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【発明の名称】 埋込形カバー付照明器具
【発明者】 【氏名】佐藤 和則

【要約】 【課題】カバー3上下側の気圧差に起因するカバー3落下を防止する。

【解決手段】カバー枠2・カバー3間に局部的な空気の通風隙間2aを設ける。それにより、カバー3上下側の気圧差を解消する。気圧差がなければ、カバーを落下しない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】カバー枠・カバー間にあるいはカバー枠・天井材間に局部的な空気の通風隙間を設けたことを特徴とする埋込形カバー付照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は埋込形のカバー付照明器具に関するものである。特にそのカバー枠・カバー間の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来器具においては、天井材・カバー枠間に光漏れを防止するためのパッキン等を配置する。またカバー枠・カバー間に該カバーの伸縮により起きるきしみ音を防止するために、カバー枠のカバー受け部を平坦にしてカバーを滑り易くする。そのため、カバー枠・カバー間が閉鎖され、その上側の器具内部の密閉度が高くカバー上下に気圧差を生ずることがある。特にカバー上側の器具内部の気圧が高い場合に、不意にカバーが落下する心配がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来器具においては、カバー枠・カバーの間の接合面構造ならびにそれによるカバー上下側の気圧差の問題を考慮していない。本発明の目的は、カバー上下側の気圧差に起因するカバー落下を防止することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、カバー枠・カバー間に通風隙間を形成する。それにより、カバー上下側の気圧差を解消し、カバー落下を防止する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1・図2を用いて説明する。本発明に係る図1・図2の埋込形のカバー付照明器具はカバー枠2・カバー3間に局部的な通風隙間2aを有する。1は器具本体、1aは通気穴、4はVばね、5は蛍光ランプ、6は反射板、7はスペーサー、8は空気の流通、9は天井材、10は遮光パッキンである。矢印8は空気流である。カバー3は透光性であり、カバー枠2に保持される。カバー枠2は器具本体1の図外の受け金具に対して着脱慈愛なVばねにて支持される。カバー枠2・カバー3間にスペーサー7を介在させる。また局部的に介在させない箇所を形成する。その箇所が通風隙間2aとなる。器具本体1上部に通気孔1aがあり、そこを介して器具本体1内部と天井内部(天井材9上側の器具本体1外部の空間)が連通する。器具本体1内の反射板6の上下の側は反射板6両側の隙間を介して連通する。このため、前記通風隙間2aを経由する一連の空気流8が形成される。空気流8は放熱の役割を負う。前記したように、通風隙間2aがない場合は、カバー3上下の側に気圧差を生じ、特に下側が負圧になるときに、Vばね4に抗してカバー枠2・カバー3が落下することがある。通風隙間2aはそのような落下を防止する。図3・図4の他の実施例について説明する。10はカバー枠2と天井材9の密着性を高め、光漏れを防止するパキンである。この場合はカバー枠2と天井材9通風隙間2a’を形成する。これは両者間に介在するスペーサー7’の一部を切り欠きあるいはカバー枠2の一部を切り欠いて形成する。趣旨は前記とほぼ同様であり、天井材9の上下の側に生ずる圧力差を解消する。この場合は図1・図2の通風隙間2aを省くことも可能である。図1・図2同様の通気孔1aがあれば、1a−2a’の経路が2aの経路と並列になるためである。
【0006】
【発明の効果】本発明においては、カバー枠とカバーの間に局部的な空気の通風隙間を設けので、気圧差に起因するカバー落下を防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000005474
【氏名又は名称】日立照明株式会社
【出願日】 平成10年6月22日(1998.6.22)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−11733(P2000−11733A)
【公開日】 平成12年1月14日(2000.1.14)
【出願番号】 特願平10−211706