| 【発明の名称】 |
計器の照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小倉 章浩
【氏名】荒井 和夫
【氏名】利根 正記
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| 【要約】 |
【課題】必要な光量を確保することができるようにする。
【解決手段】光源23からの光29を、入光部24から入光して指針軸部へと導く導光板21を備えた計器の照明装置であって、導光板21の入光部24の側部に、光源23からの光29を入光し指針軸部へと導く補助入光部34を設けるようにしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】光源からの光を、入光部から入光して反射溝で反射させた後に指針軸部へ導く導光板を備えた計器の照明装置において、前記導光板の入光部の側部に、光源からの光を入光し反射溝で反射させて指針軸部へと導く補助入光部を設けたことを特徴とする計器の照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、計器の照明装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車などの車両には、メータパネルなどの計器が取付けられている。 【0003】上記計器は、図4〜図7に示すようなものである。即ち、ほぼ円形状をした文字板1の下部には文字板1の下面のほぼ全面を覆い得る大きさの透光性材料からなる導光板2が配設されている。 【0004】この導光板2の一端部には小型電球などの光源3を嵌入配置し得る入光用凹部4が設けられている。この入光用凹部4の端面には、取込んだ光5を平行光とする放物面6が形成されている。 【0005】また、導光板2のほぼ中央部には、指針軸7を通す指針軸孔8が形成されており、この指針軸孔8の下部には、ほぼ45゜に傾斜した反射面9,10が形成されている。更に、指針軸孔8の周囲には、前記入光用凹部4から取込んだ光5を指針軸孔8へ向けて反射させる反射溝11が形成されている。 【0006】なお、図中、符号12は指針軸7の先端に取付けられた指針12、符号13は指針12を覆う指針カバーである。 【0007】このような構成によれば、光源3から導光板2へ入った光5は、図6に示すように、入光用凹部4の放物面6で平行光とされ、一部は、直接、指針軸孔8へ向い、図7に示すように、指針軸孔8の反射面9で指針軸孔8と平行な方向へ反射されて指針12を発光させる。 【0008】また、入光用凹部4の放物面6で平行光とされた光5のうち、反射溝11へ向かったものは、反射溝11によって指針軸孔8へ向けて反射され、同様に、指針軸孔8の反射面10で指針軸孔8と平行な方向へ反射されて指針12を発光させる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の計器の照明装置では、図5に仮想線で示すように光源3の位置を指針軸7の位置から遠ざけようとすると、入光用凹部4からの光5の取込角がαからβへと小さくなるため(α>β)、指針12を発光させるのに必要な光量が確保できなくなるという問題があった。 【0010】一方で、近年、計器の薄型化に対する要求があり、そのために導光板2の厚みを、図6のaから図8のbへと薄く(a>b)すると共に、入光用凹部4の周囲に漸拡部14を設けて厚さ方向に対する取込角15だけは大きくなるようにしている。 【0011】しかし、このように導光板2を薄くして入光用凹部4の周囲に漸拡部14を設けるようにした場合、図8に示すように、取込まれた光5が平行光でなくなってしまうので、図9に示すように、指針軸孔8の反射面10で指針軸孔8と平行な方向へ光5を反射させることができなくなり、必要な光量を指針12へ導くことができなくなるという問題がある。 【0012】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、必要な光量を確保することのできる計器の照明装置を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、光源からの光を、入光部から入光して指針軸部へ導く導光板を備えた計器の照明装置において、前記導光板の入光部の側部に、光源からの光を入光して指針軸部へと導く補助入光部を設けたことを特徴としている。 【0014】このように構成された請求項1にかかる発明によれば、前記入光部の側方に設けられた補助入光部によって、指針を発光させる光量を増加させることができる。 【0015】そして、入光部の側方に補助入光部を追加して設けることにより、光源の位置を指針軸部から遠ざけた場合でも、補助入光部によって指針を発光させるのに必要な光量が確保することが可能となる。 【0016】また、導光板を薄くし入光部の周囲に漸拡部を設けることによって光の取込角のみ大きくなるようにした場合でも、追加した補助入光部によって指針を発光させるのに必要な光量が確保することが可能となる。 【0017】 【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。 【0018】図1〜図3は、この発明の実施の形態1を示すものである。 【0019】まず、構成を説明すると、この実施の形態1のものでは、図示しないほぼ円形状をした文字板の下部には文字板の下面のほぼ全面を覆い得る大きさの透光性材料からなる導光板21が配設されている。この導光板21は、薄板によって構成されている。 【0020】この導光板21の一端部には端部側へ進むにつれて肉厚が大きくなる漸拡部22が形成され、この漸拡部22には小型電球などの光源23を嵌入配置し得る入光用凹部24(入光部)が設けられている。この漸拡部22の端面は、曲面形状25に形成されている。 【0021】また、導光板21のほぼ中央部には、指針軸を通す指針軸孔26(指針軸部)が形成されており、この指針軸孔26の下部には、ほぼ45゜に傾斜した反射面27,28が形成されている。更に、指針軸孔26の周囲には、前記入光用凹部24から取込んだ光29を指針軸孔26へ向けて反射させる反射溝30(反射部)が形成されている。 【0022】更に、導光板21の表面には、光29を文字板へ向けて反射させるスリット31が多数形成されている。 【0023】加えて、この実施の形態1では、前記入光用凹部24の側方に、反射溝30へ向けて光29を反射する反射面32と、この反射面32へ光29を集める放物面33とを有する補助入光部34を設けるようにしている。 【0024】なお、図1では補助入光部34は2箇所設けられているが、1箇所としても3箇所以上設けても良い。 【0025】次に、この実施の形態1の作用について説明する。 【0026】このような構成によれば、光源23からの光29は、入光用凹部24を介して導光板21へ取込まれる。 【0027】そして、光源23から入光用凹部24を介して導光板21へ入った光29の一部は、直接、指針軸孔26へ向い、指針軸孔26の反射面27で反射されて指針を発光させる。 【0028】また、入光用凹部24から取込まれた光29のうち、反射溝30へ向かったものは、反射溝30によって指針軸孔26へ向けて反射され、同様に、指針軸孔26の反射面28で反射されて指針を発光させる。 【0029】そして、入光用凹部24から取込まれたその他の光29は、導光板21の表面に多数形成されたスリット31により、文字板へ向けて反射され、文字板を発光させる。 【0030】加えて、この実施の形態1では、前記入光用凹部24の側方に設けられた補助入光部34によって、指針を発光させる光量を増加させることができる。 【0031】即ち、補助入光部34の放物面33から補助入光部34へ入った光29は反射面32で反射溝30へ向けて反射され、反射溝30によって指針軸孔26へ向けて反射され、同様に、指針軸孔26の反射面28で指針軸孔26と平行な方向へ反射されて指針を発光させる。 【0032】このように、入光用凹部24の側方に補助入光部34を追加して設けることにより、光源23の位置を指針軸の位置から遠ざけた場合でも、補助入光部34によって指針を発光させるのに必要な光量を確保することが可能となる。 【0033】また、導光板21を薄くし入光用凹部24の周囲に漸拡部22を設けることによって光29の取込角のみ大きくなるようにした場合でも、追加した補助入光部34によって指針を発光させるのに必要な光量を確保することが可能となる。 【0034】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、前記入光部の側方に設けられた補助入光部によって、指針を発光させる光量を増加させることができる。 【0035】そして、入光部の側方に補助入光部を追加して設けることにより、光源の位置を指針軸部から遠ざけた場合でも、補助入光部によって指針を発光させるのに必要な光量を確保することが可能となる。 【0036】また、導光板を薄くし入光部の周囲に漸拡部を設けることによって光の取込角のみ大きくなるようにした場合でも、追加した補助入光部によって指針を発光させるのに必要な光量を確保することが可能となる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004765 【氏名又は名称】カルソニックカンセイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月15日(1999.3.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄
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| 【公開番号】 |
特開2000−268620(P2000−268620A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−67868 |
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