| 【発明の名称】 |
照明器具の取り付け具 |
| 【発明者】 |
【氏名】武冨 保道
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| 【要約】 |
【課題】天井材の張り込まれるチャンネル材に直接照明器具の吊下げボルトを固定できるようにする。
【解決手段】開放側112の両立ち上がり部111、111縁に内向きの折返し部114を有するチャンネル材110’に対し開放側112から押し込まれてチャンネル材110’に組み付けられると共に、チャンネル材110’の底板部113と天井材160とを貫通させて差し通される照明器具170の吊りボルト180のねじ止められる雌ネジ穴3を有する取り付け具である。チャンネル材110’への押し込みにあたって弾性変形し、所定の押し込み位置でチャンネル材110’の折返し部114に掛合する掛合突部1と、掛合突部1をチャンネル材110’の折返し部114に掛合させた状態において、チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに突き当たる突き当て面2とを有している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天井材の張り込まれるチャンネル材であって、上面を開放され、かつ、開放側の両立ち上がり部縁に内向きの折返し部をそれぞれ有するチャンネル材に対し、当該チャンネル材の開放側から当該チャンネル材の内側に押し込まれて当該チャンネル材に組み付けられると共に、当該チャンネル材の底板部と天井材とを貫通させて差し通される照明器具の吊りボルトのねじ止められる雌ネジ穴を有する照明器具の取り付け具であって、この取り付け具が、前記チャンネル材の内側への押し込みにあたって弾性変形し、又は、当該チャンネル材の両立ち上がり部を弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材の前記折返し部に掛合する掛合突部と、この掛合突部を前記チャンネル材の折返し部に掛合させた状態において、当該チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当たる突き当て面とを有していることを特徴とする照明器具の取り付け具。 【請求項2】 取り付け具が、向き合った側部にそれぞれ、チャンネル材の折返し部への掛合突部を備えた板状に構成してあると共に、この掛合突部が板状の爪片として構成してあり、しかも、向き合った一方の側部に設けられた爪片の突き出し端と他方の側部に設けられた爪片の突き出し端との間の寸法が、前記チャンネル材の両立ち上がり部の一方の折返し部の突き出し端と他方の突き出し端間の寸法よりもやや大きく、かつ、当該爪片が前記突き出し端に向けて、前記チャンネル材への押し込み先側から手前側に向け外広がり状に傾斜された構成としてあることを特徴とする請求項1記載の照明器具の取り付け具。 【請求項3】 取り付け具が、向き合った側部にそれぞれ、チャンネル材の折返し部への掛合突部を備えた盤状に構成してあると共に、向き合った一方の側部に設けられた掛合突部の頂端と他方の側部に設けられた掛合突部の頂端との間の寸法が、前記チャンネル材の両立ち上がり部の一方の折返し部の突き出し端と他方の突き出し端間の寸法よりもやや大きく、かつ、当該掛合突部がその頂端に向けて、前記チャンネル材への押し込み先側から手前側に向けて外広がり状に傾斜された傾斜面を有していることを特徴とする請求項1記載の照明器具の取り付け具。 【請求項4】 天井材の張り込まれるチャンネル材であって、上面を開放され、かつ、開放側の両立ち上がり部縁に内向きの折返し部をそれぞれ有するチャンネル材に対し、当該チャンネル材の開放側から当該チャンネル材の内側に押し込まれて当該チャンネル材に組み付けられると共に、当該チャンネル材の底板部と天井材とを貫通させて下方に差し通される照明器具の吊りボルトを当該吊りボルトの上端側を固定した状態で一体に備えた照明器具の取り付け具であって、この取り付け具が、前記チャンネル材の内側への押し込みにあたって弾性変形し、又は、当該チャンネル材の両立ち上がり部を弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材の前記折返し部に掛合する掛合突部と、この掛合突部を前記チャンネル材の折返し部に掛合させた状態において、当該チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当たる突き当て面とを有していることを特徴とする照明器具の取り付け具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、天井材の張り込まれるチャンネル材に対し、直接的に天井に設置される照明器具を吊下げ状態に取り付け可能とする取り付け具の提供に関する。 【0002】 【従来の技術】天井の張り込み構造として、所定の間隔を開けて並設されるC型チャンネル材100に対し、このC型チャンネル材100に略直交する向きに通称Mバー110と称されるチャンネル材を当該C型チャンネル材100に吊下げた状態として配し、このMバー110に天井材160をビス止めする構造が汎用されている。(図11) 【0003】かかるMバー110は、一対の立ち上がり部111、111を有し、また、開放側112における当該立ち上がり部111縁に内向きの折返し部114を有している。そして、下端に当該Mバー110の内側に差し入れられ、かつ、当該Mバー110の両立ち上がり部111、111における折返し部114に引っ掛かる引っ掛け部121を有すると共に、上端側に前記C型チャンネル材100への引っ掛け部122を備えた吊下げ部材120により、当該Mバー110は前記開放側112を上向きにした状態で当該C型チャンネル材100に前記のように吊下げられる。また、このように吊下げられるMバー110における底板部113に対し、ビスなどを用いて天井材160が張り込み状態に取り付けられる。 【0004】また、かかる天井の張り込み構造にあっては、一般に、複数の前記C型チャンネル材100、100…上にさらにC型チャンネル材140を横向きに架設し、このように架設されるC型チャンネル材140に対し、天井材160に設けた穴161を通じて下端側を突き出すように吊りボルト180を固定して、かかる吊りボルト180の下端側を照明器具170に取り付けて当該照明器具170の天井への吊下げ設置を行っていた。(図11) 【0005】すなわち、前記照明器具170の吊下げられるC型チャンネル材140は、前記Mバー110を吊下げるC型チャンネル材100の上縁部100aへの引っ掛け部151を下端に備え、かつ、当該照明器具170の吊下げられるC型チャンネル材140を縦向きに挟み込み状に差し入れる保持部152を有する連結部材150により、前記のように横向きに架設される。(図12)また、このように横向きに架設されるC型チャンネル材140を挟み込み状に受け入れる上部屈曲部131と、前記照明器具170の吊りボルト180の上端側が挿通、引っ掛けられる下部取付部132とを有する吊下げ部材130を当該上部屈曲部131により当該C型チャンネル材140に吊下げ、この吊下げ部材130を介して前記照明器具170の前記横向きに架設されるC型チャンネル材140への吊下げ設置をなしていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来の照明器具の吊下げ設置手法にあっては、前記Mバー110を吊下げるC型チャンネル材100上に照明器具170を吊下げるためのC型チャンネル材140をさらに前記のように架設することを要し、このための前記連結部材150などを別途必要とするため、より容易かつシンプルに前記照明器具170を天井に設置する手法が望まれていた。 【0007】また、かかる従来の照明器具170の吊下げ設置手法にあっては、前記Mバー110の配された位置の直下に照明器具170を設置しようとした場合、このMバー110の直上に照明器具170を吊下げるためのC型チャンネル材140を配しても、かかるMバー110がこのC型チャンネル材140に吊下げられる前記吊下げ部材130の適切な設置の邪魔となり、単純にはかかる照明器具170を設置できなくすることもあった。 【0008】そこでこの発明は、天井材の張り込まれるチャンネル材に直接照明器具の吊下げボルトを固定できるようにする取り付け具の提供を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、照明器具の取り付け具が、以下の(1)〜(3)の構成を備えたものとした。 (1)天井材の張り込まれるチャンネル材であって、上面を開放され、かつ、開放側の両立ち上がり部縁に内向きの折返し部をそれぞれ有するチャンネル材に対し、当該チャンネル材の開放側から当該チャンネル材の内側に押し込まれて当該チャンネル材に組み付けられると共に、当該チャンネル材の底板部と天井材とを貫通させて差し通される照明器具の吊りボルトのねじ止められる雌ネジ穴を有する照明器具の取り付け具であって、(2)この取り付け具が、前記チャンネル材の内側への押し込みにあたって弾性変形し、又は、当該チャンネル材の両立ち上がり部を弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材の前記折返し部に掛合する掛合突部と、(3)この掛合突部を前記チャンネル材の折返し部に掛合させた状態において、当該チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当たる突き当て面とを有している。 【0010】かかる構成によれば、上端側を前記雌ネジ穴にネジ止めて下端側を下方に突き出させる吊りボルトの当該下端側をチャンネル材に穿設した差し込み穴を通じて下方に突き出させるようにした状態で、取り付け具を前記チャンネル材の所定位置へ押し込むことにより、当該チャンネル材の開放側から再び取り付け具が抜け出さない向きで当該取り付け具を当該チャンネル材に掛合させることができる。 【0011】そして、前記チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当てられる前記突き当て面により、前記吊りボルトの下端側にネジ止めた照明器具を、当該吊りボルトと取り付け具とを介して前記チャンネル材の立ち上がり部の上端で支持して、例えば、天井面に当該照明器具の天板面を密着させる所定位置で当該天井に取り付けることができる。 【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の取り付け具がさらに、向き合った側部にそれぞれ、チャンネル材の折返し部への掛合突部を備えた板状に構成してあると共に、この掛合突部が板状の爪片として構成してあり、しかも、向き合った一方の側部に設けられた爪片の突き出し端と他方の側部に設けられた爪片の突き出し端との間の寸法が、前記チャンネル材の両立ち上がり部の一方の折返し部の突き出し端と他方の突き出し端間の寸法よりもやや大きく、かつ、当該爪片が前記突き出し端に向けて、前記チャンネル材への押し込み先側から手前側に向け外広がり状に傾斜された構成としてある。 【0013】かかる構成によれば、前記爪片の傾斜により当該爪片を前記立ち上がり部の折返し部に接しさせながら、当該爪片側を内向きにスムースに弾性変形させることができ、この後、爪片の突き出し端が前記立ち上がり部の折返し部の突き出し端を乗り越えた位置で、当該爪片側を外向きに弾性変形させ、この弾性変形により、当該爪片を前記立ち上がり部における折返し部の内側に引っ掛け入れるように、当該爪片と折返し部とを掛合させることができる。 【0014】また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載の取り付け具がさらに、向き合った側部にそれぞれ、チャンネル材の折返し部への掛合突部を備えた盤状に構成してあると共に、向き合った一方の側部に設けられた掛合突部の頂端と他方の側部に設けられた掛合突部の頂端との間の寸法が、前記チャンネル材の両立ち上がり部の一方の折返し部の突き出し端と他方の突き出し端間の寸法よりもやや大きく、かつ、当該掛合突部がその頂端に向けて、前記チャンネル材への押し込み先側から手前側に向けて外広がり状に傾斜された傾斜面を有している構成としてある。 【0015】かかる構成によれば、前記掛合突部の前記傾斜面を前記立ち上がり部の折返し部に接しさせながら、当該立ち上がり部の基部側をおおむね中心として、当該立ち上がり部を外向きに無理なく弾性変形させることができ、この後、掛合突部の頂端面が前記立ち上がり部の折返し部の突き出し端を乗り越えた位置で、当該立ち上がり部を内向きに弾性変形させ、この弾性変形により、当該掛合突部の掛合面を前記立ち上がり部における折返し部の突き出し端に突き当てるように、当該掛合突部と折返し部とを掛合させることができる。 【0016】また、請求項4記載の発明にあっては、照明器具の取り付け具が、以下の(1)〜(3)の構成を備えたものとした。 (1)天井材の張り込まれるチャンネル材であって、上面を開放され、かつ、開放側の両立ち上がり部縁に内向きの折返し部をそれぞれ有するチャンネル材に対し、当該チャンネル材の開放側から当該チャンネル材の内側に押し込まれて当該チャンネル材に組み付けられると共に、当該チャンネル材の底板部と天井材とを貫通させて下方に差し通される照明器具の吊りボルトを当該吊りボルトの上端側を固定した状態で一体に備えた照明器具の取り付け具であって、(2)この取り付け具が、前記チャンネル材の内側への押し込みにあたって弾性変形し、又は、当該チャンネル材の両立ち上がり部を弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材の前記折返し部に掛合する掛合突部と、(3)この掛合突部を前記チャンネル材の折返し部に掛合させた状態において、当該チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当たる突き当て面とを有している。 【0017】かかる構成によれば、上端側を取り付け具に固定させて下端側を下方に突き出させる吊りボルトの当該下端側をチャンネル材に穿設した差し込み穴を通じて下方に突き出させるようにした状態で、取り付け具を前記チャンネル材の所定位置へ押し込むことにより、当該チャンネル材の開放側から再び取り付け具が抜け出さない向きで当該取り付け具を当該チャンネル材に掛合させることができる。 【0018】そして、前記チャンネル材の立ち上がり部の上端に突き当てられる前記突き当て面により、前記吊りボルトの下端側にネジ止めた照明器具を、当該吊りボルトと取り付け具とを介して前記チャンネル材の立ち上がり部の上端で支持して、例えば、天井面に当該照明器具の天板面を密着させる所定位置で当該天井に取り付けることができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる照明器具の取り付け具の典型的な実施の形態について説明する。 【0020】(第一の実施の形態)先ず、図1ないし図4に示される実施の形態について説明する。 【0021】なお、ここで図1は、この実施の形態にかかる取り付け具T1の全体構造を理解し易いように、照明器具170、天井材160、チャンネル材110’の一部を断面にして、このチャンネル材110’に組み付けられた取り付け具T1およびこの取り付け具T1に吊下げ状に組み付けられた吊りボルト180を斜視の状態として示している。また、図2は、図1の状態を縦断面にして示している。また、図3は、取り付け具T1を上面側から見た状態で、さらに、図4は、図3における右側から見た状態として、それぞれ示している。 【0022】この実施の形態にかかる照明器具170の取り付け具T1は、天井材160の張り込まれるチャンネル材110’を利用して、天井に設置される照明器具170を吊下げ状態に設置するようにするものである。 【0023】図中、符号162で示されるのは天井下地材であり、符号163で示されるのは天井仕上材である。これら天井材160は、横向きに設置されるチャンネル材110’に対して、少なくとも天井下地材162をビス止めなどすることにより、横向きに張り込まれる。より詳細には、かかるチャンネル材110’は、長尺の底板部113と、この底板部113の長さ方向に亙る両側部にそれぞれ設けられ、当該底板部113に略直交する向きに突き出すように設けられる立ち上がり部111を有する。そして、かかるチャンネル材110’は、前記底板部113の側を下側に配し、一対の立ち上がり部111、111の側、つまり開放側112を上側に配するように設置されるものとされる。このように設置されるチャンネル材110’における底板部113に天井下地材162を添装させ、かつ、少なくともこの天井下地材162の下面側から当該天井下地材162とチャンネル材110’の前記底板部113とを貫通させるようにビスを打ち込むことにより、かかる天井下地材162は前記チャンネル材110’に取り付けられ、前記のように張り込まれる。かかるチャンネル材110’はまた、一対の前記立ち上がり部111、111の前記開放側112の縁にそれぞれ、当該立ち上がり部111の長さ方向に亙る内向きの折返し部114を有している。この折返し部114は、前記チャンネル材110’の前記底板部113側に向かうに連れて前記立ち上がり部111内面から次第に離れ出すように設けられており、上面を傾斜面114aとし、突き出し端114bを前記底板部113側に向けて突き出させている。 【0024】この実施の形態にかかる取り付け具T1は、このように構成されるチャンネル材110’(一般に、Mバー110と称される。)に対し、照明器具170を直接吊下げ状に取り付けるようにするものである。すなわち、前記チャンネル材110’の底板部113に穿設された差し込み穴113aから下端側を下方に突き出させるように当該差し込み穴113aに差し入れられる吊りボルト180の上端側を、当該チャンネル材110’側から抜け出さないように当該チャンネル材110’側にワンタッチで組み付けるようにするものである。なお、かかる吊りボルト180に対する照明器具170の取り付けは、一般に、張り込まれる天井材160に穿設させた差し込み穴161と照明器具170の天板171に開設された穴172を通じて下方に突き出される当該吊りボルト180の下端にナット181を止め付けることによりなされる。 【0025】すなわち、この実施の形態にかかる取り付け具T1は、(1)前記チャンネル材110’の前記開放側112から当該チャンネル材110’の内側への押し込みにあたって弾性変形して、所定の押し込み位置で当該チャンネル材110’の前記折返し部114に掛合する掛合突部1と、(2)この掛合突部1を前記チャンネル材110’の折返し部114に掛合させた状態において、当該チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111a(すなわち、前記折返し部114の基部)に突き当たる突き当て面2と、(3)前記のようにチャンネル材110’の差し込み穴113aに差し通される前記照明器具170の吊りボルト180のねじ止められる雌ネジ穴3とを備えている。 【0026】したがって、かかる取り付け具T1によれば、上端側を前記雌ネジ穴3にねじ止めて下端側を下方に突き出させる吊りボルト180の当該下端側をチャンネル材110’に穿設した差し込み穴113aを通じて下方に突き出させるようにした状態で、取り付け具T1を前記チャンネル材110’の所定位置へ押し込むことにより、当該チャンネル材110’の開放側112から再び取り付け具T1が抜け出さない向きで当該取り付け具T1を当該チャンネル材110’に掛合させることができる。そして、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに突き当てられる前記突き当て面2により、前記吊りボルト180の下端側にねじ止めた照明器具170を、当該吊りボルト180と取り付け具T1とを介して前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aで支持して、例えば、天井面に天板171面を密着させる所定位置で当該天井に取り付けることができる。 【0027】より具体的には、この実施の形態にあっては、かかる取り付け具T1は、平板状をなす基板部4を有し、その中央部に前記雌ネジ穴3を有すると共に、向かい合った一対の側部にそれぞれ、間隔を開けて一対の前記掛合突部1、1を有している。(以下、この掛合突部1が設けられている側の基板部4の側部を、取り付け側側部4aという。) 【0028】この実施の形態にあっては、かかる掛合突部1は、前記向かい合った一対の取り付け側側部4a、4aにおける両端、すなわち、この取り付け側側部4aと直交する向きにある隣り合う側部とが接し合う側端にそれぞれ設けてある。 【0029】この実施の形態にあっては、各掛合突部1、1…はいずれも、前記基板部4に一端側を一体に連接させ、前記チャンネル材110’への押し込み先側5に突き出すように設けられた板状の突き出し片1aの先端において、当該基板部4側に突き出す向きに折返された外向きの板状の爪片1bとして構成してある。 【0030】また、かかる爪片1bは、その突き出し端1d側に向けて、前記チャンネル材110’への押し込み先側5から手前側6に向けて外広がり状に傾斜した構成とされており、当該押し込み先側5にかかるチャンネル材110’の内側への押し込みを行い易くする向きの傾斜面1cを備えている。 【0031】また、かかる爪片1bは、その突き出し端1aと前記基板部4の下面との間に、所定の間隔を開けるように設けられている。 【0032】また、前記基板部4における向き合った一方の取り付け側側部4aに設けられた爪片1bの突き出し端1dと他方の取り付け側側部4aに設けられた爪片1bの突き出し端1dとの間の寸法が、前記チャンネル材110’の両立ち上がり部111、111の一方の折返し部114の突き出し端114bと他方の突き出し端114b間の寸法よりもやや大きくなるようにしてある。 【0033】また、この実施の形態にあっては、前記基板部4の取り付け側側部4aにおける、一対の突き出し片1aの基部間に挟まれた箇所が、この基部に対して外側方に張り出した構成としてあり、この張り出し箇所4bにおいて、前記基板部4の一方の取り付け側側部4a端と他方の取り付け側側部4a端との間の間隔が、前記チャンネル材110’における一対の立ち上がり部111、111の上端111a間の間隔よりも大きくなるように構成してある。 【0034】この結果、この実施の形態にあっては、(1)前記基板部4における前記取り付け側側部4aが前記チャンネル材110’の長さ方向に沿う向きで、当該チャンネル材110’の一対の立ち上がり部111、111間に前記突き出し片1aの突き出し側から取り付け具T1を押し込むことにより、前記爪片1bの傾斜面1cを前記立ち上がり部111の折返し部114の傾斜面114aに接しさせながら、当該爪片1bの設けられている前記突き出し片1aの基部側をおおむね中心として、当該爪片1b側を内向きに弾性変形させることができ、(2)この後、爪片1bの突き出し端1dが前記立ち上がり部111の折返し部114の突き出し端114bを乗り越えた位置で、当該爪片1b側を外向きに弾性変形させ、(3)この弾性変形により、当該爪片1bを前記立ち上がり部111における折返し部114の内側に引っ掛け入れるように、当該爪片1bと折返し部114とを掛合させることができる。(4)また、この掛合状態において、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに対しそれぞれ、前記基板部4の張り出し箇所4bの下面を上方から突き当てさせることができる。すなわち、この実施の形態にあっては、かかる基板部4の張り出し箇所4bの下面が、前記突き当て面2とされている。 【0035】なお、前記基板部4に設けられた突き出し片1aの基部側をおおむね中心とした所望の弾性変形特性を付与する観点からは、この実施の形態にかかる取り付け具T1は、金属板を折曲加工などして構成することが好ましい。 【0036】(第二の実施の形態)次いで、図5ないし図7に示される実施の形態について説明する。 【0037】なお、ここで図5は、この実施の形態にかかる取り付け具T2の全体構造を理解し易いように、照明器具170、天井材160、チャンネル材110’、取り付け具T2の一部を縦断面にして、このチャンネル材110’に組み付けられた取り付け具T2およびこの取り付け具T2に吊下げ状に組み付けられた吊りボルト180を示している。また、図6は、取り付け具T2を上面側から見た状態で、さらに、図7は、図6における右側から見た状態として、それぞれ示している。 【0038】この実施の形態にかかる照明器具170の取り付け具T2は、天井材160の張り込まれるチャンネル材110’を利用して、天井に設置される照明器具170を吊下げ状態に設置するようにするものである。 【0039】図中、符号162で示されるのは天井下地材であり、符号163で示されるのは天井仕上材である。これら天井材160は、横向きに設置されるチャンネル材110’に対して、少なくとも天井下地材162をビス止めなどすることにより、横向きに張り込まれる。より詳細には、かかるチャンネル材110’は、長尺の底板部113と、この底板部113の長さ方向に亙る両側部にそれぞれ設けられ、当該底板部113に略直交する向きに突き出すように設けられる立ち上がり部111を有する。そして、かかるチャンネル材110’は、前記底板部113の側を下側に配し、一対の立ち上がり部111、111の側、つまり開放側112を上側に配するように設置されるものとされる。このように設置されるチャンネル材110’における底板部113に天井下地材162を添装させ、かつ、少なくともこの天井下地材162の下面側から当該天井下地材162とチャンネル材110’の前記底板部113とを貫通させるようにビスを打ち込むことにより、かかる天井下地材162は前記チャンネル材110’に取り付けられ、前記のように張り込まれる。かかるチャンネル材110’はまた、一対の前記立ち上がり部111、111の前記開放側112の縁にそれぞれ、当該立ち上がり部111の長さ方向に亙る内向きの折返し部114を有している。この折返し部114は、前記チャンネル材110’の前記底板部113側に向かうに連れて前記立ち上がり部111内面から次第に離れ出すように設けられており、上面を傾斜面114aとし、突き出し端114bを前記底板部113側に向けて突き出させている。 【0040】この実施の形態にかかる取り付け具T2は、このように構成されるチャンネル材110’(一般に、Mバー110と称される。)に対し、照明器具170を直接吊下げ状に取り付けるようにするものである。すなわち、前記チャンネル材110’の底板部113に穿設された差し込み穴113aから下端側を下方に突き出させるように当該差し込み穴113aに差し入れられる吊りボルト180の上端側を、当該チャンネル材110’側から抜け出さないように当該チャンネル材110’側にワンタッチで組み付けるようにするものである。なお、かかる吊りボルト180に対する照明器具170の取り付けは、一般に、張り込まれる天井材160に穿設させた差し込み穴161と照明器具170の天板171に開設された穴172を通じて下方に突き出される下端にナット181を止め付けることによりなされる。 【0041】すなわち、この実施の形態にかかる取り付け具T2は、(1)前記チャンネル材110’の前記開放側112から当該チャンネル材110’の内側への押し込みにあたって、当該チャンネル材110’の立ち上がり部111を外向きに弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材110’の前記折返し部114に掛合する掛合突部7と、(2)この掛合突部7を前記チャンネル材110’の折返し部114に掛合させた状態において、当該チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111a(すなわち、前記折返し部114の基部)に突き当たる突き当て面8と、(3)前記のようにチャンネル材110’の差し込み穴113aに差し通される前記照明器具170の吊りボルト180のねじ止められる雌ネジ穴9とを備えている。 【0042】したがって、かかる取り付け具T2によれば、上端側を前記雌ネジ穴9にねじ止めて下端側を下方に突き出させる吊りボルト180の当該下端側をチャンネル材110’に穿設した差し込み穴113aを通じて下方に突き出させるようにした状態で、取り付け具T2を前記チャンネル材110’の所定位置へ押し込むことにより、当該チャンネル材110’の開放側112から再び取り付け具T2が抜け出さない向きで当該取り付け具T2を当該チャンネル材110’に掛合させることができる。そして、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに突き当てられる前記突き当て面8により、前記吊りボルト180の下端側にねじ止めた照明器具170を、当該吊りボルト180と取り付け具T2とを介して前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aで支持して、例えば、天井面に天板171面を密着させる所定位置で当該天井に取り付けることができる。 【0043】より具体的には、この実施の形態にあっては、かかる取り付け具T2は、盤状体10として構成されていると共に、その中央部に前記雌ネジ穴9を有し、さらに、向かい合った一対の側部にそれぞれ、間隔を開けて一対の前記掛合突部7を有している。(以下、この掛合突部7が設けられている側の盤状体10の側部を、取り付け側側部10bという。) 【0044】この実施の形態にあっては、前記盤状体10の下面側から上面側に向けて前記吊りボルト180の差し入れ穴10aが貫通状態に設けてあると共に、この盤状体10の上部側に、かかる差し入れ穴10aに雌ネジ穴9を連通させるようにナット11が埋め込み状態に設けてある。かかるナット11は、上端面を前記盤状体10の上面と略同面にするように埋め込まれている。また、この実施の形態にあっては、かかる盤状体10を前記ナット11をインサートとしてプラスチック材料を一体に成形することにより構成しており、前記ナット11の下端側に設けられた外鍔11aにより前記埋め込み状態を安定的に維持できるようにしてある。 【0045】また、この実施の形態にあっては、前記掛合突部7は、前記向かい合った一対の取り付け側側部10b、10bにおいてそれぞれ、その全幅に亙るように形成してある。 【0046】この実施の形態にあっては、各掛合突部7、7…はいずれも、前記盤状体10の上面側に向けられた掛合面7aと、この掛合面7aに略直交する向きの頂端面7bと、この頂端面7bにおける前記盤状体10の下面側に向けられた終端に続き当該盤状体10の下面側に向け次第に当該掛合突部7の高さを低める向きに傾斜する傾斜面7cとを備えている。すなわち、この実施の形態にあっては、前記掛合突部7がその頂端面7bに向けて、前記チャンネル材110’への押し込み先側5から手前側に向けて外広がり状に傾斜された傾斜面7cを有している。 【0047】また、この実施の形態にあっては、前記掛合突部7の掛合面7aの上方に、前記盤状体10の両取り付け側側部10bにおいてそれぞれ、当該掛合面7aとの間に所定の間隔を開けて設けられる張り出し部10cが形成されている。 【0048】また、前記盤状体10における向き合った一方の取り付け側側部10bに設けられた掛合突部7の頂端面7bと他方の取り付け側側部10bに設けられた掛合突部7の頂端面7bとの間の寸法が、前記チャンネル材110’の両立ち上がり部111の一方の折返し部114の突き出し端114bと他方の突き出し端114b間の寸法よりもやや大きくなるようにしてある。 【0049】また、この実施の形態にあっては、前記盤状体10の両側の張り出し部10cにおける、当該盤状体10の上下方向に沿った側面間の間隔が、前記チャンネル材110’における一対の立ち上がり部111、111の上端111a間の間隔よりも大きくなるように構成してある。 【0050】この結果、この実施の形態にあっては、(1)前記盤状体10における前記取り付け側側部10bが前記チャンネル材110’の長さ方向に沿う向きで、当該チャンネル材110’の一対の立ち上がり部111、111間に前記掛合突部7の設けられている側から取り付け具T2を押し込むことにより、前記掛合突部7の前記傾斜面7cを前記立ち上がり部111の折返し部114の傾斜面114aに接しさせながら、当該立ち上がり部111の基部側をおおむね中心として、当該立ち上がり部111を外向きに弾性変形させることができ、(2)この後、掛合突部7の頂端面7bが前記立ち上がり部111の折返し部114の突き出し端114bを乗り越えた位置で、当該立ち上がり部111を内向きに弾性変形させ、(3)この弾性変形により、当該掛合突部7の掛合面7aを前記立ち上がり部111における折返し部114の突き出し端114bに突き当てるように、当該掛合突部7と折返し部114とを掛合させることができる。(4)また、この掛合状態において、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに対しそれぞれ、前記盤状体10の張り出し部10cの下面を上方から突き当てさせることができる。すなわち、この実施の形態にあっては、かかる盤状体10の張り出し部10cの下面が、前記突き当て面8とされている。 【0051】(第三の実施の形態)次いで、図8ないし図10に示される実施の形態について説明する。 【0052】なお、ここで図8は、この実施の形態にかかる取り付け具T3の全体構造を理解し易いように、照明器具170、天井材160、チャンネル材110’、取り付け具T3の一部を縦断面にして、このチャンネル材110’に組み付けられた取り付け具T3を示している。また、図9は、取り付け具T3を上面側から見た状態で、さらに、図10は、図9における右側から見た状態として、それぞれ示している。 【0053】この実施の形態にかかる照明器具170の取り付け具T3は、天井材160の張り込まれるチャンネル材110’を利用して、天井に設置される照明器具170を吊下げ状態に設置するようにするものである。 【0054】図中、符号162で示されるのは天井下地材であり、符号163で示されるのは天井仕上材である。これら天井材160は、横向きに設置されるチャンネル材110’に対して、少なくとも天井下地材162をビス止めなどすることにより、横向きに張り込まれる。より詳細には、かかるチャンネル材110’は、長尺の底板部113と、この底板部113の長さ方向に亙る両側部にそれぞれ設けられ、当該底板部113に略直交する向きに突き出すように設けられる立ち上がり部111を有する。そして、かかるチャンネル材110’は、前記底板部113の側を下側に配し、一対の立ち上がり部111、111の側、つまり開放側112を上側に配するように設置されるものとされる。このように設置されるチャンネル材110’における底板部113に天井下地材162を添装させ、かつ、少なくともこの天井下地材162の下面側から当該天井下地材162とチャンネル材110’の前記底板部113とを貫通させるようにビスを打ち込むことにより、かかる天井下地材162は前記チャンネル材110’に取り付けられ、前記のように張り込まれる。かかるチャンネル材110’はまた、一対の前記立ち上がり部111、111の前記開放側112の縁にそれぞれ、当該立ち上がり部111の長さ方向に亙る内向きの折返し部114を有している。この折返し部114は、前記チャンネル材110’の前記底板部113側に向かうに連れて前記立ち上がり部111内面から次第に離れ出すように設けられており、上面を傾斜面114bとし、突き出し端114aを前記底板部113側に向けて突き出させている。 【0055】この実施の形態にかかる取り付け具T3は、このように構成されるチャンネル材110’(一般に、Mバー110と称される。)に対し、照明器具170を直接吊下げ状に取り付けるようにするものである。すなわち、前記チャンネル材110’の底板部113に穿設された差し込み穴113aから下端側を下方に突き出させるように当該差し込み穴113aに差し入れられる吊りボルト180の上端側を、当該チャンネル材110’側から抜け出さないように当該チャンネル材110’側にワンタッチで組み付けるようにするものである。なお、かかる吊りボルト180に対する照明器具170の取り付けは、一般に、張り込まれる天井材160に穿設させた差し込み穴161と照明器具170の天板171に開設された穴172を通じて下方に突き出される下端にナット181を止め付けることによりなされる。 【0056】すなわち、この実施の形態にかかる取り付け具T3は、(1)前記チャンネル材110’の前記開放側112から当該チャンネル材110’の内側への押し込みにあたって、当該チャンネル材110’の立ち上がり部111を外向きに弾性変形させて、所定の押し込み位置で当該チャンネル材110’の前記折返し部114に掛合する掛合突部12と、(2)この掛合突部12を前記チャンネル材110’の折返し部114に掛合させた状態において、当該チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111a(すなわち、前記折返し部114の基部)に突き当たる突き当て面13を備えると共に、(3)前記のようにチャンネル材110’の差し込み穴113aに上方から差し通される前記照明器具170の吊りボルト180の上端側を固定した状態で一体に備えている。 【0057】したがって、かかる取り付け具T3によれば、上端側を前記取り付け具T3に一体に固定させて下端側を下方に突き出させる吊りボルト180の当該下端側をチャンネル材110’に穿設した差し込み穴113aを通じて下方に突き出させるようにした状態で、取り付け具T3を前記チャンネル材110’の所定位置へ押し込むことにより、当該チャンネル材110’の開放側112から再び取り付け具T3が抜け出さない向きで当該取り付け具T3を当該チャンネル材110’に掛合させることができる。そして、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに突き当てられる前記突き当て面13により、前記吊りボルト180の下端側にねじ止めた照明器具170を、当該吊りボルト180と取り付け具T3とを介して前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aで支持して、例えば、天井面に天板171面を密着させる所定位置で当該天井に取り付けることができる。 【0058】より具体的には、この実施の形態にあっては、かかる取り付け具T3は、盤状体14として構成されていると共に、その中央部に前記吊りボルト180の上端側、ここでは、頭部182側を埋め込み状態に一体に備えている。またさらに、向かい合った一対の側部にそれぞれ、間隔を開けて一対の前記掛合突部12を有している。(以下、この掛合突部12が設けられている側の盤状体14の側部を、取り付け側側部14aという。) 【0059】この実施の形態にあっては、前記吊りボルト180の頭部182は六角状をなし、この頭部182の上端面は盤状体14の上面と略同面をなす。また、吊りボルト180の中間部には、膨出部183が形成されており、この膨出部183においても吊りボルト180は盤状体14内に埋め込まれた状態とされ、盤状体14と吊りボルト180との固定状態が高く確保されている。かかる吊りボルト180の頭部182側の前記盤状体14への固定は、典型的には、当該盤状体14をプラスチック材料により成形して構成するにあたり、吊りボルト180を当該盤状体14の成形金型内のインサートとすることによりなすことができる。 【0060】また、この実施の形態にあっては、前記掛合突部12は、前記向かい合った一対の取り付け側側部14a、14aにおいてそれぞれ、その全幅に亙るように形成してある。 【0061】この実施の形態にあっては、各掛合突部12はいずれも、前記盤状体14の上面側に向けられた掛合面12aと、この掛合面12aに略直交する向きの頂端面12bと、この頂端面12bにおける前記盤状体14の下面側に向けられた終端に続き当該盤状体14の下面側に向け次第に当該掛合突部12の高さを低める向きに傾斜する傾斜面12cとを備えている。すなわち、この実施の形態にあっては、前記掛合突部12がその頂端面12bに向けて、前記チャンネル材110’への押し込み先側5から手前側に向けて外広がり状に傾斜された傾斜面12cを有している。 【0062】また、この実施の形態にあっては、前記掛合突部12の掛合面12aの上方に、前記盤状体14の両取り付け側側部14a、14aにおいてそれぞれ、当該掛合面12aとの間に所定の間隔を開けて設けられる張り出し部14bが形成されている。 【0063】また、前記盤状体14における向き合った一方の取り付け側側部14aに設けられた掛合突部12の頂端面12bと他方の取り付け側側部14aに設けられた掛合突部12の頂端面12bとの間の寸法が、前記チャンネル材110’の両立ち上がり部111の一方の折返し部114の突き出し端114bと他方の突き出し端114b間の寸法よりもやや大きくなるようにしてある。 【0064】また、この実施の形態にあっては、前記盤状体14の両側の張り出し部14b、14bにおける、当該盤状体14の上下方向に沿った側面間の間隔が、前記チャンネル材110’における立ち上がり部111の上端111a間の間隔よりも大きくなるように構成してある。 【0065】この結果、この実施の形態にあっては、(1)前記盤状体14における前記取り付け側側部14aが前記チャンネル材110’の長さ方向に沿う向きで、当該チャンネル材110’の一対の立ち上がり部111、111間に前記掛合突部12の設けられている側から取り付け具T3を押し込むことにより、前記掛合突部12の前記傾斜面12cを前記立ち上がり部111の折返し部114の傾斜面114aに接しさせながら、当該立ち上がり部111の基部側をおおむね中心として、当該立ち上がり部111を外向きに弾性変形させることができ、(2)この後、掛合突部12の頂端面12bが前記立ち上がり部111の折返し部114の突き出し端114bを乗り越えた位置で、当該立ち上がり部111を内向きに弾性変形させ、(3)この弾性変形により、当該掛合突部12の掛合面12aを前記立ち上がり部111における折返し部114の突き出し端114bに突き当てるように、当該掛合突部12と折返し部114とを掛合させることができる。(4)また、この掛合状態において、前記チャンネル材110’の立ち上がり部111の上端111aに対しそれぞれ、前記盤状体14の張り出し部14bの下面を上方から突き当てさせることができる。すなわち、この実施の形態にあっては、かかる盤状体14の張り出し部14bの下面が、前記突き当て面13とされている。 【0066】 【発明の効果】この発明にかかる照明器具の取り付け具によれば、天井材の張り込まれるチャンネル材の内側に取り付け具を押し込むことによりワンタッチで当該チャンネル材に取り付け具を取り付けることができると共に、このように取り付けられた取り付け具を介して当該チャンネル材に直接照明器具の吊下げボルトを固定することができ、天井への照明器具の設置施工の容易化、簡素化を図ることができる。また、チャンネル材が配されている箇所であれば、支障なく照明器具を吊下げ設置でき、天井への照明器具の設置にあたっての設置位置の自由度を高めることができる特長を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598113461 【氏名又は名称】武冨 保道
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| 【出願日】 |
平成10年8月7日(1998.8.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077241 【弁理士】 【氏名又は名称】桑原 稔 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−57838(P2000−57838A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月25日(2000.2.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−234868 |
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