| 【発明の名称】 |
前照灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】大久保 泰宏
【氏名】中垣 仁志
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| 【要約】 |
【課題】路肩歩行者の視認性向上。
【解決手段】反射面40のうち、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHP中の最大光度帯89を形成する部分85に隣接する水平線HL−HRから上下所定距離T2、T3までの部分に、路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86が設けられている。この結果、最大光度帯形成部分85と独立した路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86により、光源バルブ5からの光の一部を自走車線の路肩側に反射させるので、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHPにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者70の視認性が向上される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプハウジング及びレンズにより灯室が画成されており、前記灯室内には光源バルブ及びリフレクタが配置されており、前記光源バルブは、ロービーム用フィラメントがハイビーム用フィラメントよりも上方に配置されており、前記リフレクタは、複合反射面から構成されている反射面を有しており、前記ロービーム用フィラメントを点灯すると、前記反射面の全面反射配光により、所定のロービームの配光パターンが形成され、前記ハイビーム用フィラメントを点灯すると、前記反射面の全面反射配光により、所定のハイビームの配光パターンが形成される前照灯において、前記反射面のうち、前記所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターン中の最大光度帯を形成する部分に隣接する水平線から上下所定距離までの部分には、路肩歩行者視認性向上用反射面セグメントが設けられており、最大光度帯形成部分と独立した前記路肩歩行者視認性向上用反射面セグメントにより、前記光源バルブからの光の一部を自走車線の路肩側に反射させて、前記所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上される、ことを特徴とする前照灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の前照灯であって、反射面の全面反射配光により所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンがそれぞれ得られる前照灯に係り、特に、所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上される前照灯に関するものである。 【0002】なお、本明細書において、「前方」とは、自動車の進行方向であって、ドライバー側から見た前方を言う。また、本明細書及び本図面において、符号「L」はドライバー側から前方を見た場合の左側のことを示し、また符号「R」はドライバー側から前方を見た場合の右側のことを示し、さらに符号「U」はドライバー側から前方を見た場合の上側のことを示し、さらにまた符号「D」はドライバー側から前方を見た場合の下側のことを示す。また、符号「H−H」は水平線(水平軸)のことを示し、符号「V−V」は垂直線(垂直軸)のことを示す。 【0003】 【従来の技術】以下、この種の前照灯を図4乃至図8を参照して説明する。なお、図示の前照灯は、左側通行区分の自動車の左側(ドライバー側から前方を見た場合の左側であって、前方から自動車の正面側を見た場合は右側となる)に装備されるものである。また、右側通行区分の自動車に装備される前照灯はこの図示の前照灯と左右逆となる。さらに、自動車の右側に装備される前照灯はこの図示の前照灯とほぼ左右対称となる。 【0004】この前照灯は、ランプハウジング1及びレンズ(アウターレンズ)2により、灯室3が画成形成されている。この灯室3内には、ランプハウジング1と別体のリフレクタ4が、ピボット機構(図示せず)及び光軸調整装置(図示せず)等により上下方向及び又は左右方向に、回動可能に配置されている。このリフレクタ4は、複合反射面から構成されている反射面40を有している。この反射面40、すなわち、複合反射面は、上下左右に複数個に区画された反射面セグメント(図示せず)からなるもので、所謂自由曲面と称されている。この自由曲面は、例えば、特開平9−306220号公報に記載されている。この複合反射面には厳密な意味での単一の焦点を有していないが、該複合反射面を形成している複数の回転放物面相互の焦点距離の差異は僅少であり、ほぼ同一の焦点を共有しているので、図に示した焦点Fは厳密に言えば疑似焦点であるが、本明細書においてはこれを焦点Fと言う。同様に、図に示した光軸Z−Zも厳密に言えば疑似光軸であるが、本明細書においてはこれを光軸と呼ぶことにする。 【0005】上述のリフレクタ4には、光源バルブ5が着脱可能に取り付けられている。この光源バルブ5は、遮光フードがない光源バルブであって、ガラス管球50中にロービーム用フィラメント51及びハイビーム用フィラメント52が配置されており、かつ、このガラス管球50の先端部に例えば黒色塗装の被膜54(ロービーム用フィラメント51及びハイビーム用フィラメント52からの直射光がレンズ2に達するのを遮断するもの)が設けられてなるものである。上述のロービーム用フィラメント51は、反射面40の光軸Z−Zとほぼ平行であり、かつ反射面40の焦点Fよりも前方に位置している。また、ハイビーム用フィラメント52は、光軸Z−Zとほぼ平行であり、また焦点Fの近傍に、さらにロービーム用フィラメント51よりも斜下方(左側通行区分の場合左下、右側通行区分の場合右下)若しくは下方に位置している。 【0006】なお、図において、6はシェードである。このシェード6は、前記リフレクタ4に固定されており、かつ、前記光源バルブ5の前方を覆っており、ロービーム用フィラメント51及びハイビーム用フィラメント52からの直射光がリフレクタ4の無効部42やレンズ2に達するのを遮断するものである。また、60はゴムキャップである。このゴムキャップ60は、取付キャップ61により、光源バルブ5の口金とランプハウジング1の後部開口部との間に水密に着脱可能に取り付けられており、灯室3内を水密に保つものである。 【0007】そして、上述の複合反射面から構成された反射面40のリフレクタ4と、上述のロービーム用フィラメント51及びハイビーム用フィラメント52から構成された光源バルブ5とを使用した上述の前照灯において、ロービーム用フィラメント51を点灯すると、このロービーム用フィラメント51からの光が反射面40全面に亘って反射され、その反射光がレンズ2を経て外部に図7に示す所定のロービームの配光パターンLPで照射される。一方、ハイビーム用フィラメント52を点灯すると、このハイビーム用フィラメント52からの光が反射面40全面に亘って反射され、その反射光がレンズ2を経て外部に図8に示す所定のハイビームの配光パターンHPで照射される。このように、反射面40の全面反射配光により、所定のロービームの配光パターンLPと所定のハイビームの配光パターンHPとがそれぞれ制御形成されるものである。上述の複合反射面の反射面40及び光源バルブ5を使用した前照灯としては、例えば、特開平8−329703号公報に記載のものがある。 【0008】上述の所定のロービームの配光パターンLP、所定のハイビームの配光パターンHPとは、欧州配光規格ECEReg.、あるいはそれに準じたもの(例えば、日本国内型式認定基準等)、北米配光規格のFMVSS等の配光規格に適合する配光パターンを言う。 【0009】上述のロービームの配光パターンLPにおいては、眩惑光を制限するように配光規格化されている。この結果、上述のロービームの配光パターンLPは、図7に示すように、対向車7及び左側路肩の歩行者70に対して考慮した明暗境界線71を有するものとなる。すなわち、この明暗境界線71は、対向車7に眩惑光を与えないように、右端からほぼ中央までの間であって、水平線HL−HRよりも若干下方に位置する水平線部分72と、左側路肩歩行者70に眩惑光を与えずにかつ左側路肩歩行者70を視認できるように、ほぼ中央の水平線部分72から緩やかに、例えば15°左上方に傾斜する緩傾斜部分73と、その緩傾斜部分73から再び水平線部分72に左下方に傾斜して戻る傾斜部分74とからなる。また、このロービームの配光パターンLPにおいて、最大光度値に関する規格はない。 【0010】一方、上述のハイビームの配光パターンHPにおいては、最大光度値や最大光度帯が配光規格化されている。この結果、上述のハイビームの配光パターンHPは、図8に示すように、中央部分にホットゾーン(最大光度点を含む最大光度帯)を有するものとなる。ここで、欧州配光規格ECEReg.における最大光度値は、48〜240lx(1lx=625cdであって、25m離れたスクリーン上の測定)であり、また、水平線HL−HRと垂直線VU−VDとの交点H−Vの光度値は、最大光度値の80%以上(認証)である。 【0011】上述の前照灯においては、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHPにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上されることが重要である。このロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上されるためには、ロービームを路肩歩行者の視認性が向上されるゾーンに重点を置いて配光する必要がある。次に、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上されるための条件、すなわち上述のゾーンについて図9乃至図12を参照して説明する。 【0012】図9は、自車75と歩行者70及び障害物76との相対位置関係を示した説明図である。この図9において、対向車線77及び自走車線78の幅はそれぞれ3.5mであり、左側路肩79の幅は1mである。自車75は自走車線78のほぼ中央に、また歩行者70は飛出しを考えて左側路肩79の外側に、さらに障害物76は自走車線78のセンタライン(破線にて示す)から1.75m離れたセンタラインと平行な線上にそれぞれ位置させる。 【0013】図10は、自動車の左側に装備された上述の前照灯によるスクリーン上での各視認ポイントを示した説明図である。この図10の各視認ポイントは、下記の条件について算出されたものである。すなわち、身長が170cmの歩行者において、腰部の視認ポイントの高さが95cm、膝部の視認ポイントの高さが50cm、靴部の視認ポイントの高さが10cmである。また、障害物の視認ポイントの高さが10である。さらに、自車75がセダン車の場合、前照灯の取付高さが65cm、前照灯の取付幅が100cmであり、自車75がミニバン車の場合、前照灯の取付高さが75cm、前照灯の取付幅が120cmである。 【0014】図11はセダン車におけるスクリーン上のポイントプロット図、図12はミニバン車におけるスクリーン上のポイントプロット図である。なお、この図11及び図12中の視認ポイントLは20m前方の靴部の視認ポイントを示し「左側」を意味するものではない。また、同じく、視認ポイントZは40m前方の障害物の視認ポイントを示し「光軸」を意味するものではない。この図11及び図12から明らかなように、左側通行区分において左側路肩79の歩行者70を照射するのは、主に自動車の左側に装備された前照灯であり、そのスクリーン上での各視認ポイントの算出結果に基づき、明暗境界線71の形成上、必然的に確実に配光されるA、D、G、J点を除くポイントを対象としたH−2L、0.5D−2L、2D−7L、H−7Lで囲まれたゾーン(破線で示す)8に重点を置いて配光することにより、路肩歩行者70の視認性を向上させることが可能となる。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】そして、上述の前照灯においては、欧州配光規格ECEReg.、あるいはそれに準じたもの(例えば、日本国内型式認定基準等)、北米配光規格のFMVSS等の配光規格に適合し得るように、配光設計がなされている。この配光規格においては、先に述べたように、ロービームの配光パターンLPの最大光度値に関する規格はないものの、ハイビームの配光パターンHPの最大光度値やその係数光度値を規定するポイントや最大光度帯等の規格はある。 【0016】一方、上述の前照灯は、反射面40の全面反射配光により、所定のロービームの配光パターンLPと所定のハイビームの配光パターンHPとがそれぞれ制御形成されるものであるから、反射面40の同一部分(左側通行区分の場合は、図13に示すように、反射面40の第3象限83中の太線にて示す最大光度帯形成部分85)で、ロービームの配光パターンLPの最大光度帯とハイビームの配光パターンHPの最大光度帯とが同時に制御配光されるものである。なお、図13において、符号81、82、83、84はリフレクタ4を正面視した場合の第1象限、第2象限、第3象限、第4象限であり、符号T1は20mm前後の寸法を示し、上述の同一部分85は、中心角θが20°前後扇形状をなす。 【0017】このために、上述の前照灯において、ロービームの配光パターンLPの最大光度帯(図14(A)中のパターン1、2、3)は、ハイビームの配光パターンHPの最大光度帯(図14(B)中のパターン1、2、3)の配光規格適合に合わせた配光となる。なお、図14(A)、(B)中のパターン1、2、3は、図13中の反射面40の最大光度帯形成部分85のブロック1、2、3に対応した反射光の出射パターンであり、符号8は、上述の路肩歩行者視認性向上用ゾーンである。 【0018】ここで、路肩歩行者70の視認性を向上させるために、最大光度帯形成部分85で配光制御されるパターン1、2、3を路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に重点を置いて配光すると、以下のように、ロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHPのそれぞれの基本配光性能にマイナス影響を与えてしまう課題がある。 【0019】例えば、図15に示すように、最大光度帯形成部分85で配光制御されるパターン1、2、3を左に寄せて路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に重点を置いて配光すると、ロービームの配光パターンLPにおいては、(A)に示すように、40m前方障害物Zの視認ポイントの光が抜けてしまい、一方、ハイビームの配光パターンHPにおいては、(B)に示すように、最大光度帯及び最大光度点MAXが左寄りとなって水平線HL−HRと垂直線VU−VDとの交点H−Vの光度値が規格(最大光度値の80%以上(認証))を満足させることが厳しい。 【0020】また、図16に示すように、図15において、最大光度帯形成部分85で配光制御されるパターン1、2をさらに下方に下げて路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に重点を置いて配光すると、ロービームの配光パターンLPにおいては、(A)に示すように、明暗境界線71の緩傾斜部分73が3重となり、一方、ハイビームの配光パターンHPにおいては、(B)に示すように、最大光度帯がさらに下方に下がって水平線HL−HRと垂直線VU−VDとの交点H−Vの光度値が規格(最大光度値の80%以上(認証))を満足させることがさらに厳しくなる。 【0021】本発明の目的は、所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上される前照灯を提供することにある。 【0022】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を達成するために、反射面のうち、所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターン中の最大光度帯を形成する部分に隣接する水平線から上下所定距離までの部分に、路肩歩行者視認性向上用反射面セグメントが設けられている、ことを特徴とする。 【0023】この結果、本発明の前照灯は、最大光度帯形成部分と独立した路肩歩行者視認性向上用反射面セグメントにより、光源バルブからの光の一部を自走車線の路肩側に反射させるので、所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上される。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、本発明の前照灯の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。図中、図4乃至図16と同符号は同一のものを示す。なお、図示の前照灯は、左側通行区分の自動車の左側に装備されるものである。また、右側通行区分の自動車に装備される前照灯はこの図示の前照灯と左右逆となる。さらに、自動車の右側に装備される前照灯はこの図示の前照灯とほぼ左右対称となる。 【0025】この実施形態における本発明の前照灯は、図1に示すように、リフレクタ4の反射面40のうち、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHP中の最大光度帯を形成する部分(図1中斜線にて示された部分)85に隣接する水平線HL−HRから上下所定距離T2及びT3までの部分に、路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント(図1中において太線にて示された部分)86が設けられている。すなわち、この路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86は、水平線HL−HRから下方の第3象限83側に所定距離T2(この例では、最大値が5mm)までの下側部分と、水平線HL−HRから上方の第2象限82側に所定距離T3(この例では、最大値が8mm)までの上側部分とからなるものであり、最大光度帯形成部分85から独立した反射面を構成するものである。 【0026】上述の路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86のうち水平線HL−HRから上下5mm幅の部分における反射光の出射パターンは、図2(A)に示すように、明暗境界線71の水平線部分72にほぼ平行な横長形状のパターン87が得られる。また、上述の路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86のうち水平線HL−HRから上5mmから8mmまでの幅の部分における反射光の出射パターンは、図2(B)に示すように、左下に傾斜した形状のパターン88が得られる。従って、路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86で得られるパターンは、上述のパターン87とパターン88との合成であって、路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に沿った形状をなす。 【0027】この実施の形態における本発明の前照灯は、以上の如き構成からなるので、ロービーム用フィラメント51を点灯すると、図3(A)に示すように、反射面40の最大光度帯形成部分85で制御配光された最大光度帯のパターン89に、反射面40の路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86のブロックA、B、Cで路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に沿った形状に制御配光されたパターンA、B、Cが加わるので、40m前方障害物Zの視認ポイントの光が抜けることなく、路肩歩行者70の視認性が向上される。 【0028】また、ハイビーム用フィラメント52を点灯すると、図3(B)に示すように、反射面40の最大光度帯形成部分85で制御配光された最大光度帯のパターン89に、反射面40の路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86のブロックA、B、Cで路肩歩行者視認性向上用ゾーン8に沿った形状に制御配光されたパターンA、B、Cが加わるので、水平線HL−HRと垂直線VU−VDとの交点H−Vの光度値がほぼ最大光度となり、規格(最大光度値の80%以上(認証))を容易に満足させることができる。 【0029】このように、この実施形態における本発明の前照灯は、最大光度帯形成部分85と独立した路肩歩行者視認性向上用反射面セグメント86により、光源バルブ5からの光の一部を自走車線の路肩側に反射させるので、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHPにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者70の視認性が向上される。 【0030】なお、上述の実施形態においては、反射面40の全面反射配光により、所定のロービームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターンHPが制御形成されるものであるから、レンズ2としては、素通しのものであっても良いし、また、拡散系光学素子群(所謂、拡散系プリズム素子群)等を有するものであっても良い。また、上述の実施形態においては、ランプハウジング1と反射面40を有するリフレクタ4とが別体の例について説明したが、本発明の前照灯は、ランプハウジングとリフレクタとが一体のものにも適用できる。 【0031】 【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の前照灯は、最大光度帯形成部分と独立した路肩歩行者視認性向上用反射面セグメントにより、光源バルブからの光の一部を自走車線の路肩側に反射させるので、所定のロービームの配光パターン及びハイビームの配光パターンにマイナス影響を与えずに、ロービームによる自走車線の路肩の歩行者の視認性が向上される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000136 【氏名又は名称】市光工業株式会社 【識別番号】000003997 【氏名又は名称】日産自動車株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月25日(1998.9.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100059269 【弁理士】 【氏名又は名称】秋本 正実
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| 【公開番号】 |
特開2000−100227(P2000−100227A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月7日(2000.4.7) |
| 【出願番号】 |
特願平10−272049 |
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