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【発明の名称】 誘導装置
【発明者】 【氏名】植竹 徹

【要約】 【課題】人を迅速に誘導するための誘導装置を提供する。

【解決手段】人を誘導するための誘導装置10において、検知手段14は、常に誘導灯(誘導照明具)12の周囲環境の変化を検出して、検出信号を制御部28に転送する。制御部28は、受信した検出信号に基づいて、駆動部(駆動手段)27を作動させる。駆動部27が作動すると、保持手段13が、誘導灯12を、通常の設置位置から所望位置まで変位させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 建物内に配置され、人を誘導するための誘導照明具と、該誘導照明具をその配置位置が変化可能に保持するための保持手段と、前記誘導照明具の配置位置を変化させるべく前記保持手段を作動させるための駆動手段と、前記駆動手段を制御するための制御手段とを含むことを特徴とする誘導装置。
【請求項2】 前記誘導照明具は、誘導灯からなり、床面上に誘導方向を示す方向記号を照らし出すための透光部を備えることを特徴とする請求項1記載の誘導装置。
【請求項3】 前記保持手段は、前記誘導照明具が連結され、前記誘導照明具の変位に追従して伸縮する伸縮部と、前記誘導照明具を変位させる変位機構とを備えることを特徴とする請求項1記載の誘導装置。
【請求項4】 前記伸縮部は、伸縮可能な複数の連結体を含むことを特徴とする請求項3記載の誘導装置。
【請求項5】 前記制御手段は、煙感知器を有することを特徴とする請求項1記載の誘導装置。
【請求項6】 前記煙感知器は、前記誘導照明具に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の誘導装置。
【請求項7】 前記制御手段は、複数の煙感知器を備え、各前記煙感知器は、上下方向に沿って所定の間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項1記載の誘導装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下街、駅の構内、トンネル、各種のイベント会場の如き建物内で人を誘導するための誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物内の通路や廊下等には、避難のための誘導装置が設置されている。図10は、従来の誘導装置を示している。従来の誘導装置1は、誘導灯2と、該誘導灯2を天井に取り付けるための支柱3とを備える。
【0003】誘導灯2は、支柱3によって固定的に支持されており、支柱3の一定の長さ寸法により、人が歩行する上で支障のない高さ位置に設置されている。そして、誘導灯2には、非常口への誘導方向を示すピクトあるいは文字のような表示記号4が設けられている。このような誘導装置1を用いることにより、例えば火災が起きた場合、人は、誘導灯2の表示記号4を見ながら非常口へ向かうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、火災で発生した煙は上昇して天井に溜る。この煙の溜る量が多くなった場合には、誘導灯2が、煙に包囲されてしまう。そのため、従来の誘導装置では、誘導灯2の表示記号4の視認が困難となり、誘導方向の判断ができなくなることもあった。従って、火災時やイベント会場等において人を迅速に誘導することができる誘導装置が望まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉本発明に係る誘導装置は、建物内に配置され、人を誘導するための誘導照明具と、該誘導照明具をその配置位置が変化可能に保持するための保持手段と、前記誘導照明具の配置位置を変化させるべく保持手段を作動させるための駆動手段と、駆動手段を制御するための制御手段とを含むことを特徴とする。
【0006】〈作用〉本発明に係る誘導装置では、制御手段は、誘導信号を受信すると、駆動手段を作動させる。駆動手段が作動すると、保持手段が、誘導照明具を、通常の設置位置から所望位置まで変位させる。これにより、例えば火災により煙が発生しても誘導照明具の誘導方向を表示する表示記号を見ることができる。従って、誘導照明具の誘導作用を正常に発揮させることにより、人を迅速に誘導することができる。
【0007】誘導照明具として、誘導灯を用いることができる。この誘導灯には、床面上に誘導方向を示す方向記号を照らし出すための透光部を設けることができる。従って、人は、上方の誘導灯上の方向記号ではなく、床面上に表示された方向記号を見ることにより、誘導方向を容易に判断することができる。
【0008】保持手段は、誘導照明具が連結され、誘導照明具の変位に追従して伸縮する伸縮部と、誘導照明具を変位させる変位機構とで構成することができる。従って、伸縮部に連結される誘導照明具は、変位機構により変位する。
【0009】伸縮部は、伸縮可能な複数の連結体からなる。このように、複数の連結体が相互に連結していることにより、伸縮部は、誘導照明具の変位に伴って伸長する。
【0010】制御手段は、煙感知器を備えてもよく、この煙感知器は誘導照明具に直接に取り付けてもよい。煙感知器を誘導照明具に取り付けることにより、煙感知器は、誘導照明具の変位と共に下動することから、誘導照明具の周囲の煙の変化をより正確に検出することができる。
【0011】また、制御手段は、複数の煙感知器を備えてもよく、各煙感知器は、上下方向に沿って所定の間隔を置いて設けることができる。複数の煙感知器を例えば壁に上下方向に沿って所定の間隔で取り付けることにより、誘導照明具を、各煙感知器の配置位置に対応して、段階的に変位させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態について詳細に説明する。
〈具体例〉図1は、本発明に係る避難のための誘導装置を示す正面図である。本発明に係る誘導装置10は、図1に示されているように、天井11の下方に位置している誘導灯12と、該誘導灯12を保持するための保持手段13と、誘導灯12の周囲の煙を検出するためのイオン化式煙感知器14とを備える。
【0013】保持手段13は、上下方向に沿って伸縮可能な二つの伸縮部15と、変位機構を備え、この変位機構は、誘導灯12を支持するための二本のロープ16と、該ロープ16を繰り出すためのロープ繰出機構17とを含む。
【0014】ロープ繰出機構17は、天井11の上方に配置されており、二つのプーリ18と、二つのプーリ18を回転可能に支持するための支持台座19と、二つのプーリ18の回転中心軸を通ってこれらを相互に連結しているシャフト20とを備える。支持台座19は、プーリ18を伸縮部15の直上に位置するように天井11上に固定されている。ロープ16は、プーリ18から繰り出されて、天井11及び伸縮部15に通され、誘導灯12に連結されている。
【0015】誘導灯12には、ピクト21及び文字22が、非常口への方向を示すための表示記号として、それぞれ設けられている。イオン化式煙感知器14は、誘導灯12の上面中央部に固定されている。この煙感知器14は、燃焼生成物感知器とも言われ、火災時の煙によってイオン電流が変化する原理を利用して、煙濃度を検出し、予め設定されている臨界煙濃度を示す閾値と比較して検知信号を後述する制御部に送る。検出した煙濃度が閾値を越えると、煙感知器14は、例えば高い電圧レベルを示す「H」の異常検知信号を制御部に出力する。これに反して、煙感知器14は、例えば低い電圧レベルを示す「L」の正常検知信号を制御部に出力する。
【0016】次に、図2及び図3を参照して、誘導装置10の上記した伸縮部15の構成を詳しく説明する。図2は、伸縮部15の収縮時即ち誘導灯12が通常の設置位置(最上方位置)にある時の誘導装置10を示す側面図である。図3は、伸縮部15の伸長時即ち誘導灯12が最下方位置にある時の誘導装置10を示す側面図である。伸縮部15は、図2及び図3に示されているように、天井11の取付穴11aを通って天井11の上面に固定されるフランジ部23aを有する筒状の取付部23と、該取付部23に固定される上端のフランジ部24aを有する筒体24と、該筒体24に上下方向に滑動可能に嵌合して同軸に連結している筒体25と、該筒体25に上下方向に滑動可能に嵌合して同軸に連結し、誘導灯12に固定される下端部26aを有する筒体26とを備えている。ロープ16は、図2及び図3に示されているように、伸縮部15内を通って誘導灯12に連結され、誘導灯12を支持している。
【0017】図2及び図3に示す例では、ロープ16が、ロープ繰出機構17によって繰出されると、誘導灯12が自重によって下降することから、筒体25及び26は筒体24から下方へ突出する。これにより、伸縮部15は伸長する。従って、誘導灯12は、横方向へ揺動することなく、図2に示された最上方位置から、図3に示された最下方位置まで徐々に下降する。
【0018】誘導装置10は、更に、図4に示されているように、ロープ繰出機構17を駆動させるための駆動部27と、該駆動部27を制御するための制御部28とを備える。この制御部28は、煙感知器14と共に、制御手段を構成する。図4は、駆動部27及び制御部28を含む本発明に係る誘導装置10を示す平面図である。駆動部27は、モータ29と、該モータ29に連結している歯車機構30とを備える。
【0019】この歯車機構30は、モータ29の回転軸29aに取り付けられているピニオン31と、該ピニオン31に噛み合っている歯車32とを備える。歯車32は、ベアリング33に回転可能に支持されている伝達軸34の一端側に固定的に取り付けられている。伝達軸34の他端側には、小径の歯車35が取り付けられている。この歯車35は、大径の歯車36と噛み合っている。そして、この歯車36は、前記したロープ繰出機構17のシャフト20に取り付けられている。
【0020】従って、モータ29が回転駆動されると、ピニオン31及び歯車32を介して、伝達軸34が回転するので、小径の歯車35及び大径の歯車36を介して、シャフト20が回転する。これにより、両プーリ18が同期して回転するので、上述したように、伸縮部15が伸長し、誘導灯12が下降する。また、モータ29は、通常はブレーキ装置によりその回転が阻止される。
【0021】制御部28は、例えばCPUからなり、モータ29に電気的に接続されており、このモータを後述するように制御する。また、制御部は、煙感知器14に電気的に接続されている。制御部28は、煙感知器14からの検知信号を常に受信しており、「H」の異常検知信号を受信すると、ブレーキ装置の制動を解除し、モータ29を駆動させる。
【0022】次に、建物内で、火災が発生した場合の誘導装置10の動作を具体的に説明する。図5は、本発明に係る誘導装置10の動作を示す斜視図である。ところで、誘導装置10の誘導灯12は、図5に示すように、透光板37を備える。透光板37は、誘導灯12の底面12aに設けられており、光39を床面38へ向けて照射するだけでなく、誘導方向を表示するための方向記号40を床面38上に形成する。
【0023】火災が発生すると、煙41は、図5に示されているように、上昇して天井11に溜る。この煙41の発生量の増加に伴って、煙41の溜る量が大きくなると、誘導灯12は、煙41に包囲される。煙感知器14は、煙41の濃度を常に検出しており、検出した煙濃度が、煙感知器14の予め設定された閾値を越えると、即ち、煙41により、誘導灯12上のピクト21及び文字22が遮られて、それらの視認が困難になると、煙感知器14は、「H」の異常検知信号を制御部28に送信する。
【0024】制御部28は、この信号を受けると、モータ29を起動する。これにより、ロープ繰出機構17は、前記したように、歯車機構30を介して、ロープ16を徐々に繰り出す。誘導灯12は、ロープ16の繰り出しに伴って、通常の設置位置から、例えば図5中の点線で示された第一の下方位置S1まで下降する。この第一の下方位置S1に達すると、誘導灯12の周囲の煙41の濃度が低くなり、若しくは周囲に煙41が存在しなくなることから、煙感知器14は、「L」の正常検知信号を制御部28に送出する。これにより、制御部28が、モータ29の駆動を停止するので、ロープ繰出機構17の繰り出し動作が停止する。従って、誘導灯12は、第一の下方位置S1で位置決めされる。
【0025】その後、煙41が更に発生すると、第一の下方位置S1に位置する誘導灯12は、再度煙41に包囲される。このとき、煙感知器14は、同様に異常検知信号を出力するので、上記したと同様に、誘導灯12が下降し、例えば図5中の第二の下方位置、即ち最下方位置S2に位置決めされる。この最下方位置S2は、例えば床面からほぼ1メートルの高さ位置に設定すればよい。これにより、人は、腰を屈めて避難するときに、頭が誘導灯12にぶつからないように歩行することができる。
【0026】従って、火災時に、煙41の発生量が多くても、ピクト21、文字22及び床面38上の方向記号40を常に視認することができるので、誘導灯12は、誘導作用を正常に発揮し、人を迅速に誘導することができる。
【0027】上記具体例において、煙感知器14を天井11に取付ることができる。これにより、煙濃度に対応する検知信号が制御部28に送られ、制御部28は、誘導灯12を段階的に上、下動させてもよい。
【0028】尚、上記誘導灯12としては、視認可能な明るさの照度を有すればよい。
【0029】前記した具体例では、イオン化式煙感知器14が用いられた。これに代えて、光電式煙感知器を用いることができる。光電式煙感知器は、火災時に発生した煙によって光が散乱または吸収されて遮断される原理を利用して、例えば減光率で示す煙濃度を検出する。図6は、本発明に係る誘導装置の変形例1を示す。本発明に係る変形例1の誘導装置50では、光電式煙感知器51が用いられている。
【0030】煙感知器51は、図6に示されているように、誘導灯12の上面に配置され、光を発生するための発光部52と、該発光部52からの光を受けるための受光部53とを備え、図4で示す制御部28に電気的に接続されている。発光部52及び受光部53は、それらの発光面52a及び受光面53aが対向するように、それぞれ、誘導灯12の上面の中央部に、横方向に沿って相互に一定の間隔を置いて固定されている。
【0031】これにより、火災が発生した場合、煙41(図5参照)が誘導灯12を包囲すると、煙41が発光部52と受光部53との間に入り込むことから、受光部53における受光量の変化によって煙41の濃度が検出される。従って、検出した煙濃度に基づいて、煙感知器51が異常検知信号を出力するので、上述したように、誘導灯12を適正な位置まで下降させることができる。また、煙感知器51は、誘導灯12と共に煙41の下方まで下降するので、常に誘導灯12の周囲の煙濃度を検出することができる。
【0032】前記した変形例1では、煙感知器51の発光部52及び受光部53が、それぞれ誘導灯12上に、横方向に沿って配置されている。これに代えて、発光部及び受光部を、上下方向に沿ってそれぞれ配置することができる。図7は、本発明に係る誘導装置の変形例2を示す。本発明に係る変形例2の誘導装置60では、光電式煙感知器61が用いられている。煙感知器61は、図7に示されているように、発光部62及び受光部63を備え、図4で示す制御部28に電気的に接続されている。
【0033】受光部63は、誘導灯12の上面の中心部に、受光面63aが上方に向かうように配置されている。発光部62は、天井11の下面11bにおける受光部63の直上部分に、発光面62aを受光面63aに対向させて配置されている。これにより、発光部62及び受光部63は、それぞれ、上下方向に沿って離間して位置している。
【0034】図7に示す例では、煙感知器61に受光量の変化に対応させて、複数の閾値が設定されている。従って、煙の増加等の変化に伴って受光部63の受光量が減少する毎に、煙感知器61から各閾値に対応する異常検知信号が出力される。これにより、誘導灯12は、煙の増加等の変化に対応して、段階的に下降することになる。
【0035】図8は、本発明に係る誘導装置の変形例3を示す。本発明に係る変形例3の誘導装置70は、四つの煙感知器71、72、73及び74を備える。煙感知器71、72、73及び74は、それぞれ、図4で示す制御部28に電気的に接続されており、煙感知器71は、天井11の下面11bに固定されている。煙感知器72、73及び74は、それぞれ、壁面75に上下方向に沿って、所定の間隔を置いて設置されている。
【0036】火災により煙が発生した場合、制御部28は、まず煙感知器71からの異常検知信号を受信する。そして、制御部28がこの検知信号を受信すると、誘導灯12は、図8の点線で示されているように、通常位置、即ち最上方位置から煙感知器72の設置高さ位置に対応する第一の下方位置P1まで下降する。次に、制御部28が煙感知器72からの異常検知信号を受信すると、誘導灯12は、第一の下方位置P1から煙感知器73の設置高さ位置に対応する第二の下方位置P2まで下降する。
【0037】その後、同様に、制御部28が煙感知器73から異常検知信号を受けると、誘導灯12は、第二の下方位置P2から第三の下方位置P3まで下降し、さらに、煙感知器74から異常検知信号を受けると、誘導灯12は、第四の下方位置P4まで下降する。これにより、煙41の溜る量によって、誘導灯12を常に視認可能な位置へ段階的に下降させることができる。
【0038】図9は、本発明に係る誘導装置の変形例4を示す。本発明に係る変形例4の誘導装置80は、誘導灯81を備え、壁色と同様な色を有する非常口のドア82の近傍の上方に配置されている。誘導灯81は、二つの透光板83及び84を有する。この誘導灯81の上面には、煙感知器14(図1参照)が取り付けられている。
【0039】透光板83は、前記した具体例1の透光板37(図5参照)と同様に、誘導灯81の下面に設けられ、床面38上に、誘導方向を示す方向記号85を照らし出している。透光板84は、誘導灯81のドア82に対向する側面81aに設けられ、光をドア82へ照射させている。
【0040】火災時に、煙感知器14が煙41を検知して、誘導灯81を通常の設定位置から床面38へ向かって下降させると、方向記号85を常に視認可能に表示することができ、且つ非常口のドア82に常に光を照射してその位置を知らせることができる。
【0041】前記した各例では、制御部28が、モータ29を駆動して、誘導灯12(81)を床面38へ向けて下降させる。このような制御に加えて、制御部28に、誘導灯を下降させてから、一定の時間を過ぎた後、若しくは、煙感知器から、濃度の低下を示す信号を受けると、モータを逆方向に回転させ、ロープを巻き取らせて、誘導灯を徐々に上昇させるように、制御動作させてもよい。これにより、消防士が救助または消火のために建物内に入った場合、誘導灯が障害となることを防止することができる。
【0042】また、具体例1において、制御部28、モータ29を含む駆動部27及びロープ繰出機構17を誘導灯12内に収納してもよい。これにより、誘導装置の小型化を図ることができる上に、その装置の取付を簡単に行うことができる。この場合、モータ29等を電源線で外部電源に接続してもよく、または、電池を電源として収納してもよい。また、煙感知器の検知信号を無線により送信するようにしてもよい。
【0043】尚、検知手段として、ガス検知器、温度センサ、湿度センサ、熱センサ等を単独若しくは組み合わせて用いることができる。
【0044】また、例えば地下街等では、火災の発生位置により誘導方向が異なることがある。このような場合、熱、煙感知器により、発生位置が確認されると、制御部28は、防災センターに設置された中央制御装置から指示情報を受け、誘導灯を所望の位置に移動させると共に、所望の誘導方向を表示させる。
【0045】尚、天井、壁面等に移動用のレールを設け、このレールに誘導灯を移動可能に保持させ、誘導灯を水平方向に沿って変位させてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段にて駆動手段を作動させて、保持手段により誘導照明具を、通常の設置位置から所望位置まで変位させるようにしたので、例えば火災により煙が発生しても誘導照明具を視認することができる。従って、誘導照明具の誘導作用を正常に発揮させることにより、人を迅速に誘導することができる。
【出願人】 【識別番号】000239714
【氏名又は名称】文化シヤッター株式会社
【出願日】 平成10年10月12日(1998.10.12)
【代理人】 【識別番号】100082050
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 幸男 (外1名)
【公開番号】 特開2000−123613(P2000−123613A)
【公開日】 平成12年4月28日(2000.4.28)
【出願番号】 特願平10−289114