| 【発明の名称】 |
発光装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】斉藤 孝一
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| 【要約】 |
【課題】ケースの形態を変化できるようにして、面白みのある斬新なデザインにすることができるようにする。
【解決手段】支柱1と、支柱1に支持されランプが収納されるとともにランプからの光を放射する透光面11を有したケース10とを備え、ケース10を複数設け、隣接する一対のケース10の少なくともいずれか一方を、両ケース10の透光面11s同士が接合して両ケース10が集合して閉じる閉位置及び閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能になるように支柱1の軸部2に回動可能に支持し、閉位置及び開位置に移動させる移動機構20を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能にしたことを特徴とする発光装置。 【請求項2】 支柱と、該支柱に支持されランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースとを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能に上記支柱に設けたことを特徴とする発光装置。 【請求項3】 支柱と、該支柱に支持されランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースとを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースの透光面同士が接合して両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能になるよう上記支柱に回動可能に支持したことを特徴とする発光装置。 【請求項4】 上記隣接する一対のケースの接合する透光面を、上記移動するケースの回動中心軸に対して線対称形状にしたことを特徴とする請求項3記載の発光装置。 【請求項5】 上記隣接する一対のケースを、該両ケースの接合する透光面以外の面にも、透光面を設けて構成したことを特徴とする請求項3または4記載の発光装置。 【請求項6】 上記移動するケースを上記閉位置及び開位置に移動させる移動機構を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の発光装置。 【請求項7】 上記移動するケースを上記閉位置及び開位置に移動させる移動機構を設け、該移動機構を、上記支柱に設けられ上記移動するケースの回動中心軸を軸心とした主傘歯車と、上記移動するケースに設けられ該主傘歯車に噛合する従傘歯車と、該主傘歯車及び従傘歯車を相対的に回転させて上記移動するケースを回動させるモータとを備えて構成したことを特徴とする請求項3,4または5記載の発光装置。 【請求項8】 上記支柱を、街路に立設可能に形成したことを特徴とする請求項2,3,4,5または7記載の発光装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、街灯や室内照明等の照明装置、あるいは、種々の表示を行なう表示装置等の発光装置に係り、特に、ランプが収納されるケースを有した発光装置に関する。 【従来の技術】 【0002】従来、この種の発光装置としては、例えば、街路に設けられる街灯が知られている。この発光装置としての街灯は、地面に立設される支柱と、支柱の上部に固定されて支持されランプが収納されるケースとを備えて構成されている。ケースは、例えば、枠体にガラスや樹脂からなる透光板を嵌め込んで形成され、透光板をランプからの光を放射する透光面として形成している。そして、このような街灯は、ケースのデザインや支柱のデザインが種々に創作されて、各所に設けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来の発光装置にあっては、ケースのデザインや支柱のデザインが種々に創作されてはいるが、ケースが固定されているので、デザインが一義的であり、そのため、より面白みのある斬新なデザインにすることが追求されている。本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ケースの形態を変化できるようにして、面白みのある斬新なデザインにすることができるようにした発光装置を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成するための本発明の技術的手段は、ランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能にした構成としている。また、支柱と、該支柱に支持されランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースとを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能に上記支柱に設けた構成としている。これにより、閉位置と開位置とでケースの形態を変化させることができ、面白みのある斬新なデザインにすることができるようになる。 【0005】また、上記の目的を達成するための本発明の技術的手段は、支柱と、該支柱に支持されランプが収納されるとともに該ランプからの光を放射する透光面を有したケースとを備えた発光装置において、上記ケースを複数設け、隣接する一対のケースの少なくともいずれか一方を、両ケースの透光面同士が接合して両ケースが集合して閉じる閉位置及び該閉位置から互いに離間して開く開位置に移動可能になるよう上記支柱に回動可能に支持した構成としている。この構成により、閉位置と開位置とでケースの形態を変化させることができ、面白みのある斬新なデザインにすることができるとともに、ケースが閉位置にあるときは、互いに接合する透光面を閉じ、接合する透光面以外のみを露出させることができる一方、開位置では、閉位置で互いに接合する透光面を露出させてライトの光を放射できるので、より一層面白みのある斬新なデザインに変化させることができる。 【0006】そして、必要に応じ、上記隣接する一対のケースの接合する透光面を、上記移動するケースの回動中心軸に対して線対称形状にした構成としている。閉位置で確実に透光面が閉じられ、接合する透光面以外のみが露出させられる。また、必要に応じ、上記隣接する一対のケースを、該両ケースの接合する透光面以外の面にも、透光面を設けて構成している。閉位置においても照明することができる。更に、必要に応じ、上記移動するケースを上記閉位置及び開位置に移動させる移動機構を設けた構成としている。移動が容易に行なわれる。更にまた、上記移動するケースを上記閉位置及び開位置に移動させる移動機構を設け、該移動機構を、上記支柱に設けられ上記移動するケースの回動中心軸を軸心とした主傘歯車と、上記移動するケースに設けられ該主傘歯車に噛合する従傘歯車と、該主傘歯車及び従傘歯車を相対的に回転させて上記移動するケースを回動させるモータとを備えて構成している。傘歯車機構を用いてモータで駆動するので、簡易な機構でケースが回動させられる。また、必要に応じ、上記支柱を、街路に立設可能に形成した構成としている。街路灯として人の興味を引く面白みのある街作りに利用できる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る発光装置について説明する。図1乃至図4に示す実施の形態に係る発光装置は、上記と同様に、街路に設けられる街灯である。実施の形態に係る発光装置の基本的構成は、地面に立設される支柱1と、支柱1に支持され電球や蛍光灯等のランプLが収納されるとともに、ランプLからの光を放射する透光面11を有したケース10とを備えてなる。支柱1は、金属製等で、種々のデザインに形成される。特に、支柱1の上部は、円柱状の軸部2を構成している。 【0008】ケース10は複数設けられ、実施の形態では1対設けられている。各ケース10は、略三角柱状の対称形状に形成されており、金属製の枠体12と、枠体12の上側面部に設けられる金属製の天板13と、枠体12の下側面部に設けられ内部においてランプLのソケット(図示せず)等が付設される底板14と、枠体12の3つの側面部に嵌め込む等して設けられるガラスや樹脂からなる透光板15とを備えて構成されている。この透光板15がランプLからの光を放射する透光面11を構成している。詳しくは、図3に示すように、各ケース10の枠体12において、その一辺の上下に、支柱1の軸部2に遊嵌されるリング状の軸受部16を突設し、この軸受部16をベアリング17を介して支柱1の軸部2に取付け、ケース10を回動可能に支持している。図3中、18は支柱1の軸部2に設けられベアリング17を支持する凸状部である。また、上側及び下側の軸受部16は、一対のケース10間において互いに干渉しないように位相をずらせてスぺーサ19を介して軸部2に設けられている。 【0009】これにより、隣接する一対のケース10の両方が、両ケース10の1つの透光面11同士が接合して両ケース10が集合して閉じる閉位置A及び閉位置Aから互いに離間して開く開位置Bに移動可能になるように、支柱1の上部の軸部2に回動可能に支持される。そして、隣接する一対のケース10の接合する透光面11(以下11sとする)は、ケース10の3つの側面部の1つの透光面11であり、移動するケース10の回動中心軸Pに対して線対称形状に形成されることになる。そしてまた、接合する透光面11sには、夫々、異なるデザイン模様が付されている。接合する透光面11s以外の透光面11には、接合する透光面11sとは異なる統一された1つのデザイン模様(図では水玉模様)が付されている。 【0010】また、実施の形態においては、移動するケース10を閉位置A及び開位置Bに移動させてケース10を開閉する移動機構20が設けられている。移動機構20は、図3に示すように、支柱1の軸部2の上部に嵌挿されて固定され移動するケース10の回動中心軸Pを軸心とした主傘歯車21と、移動する各ケース10に回転可能に設けられ主傘歯車21に噛合する従傘歯車22とを備えている。23は天板13の内側に設けられ従傘歯車22の回転軸24をベアリング25を介して軸支するホルダである。また、移動機構20は、主傘歯車21及び従傘歯車22を相対的に回転させて移動するケース10を正逆回動させる電動ギヤドモータ26を備えている。モータ26は、各ケース10の天板13の内側に夫々設けられ、モータ26の軸が従傘歯車22の回転軸24にカップリング27を介して接合され、従傘歯車22を回転させてケース10を回動させる。モータ26の回転数は、ケース10の開閉角度に応じて適宜に定められている。また、モータ26の駆動時期及びランプLの点灯時期は、スイッチや、タイマ等によって電源をオン,オフすること等により適宜に定められている。 【0011】従って、この実施の形態に係る発光装置によれば、図2(a)に示すように、ケース10が閉位置Aにあるときは、互いに接合する透光面11sは閉じられており、接合する透光面11s以外の透光面11が見えている。この状態においては、ケース10が四角柱状になって、1つのケース10のみが存在するように見える。この状態で、ランプLを点灯すると、接合する透光面11s以外の透光面11から光が放射され、透光面11の模様が照らし出される。また、ケース10を閉位置Aから開位置Bへ移動させるときは、移動機構20のモータ26を駆動すると、傘歯車機構を介してケース10が回動し、図1,図2(b)及び図4に示すように、ケース10が開く。この状態では、ケース10が左右にあって形態が変化する。また、閉位置Aで互いに接合する透光面11sが露出する。この状態でランプLを点灯すると、図1に示すように、開かれて現れた透光面11sから光が放射され、これに付された模様が照らし出されるとともに、図2(b)に示すように、裏側は接合する透光面11s以外の透光面11に付された模様が照らし出される。そのため、面白みのある斬新なデザインに変化し、人の興味を引くようになる。ケース10の開閉やランプLの点灯は適時に行なって良く、例えば、日中にケース10を閉位置AにしてランプLを消灯し、夜間にケース10を開位置BにしてランプLを点灯する等、適宜に組合せて良い。 【0012】尚、上記実施の形態においては、支柱1を軸部2としてケース10を左右に開閉させたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、支柱1に直角に軸部を設けてケース10を上下に開閉できるようにしても良く、適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、一対のケース10の両方を回動できるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、一方を固定し、他方のみを回動させるようにしても良く適宜変更して差支えない。更にまた、上記実施の形態では、ケース10を一対設けたが必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、3つ設ける等、3以上設けて良く、適宜変更して差支えない。 【0013】また、支柱1やケース10の形状や大きさ、あるいは、デザイン等は上述したものに限定されるものではなく、自由に変更して良い。例えば、隣接する一対のケース10において、両ケース10の接合する透光面11s以外の面を、非透光性部材で形成し、閉じているときは、光が出ないようにし、開いているときのみ照明できるように構成する等、適宜変更して良い。更に、本発明は、街灯のみならず、電気スタンド等、どのような照明装置に適用しても良く、また、ランプを発光させて透光面に描いた文字等を表示するための表示装置に適用しても良く、要するに、ランプが収納され透光面を有したケースを備えた発光装置であれば、どのようなものであっても良い。また、本発明においては、支柱のないもの、即ち壁等の支柱以外のものにケースを取付ける装置であっても良い。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の発光装置によれば、各々ランプが収納されたケースを複数設け、隣接する一対のケースを開閉可能にしたので、閉位置と開位置とでケースの形態を変化させることができ、面白みのある斬新なデザインにすることができるとともに、設計の自由度を大幅に増すことができる。また、両ケースの透光面同士が接合して両ケースが集合して閉じるようにすれば、ケースが閉位置にあるときは、互いに接合する透光面は閉じられており、接合する透光面以外のみを露出させることができる一方、開位置では、閉位置で互いに接合する透光面が露出して、ライトの光を放射できるので、より一層面白みのある斬新なデザインに変化し、人の興味を引くようにすることができる。 【0015】また、隣接する一対のケースの接合する透光面を、移動するケースの回動中心軸に対して線対称形状にした場合には、閉位置で確実に透光面を閉じることができ、接合する透光面以外のみを露出させることができる。更にまた、隣接する一対のケースを、両ケースの接合する透光面以外の面にも、透光面を設けて構成した場合には、閉位置においても照明することができるという効果がある。また、移動するケースを閉位置及び開位置に移動させる移動機構を設けた場合には、移動を容易にすることがきる。更に、移動機構を傘歯車機構を用いてモータで駆動するようにすれば、簡易な機構でケースを回動することができる。そして、支柱を、街路に立設可能に形成し、街路灯として用いれば、人の興味を引く面白みのある街作りを実現できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598126531 【氏名又は名称】斉藤 孝一
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| 【出願日】 |
平成10年9月16日(1998.9.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093148 【弁理士】 【氏名又は名称】丸岡 裕作
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| 【公開番号】 |
特開2000−90709(P2000−90709A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月31日(2000.3.31) |
| 【出願番号】 |
特願平10−261545 |
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