| 【発明の名称】 |
光源装置及びスポット光源装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 守行
【氏名】河合 和人
【氏名】吉田 一夫
【氏名】筬島 哲也
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| 【要約】 |
【課題】放電管を過冷却の状態にすることなく、各部品・部位を充分に冷却できる光源装置及びスポット光源装置を提供する。
【解決手段】駆動領域Aに面するハウジング1の右側面1d及び後面1fの所定の位置に外気取込口を設け、駆動領域Aを冷却した空気流を、通気領域D、通気口64及び65を介して出力領域Bに導入してシャッター4等を冷却し、さらに通気口66を介して最も高温となる光源領域Cに導入してランプユニット2等を冷却するこによって、各部に対して好適な冷却を実現することができる。また、ランプユニット2が対面している内箱後面32aの開口部32dに、側面開口部37c及び37dを有する筒状部材37を設置することによって、放電管20の冷却条件を好適に設定することが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光を放射する放電管と、前記放電管から放射された光を反射させる反射ミラーと、前記放電管と、前記反射ミラーとが内部に格納されるハウジングと、前記反射ミラーからの光を出射するための、前記ハウジングの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置において、前記放電管及び前記反射ミラーと、前記ハウジングの前記出射面との間に、前記ハウジング内部の前記出射面側の領域であって、前記出射口が臨み、光の外部への出射の制御が行われる出力領域と、前記ハウジング内部の前記出力領域に対して前記出射面の反対側にある領域であって、前記放電管及び前記反射ミラーが格納される光源領域と、を区分し、光を通過させる開口部を有する遮蔽板と、前記遮蔽板に前記出射口に向かって突出するように取り付けられ、光を通過させる導光部を有するとともに、その側面に側面開口部が設けられている筒状部材と、を備えたことを特徴とする光源装置。 【請求項2】 前記反射ミラーは、前記遮蔽板の前記開口部と対面して、前記遮蔽板に接続・固定されていることを特徴とする請求項1記載の光源装置。 【請求項3】 前記出力領域内に、シャッター板と、前記シャッター板を回転駆動させるシャッター駆動部を有し、前記出射口からの光の出射のON/OFFを切り換えるためのシャッターが設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の光源装置。 【請求項4】 前記出力領域内において、前記筒状部材の前記側面開口部が臨む領域と、前記シャッター駆動部が設置されている領域とが、空間的に分離されていることを特徴とする請求項3記載の光源装置。 【請求項5】 前記出力領域内に、前記シャッターを固定・設置するための支持部材をさらに備えたことを特徴とする請求項3または4記載の光源装置。 【請求項6】 前記筒状部材の前記側面開口部は、互いに対向するように形成された2つの側面開口部を少なくとも備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項7】 前記側面開口部は、前記放電管または前記反射ミラーからの光を遮蔽するように構成された光遮蔽開口部からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項8】 前記筒状部材は、前記導光部の形状が前記ハウジングの前記出射面に向かって先細になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項9】 前記ハウジングの少なくとも一方の面の前記出力領域に面する所定の部位に、外気取込口が設けられたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項10】 前記出力領域には、前記ハウジングの前記出射面側の面の所定の位置に前記出射口に対向する出射開口部を有するとともに、前記出射開口部を有する面に対向する面が前記遮蔽板を構成して前記筒状部材をその内部に含む内箱が設置され、前記内箱の少なくとも一方の面の前記出力領域に面する所定の部位に、通気口が設けられたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項11】 前記ハウジングは、前記出射面に直交する第1の直交面に設けられた排気口と、前記第1の直交面、または前記出射面及び前記第1の直交面に直交する第2の直交面の少なくとも一方に設けられた外気取込口と、を有して構成され、前記ハウジングの内部は、前記外気取込口が臨み、前記放電管等を駆動制御する駆動装置が格納される駆動領域と、前記出射面及び前記第2の直交面に直交する第3の直交面に隣接するとともに、前記駆動領域に連通する通気領域と、をさらに有して構成され、前記排気口は前記光源領域に臨み、前記外気取込口から導入された空気流は、前記駆動領域内を冷却した後、前記通気領域を経由して前記出力領域に導入されて前記出力領域内を冷却し、さらに前記光源領域に導入されて前記光源領域内を冷却して、前記排気口から排気されるように構成されたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項12】 光を放射する放電管と、前記放電管から放射された光を反射させる反射ミラーと、前記放電管と、前記反射ミラーとが内部に格納されるハウジングと、前記反射ミラーからの光を出射するための、前記ハウジングの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置において、前記ハウジングは、前記出射面に直交する第1の直交面に設けられた排気口と、前記第1の直交面、または前記出射面及び前記第1の直交面に直交する第2の直交面の少なくとも一方に設けられた外気取込口と、を有して構成され、前記ハウジングの内部は、前記外気取込口が臨み、前記放電管等を駆動制御する駆動装置が格納される駆動領域と、前記出射面及び前記第2の直交面に直交する第3の直交面に隣接するとともに、前記駆動領域に連通する通気領域と、前記出射口が臨み、光の外部への出射の制御が行われる出力領域と、前記排気口が臨み、前記放電管及び前記反射ミラーが格納される光源領域と、を有して構成され、前記外気取込口から導入された空気流は、前記駆動領域内を冷却した後、前記通気領域を経由して前記出力領域に導入されて前記出力領域内を冷却し、さらに前記光源領域に導入されて前記光源領域内を冷却して、前記排気口から排気されるように構成されたことを特徴とする光源装置。 【請求項13】 前記放電管及び前記反射ミラーと、前記ハウジングの前記出射面との間に、前記出力領域と前記光源領域とを区分し、光を通過させる開口部を有する遮蔽板と、前記遮蔽板に前記出射口に向かって突出するように取り付けられ、光を通過させる導光部を有するとともに、その側面に側面開口部が設けられている筒状部材と、を備えたことを特徴とする請求項12記載の光源装置。 【請求項14】 前記光源領域の容積は、前記駆動領域及び前記出力領域のいずれの容積よりも大きく構成されていることを特徴とする請求項12または13記載の光源装置。 【請求項15】 前記排気口に、前記空気流を排気するためのファンが設置されていることを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項記載の光源装置。 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一項記載の光源装置であって、前記出射口に接続されて、出射される光を導光するライトガイドをさらに備えることを特徴とするスポット光源装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光を照射する光源装置及びスポット光源装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、スポット光源装置では、放電管から放射された光を楕円集光ミラーなどの反射ミラーによって反射・集光し、出射口に導光して、出射口に接続されたファイバなどの導光手段(ライトガイド)によって外部に出射される。 【0003】このような装置においては、放電管など内部に設置された各部品を冷却するために、空気流による冷却(空冷)が行われる場合がある。このとき、例えば反射ミラーやシャッターなどの部品・部位に対して充分に冷却を行ったときに、放電管に対して過冷却になって光量が減少する問題がある。このような問題に対して、例えば特公平7−114993号公報に示された装置では、放電管に当たる空気流量を制限するような制風板を設置している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スポット光源装置の内部の温度は、装置各部において大きく異なり、また、好適な冷却の程度も異なるので、同一の空気流を装置内部の全体に供給することによる単純な冷却方法では、上記した放電管の過冷却の問題を生じるなど、かえって充分な動作を確保できなくなることがある。 【0005】例えば、制風板を用いた上記した装置においては、空気流量を減少させるのみで、放電管に当たる空気流の温度は、装置の他の部位に当たる空気流の温度と変わらない。また、制風板の設置は、結果的に全体の通気をも制限してしまい、冷却効率を逆に低下させる原因ともなる。このような冷却方法についての問題は、スポット光源装置以外の光源装置においても同様である。 【0006】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、放電管を過冷却の状態にすることなく、各部品・部位を充分に冷却できる光源装置及びスポット光源装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために、本発明による光源装置は、光を放射する放電管と、放電管から放射された光を反射させる反射ミラーと、放電管と、反射ミラーとが内部に格納されるハウジングと、反射ミラーからの光を出射するための、ハウジングの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置において、放電管及び反射ミラーと、ハウジングの出射面との間に、ハウジング内部の出射面側の領域であって、出射口が臨み、光の外部への出射の制御が行われる出力領域と、ハウジング内部の出力領域に対して出射面の反対側にある領域であって、放電管及び反射ミラーが格納される光源領域と、を区分し、光を通過させる開口部を有する遮蔽板と、遮蔽板に出射口に向かって突出するように取り付けられ、光を通過させる導光部を有するとともに、その側面に側面開口部が設けられている筒状部材と、を備えたことを特徴とする。 【0008】光源領域と出力領域とを区分する遮蔽板に設けられた開口部は、光源領域から出力領域への光入射の通路となるとともに、出力領域側から、開口部に対向している放電管に空気流を供給する通気口としても機能する。ここで、上記した構成においては、この開口部に対してさらに筒状部材を接続する。この筒状部材は、開口部による光の入射位置の制限に加えて入射角度をも制限することができ、したがって、余分な光の遮蔽効果を向上させることができる。 【0009】同時に、この筒状部材によって遮蔽板の開口部を介して放電管に供給される空気流を制限することができ、これによって、放電管の過冷却を防止して、好適な各部の冷却を行うことができる。 【0010】このように筒状部材を設置した場合、逆にこの筒状部材によって放電管の冷却が過度に抑制されてしまう場合がある。また、筒状部材は光を遮蔽することによって加熱されてしまう。これに対して、筒状部材はそれ自身放熱フィンの機能を有しているが、それのみでは充分に冷却が行われない場合がある。 【0011】このような問題に対して、上記した装置においては、この筒状部材の側面に側面開口部を形成している。このとき、この側面開口部によって筒状部材内部への空気流の流入が可能となり、これによって放電管の冷却の制御と筒状部材の好適な冷却とをともに実現することができる。 【0012】なお、上記した放電管の冷却の制御については、形成される側面開口部の形状や開口面積等を用いて空気流の流量や方向等を変更・設定することによって実現することができる。 【0013】また、反射ミラーは、遮蔽板の開口部と対面して、遮蔽板に接続・固定されていることを特徴とする。 【0014】このように放電管がその内側に設置される反射ミラーを直接遮蔽板に接続する構成とすることによって、遮蔽板の開口部以外からの空気流を除いて、さらに放電管に供給される空気流の制御性を高めることができる。 【0015】また、出力領域内に、シャッター板と、シャッター板を回転駆動させるシャッター駆動部を有し、出射口からの光の出射のON/OFFを切り換えるためのシャッターが設置されていることを特徴とする。 【0016】また、出力領域内において、筒状部材の側面開口部が臨む領域と、シャッター駆動部が設置されている領域とが、空間的に分離されていることを特徴としても良い。 【0017】出力領域にシャッターを備えることによって、放電管をON/OFFすることなく光の出射のON/OFFを切り換えることができるので、放電管の状態をより安定させることができる。 【0018】この場合、筒状部材の側面開口部がロータリーソレノイドなどのシャッター駆動部に対面しない位置に設けられることによって、シャッター駆動部に対する光遮蔽の効果を高めて、シャッター駆動部の光による加熱に起因する故障等を抑制することができる。 【0019】あるいは、出力領域内に、シャッターを固定・設置するための支持部材をさらに備えたことを特徴としても良い。 【0020】シャッターが遮蔽板等に固定されずに、別に設けられた支持部材に対して固定・設置されることによって、シャッターに対する加熱をさらに抑制して、シャッター部品の劣化を抑制することができる。 【0021】また、筒状部材の側面開口部は、互いに対向するように形成された2つの側面開口部を少なくとも備えることを特徴とする。このように構成することによって、対向する2つの側面開口部の間が空気流の通路となるので、より好適な空気流の生成とその制御を実現することができる。 【0022】さらに、側面開口部は、放電管または反射ミラーからの光を遮蔽するように構成された光遮蔽開口部からなることを特徴とする。側面開口部を光を通過させない構成とすることによって、筒状部材内部への空気流の流入と光遮蔽効果とをともに向上させることができる。 【0023】また、筒状部材は、導光部の形状がハウジングの出射面に向かって先細になるように形成されたことを特徴としても良い。このように先細の形状とすることによって、さらに遮蔽効果を高めることができる。 【0024】また、ハウジングの少なくとも一方の面の出力領域に面する所定の部位に、外気取込口が設けられたことを特徴とするあるいは、出力領域には、ハウジングの出射面側の面の所定の位置に出射口に対向する出射開口部を有するとともに、出射開口部を有する面に対向する面が遮蔽板を構成して筒状部材をその内部に含む内箱が設置され、内箱の少なくとも一方の面の出力領域に面する所定の部位に、通気口が設けられたことを特徴とする。 【0025】このように、出力領域に面するハウジングまたは内箱の所定の部位に、外気取込口または通気口を設けることによって、空気流の供給を充分に行うことができる。 【0026】上記した構成における具体的な空気流の構成としては、ハウジングは、出射面に直交する第1の直交面に設けられた排気口と、第1の直交面、または出射面及び第1の直交面に直交する第2の直交面の少なくとも一方に設けられた外気取込口と、を有して構成され、ハウジングの内部は、外気取込口が臨み、放電管等を駆動制御する駆動装置が格納される駆動領域と、出射面及び第2の直交面に直交する第3の直交面に隣接するとともに、駆動領域に連通する通気領域と、をさらに有して構成され、排気口は光源領域に臨み、外気取込口から導入された空気流は、駆動領域内を冷却した後、通気領域を経由して出力領域に導入されて出力領域内を冷却し、さらに光源領域に導入されて光源領域内を冷却して、排気口から排気されるように構成しても良い。 【0027】また、本発明による光源装置は、光を放射する放電管と、放電管から放射された光を反射させる反射ミラーと、放電管と、反射ミラーとが内部に格納されるハウジングと、反射ミラーからの光を出射するための、ハウジングの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置において、ハウジングは、出射面に直交する第1の直交面に設けられた排気口と、第1の直交面、または出射面及び第1の直交面に直交する第2の直交面の少なくとも一方に設けられた外気取込口と、を有して構成され、ハウジングの内部は、外気取込口が臨み、放電管等を駆動制御する駆動装置が格納される駆動領域と、出射面及び第2の直交面に直交する第3の直交面に隣接するとともに、駆動領域に連通する通気領域と、出射口が臨み、光の外部への出射の制御が行われる出力領域と、排気口が臨み、放電管及び反射ミラーが格納される光源領域と、を有して構成され、外気取込口から導入された空気流は、駆動領域内を冷却した後、通気領域を経由して出力領域に導入されて出力領域内を冷却し、さらに光源領域に導入されて光源領域内を冷却して、排気口から排気されるように構成されたことを特徴とする。 【0028】このような構成によれば、装置内部の各部の冷却は、駆動領域、出力領域、光源領域の順に行われる。このように冷却の空気流経路を設定することによって、最も高温となる光源領域が最後に冷却されるようにして、他の領域を充分に冷却することができる。また、逆に他の領域を冷却して外気温よりも適度に昇温された空気流を光源領域の冷却に用いることによって、上記した側面開口部を有する筒状部材と同様に、放電管の過冷却を抑制することができる。 【0029】また、放電管及び反射ミラーと、ハウジングの出射面との間に、出力領域と光源領域とを区分し、光を通過させる開口部を有する遮蔽板と、遮蔽板に出射口に向かって突出するように取り付けられ、光を通過させる導光部を有するとともに、その側面に側面開口部が設けられている筒状部材と、を備えたことを特徴としても良い。 【0030】また、光源領域の容積は、駆動領域及び出力領域のいずれの容積よりも大きく構成されていることを特徴とする。最も温度の高い光源領域の容積を、駆動領域及び出力領域のそれぞれの容積よりも大きく設定することによって、より効果的に各部の冷却を行うことができる。 【0031】さらに、排気口に、空気流を排気するためのファンが設置されていることを特徴とすることによって、効率的に空気流による冷却を行うことができる。 【0032】また、本発明によるスポット光源装置は、上記した光源装置であって、出射口に接続されて、出射される光を導光するライトガイドをさらに備える構成とする。例えばファイバなど、用途に応じた形態・性能を有するライトガイドを接続することによって、効率的に光の出射とその利用を行うことができる。 【0033】 【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による光源装置及びスポット光源装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。 【0034】図1は、本発明によるスポット光源装置の一実施形態に係るUVスポット光源装置の外面構成を示す斜視図である。ここで、UVスポット光源装置の外面を構成するハウジング1の各面については、図1の左前方に示されている面を前面1aとし、後面を1b、左側面を1c、右側面を1d、底面を1e、上面を1fとする。ただし、前面1a、後面1b、左側面1c、及び右側面1dの各面については、これらの各面の名称は便宜的に付したものであって、UVスポット光源装置における前後方向など、実際の装置構成や機能の別等によるものではない。以下においては、ハウジング1以外についても、上記にしたがってその前後左右を便宜的に定義して用いる。 【0035】本実施形態においては、ハウジング1の開口部分である出射口(図1においては図示していない)はハウジング1の上面1fの所定の位置に設けられ、したがって上面1fが出射面とされており、これによって本UVスポット光源装置は上方出射タイプの光源装置を構成している。出射口にはファイバ差込口50が設置されており、このファイバ差込口50にライトガイドとしてファイバ5が接続・固定されている。これによって、外部へのUV光の出射が行われる。 【0036】なお、ハウジング1の左側面1cは、ハウジング1からの脱着が可能な板状のハウジング側面カバー12によって構成されており、このハウジング側面カバー12は、ハウジング1の他の面を構成しているハウジング外箱11に対してネジ止め等によって固定されて、ハウジング1の全体が形成されている。なお、ハウジング外箱11についても、さらに複数の部分から構成しても良い。 【0037】図2及び図3は、図1に示したUVスポット光源装置の装置内部の概略構成について、ハウジング1のハウジング外箱11及びハウジング側面カバー12を一部破断して示す斜視図である。図2においては、区分板31及び内箱32についても一部破断し、また内箱側面カバー33の図示を省略している。一方、図3においては、区分板31及び内箱32を破断せず、かつ内箱側面カバー33をも図示してハウジング1内部の各領域の区分を明示している。 【0038】ハウジング1の内部は、電源や回路等、装置駆動のための装置が格納される駆動領域A、光の放射及び出射が行われる光出射領域G、及び空気流の経路を制御するための通気領域Dの各領域から構成され、光出射領域Gはさらに、光の外部への出射を制御するシャッター等が設置される出力領域B、及び放電管及び反射ミラー等が格納される光源領域Cから構成されている。 【0039】まず、装置内部の各部の基本的構成について説明する。 【0040】駆動領域Aは、区分板31の右側面31bによってハウジング1の右側面1d側に形成されている。区分板31は、区分板前面31aと区分板右側面31bとによって構成され、その高さは、ハウジング1の底面1eから上面1fまでの距離、すなわちハウジング1の高さと等しい。また区分板右側面31bはハウジング1の後面1bに接続しており、これによって駆動領域Aは、左側面を区分板31により、後面、右側面、底面及び上面をハウジング1の各面により区分されて構成され、また、駆動領域Aの前面は開放されて、後述する通気領域Dに連通されている。 【0041】この駆動領域Aには、UVスポット光源装置の各部を駆動制御するための駆動装置が設置されている。図中においては、駆動装置設置板15aによって設置された駆動装置15として模式的に簡略化して示してあるが、駆動装置15は複数の装置から構成されて設置されても良い。例えばこの駆動装置は、各部へ電流を供給する電源、各部の駆動を行う回路、及びそれらを制御するコンピュータ等を有して構成される。 【0042】また、駆動装置15は、例えばハウジング1の前面1aや右側面1dの所定の位置に設置された操作パネルなどに接続されて、これを介して操作者によって操作される構成としても良い。なお、図中においては、駆動装置15とUVスポット光源装置の各部との接続等については図示していない。 【0043】光出射領域Gは、区分板31によってハウジング1の左側面1c側に形成されている。区分板31は、区分板右側面31bが上記したようにハウジング1の後面1bに接続しているとともに区分板前面31aがハウジング1の左側面1cに接続している。これによって光出射領域Gは、前面及び右側面を区分板31により、後面、左側面、底面及び上面をハウジング1の各面により区分されて構成される。 【0044】この光出射領域Gは、さらに出力領域B及び光源領域Cに区分される。 【0045】出力領域Bは、内箱32及び内箱側面カバー33によって光出射領域Gの上方部分に形成されている。内箱32の上面の、ハウジング1の上面1fに設けられた出射口13(図3)に対向する所定の位置には、光を出射するための出射開口部32bが形成されている。また、内箱32の内箱底面32aには、後述するランプユニット2の放電管20からの光を入射・導光させるための開口部32dが設けられ、さらにその内箱32の内側に筒状部材37が接続・形成されている。 【0046】内箱32は、その左側面が開放されて構成されており、この左側面には内箱側面カバー33が設置・固定される。これによって出力領域Bは、前面、後面、右側面、底面及び上面を内箱32により、左側面を内箱側面カバー33により区分されて構成される。 【0047】光源領域Cは、区分板31及び内箱32の内箱底面32aによって光出射領域Gの下方部分に形成されている。すなわち光源領域Cは、前面及び右側面を区分板31により、後面、左側面及び底面をハウジング1の各面により、上面を内箱底面32aにより区分されて構成される。 【0048】また、通気領域Dは、区分板前面31a及びハウジング1の前面1aとによって挟まれて形成されている。この通気領域Dは、空気流による各部の冷却経路を制御することを主な目的として設けられているものであるが、それ以外にも例えば、各部の配線等がこの通気領域Dで行われる構成であっても良い。 【0049】次に、光源領域C及び出力領域Bの各部の構成について説明し、これらを合わせた光出射領域GからのUV光の放射・生成と外部への出射について説明する。図4は、図3に示した光出射の光軸を含むI−I矢印垂直断面図、図5は、図4に示したII−II矢印水平断面図である。なお、図4及び図5においては、ハウジング1の出射口13、内箱32の出射開口部32b、及び後述する各通気口・外気取込口については、見やすさのために端面図として示してある。また、図4においては、出射口13に取り付けられるファイバ差込口50及びファイバ5については図示していない。 【0050】光の出射は、光源領域Cにおける光の放射及び反射による導光と、出力領域Bにおける光の出射制御及び出射とによって行われる。光源領域Cと出力領域Bとは、放電管20及び反射ミラー21と、ハウジング1の出射面である上面1fとの間にある内箱底面32aによって区分されている。この内箱底面32aは、光源領域Cから出力領域Bへ入射しようとする余分な光を遮蔽する遮蔽板として機能しており、遮蔽板である内箱底面32aの所定の位置に光軸(放電管20の中心軸と出射口13の中心とを結び、光の出射が行われる軸)を中心として形成された円形状の開口部32dを通過した光以外は、光源領域Cから出力領域Bに入射しないように構成されている。 【0051】光源領域Cには、UV光を放射・照射する放電管20と反射ミラー21を有するランプユニット2が設置されている。反射ミラー21は、例えば楕円集光ミラーなどの所定形状を有し、その内面を反射面とするミラーから構成されており、放電管20からのUV光を反射し、出射開口部を介して外部へと光を出射する。 【0052】このランプユニット2は、その出射開口部の外周に形成された位置決めリング部22、及び内箱底面32aの下面側に設けられたランプユニット設置部25によって、遮蔽板である内箱底面32aの開口部32dに面して固定されている。なお、放電管20からのリード線とその接続等については、ここでは図示していない。 【0053】本実施形態においては、ランプユニット2として容易に着脱可能なものが用いられている。このランプユニット2は、ハウジング側面カバー12によって開放が可能なハウジング1の左側面1c側から装着される。また、ランプユニット設置部25は、内箱底面32aの下面側を設置面とし、装着ガイド26、保持板27、固定ネジ27a、及び固定スプリング27bを有して構成されている。 【0054】装着ガイド26は、内箱底面32aの下面に固定されて左側面1c側を開放端とするU字形状に形成されており、これによって左側面側から装着されたランプユニット2は、それを保持する保持板27と、保持板27を介してランプユニット2を押さえ付けて固定するための付勢部材である固定ネジ27a及び固定スプリング27bとによって、その位置決めリング部22が下方から内箱底面32aの下面に押さえ付けられて固定かつ装置の光軸に対して位置決めされる。 【0055】また、図4に示すように、保持板27に付属して装置前面側に形成されている支持バネ28a、及びハウジング側面カバー12の内側の面に設けられた支持バネ28aと同様な支持バネ28b(図示していない)によってもランプユニット2が支持・固定される。 【0056】光源領域Cにおいて放射・反射された放電管20及び反射ミラー21からの光は、内箱底面32aの開口部32dから出力領域Bに入射される。開口部32dの上方には筒状部材37が、内箱底面32aからハウジング1の出射口13の方向に突出するように、内箱32と一体に固定されて設けられている。 【0057】筒状部材37は光軸を中心軸とし、開口部32dと接続されて出射口13に向かって先細となる円錐台形状に一定の厚さで形成されている。これによって、内箱32の開口部32dから入射された光は、筒状部材37の内部に形成された円錐台形状の導光部37aにより、出射側である開口部37bに導光される。このとき、遮蔽板である内箱底面32aの開口部32dと、筒状部材37の導光部37aとを通過した光のみを出力領域B内に入射する構成によって、光の入射位置のみでなく入射角度をも制限することができ、余分な光の効果的な遮蔽が可能となる。 【0058】筒状部材37の開口部37bと、出射開口部32b及び出射口13との間には、出射口13からの光の出射のON/OFFを切り換えるためのシャッター4が設置されている。シャッター4はシャッター板41とシャッター駆動部42とから構成され、シャッター固定部33a(図2)に固定されて設置されている。なお、図2及び図5においては、シャッター板41のONの位置(光軸を開放した状態)を実線で、OFFの位置(光軸を遮断した状態)を点線で示してある。また、図4及び図5においては、シャッター板41以外のシャッター駆動部42や位置センサ43等については図示していない。 【0059】シャッター板がONである位置は、シャッター板41に設けられた突起部41aを位置センサ43によって検出することによって確認している。この位置センサ43についても、シャッター4と同様にシャッター固定部33aに固定されて設置されている。 【0060】シャッター4及び位置センサ43が位置決め・固定されているシャッター固定部33aは、板状部材であり、内箱側面カバー33の内側の面に一体に位置決め・固定されて、容易に着脱することが可能なように設置されている。ここで、板状部材であるシャッター固定部33aは、内箱底面32aに対して平行に設置される。すなわち、シャッター固定部33aは光軸に対して垂直に設置され、これによってシャッター4のシャッター板41は、筒状部材37の開口部37bと内箱32の出射開口部32bとの間に、光軸に対して垂直な所定の平面内において、光軸に平行な軸をその回転軸として回転駆動されるように設置される。 【0061】本実施形態においては、内箱側面カバー33はさらにその両側端部にカバー側凸状係合部34a及び34bを有し、これらが内箱側凹状係合部35a及び35bに係合することによって、さらに位置決めされる。また、内箱32の側面のうち内箱側面カバー33が取り付けられる開放面が左側面であることに対応して、ハウジング1の左側面1cを容易に脱着可能なハウジング側面カバー12によって構成している。したがって、ハウジング1についてはハウジング側面カバー12をはずすことによって、シャッター4等の設置・交換等の作業が可能とされている。 【0062】なお、図2においては内箱側面カバー33を図示しておらず、したがって、これらのシャッター4等は図中で中空に浮いた状態で示されている。 【0063】以上述べた構成による光出射領域Gを有するスポット光源装置において、光源領域C内のランプユニット2の放電管20から放射された光は反射ミラー21によって反射され、遮蔽板である内箱底面32aの開口部32d、及び筒状部材37の導光部37aを介して出力領域Bに入射される。出力領域Bでは、シャッター4によって光の出射のON/OFFが切り換えられ、ONの状態とされている場合には、光は内箱32の出射開口部32b及びハウジング1の出射口13を経てファイバ差込口50(図1)に接続されたライトガイドであるファイバ5に入射され、外部に出力される。 【0064】ここで、光軸上には、出力領域B内またはファイバ差込口50内等に、紫外線透過フィルタや、光量調整のためのスリットなどの他の必要な要素をさらに設置しても良い。また、内箱側面カバー33、ハウジング側面カバー12、及びランプユニット2の着脱等については、インターロックを設けて、それらが適正に装着されていない場合には装置が作動されない構成としても良い。 【0065】次に、本実施形態における装置内部の冷却について、図4及び図5を参照しつつ説明する。本UVスポット光源装置における内部の冷却は、外部から導入された外気による空気流によって行われ、空気流の経路は、各部位に設けられた外気取込口、通気口等によって設定・制御される。 【0066】図6は、図1に示したUVスポット光源装置の外面構成を図1とは反対側について示す斜視図である。ハウジング外箱11の右側面1dの駆動領域Aに面する所定の位置には第1の外気取込口61が、また、ハウジング外箱11の後面1bの駆動領域Aに面する所定の位置には第2の外気取込口62が設けられている。一方、ハウジング外箱11の後面1bの光源領域Cに面する所定の位置には排気口として機能するファン63が設置されている。 【0067】これによって、第1の外気取込口61及び第2の外気取込口62から導入された外気による空気流は、所定の経路によって装置内部の各部位・部品を冷却した後、ファン63から外部に排気される。なお、外気取込口については、本実施形態においては駆動領域Aに面して2つの外気取込口61及び62を設けているが、どちらか一方のみとする構成であっても良い。 【0068】装置内部における空気流の経路は、各領域を区分する区分板等と、各部位に設けられた通気口等によって設定される。すなわち、駆動領域Aと通気領域Dとは連通されているが、駆動領域A及び通気領域Dと光出射領域Gとは、区分板31によって空間的に分離され、また、光出射領域G内の出力領域Bと光源領域Cとは、内箱32及び内箱側面カバー33によって空間的に分離されている。 【0069】これに対して、区分板前面31aの出力領域Bに面する所定の位置、及び内箱32の前面の所定の位置には、対応して形成された通気口64及び65がそれぞれ設けられている。また、内箱底面32aの後面側の所定の位置には、通気口66が設けられている。 【0070】なお、駆動領域Aは、区分板31によって光出射領域Gから光遮蔽されているので、上記した各外気取込口61及び62から光漏れを生じることはない。また、光源領域Cに面したファン63の内側には、光漏れを防止するために通気制御板67が設置されている。この通気制御板67には、外部への光漏れが起こらない光遮蔽通気口68が形成されている。なお、通気制御板67については、例えば区分板右側面31b、またはハウジング1の左側面1cに接続される形態としても良い。 【0071】このような構成による装置内部の空気流の経路が、概略的に図4及び図5に示されている。すなわち、第1の外気取込口61及び第2の外気取込口62から導入された外気による空気流は、駆動領域A内に設置された駆動装置15等の各部を冷却して、前方の開放部分から連通されている通気領域Dに流入する。通気領域Dに流入した空気流は、通気口64及び65から出力領域Bに導入されて、その内部に設置されたシャッター4及び筒状部材37等を冷却し、さらに通気口66から光源領域Cに導入されて、その内部に設置されたランプユニット2の各部等を冷却する。上記した経路によって各領域内を冷却した空気流は、通気制御板67の光遮蔽通気口68を経由して、ファン63から外部へ排気される。 【0072】上記のように空気流の経路を構成することによって、最も効率的なスポット光源装置の内部各部の冷却を実現することができる。すなわち、冷却すべき駆動領域A、出力領域B及び光源領域Cの各領域の、スポット光源装置が駆動されている時の温度は、駆動領域Aの温度が電源等からの発熱によって90℃程度、出力領域Bの温度がシャッター駆動部42等からの発熱によって70℃程度、光源領域Cの温度が放電管20等からの発熱によって300℃程度である。したがって空気流が、最も高温である光源領域Cを先に通過してしまうと、それによって空気流が大幅に昇温されてしまい、他の領域の各部を充分に冷却できなくなる。これに対して、図4及び図5に示すように、駆動領域Aにおいて外気による空気流が取り込まれる構成としてまず駆動領域Aの各部を冷却し、次に通気領域Dを経由して出力領域Bの各部を冷却して、最後に光源領域Cの各部を冷却することによって、各領域を効果的に冷却することができる。 【0073】ここで、最も温度の高い光源領域Cの容積は、駆動領域A及び出力領域Bのそれぞれの容積よりも大きく設定されていることが好ましい。これによって、さらに効果的にランプユニット2の反射ミラー21等の冷却を行うことができる。 【0074】このとき、ランプユニット2については、放電管20が冷却され過ぎると逆にその発光の効率が落ちて光量が減少してしまう(過冷却)が、上記した経路による空気流においては、駆動領域A及び出力領域Bを冷却することによって適度に昇温された空気流を光源領域Cに導入して冷却を行うので、上記した過冷却を防止することができる。 【0075】また、ランプユニット2が内箱底面32aに直接接続されて固定されていることによって、反射ミラー21によって空気流が光源領域C側から放電管20に直接供給されることが防止される。また、出力領域B内を通過する空気流については、通気経路がないために反射ミラー21の内側にはわずかしか流入せず、出力領域B内の空気流による熱交換等によって冷却が行われるので、これによっても放電管20の過冷却が防止される。 【0076】本実施形態においては、ランプユニット2に対面されている内箱底面32aの開口部32dに、筒状部材37がさらに設けられている。この筒状部材37は、先に述べたように、ランプユニット2からの光のうち出射に用いられない余分な光を遮蔽する効果を有する。また、光の遮蔽によって筒状部材37自身が加熱されてしまうが、このとき筒状部材37は放熱フィンの機能をも果たしており、効率的に空気流によって冷却される。なお、この筒状部材37の材質については、例えば熱伝導性の良い金属製のものなどが好ましいが、これに限定されるものではない。 【0077】このような筒状部材37を設けた場合、出力領域B側からのランプユニット2内側への空気流の吹き付け等がさらに抑制されるので過冷却防止にも効果があるが、逆に放電管20の冷却が充分に行われなくなる場合がある。これに対して筒状部材37には、その側面に互いに対面している2つの円形状の側面開口部37c及び37dが形成されている。 【0078】筒状部材37を設けた場合について、その側面に側面開口部を形成することによって、空気流の筒状部材37の内側(導光部37a)への流入が可能となる。これによって、筒状部材37の冷却の効率が向上されるとともに、空気流がランプユニット2に対面している開口部32dの近傍を通過するようになるので、熱交換等による放電管20の好適な冷却を実現することができる。 【0079】この側面開口部の構成については、例えば本実施形態においては、対面する2つの側面開口部37c及び37dが形成されている。これによって、各側面開口部37c及び37d間が空気流の通路となるので、効率的な空気流の供給を行うことができる。これ以外にも、他の諸条件等によって単一の側面開口部、または3つ以上の側面開口部を設ける場合や、対面しない2つの側面開口部を設ける場合など様々な形態によって構成することができる。 【0080】なお、これらの側面開口部の形状・面積によって、空気流の流量が設定・制御される。また、側面開口部の位置によって、空気流の経路が設定・制御される。したがって、個々の装置において好適な側面開口部の形態を選択することが必要である。 【0081】本実施形態においては、対面する2つの側面開口部37c及び37dは、側面開口部37cがやや右側面1d側に位置するように、内箱側面カバー33等に対して約30°傾いた角度で筒状部材37の中心を通る直線によって対面させて形成されている。すなわち、出力領域Bへの空気流は駆動領域Aから通気領域D、通気口64及び65を経由して導入されるが、上記したように通気口64及び65側にある側面開口部37cを空気流が流入する方向である駆動領域A側にずらした位置に形成することによって、筒状部材37内側への空気流の導入がより良好に実現される。 【0082】また、2つの側面開口部37c及び37dを結ぶ線と略直交する方向にシャッター4のシャッター駆動部42が設置されている。すなわち、2つの側面開口部37c及び37dはいずれもシャッター駆動部42に面していない。 【0083】側面開口部37c及び37dは光を遮蔽する構造となっていないため、放電管20及び反射ミラー21からの光の一部がここから出射される。このとき、この光がロータリーソレノイドなどからなるシャッター駆動部42に照射されると、シャッター駆動部42が光によって加熱されて劣化する場合がある。これに対して、上記のような側面開口部37c及び37dの設置位置とすることによって、シャッター駆動部42に対して光を遮蔽する機能と、空気流による冷却を制御する機能とを両立させた筒状部材37とすることができる。 【0084】なお、シャッター駆動部42は、遮蔽板である内箱底面32aや筒状部材37等に接触せずに別に支持部材であるシャッター固定部33aを設けてその固定を行っているので、光によって加熱される遮蔽板である内箱底面32a等との接触によるシャッター駆動部42の間接的な加熱と、それによる劣化が抑制されている。 【0085】本発明による光源装置は、上記したようなUVスポット光源装置に限られるものではなく、例えば可視光のスポット光源装置や、ファイバなどのライトガイドを有しない光源装置など、様々な形態・用途の光源装置に適用することが可能である。 【0086】例えば、ランプユニット2については遮蔽板である内箱底面32aに直接固定する場合に限らず、遮蔽板から空間的に分離されて設置された場合においても、上記した空気流の経路や、側面開口部を有する筒状部材によって、好適な冷却条件を実現することができる。また、上記した実施形態では出力領域Bの形成に内箱32が用いられており内箱32に通気口65が設けられているが、内箱が設置されずに出力領域が直接ハウジングの面に面する場合には、ハウジング面の所定の位置に外気取込口を設けて出力領域内へのシャッター及び筒状部材等の冷却のための空気流を供給する構成としても良い。 【0087】筒状部材の形状については先細となる円錐台形状に限らず、円筒状などのものを用いても良い。また、側面開口部については、例えば通気制御板67に設けられた光遮蔽通気口68と同様の形態等によって、光を遮蔽する形態による光遮蔽開口部としても良い。 【0088】また、上記した実施形態では上方出射型のスポット光源装置を示したが、側方出射型の光源装置についても、同様の構成を用いることが可能である。 【0089】 【発明の効果】本発明による光源装置及びスポット光源装置は、以上詳細に説明したように、次のような効果を得る。すなわち、駆動領域に面して外気取込口を設け、光源領域に面して排気口を設けて、駆動領域及び出力領域を順次冷却した後、適度に昇温された空気流によって光源領域を冷却する、という経路によって装置内部の各部を空気流によって空冷する構成とすることによって、それぞれの領域において好適な条件による冷却を効率的に行うことができる。例えば、これによって放電管の過冷却が抑制される。 【0090】また、光源領域と出力領域とを区分する遮蔽板の出力領域側に側面開口部を有する筒状部材を設けることによっても、上記した放電管の過冷却の抑制など好適な冷却条件が実現される。 【0091】上記したように、放電管の過冷却を防ぎつつ、かつ放電管以外の各部分を充分に冷却することが可能な構成とすることによって、装置を構成する各部品の劣化が少なく、長時間安定して動作可能な光源装置を実現することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000236436 【氏名又は名称】浜松ホトニクス株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月12日(1999.3.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088155 【弁理士】 【氏名又は名称】長谷川 芳樹 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−268629(P2000−268629A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−67415 |
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