| 【発明の名称】 |
面発光ランプ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】手島 照雄
【氏名】石澤 勲
【氏名】小西 正晃
【氏名】深澤 義経
【氏名】稲村 夏生
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| 【要約】 |
【課題】コストの上昇及び発光範囲の減少をできるだけ少なくできる面発光ランプ装置を提供を図る。
【解決手段】レンズ部4の裏面部4bに対向してバルブ5を配置し、該バルブ5から照射される光を、反射部15を介して前記レンズ部4の端面部4cに入射させることにより、通常のバルブを用いても、前記バルブ5のバルブ配置部分がレンズ部4の発光範囲に影響を与えず、該レンズ部4の発光範囲を拡大することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表面部と、該表面部に対面する裏面部、および前記両方の面部の端縁同士をつなぐ端面部を備えた透明又は半透明状の平板状部材で形成され、前記表面部のほぼ全面から光を放出可能としたレンズ部を備えると共に、該レンズ部の裏面部に対向してバルブ配置し、該バルブから照射される光を、前記レンズ部の端面部に入射させる反射部を設けたことを特徴とする面発光ランプ装置。 【請求項2】 前記バルブと前記レンズ部の裏面部との間で少なくともバルブが対向する部分には、バルブからレンズ部の裏面部に照射される光を遮るカバー部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面発光ランプ装置。 【請求項3】 前記反射部は、前記レンズ部の端面部近傍に配置され、該端面部に前記バルブからの光を反射させて入射させるレンズ側リフレクタ部と、前記バルブをはさんでレンズ部の裏面部と反対側に配置され、前記レンズ側リフレクタ部方向へバルブからの光を反射させるバルブ側リフレクタ部と、から構成されることを特徴とする請求項1,2の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項4】 前記バルブ側リフレクタ部の反射面の形状は、該バルブ側リフレクタ部で反射した光が前記レンズ側リフレクタ部の手前で焦点を結ぶ湾曲形状に設定すると共に、前記レンズ側リフレクタ部の反射面の形状は、該レンズ側リフレクタ部で反射した光が平行になる湾曲形状に設定したことを特徴とする請求項3に記載の面発光ランプ装置。 【請求項5】 前記バルブ側リフレクタ部の反射面の焦点は、前記レンズ部の端面部の角部近傍に設定したことを特徴とする請求項4に記載の面発光ランプ装置。 【請求項6】 前記レンズ側リフレクタ部の反射面は、該反射面からの平行光が前記レンズ部の裏面部側の内面で全反射する角度になるように設定したことを特徴とする請求項4,5の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項7】 前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部との間に光の反射を抑えた反射抑制部を設けたことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項8】 前記反射抑制部は、前記バルブ側リフレクタ部とレンズ側リフレクタ部との間の反射面がとぎれた分離部で形成したことを特徴とする請求項7に記載の面発光ランプ装置。 【請求項9】 面発光ランプ装置は、少なくとも前記バルブが取り付けられるベースハウジングと、少なくとも前記レンズ部が取り付けられるレンズハウジングとを有し、これら両ハウジングを嵌合することによって組み立てられることを特徴とする請求項3〜8の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項10】 前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部とは、別体に形成され、該バルブ側リフレクタ部をベースハウジング側に固定すると共に、該レンズ側リフレクタ部をレンズハウジング側に固定したことを特徴とする請求項9に記載の面発光ランプ装置。 【請求項11】 前記カバー部は、前記レンズ部の裏面部側に密着してほぼ全面を覆うように該レンズ部と共にレンズハウジングに固定されると共に、レンズ部の裏面部側に対向する該カバー部の表面部は、光反射性を有するようにしてあることを特徴とする請求項10に記載の面発光ランプ装置。 【請求項12】 前記カバー部の表面部部は、白色により光反射性を有するようにしてあることを特徴とする請求項11に記載の面発光ランプ装置。 【請求項13】 前記カバー部を、前記バルブからの熱を遮る遮熱板としたことを特徴とする請求項2,11,12の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項14】 前記レンズ部の裏面部には、凹凸が形成されており、該凹凸の形成された部分に対向する表面部から光が放出することを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項15】 前記レンズ部の裏面部の凹凸は、該レンズ部に光が入射する端面部より離れるに従い、その凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定したこと特徴とする請求項14に記載の面発光ランプ装置。 【請求項16】 前記レンズ部は、平板状の2重レンズにより構成され、これらレンズ部のそれぞれの裏面部には設定範囲の異なる凹凸が形成してあることを特徴とする請求項14,15の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項17】 前記レンズ部の表面部側に、該レンズ部からの放出する光を均一にそろえるアウタレンズ部を設けたことを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項18】 前記レンズ部の表面部側に近接して、光拡散部を設けたことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の面発光ランプ装置。 【請求項19】 前記光拡散部は、光拡散特性の異なる複数のフィルムを重ねて構成したことを特徴とする請求項18に記載の面発光ランプ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、面発光ランプ装置、特に自動車の車室内を照明するルームランプ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の面発光ランプ装置として、例えば車両用ルームランプなどで、面発光させようとするものは、特開平5−170029号公報に示すものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の構造によれば、公報第3図に示されるようにEの範囲には、バルブが配置されるため、レンズ範囲として使えず、発光範囲が減少してしまうことは否めない。 【0004】また、バルブ配置部分を小さくしてレンズ範囲を広げるために、バルブそのものに小さいものを採用することも考えられるが、そのようなバルブは汎用性が低く、コストも高くなる傾向にある。 【0005】一方、エッジライト方式の面発光ランプ装置としては、例えば特開平8−122533号公報に示すものが知られているが、これも前述の従来技術と同様、レンズ部(導光体)の端面に、光源(蛍光ランプ)を配置しているので、発光範囲が減少してしまう。 【0006】そこで本発明は、コストの上昇及び発光範囲の減少をできるだけ少なくできる面発光ランプ装置を提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、表面部と、該表面部に対面する裏面部、および前記両方の面部の端縁同士をつなぐ端面部を備えた透明又は半透明状の平板状部材で形成され、前記表面部のほぼ全面から光を放出可能としたレンズ部を備えると共に、該レンズ部の裏面部に対向してバルブ配置し、該バルブから照射される光を、前記レンズ部の端面部に入射させる反射部を設けたことを特徴としている。 【0008】請求項2にあっては、請求項1に記載の前記バルブと前記レンズ部の裏面部との間で少なくともバルブが対向する部分には、バルブからレンズ部の裏面部に照射される光を遮るカバー部が配置されていることを特徴としている。 【0009】請求項3にあっては、請求項1,2に記載の前記反射部は、前記レンズ部の端面部近傍に配置され、該端面部に前記バルブからの光を反射させて入射させるレンズ側リフレクタ部と、前記バルブをはさんでレンズ部の裏面部と反対側に配置され、前記レンズ側リフレクタ部方向へバルブからの光を反射させるバルブ側リフレクタ部とから構成されることを特徴としている。 【0010】請求項4にあっては、請求項3に記載の前記バルブ側リフレクタ部の反射面の形状は、該バルブ側リフレクタ部で反射した光が前記レンズ側リフレクタ部の手前で焦点を結ぶ湾曲形状に設定すると共に、前記レンズ側リフレクタ部の反射面の形状は、該レンズ側リフレクタ部で反射した光が平行になる湾曲形状に設定したことを特徴としている。 【0011】請求項5にあっては、請求項4に記載の前記バルブ側リフレクタ部の反射面の焦点は、前記レンズ部の端面部の角部近傍に設定したことを特徴としている。 【0012】請求項6にあっては、請求項4,5に記載の前記レンズ側リフレクタ部の反射面は、該反射面からの平行光が前記レンズ部の裏面部側の内面で全反射する角度になるように設定したことを特徴としている。 【0013】請求項7にあっては、請求項3〜6に記載の前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部との間に光の反射を抑えた反射抑制部を設けたことを特徴としている。 【0014】請求項8にあっては、請求項7に記載の前記反射抑制部は、前記バルブ側リフレクタ部とレンズ側リフレクタ部との間の反射面がとぎれた分離部で形成したことを特徴としている。 【0015】請求項9にあっては、請求項3〜8に記載の面発光ランプ装置は、少なくとも前記バルブが取り付けられるベースハウジングと、少なくとも前記レンズ部が取り付けられるレンズハウジングとを有し、これら両ハウジングを嵌合することによって組み立てられることを特徴としている。 【0016】請求項10にあっては、請求項9に記載の前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部とは、別体に形成され、該バルブ側リフレクタ部をベースハウジング側に固定すると共に、該レンズ側リフレクタ部をレンズハウジング側に固定したことを特徴としている。 【0017】請求項11にあっては、請求項10に記載の前記カバー部は、前記レンズ部の裏面部側に密着してほぼ全面を覆うように該レンズ部と共にレンズハウジングに固定されると共に、レンズ部の裏面部側に対向する該カバー部の表面側は、光反射性を有するようにしてあることを特徴としている。 【0018】請求項12にあっては、請求項11に記載の前記カバー部の表面側は、白色により光反射性を有するようにしてあることを特徴としている。 【0019】請求項13にあっては、請求項2,11,12に記載の前記カバー部を、前記バルブからの熱を遮る遮熱板としたことを特徴としている。 【0020】請求項14にあっては、請求項1〜13に記載の前記レンズ部の裏面部には、凹凸が形成されており、該凹凸の形成された部分に対向する表面部から光が放出することを特徴としている。 【0021】請求項15にあっては、請求項14に記載の前記レンズ部の裏面部の凹凸は、該レンズ部に光が入射する端面部より離れるに従い、その凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定したこと特徴としている。 【0022】請求項16にあっては、請求項14,15に記載の前記レンズ部は、平板状の2重レンズにより構成され、これらレンズ部のそれぞれの裏面部には設定範囲の異なる凹凸が形成してあることを特徴としている。 【0023】請求項17にあっては、請求項1〜16に記載の前記レンズ部の表面部側に、該レンズ部からの放出する光を均一にそろえるアウタレンズ部を設けたことを特徴としている。 【0024】請求項18にあっては、請求項1〜17に記載の前記レンズ部の表面部側に近接して、光拡散部を設けたことを特徴としている。 【0025】請求項19にあっては、請求項18に記載の前記光拡散部は、光拡散特性の異なる複数のフィルムを重ねて構成したことを特徴としている。 【0026】 【発明の効果】請求項1によれば、透明又は半透明状の平板状部材で形成され、前記表面部のほぼ全面から光を放出可能としたレンズ部の裏面部に対向してバルブを配置し、該バルブから照射される光を、前記レンズ部の端面部に入射させる反射部を設けてあるため、通常のバルブを用いてあっても、前記バルブのバルブ配置部分がレンズ部の発光範囲に影響を与えるようなことがなく、レンズ部の発光範囲を拡大することができる。 【0027】請求項2によれば、請求項1の効果に加えて、前記バルブと前記レンズ部の裏面部との間で少なくともバルブが対向する部分には、バルブからレンズ部の裏面部に照射される光を遮るカバー部が配置してあるため、レンズ部の裏面部から光が入射するようなことがなく、面発光を一様なものにすることができる。 【0028】請求項3によれば、請求項1,2の効果に加えて、前記反射部は、前記レンズ部の端面部近傍に配置され、該端面部に前記バルブからの光を反射させて入射させるレンズ側リフレクタ部と、前記バルブをはさんでレンズ部の裏面部と反対側に配置され、前記レンズ側リフレクタ部方向へバルブからの光を反射させるバルブ側リフレクタ部とから構成してあるため、レンズ部の裏面側に配置されたバルブの放射する光を有効に集めてレンズ部の端面部に強力な光として入射させることができる。 【0029】請求項4によれば、請求項3の効果に加えて、前記バルブ側リフレクタ部の反射面の形状は、該バルブ側リフレクタ部で反射した光が前記レンズ側リフレクタ部の手前で焦点を結ぶ湾曲形状に設定すると共に、前記レンズ側リフレクタ部の反射面の形状は、該レンズ側リフレクタ部で反射した光が平行になる湾曲形状に設定してあるため、レンズ部の面発光を一様にすることができる。 【0030】請求項5によれば、請求項4の効果に加えて、前記バルブ側リフレクタ部の反射面の焦点は、前記レンズ部の端面部の角部近傍に設定してあるため、バルブ側リフレクタ部での反射光をレンズ部で遮られるのを回避することができる。 【0031】請求項6によれば、請求項4,5の効果に加えて、前記レンズ側リフレクタ部の反射面は、該反射面からの平行光が前記レンズ部の裏面部側の内面で全反射する角度になるように設定してあるため、レンズ部の端面部の近傍から離れた部分までの広い範囲に亘って光を導いて、面発光を一様にすることができる。 【0032】請求項7によれば、請求項3〜6の効果に加えて、前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部との間に光の反射を抑えた反射抑制部を設けてあるため、不必要な反射光が、所望しない入射角でレンズ部の端面部に入って、光干渉を起こし、面発光部分に干渉縞が形成するのを防止することができる。 【0033】請求項8によれば、請求項7の効果に加えて、前記反射抑制部は、前記バルブ側リフレクタ部とレンズ側リフレクタ部との間の反射面がとぎれた分離部で形成してあるため、前記反射面に、反射抑制塗装や凹凸加工など、特別な工夫を施さずに反射抑制部を形成することができ、コスト的に有利に得ることができる。 【0034】請求項9によれば、請求項3〜8の効果に加えて、面発光ランプ装置は、少なくとも前記バルブが取り付けられるベースハウジングと、少なくとも前記レンズ部が取り付けられるレンズハウジングとを有し、これら両ハウジングを嵌合することによって組み立てるようにしてあるため、消耗品であるバルブを交換する際、このようにレンズ部の裏面部側にバルブを配置してあっても、レンズハウジングを外すことによって容易にバルブを交換することができる。 【0035】請求項10によれば、請求項9の効果に加えて、前記バルブ側リフレクタ部と前記レンズ側リフレクタ部とを、別体に形成してあるため、両リフレクタ部を小型化することができ、さらに、該バルブ側リフレクタ部をベースハウジング側に固定すると共に、該レンズ側リフレクタ部をレンズハウジング側に固定してあるため、バルブの交換作業時など、これらベースハウジングとレンズハウジングとを分離する際、反射部を一体に成形したもののように、該反射部である両リフレクタ部と他部品が干渉するようなことがなく、作業性を向上することが出来る。 【0036】請求項11によれば、請求項10の効果に加えて、前記カバー部は、前記レンズ部の裏面部側に密着してほぼ全面を覆うように該レンズ部と共にレンズハウジングに固定されると共に、レンズ部の裏面部側に対向する該カバー部の表面部は、光反射性を有するようにしてあるため、レンズ部の裏面部から光が直接レンズ部に入射するのを防止できることはもちろん、レンズ部の裏面部での反射率を向上することができる。 【0037】請求項12によれば、請求項11の効果に加えて、前記カバー部の表面部は、白色により光反射性を有するようにしてあるため、反射率の向上に加えて、調光を行うことができる。 【0038】請求項13によれば、請求項2,11,12の効果に加えて、前記カバー部を、前記バルブからの熱を遮る遮熱板としてあるため、該カバー部によりレンズ部のバルブからの熱による熱変形などの影響を抑えることができる。 【0039】請求項14によれば、請求項1〜13の効果に加えて、前記レンズ部の裏面部には、凹凸が形成されており、該凹凸の形成された部分に対向する表面部から光が放出するようにしてあるため、簡単な形状でレンズ部の表面部から光を放出させることができる。 【0040】請求項15によれば、請求項14の効果に加えて、前記レンズ部の裏面部の凹凸は、該レンズ部に光が入射する端面部より離れるに従い、その凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定してあるため、レンズ部に光が入射する端面部より離れた箇所でも一様に面発光させることができる。 【0041】請求項16によれば、請求項14,15の効果に加えて、前記レンズ部は、平板状の2重レンズにより構成され、これらレンズ部のそれぞれの裏面部には設定範囲の異なる凹凸が形成してあるため、レンズ部の裏面部での光反射の位置を2つのレンズで変化させることができるので、より広範囲でかつ、一様に発光させることができる。 【0042】請求項17によれば、請求項1〜16の効果に加えて、前記レンズ部の表面部側に、該レンズ部からの放出する光を均一にそろえるアウタレンズ部を設けてあるため、より一様に面発光させることができる。 【0043】請求項18によれば、請求項1〜17の効果に加えて、前記レンズ部の表面部側に近接して、光拡散部を設けてあるため、より一様に面発光させることができる。 【0044】請求項19によれば、請求項18の効果に加えて、前記光拡散部は、光拡散特性の異なる複数のフィルムを重ねて構成してあるため、光の拡散度の調整をより簡単に行うことができる。 【0045】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。 【0046】図1〜3において、1は本発明の面発光ランプ装置を適用したルームランプを示し、表面部4aと、該表面部4aに対面する裏面部4b、および前記両方の面部4a,4bの端縁同士をつなぐ端面部4cを備えた透明状の合成樹脂製の平板部材で形成されるレンズ部4を備えると共に、該レンズ部4の裏面部4bに対向してバルブ5を配置し、該バルブ5から照射される光を、反射部15を介して前記レンズ部4の端面部4cに入射させ、前記レンズ部4を面発光するようにしている。 【0047】2は、前記バルブ5が取り付けられるベースハウジングで、該ベースハウジング2は取付孔16部分で図外のビス等によりルーフ等の車体部分に取り付けられる。 【0048】3は、前記レンズ部4が取り付けられるレンズハウジングで、該レンズハウジング3を前記ベースハウジング2に嵌合させてルームランプ1を組み立てるようにしている。 【0049】具体的には、レンズハウジング3に設けたクリップ部分13をベースハウジング2の係合孔14に係合させて、ルームランプ1を組み立てている。 【0050】6は、前記レンズ部4の裏面部4bと、バルブ5の間でバルブ5が対向する部分に配置され、前記バルブ5からレンズ部4の裏面部4cに照射される光を遮るカバー部を示している。 【0051】特にこの実施形態では、該カバー部6は前記レンズ部4の裏面部4b側に密着してほぼ全面を覆うように該レンズ部4と共に、前記レンズハウジング3に固定され、前記バルブ5からの熱を遮る遮熱板としての役割を兼用している。 【0052】また、レンズ部4の裏面部4b側に対向する該カバー部6の表面部6a側に、白色シート10を設けて、光反射性を有するようにしてある。 【0053】前記反射部15は、レンズ部4の端面部4c近傍に配置され、該端面部4cに前記バルブ5からの光を反射させて入射させるレンズ側リフレクタ部7と、前記バルブ5をはさんでレンズ部4の裏面部4bと反対側に配置され、前記レンズ側リフレクタ部7方向へバルブ5からの光を反射させるバルブ側リフレクタ部8とから成っている。 【0054】特にこの実施形態では、これらレンズ側リフレクタ部7とバルブ側リフレクタ部8とを、別体に形成してレンズ側リフレクタ部7を前述のレンズハウジング3側に固定すると共に、バルブ側リフレクタ部8を前述のベースハウジング2に固定してある。 【0055】このバルブ側リフレクタ部8の反射面の形状は、図3に示すように、該バルブ側リフレクタ部8で反射した光が、前記レンズ側リフレクタ部7の手前で焦点Fを結ぶような湾曲形状に設定してあり、特にこの焦点Fが前記レンズ部4の端面部4cのバルブ5側の角部近傍に来るように設定してある。 【0056】一方、前記レンズ側リフレクタ部7の反射面の形状は、該レンズ側リフレクタ部7で反射した光が、平行になるような湾曲形状に設定して、しかも、この反射した平行光が前記レンズ部4に入射した際、裏面部4b側の内面で全反射する角度になるように設定してある。 【0057】また、これらレンズ側リフレクタ部7とバルブ側リフレクタ部8との間に反射面のとぎれた分離部分を設定して、所望する角度以外の余分な光の反射を抑えた反射抑制部9を設けてある。 【0058】前述のレンズ部4の裏面部4bには、凹凸が形成されており、該凹凸の形成された部分に対向する表面部4aから光が放出するようにしてある。 【0059】しかも、このレンズ部4の裏面部4bに形成された凹凸は、該レンズ部4に光が入射する端面部4cより離れるに従って、その凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定してある。 【0060】特にこの実施形態では、レンズ部4は平板状の2重レンズ4A,4Bにより構成してあり、しかもこれらレンズ4A,4Bのそれぞれの裏面部4bには設定範囲の異なる凹凸が形成してある。 【0061】具体的には、上側のレンズ4Aの裏面部4bの凹凸は、端面部4c側がほぼ平面状で端面部4cからある程度離れた中間位置から、上述したように徐々に凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定されている。 【0062】11は、前記レンズハウジング3に固定され、前記レンズ部4の表面部4aから放出する光を均一にそろえるアウタレンズを示している。 【0063】12は、前記レンズ部4とアウタレンズ11との間で、該レンズ部4の表面部4a側に近接して設けた光拡散部で、この実施形態では光拡散性の異なる2枚のフィルム12A,12Bで構成してあり、これらフィルム12A,12Bはレンズハウジング3に取り付けてある。 【0064】以上の実施形態の構造によれば、レンズ部4の裏面部4bに対向してバルブ5を配置し、該バルブ5から照射される光を、前記レンズ部4の端面部4cに入射させる反射部15を設けてあるため、通常のバルブを用いてあっても、前記バルブ5のバルブ配置部分がレンズ部4の発光範囲に影響を与えるようなことがなく、レンズ部4の発光範囲を拡大することができる。 【0065】また、この面発光ランプ装置であるルームランプ1は、前記バルブ5が取り付けられるベースハウジング2と、レンズ部4が取り付けられるレンズハウジング3とで構成され、これら両ハウジング2,3を嵌合することによって組み立てるようにしてあるため、消耗品であるバルブ5を交換する際、このようにレンズ部4の裏面部4b側にバルブ5を配置してあっても、レンズハウジング3を外すことによって容易にバルブ5を交換することができる。 【0066】前記バルブ5と前記レンズ部4の裏面部4bとの間のバルブ5が対向する部分に、バルブ5からレンズ部4の裏面部4bに照射される光を遮るカバー部6を配置してあるため、レンズ部4の裏面部4bから光が入射するようなことがなく、面発光を一様なものにすることができる。 【0067】また、前記反射部15は、前記レンズ部4の端面部4c近傍に配置されるレンズ側リフレクタ部7と、前記バルブ5をはさんでレンズ部4の裏面部4bと反対側に配置されるバルブ側リフレクタ部8とで構成してあるため、レンズ部4の裏面部4b側に配置されたバルブ5の放射する光を有効に集めてレンズ部4の端面部4cに強力な光として入射させることができる。 【0068】しかも、前記バルブ側リフレクタ部8の反射面の形状は、該バルブ側リフレクタ部8で反射した光が前記レンズ側リフレクタ部7の手前で焦点Fを結ぶ湾曲形状に設定すると共に、前記レンズ側リフレクタ部7の反射面の形状は、該レンズ側リフレクタ部7で反射した光が平行になる湾曲形状に設定してあるため、レンズ部4の面発光を一様にすることができる。 【0069】加えて、前記バルブ側リフレクタ部8の反射面の焦点Fは、前記レンズ部4の端面部4cのバルブ5側の角部近傍に設定してあるため、バルブ側リフレクタ部8での反射光をレンズ部4で遮られるのを回避することができる。 【0070】一方、レンズ側リフレクタ部7の反射面は、該反射面からの平行光が前記レンズ部4の裏面部4b側の内面で全反射する角度になるように設定してあるため、レンズ部4の端面部4cの近傍から離れた部分までの広い範囲に亘って光を導いて、面発光を一様にすることができる。 【0071】これらバルブ側リフレクタ部8と前記レンズ側リフレクタ部7との間には、光の反射を抑えた反射抑制部9を設けてあるため、不必要な反射光が、所望しない入射角でレンズ部4の端面部4cに入って、光干渉を起こし、面発光部分に干渉縞が形成するのを防止することができると共に、この反射抑制部9は、前記バルブ側リフレクタ部8とレンズ側リフレクタ部7との間の反射面がとぎれた分離部で形成してあるため、前記反射面に、反射抑制塗装や凹凸加工など、特別な工夫を施さずに反射抑制部9を形成することができ、コスト的に有利に得ることができる。 【0072】しかもこの実施形態では、これらバルブ側リフレクタ部8とレンズ側リフレクタ部7とを別体に形成してあるため、両リフレクタ部7,8を小型化することができ、さらに、該バルブ側リフレクタ部8をベースハウジング2側に固定すると共に、該レンズ側リフレクタ部7をレンズハウジング3側に固定してあるため、バルブ5の交換作業時など、これらベースハウジング2とレンズハウジング3とを分離する際、反射部15を一体に成形したもののように、反射部15としての該リフレクタ部と他部品が干渉するようなことがなく、作業性を向上することが出来る。 【0073】前記カバー部6は、前記レンズ部4の裏面部4b側に密着してほぼ全面を覆うように該レンズ部4と共にレンズハウジング3に固定されると共に、レンズ部4の裏面部4b側に対向する該カバー部6の表面部6aは、光反射性を有するようにしてあるため、レンズ部4の裏面部4bから光が直接レンズ部4に入射するのを防止できることはもちろん、該裏面部4bでの反射率を向上することができる。 【0074】特に、このカバー部6の表面部6a側に、光反射性を有する白色シート10を設けてあるため、反射率の向上に加えて、調光を行うことができる。 【0075】また、このカバー部6を、前記バルブ5からの熱を遮る遮熱板としているため、該カバー部6によりレンズ部4のバルブ5からの熱による熱変形などの影響を抑えることができる。 【0076】前記レンズ部4の裏面部4bには、凹凸が形成されており、該凹凸の形成された部分に対向する表面部4aから光が放出するようにしてあるため、簡単な形状でレンズ部4の表面部4aから光を放出させることができると共に、前記レンズ部4の裏面部4bの凹凸は、該レンズ部4に光が入射する端面部4cより離れるに従い、その凹凸の高さあるいはピッチが小さくなるように設定してあるため、レンズ部4に光が入射する端面部4cより離れた箇所でも一様に面発光させることができる。 【0077】しかも、この実施形態では前記レンズ部4を、平板状の2重レンズ4A,4Bにより構成し、これらレンズ部4A,4Bのそれぞれの裏面部4bには設定範囲の異なる凹凸が形成してあるため、レンズ部4の裏面部4bでの光反射の位置を2つのレンズ4A,4Bで変化させることができるので、より広範囲でかつ、一様に発光させることができる。 【0078】具体的には、上側のレンズ4Aの光反射の位置の多くを端面部4cから離れたほぼ中間位置からさらに離れた位置とすることで、下側のレンズ4Bでは光が届きにくい該端面部4cから離れた部位での光反射量を補うことができる。 【0079】レンズ部4の表面部4a側には、該レンズ部4からの放出する光を均一にそろえるアウタレンズ部11を設けてあるため、より一様に面発光させることができると共に、該アウタレンズ11とレンズ部4の間で、該レンズ部4の表面部4aに近接して、光拡散部12を設けているため、より一様に面発光させることができる。 【0080】しかも、この光拡散部12は、光拡散特性の異なる2枚のフィルム12A,12Bを重ねて構成しているため、光の拡散度の調整をより簡単に、そして適切に行うことができる。 【0081】なお、本実施形態ではレンズ部4に2重レンズ4A,4Bを用いたものを示したが、図4に示すように、レンズ部4を一枚レンズで構成しても良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004455 【氏名又は名称】日立化成工業株式会社 【識別番号】000003997 【氏名又は名称】日産自動車株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年6月22日(1998.6.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−11726(P2000−11726A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月14日(2000.1.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−175144 |
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