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【発明の名称】 フロアスタンド
【発明者】 【氏名】小島 昭

【氏名】青木 正英

【要約】 【課題】サーキュレータとしての機能を兼ねた安価なかつ便利なフロアスタンドを提供する。

【解決手段】垂直に配置する直管形の蛍光ランプ20を備える。蛍光ランプ20を取巻く筒状の透光カバー30を備える。蛍光ランプ20・透光カバー30を床面上に垂直に保持する台座10を備える。台座10にフレーム15が付属する。透光カバー30の下部に空気取入れ口32を形成する。透光カバー30の上部に該カバー内の空気を上向きに吐射する空気吐出し口34を形成する。透光カバー30内の空気を上向きに加速するフアン70を備える。筒状の透光カバー30を室内の空気を下方から上方へ吐射する筒状体として利用する。このフロアスタンドは透光カバー30を兼用した冷気捕集形・上向き吐射形のサーキュレータとしても機能する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】垂直に配置する直管形の蛍光ランプを備え、前記蛍光ランプを取巻く筒状の透光カバーを備え、前記蛍光ランプ・透光カバーを床面上に垂直に保持する台座を備え、前記透光カバーの下部に空気取入れ口を形成し、前記透光カバーの上部に該カバー内の空気を上向きに吐射する空気吐出し口を形成し、前記透光カバー内の空気を上向きに加速するフアンを備えたことを特徴とするフロアスタンド。
【請求項2】垂直に配置する直管形の蛍光ランプを備え、前記蛍光ランプを取巻く筒状の透光カバーを備え、前記蛍光ランプ・透光カバーを床面上に垂直に保持する台座を備え、前記蛍光ランプの表面、前記透光カバーの内面の少なくとも一部に光触媒層を形成し、前記透光カバーの下部に空気取入れ口を形成し、前記透光カバーの上部に該カバー内の空気を上向きに吐射する空気吐出し口を形成し、前記透光カバー内の空気を上向きに加速するフアンを備えたことを特徴とするフロアスタンド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直に配置する直管形の蛍光ランプを備え、前記蛍光ランプを取巻く筒状の透光カバーを備え、前記蛍光ランプ・透光カバーを床面上に垂直に保持する台座を備えるフロアスタンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内低所の冷気と室内高所の熱気を入れ替え、循環するサーキュレータは公知である。直管形の蛍光ランプとそれを取巻く筒状の透光カバーを備えるフロアスタンドも公知である。前者は前者専用の、後者は後者専用の備品であり、両者は互いに別個の機器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はサーキュレータとしての機能を兼ねた便利な安価なフロアスタンドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のフロアスタンドは、垂直に配置する直管形の蛍光ランプを備える。前記蛍光ランプを取巻く筒状の透光カバーを備える。前記蛍光ランプ・透光カバーを床面上に垂直に保持する台座を備える。前記透光カバーの下部に空気取入れ口を形成する。前記透光カバーの上部に該カバー内の空気を上向きに吐射する空気吐出し口を形成する。前記透光カバー内の空気を上向きに加速するフアンを備える。筒状の透光カバーを室内の空気を下方から上方へ吐射する筒状体として利用する。フロアスタンドは透光カバーを兼用した上向き吐射形のサーキュレータとしても機能する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を用いて説明する。本発明に係る図1のフロアスタンドは、垂直に配置する直管形の蛍光ランプ20を備える。蛍光ランプ20を取巻く筒状の透光カバー30を備える。蛍光ランプ20・透光カバー30を床面上に垂直に保持する台座10を備える。台座10にフレーム15が付属する。透光カバー30の下部に空気取入れ口32を形成する。透光カバー30の上部に該カバー内の空気を上向きに吐射する空気吐出し口34を形成する。透光カバー30内の空気を上向きに加速するフアン70を備える。フアン70にプロペラ75が付属する。
【0006】図1について補足する。蛍光ランプ20を保持する図外のソケットをフレーム15に固着する。透光カバー30は合成樹脂製である。透光カバー30は両端開放形である。フレーム15の下部寄りの箇所を枠状に形成し、そこにファン70を装着する。ファン70本体はプロペラ75の動力源であるが、より正確には電子点灯装置をも含む部品ボックスである。ファン70を駆動すると、矢印の空気流が生する。80は空気取入れ口32を過ぎたそのやや高部に装着されるフィルタである。これにより、空気を漉して塵埃等を除く。90は透光カバー30の内面に付着する光触媒層である。図示の光触媒層90は二酸化チタンの層であり、蛍光ランプ20の光を受け、また空気流に接する。光触媒層90は蛍光ランプ20の光ないしは紫外線に反応して空気中に浮遊する細菌等の有害物を分解する。ファン70で透光カバー30内に集めた空気を光触媒層90に触れさせて効率よく分解する。
【0007】ファン70で加速され、上向きに吐射された空気は、室内高所に達する。フロアスタンドは室内低所(フロア)に配置され、その付近の冷気を集めて上向きに吐射する。吐射された冷気は室内高所に達し、代わりにその付近の熱気を低所に誘い込み、サーキュレータとして機能する。冷気捕集形・上向き吐射形のサーキュレータである。サーキュレータとしての機能を強めるためにファン70は大容量のものであることが望ましい。通風抵抗となるファン70がある場合は特に大容量のものであることが望ましい。従って、ファン70による騒音が問題となるが、フロアスタンドは机上用電気スタンド(読書用電気スタンド)とは異なり、やや離れた箇所において使用することが可能であるために、騒音の影響は軽微である。また、騒音が気になる場合はファン70を一時的あるいは間欠的に稼動し、常々は単なるフロアスタンドとして用いる用法も可能である。
【0008】図示の光触媒層90は透光カバー30の内面に形成ものである。それに代えて蛍光ランプ20の表面に光触媒層を形成してもほぼ同効である。また、透光カバー30内面の光触媒層90と蛍光ランプ20表面の図外の光触媒層を併用し、その効果を高めることも可能である。また、空気吐出し口34をすぼめ、空気流の、吐射速度を増してより高所に達するように工夫することも有用である。
【0009】
【発明の効果】本発明はいわば床面載置形・縦置き形の直管形蛍光ランプ用フロアスタンドにフアンを加え、筒状の透光カバーと前記ファン等によるサーキュレータ機能を与えた兼用形フロアスタンドである。これによれば、筒状の透光カバーを有用できるため、総じて安価なかつ便利な兼用フロアスタンドが得られる。
【出願人】 【識別番号】000005474
【氏名又は名称】日立照明株式会社
【出願日】 平成11年5月28日(1999.5.28)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−340006(P2000−340006A)
【公開日】 平成12年12月8日(2000.12.8)
【出願番号】 特願平11−188022