| 【発明の名称】 |
車両用ランプ |
| 【発明者】 |
【氏名】齋藤 政彦
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| 【要約】 |
【課題】レンズに対するスモーク処理を行うことなく、非点灯時にハウジング内を暗く見せることのできる車両ランプを提供する。
【解決手段】ハウジング10が黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹脂製であり、その前部にレンズ1が取付けられ、内部にバルブ2が収納されている。バルブ2の発光を前方へ反射すべき背後の放物面状の反射面12に対しては反射面処理を施し、反射面12よりも前寄りのハウジング10の内周面部分に対しては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないでハウジング10の黒乃至灰色の素地を露出させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ハウジングが黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹脂製であり、その前部にレンズが取付けられ、内部にバルブが収納された車両用ランプにおいて、ハウジング内でバルブの発光を前方へ反射すべき背後の放物面状の反射面に対しては反射面処理を施し、前記反射面よりも前寄りのハウジング内周面部分に対しては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないで前記ハウジングの黒乃至灰色の素地を露出させることを特徴とする車両用ランプ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングが黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹脂製である車両用ランプに関するものである。 【0002】 【従来の技術】ハウジング内の反射面に起因するランプ内のギラギラ感を抑制して意匠性を向上させるために、ランプレンズにスモークを施すことが行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これにより、ランプの非点灯時にレンズを暗く見せることができるが、反面ではランプレンズの配光性能が低下し、コストアップにもつながる。 【0004】本発明は、このような点に鑑みて、レンズに対するスモーク処理を行うことなく、非点灯時にハウジング内を暗く見せることのできる車両ランプを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達成するために、合成樹脂製のハウジングは光漏れ或は見掛け上の理由で成形時に顔料により黒乃至灰色に着色される場合があるのに着眼して、請求項1により、ハウジングが黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹脂製であり、その前部にレンズが取付けられ、内部にバルブが収納された車両用ランプにおいて、ハウジング内でバルブの発光を前方へ反射すべき背後の放物面状の反射面に対しては反射面処理を施し、反射面よりも前寄りのハウジング内周面部分に対しては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないでハウジングの黒乃至灰色の素地を露出させることを特徴とする。 【0006】反射面処理を施されていないハウジング内面は黒乃至灰色のままであり、この暗い領域がレンズを通して見え、したがってハウジング内部が暗くして非点灯時に反射面に起因するギラギラ感を抑制する。 【0007】 【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例によるターンシグナルランプを説明する。このターンシグナルランプ9は正面にアンバ色のレンズ1が嵌着されたハウジング10内にバルブ2が収納されて構成されている。ハウジング10は、例えばカーボンブラック等の顔料が樹脂原料に混入されることにより、本来半透明のポリプロピレンを黒色に着色して射出成形されている。 【0008】ハウジング10の内面におけるバルブ2の背後の背面部11は横方向へ放物面状にわん曲し、アルミ蒸着又は反射塗装により反射面処理が施されて反射面12が形成されている。一方、背面部11よりも前寄りの方形状の内周面部13は反射面処理が施されないままである。 【0009】これにより、ターンシグナルランプ9の非点灯時には、レンズ1にスモーク処理を施されてなくてもハウジング10内の素地の黒色が見え、暗くなって反射面12の呈するギラギラ感が抑制される。 【0010】前述の実施の形態では内周面部全域を原材料色のままに残して置いたが、その例えば下側部分のみには背面部11と同様に反射面処理を施すことにより、中間の暗さが表現できる。顔料の混入の割合又は種類の選択により、非点灯時の暗さ度合を調整して意匠を変えることもできる。 【0011】ハウジングの開口部の形状が円形の場合、例えばバルブ位置よりも前方領域の内周面部を除いた背後の放物面状背面部に反射面処理を施す。ハウジング用の合成樹脂として乳白色のABSに、黒乃至灰色の顔料を混入することもできる。本発明は、ターンシグナルランプに限らず、レンズが赤或はクリア等のランプにも適用可能である。 【0012】 【発明の効果】以上、本発明によれば、成形品のままのハウジングの素地を生かすることにより、レンズにスモーク処理を施す必要がないために配光特性が損なわれず、非点灯時に内部を暗く見せることが可能となる。着色の調整、或は素地のままにする領域の調整により、意匠の自由度を高くすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000157083 【氏名又は名称】関東自動車工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月19日(1998.10.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083208 【弁理士】 【氏名又は名称】福留 正治
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| 【公開番号】 |
特開2000−123608(P2000−123608A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−296615 |
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