| 【発明の名称】 |
昇降用照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】本田 允
【氏名】塚田 晴弘
【氏名】井上 博文
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| 【要約】 |
【課題】ワイヤーが万一切断したときでも比較的簡単な構造で、照明器具の落下を防止することができる昇降用照明装置を提供することを課題とする。
【解決手段】照明器具3の上面に昇降体2を設け、同昇降体の上面に掛止具4を配置し、また同掛止具に所定の間隔を有して一対の滑車6を支持し、また一対の滑車の間に一対のスライド体7を配置し、さらに一対のスライド体の間に、一対のワイヤー掛止具11を間隔を有し且つ向き合って配置して構成してある。そして、ワイヤー掛止具は、ワイヤーに張力がかかっているときはワイヤーが挿通し、ワイヤーに張力がかかっていないときはワイヤーが掛止されるように構成してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】昇降基体に巻取ドラムを配置し、同巻取ドラムにワイヤーを支持し、同ワイヤーに、上面に昇降体を有する照明器具を昇降自在に吊下支持してなる昇降用照明装置において、同昇降体は上面に掛具体を有し、また同掛具体に所定の間隔を有して一対の滑車を支持し、また同一対の滑車の間に、一対のスライド体を配置し、さらに一対のスライド体の間に、一対のワイヤー掛止具を間隔を有し且つ向き合って配置し、また同ワイヤー掛止具は、ワイヤーに張力がかかっているときはワイヤーが挿通し、ワイヤーに張力がかかっていないときはワイヤーが掛止されるように構成したことを特徴とする昇降用照明装置。 【請求項2】昇降体の上面に、掛止具を一つの支持軸にて軸着し、ワイヤーに張力がかからなくなったときに、ワイヤー掛止具が傾斜するように構成したことを特徴とする請求項1記載の昇降用照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は昇降用照明装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、体育館や工場や店舗等において、建物の天井面が高いときは、照明器具の保守点検あるいは電球交換等のため一部で昇降用照明装置が使用されている。 【0003】従来の昇降用照明装置は、5kgあるいは10kg程度の照明器具を昇降する構造においては、通常は1本のワイヤーの両端を、天井面等に配置してなる昇降基体の回転ドラムに所定の間隔を有して接続し、一方照明器具の上端に配置してなる一対の滑車に上記ワイヤーを移動自在に掛合して構成してある。そして昇降基体の回転ドラムを回転することにより、ワイヤーを巻取りあるいは巻戻し、照明器具を昇降するように構成してある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した昇降用照明装置によると、ワイヤーが万一切断したときに、照明器具はそのまま落下する危険があり、種々の落下防止手段が提案されている。 【0005】本発明は上記の点に鑑み発明したものであって、比較的簡単な構造でワイヤーが万一切断しても照明器具が落下する危険性のない昇降用照明装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するために次の構成とする。請求項1に記載の発明は、昇降基体に巻取ドラムを配置し、同巻取ドラムにワイヤーを支持し、同ワイヤーに、上面に昇降体を有する照明器具を昇降自在に吊下支持してなる昇降用照明装置に関する。また昇降体は上面に掛具体を有し、また同掛具体に所定の間隔を有して一対の滑車を支持し、また同一対の滑車の間に、一対のスライド体を配置し、さらに一対のスライド体の間に、一対のワイヤー掛止具を間隔を有し且つ向き合って配置して構成してある。また同ワイヤー掛止具は、ワイヤーに張力がかかっているときはワイヤーが挿通し、ワイヤーに張力がかかっていないときはワイヤーが掛止されるように構成してある。 【0007】請求項1に記載の発明によると、万一ワイヤーが切断し、ワイヤーに張力がかからない状態になったときは、ワイヤー掛止具によってワイヤーは掛止されるので、照明器具が落下する恐れはない。そして昇降体上面の一対のワイヤー掛止具の間で万一ワイヤーが切断した場合でも照明器具の落下を防止できる。 【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の昇降用照明装置において、昇降体の上面に、掛止具を一つの支持軸にて軸着して構成してある。そしてワイヤーに張力がかからなくなったときに、ワイヤー掛止具が傾斜するように構成してある。 【0009】請求項2に記載の発明によると、ワイヤーに張力がかからなくなったときに、ワイヤー掛止具が傾斜すると、バネの作用により滑車が外方向へ移動し、ワイヤ掛止具によりワイヤーは確実に掛止される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図10について説明する。図1及び図2において、1は昇降基体であって、例えば建物の天井面等に固定し、内部にモータで回動するように構成してなる巻取ドラムを有して構成してある。2は昇降基体1に対して上下動自在に支持してなる昇降体である。3は昇降体2に支持してなる照明器具である。 【0011】また図2乃至図10において、4は昇降体2の上面に設けた掛止具であって、図9に示すように、所定の間隔で一対の板体で構成してある。また同掛止具4は一つの支持軸5にて昇降体2の上面に軸着して構成してある。また同掛止具4は、図8と図10に示すように、昇降体2に対して支持軸5を中心に傾動するように構成してある。8は同掛止具4の一部に形成した長穴である。6は掛止具4の両端近傍に所定の間隔を有して回転自在に支持してなる一対の滑車、7は各滑車6に連動して配置してなる一対のスライド体である。9はスライド体7の内端に形成してなる押圧部である。 【0012】11は一対の滑車6の間に配置してなる一対のワイヤー掛止具であって、所定の間隔を有し且つ向き合って配置して構成してある。また同ワイヤー掛止具11は、図5乃至図7に示すように、外方に向かって径少の空孔12を有して筒状に構成してある。13はワイヤー掛止具11に嵌入する中空状の移動体であって、外周に複数の圧接具装着空孔14を有し、また内端に掛止用の外周鍔15を有して構成してある。また同圧接具装着空孔14は、例えば同一間隔で3個配置して構成してある。16は中空状の移動体13を押圧するためのバネであって、例えばコイルバネを用いて構成してある。17はバネ16と、移動体13を支持するためのキャップである。18は圧接具装着空孔14に略半分程度嵌入するように構成してなる掛止ボールである。19は照明器具を吊り下げるワイヤーである。 【0013】次に正常に照明器具が支持されている状態と、正常に昇降するときの状態について説明する。 ■図1及び図2に示すように、照明器具が支持されているときは、図5に示すように、掛止ボール18は圧接具装着空孔14に略半分程度嵌入しており、ワイヤー19は掛止ボール18で押圧されておらず、ワイヤー19で照明器具は吊り下げられた状態となっている。 ■またこの状態のとき、ワイヤーの巻取ドラムを回転することにより、ワイヤーは巻取り巻戻しされ照明器具の高さを変えることができる。 【0014】次にワイヤーが切断したきの状態について説明する。 ■ワイヤーが切断すると、図10に示すように、ワイヤー19には張力がかからず、図6に示すように、バネ16で移動体13を押圧し、圧接具装着空孔14における掛止ボール18はワイヤー掛止具11の内部の傾斜面で押圧されて、ワイヤー19をロックし、照明器具の落下は防止される。 ■また図10に示すように、ワイヤー掛止具11は、昇降体2に対して支持軸5を中心に傾動するので、滑車6は外方向へ移動すると共に掛止ボール18はワイヤー掛止具11の内部の傾斜面で押圧されて、ワイヤー19をロックし、照明器具の落下は防止される。 【0015】また図3に示す一対のワイヤー掛止具13の間で、万一ワイヤーが切断する事故が生じた場合でも一対のワイヤー掛止具は間隔を有するので、ワイヤー19は確実に掛止される。 【0016】 【発明の効果】請求項1に記載の本発明によると、万一ワイヤーが一対のワイヤー掛止具の間で切断したとき、一対のワイヤー掛止具は、所定の間隔を有して配置してあるので、一対の掛止ボールと掛止ボールとの間に距離があり、掛止ボールがワイヤーを押圧するまでの時間が延びワイヤーは確実に掛止され、照明器具が落下することはなく、安全に使用することができる特別な効果がある。 【0017】請求項2に記載の本発明によると、ワイヤーに張力がかからなくなったときに、ワイヤー掛止具が傾斜し、滑車とワイヤー掛止具の作用でワイヤーは確実に掛止される特別な効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000192 【氏名又は名称】岩崎電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年2月26日(1999.2.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−251526(P2000−251526A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月14日(2000.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願平11−49795 |
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