| 【発明の名称】 |
照明器具および照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鶴岡 伸一
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| 【要約】 |
【課題】送り配線作業を不要にして、容易迅速に商用電源供給線と接続することのできる照明器具および照明装置を提供する。
【解決手段】端子台6に電源線7が接続され、電源線7の一端は照明器具本体2から所定の長さ導出されてコネクタ8に接続している。天井9の裏側には、商用電源Eより商用供給電源線10が配設されている。そして、商用供給電源線10上には離間して複数の接続器11,11が設けられ、その接続器11,11は分岐部11a,11aを有している。この分岐部11a,11aは、接続器11,11内の商用供給電源線10(幹線部11b,11b)から分岐されて商用供給電源線10と電気的に接続されている。天井9に照明器具1を配設した後、コネクタ8を接続器11,11の分岐部11a,11aに差し込む。すると、照明器具1は商用電源供給線10と電気的に接続される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照明器具本体と;照明器具本体に配設されるランプと;一端が照明器具本体から導出され、幹線部および分岐部を有する複数の接続器が設けられた商用供給電源線の前記分岐部に接続することのできるコネクタを有する電源線と;を具備していることを特徴とする照明器具。 【請求項2】 造営物に配設された商用電源供給線と;商用電源供給線に電気的に接続された請求項1記載の複数の照明器具と;を具備していることを特徴とする照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源供給線への配線作業を容易迅速に行なえる照明器具および照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、天井などに取り付けられた複数の照明器具への配線作業は、図4に示すように、照明器具25,…同士を送り配線26で接続して、その一つの照明器具25aと商用電源供給線27とを接続している。照明器具25,…同士の送り配線作業は多大な労力と時間を要するので、配線作業の容易化、迅速化が切望されている。配線作業を容易迅速に行なえるようにした照明器具としては、例えば、特開平6−223611号公報(従来技術)に開示されている。この従来技術の配線システムを図5に示す。図中、31は照明器具、32は電源線、33はハーネスプラグ、34は電源コード、35はハーネスコネクタ、36は配線器具、37は換気扇、38はコンセント、39は洗面化粧台である。電源コード34は天井裏に配線され、その先端にハーネスコネクタ35が設けられている。配線器具36は、増設用や送り配線用として、ハーネスプラグ33やハーネスコネクタ35と同様な構造の接続部33a,35aが形成され、配線器具同士36,36が接続連結され、そして、電源コード34のハーネスコネクタ35がその接続部33aに接続され、配線器具36の接続部35aに送り配線用の電源コード34のハーネスコネクタ35を接続することができるようにしてある。そして、照明器具31から電源線32が延出されるとともに、この電源線32に電源コード34の先端に設けられたハーネスコネクタ35が差し込み接続されるハーネスプラグ33が設けられている。照明器具31への配線は、照明器具31側のハーネスプラグ33に電源コード34側のハーネスコネクタ35を差し込み接続する。また、換気扇37、コンセント38、洗面化粧台39への電源配線についても、照明器具31と全く同様にして行える。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】照明器具31への電源配線は、照明器具31側のハーネスプラグ33に電源コード34側のハーネスコネクタ35を差し込み接続するものである。しかしながら、本従来技術においては、部屋毎に配線器具36を設置し、配線器具36同士を送り配線する必要があるので、照明器具31に設けられた端子台から送り配線を行なうのと同様の配線作業を要すると考えられる。 【0004】本発明は、上述のような照明器具間の送り配線作業を不要にして、商用電源を得ることのできる照明器具および照明装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の照明器具の発明は、照明器具本体と;照明器具本体に配設されるランプと;一端が照明器具本体から導出され、幹線部および分岐部を有する複数の接続器が設けられた商用供給電源線の前記分岐部に接続することのできるコネクタを有する電源線と;を具備している。 【0006】本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとおりとする。 【0007】ランプは、電気的な発光を行なうものであればよく、放電ランプまたは白熱ランプを許容する。 【0008】電源線は、一端にコネクタを有し、他端はランプに導かれている。コネクタを商用供給電源線上に設けられた複数の接続器の分岐部に接続する。ランプは、商用供給電源より給電されて点灯することができる。 【0009】照明器具本体から導出された電源線のコネクタを接続器の分岐部に接続するのみで、照明器具と商用供給電源線を配線することができるので、配線作業が容易迅速な照明器具を提供できる。 【0010】請求項2に記載の照明装置の発明は、造営物に配設された商用電源供給線と;商用電源供給線に電気的に接続された請求項1記載の複数の照明器具と;を具備している。 【0011】造営物は、商用電源供給線が直接的または間接的に配設されるものであればよく、例えば、天井裏面や壁面を許容する。 【0012】電源線のコネクタを商用電源供給線に設けられた接続器の分岐部に接続することによって、複数の照明器具と商用供給電源線との配線作業を迅速に行なうことができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。 【0014】図1は、本発明の第1の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き断面図である。図中、1は照明器具、2は照明器具本体、3はランプソケット、4はランプ、5は反射鏡、6は端子台、7は電源線、8はコネクタ、9は天井、10は商用供給電源線、11は接続器である。 【0015】照明器具1は白熱ランプ用ダウンライトであり、開口された天井9に図示しない取付金具を介して埋設されている。そして、照明器具本体2内に配設されたランプソケット3にランプとしてのクリプトンランプ4が取り付けられ、クリプトンランプ4に光学的に対向して反射鏡5が設置されている。反射鏡5は、クリプトンランプ4からの放射光を照明器具本体2の開口面2aから出射させる。照明器具本体2内には、さらに、端子台6が収容されている。端子台6とランプソケット3は、図示しないリード線で接続されている。そして、端子台6には電源線7が接続されている。電源線7は電源コードを成し、その一端は照明器具本体2から所定の長さ導出されてコネクタ8に接続されている。コネクタ8は雄コネクタであり、例えば、先刃を有した差込プラグである。コネクタ8は、電源線7、端子台6、図示しないリード線、ランプソケット3を介してクリプトンランプ4と電気的に接続されている。 【0016】天井9の裏側には、商用電源Eより商用供給電源線10が配設されている。そして、商用供給電源線10上には離間して複数の接続器11,11が設けられている。接続器11,11は分岐部11a,11aを有している。この分岐部11a,11aは、接続器11,11内の商用供給電源線10(幹線部11b,11b)から分岐されて商用供給電源線10と電気的に接続されている。接続器11,11は、例えば、基体と蓋体とで構成され、蓋体に分岐部11a,11aと電気的に接続された栓刃を取り付けたものである。そして、基体に商用供給電源線10を戴置した後、蓋体を閉じて蓋体と基体とで商用供給電源線10を挟み込む。このときに、栓刃は商用供給電源線10の被覆を突き刺して芯線に接触する。こうして、分岐部11a,11aは、商用供給電源線10と電気的に接続される。分岐部11a,11aは雌コネクタであり、照明器具本体2から導出された電源線7のコネクタ8が差し込まれるように構成されている。なお、コネクタ8を分岐部11a,11aに差し込み、接続したときに、その接続を固定するためにコネクタ8にロック機構を備えてもよい。また、分岐部11a,11aは電気コードを介して接続器11,11本体より導出してもよい。 【0017】天井9に照明器具1を配設した後、コネクタ8を接続器11,11の分岐部11a,11aに差し込む。すると、電源線7は商用電源供給線10と電気的に接続される。照明器具1は商用電源Eより給電され、クリプトンランプ4を点灯できる。 【0018】電源線7のコネクタ8を接続器11,11の分岐部11a,11aに接続するのみで、照明器具1と商用供給電源線10を電気的に接続することができるので、商用供給電源線10への配線作業が容易迅速な照明器具1を提供できる。 【0019】図2は、本発明の第2の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き断面図である。なお、図1と同一部分には同一符合を付して説明は省略する。図中、12は照明器具、13は照明器具本体、14はランプソケット、15はランプ、16は反射鏡、17は安定器、18は電子スタータ、19は端子台ある。 【0020】照明器具12は蛍光ランプ用ダウンライトであり、開口された天井9に埋設され、取付金具20を介して取り付けられている。そして、照明器具本体13に配設されたランプソケット14にランプとしての屈曲形蛍光ランプ15が取り付けられ、蛍光ランプ15に光学的に対向して反射鏡16が設置されている。反射鏡16は、蛍光ランプ15からの放射光を照明器具本体13の開口面13aから出射させる。照明器具本体13には、さらに、安定器17、電子スタータ18、端子台19が取り付けられている。安定器17、電子スタータ18、端子台19およびランプソケット14は、図示しないリード線で接続されている。電子スタータ18は、始動時に高圧パルスを発生させる。この高圧パルスは蛍光ランプ15に印加され、蛍光ランプ15を始動させる。安定器17は、蛍光ランプ15を電力付勢する。そして、端子台19に電源線7が接続されている。 【0021】天井9に照明器具12を配設した後、コネクタ8を接続器11,11の分岐部11a,11aに差し込む。すると、電源線7は商用電源供給線10と電気的に接続される。照明器具12の安定器17および電子スタータ18は商用電源Eより給電され、蛍光ランプ15を点灯できる。 【0022】なお、照明器具12は、安定器17、電子スタータ18および端子台19を別ユニットとして、照明器具本体13と別設したものでもよい。また、ランプは低圧放電ランプに限らず、高圧ナトリウムランプ、高圧キセノンランプなどの高圧放電ランプであってもよく、その種類、形状、電力などは問わない。 【0023】電源線7のコネクタ8を接続器11,11の分岐部11a,11aに接続するのみで、照明器具12と商用供給電源線10を電気的に接続することができるので、商用供給電源線10への配線作業が容易迅速な照明器具12を提供できる。 【0024】以上の実施形態では、照明器具1,12として、天井9に埋設されたダウンライトについて説明しているが、これに限らず、天井面、壁面などに取り付けられる直付形照明器具あるいは吊り下げ形照明器具でもよい。また、ランプとして、直管形ランプを具備した照明器具でもよい。また、商用供給電源線10が天井面、壁面などに露出して配線されているものにも適用される。 【0025】図3は、本発明の第3の実施形態を示す照明装置のブロック図である。なお、図1,2と同一部分には同一符合を付して説明は省略する【0026】図3に示す照明装置21は、天井や壁などの造営物に配設された商用電源供給線10と、商用供給電源線10上に離間して設けられた複数の接続器11,…と、図1の照明器具1または図2の照明器具12から構成されている。天井や壁面などに配設された複数の照明器具1,…(照明器具12,…)のコネクタ8,…を接続器11,…の分岐部11a,…に接続することによって、複数の照明器具1,…(照明器具12,…)は商用電源供給線10に電気的に接続される。 【0027】照明器具1,…(照明器具12,…)から導出された電源線7のコネクタ8を接続器11,…の分岐部11a,…に接続するのみで、照明器具1,…(照明器具12,…)と商用供給電源線10を電気的に接続することができるので、照明器具1,…(照明器具12,…)が多数配設されていても、商用供給電源線10への配線作業が容易迅速な照明装置21を提供できる。 【0028】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、電源線のコネクタを接続器の分岐部に接続するのみで、照明器具と商用供給電源線を電気的に接続することができるので、商用供給電源線への配線作業が容易迅速な照明器具を提供できる。 【0029】請求項2の発明によれば、照明器具から導出された電源線のコネクタを接続器の分岐部に接続するのみで、照明器具と商用供給電源線を電気的に接続することができるので、照明器具が多数配設されていても、商用供給電源線への配線作業が容易迅速な照明装置を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年8月12日(1998.8.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101834 【弁理士】 【氏名又は名称】和泉 順一
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| 【公開番号】 |
特開2000−57839(P2000−57839A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月25日(2000.2.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−228370 |
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