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【発明の名称】 照明器具
【発明者】 【氏名】黒澤 英之

【要約】 【課題】電球型蛍光ランプを用いるタイプの照明器具において、間違って白熱電球を組み付けたときは、通電を止めて、安全性を確保することのできる照明器具を提供することである。

【解決手段】ソケット2の開口に、適切なタイプの電球型蛍光ランプ4の口金7を挿入して、この口金7をソケット2に内装された受金3に螺合させると、電球型蛍光ランプ4の一部が可動体11に当接するとともに、この可動体11を弾性体12に抗して動かして、スイッチ15をオンにする構成にした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 先端に開口を有する筒状のソケットを備え、ソケットの開口に電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させてなる照明器具において、ソケットの周囲に位置させた可動体と、可動体をノーマル位置に保つ弾性体と、可動体に連係してソケットへの通電をオン・オフするスイッチとを備え、可動体がノーマル位置にあるとき、スイッチをオフとする一方、上記ソケットの開口に、適切なタイプの電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させると、電球型蛍光ランプの一部が可動体に当接するとともに、この可動体を弾性体に抗して動かして、スイッチをオンにする構成にしたことを特徴とする照明器具。
【請求項2】 可動体として、ソケットの周囲に同軸上に配置したスライド筒体を用い、ソケットの開口に、適切なタイプの電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させたとき、電球型蛍光ランプの球形部分が上記スライド筒体に先端開口に当接するとともに、このスライド筒体を弾性体に抗してソケットの基端側にスライドさせて、スイッチをオンにする構成にしたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電球型蛍光ランプを用いた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】照明器具としては、例えば、図9に示すものがある。この図9に示す照明器具は、円柱状をしたもので、例えば、庭や玄関先に立てて使用するものである。図9に示すように、樹脂製の筒状の本体1に、先端に開口を有する筒状のソケット2を挿入して固定している。ソケット2の内周面には、E26受金3を設けている。ところで、これまでの照明器具では、E26受金3を内装したソケット2に、白熱電球を取り付けることが多かった。それに対して、最近では、以下に述べる電球型蛍光ランプ4を用いることがある。
【0003】図9に示すように、電球型蛍光ランプ4は、U字型に曲げられた蛍光ランプ管5と、この蛍光ランプ管5を支持する球形のインバーター部6と、このインバーター部6から突出させたE26口金7とから構成されるものである。このようにした電球型蛍光ランプ4は、これまで白熱電球を組み付けていたE26受金3にそのまま取り付けることができ、しかも、白熱電球に比べて、その寿命が数倍長くなる等の利点を有する。そして、なによりも消費電力が白熱電球に比べて数分の一程度ですみ、その発熱量を非常に小さく抑えることができる。上記電球型蛍光ランプ4をソケット2に取り付けたら、本体1に筒状カバー8を組み付ける。筒状カバー8は、透明あるいは半透明な樹脂製であり、本体1の開口に螺合させて固定する構成となっている。
【0004】このようにした電球型蛍光ランプ4を用いれば、その発熱量が非常に小さいので、筒状カバー8の内周面との間にわずかな空間があればよい。これまで多用されてきた白熱電球では、その発熱量が大きいため、白熱電球を覆うカバーを樹脂製とする場合、カバーに熱が伝わらないようカバーとの間に大きな空間を確保しなければならない。そのため、図9に示す照明器具でいえば、筒状カバー8の内周面との間に大きな空間を確保する必要があり、どうしても筒状カバー8の径を大きくしなければならなくなる。それに対して、上記電球型蛍光ランプ4を用いれば、その発熱量が非常に小さいので、図9に示す照明器具でいえば、筒状カバー8の内周面と電球型蛍光ランプ4との間にわずかな隙間を確保できればよい。したがって、筒状カバー8の径を小さくして、全体としてスリムな照明器具を提供することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のように、E26受金3には、電球型蛍光ランプ4あるいは白熱電球のいずれも取り付けることができる。そのため、例えば、電球型蛍光ランプ4を取替えるようなときに、間違って白熱電球を組み付けてしまうおそれがある。そして、図9に示す照明器具で、間違って白熱電球を組み付けてしまうと、この白熱電球と筒状カバー8の内周面との間の隙間がわずかとなるため、その発熱によって、筒状カバー8が変形する等のトラブルが発生するおそれがある。この発明の目的は、間違って白熱電球を組み付けたとき、白熱電球への通電を止めて、安全性を確保することのできる照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、先端に開口を有する筒状のソケットを備え、ソケットの開口に電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させてなる照明器具を前提とする。そして、第1の発明は、ソケットの周囲に位置させた可動体と、可動体をノーマル位置に保つ弾性体と、可動体に連係してソケットへの通電をオン・オフするスイッチとを備え、可動体がノーマル位置にあるとき、スイッチをオフとする一方、上記ソケットの開口に、適切なタイプの電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させると、電球型蛍光ランプの一部が可動体に当接するとともに、この可動体を弾性体に抗して動かして、スイッチをオンにする構成にした点に特徴を有する。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、可動体として、ソケットの周囲に同軸上に配置したスライド筒体を用い、ソケットの開口に、適切なタイプの電球型蛍光ランプの口金を挿入して、この口金をソケットに内装された受金に螺合させたとき、電球型蛍光ランプの球形部分が上記スライド筒体に先端開口に当接するとともに、このスライド筒体を弾性体に抗してソケットの基端側にスライドさせて、スイッチをオンにする構成にした点に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜6に、この発明の照明器具の第1実施例を示す。ただし、その基本的な構成については上記従来例と同じであり、以下では、従来例との相違点を中心に説明するとともに、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図1(c)に示すように、筒状の本体1の底面1a中央には、後述するコード14を外部に導くためのコード孔9を形成している。
【0009】また、本体1の底面1aには、上記コード孔9を挟んで両側で、一対の第1支持脚10を突出させている。これら第1支持脚10は、次に述べるスライド筒体11を支持するためのものである。樹脂製のスライド筒体11は、図1(b)に示すように、途中から先端に向かって縮径する筒形状となっている。また、底面を切り抜くようにして一対の板バネ部12を形成するとともに、これら一対の板バネ部12を、スライド筒体11の軸線を挟んで点対称に配置している。このようにしたスライド筒体11を支持するときは、上記板バネ部12の先端を、それぞれ第1支持脚10に載せる。そして、図示しないネジを、スライド筒体11の内側から各板バネ部12の先端に組み付けて、第1支持脚10先端のネジ孔に螺合させる。
【0010】さらに、本体1の底面1aには、上記第1支持脚10より内側で、第1支持脚10よりも長くした一対の第2支持脚13を突出させている。これら第2支持脚13は、図1(a)に示すソケット2を支持するためのものである。つまり、第1支持脚10に支持されたスライド筒体11内にソケット2を挿入するとともに、このソケット2の底面を第2支持脚13に載せる。そして、図示しないネジをソケット2の内側から組み付けて、第2支持脚13先端のネジ孔に螺合させる。なお、ソケット2に接続するコード14を、上記コード孔9から外部に取り出しておく。
【0011】さらにまた、本体1の底面1aには、スイッチ15を設けている。このスイッチ15は、図2に示すように、電源とソケット2との接続途中にあり、通常はオフとなっている。そして、スイッチボタン16が押されると、このスイッチ15がオンに切換わって、電源からソケット2に通電する。なお、図2に示す符号17は、外部から照明器具のオン・オフを行なうメインスイッチである。一方、図1に示すように、上記スライド筒体11の底面には、スイッチ押え板バネ部18を形成している。そして、スライド筒体11を第1支脚部10で支持した状態で、このスイッチ押え板バネ部18が、上記スイッチボタン16のちょうど上方に位置するようにしている。なお、図1に示すように、一対のスイッチ押え板バネ部18を、スライド筒体11の軸線を挟んで点対称に配置しておけば、いずれか一方のスイッチ押え板バネ部18をスイッチボタン16のちょうど上方に位置させればよいので、スライド筒体11を組み付けるとき、このスライド筒体11の回転位置を決めやすく、組み付け性を向上させることができる。
【0012】上記のように組み付けられたソケット2、スライド筒体11、及びスイッチ15は、以下に述べる関係にある。図3に示すように、第1支持脚10に支持されたスライド筒体11は、第2支持脚13に支持されたソケット2の周囲に同軸上に位置する。そして、スライド筒体11の先端開口が、ソケット2の先端開口より図面上方に位置している。
【0013】スライド筒体11になんら力が作用していないとき、図3(a)に示すように、スライド筒体11はノーマル位置にあり、その底面が、本体1の底面1aから第1支持脚10の長さ分だけ離れている。したがって、スライド筒体11の底面のスイッチ押え板バネ部18がスイッチボタン16から離れた状態にあり、スイッチ15をオフにしている。それに対して、スライド筒体11を押し下げると、板バネ部12の先端が第1支脚部10に固定されているので、この板バネ部12は、相対的に押し上げられるように弾性変形する。そして、図3(b)に示すように、スライド筒体11を、これら板バネ部12に抗してさらに押し下げていくと、スライド筒体11の底面のスイッチ押え板バネ部18がスイッチボタン16を押して、スイッチ15をオンに切換えることになる。
【0014】ここで、図1に示すように、本体1の底面1aには、底面1aの周方向にほぼ90度づつ位相をずらして配置した4つのストッパ19を突出させている。そして、これらストッパ19の高さを、スイッチ15のスイッチボタン16が押された状態で、このスイッチボタン16の上面とほぼ同じ高さになるようにしている。このようにしたストッパ19は、スイッチ押え板バネ部18がスイッチボタン16を押した状態で、ちょうどスライド筒体11の底面に当接する。したがって、スライド筒体11が必要以上に押し下げられても、それを規制して、スイッチボタン16に大きな負荷がかかるのを避けることができる。また、スイッチボタン16を押した状態で、スライド筒体11を4点支持できるので、スライド筒体11が傾くのを防ぐことができる。
【0015】なお、ここでは、上記ストッパ19のうち、図1の紙面手前側のストッパ19を利用して、スイッチ15を固定している。図1、4に示すように、本体1の底面1aには、ストッパ19に対向させて突出部分21を設けている。そして、これら突出部分21とストッパ19とを弾性変形させながら、これら突出部分21とストッパ19との間にスイッチ15をはめ込むと、突出部分21とストッパ19とが元の形状に復帰するとともに、このストッパ19の上端に形成した爪22がスイッチ15に引っ掛かって、このスイッチ15を固定することになる。もちろん、ストッパ19だけでなく、突出部分21にも爪を形成しておき、この爪をスイッチ15に引っ掛けてもよい。また、この突出部分21としては、他の目的で、本体1の底面1aに突出させたものを利用してもかまわない。
【0016】次に、上記第1実施例の照明器具の作用を説明する。電球型蛍光ランプ4を取替えるようなときは、図3(a)に示すように、新しい電球型蛍光ランプ4のE26口金7をソケット2の先端開口に挿入する。このとき、電球型蛍光ランプ4の球形のインバーター部6が、スライド筒体11の先端開口にちょうど当接する。さらに、電球型蛍光ランプ4のE26口金7を、ソケット2内のE26受金3に螺合させていくと、矢印kに示すように、この電球型蛍光ランプ4が下方に向かって軸方向移動する。したがって、この電球型蛍光ランプ4のインバーター部6に押されて、スライド筒体11も、板バネ部12に抗して押し下げられる。そして、電球型蛍光ランプ4のE26口金7をソケット2内のE26受金3に完全に螺合させたとき、図3(b)に示すように、スライド筒体11の底面のスイッチ押え板バネ部18がスイッチボタン16を押して、スイッチ15をオンに切換えることになる。
【0017】ここで、電球型蛍光ランプ4ではなく、間違って白熱電球20を取り付けようとしたとする。図5に示すように、白熱電球20は、電球型蛍光ランプ4のようにインバーター部6がなく、先端だけが大きくなった形状となっている。したがって、この白熱電球20のE26口金7をソケット2の先端開口に挿入しても、この白熱電球20は、スライド筒体11の先端開口に当接しない。そして、白熱電球20のE26口金7を、ソケット内のE26受金3に完全に螺合させても、この白熱電球20はスライド筒体11に当接しないままとなっている。つまり、白熱電球20をソケット2に取り付けても、スライド筒体11が前述したノーマル位置を保つので、スライド筒体11の底面のスイッチ押え板バネ部18がスイッチボタン16から離れたまま、スイッチ15をオフにしている。したがって、図2に示したメインスイッチ17をオンにしても、白熱電球20が発光せずに、間違って取り付けたことを気付かせることができる。
【0018】以上述べた第1実施例の照明器具によれば、電球型蛍光ランプ4を取り付けたときは、スイッチ15がオンに切換わるので、電球型蛍光ランプ4ヘ通電させることができる。しかし、間違って白熱電球20を組み付けたときは、スイッチ15をオフのままにして、白熱電球20への通電を止めることができる。したがって、この白熱電球20が発熱することがなく、安全性を確保することができる。例えば、図9に示した照明器具で、間違って白熱電球20を組み付けても、筒状カバー8が変形する等のトラブルが発生するおそれがない。
【0019】また、電球型蛍光ランプ4を取り付けた状態では、電球型蛍光ランプ4の球形のインバーター部6が、スライド筒体11先端の開口全体で支持される格好となる。したがって、電球型蛍光ランプ4を、ソケット2だけでなく、スライド筒体11によっても支持することができ、この電球型蛍光ランプ4ががたつくのを抑えることができる。すなわち、電球型蛍光ランプ4のインバーター部6が、この発明でいう球形部分を構成する。
【0020】上記第1実施例では、スライド筒体11の断面を円形としたが、次のような場合には、スライド筒体11の側面の一部を、その軸線に沿って凹形状に加工してもかまわない(図6に示したスライド筒体11の断面図参照)。図6に示すように、本体1の底面1aに、4つのボルト孔23を形成している。そして、これらボルト孔23に図示しないボルトを組み付けて、本体1を被固定側に固定するようにしている。そこで、上記スライド筒体11側面に4つの凹形状部分24を形成し、これら凹形状部分24を各ボルト孔23に対応させて配置する。このようにしておけば、スライド筒体11がじゃまになることなく、上記凹形状部分24に沿って、図示しないボルトをボルト孔23に組み付けることが可能となる。なお、球形のインバーター部6がスライド筒体11の先端開口に当接することから、スライド筒体11の先端開口だけは円形にするのが望ましい。そのためには、スライド筒体11が縮径するのに合わせて、これら凹形状部分24の深さを徐々に浅くしていけばよい。
【0021】また、上記第1実施例では、この発明でいう弾性体を構成するのに、樹脂からなるスライド筒体11自体に、板バネ部12を一体に形成したので、部品数を少なくできるとともに、組み付け性を向上させることができる。ただし、弾性体としては、スライド筒体11と別部材としてもかまわない。
【0022】図7、8に示す第2実施例は、この発明でいう可動体として、上記第1実施例のようにスライド筒体11でなく、連係レバー25を用いたものである。ソケット2の周囲に連係レバー25を設け、この連係レバー25を、支脚26によって回動自在に支持している。さらに、この連係レバー25には、回動中心よりも上方でスプリング27を連係させている。また、上記第1実施例とは異なり、本体1の底面1aには、スイッチ15を起立させた状態で固定している。
【0023】連係レバー25になんら力が作用していないとき、図7(a)に示すように、連係レバー25はノーマル位置にあり、ソケット2の側面とほぼ平行に位置している。したがって、連係レバー25の下端がスイッチボタン16から離れた状態となり、スイッチ15をオフにしている。それに対して、連係レバー25をスプリング27に抗して回動させると、図7(b)に示すように、この連係レバー25の下端がスイッチボタン16を押して、スイッチ15をオンに切換えることになる。
【0024】なお、第2実施例では、この発明でいう弾性体を構成するのに、スプリング27を用いている。ただし、このスプリング27の位置としては、図7に示すのとは逆に、回動中心よりも下方に配置してもよい。この場合は、連係レバー25が回動するとき、スプリング27を引き伸ばすことになる。あるいは、スプリング27でなく、例えば棒バネを用い、具体的には図示しないが、この棒バネで連係レバー25を回動自在に支持してもよい。要するに、弾性体としては、第1、2実施例で述べたものに限定するのではなく、どのようなものを用いてもよい。
【0025】このようにした第2実施例でも、電球型蛍光ランプ4を取替えるようなときは、図7(a)に示すように、新しい電球型蛍光ランプ4のE26口金7をソケット2の先端開口に挿入する。電球型蛍光ランプ4のE26口金7を、ソケット2内のE26受金3に螺合させていくと、矢印kに示すように、この電球型蛍光ランプ4が下方に向かって軸方向移動する。したがって、電球型蛍光ランプ4のインバーター部6が連係レバー25の上端に当接するとともに、連係レバー25を、スプリング27に抗して回動させる。そして、電球型蛍光ランプ4のE26口金7をソケット2内のE26受金3に完全に螺合させたとき、図7(b)に示すように、連係レバー25の下端がスイッチボタン16を押して、スイッチ15をオンに切換えることになる。
【0026】それに対して、電球型蛍光ランプ4ではなく、間違って白熱電球20を取り付けようとしたときは、図8に示すように、白熱電球20のE26口金7を、ソケット内のE26受金3に完全に螺合させても、この白熱電球20は連係レバー25の上端に当接しない。つまり、白熱電球20をソケット2に取り付けても、連係レバー25が前述したノーマル位置を保つので、この連係レバー25の下端がスイッチボタン16から離れたまま、スイッチ15をオフにしている。したがって、この白熱電球20が発熱することがなく、安全性を確保することができる。例えば、図9に示した照明器具で、間違って白熱電球20を組み付けても、筒状カバー8が変形する等のトラブルが発生するおそれがない。
【0027】上記説明した図9に示す照明器具は、ほんの一例である。すなわち、少なくとも筒状のソケット2を有するものであれば、どのようなタイプの照明器具であってもかまわない。また、電球型蛍光ランプ4についても、その細かな点で図9に示すものと完全に同一である必要はない。例えば、蛍光ランプ管5は、U字型でなく、まっすぐになっていてもかまわない。あるいは、インバーター部6も、スライド筒体11で受ける場合は球形であるのが望ましいが、他の形状のものであってもかまわない。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、適切なタイプの電球型蛍光ランプではなく、間違って白熱電球を組み付けたときには、スイッチをオフに保ったまま、白熱電球への通電を止めることができる。したがって、間違って取り付けられた白熱電球が発熱することがなく、カバーが変形する等のトラブルを避け、安全性を確保することができる。第2の発明によれば、電球型蛍光ランプを取り付けた状態では、電球型蛍光ランプの球形部分が、スライド筒体先端の開口全体で支持される格好となる。したがって、電球型蛍光ランプを、ソケットだけでなく、スライド筒体によってもしっかりと支持することができ、電球型蛍光ランプががたつくのを抑えることができる。
【出願人】 【識別番号】597024496
【氏名又は名称】スワン電器株式会社
【出願日】 平成10年6月23日(1998.6.23)
【代理人】 【識別番号】100076163
【弁理士】
【氏名又は名称】嶋 宣之
【公開番号】 特開2000−11748(P2000−11748A)
【公開日】 平成12年1月14日(2000.1.14)
【出願番号】 特願平10−192416