| 【発明の名称】 |
天井直付け照明器具取付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】古川 健一
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| 【要約】 |
【課題】受光センサを器具本体の中央部に配置して、受光感度や指向性の向上、受信ノイズの改善を図ることができる天井直付け照明器具取付装置を提供する。
【解決手段】引掛シーリングに対して取り付けると共に照明器具本体を着脱可能に取り付けて支持する天井直付け照明器具取付装置において、装置ベースとは別にリモートコントロール機能を備えたリモコンユニット本体と、これに電気的に接続された受光センサ部とを備え、前記受光センサ部を前記装置ベースの下面に配設したことを特徴とする天井直付け照明器具取付装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 引掛シーリングに対して取り付けると共に照明器具本体を着脱可能に取り付けて支持する天井直付け照明器具取付装置において、装置ベースとは別にリモートコントロール機能を備えたリモコンユニット本体と、これに電気的に接続された受光センサ部とを備え、前記受光センサ部を前記装置ベースの下面に配設したことを特徴とする天井直付け照明器具取付装置。 【請求項2】 前記リモコンユニット本体は前記照明器具本体に設けられ、該リモコンユニットと前記装置ベースとは、前記照明器具本体への電源並びに受光センサの信号線とを集束した接続コードの末端に設けた接続コネクタ同士を接離自在に接続してあることを特徴とする請求項1に記載の天井直付け照明器具取付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、特に、リモートコントロール機能を備えた天井直付け照明器具取付装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のリートコントロール(以下、リモコンという)機能を備えた照明器具においては、送信器からの信号を受ける受光センサ部が、リモコン用の回路基板を内蔵したリモコンユニット本体に設けられている。一方、照明器具の器具本体中央部には、器具本体を天井に対して取り付けるための照明器具取付装置が嵌合されて配置されるため、受光センサ部が照明器具においてはその中央部に配置されていない。このため、受光センサ部の受光感度や送信器に対する指向性の偏りや、受信ノイズの点で不具合を生じていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的は、受光センサを器具本体の中央部に配置して、受光感度や指向性の向上、受信ノイズの改善を図ることができる天井直付け照明器具取付装置を提供することにある。 【0004】本発明の第2の目的は、照明器具本体に対するリモコンユニット本体の配置に自由度を確保することができる天井直付け照明器具取付装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の天井直付け照明器具取付装置は、引掛シーリングに対して取り付けると共に照明器具本体を着脱可能に取り付けて支持するものであって、上記課題を解決するために、装置ベースとは別にリモートコントロール機能を備えたリモコンユニット本体と、これに電気的に接続された受光センサ部とを備え、前記受光センサ部を前記装置ベースの下面に配設したことを特徴とする。 【0006】また、前記リモコンユニット本体を前記照明器具本体に設け、該リモコンユニットと前記ベースとを、前記照明器具本体への電源並びに受光センサの信号線とを集束した接続コードの末端に設けた接続コネクタ同士を接離自在に接続した構成としてもよい。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の天井直付け照明器具取付装置(以下、照明器具取付装置という)1を示す分解斜視図である。照明器具取付装置1は、概略として、引掛シーリング2に引っ掛ける一対の栓刃3,3を上面に有するアダプタ(照明器具取付装置)4と、アダプタ4と係合する係合部6を有する照明器具本体5と、アダプタ4とは別に照明器具本体5の下面に取り付けられと共に、リモートコントロール機能を備えた回路基板等を内蔵したリモコンユニット本体7と、リモコンユニット本体7に電気的に接続されると共に、アダプタ4の下面中央に配設された受光センサ部8とにより構成される。 【0008】また、アダプタ4とリモコンユニット本体7とは、アダプタ4から引き出されると共に、照明器具本体5への電源コード(図示せず)並びに受光センサの信号線をなすセンサ用コード(図示せず)とを集束した接続コード9の末端に設けた接続コネクタ(雄型)10と、リモコンユニット本体7から引き出されると共に、照明器具本体5への電源コード(図示せず)並びに受光センサの信号線をなすセンサ用コード(図示せず)とを集束した接続コード11の末端に設けた接続コネクタ(雌型)12とを接離自在に接続する構成としてある。 【0009】引掛シーリング2は、天井面13に対して取り付けられる従来公知のものであって、シーリングベース14の下面に、中心回りに一対の弧状の栓刃挿入口15,15が設けられ、各栓刃挿入口15は、反時計回りの回転方向における始端に幅広部16が形成され、幅広部16に連続して終端まで幅狭部17が形成されている。また、各栓刃挿入口15,15の幅狭部17,17の奥方の内側裏面には、栓刃受け部(図示せず)が設けられると共に、栓刃受け部に屋内配線と接続された導電性の接続端子板(図示せず)が配設されている。 【0010】図2は、図1のアダプタ4と照明器具本体5の接続コード11及び接続コネクタ12を示す拡大斜視図である。図2に示すように、アダプタ4は、略円筒形状をなしたアダプタベース18及びアダプタベース18の下面に装着された閉塞板19と、閉塞板19の下面に取り付けられた受光センサ部8を有し、アダプタベース18は、アダプタ4の上面を形成する円形状の上壁(図示せず)と上壁の周縁に沿ってアダプタ4の側周面を形成する周壁20とを有する。 【0011】アダプタベース18の上面には、従来と同様に、一対の栓刃3,3(一方のみ図示)が同一円周上に互いに向かい合って配置されると共に、引掛シーリング2に対するアダプタ4の取り外し方向の回動(時計方向の回動)を阻止するロック爪(図示せず)が栓刃3,3と同一円周上に出没自在に配設される共に、アダプタ4の取り外し回動方向において栓刃3,3,の一方よりも上流側に配置されている。 【0012】なお、図示しないが栓刃3は、略逆L字形をなすと共にアダプタベース18の内部に固定された端子板(図示せず)と一体に形成されており、各端子板には、電源コード(図示せず)の一端がそれぞれハンダ付けにより接続されている。 【0013】アダプタ4の側部の周面には、アダプタ4と係合する照明器具本体5の係止部6に対して着脱可能に係合する上下2段の上部係止爪21,21及び下部係止爪22,22が径方向の左右にそれぞれ出没自在に配設されている。なお、左右の上部係止爪21,21及び下部係止爪22,22は、後述する左右の係止部材23,23の先端にそれぞれ一体に形成されている。 【0014】図3に示すように、アダプタベース14の内部には、直径方向の左右にそれぞれ左右の係止部材21,21に対応する収納凹部22,22が設けられると共に、図2に示すように、周壁20の左右には、左右の収納凹部24,24にそれぞれ連通して矩形状に切り欠かれて開口された爪出入口25,25(一方のみ図示)がそれぞれ設けられている。 【0015】アダプタベース14の左右の収納凹部24,24には、それぞれ係止部材23,23がその先端の上部係止爪21及び下部係止爪22を外側に向けてアダプタ4の径方向に摺動自在に配置されている。なお、係止部材23の上部係止爪21は、平面視において円弧凸状に形成されると共に、図3に示すように、下面にテーパ部26が設けられ、上面に平坦な係止段部27が設けられている。また、係止部材23の下部係止爪22も同様に、平面視において円弧凸状に形成されると共に、下面にテーパ部28が設けられ、上面に平坦な係止段部29が設けられている。さらに、左右の係止部材23,23の下面には、それぞれ幅方向に一体に解除突片30,30が設けられている。 【0016】図3に示すように、左右の収納凹部24,24におけるアダプタベース14の中央寄りの各内壁24a,24aと左右の係止部材23,23の各後端との間には、アダプタベース18の周壁20に設けられた左右の爪出入口25,25からそれぞれ左右の係止部材23,23の上部係止爪21及び下部係止爪22を突出した状態に付勢する付勢バネ31,31がそれぞれ設けられている。 【0017】図2に示すように、アダプタベース18の下側を塞ぐ閉塞板19は、アダプタベース18と略同径の円形板状であり、アダプタベース18の下側に対してビス止めされている。図2及び図4に示すように、閉塞板19の直径方向の左右には、左右の係止部材23,23の下面に設けた解除突片30,30に略対応する位置にそれぞれ矩形の通孔32,32が対向して設けられ、一方の通孔32の略側方となる閉塞板19の周縁寄りには、コード用窓孔33が設けられ、矩形の通孔32,32に対して中心から略90度をなす位置に、ネジ孔34とセンサ用コード36の挿通孔35がそれぞれ設けられている。 【0018】受光センサ部8は、下方に向けて山形形状をなしたセンサケース37及び受光センサ38により構成され、受光センサ38はセンサケース37の頂部に嵌め込まれている。センサケース37の傾斜がかけられた一側部の上部には凹部39が形成され、該凹部39の底面には、取付用ビス41を挿通するビス挿通孔40が穿設されている。 【0019】受光センサ部8は、センサケース37の凹部39に設けられたビス挿通孔40に取付用ビス41を挿通し、この取付用ビス41の先端を閉塞板19に設けられたネジ孔34にねじ込むことにより、閉塞板19の下面に対して取り付けられる。これにより、センサケース37の頂部に嵌め込まれた受光センサ38は、アダプタ4の下面から下方に十分突出した状態に配置される。 【0020】また、受光センサ38にはセンサ用コード36が接続され、このセンサ用コード36は、閉塞板19に設けた挿通孔35を通してアダプタ4の内部に引き込まれ、照明器具本体5への電源コード(図示せず)と受光センサ38のセンサ用コード36とが一緒に集束されて接続コード9とされ、この接続コード9は閉塞板19の周縁に設けられたコード用窓孔33からアダプタ4の外部に引き出されている。アダプタ4の外部に引き出された接続コード9の末端には接続コネクタ(雄型)10が設けられている。 【0021】図3に示すように、左右の係止部材23,23は、その下面側を閉塞板19によって支持されてアダプタベース18の収納凹部24,24にそれぞれ収納されると共に、左右の係止部材23,23の下面に一体に設けられた解除突片30,30が左右の矩形の通孔32,32を通してアダプタ4の下面に突出した状態に配置され、付勢バネ31,31によって各係止部材23,23がアダプタ4の径方向両外側に向けて付勢されると共に、解除突片30,30の基端が左右の矩形の通孔32,32の各外側縁にそれぞれ当接して規制され、常態において左右の係止部材23,23の各上部係止爪21,21及び下部係止爪22,22がアダプタベース18の周壁20に設けられた左右の爪出入口25,25からそれぞれ突出した状態で設けられる。 【0022】また、左右の係止部材23,23は、アダプタ4の中心に向く内側方向に、付勢バネ31,31の付勢に抗して各収納凹部24,24内を摺動自在であり、解除突片30,30の基端が左右の矩形の通孔32,32の各内側縁にそれぞれ当接して規制される位置にあっては、左右の係止部材23,23の各上部係止爪21,21および下部係止爪22,22がアダプタベース18の周壁20に設けられた左右の爪出入口25,25内にそれぞれ没入する。 【0023】なお、図2において、符号42は、アダプタベース18の周壁20に対して径方向に移動可能に配置されたロック解除釦であり、従来と同様に、ロック解除釦42を押し込むと、ロック爪(図示せず)がアダプタベース18の上面の通孔(図示せず)内に没入するように構成されており、引掛シーリング2に対してアダプタ4の取り外し回動が可能となる。 【0024】照明器具本体5は、図示しない光源が設けられ、図1に示すように、リモコンユニット本体7を経由した電源が光源に供給される。 【0025】図1に示すように、照明器具本体5の天板43の中央部には、アダプタ4を挿入するためのアダプタベース18の径よりも僅かに大きい円形孔44が開設され、円形孔44の上面側周縁には全周に亘ってカーリング部(図示せず)が形成されている。なお、アダプタ4と係合する器具本体5の係止部6は、円形孔44の周縁部全周により構成されている。 【0026】照明器具は次のように取り付けられる。引掛シーリング2に対するアダプタ4の取り付け及び取り外しは、例えば、特開平8−111111号や特開平9−92020号に開示されている照明器具取付装置と同様であるので、説明を省く。なお、アダプタ4を引掛シーリング2に取り付けることにより、栓刃3,3が栓刃受け部に設けられた端子板に対して電気的にも接続状態となる。 【0027】照明器具本体5のアダプタ4に対する取り付けは、次のように行う。図1に示すように照明器具本体5の天板37に設けた円形孔44にアダプタ4を一致させ、照明器具本体5を押し上げる。 【0028】照明器具本体5の円形孔44にアダプタ4を挿入するときに、アダプタ4の左右の下部係止爪22,22の下面に形成されたテーパ部28,28が照明器具本体5の円形孔44の周縁部に当接してガイドされ、照明器具本体5の押し上げに伴って、テーパ部28,28が円形孔44の周縁で押圧され、アダプタ4の図3に示す付勢バネ31,31の付勢に抗して左右の係止部材23,23がアダプタ4の内側方に摺動してそれぞれ収納凹部24,24内を後退し、上部係止爪21及び下部係止爪22が爪出入口25内に没入し、照明器具本体5の円形孔44にアダプタ4が挿入される。 【0029】照明器具本体5が、下部係止爪22の先端を越える位置まで押し上げられると同時に、アダプタ4の左右の係止部材23,23が付勢バネ31,31の復帰力により径方向外側に押し出され、係止部材23の上部係止爪21及び下部係止爪22がアダプタ4の爪出入口25,25からそれぞれ突出され、係止部材23,23の下部係止爪22,22の平坦な係止段部29,29上に照明器具本体5の円形孔44の周縁が支持され、アダプタ4に対して照明器具本体5が支持されて取り付けられる。 【0030】照明器具本体5をアダプタ4に取り付けた後、アダプタ4から引き出された接続コード9の先端に設けられた接続コネクタ(雄型)10を、照明器具本体5の下面に取り付けられたリモコンユニット本体7から引き出された接続コード11の先端に設けられた接続コネクタ(雌型)12に差し込んで接続する。これにより、照明器具の電源及び受光センサ38の信号線が接続される。 【0031】照明器具本体5を取り外す場合には、まず、照明器具本体5の接続コネクタ11からアダプタ4の接続コネクタ9を引き抜き、次に、アダプタ4の下面に露出して設けられた左右の解除突片30,30を指で挟んで通孔32,32に沿って中央にそれぞれスライドさせると、係止部材23,23が付勢バネ31,31を押し縮めて収納凹部24,24の内部にそれぞれ後退し、上部係止爪21及び下部係止爪22が爪出入口25内に没入し、照明器具本体5の円形孔44の周縁に対するアダプタ4に配設された下部係止爪21,21の係合が外れて、照明器具本体5をアダプタ4から外すことができる。以上は、引掛シーリング2が埋込型である場合である。 【0032】また、引掛シーリング2が露出型の場合には、前述のように、照明器具本体5をアダプタ4の下部係止爪22,22の上面の係止段部29,29に照明器具本体5の円形孔44の周縁が支持された状態とし、この状態から照明器具本体5をさらに押し上げて器具本体5を上昇させ、アダプタ4の左右の上部係止爪21,21のテーパ部26,26を円形孔44の周縁で押圧し、再度、上部係止爪21及び下部係止爪22を爪出入口25内に没入させ、器具本体5を上部係止爪21,21の先端を越える位置まで押し上げて、アダプタ4の左右の上部係止爪21,21の上面の平坦な係止段部27,27上に照明器具本体5の円形孔44の周縁を支持させる。 【0033】以上に述べたように、受光センサ38をアダプタ4の下面にセンサケース37を介して取り付けたので、アダプタ4に対して照明器具本体5を取り付けると、受光センサ38が、照明器具本体5の中央部においてアダプタ4の下面から下方に十分突出した状態に配置される。これにより、送信器に対する受光感度や指向性が向上し、受信ノイズの改善を図ることができる。 【0034】また、アダプタ4から引き出された接続コード9に設けた接続コネクタ(雄型)10を、リモコンユニット本体7から引き出された接続コード11に設けた接続コネクタ(雌型)12に差し込んで接続するので、リモコンユニット本体7を照明器具本体5の天板43の任意の位置に配置することができ、照明器具本体5に対するリモコンユニット本体7の配置に自由度を確保することができる。 【0035】 【発明の効果】本発明の天井直付け照明器具取付装置によれば、受光センサ部をリモコンユニット本体とは別に分離して照明器具取付装置のベースの下面に配設したので、照明器具本体を照明器具取付装置に取り付けた状態で、受光センサ部を照明器具本体の中央部に配置することができ、送信器に対する受光感度や指向性が向上し、受信ノイズの改善を図ることができる。 【0036】リモコンユニットとベースとは、照明器具本体への電源並びに受光センサの信号線とを集束した接続コードの末端に設けた接続コネクタ同士を接続するので、照明器具本体に対するリモコンユニット本体の配置に自由度を確保することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391027332 【氏名又は名称】株式会社三ツ星電器製作所
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| 【出願日】 |
平成10年6月18日(1998.6.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082304 【弁理士】 【氏名又は名称】竹本 松司 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−11740(P2000−11740A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月14日(2000.1.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−187042 |
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