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【発明の名称】 照明器具及び道路灯
【発明者】 【氏名】岡 義郎

【要約】 【課題】不用意にストッパに触れた場合にも、灯体上部が閉まる方向に倒れることを防止できるようにする。

【解決手段】符号1は直線形ポール用の道路灯であり、道路灯1は、灯体下部10と、灯体上部30と、ランプ2を取り付けるソケット11と、透明板12と、反射鏡40と、ヒンジ部50,51と、ストッパ60とから構成される。ストッパ60は、所定の操作により前記灯体上部30を開いた状態で保持するとともに、このような保持を行う場合に、前記灯体上部30を前記灯体下部10より反対側に回転する方向に重力が加わる位置で保持する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、所定の操作により前記灯体上部を開いた状態で保持するとともに、このような保持を行う場合に、前記灯体上部を前記灯体下部側の反対側に回転する方向に重力が加わる位置で保持するストッパと、を具備したことを特徴とする照明器具。
【請求項2】 下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、前記灯体下部と灯体上部との一方に設けられた位置合わせ用凹部と、前記灯体下部と灯体上部との他方に設けられ、前記灯体下部の部品収納開口を灯体上部が閉じた状態で前記位置合わせ用凹部に挿入することにより前記灯体上部の前記灯体下部に対する位置を安定させる位置合わせ用凸部と、を具備したことを特徴とする照明器具。
【請求項3】 下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、前記灯体下部に設けた貫通穴であって、下側の縁部を地面水平面に対して45°以上の角度で形成し、内部に侵入した水を排出する水抜き穴と、を具備したことを特徴とする照明器具。
【請求項4】 下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に傾斜した状態で取付けられ、下面に平面部を形成するとともに、下面の前記ポールの回りにポールに対して垂直となる傾斜部を形成する灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、を具備したことを特徴とする照明器具。
【請求項5】 下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させるとともに、道路側の一部の形状をランプからの光を道路側から歩道側に反射して照射する角度に形成した反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、を具備したことを特徴とする道路灯。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はポールの上側に取付けられた状態で照明を行う照明器具及び道路灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路灯では、ポールの上側に灯体を取付ける事により、所定の高さに配置するようにしていた。この場合のポールとしては、直線形、長円形、折れ線形等の形式があるが、近年では取付け作業の容易さ等の理由により、直線形が普及してきている。
【0003】このような直線形のポールを用いた道路灯では、灯体下部をポールに取付け、灯体上部を灯体下部に対してヒンジ部により開閉可能し、灯体上部を灯体下部に対して開いた状態でポールへの取付けやメンテナンス、ランプの交換を行うものが実用化されている。
【0004】このような従来の道路灯では、灯体上部を灯体下部に対して開いた状態で作業する場合に、灯体上部が邪魔にならないように、灯体上部を灯体下部に対して80°程度の角度で開いた状態で保持するストッパを設けたものがある。しかしながら、このような状態で作業する場合において、不用意にストッパに触れてストッパの係止が外れた場合、灯体上部が閉まる方向に倒れることになり、作業者の手が灯体上部と灯体下部との間に挟まれる場合があり不都合である。
【0005】また、このような道路灯において、CAD/CAM/CAEの発達により、コンパクトな反射鏡が開発されており、灯体上部に反射鏡を取付け、灯体下部にランプを取付ける器具が増えてきている。この場合、灯体上部と灯体下部を閉じた場合、ランプと反射鏡の位置関係がずれる場合があり、希望の配光がでなかった。
【0006】また、このような道路灯において、灯体下部には、内部に侵入した水を排出するための水抜き穴が設けられているが、このような水抜き穴は、下側の縁部を地面水平面上に対して平行またはそれに近い状態で形成しているため、水の張力により水切れが悪く、灯体の内部に水が残り、内部を腐食させることが多々あった。
【0007】また、従来の道路灯において、灯体下部の下面や光の透過部となる下部カバーが曲面で構成されているため、灯体のポールへの取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合、安定性が悪くなっていた。
【0008】また、従来の道路灯の反射鏡では、道路側の面を反射する光が反射鏡の縁部や灯体下部に遮光され、無駄な部分となっていた。また、道路側の面から反射した光が反射鏡側に戻れば、乱反射の原因になってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の道路灯では、不用意にストッパに触れてストッパの係止が外れた場合、灯体上部が閉まる方向に倒れることになり、作業者の手が灯体上部と灯体下部との間に挟まれる場合があり不都合であった。また、灯体上部と灯体下部を閉じた場合、ランプと反射鏡の位置関係がずれる場合があり、希望の配光がでなかった。また、灯体下部の水抜き穴は、下側の縁部を地面水平面上に対して平行またはそれに近い状態で形成しているため、水切れが悪く、灯体の内部に水が残り、内部を腐食させることが多々あった。また、従来の道路灯において、灯体下部の下面や光の透過部となる下部カバーが曲面で構成されているため、灯体の取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合、安定性が悪くなっていた。また、従来の道路灯の反射鏡では、道路側の面を反射する光が反射鏡の縁部や灯体下部に遮光され、無駄になったり、道路側の面から反射した光が反射鏡側に戻って、乱反射したりしていた。
【0010】この発明は上記問題点を除去し、不用意にストッパに触れた場合にも、灯体上部が閉まる方向に倒れることを防止することができる照明器具の提供を目的とする。また、灯体上部と灯体下部を閉じた場合、ランプと反射鏡の位置関係がずれるのを防止することができる照明器具の提供を目的とする。灯体下部の水抜き穴の水切れを良くすることができる照明器具の提供を目的とする。また、灯体の取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合の安定性を向上できる照明器具の提供を目的とする。また、反射鏡の道路側の面で反射する光を有効活用できる道路灯の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具は、下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、所定の操作により前記灯体上部を開いた状態で保持するとともに、このような保持を行う場合に、前記灯体上部を前記灯体下部側の反対側に回転する方向に重力が加わる位置で保持するストッパと、を具備したことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の照明器具は、下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、前記灯体下部と灯体上部との一方に設けられた位置合わせ用凹部と、前記灯体下部と灯体上部との他方に設けられ、前記灯体下部の部品収納開口を灯体上部が閉じた状態で前記位置合わせ用凹部に挿入することにより前記灯体上部の前記灯体下部に対する位置を安定させる位置合わせ用凸部と、を具備したことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の照明器具は、下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、前記灯体下部に設けた貫通穴であって、下側の縁部を地面水平面に対して45°以上の角度で形成し、内部に侵入した水を排出する水抜き穴と、を具備したことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の照明器具は、下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に傾斜した状態で取付けられ、下面に平面部を形成するとともに、下面の前記ポールの回りにポールに対して垂直となる傾斜部を形成する灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させる反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、を具備したことを特徴とする。
【0015】請求項5記載の道路灯は、下側開口した照射開口及び上側開口した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる灯体下部と、この灯体下部の部品収納開口に設けられ、ランプを発光可能な状態で取り付けるソケットと、前記ランプからの照明光を反射させるとともに、道路側の一部の形状をランプからの光を道路側から歩道側に反射して照射する角度に形成した反射鏡と、前記灯体下部の照射開口に設けられ、前記ランプ及び反射鏡からの照明光を外側に透過させる透明板と、前記灯体下部側の面に前記反射鏡を取付け、前記灯体下部の部品収納開口を開閉する灯体上部と、前記灯体下部と灯体上部との間に設けら、前記部品収納開口を開閉する場合に前記灯体上部を前記灯体下部に対して回転させるヒンジ部と、を具備したことを特徴とする。
【0016】請求項1記載の構成によれば、不用意にストッパに触れた場合にも、灯体上部が閉まる方向に倒れることを防止することができる。
【0017】請求項2記載の構成によれば、灯体上部と灯体下部を閉じた場合、ランプと反射鏡の位置関係がずれるのを防止できる。
【0018】請求項3記載の構成によれば、灯体下部の水抜き穴の水切れを良くすることができる。
【0019】請求項4記載の構成によれば、灯体の取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合の安定性を向上できる。
【0020】請求項5記載の構成によれば、反射鏡の道路側の面で反射する光を有効活用できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明に係る照明器具の実施の形態を道路灯に適用した場合を示す上から見た斜視図であり、灯体下部と灯体上部とを開いた状態を示している。
【0023】図1において、符号1は直線形ポール用の道路灯であり、道路灯1は、灯体下部10と、灯体上部30と、ランプ2を取り付けるソケット11と、透明板12と、反射鏡40と、ヒンジ部50,51と、ストッパ60とから構成される。
【0024】灯体下部10は、アルミダイキャストで形成され、直線形ポール3の上側に取付けられるとともに、下側開口した照射開口13と、上側開口した部品収納開口14とを有する。
【0025】照射開口13は、灯体下部10の下面の道路側寄りの部分を楕円形に貫通させたものであり、照射開口13には、平面で構成された透明板12が取付けられている。透明板12の縁部と照射開口13の縁部の間にはゴム製のパッキン15が設けられている。
【0026】部品収納開口14の歩道側にはポール受け16が設けられ、ポール受け16の右側道路寄りには、端子台17が設けられている。ポール受け16から所定間隔を置いた位置にはソケット11が設けられている。
【0027】照射開口13から所定間隔を置いた回りには、ランプ2、ソケット11及び反射鏡40を囲む壁部18が形成されている。壁部18には、コード19を通す連通部20が設けられている。コード19は、端子台17とソケット11を接続する灯体上部30は、前記灯体下部10側の面に前記反射鏡40を取付け、前記灯体下部10の部品収納開口14を開閉するようになっている。
【0028】ヒンジ部50,51は、灯体下部10の歩道側と閉じた場合の灯体上部30の歩道側との間に設けら、前記部品収納開口14を開閉する場合に前記灯体上部30を前記灯体下部10に対して回転させる。本実施の形態では、灯体下部10に対して灯体上部30は、約100°の角度で開いている。
【0029】ストッパ60は、所定の操作により前記灯体上部30を開いた状態で保持するとともに、このような保持を行う場合に、前記灯体上部30を前記灯体下部10より反対側に回転する方向に重力が加わる位置で保持する。
【0030】灯体上部30の前記壁部18に対応する位置には、パッキン31が設けられており、灯体上部30と灯体下部10が閉じられた状態でランプ2、ソケット11及び反射鏡40に対して防水を行うようになっている。
【0031】灯体下部10の道路側端部には開閉金具21が設けられ、灯体上部30を閉じた状態における灯体上部30の道路側端部には開閉金具21が係止する係止部32が形成されている。
【0032】前記灯体上部30の下面の係止部32の左右には、位置合わせ用凹部33,34が形成されている。
【0033】前記灯体下部10の前記位置合わせ用凹部33,34に対応する位置には、前記灯体下部10の部品収納開口14を灯体上部30が閉じた状態で前記位置合わせ用凹部33,34に挿入することにより灯体上部30の灯体下部10に対する位置を安定させる位置合わせ用凸部23,24が形成されている。
【0034】図2は図1の道路灯1を下から見た斜視図であり、灯体下部10と灯体上部30を閉じた状態を示している。
【0035】図2において、灯体上部30と灯体下部10は、開閉金具21が図1の係止部32を係止することにより、閉じた状態で固定している。
【0036】灯体下部10は、ポール3の上側に傾斜した状態で取付けられるとともに、下面に平面部とポール3の回りに形成されポール3に対して垂直となる傾斜部25が形成され、傾斜部25よりも道路側に照射開口13が形成されている。灯体下部10の底面は、傾斜部25と照射開口13以外の部分が平面部22となっている。
【0037】灯体下部10の道路側端面の下側左右には、水抜き穴26,27が設けられている。水抜き穴26,27は、下側の縁部を地面水平面に対して45°以上の角度で形成し、内部に侵入した水を排出するようになっている。
【0038】図3乃至図6はそれぞれ図2の道路灯の底面図、平面図、正面図、背面図である。
【0039】図3において、灯体下部10は、歩道側から台形のポール取付け部28と楕円形の照射部29を一体形成した形状になっている。ポール取付け部には傾斜部25が設けられ、照射部には照射開口13が形成されている。灯体下部10は、歩道側にヒンジ部50,51を取付け、道路側に開閉金具21を取付けている。
【0040】図4において、灯体上部30は、灯体下部10と同様の平面形に形成され、灯体下部10は、歩道側にヒンジ部50,51を取付け、道路側に開閉金具21が係止されている。
【0041】図5において、灯体下部10は、上側に向かって広がる台形に形成されている。
【0042】灯体上部30は、上側が方物線状に形成され、下側が上側に向かった広がる台形に形成されている。
【0043】灯体下部10の道路側端面の下側左右には、水抜き穴26,27が同じ高さで形成されいいる。
【0044】図6において、歩道側端面の灯体下部10と灯体上部30との間には、ヒンジ部50,51の回転部が露出している。
【0045】図7は図2の道路灯の断面図である。
【0046】図7において、灯体上部30は、前記灯体下部10側の面に前記反射鏡40を取付けるためのねじ止め部35,36が形成されている。反射鏡40は、凹面側を下にしてねじ91,92により、ねじ止め部35,36にねじ止め固定されている。
【0047】反射鏡40の下側縁部は、パッキン15と接触している。
【0048】灯体上部30の反射鏡40の回りには壁部37が形成され、壁部37の下端部にパッキン31が取付けられている。
【0049】灯体下部10の前記壁部18の上端部は、灯体上部30のパッキン31と接触しており、ランプ2、ソケット11及び反射鏡40は、透明板12、パッキン15、灯体下部10の下面板、壁部18、パッキン31、壁部37、灯体上部30の上面板により防水が行われている。
【0050】反射鏡40は、前記ランプ2からの照明光を反射させるとともに、道路側の一部の反射面41をランプ2からの光を道路側から歩道側に反射して照射する角度に形成している。
【0051】灯体下部10の部品収納開口14の歩道側には、ポール3が挿入される筒状部81が形成され、筒状部に上端にポール受け16が捩子止め固定されている。
【0052】ポール受け16は、ボルトによりポール3を固定するようになっている。
【0053】図8及び図9は図1のストッパ60及びその周辺を拡大した示す斜視図であり、図8にストッパ60が記灯体上部30をこれ以上開かないようにする場合を示し、図9にストッパ60が記灯体上部30をこれ以上閉じないようにする場合を示している。
【0054】図8において、ストッパ60は、灯体下部10に設けた突起部61と、突起部に取り付ける金具62と、連結用ワイヤ63と、灯体上部30に設けた突起部65と、突起部65に取り付ける金具66とから構成されている。
【0055】ワイヤ63は一端側がコ字状に折り曲げられコ字状部67となり、他端側がL字状に折り曲げられ、L字状部68となっている。灯体下部10の内側には、四角柱状の突起部61が設けられている。この突起部61の先端には、ワイヤ63のコ字状部67を回転可能な状態で取り付ける金具62がねじ止めにより取付けられている。灯体上部30の内側には、板状の突起部65が設けられている。この突起部65の端部には、ワイヤのL字状部68が挿入される切欠き69が形成されており、切欠き69の前後に突起部71,72が形成されている。ヒンジ部50,51側の突起部72には、金具66がねじ止めにより取付けられている。この金具66と突起部72は、メンテナンス等の作業において、灯体上部30をこれ以上開かないようにL字状部を係止するフック73となっている。
【0056】図8の状態から灯体上部30が閉じようする場合、図9において、L字状部68が突起部71に当たり、これ以上閉じないようになっている。メンテナンス等の作業が終了し、灯体上部30が閉じようする場合、L字状部68を切欠き69から外し、ワイヤ63をヒンジ部50側の反対側に回転させ、破線に示す位置にする。これにより、灯体上部30を灯体下部10側に回転させ、灯体上部30と灯体下部10を閉じることができる。
【0057】図10は図1の位置合わせ用凹部33,34と凸部23,24とを示す説明図である。
【0058】前記灯体上部30の位置合わせ用凹部33,34と、灯体下部10に対する位置を安定させる位置合わせ用凸部23,24とは同じ間隔で形成されてる。
【0059】図11は図1の位置合わせ用凹部33,34と凸部23,24とを示す断面図である。
【0060】図11において、凸部23,24と凹部33,34とは、互いに密接するように表面形状が一致しており、灯体上部30と灯体下部10を閉じた場合、図1のランプ2と反射鏡40の位置関係がずれるのを防止できる。
【0061】図12は図2の水抜き穴26,27を示す説明図である。
【0062】水抜き穴26,27は、貫通穴であって、灯体下部10の道路側の面のと壁部18の間の水抜きを行う位置に設けられており、上側の縁部は地面水平面に対して水平で形成し。下側の縁部を地面水平面に対して45°以上(本発明の実施の形態の場合80°程度)の角度で形成し、灯体下部10の内部に侵入した水を排出する。
【0063】図13は図7の反射鏡40を示す底面図である。
【0064】図13において、反射鏡40は、図7のねじ止め部35,36…に対応する中央3か所に、ねじ穴42,43,44が形成されてる。反射鏡40は、道路側に、ランプ2からの光を道路側から歩道側に反射して照射する角度に形成した反射面41が設けられている。この場合反射面41は、平面状ととなっているが、ランプ2からの光を道路側から歩道側に効率良く反射できるのなら、曲面で形成してもよい。反射鏡40は、通路側に、ランプ2が挿入される切欠き43が形成されている。
【0065】図14は図13の反射鏡40の適用例を示す説明図である。
【0066】図14において、照明器具を取り付けるポール3の側面には、反射板80が取り付けられており、ランプ2からの反射面41を反射した光は、反射板80により道路側に反射され、道路に照射される。これにより、ランプ2からの光を有効活用できる。
【0067】このような発明の実施の形態によれば、ストッパ60は、前記灯体上部30を前記灯体下部10より反対側に回転する方向に重力が加わる位置で保持するので、不用意にストッパ60に触れた場合にも、灯体上部30が閉まる方向に倒れることを防止することができ、メンテナンスやランプ交換において作業性を向上できる。また、位置合わせ用凹部33,34と凸部23,24により、灯体上部30と灯体下部10を閉じた場合、ランプ2と反射鏡40の位置関係がずれるのを防止できる。また、水抜き穴26,27の下側の縁部を地面水平面に対して45°以上の角度で形成したので、灯体下部10の水抜き穴26,27の水切れを良くすることができる。これにより、灯体の内部に水が残るのを防止し、内部を腐食を防止できる。また、灯体下部10の下面に平面部22を形成したことにより、下面に平面部とポールに対する灯体の取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合の安定性を向上でき、作業性を向上できる。また、反射鏡40は、道路側に、ランプ2からの光を道路側から歩道側に反射して照射する角度に形成した反射面41が設けられているので、反射鏡40の道路側の面で反射する光を有効活用でき、省エネルギー化を図ることができる。
【0068】尚、図1の実施の形態では、照明器具を道路灯として用いたが、公園用の照明装置等、各種適用できる。また、図1の図1の実施の形態では、灯体上部30を位置合わせ用凹部33,34を形成し、前記灯体下部10に位置合わせ用凸部23,24を形成したが、灯体上部30を位置合わせ用凸部を形成し、前記灯体下部10に位置合わせ用凹部を形成してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、不用意にストッパに触れた場合にも、灯体上部が閉まる方向に倒れることを防止することができ、メンテナンスやランプ交換において作業性を向上できる。また、灯体上部と灯体下部を閉じた場合、ランプと反射鏡の位置関係がずれるのを防止できる。また、灯体下部の水抜き穴の水切れを良くすることができ、灯体の内部に水が残るのを防止し、内部を腐食を防止できる。また、下面に平面部とポール灯体の取付け前や取外し後に地面で作業を行う場合の安定性を向上でき、作業性を向上できる。また、反射鏡の道路側の面で反射する光を有効活用でき、省エネルギー化を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
【出願日】 平成11年5月10日(1999.5.10)
【代理人】 【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
【公開番号】 特開2000−322903(P2000−322903A)
【公開日】 平成12年11月24日(2000.11.24)
【出願番号】 特願平11−128835