く(例えば0.1秒おきに0.1秒オン)して温度検知部24からの温度信号を頻繁に読み込むとともに、表示部27を高速で点滅(例えば0.1秒オン、0.1秒オフ)させるとともに、燃料タンク21からの燃料ガスを燃焼部20へ供給して着火部23を動作させて火炎を発生させる。
【0038】そして、燃焼部20の温度上昇が所定値以上上昇した温度T3に到達すると、制御部25は温度検知部24からの温度信号の入力間隔を長く(例えば0.5秒おきに0.1秒オン)し、単位時間当たりの読み込み回数を少なくして読み込むとともに、表示部27を低速で点滅(例えば0.1秒オン、0.4秒オフ)させて、確実に着火動作が行えて燃焼部20の温度が上昇したことを使用者に知らせる。
【0039】このように、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部24からの入力間隔を短くして入力を頻繁に行い、燃焼部20の温度上昇が所定値以上上昇して着火したことがわかれば温度検知部24からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができるとともに、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを使用者に知らせることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間経過するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定時間経過後の入力間隔より短くするよう構成したから、所定時間経過後は温度検知部からの入力間隔を長くして機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができるとともに、機器始動時における燃焼部の温度情報が無い場合に、温度検知部からの入力間隔を短くして瞬時に燃焼部の温度情報を得ることができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、機器の動作状態を表示する表示部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから所定時間後に前記表示部を動作させるよう構成したから、温度検知部からの出力を入力して温度情報を得た後で、燃焼部の正確な温度情報を使用者に知らせることができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度が所定温度に到達するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定温度到達後の入力間隔より短くするよう構成したから、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部からの入力間隔を短くして頻繁に入力し、燃焼部の温度が所定温度に到達して着火したことがわかれば温度検知部からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる燃焼部と、この燃焼部の温度を検知する温度検知部と、この温度検知部の出力信号を入力する制御部を備え、制御部は、機器の動作を開始してから前記燃焼部の温度上昇が所定値以上上昇するまでの前記温度検知部の入力間隔を所定値以上上昇後の入力間隔より短くするよう構成したから、燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを正確に判断するために、機器の動作開始時は温度検知部からの入力間隔を短くして頻繁に入力し、燃焼部の温度上昇が所定値以上上昇して着火したことがわかれば温度検知部からの入力間隔を長くすることで、機器の消費電力を抑えて電池寿命を延ばすことができる。
【0044】また、請求項5に記載の発明によれば、制御部は、燃焼部の温度により表示部の表示方法を変更するよう構成したから、既にある表示体の表示方法を変えることで特別な表示手段無しで燃料ガスへの着火が確実に行われたか否かを使用者に知らせることができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成10年8月4日(1998.8.4)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2000−55356(P2000−55356A)
【公開日】 平成12年2月22日(2000.2.22)
【出願番号】 特願平10−220047