| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鹿倉 智明
【氏名】岡 義郎
【氏名】石田 敏行
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| 【要約】 |
【課題】異なる角度で容易に取り付けられる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1の器具本体2は、下部灯体3および上部灯体4を有する。下部灯体3は照射開口5を有し、ポール7に取り付ける。反射体10にランプソケット16を装着し、高輝度放電ランプ17を装着し、主反射面14のほぼ中央に対応する部分に高輝度放電ランプ17の発光管18を位置させる。器具本体2の下部灯体3に反射板回転軸受19を対向して一対設け、反射板回転軸受19の回転軸20に反射体10のほぼ中央の部分がたとえば前後方向それぞれ10°ないし20°程度回動自在に取り付け、たとえば片側1車線、片側2車線あるいは片側3車線の異なる道幅に対応させるために照射角度を異ならせる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照射開口を有する器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向し取付角度が可変可能な反射体と;この反射体に対向してランプが取り付けられ反射体とランプとの相対的位置を保持しつつ取付角度が可変するランプソケットと;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項2】 ランプソケットは、反射体に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。 【請求項3】 照射開口を有する器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向するとともに対向してランプが取り付けられた反射体と;取付状態を異ならせることにより支持体に取り付ける角度を異ならせて器具本体を支持体に取り付ける取付体と;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項4】 支持体は、円筒状のポールで、取付体は、このポールの外径より内径が径大でポールの先端に取り付けられる一端が閉塞された筒状部と、この筒状部の軸方向に対して傾斜してこの筒状部の周囲に取り付けられる平板状の取付部とを備えたことを特徴とする請求項3記載の照明装置。 【請求項5】 取付体は、対称形で、対称部に対して非対称の位置に支持体に取り付ける取付部を有することを特徴とする請求項3記載の照明装置。 【請求項6】 照射開口を有する軽量部材で構成された器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向するとともに対向してランプが取り付けられ軽量部材で構成された反射体と;器具本体を支持体に取り付ける軽量部材より剛性を有する取付体と;を具備したことを特徴とする照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、支持体に取り付けられる照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の照明装置としては、たとえば実開昭56−18605号公報に記載の道路灯が知られている。 【0003】この実開昭56−18605号公報に記載の道路灯は、器具本体の下面に照射開口を有し、この照射開口に対向して反射鏡が取り付けられ、この反射鏡に対向してランプが取り付けられ、器具本体がポールの先端に取り付けられ、器具本体の下方の道路を照射するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実開昭56−18605号公報に記載の道路灯は、器具本体に対して反射鏡の位置は固定されているため、異なる角度で下方の道路を照射する場合、たとえば片側3車線の道路、あるいは、片側1車線の道路に対応させるため、それぞれ異なる反射体を取り付けたり、異なる角度のポールを用いて器具本体を取り付けなければならない。 【0005】また、十分な剛性を得るため、全体がダイキャストなどの重量物で構成されていることも少なくない。 【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、異なる角度で容易に取り付けられたり、あるいは、軽量化を図った照明装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置は、照射開口を有する器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向し取付角度が可変可能な反射体と;この反射体に対向してランプが取り付けられ反射体とランプとの相対的位置を保持しつつ取付角度が可変するランプソケットとを具備したもので、反射体の取付角度を変えても、ランプソケットは反射体とランプとの相対的位置を保持しつつ角度が変わるので、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変可能である。 【0008】請求項2記載の照明装置は、請求項1記載の照明装置において、ランプソケットは、反射体に取り付けられたもので、簡単な構成でランプソケットと反射体との位置を一定にすることが可能である。 【0009】請求項3記載の照明装置は、照射開口を有する器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向するとともに対向してランプが取り付けられた反射体と;取付状態を異ならせることにより支持体に取り付ける角度を異ならせて器具本体を支持体に取り付ける取付体とを具備したもので、取付体の取付状態を異ならせることにより器具本体の支持体に対する取付角度が変わるので、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変可能である。 【0010】請求項4記載の照明装置は、請求項3記載の照明装置において、支持体は、円筒状のポールで、取付体は、このポールの外径より内径が径大でポールの先端に取り付けられる一端が閉塞された筒状部と、この筒状部の軸方向に対して傾斜してこの筒状部の周囲に取り付けられる平板状の取付部とを備えたもので、取付部の方向を異ならせることによりポールに対する器具本体の取付角度を異ならせることができるため、器具本体あるいはポールを異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変可能である。 【0011】請求項5記載の照明装置は、請求項3記載の照明装置において、取付体は、対称形で、非対称の位置に支持体に取り付ける取付部を有するもので、取付部の方向を異ならせることにより支持体に対する器具本体の取付角度を異ならせることができるため、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変可能である。 【0012】請求項6記載の照明装置は、照射開口を有する軽量部材で構成された器具本体と;この器具本体に収納され照射開口に対向するとともに対向してランプが取り付けられ軽量部材で構成された反射体と;器具本体を支持体に取り付ける軽量部材より剛性を有する取付体とを具備したもので、支持体に取り付ける器具本体の取付体の剛性を低下することなく、全体を軽量化する。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の照明装置の第1の実施の形態の道路灯を図1ないし図7を参照して説明する。 【0014】図1は道路灯を示す断面図、図2はランプが装着された状態の反射体を示す底面図、図3はランプが装着された状態の反射体を示す側面図、図4は角度毎の照射状態を示す説明図である。 【0015】図1に示すように、照明装置1は器具本体2を備え、この器具本体2は、上面が開口した薄箱状の下部灯体3を有し、この下部灯体3に箱の下部灯体3を外側から嵌合する下面が開口した箱状の上部灯体4が取り付けられている。また、下部灯体3には、照射開口5が形成され、この照射開口5に対応してガラス板6が装着されている。そして、器具本体2は図3に示すように、支持体としてのポール7に取り付けられている。 【0016】また、10は反射体で、この反射体10は周囲にフランジ部11が形成されるとともに内面に反射面12が形成され、基部に収容部13が形成され、中央部に主反射面14が形成され、先端に平面反射面15が形成されている。 【0017】そして、反射体10の収容部13にはランプソケット16が装着され、このランプソケット16には高輝度放電ランプ17が装着され、主反射面14のほぼ中央に対応する部分に高輝度放電ランプ17の発光管18が位置し、高輝度放電ランプ17の先端は平面反射面15に対向している。なお、高輝度放電ランプ17には、たとえばほぼサイズが等しいたとえば180Wの型番NHT180L型、220Wの型番NHT220L型あるいは270Wの型番NHT270L型がいずれも装着可能に形成されている。 【0018】また、器具本体2の下部灯体3には反射板回転軸受19が対向して一対設けられ、この反射板回転軸受19の回転軸20に反射体10のほぼ中央の部分がたとえば前後方向それぞれ10°ないし20°程度回動自在に取り付けられ、たとえば片側1車線、片側2車線あるいは片側3車線などの異なる道幅に対応させるために照射角度を異ならせることができる。 【0019】上記実施の形態によれば、ポール7に対する器具本体2の角度を異ならせることなく、また、ポール7もアームのない直線状のものを用いてアームなどの角度あるいは長さの変更が不要で、照射角度を異ならせるために反射体10の角度を変化させることができるので、たとえば高速道路のインターチェンジあるいはランプなどのように車線が異なる部分で多数を1列に並べた場合にも、外見上は異ならないので美観を向上できる。また、ランプソケット16が反射体10に取り付けられているので、反射体10の角度を変えても高輝度放電ランプ17の位置は反射体10に対する設計上の位置に位置するため、反射体10による反射効率が低下することも防止できる。 【0020】ここで、片側1車線の道路、片側2車線の道路および片側3車線の道路に用いた場合の実験結果について図5ないし図7を参照して説明する。 【0021】まず、片側1車線の場合には、反射体10の角度は0°に設定し、高輝度放電ランプ17に180Wのものを用い全光束19000lmとし、照明装置1を高さ10mで35.00m間隔で配置すれば、平均輝度2.6cd/m2 で、車線の均斉度が0.7となり、図5に示すような輝度分布となる。 【0022】また、片側2車線の場合には、反射体10の角度は5°に設定し、高輝度放電ランプ17に220Wのものを用い全光束26500lmとし、照明装置1を高さ12mで42.00m間隔で配置すれば、平均輝度1.6cd/m2 で、走行車線の均斉度が0.7、追越車線の均斉度が0.7となり、図6に示すような輝度分布となる。 【0023】さらに、片側3車線の場合には、反射体10の角度は10°に設定し、高輝度放電ランプ17に270Wのものを用い全光束33500lmとし、照明装置1を高さ13.5mで47.25m間隔で配置すれば、平均輝度1.3cd/m2 で、第1走行車線の均斉度が0.7、第2走行車線の均斉度が0.7、追越車線の均斉度が0.7となり、図7に示すような輝度分布となる。 【0024】以上のように、片側1車線、片側2車線あるいは片側3車線のいずれの場合にも、同じ照明装置1を用いても反射体10の角度および高輝度放電ランプ17の出力を変えるのみで効率を低下させることなく、照明できる。 【0025】次に、第2の実施の形態の道路灯を図8ないし図10を参照して説明する。 【0026】図8は照明装置をほぼ水平状態で示す断面図、図9は照明装置をほぼ傾斜状態で示す断面図、図10はアタッチメントを示す斜視図である。 【0027】図8および図9に示すように、照明装置21は器具本体22を備え、この器具本体22は、平面状の基板23と、この基板23の上部を覆う下面が開口した蓋体24とを有している。また、基板23の基端側には挿通孔25が形成され、この挿通孔25の基端側と先端側には上面がほぼ面一に基端側から先端側に向けて下降する取付ブロック26,27が取り付けられ、これら取付ブロック26,27間の挿通孔25に支持体としてのポール28が挿入され、これら取付ブロック26,27の上面には取付体としてのアタッチメント31が取り付けられる。このアタッチメント31は、図10に示すように、ポール28を外側から嵌合するポール28の外径より内径がやや広い一端が閉塞された円筒状の筒状部32を有し、他端側には筒状部32の軸方向に対して傾斜角を有する平板状の取付部33を有しており、この取付部33には装着用のボルト35を挿通する挿通孔36が両端にそれぞれ形成され、この挿通孔36にボルト35を装着してアタッチメント31を取付ブロック26,27に取り付ける。なお、アタッチメント31の取付方向を逆にすることにより、図8に示す水平状態と図9に示す傾斜状態とに対応する。 【0028】また、この取付ブロック26,27およびアタッチメント31を収納する収納体41が基板23に取り付けられ、外部との間で水密を保つ。 【0029】さらに、基板23の先端側には、照射開口42が形成され、この照射開口42に対応してガラス板43が装着されている。また、照射開口42に対応して反射体44が取り付けられ、この反射体44に光学的に対向して、収納体41に取り付けられたランプソケット45に装着された高輝度放電ランプ46が位置している。 【0030】上記実施の形態によれば、ポール28もアームのない直線状のものを用いてアームなどの角度あるいは長さの変更が不要で、照射角度を異ならせるためにはアタッチメント31の取り付け方向を異ならせるだけでよく、ランプソケット45と反射体44とは器具本体22内で移動しないので、図8および図9に示すように、器具本体22の角度を変化させても反射体44による反射効率が低下することも防止できる。また、器具本体22の角度を異ならせることにより、路面との距離および照射範囲が異なるので、器具本体22に傾斜を持たせた際により高出力の高輝度放電ランプ46を用いれば、器具本体22の角度を異ならせても路面における輝度を一定に保つことができる。 【0031】さらに、器具本体22および反射体44などを軽量部材であるFRPなどにより形成し、取付ブロック26,27、アタッチメント31および収納体41などを通常のダイキャストあるいは鋼鈑などで形成すれば、取付強度を低下させることなく、照明装置21の総重量を軽くできるため、ポール28のコストダウンを図ることができるとともに、照明装置21の交換の際にも作業を容易にできる。 【0032】さらに、第3の実施の形態の道路灯を図11ないし図14を参照して説明する。 【0033】図11は照明装置をほぼ水平状態で示す側面図、図12は照明装置を傾斜状態で示す側面図、図13はアタッチメントを示す斜視図、図14はアタッチメントを示す断面図である。 【0034】図11および図12に示すように、照明装置51は器具本体52を備え、この器具本体52の下面には照射開口53が形成され、この照射開口53に対応してガラス板54が装着されている。また、照射開口53に対応して反射体55が取り付けられ、この反射体55に光学的に対向して、ランプソケット56に装着された高輝度放電ランプ57が位置している。 【0035】さらに、器具本体52の基端側には嵌合凹部58が形成され、この嵌合凹部58には取付体としてのアタッチメント61が嵌合され、このアタッチメント61は側断面がほぼ三角形状の頂角が約70°のこの頂角の中心の角度の部分が対称面となる対称形で、表面側は器具本体52の表面と面一になる形状に形成され、三角形の一辺に平行に断面円形の挿通孔62が設けられ、この挿通孔62に支持体としてのポール63が挿入されて、器具本体52がポール63に取り付けられる。 【0036】そして、アタッチメント61の向きを異ならせると、図12に示すように、器具本体52が約20°傾斜した状態に取り付けられ、たとえば車線から2mないし3m離れた場合に効率良く照射できる。 【0037】上記実施の形態によれば、ポール63もアームのない直線状のものを用いてアームなどの角度あるいは長さの変更が不要で、照射角度を異ならせるためにはアタッチメント61の取り付け方向を異ならせるだけでよく、ランプソケット56と反射体55とは器具本体52内で移動しないので、図11および図12に示すように、器具本体52の角度を変化させても反射体55による反射効率が低下することも防止できる。また、器具本体52の角度を異ならせることにより、路面との距離および照射範囲が異なるので、器具本体52に傾斜を持たせた際により高出力の高輝度放電ランプ57を用いれば、器具本体52の角度を異ならせても路面における輝度を一定に保つことができる。さらに、アタッチメント61のみを異ならせれば任意の角度に器具本体52を設定することができるため、器具本体52を異ならせることなく容易に多くの傾斜角に対応できる。 【0038】 【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、反射体の取付角度を変えても、ランプソケットは反射体とランプとの相対的位置を保持しつつ角度が変わるので、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変できる。 【0039】請求項2記載の照明装置によれば、請求項1記載の照明装置に加え、ランプソケットは、反射体に取り付けられたので、簡単な構成でランプソケットと反射体との位置を一定にできる。 【0040】請求項3記載の照明装置によれば、取付体の取付状態を異ならせることにより器具本体の支持体に対する取付角度が変わるので、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変できる。 【0041】請求項4記載の照明装置によれば、請求項3記載の照明装置に加え、支持体は円筒状のポールで、取付体はこのポールの外径より内径が径大でポールの先端に取り付けられる一端が閉塞された筒状部と、この筒状部の軸方向に対して傾斜してこの筒状部の周囲に取り付けられる平板状の取付部とを備えたので、取付部の方向を異ならせることによりポールに対する器具本体の取付角度を異ならせることができ、器具本体あるいはポールを異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変できる。 【0042】請求項5記載の照明装置によれば、請求項3記載の照明装置に加え、取付体は対称形で、非対称の位置に支持体に取り付ける取付部を有するので、取付部の方向を異ならせることにより支持体に対する器具本体の取付角度を異ならせることができ、器具本体あるいは支持体を異ならせることなく、照射特性を低下することなく、照射方向を可変できる。 【0043】請求項6記載の照明装置によれば、器具本体および反射体を軽量部材で構成し、取付体は剛性を有するので、支持体に取り付ける器具本体の取付体の剛性を低下することなく、全体を軽量化できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年11月16日(1998.11.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−149614(P2000−149614A) |
| 【公開日】 |
平成12年5月30日(2000.5.30) |
| 【出願番号】 |
特願平10−325643 |
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