| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】小野 広茂
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| 【要約】 |
【課題】複数の本体ケ−スを連結する際の連結機構を簡略な構成とした照明器具を提供すること。
【解決手段】安定器等が収納される本体ケ−ス1の端部には、上側表面に縦方向に長穴9が形成される。ストッパ3を有するガイド2を本体ケ−ス1に接合する。エンド部11には、吊具挿入穴13とリ−ド線挿通穴14を設けている。本体ケ−ス1を単体で使用する場合には、エンド部11を矢視A方向にガイド2に沿って本体ケ−ス1内に収納し、ねじ4aで摺動自在に長穴9に固定する。本体ケ−ス1を他の本体ケ−ス1aと連結する際には、ねじ4aを長穴9でスライドさせてエンド部11を本体ケ−スの端部から引き出し、エンド部11を他の本体ケ−ス1aの長穴9aに挿入されたねじ4cにより摺動自在に固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上側表面に縦方向に長穴が形成された本体ケ−スと、ストッパを有するガイドと、吊具挿入穴を有するエンド部とを有し、前記ガイドを本体ケ−スの端部に接合し、前記エンド部をガイドに沿って本体ケ−スの端部に収納して、当該エンド部を前記長穴から挿入されるネジにより摺動自在に固定した照明器具であって、前記ねじを長穴でスライドさせてエンド部を本体ケ−スの端部から引き出して、他の本体ケ−スと当該本体ケ−スとをエンド部を介して連結することを特徴とする照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の本体ケ−スを連結する際の連結機構を簡略な構成とした照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】事務室や工場等のような広いスペ−スを照明する際に、蛍光ランプ等の長尺状のランプを用いた照明器具を長さ方向に複数連結して、天井や梁から垂下している吊具に取り付ける場合がある。 【0003】図9、図10は、このように照明器具を長さ方向に複数連結する構成の一例を示す分解斜視図である。図9において、Pは照明器具の本体ケ−スで、安定器やリ−ド線等が収納される。本体ケ−スPの端部の上側表面には、吊具挿入穴Pa、ねじ穴Pbが設けられている。Qはエンド部で、その上側表面には、吊具挿入穴Qa、ねじ穴Qbが設けられている。本体ケ−スPの端部の内面にエンド部Qを挿入し、スポット溶接等により取り付ける。 【0004】図10において、Rは断面が略コ字状に形成されている連結器具で、上側表面にはねじ穴Ra、Rbが設けられている。Ta、Tbはかしめねじ、Ua、Ubは蝶ナットである。Sは前記本体ケ−スPに連結される他の照明器具の本体ケ−スである。 【0005】次に、連結器具Rにより照明器具を連結する例について説明する。本体ケ−スPの端部に、前記のようにエンド部Qを固定する。また、他の本体ケ−スSの端部にも図示を省略しているエンド部を固定する。この際に、本体ケ−スPの吊具挿入穴Paとエンド部Rの吊具挿入穴Qaとが重なるようにすると共に、本体ケ−スPのねじ穴Pbとエンド部Rのねじ穴Qbを重なるようにする。同様に、他の本体ケ−スSとエンド部も双方の吊具挿入穴とねじ穴が重なるようにして、エンド部を他のケ−スに固定する。 【0006】次に、吊具を本体ケ−スPの吊具挿入穴Paとエンド部Qの吊具挿入穴Qaに挿入し、その下部からねじ込み式の係止部材をねじ込み、本体ケ−スPを吊具に固定する。連結器具Rの一方端部を本体ケ−スPの上側表面の外側にかぶせ、連結器具Rのねじ穴Raを本体ケ−スPのねじ穴Pb、エンド部Qのねじ穴Qbと重ねる。ねじ穴RaからかしめねじTaを挿入し、蝶ナットUaで本体ケ−スPに連結器具Rを固定する。 【0007】連結器具Rの他方端部を、他の本体ケ−スSの上側表面の外側にかぶせ、連結器具Rのねじ穴Rbを他の本体ケ−スSのねじ穴Sa、エンド部ねじ穴と重ねる。ねじ穴RbからかしめねじTbを挿入し、蝶ナットUbで他の本体ケ−スSに連結器具Rを固定する。 【0008】以下同様にして、エンド部と連結器具とを用いて順次長さ方向に本体ケ−スを所定数連結する。なお、図示を省略しているが本体ケ−スの両端にソケット台を取り付け、2灯または4灯の蛍光ランプを固定し、連結器具を通してリ−ド線を導出する。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このように、本体ケ−スを所定数長さ方向に連結して照明器具を形成する際には、エンド部と連結器具とを用いているので部品点数が増大し、コストが高くなるという問題があった。また、照明器具を取り付ける際の工数が多く、作業負担が増大するという問題があった。 【0010】本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本体ケ−スを複数連結する際のコストと作業負担を軽減した照明器具の提供を目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、照明器具を、上側表面に縦方向に長穴が形成された本体ケ−スと、ストッパを有するガイドと、吊具挿入穴を有するエンド部とを有し、前記ガイドを本体ケ−スの端部に接合し、前記エンド部をガイドに沿って本体ケ−スの端部に収納して、当該エンド部を前記長穴から挿入されるネジにより摺動自在に固定した照明器具であって、前記ねじを長穴でスライドさせてエンド部を本体ケ−スの端部から引き出して、他の本体ケ−スと当該本体ケ−スとをエンド部を介して連結する構成とすることにより達成される。 【0012】本発明の上記特徴によれば、単体で使用する場合には本体ケ−スの端部にエンド部を収納し、他の本体ケ−スと連結して使用する場合には、前記エンド部を本体ケ−スの端部から引き出して連結具として用いている。このため、別途連結器具を設ける必要がないので、照明器具のコストを低減することができる。 【0013】また、本体ケ−スの上側表面に縦方向に形成される長穴から挿入されるネジにより、エンド部を摺動自在に固定し、他の本体ケ−スと連結して使用する場合には、前記ねじを長穴でスライドさせてエンド部を本体ケ−スの端部から引き出しているので、他の本体ケ−スと連結するための工数が減少し、作業負担を軽減することができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態の照明器具について図1〜図8を参照して説明する。図3〜図6は、本発明の照明器具に用いる本体ケ−ス1の一方端部の斜視図であり、本体ケ−ス1の内部構成の理解を容易にするために、中央部で縦方向に分割した状態で示している。 【0015】図3において、16は本体ケ−ス1の端部に設けるソケット台で、フランジ部にねじ穴16aを形成している。また、ソケット台16の端面には、ソケットに形成されている突起部と係合する開口部16b、16cを設けている。本体ケ−ス1にはスポット溶接でガイド2を接合しており、ガイド2の底板にはねじ穴2xが形成されている。 【0016】17は、ソケット台16をガイド2に固定するためのねじである。ソケット台16のフランジ部に形成しているねじ穴16aを、ガイド2の底板に形成したねじ穴2xと重ね、図4の斜視図に示すようにねじ17を挿入して締め付け、ソケット台16をガイド2に固定する。 【0017】次に、図5の斜視図に示すようにエンド部11を用意する。このエンド部11は、図9で説明したように、上側表面には、ねじ穴12a、12b、吊具挿入穴13が設けられており、また、一方端部には、リ−ド線挿通穴14が設けられている。エンド部11のリ−ド線挿通穴14が設けられている側とは反対側の端部、および下側の面は開放されている。 【0018】エンド部11を、矢視B方向からガイド2に沿って本体ケ−ス1内に挿入する。図6の斜視図に示すように、エンド部11の開放側端部がガイド2のストッパ3に当接する位置で停止し、エンド部11のリ−ド線挿通穴14が設けられている側の面は、本体ケ−ス1の端部の位置に揃えられる。本体ケ−ス1の上側表面に縦方向に形成されている長穴9からねじ4aが挿入され、エンド部11のねじ穴12bと係合して、エンド部11をねじ4aにより摺動自在に固定する。 【0019】図7は、このようにして、ソケット台16とエンド部11とを本体ケ−ス1に取り付けた状態を示す斜視図である。ソケット台16には、本体ケ−ス1を挾んで左右両側に破線で示しているようなソケット18a、18bを固定する。 【0020】この際に、ソケット台16の端面に形成している開口部16b、16cおよび16d、16eにソケット18a、18bに形成されている突起部を嵌め込む。本体ケ−ス1の反対側の端部にも同様にソケット台が取り付けられ、そのソケット台にソケットを固定している。 【0021】このように、本体ケ−ス1の両端に設けたソケット台に所要数のソケットを固定して、当該ソケットに複数本の蛍光ランプの端子が差し込まれる。図8は、図7のようにソケット台16を取り付け、エンド部11をガイド2に沿って収納した本体ケ−スの一方端部の状態を示す側面図である。 【0022】本体ケ−ス1に他の本体ケ−スを連接する場合には、図1の分解斜視図に示すように、本体ケ−ス1のガイド2に沿って収納しているエンド部11を、矢視A方向から引き出す。この際に、ねじ4aは長穴9に沿ってスライドし、長穴9の端部で停止してエンド部11を固定する。なお、本体ケ−ス1は、内部の構成の理解を容易にするために、中央部で縦方向に分割した状態で示している。 【0023】本体ケ−ス1に連結される他の本体ケ−ス1aの一端には、ストッパ3aを設けたガイド2aが接合されている。また、長穴9aにねじ4cを挿入し、長穴9aの端部にねじ4cを摺動する。エンド部11を他の本体ケ−ス1aのガイド2aに沿って挿入し、ストッパ3aの位置で停止させる。この位置で、ねじ4cをエンド部11のねじ穴12aに挿入し、エンド部11を固定する。 【0024】このようにして、本体ケ−ス1と他の本体ケ−ス1aとをエンド部11で連結し、エンド部11に形成している吊具挿入穴13に吊具を挿入してエンド部11と吊具とを固定する。図2は、本体ケ−ス1と他の本体ケ−ス1aとをエンド部11で連結した状態を示す側面図である。8は、前記エンド部11の吊具挿入穴13に挿入される吊具、8aは、ねじ込み式の係止部材、15は、本体ケ−ス1と他の本体ケ−ス1aとの電気回路を接続するリ−ド線である。 【0025】なお、図示を省略しているが、本体ケ−ス1の端部近傍には図9で示したと同様に、吊具挿入穴が設けられており、本体ケ−ス1に他の本体ケ−ス1aを連結することなく単独で使用する場合には、エンド部11をガイド2に沿って本体ケ−ス1の端部に収納し、吊具挿入穴に吊具を挿入して本体ケ−ス1と吊具とを固定する。 【0026】上記の例は、本体ケ−ス1と他の本体ケ−ス1aとをエンド部11で連結して二連の構成とした例であるが、他の本体ケ−ス1aに設けたエンド部11aを用いて、本体ケ−ス1と他の本体ケ−ス1aとを連結した状態で、他の本体ケ−ス1aに更に異なる本体ケ−スを連結して、三連の構成とすることもできる。以下同様にして、本体ケ−スに収納されているエンド部を引き出して順次連結し、所定数の本体ケ−スを連結した照明器具を得ることができる。 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明装置は、単体で使用する場合には本体ケ−スの端部にエンド部を収納し、他の本体ケ−スと連結して使用する場合には、前記エンド部を本体ケ−スの端部から引き出して連結具として用いている。このため、別途連結器具を設ける必要がないので、照明器具のコストを低減することができる。 【0028】また、本体ケ−スの上側表面に縦方向に形成され長穴から挿入されるネジによりエンド部を摺動自在に固定し、他の本体ケ−スと連結して使用する場合には、前記ねじを長穴でスライドさせてエンド部を本体ケ−スの端部から引き出しているので、他の本体ケ−スと連結するための工数が減少し、作業負担を軽減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000244040 【氏名又は名称】明治ナショナル工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月6日(1999.4.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103791 【弁理士】 【氏名又は名称】川崎 勝弘 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−294009(P2000−294009A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−98288 |
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