| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】遠藤 吉見
【氏名】高井 誉
【氏名】原 伸博
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、操作性および外観を損ねることなく、リモコンの検知範囲を確保する照明器具を提供する。
【解決手段】リモコン45から送信される送信信号を受けるリモコン受信部10を内面側に配置したカバー部25,42,57を備えた照明器具において、前記リモコン受信部の受光部11と対向する前記カバー部に外方に突出するモールド部品からなる集収部材35を取付けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】リモコンから送信される送信信号を受けるリモコン受信部を内側に配置したカバー部を備えた照明器具において、前記リモコン受信部の受光部と対向する前記カバー部に外方に突出するモールド部品からなる集収部材を取付けたことを特徴とする照明器具。 【請求項2】前記集収部材は、前記カバー部である器具本体に取付けられるVカバー又はバッフル本体の外方に突出する略円筒形凸部と当該Vカバー又はバッフル本体の内面に沿った形状を有する支持部とからなることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンから送信される送信信号を受けるリモコン受信部を有する照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、遠隔操作する照明器具は、図11および図12に示すものが一般に知られている。図11に第1の従来技術に係る照明器具を示し、図12に第2の従来技術に係る照明器具を示す。 【0003】第1の従来技術に係る照明器具は、図11に示すように、器具本体2の下方両端に対向してそれぞれランプソケット3,3が並列に配置され、この器具本体2下方にねじ(図示せず)で断面形状がV字形をした逆富士形のVカバー体5が取付けられ、当該Vカバー体5の両端両側から下方に向けてランプソケット3がそれぞれ突出している。これらランプソケット3,3間には、直管形蛍光ランプ4(以下「ランプ」という)が着脱自在に取付けられ逆富士形のVカバー体5の両側にそれぞれ配置されている。 【0004】さらに、Vカバー体5の稜線6の一方端には矩形状をした開口孔7が穿設され、当該開口孔7に面した上部には、遠隔操作するリモコン(図示せず)から送信される送信信号を受けるリモコン受信部10が配置され、当該リモコン受信部10は器具本体2に図示しない方法で取付けられている。なお、リモコン受信部10の受光部11の面は、Vカバー体5の開口孔7より小さく形成されている。 【0005】第2の従来技術に係る照明器具は、図12に示すように、器具本体2と、当該器具本体の下面両端両側にそれぞれ対向してランプ4が着脱自在に取付けられるランプソケット3,3および遠隔操作するリモコン(図示せず)から送信される送信信号を受光するリモコン受信部10がそれぞれ配置されている。更に、器具本体2の下面両端中央には弾性板材からなる固定金具21,21がそれぞれ取付けられ、これら固定金具21,21に引掛けられてランプ4やリモコン受信部10などを覆って透光材からなるセード20が取付けられている。なお、第1の従来技術および第2の従来技術に於けるリモコン(図示せず)から送信信号を送信する送信部品として、例えば、赤外線の発光ダイオードが使用されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記のように第1の従来に係る照明器具は、遠隔操作するリモコンから送信する送信信号を受けるリモコン受信部10は、カバー部としての逆富士形をしたVカバー体5内に配置され、当該Vカバー体5は、送信信号を透過しない板金で作られていることから、送信信号を受けるリモコン受信部10は外観に出さなければならない。 【0007】このため、リモコン受信部10の受光部11と対向するVカバー体5に矩形状開口孔7が穿設され、前記開口孔7と当該開口孔7からリモコン受信部10の受光部11が見えるため、外観を損ねるという問題があった。 【0008】第2の従来技術に係る照明器具は、リモコン受信部10が、送信信号を透過する透光材からなるセード20で覆われているため、第1の従来技術に係るような、外観を損ねるという問題はない。 【0009】しかし、リモコン受信部10がセード20で覆われているため、リモコン受信部10の位置が特定できず、操作性が悪くリモコンの検知範囲が広くなるという問題があった。 【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、操作性および外観を損ねることなく、リモコンの検知範囲を確保する照明器具を提供することを課題とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するために、請求項1に係る本発明の照明器具は、リモコンから送信される送信信号を受けるリモコン受信部を内側に配置したカバー部を備えた照明器具において、前記リモコン受信部の受光部と対向する前記カバー部に外方に突出するモールド部品からなる集収部材を取付けたことを特徴とするものである。 【0012】請求項2に係る本発明の照明器具は、前記集収部材は、前記カバー部である器具本体に取付けられるVカバー又はバッフル本体の外方に突出する略円筒形凸部と当該Vカバー又はバッフル本体の内面に沿った形状を有する支持部とからなることを特徴とするものである。 【0013】上記の請求項1記載の構成において、リモコン受信部をカバー部である器具本体に取付けられるVカバー又はバッフル本体で覆われる部分に配すると、リモコン受信部の位置が照明器具の外面から特定できず、操作性が悪くなることから、リモコンから発せられる送信信号を集収しやすくするため、カバー部であるVカバー又はバッフル本体から外方に突出するモールド部品からなる集収部材を設けることにより、リモコン受信部の位置が特定できることからリモコンの検知範囲が定まり、操作性が向上する。 【0014】請求項2記載の構成において、集収部材をカバー部である器具本体に取付けられるVカバー又はバッフル本体の外方に突出する略円筒形凸部と当該Vカバー又はバッフル本体の内面に沿った形状を有する支持部とからなる形状としたので、取付性が良い。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る照明器具を、天井埋込形照明器具を参照して図1〜図10に基づいて説明する。 【0016】天井埋込形照明器具は、図9に示すように、下方開口した長尺状の箱形で内面が反射面をなす器具本体15と、この器具本体15内の両端にそれぞれ取付けられる図示しないランプソケット取付台(以下「LS金具」という)と、前記器具本体15内の長手方向に沿って中央に着脱自在に取付けられる断面V字形をした板金からなるVカバー25とから構成している。なお、Vカバー25の材料としての板金は、従来技術の課題の項で説明したように、例えば赤外線からなる送信信号を透過しにくい材料である。 【0017】一方のLS金具の両側にはランプソケット3,3がそれぞれ嵌入され、他方のLS金具には両側にランプソケット3,3を中央に周囲の明るさを検知する明りセンサ32を内蔵したセンサ収納部31とからなるセンサ部一体形ランプソケット30が嵌入され、これらランプソケット3,3間には着脱自在にランプ4が取付けられ、これらランプ4,4は、Vカバー25の両側に沿ってそれぞれ配置されている。 【0018】明りセンサ32は、図9(C)に示すように、逆台形状をしたセンサ収納部31に内蔵され、当該センサ収納部31の下面中央には、当該明りセンサの受光部32aと対向して受光孔33が穿設している。なお、周囲の明るさを検出する明りセンサ32として、例えば、街路灯の自動点滅器に使用されている光エネルギーを電気信号に変換する一種の変換器である光導電素子が使用されている。 【0019】更に、Vカバー25に覆われた器具本体15の天面部16下面側には、図8に示すように、ランプを安定点灯する安定器17と、リモコンの送信部から発せられる送信信号からなる光信号を受信するリモコン受信部10と、明かりセンサ32で検知した検知信号によりランプを自動調光したり、リモコン受信部10で受信した信号によりランプを点滅したり、或いは、照度設定する制御ユニット18が取付けられている。 【0020】図1は図9で説明したVカバー25に代えて、長手方向に沿って幅方向に板金からなるバッフル板41が複数枚取付けられた断面形状がV字状をなす板金からなるバッフル本体42とからなるバッフル40が、器具本体15に着脱可能に取付けた天井埋込形照明器具を示すもので、この天井埋込形照明器具は、被取付面である天井8に穿設された取付孔9に埋込れ、スラグ(図示せず)から吊下げられた複数の吊下げボルト(図示せず)にナット(図示せず)で締付固定されている。なお、V字状のバッフル本体42の断面形状は、Vカバー25の断面形状と同一形状に形成されていることを前提で説明をしていく。 【0021】リモコン受信部10は、前記バッフル本体42の稜線上内側に配置され、器具本体15の天面部16に図示しないねじで取付けられている。なお、リモコン受信部10は、図2に示すような構成部品に組み付けられ、器具本体15の天面部16に取付けられている。 【0022】さらに、リモコン受信部10の受光部11と対向するV字状のバッフル本体42の稜線近傍には、当該受光部11の面より大きめに形成された取付孔27が穿設されている。同様に、図3に示すように、Vカバー25の稜線26には、V字状のバッフル本体42に形成されたと同一形状からなる取付孔27が穿設されている。 【0023】Vカバー25又はバッフル本体42の稜線近傍に形成された取付孔27には、図3に示すように、上部からモールド部品からなる集収部材35が着脱可能に挿入して取付けられる。なお、モールド部品の材料は、送信信号が透過する、例えば、透明或いは乳白色からなる塩化ビニールでモールドされている。送信信号は、従来技術と同様に、例えば、赤外線から構成している。 【0024】集収部材35は、図4に示すように、Vカバー25又はバッフル本体42の内面に沿った形状からなる略V字形状をなす板状の支持部37と、この支持部37の中央から下方に向け突出する有底状の略円筒形凸部36とから構成している。なお、この略円筒形凸部36の根元部外面は、Vカバー25又はバッフル本体42に形成された取付孔27に嵌合する形状になっている。また、集収部材の略円筒形凸部36は、内部が円筒形を有するものでなくてもよい。換言すれば、下方に向けて凸状に突出している形状であればよい。 【0025】集収部材35を取付孔27に取付けるには、図3に示すように、当該集収部材の略円筒形凸部36を下方にし、Vカバー25又はバッフル本体42の内側から略円筒形凸部36をVカバー又はバッフル本体の取付孔27に挿入するだけでよい。 【0026】集収部材35をVカバー又はバッフル本体に取付けた状態では、集収部材の支持部37下面は、Vカバー又はバッフル本体の内面に沿って当接するとともに、略円筒形凸部36は取付孔27に嵌め込まれているため、集収部材35は、Vカバー又はバッフル本体に安定した状態で装着される。 【0027】つぎに、照明器具をリモコンで操作する方法を説明する。 【0028】照明器具を遠隔操作するリモコン45は、図5及び図7に示すように、当該リモコン上面に設けられた通常のマニュアル操作をするスイッチ部46と、当該リモコン先端に設けられた送信部50とから構成され、当該リモコンの内部には、当該スイッチ部46からの信号を送信部50から電波として発信させる制御部51が内蔵されている。 【0029】前記スイッチ部46は、上部に取付けられたランプを点滅させるONーOFFスイッチ47と、中間に取付けられたランプの照度を段階的に明るくする三角形状の押釦スイッチ48と、下方に取付けられたランプの照度を段階的に暗くする逆三角形状の押釦スイッチ49とから構成している。 【0030】リモコン45は、図5に示すように、当該リモコンの先端をカバー部としてのVカバー又はV字状バッフル本体から突出して取付けられている集収部材35に向けてセットする。 【0031】それから、リモコン45の送信部から送信信号を送信し、集収部材35を経て当該集収部材の上部に内蔵されているリモコン受信部10に送信される。 【0032】なお、リモコン受信部10に光信号を送る送信部50には、例えば、離れた場所に信号を送るテレビやVTRなどのリモコンに使用されている赤外線の発光ダイオードが使用されている。 【0033】図7は本発明の遠隔操作可能とする照明器具に係るシステム図を示すもので、リモコン45は、通常のマニュアル操作をするスイッチ部46と、当該リモコンの先端に設けられた送信部50とから構成され、例えば、天井側に取付けられる照明器具には、リモコン受信部10と制御ユニット18と明りセンサ32とランプ4とから構成されている。 【0034】リモコンのONーOFFスイッチ47をON状態にすると、この「ON」信号が制御部51で送信部50から発信可能な赤外線からなる光信号に変換され、離れた場所にある照明器具のリモコン受信部10に送られ、制御ユニット18を経てランプ4を標準状態で点灯させる。 【0035】同時に、照明器具に取付けられている明りセンサ32が当該照明器具の下方周囲の明暗状態を検出し、この明暗状態の信号を制御ユニット18に送る。この制御ユニット18では、標準状態で点灯しているランプ4の照度を明りセンサ32で検知した明暗に応じてランプの照度を暗くしたり明るくしたりランプが維持する照度範囲内でランプの調光を行う。 【0036】つぎに、三角形の押釦スイッチ48を押すと、制御部51を経て送信部50から、この情報を信号としてリモコン受信部10を経て制御部18に送られ、ランプ4の照度をアップする。アップしたランプの照度を基準にして明りセンサで検知した明暗に応じてランプの照度を暗くしたり明るくしたりの制御を行う。 【0037】同様に、逆三角形の押釦スイッチ49を押すと、制御部51を経て送信部50からこの情報を信号としてリモコン受信部10を経て制御部18に送られ、ランプの照度をダウンする。ダウンしたランプの照度を基準にして明りセンサで検知した明暗に応じてランプの照度を暗くしたり明るくしたりの制御を行う。 【0038】つぎに、集収部材の作用を図5および図6を参照して説明する。 【0039】モールド部品からなる集収部材35は、リモコン受信部10の受光部11と対向するカバー部としてのVカバー25又はV字状のバッフル本体42には、当該Vカバー又はV字状のバッフル本体から下方に向けて突出して取付けられている。 【0040】このように、集収部材35は、Vカバー又はV字状のバッフル本体から凸状に突出していることから、従来技術のようにリモコン受信部がセードのようなカバーで覆われリモコン受信部の位置が特定できず、操作性が悪いということはなく、リモコンから発せられる送信信号を拾いやすくなり、リモコンの検知範囲が定まるという効果を奏する。 【0041】また、リモコン受信部10は、集収部材35とカバー部としてのVカバー又はV字状のバッフル本体とで覆われる位置に配したので、外観を損なわないという効果を奏する。 【0042】更に、図6に示すように、線集収部材の略円筒凸部36の内部が、円筒になっていることから、当該円筒状内面36aに当該略円筒凸部を透過してきた送信信号が反射し、リモコン受信部の受光部に送信信号が集中しやすくなるという効果を奏する。 【0043】請求項2記載の照明器具の集収部材は、器具本体に取付けられるVカバー又はV字状のバッフル本体の外方に突出する略円筒形凸部と当該Vカバー又はV字状のバッフル本体の内面に沿った形状を有する支持部とからなる形状としたので、集収部材は、Vカバー又はバッフル本体に安定した状態で装着される。 【0044】また、略円筒形凸部から出た送信信号は、集収部材の支持部に邪魔されることがないので、リモコン受信部の受光部に送信信号が集中しやすくなるという効果を奏する。 【0045】なお、図10に示すものは、他のカバー部を示すもので、リモコン受信部10は、器具本体15と別体に設けられたセンサボックス55内に内蔵されている。即ち、リモコン受信部10は、下方開口したセンサボックス本体56内に取付けられるとともに、当該センサボックス本体56の下方開口を覆って取付けられるカバー部としてのセンサボックス蓋57の中央には、当該センサボックス蓋57から下方に突出した略円筒形凸部36と当該センサボックス蓋の内面に沿って取付けられる支持部37とからなる集収部材35が取付けられているものである。 【0046】 【発明の効果】以上詳記したように請求項1記載の本発明によれば、照明器具において、リモコン受信部の受光部と対向するカバー部から外方に突出するモールド部品からなる集収部材を設けたので、以下の効果を奏する。 【0047】第1に、リモコン受信部の位置が特定できることから、リモコンから発せられる送信信号を拾いやすくなり、リモコンの検知範囲が定まる。 【0048】第2に、リモコン受信部は、カバー部としてのVカバー又はV字状のバッフル本体と集収部材とで覆われる位置に配したので、外観を損なわない。 【0049】請求項2記載の本発明によれば、集収部材は、カバー部としてのVカバー又はバッフル本体の外方に突出する略円筒形凸部と当該Vカバー又はバッフル本体の内面に沿った形状を有する支持部とから形成したので、当該集収部材は、Vカバー又はバッフル本体に安定した状態で装着される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月28日(1998.7.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−48636(P2000−48636A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−212733 |
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