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【発明の名称】 足元用照明器具
【発明者】 【氏名】長田 明彦

【要約】 【課題】足元用照明器具において、消費電力の低減およびスイッチ操作の煩わしさを無くすことに加え、足元の照明機能と感熱センサの機能との一体化を図ることで、部品点数および設置の手間の削減を図り、かつ、照明光が直接人の目に入ることなく足元方向に集光させるようにして防眩性能および足元照明性能の向上を図ること。

【解決手段】カバー3およびケース2からなる器体1と、カバー3の内側を上下に仕切る仕切壁31と、仕切壁31の上下位置に開口された上側開口部32aおよび下側開口部32bと、上側開口部32aに臨んで配置された感熱センサ72,仕切壁31の下側に配置された発光体71,および接続端子4を含む電子部品を有した基板7と、上側開口部32aを覆うセンサレンズ9と、下側開口部32bを覆うランプフード10と、発光体71の光を下側開口部32bに導く傾斜壁34と、を備えている構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前面側を覆うカバーおよび後面側を覆うケースとからなる器体と、前記カバーの内側を上下に仕切る仕切壁と、前記カバーにおいて、仕切壁よりも上と下の位置にそれぞれ開口された上側開口部および下側開口部と、前記器体の内部に設置され、前記上側開口部に臨んで配置された感熱センサ,前記仕切壁の下側に配置された発光体,および電源との接続用の接続端子を含む電子部品を有した基板と、前記上側開口部を覆うセンサレンズと、前記下側開口部を覆うランプフードと、前記発光体の光を下側開口部に導く傾斜壁と、を備えていることを特徴とする足元用照明器具。
【請求項2】 前記カバーの表面には、上側開口部と下側開口部との間に位置して、遮蔽壁が前記仕切壁に連続して形成され、前記発光体が遮蔽壁の内側面に対向して配置されていることを特徴とする請求項1記載の足元用照明器具。
【請求項3】 前記傾斜壁は、前記カバーと一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の足元用照明器具。
【請求項4】 前記傾斜壁は、発光体の光を集光する方向に円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3記載の足元用照明器具。
【請求項5】 前記発光体が、白色LEDで構成されていることを特徴とする請求項1ないし4記載の足元用照明器具。
【請求項6】 前記電源の接続端子が、前記傾斜壁の裏面に配置されていることを特徴とする請求項1ないし5記載の足元用照明器具。
【請求項7】 前記基板には、光センサが感熱センサに並設されていることを特徴とする請求項1ないし6記載の足元用照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足元を照らす足元用照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、夜間に、足元を低い照度で照らし、特に、夜中に目が覚めた時などに利用者が眩しく感じることなく歩行などを助ける足元用照明器具が知られている。このような足元用照明器具は、従来、発光体として電球が用いられるとともに、点灯/消灯の切り換えをスイッチ操作により行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の足元用照明器具は、点灯/消灯の切り換えをスイッチ操作により行うように構成されていたため、通常、消灯させていると、いざ点灯しようとした時に真っ暗な中でスイッチ操作を行うことが難しい。そこで、夜間は常時点灯させるようにすると、前記したスイッチ操作の煩わしさは解消できるが、消費電力が多くなって省エネという観点からは好ましいものではない。
【0004】上記問題を解決するために、人を検知して自動的に点灯/消灯を切り換えるようにすることが考えられる。このように人を検知して自動的にオン/オフを切り換えるスイッチとして、例えば、特開平9−82188号公報や特開平9−50749号公報に記載された感熱センサスイッチが公知である。この感熱センサスイッチは、人、厳密には人体などの熱放射体から放射される熱線を検知して、照明器具などに対してオン・オフを切り換えるよう構成されている。
【0005】したがって、本願発明者は、発明の第1段階として、上記足元用照明器具に、上記公報記載の感熱センサスイッチを適用することを考えた。このように構成することにより、夜間、通常は照明を消灯させておき、人が来た時のみ、自動的に一定時間照明を点灯させるというような使用が可能であり、よって、暗いところでのスイッチ操作が不要になって便利であるし、消費電力も低減できる。
【0006】しかしながら、上述のように、従来の足元用照明器具の点灯/消灯の切り換えを、従来の感熱センサスイッチにより切り換える構成としても、以下に列挙する解決すべき課題を有していた。
イ)足元用照明器具と感熱センサスイッチとをそれぞれ設ける必要があるため、設置に手間がかかるし、部品点数が多くなって、コスト的に不利である。
ロ)足元を照明する場合、その照明光が上方にも向かう構造であると、暗い場所から移動してきた人は眩しく感じるもので、特に、老人などのように瞳孔の調整能力が低減した人が夜中にトイレに行く場合などには、一旦、光が目に入ると、瞳孔の調整が間に合わず、眩しく感じるとともに、しばらく目が見えない状態となることがある。このため、照明光を上方に拡散させることなく確実に足元のみを照らす構造とすることが望まれていたが、従来、これを充分に達成することができなかった。
ハ)足元用照明器具にあっては、上述のように電球を使用したものが一般的であり、使用に伴って、電球切れが生じ、その度に電球を交換する必要があり、維持に手間がかかる。また、電球交換時の安全対策を図る必要があり、その分、構成の複雑化ならびにコストアップを招く。
【0007】本発明は、上述の解決すべき課題に着目してなされたもので、足元用照明器具において、消費電力の低減を図るとともに、スイッチ操作の煩わしさを無くすことを可能とするのに加えて、足元の照明機能と感熱センサの機能との一体化を図ることにより、部品点数および設置の手間の削減を図り、かつ、照明光が直接人の目に入ることなく足元方向に集光させるようにして、防眩性能および足元照明性能の向上を図ることを主たる目的とし、さらに、電球の交換を不要としてメンテナンス性の向上、および構成の簡略化を図ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明の足元用照明器具は、前面側を覆うカバーおよび後面側を覆うケースとからなる器体と、前記カバーの内側を上下に仕切る仕切壁と、前記カバーにおいて、仕切壁よりも上と下の位置にそれぞれ開口された上側開口部および下側開口部と、前記器体の内部に設置され、前記上側開口部に臨んで配置された感熱センサ,前記仕切壁の下側に配置された発光体,および電源との接続用の接続端子を含む電子部品を有した基板と、前記上側開口部を覆うセンサレンズと、前記下側開口部を覆うランプフードと、前記発光体の光を下側開口部に導く傾斜壁と、を備えている構成とした。
【0009】したがって、本発明によれば、感熱センサが人を検知したら発光体を点灯させることができ、スイッチ操作を行うことなく自動的に点灯/消灯を行うことができ、これにより、消費電力の削減ならびに操作性の向上を図ることができる。また、点灯時には、発光体の光は、上側開口部に対しては器体内において仕切壁で遮られているため、上側開口部から上方に向かうことなく下側開口部からのみ器体外に導かれて、照明を行うものであり、かつ、この時、発光体の光を、傾斜壁により下側開口部により導くようにしていることにより、発光体の直接光が下側開口部から上方に向かい難い。よって、発光体の光が、利用者の目に入ることなく、防眩性能の向上を図り、足元のみを照らすようにすることができる。さらに、感熱センサが内部に設けられているため、別途感熱センサを設置する必要がなくなり、設置の手間ならびに部品点数を削減できる。
【0010】また、請求項2に記載のように、請求項1記載の足元用照明器具において、前記カバーの表面に、上側開口部と下側開口部との間に位置して、遮蔽壁を前記仕切壁に連続して形成し、前記発光体を遮蔽壁の内側面に対向して配置するのが好ましい。この構成によれば、発光体の点灯時に、発光体から正面に水平に向かう光は遮蔽壁により遮られ、光がよりいっそう下側開口部から上方に向かい難くなり、防眩性能の向上を図ることができる。
【0011】また、請求項3に記載のように、請求項1または2記載の足元用照明器具において、前記傾斜壁を、前記カバーと一体に形成するのが好ましい。この構成によれば、発光体の光を、好ましい方向である足元方向に導くようにすることができる傾斜壁を、安価かつ容易に提供することができる。
【0012】また、請求項4に記載のように、請求項1ないし3記載の足元用照明器具において、前記傾斜壁を、発光体の光を集光する方向に円弧状に形成するのが好ましい。この構成によれば、円弧状の傾斜壁により、発光体の光を、むやみに拡散させることなく、足元用照明器具として好ましい方向である足元方向に集めて、照明性能の向上を図ることができる。
【0013】また、請求項5に記載のように、請求項1ないし4記載の足元用照明器具において、前記発光体を、白色LEDで構成するのが好ましい。この構成によれば、電球の交換が不要となって、メンテナンス性の向上を図ることができ、かつ、電球交換に対応した安全対策が不要となって構成の簡略化を図ることができる。
【0014】また、請求項6に記載のように、請求項1ないし5記載の足元用照明器具において、前記電源の接続端子を、前記傾斜壁の裏面に配置するのが好ましい。
【0015】また、請求項7に記載のように、請求項1ないし6記載の足元用照明器具において、前記基板に、光センサを感熱センサに並設するのが好ましい。この構成によれば、光センサにより、発光体を発光させることが不要な状態を検知して、人を検知しても無駄に点灯しないようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】図6は、実施の形態の足元用照明器具の設置状態を示す斜視図である。本実施の形態では、足元用照明器具を家屋内、例えば廊下などに設置する場合を示しており、特に、本実施の形態では、コンセントと一体的に設置した形態を示している。すなわち、図6において、Aは本実施の形態の足元用照明器具、Dは家屋の壁などに取り付けるプレート、CはこのプレートDの前面を覆うプレートカバー、Bはコンセントである。なお、このように、本実施の形態では、屋内用のものを示しているが、玄関や渡り廊下などような屋外にも適用することができる。
【0018】以下に、図1〜図5により実施の形態の足元用照明器具Aについて詳細に説明する。なお、図1は足元用照明器具の分解斜視図、図2は足元用照明器具の斜視図、図3は足元用照明器具の縦断面図、図4は足元用照明器具の横断面図、図5は足元用照明器具の5面図である。
【0019】図2に示すとおり、足元用照明器具Aは、箱形に形成された器体1を有しており、この器体1は、前面側を覆う樹脂製のカバー3と、後面側を覆う樹脂製のケース2とを備え、ケース2に形成された4つの爪25をそれぞれカバー3に形成された受穴35に係合させることで両者2,3が相対的に固定されている。
【0020】前記カバー3は、図1に示すように、前面に、上側開口部32aと遮蔽壁33と下側開口部32bとが、上から順に(この上下方向は図6に示す設置状態における方向を言い、以下において方向を述べる場合もこの設置状態における方向とする)形成されている。なお、上側開口部32aならびに遮蔽壁33は、緩やかな円弧形状に形成されている。また、カバー3の側面に形成されている複数の突起110は、前記プレートDへの取付の際の位置決め用のものである。
【0021】前記上側開口部32aは、熱線を透過させる半透明の薄板から成るセンサレンズ9により覆われており、一方、前記下側開口部32bは、所望の光の透過量が確保され半透明のランプフード10により覆われている。なお、前記センサレンズ9は、図1に示すように、円弧形状に形成され、かつ、箱状に形成されたレンズホルダ8に爪92を係合させることで支持されている。そして、このレンズホルダ8は、爪84を第1基板7aに形成された穴74に係合させることで、基板7に支持されている。一方、前記ランプフード10は、図示のように、前面が3面の山形形状に形成されているとともに、下面102を有したに縦断面L字形状に形成されている。そして、上端部および下端部に形成された係合穴104,103をカバー3に形成された爪39,38(図3参照)に係合させるとともに、内面に突設された凸条101,101をケース2の下端部前面に形成された溝36,36に係合させて固定されている。また、本実施の形態では、このランプフード10として、白色のものを用いているが必要に応じて他の色に着色してもよい。
【0022】さらに、図3に示されているように、前記遮蔽壁33と一体に、仕切壁31が水平方向に形成されており、この仕切壁31によりカバー3の内部が上下に仕切られている。
【0023】前記器体1の内部には、電子部品を有した基板7が設置されている。この基板7は、第1基板7aと第2基板7bとを略平行に並べて構成され、第1基板7aの前面には、白色LEDから成る発光体71と、熱線を検知する感熱センサ72と、光を検出する光センサ73と、が設けられていて、設置状態において、感熱センサ72および光センサ73が、前記仕切壁31の上側に前記上側開口部32aに臨んで配置されている一方、前記発光体71が、仕切壁31の下側に前記遮蔽壁33の内面に対向して配置されている。
【0024】さらに、前記カバー3には、発光体71の下方位置であって、ランプフード10(下側開口部32b)と対向する位置に、傾斜壁34が形成されている。この傾斜壁34は、発光体71の光を反射させ、その間接光をランプフード10(下側開口部32b)を介して斜め下方に導くとともに、この間接光を所定範囲外に拡散させることなく集光するものであり、図示のように前面が、上向き傾斜しているとともに、図4に示すように中央が窪んだ円弧形状に形成されている。
【0025】前記傾斜壁34の裏側には、基板7に設けられている電子回路と電源とを接続する接続端子4,4が設けられている。これら接続端子4,4は、図1に示すように、前面に設けられている切り起こしによる突片42ならびに円柱状の突起43を、第1基板7aに形成された係合穴75,76に差し込んで突片42を係合穴76周囲に形成された電子回路の回路パターンに半田付して固定されている。各接続端子4には、押えばね5,5および解除部材6が組み込まれ、その組込み状態で、ケース2の端子収納部21に収納されている。なお、押えばね5,5は、接続端子4の挟持片41と協同して図4に示すケース2の裏側に設けた導線挿入孔23から挿入した図外の導線を挟持するものであり、また、解除部材6は、同じくケース2の裏側に設けた工具挿入孔24からドライバなどの工具を差し込むことで押えばね5を撓ませて導線の挟持を解除するための部材である。また、ケース2において22は、第2基板7bを収容している基板収納部22である。
【0026】次に、基板7に設けられている電子部品について簡単に説明すると、この電子部品は、発光体71の点灯/消灯を制御する。すなわち、この電子部品は、感熱センサ72が人(熱線)を検出したら、その時点から予め設定された一定時間だけ発光体71を点灯させ、それ以外では発光体71を消灯させておく制御を実行するとともに、この点灯制御を、光センサ7が所定以上の光量を検出しない夜間などの暗い場合に限って行うよう制御するものである。
【0027】以上のように構成した足元用照明器具Aは、屋内において、例えば、寝室とトイレとを結ぶ廊下などにおいて床に近い低い位置に設置して使用する。その設置にあたって、本実施の形態の足元用照明器具Aを設置すれば、照明部分と感熱センサ部分とが同時に設置され、これらを別体としたものに比べて取付作業性に優れるとともに、部品点数を削減して、コストダウンを図ることが可能となる。
【0028】また、足元用照明器具Aは、夜間、人を検出した時のみ発光体71が自動的に点灯して足元を照明するもので、スイッチ操作の煩わしさがないとともに、必要な時しか点灯しないため消費電力を削減できる。
【0029】そして、点灯時において、発光体71の光はランプフード10を介して器体1の外に向かうが、この場合、図3に示すように、発光体71から直接下方に向かう光と、仕切壁31で反射して下方に向かう光と、傾斜壁34で反射して下方に向かう光との、そのいずれの光も図示のように下方に向かうもので、この光が上方に向かうことがない。したがって、照明範囲を足元に絞ることができ、夜間、利用者に対して照明の光を眩しいと感じさせることがない。このことは、利用者が、老人などのように瞳孔の調整機能が低下した人である場合に、特に有効である。ちなみに、このように瞳孔の調整機能が低下した人にあっては、寝起きの状態で瞳孔が開いている時に光が目に入った場合、瞳孔を瞬時に閉じることができないため、非常に眩しく感じるとともに、しばらくの間、目が見えない状態となってしまうものであり、本実施の形態では、このような状態になるのを確実に防止できる。
【0030】さらに、本実施の形態では、上記点灯時に、直接光で照らされる場合が、遮蔽壁33および下側開口部32bにより狭められており、かつ、傾斜壁34および仕切壁31による間接光で照らす範囲を広く採っていることにより、照度を抑えたやさしい照明としている。したがって、これによっても、高い防眩性能が得られ、しかも、照度の設定自由度が高まるものである。
【0031】加えて、本実施の形態では、上述のように間接光を得るための傾斜壁34を円弧形状に形成しているため、照明範囲が水平方向に拡散することなく照明範囲が絞られるものであり、これによっても、高い防眩性能が得られるとともに、足元用照明器具としての製品品質を高めることができる。
【0032】また、本実施の形態にあっては、発光体71として、白色LEDを使用しているため、電球を用いた場合に比べて、電球の交換が不要でありメンテナンス性に優れているとともに、電球交換時における安全対策のための構成(例えば、電球交換時を検出して通電をカットするような構成)を省略でき、コスト低減を図ることができる。
【0033】加えて、本実施の形態の足元用照明器具Aは、プレートDにコンセントBと共に設けており、廊下などの、コンセントならびに足元照明が必要な箇所に設けるのに最適であるし、コンセントの設置手間も省くことができる。
【0034】以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実施の形態では、遮蔽壁33は仕切壁31とを連続して形成したが、遮蔽壁33は仕切壁31と連続させなくてもよいし、また、傾斜壁34はカバー3と一体に形成しなくてもよいとともに、必ずしも円弧形状としなくてもよい。実施の形態では、発光体71として白色LEDを用いたが、電球を用いても請求項1〜4記載の発明が奏する効果は得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の足元用照明器具にあっては、感熱センサが人を検知したら発光体を点灯させることができ、スイッチ操作を行うことなく自動的に点灯/消灯を行うことができ、これにより、消費電力の削減ならびに操作性の向上を図ることができるという効果を得られる。さらに、点灯時には、発光体の光は、上側開口部に対しては器体内において仕切壁で遮られているため、上側開口部から上方に向かうことなく下側開口部からのみ器体外に導かれて、照明を行うものであり、かつ、この時、発光体の光を、傾斜壁により下側開口部により導くようにしていることにより、発光体の直接光が下側開口部から上方に向かい難い。よって、発光体の光が、直接的に利用者の目に入ることなく、防眩性能の向上を図り、足元のみを照らすようにすることができ、足元用照明器具としての製品品質の向上を図ることができるという効果が得られる。さらに、感熱センサを内部に設けているため、別途感熱センサを設置する必要がなくなり、設置の手間ならびに部品点数を削減できるという効果が得られる。
【0036】さらに、請求項2に記載の発明では、発光体の点灯時に、発光体から正面に水平に向かう光は遮蔽壁により遮られ、光がよりいっそう下側開口部から上方に向かい難くなり、防眩性能の向上を図ることができるという効果が得られる。
【0037】また、請求項3に記載の発明では、発光体の光を、好ましい方向である足元方向に導くようにすることができる傾斜壁を、安価かつ容易に提供することができるという効果を奏する。
【0038】また、請求項4に記載の発明では、円弧状の傾斜壁により、発光体の光を、むやみに拡散させることなく、足元用照明器具として好ましい方向である足元方向に集めて、照明性能の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0039】また、請求項5に記載の発明では、電球の交換が不要となって、メンテナンス性の向上を図ることができ、かつ、電球交換に対応した安全対策が不要となって構成の簡略化を図ることができるという効果を奏する。
【0040】また、請求項7に記載の発明では、光センサにより、発光体を発光させることが不要な状態を検知して、人を検知しても無駄に点灯しないようにすることができるという効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】390005038
【氏名又は名称】神保電器株式会社
【出願日】 平成11年1月25日(1999.1.25)
【代理人】 【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟 (外1名)
【公開番号】 特開2000−215706(P2000−215706A)
【公開日】 平成12年8月4日(2000.8.4)
【出願番号】 特願平11−16058