| 【発明の名称】 |
面光源装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中島 大輔
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| 【要約】 |
【課題】複数のシートを正しい順序で正しい向きに積層したことの確認を容易にする。
【解決手段】ケース11に、ランプ18を取り付けるとともに、反射シート12、導光体14、拡散シート15、第1プリズムシート16、第2プリズムシート17を積層し、液晶表示装置のバックライト装置3を構成する。各シート12,14,15,16,17の平面矩形状の本体部12a ,14a ,15a ,16a ,17a から、耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b を一体に延設する。各耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b は、互いに位置をずらし、かつ、端部の一部が少しずつ順次重なるように形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光学特性を有した本体部およびこの本体部から延設された耳部を設け互いに積層される複数のシートを備えた面状部と、この面状部に光線を照射する光源とを具備し、前記各シートの耳部は、互いに位置をずらし、かつ、順次一部が重なる状態で設けられたことを特徴とする面光源装置。 【請求項2】 各シートの耳部は、互いに揃えて配置される本体部の一辺から延設され、かつ、前記一辺の長手方向の中心からずれた位置に設けられたことを特徴とする請求項1記載の面光源装置。 【請求項3】 各シートの耳部は、本体部に一体に設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の面光源装置。 【請求項4】 面状部および光源が取り付けられる基体を備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の面光源装置。 【請求項5】 基体は、各シートの耳部が配置される耳部配置部を備えたことを特徴とする請求項4記載の面光源装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、所定の光学特性を有した複数のシートを積層した面光源装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、特開平10−68857号公報に示されるように、液晶表示装置の液晶パネルを背面から照明する面光源装置であるバックライト装置が知られている。そして、このバックライト装置は、枠状のケースの一辺に沿って、細長な蛍光ランプを備えるとともに、ケースの内側には、蛍光ランプの光線を正面側に向かって面状に発光させる面状部を備えている。そして、この面状部は、反射シート、導光板、拡散シート、および複数のプリズムシートなど、多数の平面略矩形状のシートを積層して構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、多数のシートを所定の順序で所定の向きに積層する必要があるが、シートの形状は同一か近似しているため、シートの順序、向き、あるいは抜けがないかを確認する作業が煩雑となる問題を有している。 【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数のシートを容易に正確に積層できる面光源装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の面光源装置は、光学特性を有した本体部およびこの本体部から延設された耳部を設け互いに積層される複数のシートを備えた面状部と、この面状部に光線を照射する光源とを具備し、前記各シートの耳部は、互いに位置をずらし、かつ、順次一部が重なる状態で設けられたものである。そして、この構成では、耳部の重なり状態を確認することにより、複数のシートが容易に正確に積層される。 【0006】また、耳部の位置を中心からずらすことにより、各シートの表裏が容易に確認される。 【0007】そして、各シートの耳部を本体部に一体に設けることにより、部品点数が削減される。 【0008】さらに、面状部および光源が取り付けられる基体に、各シートの耳部を配置する耳部配置部を備えることにより、シートの位置の確認が容易になる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の面光源装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。 【0010】図2において、1は液晶表示装置(Liquid Crystal Display)で、このこの液晶表示装置1は、画像を表示する表示手段である液晶パネル2、照明装置である面光源装置としてのバックライト装置3、および回路基板4などを組み合わせて構成されている。なお、以下、液晶パネル2の表示面側すなわち正面側を上側、背面側を下側として説明する。 【0011】そして、液晶パネル2は、液晶セル、液晶表示素子あるいはこれ自体が液晶表示装置などとも呼ばれるもので、TFTトランジスタを設けたアレイ基板(TFT)6と、このアレイ基板6の上側に対向して設けられたカラーフィルタ基板(CF、対向基板)7とを備え、これら透光性を有する基板6,7間に液晶が注入されている。さらに、この液晶パネル2に回路基板4が電気的に接続され、この回路基板4により液晶パネル2が駆動され、画像の表示を行うようになっている。 【0012】また、図1ないし図3に示すように、バックライト装置3は、合成樹脂(プラスチック)などにて一体に成型された基体としてのケース11を備えている。そして、このケース11は、枠体、プラフレーム、あるいはプラスチックモールドなどとも呼ばれるもので、底部11a と、この底部11a を囲む略四角枠状の枠部11b とが形成されているとともに、枠部11b の外側の四隅の近傍に位置して、それぞれねじ止め部11c が形成されている。そして、このケース11の底部11a の上側に位置して、順次、面状部を構成するシートとしての反射シート12、導光体14、拡散シート15、第1プリズムシート16、第2プリズムシート17を積層し、さらに、導光体14の一側部に位置して、光源となるランプ18、ランプリフレクタ19、およびランプカバー20を取り付けている。 【0013】そして、反射シート12は、平面矩形状をなす本体部12a と、この本体部12a の一辺の一部から延設された耳部12b とが一体に形成されている。そして、この反射シート12は、上面を反射面とし、ケース11などに両面テープなどを用いて接着されている。 【0014】また、この反射シート12の上側に配置される導光体14は、導光板とも呼ばれるもので、平面矩形状をなす本体部14a と、この本体部14a の一辺の一部から延設された耳部14b とが一体に形成されている。そして、この導光体14は、上面が水平状の発光面であるのに対して、下面が傾斜面となり、一側の端部から他側の端部に向かって厚さ寸法が次第に薄くなる略楔形に形成されている。 【0015】また、この導光体14の一側の端部に沿って、ランプ18が配置されるとともに、このランプ18を覆うようにして、導光体14側を照射開口とするランプリフレクタ19が取り付けられ、さらに、これらランプ18およびランプリフレクタ19を覆い、ねじ止め部11c にねじ止めされるねじ26にてランプカバー20が固定されている。そして、ランプ18は、蛍光ランプである細径の冷陰極管で、一端部にリード線18a を介して端子部18b が接続され、また、両端部にシリコーン系のゴムホルダが備えられている。そして、このランプ18から照射される光線が、導光体14の内部で反射を繰り返した上、上面から上方に出射されるようになっている。 【0016】そして、この導光体14の上面に沿って順次積層される拡散シート15、第1プリズムシート16、および第2プリズムシート17は、それぞれ平面矩形状をなす本体部15a ,16a ,17a と、この本体部15a ,16a ,17a のそれぞれ一辺のみの一部から延設された耳部15b ,16b ,17b とが一体に形成され、貼着手段としての両面テープなどを用いて互いにあるいはケース11に接着して固定されている。そして、これら本体部15a ,16a ,17a は、それぞれ所定の光学特性を有し、すなわち、拡散シート15は、ウェーブシートなどとも呼ばれるもので、例えば乳白色などをなして、入射した光線をほぼ均等に拡散させる。また、第1および第2のプリズムシート16,17は、例えば、ポリカーボネートなどのプラスチックフィルムの上面全面に、頂角が90度〜100度の微小なプリズムを数十〜数百μmピッチで形成したもので、下面すなわち平面側から入射した光を屈折し、プラスマイナス40度の狭い拡散光として上方に出射し、上面すなわち正面から見た場合の輝度を向上する。そして、これら第1プリズムシート16の本体部16a と、第2プリズムシート17の本体部17a とでは、プリズムの長手方向が互いに直交するように、すなわち縦縞と横縞となるように配置されている。 【0017】さらに、図3および図4などに示すように、シート12,14,15,16,17を所定の向きおよび順番に積層した状態で、これらシート12,14,15,16,17にファイルの見出し状に形成された耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b は、ケース11に凹設などして設けられた耳部配置部28に配置され、互いに水平方向に位置をずらし、かつ、水平方向の端部の一部が少しずつ順次重なるように形成されている。 【0018】さらに、これら耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b は、シート12,14,15,16,17の本体部12a ,14a ,15a ,16a ,17a の一辺の中心より一端側にずれた位置に形成されている。すなわち、最上層の耳部17b は一端の角部A近傍に位置するとともに、最下層の耳部12b は一辺の中心線O近傍に位置し、中間の耳部14b,15b ,16b はこれら耳部12b ,17b 間に略均等に配置されている。 【0019】そして、最上層の第2プリズムシート17の上側に、必要に応じて保護シートを配置したうえで、図2に示すように、この第2プリズムシート17の上側に位置して液晶パネル2を配置し、さらに、底部11a の下側に位置して回路基板4を配置し、ねじ26などにて固定することにより、液晶表示装置1が組み立てられる。そして、この状態で、拡散シート15、第1プリズムシート16、および第2プリズムシート17は、導光体14の上面の発光面と液晶パネル2の下面との間に挟持されるようにして保持されている。 【0020】そして、この実施の形態では、ランプ18を点灯させることにより、導光体14の発光面が面状に発光し、拡散シート15でさらに拡散された上、第1および第2のプリズムシート16,17で照射方向が調整され、液晶パネル2が背面から照明されるようになっている。 【0021】また、この液晶表示装置1の所定の位置には、廃棄方法などを示す廃棄ラベル35が貼付されている。 【0022】そして、本実施の形態によれば、ケース11に積層して配置される複数のシート12,14,15,16,17について、本体部12a ,14a ,15a ,16a ,17a から延設した耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b の重なり状態を確認することにより、容易に正確な順序および向きに積層でき、製造作業を容易にして、製造コストを低減できる。すなわち、シート12,14,15,16,17の本体部12a ,14a ,15a ,16a,17a の平面形状はほぼ同一で、特に、拡散シート15、第1プリズムシート16、および第2プリズムシート17の本体部15a ,16a ,17a の形状は全く同一で、シートの抜けや順序違いがあっても容易にはわからないものであるが、本実施の形態によれば、図5に示すシートの抜けの場合や、図6に示す順序違いの場合にも、視認により直感的に確認することができ、いわば容易かつ確実なバックライトシート順間違い検査方法を提供できる。 【0023】また、耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b の位置は、シート12,14,15,16,17の本体部12a ,14a ,15a ,16a ,17a の一辺の中心より一端側にずれた位置に形成したため、表裏を間違えて配置したシート12,14,15,16,17を容易に確認できる。 【0024】そして、各シート12,14,15,16,17の耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b を本体部12a ,14a ,15a ,16a ,17a に一体に設けることにより、部品点数を削減し、製造コストを低減できる。 【0025】さらに、これらシート12,14,15,16,17が取り付けられるケース11に、各耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b を配置する耳部配置部28を備えることにより、シート12,14,15,16,17の位置および向きを容易に確認できる。 【0026】なお、上記の実施の形態では、シートとして、反射シート12、導光体14、拡散シート15、第1プリズムシート16、第2プリズムシート17を積層し、これらシート12,14,15,16,17に耳部12b ,14b ,15b ,16b ,17b を形成したが、耳部を設けるシートは種々の構成を採ることが可能であり、例えば、形状などが特に近似した、拡散シート15、第1プリズムシート16、および第2プリズムシート17についてのみ、耳部15b ,16b ,17b を形成することもできる。 【0027】また、各耳部は、所定の光学特性を有する本体部に一体に形成するほか、別体の部材を取り付けて構成することもできる。 【0028】さらに、上記の実施の形態では、導光体14の一辺に沿ってランプ18を配置した構成について説明したが、例えば、導光体14の二辺に沿ってランプ18を配置することもできる。 【0029】 【発明の効果】本発明の面光源装置によれば、本体部から延設した耳部の重なり状態を確認することにより、複数のシートを容易に正確に積層できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000221339 【氏名又は名称】東芝電子エンジニアリング株式会社 【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成10年6月17日(1998.6.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−11728(P2000−11728A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月14日(2000.1.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−169922 |
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