| 【発明の名称】 |
車両用灯具 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 貴裕
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることができる。
【解決手段】ランプハウジング1とインナーハウジング2とを固定するためのランス構造部分13、23に、ハーネスコード41をクランプするクランプ凸部14及びクランプ凹部24が設けられている。この結果、ハーネスコード41をクランプするクランプ部14、24は、ランス構造部分13、23を利用して設けたものであるから、そのクランプ部14、24の構造は簡単である。また、クランプ部14、24は、ランス構造13、23の固定作用を利用してハーネスコード41をクランプするものであるから、ハーネスコード41を確実にクランプすることができる。このように、簡単な構造でハーネスコード41を確実にクランプすることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプハウジングとインナーハウジングとはランス構造により固定されており、前記ランプハウジング及び前記インナーハウジング及びレンズにより灯室が画成されており、前記灯室内には光源バルブが配置されており、前記光源バルブにはハーネスコードが接続されている車両用灯具において、前記ランス構造部分には、前記ハーネスコードがクランプされるクランプ部が設けられている、ことを特徴とする車両用灯具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、リヤーコンビネーションランプ等の車両用灯具に係り、特に、簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることができる車両用灯具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の車両用灯具は、一般に、ランプハウジングとインナーハウジングとがランス構造により固定されており、そのランプハウジング及びインナーハウジング及びレンズにより灯室が画成されており、その灯室内に光源バルブが配置されているものである。上述の光源バルブにはハーネスコードが接続されており、このハーネスコード及びコネクタ等を介して光源バルブはバッテリーに電気的に接続されている。上述の光源バルブを点灯すると、その光源バルブからの光がレンズを経て外部に所定の配光パターンで照射される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そして、上述の従来の車両用灯具においては、簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることが重要である。 【0004】本発明の目的は、簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることができる車両用灯具を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を達成するために、ランプハウジングとインナーハウジングとを固定するためのランス構造部分に、ハーネスコードをクランプするクランプ部が設けられている、ことを特徴とする。 【0006】この結果、ハーネスコードをクランプするクランプ部は、ランス構造部分を利用して設けたものであるから、そのクランプ部の構造は、簡単である。また、クランプ部は、ランス構造の固定作用を利用してハーネスコードをクランプするものであるから、ハーネスコードを確実にクランプすることができる。 【0007】このように、本発明の車両用灯具は、簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実施形態を添付図面を参照して説明する。この例は、リヤーコンビネーションランプについて説明する。 【0009】図において、1はランプハウジングである。このランプハウジング1は、例えば、樹脂から構成されている。このランプハウジング1の前面及び後部には、開口部10及び11がそれぞれ設けられている。この前面開口部10の周辺部には、シール凹部12が設けられており、かつ、後部開口部11の縁部には、例えば板形状の複数本のランス部13が後方に一体に突設されている。この複数本のランス部13のうち、後述する光源バルブ4及びバルブソケット40よりも下方に位置するランス部13の先端には、クランプ凸部14が一体に設けられており、このクランプ凸部14の内面側には傾斜面15が設けられている。 【0010】図において、2はインナーハウジングである。このインナーハウジング2は、例えば、樹脂から構成されている。このインナーハウジング2の前面及び後部には、開口部20及び凹凸部21がそれぞれ設けられている。この凹凸部21の底部の中央には取付孔22が設けられており、かつ、この凹凸部21の周囲には、例えば板形状の複数本のランス部23が前記ランプハウジング1のランス部13と対応して後方に一体に突設されている。この複数本のランス部23のうち、後述する光源バルブ4及びバルブソケット40よりも下方に位置するランス部23の先端には、2段のクランプ凹部24が前記ランプハウジング1のクランプ凸部14と対応して一体に設けられている。上述の複数本のランス部23のうち、他のランス部23(先端にクランプ凹部24が設けられているランス部23以外の残りのランス部23)の先端には、ランス爪25が一体に設けられている。 【0011】このランプハウジング1とインナーハウジング2とは、ランス構造により固定されている。すなわち、ランプハウジング1のランス部13とインナーハウジング2のランス部23のランス爪25との弾性係合、及びランプハウジング1のランス部13のクランプ凸部14とインナーハウジング2のランス部23のクランプ凹部24との弾性係合により、ランプハウジング1とインナーハウジング2とは、固定される。なお、このランプハウジング1とインナーハウジング2とは、機械的締結手段や接着剤等の補助的固定手段をも含めて固定されている場合もある。 【0012】図において、3はレンズである。このレンズ3は、例えば、透明部材から構成されている。このレンズ3にはシール脚部30が一体に設けられている。このレンズ3のシール脚部30がランプハウジング1のシール凹部12中にシール材31を介してシールセットされ、かつ、そのレンズ3がランプハウジング1の前面開口部10及びインナーハウジング2の前面開口部20に配置され、その結果、ランプハウジング1及びインナーハウジング2及びレンズ3により灯室32が画成される。 【0013】図において、4は光源バルブである。この光源バルブ4は、バルブソケット40に着脱可能に取り付けられており、このバルブソケット40がインナーハウジング2の取付孔22に着脱可能に取り付けられており、その結果、光源バルブ4が灯室32内の所定位置に配置される。この光源バルブ4には、バルブソケット40を介してハーネスコード41が接続されており、このハーネスコード41にはコネクタ42が接続されている。この結果、光源バルブ4は、バルブソケット40及びハーネスコード41及びコネクタ42等を介してバッテリーに電気的に接続されている。 【0014】上述の光源バルブ4を点灯すると、その光源バルブ4からの光がレンズ3を経て外部に所定の配光パターンで照射される。なお、光源バルブ4からの光は、インナーハウジング2の内面に設けられた反射面26で反射された反射光として、又は及び、光源バルブ4からの直射光として、外部に照射される。 【0015】そして、上述のハーネスコード41は、図1乃至図3に示すように、ランプハウジング1のクランプ凸部14及びインナーハウジング2のクランプ凹部24からなるクランプ部にクランプされる。すなわち、インナーハウジング2に光源バルブ4及びバルブソケット40を取り付け、次に、ハーネスコード41をインナーハウジング2のクランプ凹部24にセットし、それから、ランプハウジング1とインナーハウジング2とをランス固定する。すると、図4に示すように、ランプハウジング1とインナーハウジング2とをランス固定する際に、インナーハウジング2のランス部23の先端角部がランプハウジング1のクランプ凸部14の傾斜面15上をスライドしながら矢印方向に弾性変形し、ランプハウジング1とインナーハウジング2とがランス固定された際に、図3に示すように、インナーハウジング2のランス部23の先端がランプハウジング1のクランプ凸部14に矢印方向に弾性復帰して弾性係合することにより、ランプハウジング1とインナーハウジング2とがランス固定されると共に、ハーネスコード41は、ランプハウジング1のクランプ凸部14及びインナーハウジング2のクランプ凹部24からなるクランプ部にクランプされる。 【0016】この実施形態における本発明の車両用灯具は、以上の如き構成からなるものであるから、簡単な構造でハーネスコード41を確実にクランプすることができる。すなわち、ハーネスコード41をクランプするクランプ部(ランプハウジング1のクランプ凸部14及びインナーハウジング2のクランプ凹部24)は、ランス構造部分(ランプハウジング1のランス部13及びインナーハウジング2のランス部23)を利用して設けたものであるから、そのクランプ部14、24の構造を簡単に構成することができる。また、クランプ部14、24は、ランス構造13、23の固定作用(弾性係合)を利用してハーネスコード41をクランプするものであるから、ハーネスコード41を確実にクランプすることができる。 【0017】特に、この実施形態においては、クランプ部14、24を光源バルブ4及びバルブソケット40よりも下方に位置させたので、水がハーネスコード41を伝ってクランプ部14、24側に下がって落下し易くなり、逆に、水が光源バルブ4及びバルブソケット40側に入り難くなる。 【0018】図5はランス構造の第1変形例を示した一部拡大断面図である。この変形例のランス構造は、インナーハウジング2のランス部23の肉厚を薄くしたものであり、このようにすることにより、インナーハウジング2のランス部23の弾性作用が良好となり、ヒケ防止となる。 【0019】図6はランス構造の第2変形例を示した一部拡大断面図である。この変形例のランス構造は、インナーハウジング2のランス部23の先端に傾斜面27を設けたものである。一方、ランプハウジング1のクランプ凸部14には傾斜面を設けない。なお、双方に傾斜面15、27を設けても良い。上述の第1変形例及び第2変形例は、上述の実施形態のものと同様の作用効果を達成することができる。 【0020】上述の図1乃至図6に例示する実施形態においては、ランプハウジング1のランス部13側にクランプ凸部14を、インナーハウジング2のランス部23側にクランプ凹部24をそれぞれ設けたものであるが、その逆に、ランプハウジング1のランス部13側にクランプ凹部24(及び傾斜面27)を、インナーハウジング2のランス部23側にクランプ凸部14(及び傾斜面15)をそれぞれ設けたものであっても良い。 【0021】図7はクランプ構造の変形例を示した一部拡大断面図である。すなわち、上述の図1乃至図6に例示する実施形態において、ハーネスコード41をクランプするクランプ部の構造は、凹凸構造(クランプ凸部14及びクランプ凹部24の構造)であるが、この変形例のクランプ構造は、ハーネスコード41を収納するクランプ凹部16と、そのクランプ凹部16を覆うクランプ平面部28とからなる構造である。この構造のクランプ部は、上述の図1乃至図6に例示する構造のクランプ部と同様の作用効果を達成することができる。図7中において、符号17、29は、相互に弾性係合するランス爪である。この図7においては、クランプ凹部16をランプハウジング1のランス部13側に、クランプ平面部28をインナーハウジング2のランス部23側にそれぞれ設けたものであるが、その逆に、ランプハウジング1のランス部13側にクランプ平面部を、インナーハウジング2のランス部23側にクランプ凹部をそれぞれ設けたものであっても良い。 【0022】なお、上述の実施の形態においては、リヤーコンビネーションランプの例について説明したが、本発明はその他の車両用灯具にも使用することができる。 【0023】 【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両用灯具は、ランプハウジングとインナーハウジングとを固定するためのランス構造部分に、ハーネスコードをクランプするクランプ部を、設けたものであるから、簡単な構造でハーネスコードを確実にクランプすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000136 【氏名又は名称】市光工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月13日(1998.10.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100059269 【弁理士】 【氏名又は名称】秋本 正実
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| 【公開番号】 |
特開2000−123606(P2000−123606A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−291019 |
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