| 【発明の名称】 |
電球およびこの電球を備えた照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ペーター ヘルビッヒ
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、金属口金部品およびプラスチック口金部品から成る口金を備えた自動車前照灯用電球に関し、電球ソケットとして形成された反射器の電球取付け開口に電球を取付ける際、この電球取付け開口に万一製造時のバリが存在していても、電球が狂った姿勢で取付けられないようにする。
【解決手段】支持スリーブ14bがその外周壁に窪み14fあるいは切欠き開口を有している。これによって、電球取付け開口21の開口縁22aに万一バリ22a2が存在していても、このバリが電球口金14b、15に接触することはない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電球口金と、透光性ガラス球(10)と、このガラス球(10)で包囲された少なくとも1つの発光手段(11)とを備え、電球口金が、ガラス球(10)を固定する金属保持部品(14a)と、この保持部品(14a)に結合された環状金属支持スリーブ(14b)と、電球の電気接続端子(16、17)を備え支持スリーブ(14b)を係止するプラスチック口金部品(15)とを有し、支持スリーブ(14b)がその中心軸線に対して垂直な共通の一平面内に位置する3個の基準突起(14c)を有し、これらの基準突起(14c)が電球ソケットとして形成された反射器(20)の電球取付け開口(21)に係合するために使われ、環状支持スリーブ(14b)が、電球ソケットとして形成された反射器(20)の電球取付け開口(21)に電球を固定するために使われる半径方向外側に作用する押圧ばね(14d)を有し、この押圧ばね(14d)が第1の基準突起(14c)の下に配置されている電球において、環状支持スリーブ(14b)がその外周壁に、第2および第3の基準突起(14c)の下にそれぞれ、基準突起(14c)から間隔を隔てられた窪み(14f)あるいは切欠き開口を有していることを特徴とする電球。 【請求項2】 請求項1記載の電球と反射器(20)とを備え、その反射器(20)が反射器のガラス球側内側面(20a)、反射器の反ガラス球側外側面(20b)、光出射開口、および電球ソケットとして形成された電球取付け開口(21)を有し、電球取付け開口(21)が、反射器内側面(20a)に内側開口縁(22a1)を、反射器外側面(20b)に外側開口縁(22a2)を有する縁部(22)によって画成され、基準突起(14c)が反射器内側面(20a)に接し、押圧ばね(14d)が電球取付け開口(21)の縁部(22)に接し、支持スリーブ(14b)が第2および第3の基準突起(14c)の下で電球取付け開口(21)の縁部(22)に接している照明装置において、電球取付け開口(21)の外側開口縁(22a2)と同じ高さに、窪み(14f)あるいは切欠き開口が配置されていることを特徴とする照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は請求項1の前文に記載の電球およびこの電球を備えた照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】このような電球は例えば国際公開第97/25733号明細書に開示されている。この明細書には、ガラス製ガラス球の中にフィラメントが封じ込まれ、金属部品とプラスチック部品とから構成された口金を備えている白熱電球、特に自動車前照灯が記載されている。ガラス球を気密に密封しているピンチは金属保持部品に固定され、この保持部品自体は直接あるいは中間リングを介して環状金属支持スリーブに結合されている。この金属支持スリーブは電球の電気接続端子を備えたプラスチック口金部品に係止されている。電球ソケットとして形成された電球取付け開口に電球を取付けるために、環状支持スリーブは、その円周にわたって等間隔に分布して同一平面内に配置され反射器の電球取付け開口に係合する3個の基準突起と、反射器の電球取付け開口の縁部に圧縮ばめで接し半径方向外側に作用する押圧ばねとを有している。支持スリーブは3個の基準突起の下にそれぞれ反射器の電球取付け開口の縁部との接触点を有している。これらの接触点の1つは押圧ばねによって形成されている。3個の基準突起は反射器の内側面に接している。反射器の電球ソケットとして形成された電球取付け開口の密封は、反射器外側面と電球口金のプラスチック口金部品との間に配置されているシリコーンシールリングによって行われている。金属部品およびプラスチック部品で構成されたこの電球口金は、一方ではその金属保持部品によって、ガラス球に対して3個の基準突起で規定された基準平面に対するフィラメントの正確な姿勢を保証し、他方ではプラスチック口金部品によって、電球口金および反射器の十分な防水シールを保証する。しかし、反射器の製造時にその電球取付け開口の外側開口縁に万一バリが生じたら、このバリが電球の組込み姿勢に悪影響を与え、反射器の光軸に対するフィラメントの姿勢を不利に狂わせてしまう。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電球口金を改良して、従来の欠点を除去した電球を提供することにある。特に本発明による電球は、反射器の電球取付け開口にバリが生じても、反射器の光軸に対するフィランメトの正確な姿勢を保って、問題なく取付けられるようにされる。 【0004】 【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれば、特許請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載の手段によって解決される。本発明の特に有利な実施態様は従属請求項に記載されている。 【0005】本発明に基づく電球は、電球口金、透光性ガラス球およびこのガラス球で包囲された少なくとも1つの発光手段を有している。その電球口金はガラス球が固定される金属保持部品と、この保持部品に結合された環状金属支持スリーブと、電球の電気接続端子を備え支持スリーブが係止されるプラスチック口金部品とを有している。環状支持スリーブは、その中心軸線に対して垂直な共通の一平面内に位置する3個の基準突起と、半径方向外側に作用する押圧ばねとを有している。その3個の基準突起は電球ソケットとして形成された反射器の電球取付け開口に係合するために使われ、押圧ばねは電球ソケットとして形成された反射器の電球取付け開口に電球を固定するために使われ、第1の基準突起の下に配置されている。本発明に基づいて環状支持スリーブはその外周壁に、第2および第3の基準突起の下にそれぞれ、基準突起から間隔を隔てられた窪みあるいは切欠き開口を有している。 【0006】これによって、反射器の電球取付け開口に万一バリが生じても、このバリが電球口金と接触することはなくなる。このようにして、反射器の電球取付け開口の縁部と支持スリーブとの3個所の接触点は、電球取付け開口の場合によってバリを有する部位から外れた場所に置かれ、反射器中心軸線に対する発光手段の姿勢が狂わされることは防止される。 【0007】本発明に基づく照明装置は、上述の特徴を備えた電球に加えて、反射器のガラス球側内側面、反射器の反ガラス球側外側面、光出射開口、および電球ソケットとして形成された電球取付け開口を有している反射器を持っている。この電球取付け開口は、反射器内側面に内側開口縁を、反射器外側面に外側開口縁を有している縁部によって画成されている。電球の基準突起は電球取付け開口に係合し、反射器内側面に接している。押圧ばねが電球取付け開口の縁部に接し、電球口金と電球取付け開口の縁部との第1の接触点を規定している。支持スリーブは第2および第3の基準突起の下で電球取付け開口の縁部に接し、電球口金と電球取付け開口の縁部との別の2つの接触点を規定している。支持スリーブの外周壁における窪みないし切欠き開口が、これらが電球取付け開口の縁部の外側開口縁と同じ高さに配置されるように設けられている。この処置によって、上述の外側開口縁が電球口金と接触せずに配置されるので、外側開口縁のバリが、電球ソケットとして形成された反射器の電球取付け開口内の電球の姿勢を狂わせることはない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下において図に示した有利な実施例を参照して本発明を詳細に説明する。 【0009】本発明の有利な実施例は、自動車前照灯に使用するために設けられる単フィラメント形ハロゲン電球である。この電球はほぼ筒形のガラス製ガラス球10を有し、このガラス球10はピンチ10aで気密に閉じられている。ガラス球10の天蓋10bに光吸収被膜が設けられている。光源としてガラス球長手軸線に対して平行に延びるフィラメント11が使われている。このフィラメント11はモリブデン線から成る2つのリード12、13に電気接続され、これらのリード12、13はピンチ10aから導き出されている。ガラス球10のピンチ10aは、鉢状保持部品14aと、中間リング14eと、環状支持スリーブ14bとから成っている金属ホルダに固定されている。電球口金は金属ホルダ14a、14bのほかに、電球の電気接続端子16、17を備えたプラスチック口金部品15も有し、このプラスチック口金部品15の中に環状金属支持スリーブ14bが係止されている。支持スリーブ14bは同一平面内に位置する3個の基準突起14cと、自動車前照灯の反射器20に電球を取付けるための押圧ばね14dとを有している。反射器20はその外側面20bとプラスチック口金部品15とに接するシリコーンシールリング19によって密封されている。図1には本発明の有利な実施例における電球の構造およびその前照灯での使用が示されている。 【0010】図2および図3には、自動車前照灯の反射器20への電球の配置が詳細に示されている。3個の基準突起14cは電球ソケットとして形成された反射器20の電球取付け開口21に係合し、反射器20の内側面20aに接している。基準突起14cは環状支持スリーブ14bの円周に等間隔で配置されている。支持スリーブ14bの押圧ばね14dは第1の基準突起14cの下に配置され、電球取付け開口21の縁部22に弾力的に接している。支持スリーブ14bは外周壁に残りの2つ(第2、第3)の基準突起14cの下にそれぞれ窪み14fを有している。これらの窪み14fはそれぞれ基準突起14cの下に約2.4mmの距離を隔てて配置されている。反射器壁は電球取付け開口21の部位において3mmの厚さを有している。従って、反射器内側面20aにおける縁部22を画成している内側開口縁22a1と、反射器外側面20bにおける縁部22を画成している外側開口縁22a2とは、3mmの相対間隔を有している。支持スリーブ14bの外周壁における窪み14fは電球取付け開口21の外側開口縁22a2と同じ高さに配置されている。反射器20の電球取付け開口21の縁部22は、上述の第2、第3の基準突起14cの範囲にそれぞれ平坦な接触面22aを有している。電球口金の支持スリーブ14bの外側面はこれらの2つの平坦な接触面22aに圧力ばめで接している。その圧力作用は押圧ばね14dによって発生されている。支持スリーブ14bと平坦な接触面22aとの接触点は基準突起14cの下および窪み14fの上に位置している。電球取付け開口21の縁部22の外側開口縁22a2に万一バリが存在していても、窪み14fが存在することにより、この外側開口縁22a2が電球口金および特に支持スリーブ14bに接触することはない。 【0011】本発明は上述の実施例に限定されない。例えば支持スリーブ14bは2つの窪み14fの代わりにその外周壁に円弧状溝を持つこともできる。この円弧状溝は平坦な接触面22aと同じ高さに配置される。支持スリーブ14bは窪み14fの代わりにその外周壁に切欠き開口、即ち貫通開口を持つこともできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391045794 【氏名又は名称】パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユア エレクトリツシエ グリユーランペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング 【氏名又は名称原語表記】PATENT−TREUHAND−GESELLSCHAFT FUR ELEKTRISCHE GLUHLAMPEN MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
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| 【出願日】 |
平成11年11月30日(1999.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075166 【弁理士】 【氏名又は名称】山口 巖
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| 【公開番号】 |
特開2000−173321(P2000−173321A) |
| 【公開日】 |
平成12年6月23日(2000.6.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−340772 |
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