| 【発明の名称】 |
照明装置および誘導灯装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】松野 将
【氏名】五十嵐 敦
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| 【要約】 |
【課題】汎用性を向上した誘導灯装置を提供する。
【解決手段】背面板5の電源線挿通孔15をノックアウトし、コネクタ28を配線挿通孔17を介して光源54のソケット52に電気的に接続する。背面表示手段50の取付部57を器具本体2の装着部に挿入し、器具本体2の背面板5に背面表示手段50を取り付けておく。器具本体2のねじ挿通孔8に内部からねじを挿通し、ねじにより天井面に器具本体2を取り付け、電源線挿通孔7から電源線を導入し、端子台26に接続する。コネクタ28を光源44のソケットに電気的に接続する。線状体59で器具本体2と表面表示手段40を接続して仮止めし、高所作業で両手を使えるようにする。表面表示手段40の取付部57を器具本体2の装着部21に挿入し、器具本体2の開口部4を表面表示手段40で閉塞する。線状体59で器具本体2と表面表示手段40とを繋ぎ、表面表示手段40の落下を防止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被取付部が設けられた枠部を周囲に有しこの枠部の少なくとも前面に開口部が形成され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少なくとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表面の表示手段と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段と;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項2】 被取付部が設けられた枠部を周囲に有し枠部の前面に開口部が形成され枠部の背面側が背面板で閉塞され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少なくとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表面の表示手段と;導光体および導光体の一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の背面板とほぼ同じ大きさで背面板に取り付けられる背面の表示手段と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段と;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項3】 背面の表示手段の光源および点灯手段を電気的に接続する配線コードと;器具本体の背面板に形成され配線コードを挿通する配線挿通孔と;を具備したことを特徴とする請求項2記載の照明装置。 【請求項4】 点灯手段と被取付部が形成された枠部との間に形成された所定の空間部と;を具備したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の照明装置。 【請求項5】 電気部品収納部に収納された端子台と;器具本体の枠部に形成され端子台に接続する電源線を挿通する電源線挿通孔と;を具備したことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の照明装置。 【請求項6】 表面の表示手段と背面の表示手段とは同一形状で、それぞれ中心線に対して非線対称に突出して形成された対をなす被取付部を有し、器具本体は、前記被取付部が取り付けられる装着部を有することを特徴とする請求項2ないし5いずれか記載の照明装置。 【請求項7】 器具本体と表示手段とを接続する線状体を具備したことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の照明装置。 【請求項8】 導光体の照射側に設けられ断面ほぼ台形状または三角形状の凸部が光源の軸と直交する方向に複数形成された光方向変換手段を具備したことを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の照明装置。 【請求項9】 光源と;光源からの光を少なくとも一面に形成された表示面側に向けて反射する円柱の周面を斜めに切り欠いた面を有する複数の微小の凹部を備え、一端から他端に向けて厚さが薄くなり一端に光源が対向し光源からの光を少なくとも一面に形成された表示面側に導く板状の導光体と;断面ほぼ三角形状の溝部を有し導光体に対向して配設された光方向変換手段と;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項10】 少なくとも前面に開口部が形成され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体およびこの導光体の一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表示手段と;光源を点灯させる蓄電池と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段と;蓄電池を電源として点灯する際の光源への出力を一定にする制御手段と;を具備したことを特徴とする請求項1ないし9いずれか記載の照明装置。 【請求項11】 光源は、ランプ電流4mAないし10mAのランプを備え、制御手段は、ランプ電流を4mAないし10mAになるように蓄電池の電流を調整することを特徴とする請求項10記載の照明装置。 【請求項12】 制御手段は、オン、オフデューティを変化させてランプ実効電流を制御することを特徴とする請求項10または11記載の照明装置。 【請求項13】 請求項1ないし12いずれか記載の照明装置の導光体に配設された誘導表示パネルを具備したことを特徴とする誘導灯装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段を有する照明装置および誘導灯装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の誘導灯装置としては、たとえば特許掲載第2779091号公報に記載されている構成が知られている。 【0003】この特許掲載第2779091号公報には、導光板の一辺に沿って蛍光ランプを配設して表示パネルを形成し、この表示パネルの背面側に蛍光ランプを点灯させる点灯装置が収納された器具本体が取り付けられている。 【0004】そして、点灯装置で蛍光ランプを点灯させ、蛍光ランプの光を導光板に照射して導光板全体をほぼ均一の明るさで照射している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特許掲載第2779091号公報に記載の構成の場合、表示パネルの背面側に器具本体を取り付けたもののため、小型化が図られていないとともに、埋込あるいは露出させて背面側を壁に取り付けることしかできず、天井面などに取り付けることができず、汎用性が低い。 【0006】また、表示パネルは片面側にしか設けることができず、両面表示に対応できない問題を有している。 【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、汎用性を向上した照明装置および誘導灯装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置は、被取付部が設けられた枠部を周囲に有しこの枠部の少なくとも前面に開口部が形成され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少なくとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表面の表示手段と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより取り付ける際の汎用性が向上する。 【0009】請求項2記載の照明装置は、被取付部が設けられた枠部を周囲に有し枠部の前面に開口部が形成され枠部の背面側が背面板で閉塞され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体および導光体の少なくとも一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表面の表示手段と;導光体および導光体の一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の背面板とほぼ同じ大きさで背面板に取り付けられる背面の表示手段と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなるとともに、小形化および薄形化が図れ、また、器具本体の背面側に背面の表示手段を設けることにより両面表示が可能となり、枠部を天井面に取り付けることにより汎用性が向上する。 【0010】請求項3記載の照明装置は、請求項2記載の照明装置において、背面の表示手段の光源および点灯手段を電気的に接続する配線コードと;器具本体の背面板に形成され配線コードを挿通する配線挿通孔とを具備したもので、配線挿通孔により背面板に配線コードを挿通できるため、背面の表示手段の取り付けを容易にできる。 【0011】請求項4記載の照明装置は、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置において、点灯手段と被取付部が形成された枠部との間に形成された所定の空間部とを具備したもので、点灯手段と被取付部が形成された枠部との間に所定の空間部を有することにより、取付の際の作業のスペースが確保でき容易に固定可能で、位置関係は被取付部を点灯手段の上方にすることにより、被取付時の作業性が向上し全体の重心が下方になり安定する。 【0012】請求項5記載の照明装置は、請求項1ないし4いずれか記載の照明装置において、電気部品収納部に収納された端子台と;器具本体の枠部に形成され端子台に接続する電源線を挿通する電源線挿通孔とを具備したもので、電気部品収納部に端子台を設けることにより、器具本体の外部に端子台を設ける必要がなくなり小型化が図れるとともに、枠部に電源線を挿通する電源線挿通孔を設けることにより、電源線を端子台に挿通するのも容易となる。 【0013】請求項6記載の照明装置は、請求項2ないし5いずれか記載の照明装置において、表面の表示手段と背面の表示手段とは同一形状で、それぞれ中心線に対して非線対称に突出して形成された対をなす被取付部を有し、器具本体は、前記被取付部が取り付けられる装着部を有するもので、表面の表示手段と背面の表示手段とを同一にすることにより生産性を向上でき、また、表面の表示手段の被取付部と背面の表示手段の被取付部の突出量を大きくとっても、それぞれの被取付部が干渉することがないため、基部本体の枠部を広くとる必要がなく薄型化を図れる。 【0014】請求項7記載の照明装置は、請求項1ないし6いずれか記載の照明装置において、器具本体と表示手段とを接続する線状体を具備したもので、表面の表示手段を装着する際の仮止めができ取付性が向上するとともに、器具本体と表示手段の距離が所定以上にならないため落下を防止できる。 【0015】請求項8記載の照明装置は、請求項1ないし7いずれか記載の照明装置において、導光体の照射側に設けられ断面ほぼ台形状または三角形状の凸部が光源の軸と直交する方向に複数形成された光方向変換手段を具備したもので、光の照射方向の輝度および均斉度が向上する。 【0016】請求項9記載の照明装置は、光源と;光源からの光を少なくとも一面に形成された表示面側に向けて反射する円柱の周面を斜めに切り欠いた面を有する複数の微小の凹部を備え、一端から他端に向けて厚さが薄くなり一端に光源が対向し光源からの光を少なくとも一面に形成された表示面側に導く板状の導光体と;断面ほぼ三角形状の溝部を有し導光体に対向して配設された光方向変換手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより汎用性が向上するとともに、光方向変換手段により光の照射方向の輝度および均斉度が向上する。 【0017】請求項10記載の照明装置は、請求項1ないし9いずれか記載の照明装置において、少なくとも前面に開口部が形成され内部に電気部品収納部が形成された器具本体と;導光体およびこの導光体の一辺に沿って設けられ導光体の側部から光を照射する光源を有し器具本体の開口部とほぼ同じ大きさで開口部を閉塞する表示手段と;光源を点灯させる蓄電池と;器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる電気的部品を有する点灯手段と;蓄電池を電源として点灯する際の光源への出力を一定にする制御手段とを具備したもので、器具本体の開口部を閉塞するように表示手段を取り付け、表示手段の導光板には光源からの光が照射されて凹部の円柱の周面を斜めに切り欠いた面で導光された光を反射することで、表示面側に向けて反射することにより構成が簡単になり、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより汎用性が向上する。 【0018】請求項11記載の照明装置は、請求項10記載の照明装置において、光源は、ランプ電流4mAないし10mAのランプを備え、制御手段は、ランプ電流を4mAないし10mAになるように蓄電池の電流を調整するもので、適切にランプを点灯する。 【0019】請求項12記載の照明装置は、請求項10または11記載の照明装置において、制御手段は、オン、オフデューティを変化させてランプ実効電流を制御するもので、少ない電流損失で適切に電流を制御して、蓄電池の放電時間を効率的に長くでき、仮に放電時間を長くする必要がない場合には蓄電池の容量を少なくできるため蓄電池および全体を小型化できる。 【0020】請求項13記載の誘導灯装置は、請求項1ないし12いずれか記載の照明装置の導光体に配設された誘導表示パネルを具備したもので、それぞれの作用を奏する。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の誘導灯装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。 【0022】図1は誘導灯装置を示す分解斜視図、図2は器具本体を背面側から示す斜視図、図3は誘導灯装置を前面側から示す一部を切り欠いた正面図である。 【0023】図1に示すように、照明装置である誘導灯装置1は、樹脂製の器具本体2を有し、この器具本体2は周囲に四角形状の枠部3を有し、この枠部3の前面側には開口部4が形成され、枠部3の背面側は背面板5で閉塞され、これら枠部3および背面板5で閉塞された部分には電気部品収納部6が形成されている。 【0024】また、枠部3の上辺には天井面などに取り付ける際に図示しない電源線を挿通する電源線挿通孔7およびこの電源線挿通孔7を中心とした対称位置に天井面などに図示しないねじなどで取り付ける際の被取付部としてのねじ挿通孔8がそれぞれ開口形成されている。一方、この枠部3の上辺の内面側には金属製の補強板11が取り付けられ、この補強板11にはフック部12が形成されている。 【0025】さらに、背面板5には壁面などに取り付ける際に図示しない電源線を挿通する電源線挿通孔15およびこの電源線挿通孔15を中心とした対称位置に壁面などに図示しないねじなどで取り付ける際の被取付部としてのだるま穴のねじ挿通孔16がそれぞれノックアウト構造で形成されるとともに、四角形状の配線挿通孔17が一対同様にノックアウト構造で形成されている。なお、ダルマ穴は下方の径が大きいものに限らず、側方に径が大きい部分を設けてもよい。 【0026】また、枠部3の両側にはそれぞれ異なる高さ位置に装着部21,21が内方に向けて突出して形成され、また、背面板5の背面側にも同様にそれぞれ異なる高さ位置に装着部22,22が開口形成され、それぞれの装着部21,22はそれぞれ正面視した場合に左右の高さ位置が同一になるように形成されている。 【0027】そして、電気部品収納部6のほぼ中央には、インバータ回路などが収納された点灯手段としての点灯ユニット25が取り付けられ、また、この点灯ユニット25の上部には端子台26が取り付けられ、これら点灯ユニット25および端子台26の間は配線コード27にて電気的に接続され、さらに、点灯ユニット25からは先端にコネクタ28を有する配線コード29が2系統引き出され、点灯ユニット25の下部にはバッテリ30が取り付けられている。 【0028】さらに、点灯ユニット25の上方の枠部3の上辺のねじ挿通孔8が設けられている部分との間には空間部31が形成され、ねじ挿通孔8に挿通するねじあるいは作業者の手が入る所定の大きさの作業用のスペースとなり、作業性を向上している。 【0029】また、枠部3の開口部4にはほぼ開口部4を閉塞する大きさの表示手段としての表面表示手段40が設けられ、この表面表示手段40にはアクリル樹脂にハロゲン化物などの難燃材を添加した難燃性アクリル樹脂板の乳白色の表示パネル41が取り付けられ、この表示パネル41の表面には誘導表示であるピクトグラム42が表示され、表示パネル41の背面には導光体としてのアクリル樹脂製の四角板状の導光板43が設けられている。 【0030】さらに、表面表示手段40の上部の一辺には光源44が取り付けられ、この光源44には直管型の蛍光ランプ45およびこの蛍光ランプ45からの光を導光板43方向に反射する断面ほぼU字型の反射板46が取り付けられ、この光源44にはコネクタ28を接続する図示しないソケットが取り付けられている。さらに、導光板43の裏面側には装着部21,21に対応して高さが異なる取付部47,47が突出して形成され、この取付部47の先端はテーパ状に形成され、側面には係止用の係止突部48が突出して形成されている。 【0031】一方、背面板5にはほぼ背面板5と同一形状の表示手段としての背面表示手段50が設けられ、この背面表示手段50にはアクリル樹脂にハロゲン化物などの難燃材を添加した難燃性アクリル樹脂板の乳白色の表示パネル51が取り付けられ、この表示パネル51の表面には誘導表示であるピクトグラムが表示され、表示パネル51の背面には導光体としてのアクリル樹脂製の四角板状の導光板53が設けられている。 【0032】さらに、背面表示手段50の上部の一辺には光源54が取り付けられ、この光源54には直管型の蛍光ランプ55およびこの蛍光ランプ55からの光を導光板53方向に反射する断面U字型の反射板56が取り付られ、この光源54にはコネクタ28を接続するソケット52が取り付けられている。さらに、導光板53の裏面側には装着部22,22に対応して高さが異なる取付部57,57が突出して形成され、この取付部57の先端はテーパ状に形成され、側面には係止用の係止突部58が突出して形成されている。 【0033】また、表示パネル41にはフック部12に取り付けられたワイヤ、チェーンなどの線状体59が、仮止めおよび落下防止のために接続される。 【0034】なお、表示パネル41および表示パネル51は同一のものを用いてよい。ただし、この場合、表示に方向性がある場合には表示方向に整合性を持たせることは必要である。 【0035】次に、上記実施の形態の使用状態について説明する。 【0036】まず、表示パネル41のみを使用して片面表示で天井面に取り付ける場合について説明する。 【0037】背面板5の電源線挿通孔15、ねじ挿通孔16および配線挿通孔17のいずれもノックアウトせずにそのままの状態にする。 【0038】また、器具本体2のねじ挿通孔8に内部からねじを挿通し、ねじにより天井面に器具本体2を取り付け、電源線挿通孔7から電源線を導入し、端子台26に接続する。 【0039】そして、線状体59で器具本体2と表示パネル41を接続して仮止めするとともに、コネクタ28を光源44のソケットに電気的に接続し、高所作業で両手を使えるようにする。 【0040】さらに、表示パネル41の取付部47,47を器具本体2の装着部21,21に挿入し、器具本体2の開口部4を表示パネル41で閉塞する。なお、線状体59で器具本体2と表示パネル41とを繋ぐことにより、表示パネル41の落下を防止する。 【0041】次に、表示パネル51も取り付けて両面表示する場合について説明する。 【0042】この場合、あらかじめ背面板5の電源線挿通孔15をノックアウトし、コネクタ28を配線挿通孔17を介して光源54のソケット52に電気的に接続する。さらに、表示パネル51の取付部57,57を器具本体2の装着部22,22に挿入し、器具本体2の背面板5に表示パネル51を取り付けておく。 【0043】その後は、上述の片面表示と同様にする。 【0044】また、表示パネル41のみを使用して片面表示で壁面に取り付ける場合について説明する。 【0045】背面板5の電源線挿通孔15およびねじ挿通孔16をノックアウトし、器具本体2のねじ挿通孔16に内部からねじを挿通し、ねじにより壁面に器具本体2を取り付け、電源線挿通孔15から電源線を導入し、端子台26に接続する。 【0046】その後は、上述の片面表示と同様にする。 【0047】上記実施の形態によれば、器具本体2の電気部品収納部6は光学特性に関係しないため、中央に点灯ユニット25を配設しても表示に陰が生じないため、任意に点灯ユニット25を配設できる。また、点灯ユニット25の上方に空間部31を設け、この空間部31により比較的重量のある点灯ユニット25およびバッテリ30が器具本体2の下方に位置するため、重心が低くなり安定性が向上する。 【0048】また、光源44,54は表示パネル41または表示パネル51の上部に位置するとともに、器具本体2の外側に配設されるため、光源44,54の熱が放散されやすく温度上昇を小さくできるとともに、点灯ユニット25およびバッテリ30にも熱影響を与えにくい。 【0049】さらに、左右の装着部21,21,22,22の高さを異ならせ、前面と背面の対応する装着部21,22の高さを異ならせることにより、器具本体2の厚さを厚くすることなく、被取付部45,55の長さを長くすることができ、表示パネル41および表示パネル51を確実に器具本体2に取り付けることができ、装着部21,22の位置をそれぞれ平面視同一にすることにより、表示パネル41および表示パネル51に同一のものを用いることができる。 【0050】また、背面板5の電源線挿通孔15およびねじ挿通孔16をノックアウト構造としたので、電源線挿通孔15およびねじ挿通孔16をノックアウトにより形成しない場合には、片面表示の場合には背面板5を誘導灯装置1の通常の背面を閉塞する部材として用いることができる。 【0051】さらに、導光板43,53にアクリル樹脂を用いることにより、光利用効率および均斉度が向上し、蛍光ランプ45,55などの長寿命化も望めるので、省エネルギ化を図れる。 【0052】なお、導光板43に直接ピクトグラムを設けてもよい。 【0053】次に、他の実施の形態を図4を参照して説明する。 【0054】この図4は他の実施の形態の導光板の一部を拡大して示す斜視図で、図4に示すように、導光板43,53に代えて導光板61を用いたものである。 【0055】そして、この導光板61の表示パネル41,51が位置する面と反対側の面には、表示面側への光の出射効率を向上する複数の微小な凹部62が形成されている。この凹部62は、図5および図6に示すように、一端の蛍光ランプ37に対向する部分に円柱の周面を斜めに切り欠いた面の傾斜面63が形成され、この傾斜面63により蛍光ランプ37からの照射光を反射させて表示面に向けており、凹部62は表示面側に向かうに従い先細に形成されている。そして、この凹部62の傾斜面63はこの導光板61内を伝搬してきた光が傾斜面53で全反射され、表示面に対する入射角を導光板61の屈折率により定まる臨界角内にするものであればよい。なお、この凹部62は、でき得る限り微小に円柱の一端の面から斜めに切り欠いた凹状に射出加工などにより全体が一体加工で形成されている。 【0056】また、導光板61の表示パネル41,51が位置する面側には光方向変換手段65が配設され、この光方向変換手段65は、蛍光ランプ45,55の長手方向に直交する方向に軸方向を有し斜辺が下辺に対してそれぞれ45°の角度の断面ほぼ台形の凸部66が複数平行に隣り合わせで形成されている。また、これら光方向変換手段65の凸部66は蛍光ランプ45,55からの光を導光板61の奥、すなわち蛍光ランプ45,55と最も離れた方向まで光を導光させ、蛍光ランプ41,51の軸方向に広がった出射光を表示パネル41,51の法線方向に屈折させる。 【0057】そして、導光板61では蛍光ランプ45,55からの入射光を反射面63で表示パネル41,51側に反射し、蛍光ランプ45,55と反対側からの入射光を反射面64で表示パネル41,51に反射する。 【0058】また、蛍光ランプ45,55から導光体61に入射された光は、直接または表示パネル41,51側の面および表示パネル41,51と反対側の面で数回の反射を繰り返した後、表示パネル41,51から出射する。 【0059】ここで、蛍光ランプ45,55から出射する光は、反射板46,56により蛍光ランプ45,55の軸方向と直交する断面においては、導光板61の光軸方向に絞られた配光が望ましい。一方、蛍光ランプ45,55の軸方向と平行な断面においては、反射板46,56により配光を制御することはできないため、広がりの大きな配光になる。そして、導光板61の表示パネル41,51は平面であるため、表示パネル41,51の配光に依存し、表示パネル41,51の面に垂直でかつ蛍光ランプ45,55の軸方向に平行な面においては出射配光は広がりが大きい。 【0060】また、光方向変換手段65の凸部66の斜面に当たった光は法線方向に屈折されて出射し、上辺に当たった光は法線方向へ屈折されないので、台形の上辺の長さに依存して凸部66による集光性能が決定し、さらに、凸部66の透過率、反射率は凸部66の入射角度に依存しており、反射した光は導光板61内を伝搬するため、導光板61の特性を損なわない。このようにして、誘導灯装置1の奥行き方向の長さを短くしても、表示パネル41,51の面の正面輝度、すなわち表示パネル41,51の面の法線方向の光であるため、光利用効率が向上する。 【0061】また、他の実施の形態を図7を参照して説明する。 【0062】この図7は他の実施の形態の導光板の一部を拡大して示す斜視図で、図7に示すように、光方向変換手段65に代えて光方向変換手段71を用いたものである。 【0063】この光方向変換手段71は、蛍光ランプ45,55の長手方向に直交する方向に軸方向を有した断面ほぼ三角形の凸部72が複数平行に隣り合わせで形成されている。また、これら光方向変換手段71の凸部72は蛍光ランプ45,55からの光を導光板61の奥、すなわち蛍光ランプ45,55と最も離れた方向まで光を導光させ、蛍光ランプ45,55の軸方向に広がった出射光を表示パネル41,51の法線方向に屈折させる。 【0064】また、凸部72に対向してアクリル樹脂製の対向板73が配設され、この対向板73には凸部72に対向する面の反対側の面に蛍光ランプ45,55の長手方向と平行に軸方向を有した断面ほぼ三角形の三角溝74が複数平行に隣り合わせで形成されている。また、これら光方向変換手段71の三角溝74は導光板61からの光を表示パネル41,51の法線方向に屈折させ、図4に示す場合と同様に光利用効率を向上する。 【0065】さらに、他の実施の形態を図8を参照して説明する。 【0066】この図8は他の実施の形態の表示手段を示す斜視図で、図8に示すように、図1に示す表面表示手段40または背面表示手段50に代えて表示手段80を用いたものである。 【0067】図8に示すように、表示手段80は上部が開口し前面に表示パネルとなる表示パネル部81を有する乳白色の難燃性のアクリル樹脂製のケース体82を備え、このケース体82内に矩形板状のアクリル樹脂製の導光体である導光板83を収納したものである。 【0068】このようにケース体82内に導光板83を収納すればよいので、製造を容易にすることができる。 【0069】なお、取付部57,57は非線対称に設けたが、全体の厚さを考慮せずあるいは互いの干渉を考えなければ線対称に設けてもよい。 【0070】 【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより汎用性を向上できる。 【0071】請求項2記載の照明装置によれば、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなるとともに、小形化および薄形化が図れ、また、器具本体の背面側に背面の表示手段を設けることにより両面表示が可能となり、枠部を天井面に取り付けることにより汎用性を向上できる。 【0072】請求項3記載の照明装置によれば、請求項2記載の照明装置に加え、配線挿通孔により背面板に配線コードを挿通できるため、背面の表示手段の取り付けを容易にできる。 【0073】請求項4記載の照明装置によれれば、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置に加え、点灯手段と被取付部が形成された枠部との間に所定の空間部を有することにより、取付の際の作業のスペースが確保でき容易に固定可能で、位置関係は被取付部を点灯手段の上方にすることにより、被取付時の作業性が向上し全体の重心が下方になり安定する。 【0074】請求項5記載の照明装置によれば、請求項1ないし4いずれか記載の照明装置に加え、電気部品収納部に端子台を設けることにより、器具本体の外部に端子台を設ける必要がなくなり小型化が図れるとともに、枠部に電源線を挿通する電源線挿通孔を設けることにより、電源線を端子台に挿通するのも容易にできる。 【0075】請求項6記載の照明装置によれば、請求項2ないし5いずれか記載の照明装置に加え、表面の表示手段と背面の表示手段とを同一にすることにより生産性を向上でき、また、表面の表示手段の被取付部と背面の表示手段の被取付部の突出量を大きくとっても、それぞれの被取付部が干渉することがないため、基部本体の枠部を広くとる必要がなく薄型化できる。 【0076】請求項7記載の照明装置によれば、請求項1ないし6いずれか記載の照明装置に加え、表面の表示手段を装着する際の仮止めができ取付性が向上するとともに、器具本体と表示手段の距離が所定以上にならないため落下を防止できる。 【0077】請求項8記載の照明装置によれば、請求項1ないし7いずれか記載の照明装置に加え、導光体の照射側に設けられ断面ほぼ台形状または三角形状の凸部が光源の軸と直交する方向に複数形成された光方向変換手段を具備したので、光の照射方向の輝度および均斉度を向上できる。 【0078】請求項9記載の照明装置によれば、器具本体の開口部を閉塞するように表面の表示手段を取り付け、表面の表示手段の導光体には光源からの光が照射されて導光体に入射した光が屈折し表示手段に出力することにより、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより汎用性が向上するとともに、光方向変換手段により光の照射方向の輝度および均斉度を向上できる。 【0079】請求項10記載の照明装置によれば、請求項1ないし9いずれか記載の照明装置に加え、器具本体の開口部を閉塞するように表示手段を取り付け、表示手段の導光板には光源からの光が照射されて凹部の円柱の周面を斜めに切り欠いた面で導光された光を反射することで、表示面側に向けて反射することにより構成が簡単になり、器具本体の内部の電気部品収納部に電気部品を収納しても陰になるなど光学特性に悪影響を与えることがないため電気部品の配置の自由度が大きくなり、また、枠部を天井面に取り付けたり、背面を壁面などに取り付けることにより汎用性を向上できる。 【0080】請求項11記載の照明装置によれば、請求項10記載の照明装置に加え、光源は、ランプ電流4mAないし10mAのランプを備え、制御手段は、ランプ電流を4mAないし10mAになるように蓄電池の電流を調整するので、適切にランプを点灯することができる。 【0081】請求項12記載の照明装置によれば、請求項10または11記載の照明装置に加え、制御手段は、オン、オフデューティを変化させてランプ実効電流を制御するので、少ない電流損失で適切に電流を制御して、蓄電池の放電時間を効率的に長くでき、仮に放電時間を長くする必要がない場合には蓄電池の容量を少なくできるため蓄電池および全体を小型化できる。 【0082】請求項13記載の誘導灯装置によれば、請求項1ないし12いずれか記載の照明装置の導光体に配設された誘導表示パネルを具備したので、それぞれの効果を奏することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年11月30日(1998.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−149626(P2000−149626A) |
| 【公開日】 |
平成12年5月30日(2000.5.30) |
| 【出願番号】 |
特願平10−340811 |
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