| 【発明の名称】 |
照明器具及び照明システム |
| 【発明者】 |
【氏名】金子 直礼
【氏名】守田 勲生
【氏名】市川 充二
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| 【要約】 |
【課題】組立部品及び組立工数を低減し、支持バーの強度を高める。
【解決手段】器具反射板22の両側の当接縁27を第一の支持バー11により支持し、反射端板23を第二の支持バー12により支持し、第二の支持バー12と器具反射板22の端面との間で反射端板23を挟持するように構成した。これにより、器具反射板22と反射端板23とを組み立てるための組立部品を省略することができる。また、第一、第二の支持バー11,12は、孔等を加工する必要がなく、しかも、第一の支持片33又は第二の支持片35,36が屈曲形成されているため、特に曲げ方向に対する強度を高くすることができる。さらに、照明器具20として組み立てる前の本体21、器具反射板22、反射端板23等を単体で扱うことができるため、梱包荷姿を小さく且つ単純な形状にして梱包資材の軽減に寄与することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天井に格子状に配設された複数の支持バーのうち隣接する平行な二本の第一の支持バーに支持される当接縁を両側に有し、前記当接縁と直交する両端に開口面を有する器具反射板と;前記第一の支持バーと直交して隣接する二本の第二の支持バーに支持されて前記第二の支持バーと前記器具反射板の前記開口面側の端面との間で支持される反射端板と;蛍光ランプが接続されるソケット、安定器等を支持して前記器具反射板の上面に取り付けられる本体と;を備える照明器具。 【請求項2】 前記反射端板はコの字形の断面形状に形成されている請求項1記載の照明器具。 【請求項3】 隣接する前記第一の支持バーに係止される係止部を両端に有し、前記本体を前記器具反射板に弾性的に押圧する押圧部を中央部に有するバネを備える請求項1又は2記載の照明器具。 【請求項4】 相対向する二辺に形成された当接縁と、これらの当接縁と直交する両端に形成された開口面とを有する器具反射板と;前記器具反射板の前記開口面に当接される反射端板と;蛍光ランプが接続されるソケット、安定器等を支持して前記器具反射板の上面に取り付けられる本体と;前記器具反射板の当接縁を支持する第一の支持片を有して平行に天井に配設される複数の第一の支持バーと;前記反射端板を支持する第二の支持片を有し、前記器具反射板の前記開口面側の端面との間で前記反射端板を挟持する複数の第二の支持バーと;を備える照明システム。 【請求項5】 隣接する前記第一の支持バーに係止される係止部を両端に有し、前記本体を前記器具反射板に弾性的に押圧する押圧部を中央部に有するバネを備える請求項4記載の照明システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、天井に取り付けられる照明器具及び照明システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近来、照明器具を天井に取り付ける場合における施工工数を少なくするために、照明器具が取り付けられる支持バーを格子状に配設することが行われている。以下、支持バーに取り付けられる照明器具の従来の一例を図6に示す。 【0003】図6に示す照明器具100は、本体101と、器具反射板102と、この器具反射板102の長手方向の両端を閉塞する反射端板103とを組み立てることにより構成されている。本体101には、図示しないが安定器や点灯装置等が内蔵され、本体101の下面の両端に取り付けられたソケット104は器具反射板102の上面に形成された開口部(図示せず)から下方に突出され、これらのソケット104に蛍光ランプ105が接続される。また、本体101の側面には電源に接続される電源端子台101aが設けられている。反射端板103には位置決めバネ106と取付金具107とが設けられている。 【0004】そして、室内の天井には、平行に配設された複数(図6では1本しか図示せず)の支持バー108と、これらの支持バー108と直交する複数本の支持バー109とが格子状に設けられている。支持バー109には反射端板103の位置決めバネ106が係止される位置決め穴110と、取付金具107が係止される係止穴111とが形成されている。また、支持バー108の下縁には器具反射板102の下縁を支える支持片112が形成され、支持バー109の下縁には反射端板103を支える支持片113が形成されている。 【0005】このような照明器具100は、器具反射板102の下縁を支持バー108の支持片112の上に置き、反射端板103の下縁を支持バー109の支持片113に置き、位置決めバネ106を支持バー109の位置決め穴110に係止させることで、支持バー109に対する照明器具100の位置を定め、取付金具107を支持バー109の係止穴111に係止させることで固定される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】図6に示す照明器具100は、本体101と器具反射板102と反射端板103とを組み立てにより結合するため組立箇所が多くなる。これに伴い組立部品及び組立工数が増え、製造コストが高くなる。また、照明器具100の位置決めバネ106が係止される位置決め穴110や、取付金具107が係止される係止穴111を支持バー109に加工するため工数が増加し、また、支持バー109の強度が低下する問題がある。 【0007】そこで、本発明は、組立部品及び組立工数を低減し、支持バーの強度を高め得る照明器具及び照明システムを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具は、天井に格子状に配設された複数の支持バーのうち隣接する平行な二本の第一の支持バーに支持される当接縁を両側に有し、前記当接縁と直交する両端に開口面を有する器具反射板と;前記第一の支持バーと直交して隣接する二本の第二の支持バーに支持されて前記第二の支持バーと前記器具反射板の前記開口面側の端面との間で支持される反射端板と;蛍光ランプが接続されるソケット、安定器等を支持して前記器具反射板の上面に取り付けられる本体と;を備える。 【0009】したがって、本体が取り付けられる器具反射板は、その両側に形成された当接縁が第一の支持バーにより支持される。反射端板は、器具反射板の開口面に当接された状態で第二の支持バーにより支持される。請求項1記載の発明では、反射端板は剛性の高い厚板により形成された平坦な反射端板を含む。また、本体は器具反射板に直接取り付けられる構成を含む。 【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の照明器具であって、前記反射端板はコの字形の断面形状に形成されている。 【0011】したがって、薄板材料を用いて剛性の高い反射端板が得られる。請求項2記載の発明は、水平方向の断面形状がコの字形の反射端板、及び鉛直方向の断面形状がコの字形の反射端板を含む。 【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の照明器具であって、隣接する前記第一の支持バーに係止される係止部を両端に有し、前記本体を前記器具反射板に弾性的に押圧する押圧部を中央部に有するバネを備える。 【0013】したがって、バネの押圧部を本体の上面に当接し、バネの両端の係止部を第一の支持バーに係止させた状態では、本体がバネの圧力により器具反射板の上面に圧接され、その圧力により器具反射板の当接縁が第一の支持バーに圧接される。請求項3記載の発明において、バネは板材又は線材により形成されたものを含む。 【0014】請求項4記載の照明システムは、相対向する二辺に形成された当接縁と、これらの当接縁と直交する両端に形成された開口面とを有する器具反射板と;前記器具反射板の前記開口面に当接される反射端板と;蛍光ランプが接続されるソケット、安定器等を支持して前記器具反射板の上面に取り付けられる本体と;前記器具反射板の当接縁を支持する第一の支持片を有して平行に天井に配設される複数の第一の支持バーと;前記反射端板を支持する第二の支持片を有し、前記器具反射板の前記開口面側の端面との間で前記反射端板を挟持する複数の第二の支持バーと;を備える。 【0015】したがって、本体が取り付けられる器具反射板は、その両側に形成された当接縁が第一の支持バーの第一の支持片により支持される。請求項4記載の発明において、反射端板は、器具反射板の開口面に当接された状態で第二の支持バーの第二の支持片により支持される。請求項4記載の発明では、本体は器具反射板に直接取り付けられる構成を含む。 【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の照明システムであって、隣接する前記第一の支持バーに係止される係止部を両端に有し、前記本体を前記器具反射板に弾性的に押圧する押圧部を中央部に有するバネを備える。 【0017】したがって、バネの押圧部を本体の上面に当接し、バネの両端の係止部を第一の支持バーに係止させた状態では、本体がバネの圧力により器具反射板の上面に圧接され、その圧力により器具反射板の当接縁が第一の支持バーに圧接される。請求項5記載の発明において、バネは板材又は線材により形成されたものを含む。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は照明システムの全体構成を示す分解斜視図、図2は照明器具を反射端板と平行な平面上で断面にして示す縦断正面図、図3は照明器具を反射端板と直交する平面上で断面にして示す縦断側面図である。 【0019】本実施の形態における照明システムAは、支持バーユニット10と、照明器具20とにより構成されている。支持バーユニット10は、複数の第一の支持バーと複数の第二の支持バーとを格子状に配置することにより形成されている。ここでは、一つの照明器具20を支持するに必要な支持バーにのみ符号を付して説明する。すなわち、所定の間隔をおいて配置された二本の第一の支持バー11と、これらの第一の支持バー11と直交する方向で所定の間隔をおいて配置された第二の支持バー12とにより形成された長方形の空間部13に照明器具20が取り付けられる。 【0020】本実施の形態における照明器具20は、本体21と器具反射板22と反射端板23と二つのバネである板バネ24とを具備する。本体21は細長い下面開口の箱形形状に板金加工されたもので、この本体21には安定器(後述する)、端子台(図示せず)及びソケット25等が支持されている。 【0021】器具反射板22は、その上面の両端に形成されてソケット25を突出させるためのソケット孔26と、長手方向の二辺に形成されて第一の支持バー11に支持される当接縁27と、長手方向の両端に形成された開口面28とを有する。 【0022】反射端板23は内面が器具反射板22の開口面28側の端面に当接されるもので、外側に屈曲する屈曲片29,30を上下に形成されるように鉛直方向の断面形状がコの字形をしている。 【0023】板バネ24は、第一の支持バー11に係止される係止部31を両端に有し、中央には本体21の上面を押圧する押圧部32を有している。なお、本体21と器具反射板22とを直接取り付ける構成を採用する場合は、板バネ24は省略してもよい。 【0024】図2に示すように、第一の支持バー11は二枚の板材を折り曲げ接合等の手段により結合することにより形成され、下縁には器具反射板22の当接縁27を支持する第一の支持片33が形成され、上部には板バネ24の係止部31が係止される係止片34が形成されている。 【0025】図3に示すように、第二の支持バー12も、第一の支持バー11と同様に二枚の板材を折り曲げ接合等の手段によ結合することにより形成され、下縁には反射端板23の屈曲片29を支持する第一の支持片35が一体に形成され、上部には反射端板23の屈曲片30を支持する第二の支持片36が形成されている。 【0026】なお、図2に示す37は本体21の内部に支持された安定器、図3に示す38はソケット25に接続された蛍光ランプである。 【0027】次に、照明器具20の組立作業及び支持バーユニット10に対する照明器具20の組立作業について説明する。まず、器具反射板22の開口面28に反射端板23の平坦面を当接し、その状態で器具反射板22と反射端板23とを第一、第二の支持バー11,12で囲まれた空間部13に挿入する。この状態では、器具反射板22の両側の当接縁27が、図2に示すように、第一の支持バー11の第一の支持片33により支持される。図2に示すように、器具反射板22の幅と隣接する第一の支持バー11の垂直面の対向幅とは略等しいが、器具反射板22を傾けたり僅かに弾性的に変形させることにより隣接する第一の支持バー11の間に器具反射板22を挿入する事が可能である。 【0028】反射端板23は、図3に示すように下縁の屈曲片29が第二の支持バー12の第二の支持片35により支持され、上縁の屈曲片30が第二の支持片36により支持される。図3に示すように、隣接する第二の支持バー12の垂直面の対向幅は、この第二の支持バー12の垂直面と器具反射板22の端面との間で反射端板23を挟持する程度に定められているが、組立過程では、第二の支持バー12の対向幅は多少可変可能であるので、組立作業に支障はない。 【0029】次に、図2に示すように、器具反射板22のソケット孔26(図1参照)にソケット25を挿入しながら器具反射板22の上面に本体21を置き、板バネ24の押圧部32を本体21の上面に当接し、その板バネ24の両側を下方に弾性的に撓ませて両端の係止部31を第二の支持バー12の第二の支持片36の下側に係止させる。 【0030】これにより、本体21は板バネ24により器具反射板22の上面に圧接され、器具反射板22は板バネ24の圧力により当接縁27が第一の支持バー11の第一の支持片33に圧接され、反射端板23は第二の支持バー12の第二の支持片35,36の間で上下方向の動きが阻止され、第二の支持バー12の垂直面と器具反射板22の端面との間で挟持される。 【0031】このように、反射端板23は第二の支持バー12により支持されて第二の支持バー12と器具反射板22の開口面28側の端面との間で挟持されるため、器具反射板22と反射端板23とを組み立てるための組立部品を省略することができる。また、請求項3に対応する板バネ24を備えているため、第一の支持バー11に支持された器具反射板22の上面に本体21を置き、この本体21の上面を押圧する板バネ24の係止部31を第一の支持バー11に係止させるだけで、器具反射板22と本体21とを組み立てることができる。これにより、器具反射板22と本体21とを直接組み立てる組立部品を省略することができる。 【0032】さらに、第一、第二の支持バー11,12は、孔等を加工する必要がなく、しかも、第一の支持片33、係止片34、第二の支持片35,36等が屈曲形成されているため、これらのリブ効果により特に曲げ方向に対する強度を高くすることができる。 【0033】また、反射端板23は垂直方向の断面形状がコの字形をしているため、薄い板材を用いても剛性を高くすることができる。 【0034】さらに、照明器具20として組み立てる前の本体21、器具反射板22、反射端板23、板バネ24は単体で扱えるため、梱包荷姿を小さく且つ単純な形状にすることができ、これにより、梱包資材の浪費を軽減することができる。とくに、反射端板23を組み立てた状態の器具反射板22は嵩張るが、器具反射板22単体では複数枚重ね合わせることができるため、この点においても梱包荷姿の小型化、梱包資材の軽減に寄与することができる。 【0035】なお、上記の反射端板23に代えて、図4に示すように、両側に屈曲片39を有し、水平方向の断面形状をコの字形にした反射端板40を用いてもよい。また、上記の板バネ24に代えて、図5に示すように、鋼線等の線材を用いたワイヤバネ43をバネとしてもちいてもよい。この場合、ワイヤバネ41の両端に形成した係止部42を第一の支持バー12の第二の支持片36(図2参照)の下側に係止させ、中央部に形成した押圧部43で本体21(図2参照)の上面を押圧するようにする。 【0036】 【発明の効果】請求項1及び請求項4記載の発明によれば、器具反射板の両側縁に形成された当接縁のそれぞれを第一の支持バーにより支持し、器具反射板の開口面側の端面に当接される反射端板を第一の支持バーと直交する二本の支持バーにより支持し、第二の支持バーと器具反射板の端面との間で反射端板を挟持するように構成したので、器具反射板の両側を二本の第一の支持バーにより支持することができ、反射端板を第二の支持バーにより支持するとともに、この第二の支持バーと器具反射板の端面との間で挟持することができ、したがって、器具反射板と反射端板とを組み立てるための組立部品を省略することができる。また、第一、第二の支持バーは、孔等を加工する必要がなく、しかも、第一又は第二の支持片が屈曲形成されているため、特に曲げ方向に対する強度を高くすることができる。さらに、照明器具として組み立てる前の本体、器具反射板、反射端板等を単体で扱うことができるため、梱包荷姿を小さく且つ単純な形状にして梱包資材の軽減に寄与することができる。 【0037】請求項2記載の発明によれば、反射端板はコの字形の断面形状に形成されているので、薄板材料を用いて剛性の高い反射端板を製作することができる。 【0038】請求項3及び5記載の発明によれば、隣接する第一の支持バーに係止される係止部を両端に有し、本体を器具反射板に弾性的に押圧する押圧部を中央部に有するバネを備えるので、バネの押圧部を本体の上面に当接し、バネの両端の係止部を第一の支持バーに係止させることで、器具反射板と本体とを組み立てることができる。これにより、器具反射板と本体とを直接組み立てる組立部品を省略することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月26日(1999.3.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101177 【弁理士】 【氏名又は名称】柏木 慎史 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−276904(P2000−276904A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月6日(2000.10.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−83011 |
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