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【発明の名称】 電球形蛍光ランプ
【発明者】 【氏名】近藤 和良

【要約】 【課題】一度完成したランプ製品の明るさを変えたい。

【解決手段】消費電力に依存する電力依存部品45を部品パッケージ42にモールディングする。部品パッケージ42をカバー部40に設けられたパッケージ装着口41から装着する。カバー部40には、消費電力に依存しない共通部品が一体化されてモールドされている。部品パッケージ42を交換することにより明るさの選択が自由に行える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプを収納するグローブと、ランプを点灯する点灯回路を収納するカバー部とを有する電球形蛍光ランプにおいて、点灯回路の一部の部品をカバー部の外部から装着することを特徴とする電球形蛍光ランプ。
【請求項2】 上記カバー部は、点灯回路の他の部品の少なくとも一部をカバー部内にモールドしていることを特徴とする請求項1記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項3】 上記カバー部の外部から装着される点灯回路の一部の部品は、消費電力の大きさによって変更される部品を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項4】 上記カバー部の外部から装着される点灯回路の一部の部品は、点灯回路の他の部品に比べて故障しやすい部品を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電球形蛍光ランプ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電球形蛍光ランプに関するものである。特に、異なる消費電力を持つ電球形蛍光ランプの共通部品を一体化し、消費電力により異なる部品を装着することにより、電球形蛍光ランプの消費電力を自由に選択することができる発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電球形蛍光ランプを示す図である。ランプ1は、グローブ2に収納されている。また、基板3とインバータ回路部品7がカバー部4に収納されている。口金6は、カバー部4の上に取り付けられている。
【0003】従来の電球形蛍光ランプに内蔵されるインバータ回路は、ランプの消費電力(ワット数又は明るさ)に応じてインバータ回路を設計し、個別に製品を組み上げてきた。従って、できあがった製品の明るさを変えることはできない。例えば、消費電力が10ワットで製造された蛍光ランプを他の消費電力の蛍光ランプ、例えば、14ワット、18ワット又は23ワットの蛍光ランプに変更することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電球形蛍光ランプは、製造時点から消費電力に応じて製品が製造されているため、一度完成した製品の消費電力を変更するということができないという課題があった。また、消費電力に応じて生産ラインを切り換えなければならないという課題があった。
【0005】この発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、電球形蛍光ランプにおいて、10ワット、14ワット、18ワット、23ワット等の消費電力が異なる場合においても、一度製品にした電球形蛍光ランプの値を変更することができる電球形蛍光ランプを提供することを目的とする。また、組み立てラインを変更することなく、消費電力の異なる電球形蛍光ランプを製造できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】後でコピーする。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明の電球形蛍光ランプを示す図である。従来例と異なる点は、カバー部4に、開口されたパッケージ装着口41を設け、パッケージ装着口41から部品パッケージ42をカバー部4の外部から装着可能とした点である。図2は、部品パッケージ42の一例を示す図である。図3は、図1に示した電球形蛍光ランプの上部断面図である。カバー部40は、10,14,18,23ワットに共通に用いられるインバータ回路部品7を一体化し、モールドしたものである。一方、部品パッケージ42は、10,14,18,23ワットそれぞれに別個に用いられる部品のみを電力依存部品45としてモールドしたものである。従って、図2に示す部品パッケージ42は、形状は同一だが、例えば、10ワット用、14ワット用、18ワット用、23ワット用の4種類が存在する。部品パッケージ42をパッケージ装着口41から矢印Aの方向にスライドして挿入することにより、部品パッケージ42がカバー部40にはめ込まれる。部品パッケージ42には、矢印Bの方向に回動可能な接続端子43が上下グローブ2カ所に取り付けられている。部品パッケージ42がパッケージ装着口41に対して挿入されると、接続端子43は一端へこみ、接続端子43がターミナル46のくぼみにきた時点で再び飛び出し、接続端子43がラッチ係合することにより部品パッケージ42がカバー部40に固定される。そして、接続端子43とターミナル46は、電気的に結合する。ターミナル46は、基板3と電気的に結合されている。従って、部品パッケージ42の内部にモールディングされた電力依存部品45は、基板3及びインバータ回路部品7と電気的に結合し、点灯動作可能となる。
【0008】なお、図2に示した接続端子43は、ラッチ係合する形を示しており、矢印Aの方向に挿入された後は、引き出すことができない形状をしているが、接続端子43の形状を、ラッチ形でなく、山形、或いは、カーブ形にすることにより部品パッケージ42は、カバー部40に対して着脱可能にできる。従って、一度製造された製品の明るさを部品パッケージ42を変更することにより容易に変えることができる。
【0009】実施の形態2.図4は、接続端子43の代わりに、凹コネクタ44を用いる場合を示している。図5は、電球形蛍光ランプの上部断面図である。凹コネクタ44は、凸コネクタ47と結合する。凸コネクタ47は、基板3に電気的に結合されているため、電力依存部品45と基板3及びインバータ回路部品7が電気的に結合する。なお、コネクタの形状はどのような形状でもよい。また、図5に示すように、部品パッケージ42にモールディングされている電力依存部品45は、複数あっても構わない。
【0010】実施の形態3.図6は、電解コンデンサ5を部品パッケージ42に配置した場合を示している。図6の場合は、電解コンデンサ5は部品パッケージ42にモールディングされているのではなく、電解コンデンサ5の周囲に空気層(断熱層)を設けている。また、部品パッケージ42に通気孔48を設けることにより、部品パッケージ42の内部の空気と外部の空気が流通できるようにし、更に、放熱効果を高めている。図6に示す場合は、インバータ回路部品7の内、熱に弱い電解コンデンサ5を、特に部品パッケージ42により隔離する場合を示している。仮に、電解コンデンサ5が故障した場合でも、部品パッケージ42を取り替えることにより新たな電解コンデンサ5を装着することができ、容易に修理をすることができる。なお、電界コンデンサ5以外の故障しやすい部品を部品パッケージ42に配置してもよい。
【0011】実施の形態4.図示していないが、図3と図6を組み合わせて1つの部品パッケージ42の中に電力依存部品45と電解コンデンサ5を配置しても構わない。或いは、1つの電球形蛍光ランプに対して、図3の部品パッケージ42と図6の部品パッケージ42をそれぞれ個別に設けても構わない。
【0012】同様に、図5と図6を組み合わせて1つの部品パッケージ42の中に電力依存部品45と電解コンデンサ5を配置しても構わない。或いは、1つの電球形蛍光ランプに対して、図5の部品パッケージ42と図6の部品パッケージ42を個別に配置しても構わない。
【0013】上記説明においては、部品パッケージ42に電力依存部品45を配置する場合を説明したが、電力依存部品45及びその他消費電力には依存しない部品を合わせて部品パッケージ42に配置しても構わない。また、カバー部40の内部に部品をモールディングする場合を示したが、モールディングしない場合であっても構わない。また、部品パッケージ42の内部に電力依存部品45をモールディングする場合を示したが、モールディングしない場合でもあっても構わない。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、製品の完成後に必要に応じてランプの明るさを変えることができる。
【0015】また、この発明によれば、消費電力が異なる電球形蛍光ランプを製造する場合においても、1つの組み立てラインを用いて製造することができる。
【出願人】 【識別番号】591015625
【氏名又は名称】オスラム・メルコ株式会社
【出願日】 平成11年4月2日(1999.4.2)
【代理人】 【識別番号】100099461
【弁理士】
【氏名又は名称】溝井 章司
【公開番号】 特開2000−294004(P2000−294004A)
【公開日】 平成12年10月20日(2000.10.20)
【出願番号】 特願平11−96682