| 【発明の名称】 |
発光物 |
| 【発明者】 |
【氏名】船井 洋
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】任意の絵や文字やデザイン等を彫刻した透光性素材(以下「彫刻物」という)に、一個又は複数個の発光ダイオード、又は発光ダイオードをベースにした発光体(以下「LEDランプ」という)、又は白熱電球、又は光ファイバー、又はブラックライト、又は蛍光灯、又はELライト(面発光体)(以下これらを「発光体」という)、あるいは、これらの発光体を組み合わせた発光体(以下「発光体群」という)を嵌め込むか、あるいは密着又は密接するように取りつけた発光物(以下「発光彫刻物」という)。 【請求項2】請求項1の透光性素材が、彫刻物の代りに、絵や文字やデザイン等の点や線を凹凸に成型した透光性素材(以下「成型物」という)であることを特徴とする請求項1の発光物(以下「発光成型物」という)。 【請求項3】請求項1の透光性素材が、彫刻物又は成型物の代りに、成型物に彫刻を施した透光性素材(以下「成型彫刻物」という)であることを特徴とする請求項1の発光物(以下「発光成型彫刻物」という)。 【請求項4】請求項1から請求項3までの彫刻物、成型物又は成型彫刻物、あるいはこれらを組み合わせた透光性素材と、発光体又は発光体群の間に、屈折率の異なる透光性素材を、固定又は移動自在に取りつけた、請求項1、請求項2又は請求項3記載の発光物。 【請求項5】発光体又は発光体群を、透光性素材に移動自在、又は回転自在、又は任意の運動自在に取りつけるか、あるいは、発光体又は発光体群を固定し、透光性素材を移動自在、又は回転自在、又は任意の運動自在になるように取りつけた請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の発光物。 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発光物の透光性素材に、時計のムーブメントを組み込んだ請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の発光物(以下「発光時計」という)。 【請求項7】一個又は複数の発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の一部又は全部を組み合わせて任意形状の箱形に形成した請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の発光物(以下「発光箱」という)。 【請求項8】一個又は複数の発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の一部又は全部を組み合わせて板状に形成した請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の発光物(以下「発光板」という)。 【請求項9】発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の一面に、絵や文字等を直接描くか、又は絵や文字や写真等を貼りつけた請求項1から請求項8までの発光物。 【請求項10】発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の彫刻した部分、又は成型で凹凸のある部分の一部又は全部に、塗料や墨や顔料や絵の具や蛍光素材等を塗布するか、あるいはこれらのもので色づけした請求項1から請求項9までの発光物。 【請求項11】発光彫刻物、発光成型物又は発光成型彫刻物の表面に、蛍光塗料又は蛍光絵の具等で適当な絵や文字やデザイン等を直接描くか、あるいは、蛍光塗料又は蛍光絵の具等で描いたもの(以下「蛍光画」という)を貼着した請求項1から請求項10までの発光物。 【請求項12】発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の一面を鏡面にした請求項1から請求項11までの発光物。 【請求項13】発光彫刻物、又は発光成型物、又は発光成型彫刻物の裏面に太陽光発電パネルを取りつけた請求項1から請求項12までの発光物。 【請求項14】透光性素材が蝋、又は蝋を主体とした素材(以下「蝋材」という)であることを特徴とする請求項1から請求項12までの発光物(以下「蝋発光物という)。 【請求項15】LEDランプのチップを覆っているパッケージの表面をやすり、あるいは砥石等で研磨したLEDランプを発光体とする請求項1から請求項12までの発光物。
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【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は、絵や文字やデザイン等を彫刻するか、絵や文字やデザイン等の点や線等を凹凸になるように成型したガラスや、透明プラスチックや蝋等の透光性素材に、直流又は交流の電気回路に連結したLEDランプや白熱電球等の発光体を直接嵌め込むか、あるいは密着又は密接させて取り付けた発光物に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、彫刻を施したり、成型で凹凸を施したガラスや透明プラスチック等に、白熱ランプや蛍光灯等を当て、文字や絵を光らせたものがあったが、装置が大層でコストも高く、光りかたも平板であった。特に白熱ランプや蛍光灯は発熱、球切れ、消費電力の点でLEDランプに及ばない。しかし、従来のLEDランプは発光の視野角度が狭く、全体の文字や絵を光らせるのが難しかった。また、ショーウインドーの飾りつけとして、豆電球(白熱電球)等を多数使用して飾りつけたり、夜間用の表示灯や装飾灯としてネオン灯等を使用しているが、いずれもコストがかかり、装置も大きくなり、球切れがしたり、消費電力が大きい等の点で、難点があった。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】本発明は、ガラスや透明プラスチック等に彫刻するか、成型で凹凸に浮かび上がらせた絵や文字等を、様々な色の光で直接光らせた、簡便で、安価で、より幻想的な光を発光する発光物を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】絵や文字等を彫刻で彫るか、成型で凹凸をつけたガラスや透明プラスチック等の透光性素材にLEDランプ等の発光体を嵌め込む。あるいは外周部に密着又は密接するように取りつける。発光体は直流又は交流の電気回路に接続される。電気回路は点滅やスクロール機能等をつけることもできる。このように構成された発光物である。複数の発光物を組みあわせて立体の発光物とすることもできる。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の発光物の基本的な形態としては、次のようなものである。 1.透明ガラスやプラスチック等の透光性素材に、絵や文字等の点や線を彫刻するか、成型で凹凸に浮き上がらせる。 2.絵や文字等を描いた透光性素材の内部に、LEDランプ等の発光体を直接嵌め込む。あるいは、透光性素材の外周部に発光体を密着又は密接するように取りつける。あるいは発光体を内部に嵌め込んだ上に、外周部にも発光体を密着又は密接するように取り付ける。 3.発光体は直流又は交流の電気回路に接続される。 以上のように構成された発光物である。基本的な形態のほかに、発光体(主に、LEDランプ)を透光性素材に嵌め込み、該透光性素材を、絵や文字等を彫刻するか、成型した別の透光性素材に密着又は密接させる。発光体を嵌めた透光性素材を移動させることにより、彫刻又は成型された絵や文字等に光の明暗を与え、且つ、様々な色の変化を与えることができる。特に請求項15記載のLEDランプは、発光する角度が約180度と広く、正面だけでなく側面にも光が通り、彫刻又は成型された点や線の凹凸の部分により多くの光が溜まり、絵や文字等がより明るく輝く。また、上述の基本的な形態の発光物を複数個組み合わせて、箱や花瓶等立体の装飾発光物とすることもできるし、ショーウインドーの光の装飾品とすることもできる。 【0006】 【実施例】第一の実施例は、図1で見るように、透明又は半透明のガラスやプラスチック等の透光性素材2に、絵や文字等3を彫刻する。該透光性素材(彫刻物)2に、LEDランプ又は請求項15で記載している全方向に発光するLEDランプ等の発光体4を、一個又は複数個嵌め込むか、あるいは密着又は密接するように取りつける。発光体4は、台箱5内に設けた直流又は交流の電気回路6に接続される。このように形成された発光物1。第二の実施例は、透光性素材2に、絵や文字等3を彫刻する代りに、成型で絵や文字の部分に凹凸を設けて絵や文字等3を描く。該透光性素材(成型物)2に、直流又は交流の電気回路6に接続された発光体4を取りつけた発光物1である。第三の実施例は、上記の実施例の透光性素材の彫刻したところ又は成型で凹凸を施したところに、塗料や絵の具や顔料等で適当に色づけした発光物である。第四の実施例は、図2で見るように、第一の実施例の彫刻物又は第二の実施例の成型物の透光性素材2に、絵や写真やポスターのような印刷物7を貼りつけた発光物1である。第五の実施例は、図3で見るように、透光性素材2の裏面に太陽光発電パネル8を取りつけた発光物1である。第六の実施例は、図4で見るように、透光性素材2の表面に、蛍光塗料や蛍光絵の具等で絵や文字やデザイン等(蛍光画)9を直接描くか、蛍光画9を貼りつけた第一の実施例又は第二の実施例と同じ発光物1である。第七の実施例は、第一の実施例から第六の実施例までの発光物1に、図5で見るように、時計のムーブメント10を取りつけた発光時計である。第八の実施例は、第一の実施例から第七の実施例までの発光物1を、単独又は適当に組んで、図6で見るように、箱11又は花瓶、あるいは任意形状体の発光物である。第九の実施例は、図7で見るように、第一の実施例から第七の実施例までの発光物1又は発光時計を、単独に又は適当に組み合わせた装飾兼用の標示板である。第十の実施例は、図8で見るように、ローソク12の内部に発光体4(LEDランプ)を入れ、ローソクの内部中央部のLEDランプの上部からローソクの先端部にかけて、穴を設ける。その穴の先端の開口部を斜めに覆うように、ローソクの先端部を形成する。穴の上部にあたるローソクの先端部に、蛍光塗料を塗布するか、ガラスビーズ等の光を反射するもの(光反射剤)13を塗布するか、あるいは、これらを塗布した物を貼る。このように形成されたローソク。第十一の実施例は、蝋材でできた任意形状体(例えば、仏像等)の中に発光体4を嵌め込んだ発光物である。第十二の実施例は、第十及び第十一の実施例のローソク12の内部に光ファイバー14を有している発光物である。第十、第十一及び第十二のローソクの外周面に文字や絵を描くこともできる。第十三の実施例は、箱状に組んだ発光物11の内側に内箱15を取りつけ、箱状体11と台箱5の間に回転板16を設け、回転軸17でモータ18に連結する。台箱5に発光体4を図11のように取りつける。このように構成された発光物。第十四の実施例は、透光性素材2を四角錐状に組み、各透光性素材2の裏面に太陽光発電パネル19を取りつける。四角錐状に組んだ透光性素材2を回転板16に取りつける。回転板に回転軸17を軸着し、モータ18に連結する。このように構成された発光物。上記第一の実施例から第十四の実施例までの発光物の電気回路に、点滅機能やスクロール機能や、時間差点滅機能等の回路を加えることもできる。 【0007】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。 【0008】従来のガラスや透明プラスチック等に彫刻を施したものは、装飾用としての効能があるが、夜間暗いところでは用をなさなかった。本発明の発光物は、暗いところでも、彫刻を施した部分は、発光体の光を集め拡散するので、彫刻した絵や文字やデザイン等が光り、はっきり見ることができる。彫刻を施した部分に、絵の具等で色づけするか、後ろに絵や写真やポスター等の印刷物を貼りつければ、明るいところでは、彫刻した部分や後ろに貼りつけた絵や写真やポスター等がはっきり見え、暗くなっても、発光体を点灯させれば、彫刻した部分がはっきり見える。しかも、発光体にLEDを使用すれば、LEDの発光色により、彫刻した部分、又は成型で凹凸を施した部分の点や線の色が、赤や青や黄色や緑やオレンジ色に発光するため、より幻想的な装飾品とすることができる。 【0009】上記の発光物に時計のムーブメントを取りつければ、ファッショナブルな発光時計とすることができる。複数の発光物を組み合わせて箱や花瓶を作れば、暗いところでも絵や文字やデザイン等が色がついて光って見える、おもしろくて、幻想的で、ファッショナブルな装飾兼用の箱や花瓶になる。 【0010】夜間、表札や住宅地図案内板や標識板等は暗くて見えない。そのため蛍光灯等をつけている。本発明の発光物で、表札や住宅地図案内板や標識板等を作れば、中に取りつけた発光体で文字や絵等がはっきり読み取れる。発光体として主にLEDランプを使用するため、消費電力も少なくてすみ、文字や絵等も一色だけでなく、フルカラーで発光させることができる。また、電気回路に、点滅機能やスクロール機能、時間差点滅機能、タイマー機能等を備えれば、必要な個所を必要な時間発光させることもできる。豆電球のような白熱電球を数多くつけた仕切り表示灯や、縁どりランプ、デコレーションツリーライトセット等の代りに使用することもできる。この場合も、消費電力はずっと少なく、球切れ等の欠点もなく、更に単なる装飾だけでなく、彫刻した文字や絵等を様々の色で光らすこともできる。 【0011】窓ガラスの一部に上記のような発光物をつけるか、このような発光物を窓ガラスにすれば、昼間は外部の光を十分取り入れることができるし、夜間は、彫刻した部分が装飾となり、且つ、ネオンサインのような宣伝用表示板の役割も果たすことができる。 【0012】また、ローソクの中にLEDランプを嵌め込んだ発光物は、灯明用ローソクとして使用できる。従来のローソクは、ローソクの芯に火をつけるので、煤をだしたり、火災の原因になったり、燃えた後のロウが下に溜って周りを汚くしたりしたが、LEDランプを入れたローソクは、熱を持たないので安全であり、また煤をだしたり、蝋を溶かしたりしないので、清潔である。更に、蝋は成型も加工も簡単なので、どのような形のものでも簡単に安く作ることができる。動物や仏像や建物の形にしたものにLEDランプを入れたもの(蝋発光物)は光のインテリアとしても使用することができる。発光体に、パッケージの表面をやすり等で研摩したLEDランプを使用すれば、球切れもせず、発熱もしないし、発光角度もほぼ180度に広がり、装飾品としてもおもしろさがより大きくなる。従来のLEDランプでは、視野角度が15度から30度と狭く横からは見にくかった。 【0013】図10や図12で見るように、箱状体や角錐状体にした発光物に、回転板を取りつけ、異なる色を発光する発光体を図11で見るように配置して取りつければ、彫刻物や成型物等の透光性素材が、回転するたびに彫刻したところや成型したところの絵や文字等が異なる色で発光し、非常に幻想的で面白い装飾品となる。 【0014】また太陽光発電パネルを取りつけることにより、乾電池等が不要になり、エネルギーの節約にも貢献する。 【0015】
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| 【出願人】 |
【識別番号】593066243 【氏名又は名称】船井 洋
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| 【出願日】 |
平成10年11月6日(1998.11.6) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−149606(P2000−149606A) |
| 【公開日】 |
平成12年5月30日(2000.5.30) |
| 【出願番号】 |
特願平10−353748 |
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