| 【発明の名称】 |
照明用反射板 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂井 徳栄
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| 【要約】 |
【課題】従来の照明用反射板は、光源取付けベースの表面に障害物があると取付けられず、障害物の有無に関わりなく、クリップにより反射板を光源に取付けるものは、反射板が光源取換え時の障害になり困っていた。本発明が解決しようとする課題は、以上のような欠点に鑑み、光源取付けベース上に障害物があっても、誰でも簡単に取付けられると共に、光源取換えの障害にならない低廉な照明用反射板を提供することを目的とする。
【解決手段】請求項1の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、フィルムの一側面に反射面を形成した反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、を備えていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成された反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項2】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、複数種の取付けベースの形状に合わせて変更可能な取付け部を有する取付け部材を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項3】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成した反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項4】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成した反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、複数種の取付けベースの形状に合わせて変更可能な取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項5】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定位置を中心とした放射方向に裁断した複数枚の反射体と、その反射体を光源取付けベース近傍に取付ける取付け部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項6】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、外周に切り欠き部を設け、或は、外周に所定位置を中心とした逆放射方向のスリット設けた反射体と、その反射体を光源取付けベース近傍に取付ける取付け部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項7】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成し、所定位置を中心とした放射方向に裁断した複数枚の反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。 【請求項8】 光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成し、外周に切り欠き部を設け、或は、外周に所定位置を中心とした逆放射方向のスリット設けた反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする照明用反射板。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、照明用反射板に関し、更に詳しくは、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表方向に反射させるため、光源側に反射面を備え、柔軟な耐熱フィルムで形成された反射体を形状保持部材により所定形状に保持し、その形状保持部材を取付け部材により取付けベースに取付けることに特徴のある照明用反射体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、照明用反射板として「照明器具の照明効率向上のため、光源103から光源103の裏側方向に放射された光を光源103の表側方向に反射する反射面101を備えた反射体102と、その反射体102を光源103と光源取付けベース105の間に配設し、反射体102の反射面1を光源103側に向け、光源取付けベース105に取付ける取付け部材106(接着剤)と、を備えている」もの(図14、参照)があった。又、図示しないが、反射体をクリップによって光源に取付けるものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者の照明用反射板は、光源取付けベース105の表面に障害物100があると取付けられなかった。例えば、光源103が蛍光灯の場合などは、光源取付けベース105を天井などにボルトなどで取り付け、そのボルトの頭部が光源取付けベース105の表面に突出しており、或はコンデンサー、配線、グロースターター、常夜灯などの障害物100が光源取付けベース105の表面に突出しているため、取り扱いが容易で低コストな取付け部材としての接着剤106では取付けられなかったし、強いて取付けても反射体102が直ぐに変形したり、剥がれてしまい困っていた。(図17、参照) 又、前記出願の反射体102は、薄いシート状の金属で形成してあるので、反射体102の端部や角により人体が擦傷される可能性があり、PL法上の責任をクリアーするための加工を施す必要があった。後者の反射板は、前者の反射板を改良し、光源取付けベースに障害物があっても簡単に取付けられるように、クリップにより反射板を光源に取付けるものであるが、反射板が光源取換え時の障害になり、その都度反射板を取り外してから光源を取換えねばならなかった。本発明が解決しようとする課題は、以上のような欠点に鑑み、光源取付けベース上に障害物があっても、誰でも簡単に取付けられると共に、光源取換えの障害にならない低廉な照明用反射板を提供することにより、光源から光源の裏方向や脇方向に照射され無駄に消費されている光を反射体により反射させ、照明効率の向上を図ることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明に係る照明用反射板は、以上のような課題を解決するものであって、次のようなものである。請求項1の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成された反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材を備えていることを特徴とする。 【0005】請求項2の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、複数種の取付けベースの形状に合わせて変更可能な取付け部を有する取付け部材を備えていることを特徴とする。 【0006】請求項3の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成した反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、を備えていることを特徴とする。 【0007】請求項4の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成した反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、複数種の取付けベースの形状に合わせて変更可能な取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする。 【0008】請求項5の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定位置を中心とした放射方向に裁断した複数枚の反射体と、その反射体を光源取付けベース近傍に取付ける取付け部材と、を備えていることを特徴とする。 【0009】請求項6の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、外周に切り欠き部を設け、或は、外周に所定位置を中心とした逆放射方向のスリット設けた反射体と、その反射体を光源取付けベース近傍に取付ける取付け部材と、を備えていることを特徴とする。 【0010】請求項7の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成し、所定位置を中心とした放射方向に裁断した複数枚の反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする。 【0011】請求項8の照明用反射板は、光源から光源の裏面方向に照射される光線を光源の表面方向に反射させるため、光源の裏面近傍に取付けられ、光源側に反射面を有する反射体を備えた照明用反射板であって、所定形状維持が難しい柔軟な耐熱フィルムで形成され、一側面に反射面を形成し、外周に切り欠き部を設け、或は、外周に所定位置を中心とした逆放射方向のスリット設けた反射体と、その反射体の形状を所定の形状に保持する形状保持部材と、その形状保持部材を光源の近傍に取付けるため、形状保持部材に取付け或は形成され、取付け部を有する取付け部材と、を備えていることを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】本願発明は、単なる可撓性を備えたフィルムではなく、任意の位置を任意に曲折可能な即ち所定の形状維持が難しい柔軟なフィルムの一面側に反射面を備えた反射体の形状を形状保持部材により所定の形状に保持した状態で、その形状保持部材に形成或は取付けた取付け部材により光源の近傍の光源取付けベース或は天井若しくは光源その他ものに取付ける照明用反射板である。 【0013】 【実施例】例示した照明用反射板は、天井の光源を取付ける光源取付けベースに取付けた時の例示であるが、天井に取付けた光源取付けベースに取付けた場合に拘るものではなく、壁面や支柱などに取付けた光源を始め、電気スタンドに取付けた光源の裏面に取付けた場合にも使用できる。又、図では、蛍光灯の直管を図示しているが、直管にのみ拘るものではなく、環状を始めとした種々の形状の蛍光灯や他の形状の光源にも使用できる。 【0014】「実施例1」以下、本発明の実施例を図示例と共に説明する。図1は、照明用反射板の分解斜視図、 図2は、平板な光源取付けベースに照明用反射板を取付けた状態を示す縦断面図、 図3は、山形の光源取付けベースに照明用反射板を取付けた状態を示す縦断面図、 図4は、V型の光源取付けベースに照明用反射板を取付けた状態を示す縦断面図、 図5は、照明用反射板の縦断面図、 図6は、異なる形状の形状保持部材を備えた照明用反射板を示す分解斜視図、 図7は、異なる形状の形状保持部材を備えた照明用反射板を示す分解斜視図、 図8は、異なる形状の取付け面を有する取付け部材を備えた照明用反射板を示す分解斜視図である。 【0015】図1〜図8に基づき説明する。 図1に示すように本発明に係る照明用反射板は、光源Xから光源Xの裏面にある天井や光源取付けベースY方向に照射されている光線Zを反射体により人々の利用可能な生活空間の方向即ち下方向に反射させて有効活用することにより照明効率を向上し、消費電力の削減或は照明機器への投資コストの低減を図るためのものである。一側の面に反射面1aを備えたフィルム1bを有する反射体1を形成する。その反射体1のフィルム1bは、任意の位置を任意に折り曲げることのでき、柔軟で且つ極めて薄く、且つ、一側の面に反射面1aを備えたフィルム1bを形成し、所定の形状例えば矩形にに裁断する。反射体1の反射面1aは、耐熱フィルム1bの一面側に高輝度塗装を施す、アルミ粉末を蒸着する、磨き金属フィルムを被着する等々の方法で形成したものが考えられる。試作品は、厚さ50ミクロンのポリエステル製のフィルム1bで、銀色の反射面1aを備えたフィルム1bを使用したが、前記条件を備えたフィルム1bであれば、フィルム1bの素材に拘るものではなく、その厚さについても50ミクロンに拘るものではなく、10ミクロンであっても100ミクロンであっても良く、厚さに拘るものではない。そのフィルム1bの素材は、単なる可撓性のフィルムではなく、複数の任意の位置で任意の形状に曲折できるが曲折線が残り辛く、極めて薄く、且つ、所定の引っ張り強度を備え、耐熱温度100°C程度以上の条件を備え(20wの直管蛍光灯の表面温度が90〜100°Cであるが、シリカ電球ではもっと高いが、近年発売されたボール電球の表面温度はもっと低い)、切断端部などで身体を損傷し辛いフィルム1bであれば如何なる素材であっても良い。従って、台所用雑貨として市販されている厚さ15ミクロンのアルミホイルでは、反射面の反射率に物足りなさがあるが、反射率の高いアルミフィルムであれば良い。又、一面に銀色の反射面を備えたポリプロピレン、ビニールなどのフィルムでは耐熱性が劣り、使用できなかった。その上、、ポリプロピレン、ビニールのフィルムよりは、ポリエステル製のフィルム1の方が腰が強くて使い易かった。その矩形に裁断したのフィルム1bの長手方向両側縁に添って棒状縁材2,2を取付ける。 【0016】その棒状縁材2を両側縁に取付けたフィルム1bの形状を所定の形状で保持する形状保持部材3を形成する。その形状保持部材3は、図2に示すように、線材(図3,4,8のように板材或は網状体であっても良い)により縦断面C型形状に曲折して形成してあり、両端を内側に折り曲げた折り返し部などの係止部4,4が設けられている。その形状保持部材3は、図3に示すように、板や金網を縦断面C型形状に曲折して1体で形成しても良いし、その時は図4に示すように、両端に係止部4,4を形成せず、フィルム1bを形状保持部材3の内面側に接着剤などで固着することもできる。上記形状保持部材3のC型の縦断面は、左右対称に図示しているが、図5に示すように、左右非対象とし、即ち、光源Xの軸芯から放射方向に放射される光線Zの進行方向と直交しない線方向の辺のみからなる形状保持部材3とすることにより、光線Zの反射効率を向上することができる。例えば、光源Xの軸芯と同一軸芯上の円周に反射面を形成すると、光源Xから放射方向に照射された光線Zは、反射面1aに当接して逆放射方向に反射し、光源Xに戻るから、本願の目的を達成できない。その係止部4,4に前記フィルム1bの棒状縁材2,2を嵌合或は係止すると、フィルム1bは形状保持部材3の内面に添着される。そのフィルム3の幅は、形状保持部材3の内面の全長よりやや長くすることが望ましい。 【0017】その形状保持部材3により所定の形状に保持されたフィルム1bを光源Xの裏面側の取付けベースY(光源取付けベースや天井)に取付けるため、光源Xの裏面央部の対向する位置の形状保持部材3に取付け部材5を形成する。その取付け部材5の縦断面は、C型に形成されており、そのC型の両端部の取付け部5a,5aの表面側に接着剤或は磁性体などの固着部材6,6を取付ける。その接着剤或は磁性体などの固着部材6,6を取付けた両端の取付け部5a,5aは、図2,6,7に示すように、取付けベースYの形状に合わせて曲折可能に形成してあるから、下端面が平らな取付けベースY1(図2)であっても、下端面が逆V型の取付けベースY2(図6)であっても、或は、下端面が山型の取付けベースY3(図7)であっても、取付けベースYの形状に合わせて、C型の取付け部5a,5aを曲折して取付けることができる。図8に示すように、取付けベースYの形状に合わせた複数種の取付け部材7a,7b,7c・・・を別途形成し、取付けベースYの形状に合わせて取り換えることもできる。 【0018】以上のような構成の照明用反射板であるので、一面側に反射面1aを備えた柔軟なフィルム1bからなる反射体1の反射面1aを内側に向け、そのフィルム1bの両側の棒状縁材2,2を所定の形状に形成された形状保持部材3の両側の折返部からなる係止部4,4に嵌合すると、形状保持部材3の内面にフィルム1bが添着保持され。その内面にフィルム1bが添着保持された形状保持部材3の裏面央部に形成された取付け部材5の取付け部5a,5aを光源取付けベースYの形状に合わせて曲折し、縦断面C型の取付け部材5の両端の取付け部5a,5aの接着剤或は磁性体等の固着部材5,5により光源取付けベースYの所望の位置に取付ける。 【0019】以上のような構成を備えたことを特徴とする照明用反射板であるから、形状保持部材3の係止部4,4に反射体1の反射面1aを光源X側に向けてその反射体1の棒状縁材2,2を係止し、取付けベースYの形状に合わせて取付け部材5の取付け部5a,5aを折り曲げて変更し、光源Xに対向する取付けベースYの近傍に取付け部材5を取付けると、光源Xから光源Xの裏面方向に向って照射された光線Zが、反射体1の反射面1aに当たって反射し、人々の生活空間である有効活用可能な方向に照射されるから、従来は無駄に天井を照射していた光線Zの略全量が下方向を照射し、有効活用光線量が大幅に増加し、同一光源Xから照射された室内であっても大変明るくなる。例えば、図2に示したような形状の反射板を磨きアルミニュウム板で形成し、20Wの蛍光灯を光源としてその真下1.5mの位置で測定したところ、約50〜80%の照射効率の向上が見られた。従って、本願発明の照明効率向上器具を使用しないときと同等の明るさに必要な光量を得るために照明効率向上器具を使用したときは、大変小さな光量の光源Xで済むから、光熱費が大幅に低減する。反射体1が合成樹脂製の極めて柔軟なフィルムにアルミニュウム粉末を蒸着したフィルム1b(市販の厚さ50ミクロンのポリエステルなどのフィルムにアルミニュウム粉末を蒸着したものがある)の反射率は、前記磨きアルミニュウム板の反射率より高いので、更に効果的である。又、それらのフィルム1bは、極めて柔軟なフィルム1bからなる反射体1であるから、フィルム1bが落下して人体に当たってもフィルム1bの切断端面等により人体を擦傷する可能性が極めて低く、PL法上の責任を問われることがない照明効率向上器具が得られる。更に、それらの極めて柔軟なフィルム1bで形成した反射体1は、事務用の鋏で簡単に裁断できるから、製造コストを大変低廉にした照明効率向上器具が得られる。フィルム1bの両端の棒状縁材2,2を形状保持部材3の係止部4,4に係止すると、上記柔軟なフィルム1bであっても、形状保持部材3の内面に添着され、形状保持部材3の形状と略同一の形状を保持できるから、高価な金属製や成形樹脂による反射板ではなく、低廉なフィルム1bで反射体1を製造でき、低廉な照明用反射板が得られた。 【0020】更に重要なことは、図17に図示したように、取付けベースXの表面にボルトや配線などの障害物100が突出している場合でも、その障害物100を避けた位置の取付けベースYの平らな部分に1乃至数個の取付け部材5,5を固着剤で固着し、その固着した取付け部材5,5に形状保持部材3を取付けることができるから、取付けベースXの表面の障害物100の有無に関わりなく誰にでも容易に取り付け可能な照明効率向上器具が得られる。取付けベースYの形状に合わせて変更・曲折・取換えできる取付け部5a,7a,7b,7c・・・を有する取付け部材えを備えているので、種々の形状の取付けベースXに取付けることができる照明用反射板が得られた。 【0021】「実施例2」図9は、照明用反射板の分解斜視図、 図10は、照明用反射板の縦断面図、図11は、照明用反射板の取付け状態を示す要部拡大斜視図、 図12は、照明用反射板の縦断面図、 図13は、照明用反射板の分解斜視図、 図14は、照明用反射板の縦断面図、 図15は、照明用反射板の縦断面図である。図9以下に示す本発明の異なる実施例を説明する。尚、本実施例以下の説明に当たって、本発明の記載済み実施例と同一構成部分には、同一符号を付して重複する説明は省略する。図9〜11に基づき説明する。前記本発明の実施例と主に異なる点は、形状保持部材3の両端を外側に折り返した係止部11,11とし、その一端側の係止部である折返部11を形状保持部材3の外周に添って央部まで延伸させて延伸部12を形成し、その延伸部12の先端に取付け部5a,5aを備えた取付け部材5を形成したことである。以上のような構成の照明用反射板なので、フィルム1bの両端の棒状縁材2,2を形状保持部材3の係止部11,11に係止或は嵌合すると、フィルム1bは形状保持部材3の外周に添って添着され、フィルム1bを外周に添着させた形状保持部材3の取付け部材5の取付け部5a,5aの接着剤或は磁性体等の固着体6,6を取付けベースYに取付けると、実施例1と同様の効果が得られる。形状保持部材3の形状は、実施例1の場合と同様、種々の形状が考えられ、図12に示すように、開口部の広いC型にすることも、図13〜15に示すように、曲折したC型とすることもでき、その効果は上記実施例、或は前記実施例1同様であるが、その曲折形状と大きさにより反射効率が異なることも、実施例1同様である。 【0022】「実施例3」図16は、照明用反射板の分解斜視図、 図17は、照明用反射板の分解斜視図である。以上、直管型蛍光灯用の照明用反射板について説明してきたが、次は、丸型(環状)蛍光灯用の照明用反射板について説明する。図16に基づき説明する。前記本発明の実施例と主に異なる点は、以下の通りである。先ず始めに、円形の反射体の中心を軸として放射方向に裁断した略扇型の複数枚の反射体21,21を形成し、その扇型反射体21が円形の反射体であったときの中心(扇型の要部分)に第1の縁材22を形成し、扇型反射体21が円形の反射体であったときの外周(扇型の先端部分)に弧状(或は棒状)の第2の縁材23を形成する。ここでは、第1と第2の棒状縁材22,23で図示しているが、扇型反射体21の全外周に縁材を取付け、その棒状縁材の放射方向部分の縁材を可撓製縁材とすることもでき、後述の形状保持部材の係止部に係止できるものであれば、如何なる形状・手段であっても良い。次に、その反射体21,21の形状を所定の形状に保持するための形状保持部材24を設ける。その形状保持部材24,24は、球体或は楕円球体の一部からなる扇状をなしている。扇状の形状保持部材24,24の両側部には、球体の子午線に添った棒状の形状保持体25a,25aと、それらの棒状の形状保持体25a,25aの間に球体の子午線に添った棒状枠体縁体25bを備えている。それらの棒状の形状保持体25a,25bの両端には、折返部からなる係止部26a,26bが形成され、扇型反射体21,21の第1と第2の棒状縁材22,23を嵌合・係止し、扇型反射体21を所定形状に保持できるようになっている。尚、形状保持部材24,24の形状は、「実施例1,2」と同様、図示した形状に拘るものではない。その形状保持部材24,24の要(かなめ)部分には、光源取付けベースYに取付けるための取付け部27aを有する取付け部材27が設けてある(或は、両側部の棒状の形状保持体25a,25aには、光源Xを光源取付けベースYに取付ける光源取付け部材Y4に取付ける取付け部27aを有する取付け部材27が設けてある。図示せず)。 【0023】以上のような構成の照明用反射板であるから、実施例1と同様に、反射体21の反射面21aを光源X側に向け、第1と第2の棒状縁材22,23を形状保持部材24の係止部である折返部26a,26bに嵌合・係止し、形状保持部材24の取付け部材27の取付け部27aにより光源取付けベースYや光源取付けベースYに設けられた光源取付け部材Y4に取付けると、光源Xから光源Xの裏面方向に照射された光線Zが、反射体21の反射面21aに反射され、光源Xの表面方向に照射されるから、実施例1,2と同様の効果のある環状の蛍光灯用の照明用反射板が得られる。 【0024】「実施例4」次に、図17に基づき説明する。前記本発明の実施例と主に異なる点は、以下の通りである。円形の反射体30を形成し、その円形の反射体30の外周に切り欠き部31,31を設け、或は、円形の反射体30の外周に所定位置を中心とした逆放射方向のスリット31a,31a設け(図示せず)、その反射体30の形状を所定の形状に保持する形状保持部材32を設けたことである。その形状保持部材32は、上下に配設される二重の円形棒状体33,34からなり、二重の円形棒状体33,34の小径の円形棒状体33が上方に、大径の円形棒状体34が下方に配設され、上下の円形棒状体33,34は、連結体35,35により連結され、その連結体35は、下端に開口部35aを有し、その端部が二重の円形棒状体33,34に接続されて一体となっており、円形棒状体34の連結された連結体35,35の間は開口している。下方の大径の円形棒状体34の内周内側には、反射体30の外周を挿入、係止する折返部からなる係止部36,36が形成されている。上方の小径の円形棒状体33,33には、光源Xを光源取付けベースYに取付ける光源取付け部材Y4に係止或は嵌合する取付け部37aを有する取付け部材37が設けられている。或は、上方の小径の円形棒状体に33,33は、光源Xを光源取付けベースYに取付ける取付け部37aを有する取付け部材37が設けられている(図示せず、実施例1,2参照)。 【0025】以上のような構成の照明用反射板であるから、実施例3と同様、反射面30aを光源側に向け、反射体30の切り欠き部31或はスリット31aを形状保持部材32の大径の円形棒状体34の開口部35aと合わせた上で、反射体30の外周を形状保持部材32の係止部36に嵌合・係止する。しかる後、光源Xを光源取付けベースYに取付ける光源取付け部材Y4に取付け部材37の取付け部37aを取付ける。或は、光源取付けベースYに取付け部材37の取付け部37aを取付ける。このようにして照明用反射板を光源Xの裏面近傍に取付けると、実施例3と同様の効果を備えた環状の蛍光灯用の照明用反射板が得られる。 【0026】「実施例5」図18は、照明用反射板の分解斜視図である。図18に基づき説明する。前記本発明の実施例と主に異なる点は、以下の通りである。先ず、電球用の照明用反射板を形成するため、前述の実施例同様、一面側に反射面40aを有する反射体40を設ける。その反射体40の中心には、光源(電球)Xを取付けるソケットY5を挿入可能な孔41を設け、外周にはその孔41を中心とした逆放射方向のスリット(或は、切り欠き部)42,42を設ける。その反射体40の形状を所定の形状に保持するための形状保持部材43を設ける。その形状保持部材43を光源Xの近傍即ち電球Xを取付けるソケットY5に取付けるため、形状保持部材43に取付け部44を有する取付け部材45を設ける。例えば、取付け部材45として上端に環状の帯板45aを設け、その環状の帯板45aに取付け部44としての軸芯に向う少なくとも1個のネジ44aを螺着する(図では、等間隔に3本のネジ44a,44aが螺着されている)ことができ、図示しない他の手段であっても良い。その取付け部材45の下方には、反射体40の外周部を嵌合、係止する係止部46,46を有する環状の枠体47が配設され、取付け部材45と環状の枠体47は、連結体48,48により連結されている。その連結体48,48の上方部には、反射体40の中心の孔41を係止する第2の係止部49,49を設ける。以上のような構成の照明用反射板であるから、反射体40の外周を窄めて縦断面円錐形の台形形状とした上で形状保持部材43に下方から挿入し、反射体40の中心部の孔41の内周を第2の係止部49に係止し、次いで、反射体40の外周を係止部46に係止する。このように内部に反射体40を挿入し、形状保持部材43により所定の形状とした形状保持部材43の取付け部材45にソケットY5の下端を挿入し、取付け部材45の取付け部であるネジ44をねじ込んで取付けると、前記の各実施例と同様、電球Xから裏面方向に照射された光線Zが、反射体40の反射面40aに反射され、電球Xの表面方向に照射されるから、電球Xの表方向は大変明るくなる。 【0027】 【発明の効果】以上のような構成の照明用反射板は、以下に列記する効果が得られる。上記構成を備えた照明用反射板であるから、形状保持部材の係止部に反射体の反射面を光源側に向けてその反射体の棒状縁材を係止し、光源取付けベースの形状に合わせて取付け部材の取付け部を変更し、光源に対向する光源取付けベースの近傍に取付け部材を取付けると、光源から光源の裏面方向に向って照射された光線が、反射体の反射面に当たって反射し、人々の生活空間である有効活用可能な方向に照射されるから、従来は無駄に天井を照射していた光線の略全量が下方向を照射し、有効活用光線量が大幅に増加し、同一光源から照射された室内であっても大変明るくなる。従って、本願発明の照明効率向上器具を使用しないときと同等の明るさに必要な光量を得るために照明効率向上器具を使用したときは、大変小さな光量の光源で済むから、光熱費が大幅に低減する。 【0028】それらのフィルムは、極めて柔軟なフィルムからなる反射体であるから、フィルムが反射体が落下したりして人体に当たってもフィルムの切断端面等により人体を擦傷する可能性が極めて低く、PL法上の責任を問われることがない照明効率向上器具が得られる。更に、それらの極めて柔軟フィルムで形成した反射体は、事務用の鋏で簡単に裁断できるから、大変造り易く、製造コストを大変低廉にした照明効率向上器具が得られる。フィルムの両端の棒状縁材を形状保持部材の係止部に係止すると、上記柔軟なフィルムであっても、形状保持部材の内面或は外面にに添着され、形状保持部材の形状と略同一の形状を保持できるから、高価な金属製や高価な型代を必要とする成形樹脂による反射板ではなく、低廉なフィルムで反射板を製造できるから低コストな照明用反射板が得られた。 【0029】重要なことは、光源取付けベースの表面にボルトや配線などの障害物が突出している場合でも、その障害物を避けて光源取付けベースの平らな部分に1乃至数個の取付け部材を接着剤などで固着し、その固着した取付け部材に形状保持部材を取付けることができるから、光源取付けベースの表面の障害物の有無に関わりなく誰にでも容易に取り付け可能な照明効率向上器具が得られる。取付けベースの形状に合わせて変更・曲折・取換えできる取付け部を有する取付け部材を備えているので、種々の形状の取付けベースに取付けることができる照明用反射板が得られた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591170038 【氏名又は名称】坂井 徳榮
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| 【出願日】 |
平成10年7月27日(1998.7.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−48614(P2000−48614A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−226501 |
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