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【発明の名称】 照明器具
【発明者】 【氏名】遠藤 吉見

【氏名】大石 崇文

【氏名】高井 誉

【要約】 【課題】パネル12を容易に着脱できる照明器具を提供する。

【解決手段】器具本体11およびこの器具本体11に対向されるパネル12を備える。器具本体11からパネル12側に向けて本体側取付具13を突設し、パネル12から器具本体11側に向けてパネル側取付具14を突設する。本体側取付具13に差込孔39を設け、パネル側取付具14に先端側が差込孔39に上方から差し込まれるとともに差込孔39の下面縁部に係合される係合片部43を設ける。差込孔39に係合片部43が差し込み係合された状態で、本体側取付具13とパネル側取付具14とを着脱可能に固定する固定手段15を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 器具本体と、この器具本体に対向されるパネルと、前記器具本体からパネル側に向けて突設された本体側取付具と、前記パネルから器具本体側に向けて突設されたパネル側取付具と、前記本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか一方に設けられた差込孔と、前記本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか他方に設けられ、先端側が前記差込孔に上方から差し込まれるとともに差込孔の下面縁部に係合される係合片部と、前記差込孔に係合片部が差し込み係合された状態で、前記本体側取付具とパネル側取付具とを着脱可能に固定する固定手段とを具備していることを特徴とする照明器具。
【請求項2】 係合片部は、差込孔に差し込まれる先端側とこの先端側とは反対の基端側との間に差込孔の内縁に係合する段差部を有していることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】 係合片部の段差部より基端側の横幅は、差込孔の横幅より広く形成されていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
【請求項4】 本体側取付具は、器具本体が取り付けられる被取付面に接合される接合部を有していることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の照明器具。
【請求項5】 パネルの上部側の器具本体側への接近移動をパネルが器具本体側に当接しない位置で規制する規制手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、器具本体に対してパネルが対向配置される照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば壁面に取り付けられる壁面取付形の照明器具では、図8に示すように、器具本体1およびパネル2を有し、器具本体1がほぼ水平状に壁面に取り付けられ、器具本体1の前面側に直管形蛍光ランプ3が接続配置されるとともに、器具本体1の下部の2箇所に前後方向に開口する断面略筒形の本体側取付具4が取り付けられ、また、パネル2の下部の2箇所に本体側取付具4の内側に差し込み係合される断面略コ字形のパネル側取付具5が取り付けられている。
【0003】そして、パネル2の装着時には、パネル2の各パネル側取付具5を器具本体1の各本体側取付具4の内側に前方から差し込み、本体側取付具4の下方から止ねじ6を本体側取付具4に設けられた取付孔4aに挿入してパネル側取付具5に設けられた取付孔5aに螺着し、本体側取付具4とパネル側取付具5とを互いに締め付け固定する。
【0004】また、ランプ交換や清掃などのメンテナンスを行なうためのパネル2の取外時には、止ねじ6を緩めて外し、パネル2を器具本体1側から離反する前方へ移動させ、各パネル側取付具5を各本体側取付具4から抜き外す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の構造では、パネル側取付具5を本体側取付具4の内側に円滑かつ容易に着脱できるように、パネル側取付具5と本体側取付具4との間にはある程度の隙間を設けられるが、その隙間があるため、装着時において、パネル側取付具5を本体側取付具4の内側に差し込んだだけでは、パネル2の自重にてパネル2が前方へ倒れるように傾斜し、本体側取付具4の取付孔4aとパネル側取付具5の取付孔5aとの位置がずれ、本体側取付具4の取付孔4aに下方から挿入した止ねじ6をパネル側取付具5の取付孔5aに螺着させるのが難しい問題がある。また、パネル2を外す際には、止ねじ6を外したときに、パネル2の自重にてパネル2が前方へ倒れ込む勢いで器具本体1側から外れないようにパネル2を押さえておく必要がある。このように、パネル2の容易に着脱できない問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、パネルを容易に着脱できる照明器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具は、器具本体と、この器具本体に対向されるパネルと、前記器具本体からパネル側に向けて突設された本体側取付具と、前記パネルから器具本体側に向けて突設されたパネル側取付具と、前記本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか一方に設けられた差込孔と、前記本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか他方に設けられ、先端側が前記差込孔に上方から差し込まれるとともに差込孔の下面縁部に係合される係合片部と、前記差込孔に係合片部が差し込み係合された状態で、前記本体側取付具とパネル側取付具とを着脱可能に固定する固定手段とを具備しているものである。
【0008】そして、本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか一方には差込孔を設け、他方には先端側が差込孔に上方から差し込まれるとともに差込孔の下面縁部に係合される係合片部を設けたので、パネルの自重にて差込孔に係合片部が差し込み係合された状態を保持するとともに、パネルを所定の安定した姿勢で保持し、本体側取付具とパネル側取付具とが接合状態で位置決めされて固定手段による固定を容易に行なえ、固定手段を外してもパネルが倒れることがなく、パネルを容易に着脱可能とする。
【0009】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、係合片部は、差込孔に差し込まれる先端側とこの先端側とは反対の基端側との間に差込孔の内縁に係合する段差部を有しているものである。
【0010】そして、係合片部の差込孔に差し込まれる先端側とこの先端側とは反対の基端側との間に差込孔の内縁に係合する段差部を有するので、差込孔に係合片部が差し込み係合された状態では本体側取付具からパネル側取付具が外れることがなく、本体側取付具とパネル側取付具とを正確に位置決めして固定手段による固定を容易に可能とする。
【0011】請求項3記載の照明器具は、請求項2記載の照明器具において、係合片部の段差部より基端側の横幅は、差込孔の横幅より広く形成されているものである。
【0012】そして、係合片部の段差部より基端側の横幅を、差込孔の横幅より広く形成したので、差込孔に対して係合片部が段差部より深く差し込まれることがなく、本体側取付具とパネル側取付具とを容易に位置決め可能とする。
【0013】請求項4記載の照明器具は、請求項1ないし3いずれか記載の照明器具において、本体側取付具は、器具本体が取り付けられる被取付面に接合される接合部を有しているものである。
【0014】そして、本体側取付具が、器具本体が取り付けられる被取付面に接合される接合部を有するので、パネルの自重にて本体側取付具を介して器具本体が傾くのを防止可能とする。
【0015】請求項5記載の照明器具は、請求項1ないし4いずれか記載の照明器具において、パネルの上部側の器具本体側への接近移動をパネルが器具本体側に当接しない位置で規制する規制手段を備えているものである。
【0016】そして、パネルの上部側の器具本体側への接近移動をパネルが器具本体側に当接しない位置で規制する規制手段を備えるので、パネルの着脱時にパネルが器具本体側の例えばランプなどに当たるのを防止可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図7を参照して説明する。
【0018】図1は照明器具の側面図、図2は照明器具の正面図、図3は照明器具の背面図、図4は照明器具の底面図、図5は照明器具のパネルの着脱操作を示す説明図であり、図6(a)(b)(c) は本体側取付具を示す図、図7(a)(b)(c) はパネル側取付具を示す図である。
【0019】照明器具は、被取付面として例えば壁面Aに取り付けられる壁面取付形で、器具本体11、パネル12、一対の本体側取付具13、一対のパネル側取付具14、一対の固定手段としての止ねじ15などで構成されており、器具本体11の前方にパネル12が立位姿勢で対向配置されている。
【0020】そして、器具本体11は、ランプとして直管形蛍光ランプ21を使用する細長い器具で、壁面Aに取り付けられるシャーシ22、およびこのシャーシ22の前面側を覆って着脱可能に取り付けられる反射板23を有し、反射板23の前面両端に直管形蛍光ランプ21が接続されるランプソケット24がそれぞれ取り付けられ、反射板23で覆われるシャーシ22の前面側に配線用の端子台25および直管形蛍光ランプ21を点灯させる安定器26が配設されている。
【0021】シャーシ22には、中央部を含む複数箇所に電線挿通孔27が形成され、両端近傍には壁面Aに接合される一対のダボ(接合部)28が後面側に突出形成され、この一対のダボ28間にはシャーシ22を壁面Aに取り付ける取付ボルト挿通用の一対の取付孔29が形成され、この一対の取付孔29の間には本体側取付具13をねじ止めする図示しない複数の取付孔が形成されている。
【0022】器具本体11の中央上部には、規制手段としての略L字状のストッパ30が前方へ向けて突出する状態に取り付けられている。このストッパ30により、パネル12の上部側が器具本体11側へ接近移動するのがパネル12が器具本体11側(特に直管形蛍光ランプ21)に当接しない位置で規制されるように構成されている。
【0023】また、パネル12は、例えばアクリル樹脂製やガラス製で、透明および半透明で透光性を有し、さらに、無色あるいは着色や模様が必要に応じて入れられている。パネル12の形状は、器具本体11に対応して横長で、正面から見て器具本体11全体を覆うように器具本体11の外形より大形に形成され、上縁部は円弧状に形成され、下縁部は直線状に形成されている。パネル12の下部側には一対のパネル側取付具14の各取付位置に対応して複数の取付孔12a が形成されている。
【0024】また、各本体側取付具13は、例えば金属製の板材にて形成され、器具本体11(シャーシ)の後面側に取り付けられる取付片部31を有し、この取付片部31の下端から前方に向けて中間片部32が略直角に折曲形成され、この中間片部32の前端から斜め下方に向けて支持片部33が折曲形成されている。
【0025】取付片部31には、シャーシ22に複数の取付ねじ34で固定される複数の取付孔35が形成されているとともに、下端近傍には器具取付時に壁面Aに接合される係合部としてのダボ36が後面側に突出形成されている。中間片部32および支持片部33の両側には、縁部37,38が上方へ向けて折曲形成されている。支持片部33には、先端近傍に横長四角形状の差込孔39が形成されているとともに、この差込孔39に隣接した後側に取付孔40が形成されている。
【0026】なお、支持片部33の水平軸(取付片部31が垂直の場合)に対する角度はα、支持片部33の両側の縁部38の内側間の横幅はW1、差込孔39の横幅はW2、差込孔39の横幅W2方向と直交する方向の長さはL1、差込孔39の前側の内縁から取付孔40の中心までの長さはL2とする。
【0027】また、各パネル側取付具14は、例えば金属製の板材にて形成され、パネル12の前面側に接合される前面片部41を有し、この前面片部41の下縁部から後方に向けてパネル支持片部42が略直角に折曲形成され、このパネル支持片部42から後方に向けて係合片部43が突設されている。
【0028】前面片部41は、略半円状に形成され、パネル12の複数の取付孔12a の位置に対応して複数の取付孔44が形成されている。そして、パネル側取付具14のパネル12への取付時には、各取付孔12a ,44に対応して各取付孔45a を有する当て板45、および複数の取付ねじ46が用いられるもので、前面片部41がパネル12の前面側に接合され、パネル支持片部42がパネル12の下面に接合され、当て板45がパネル12の後面側に接合され、取付ねじ46が当て板45側からパネル12を通じて前面片部41に螺着されて締め付け固定される。このとき、パネル12の下部がパネル支持片部42に接することで、パネル12の重量は、パネル支持片部42で支えられて、取付ねじ46の部分にはかからない。また、前面片部41には、この前面片部41を覆う飾り体47が着脱可能に取り付けられる。
【0029】係合片部43は、パネル支持片部42から斜め上方に向けて折曲形成された基端側48および先端側49を有するとともに、これら基端側48と先端側49との間に本体側取付具13の略板厚分に相当する段差幅で先端側49が低くなる段差部50が折曲形成されている。基端側48の横幅は先端側49より広く形成され、基端側48の段差部50に臨む幅方向両側には差込孔39の縁部に当接して差し込みが規制されるストッパ部51が形成されている。先端側49には先端側49の幅方向に横長の取付孔52が形成されている。
【0030】基端側48および先端側49は、前面片部41を垂直とした場合、支持片部33の水平軸(取付片部31が垂直の場合)に対する角度αと同一の角度αで傾斜されている。基端側48の横幅W3は支持片部33の両側の縁部38の内側間の横幅W1より小さいとともに差込孔39の横幅W2より広く、基端側48が支持片部33の両側の縁部38の内側間に係合可能とするとともにストッパ部51が差込孔39の縁部に当接して差し込みを規制可能とされている。先端側49の横幅W4は差込孔39の横幅W2より少し小さく、その先端側49が差込孔39に差し込み可能とされている。先端側48の長さL3は、差込孔39の長さL1より長く形成されている。段差部50から取付孔52の中心までの長さL3は差込孔39の前側の内縁から取付孔40の中心までの長さはL2とほぼ同一に形成されている。
【0031】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0032】壁面Aに設置された器具本体11に対してパネル12を装着する場合には、図5に示すように、パネル12の上部側を後方の器具本体11側へ傾けた状態で、パネル12のパネル側取付具14の係合片部43の先端側49を、器具本体11の本体側取付具13の支持片部33の差込孔39に上方から差し込み、さらに、段差部50を差込孔39内に進入させ、パネル側取付具14のストッパ部51を支持片部33の上面すなわち差込孔39の上面縁部に当接させる。
【0033】このとき、パネル12の上部側を後方の器具本体11側へ傾け過ぎても、パネル12がストッパ30に当接して規制されることで、パネル12が器具本体11側の直管形蛍光ランプ21に当たって破損させるのを防止できる。また、パネル側取付具14のストッパ部51が差込孔39の上面縁部に当接することで、差込孔39に対して係合片部43が段差部50より深く差し込まれることがなく、本体側取付具13とパネル側取付具14とを容易に位置決めできる。
【0034】続いて、パネル側取付具14のストッパ部51が差込孔39の上面縁部に当接した状態のまま、パネル12の上部側を前方に向けて回動させることにより、係合片部43の先端側49が支持片部33の下面に接合するとともに基端側48が支持片部33の上面に接合し、さらに、パネル12を前方に向けて回動させる動作に伴って、およびパネル12の自重にて本体側取付具13の支持片部33の傾斜に沿って下がることに伴って、係合片部43の段差部50が差込孔39の前側の内縁に当接する。
【0035】この状態で、パネル12から手を離しても、パネル12の自重が、係合片部43の先端側49が支持片部33の下面に接合する方向、基端側48が支持片部33の上面に接合する方向にそれぞれ作用し、パネル12の自重にて係合片部43が差込孔39に差し込み係合された片持ち状態で保持され、さらに、パネル12の自重にて段差部50が差込孔39の前側の内縁に当接された状態で保持され、したがって、パネル側取付具14が本体側取付具13に位置決めされた仮止め状態となる。
【0036】続いて、止ねじ15を本体側取付具13の取付孔40を通じてパネル側取付具14の取付孔52に螺着し、締め付け固定する。このとき、パネル側取付具14が本体側取付具13に位置決めされた仮止め状態では、本体側取付具13の取付孔40とパネル側取付具14の取付孔52とが位置決めされているので、止ねじ15を取付孔40を通じて取付孔52に容易に挿入できて螺着できる。
【0037】そして、照明器具の組立状態では、器具本体11の前方にパネル12が略垂直な立位姿勢に対向配置され、直管形蛍光ランプ21の点灯により光がパネル12を透過されるとともに器具本体11とパネル12との間からも放射されて照明される。
【0038】器具本体11が壁面Aに取り付けられた状態では、本体側取付具13の取付片部31の下端近傍から突設されたダボ36が壁面Aに接合するので、パネル12の自重にて本体側取付具13を介して器具本体11が前方へ傾くのを防止できる。
【0039】また、直管形蛍光ランプ21の交換や清掃などのメンテナンスの際、パネル12を取り外す場合には、まず、各止ねじ15を緩めて外す。このとき、パネル12の自重にてパネル側取付具14が本体側取付具13に仮止め状態にあるため、パネル12が不意に外れないようにパネル12を押さえるような必要がない。
【0040】パネル12の上部側を後方の器具本体11側へ傾けながら、係合片部43を差込孔39から上方へ抜き外す。このとき、パネル12の上部側を後方の器具本体11側へ傾け過ぎても、パネル12がストッパ30に当接して規制されることで、パネル12が器具本体11側の直管形蛍光ランプ21に当たって破損させるのを防止できる。
【0041】以上のように、本体側取付具13に差込孔39を設け、パネル側取付具14に係合片部43を設け、係合片部43の先端側を差込孔39に上方から差し込むとともに差込孔39の下面縁部に係合させることにより、パネル12の自重にて、差込孔39に係合片部43が差し込み係合された状態を保持できるとともに、パネル12を所定の安定した姿勢で保持でき、しかも、本体側取付具13の取付孔40とパネル側取付具14の取付孔52とが接合状態で位置決めされて止ねじ15による固定を容易に行なえ、止ねじ15を外してもパネル12が倒れることがなく、パネル12を容易に着脱できる。
【0042】また、係合片部43の基端側48と先端側49との間に差込孔39の内縁に係合する段差部50を有するので、差込孔39に係合片部43が差し込み係合された状態では、差込孔39の内縁に係合する段差部50により、本体側取付具13からパネル側取付具14が外れることがなく、本体側取付具13とパネル側取付具14とを正確に位置決めできて止ねじ15による固定を容易にできる。
【0043】また、係合片部43の段差部50より基端側48の横幅W3を、差込孔39の横幅W2より広く形成したので、差込孔39に対して係合片部43が段差部50より深く差し込まれることがなく、本体側取付具13とパネル側取付具14とを容易に位置決めできる。
【0044】また、本体側取付具13が、器具本体11が取り付けられる壁面Aに接合されるダボ36を有するので、パネル12の自重にて本体側取付具13を介して器具本体11が前方へ傾くのを防止できる。
【0045】また、パネル12の上部側の器具本体11側への接近移動をパネル12が器具本体11側に当接しない位置で規制するストッパ30を備えるので、パネル12の着脱時にパネル12が器具本体11側の直管形蛍光ランプ21などに当たるのを防止できる。
【0046】また、パネル12の下部がパネル側取付具14のパネル支持片部42に接することで、パネル12の重量は、パネル支持片部42で支えられて、取付ねじ46の部分にはかからないので、取付ねじ46でパネル12の重量を支える場合のようにパネル12の取付孔12a にかかる負担を軽減して損傷などの発生を防止できる。
【0047】また、本体側取付具13を取付片部31と中間片部32および支持片部33とで略L字形に形成し、その取付片部31を器具本体11の裏面側に取り付けることにより、反射板23に切り欠きなどの加工を施す必要がない。
【0048】さらに、本体側取付具13を器具本体11に取り付けている取付ねじ34の長さを、器具本体11と壁面Aとの間隔より長くすることにより、仮に取付ねじ34が緩んでも器具本体11から外れることがない。
【0049】なお、前記実施の形態では、本体側取付具13の支持片部33およびパネル側取付具14の係合片部43を傾斜状に設けたが、水平状に設けてもよく、この場合でもパネル12の自重にてパネル側取付具14が本体側取付具13に保持される。
【0050】また、前記実施の形態では、差込孔39を本体側取付具13に、係合片部43をパネル側取付具14に設けたが、逆に、差込孔39をパネル側取付具14に、係合片部43を本体側取付具13に設けても、前記実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0051】また、パネル12は、透光性を有さず、遮光材料を用いたり、遮光処理を施すことにより、壁面Aの間接照明用の照明器具としても適用できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、本体側取付具およびパネル側取付具のいずれか一方には差込孔を設け、他方には先端側が差込孔に上方から差し込まれるとともに差込孔の下面縁部に係合される係合片部を設けたので、パネルの自重にて、差込孔に係合片部が差し込み係合された状態を保持できるとともに、パネルを所定の安定した姿勢で保持でき、本体側取付具とパネル側取付具とが接合状態で位置決めされて固定手段による固定を容易に行なえ、固定手段を外してもパネルが倒れることがなく、パネルを容易に着脱できる。
【0053】請求項2記載の照明器具によれば、請求項1記載の照明器具の効果に加えて、係合片部の差込孔に差し込まれる先端側とこの先端側とは反対の基端側との間に差込孔の内縁に係合する段差部を有するので、差込孔に係合片部が差し込み係合された状態では本体側取付具からパネル側取付具が外れることがなく、本体側取付具とパネル側取付具とを正確に位置決めできて固定手段による固定を容易にできる。
【0054】請求項3記載の照明器具によれば、請求項2記載の照明器具の効果に加えて、係合片部の段差部より基端側の横幅を、差込孔の横幅より広く形成したので、差込孔に対して係合片部が段差部より深く差し込まれることがなく、本体側取付具とパネル側取付具とを容易に位置決めできる。
【0055】請求項4記載の照明器具によれば、請求項1ないし3いずれか記載の照明器具の効果に加えて、本体側取付具が、器具本体が取り付けられる被取付面に接合される接合部を有するので、パネルの自重にて本体側取付具を介して器具本体が傾くのを防止できる。
【0056】請求項5記載の照明器具によれば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加えて、パネルの上部側の器具本体側への接近移動をパネルが器具本体側に当接しない位置で規制する規制手段を備えるので、パネルの着脱時にパネルが器具本体側の例えばランプなどに当たるのを防止できる。
【出願人】 【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
【出願日】 平成10年8月12日(1998.8.12)
【代理人】 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
【公開番号】 特開2000−57835(P2000−57835A)
【公開日】 平成12年2月25日(2000.2.25)
【出願番号】 特願平10−228177