| 【発明の名称】 |
ネオン管ランプ |
| 【発明者】 |
【氏名】片瀬 友史
【氏名】薩川 秀昭
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| 【要約】 |
【課題】ネオン管と電力供給用コードとの接続部の遮蔽を簡単に且つ安全に行うことを課題とする。
【解決手段】ネオン管16が配設されるリフレクタ2と、上記ネオン管に接続された電力供給用コード19とを備えたネオン管ランプ1であって、上記リフレクタに上記電力供給用コードを係止するコード係止部7を設け、リフレクタに着脱自在に取着されると共に上記コード係止部及びその近傍を覆うカバー体9とを設け、上記電力供給用コードを上記コード係止部に係止すると共に上記カバー体をリフレクタに取着して上記ネオン管と電力供給用コードとの接続部を覆い隠すようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネオン管が配設されるリフレクタと、上記ネオン管に接続された電力供給用コードとを備えたネオン管ランプであって、上記リフレクタに上記電力供給用コードを係止するコード係止部を設け、リフレクタに着脱自在に取着されると共に上記コード係止部及びその近傍を覆うカバー体とを設け、上記電力供給用コードを上記コード係止部に係止すると共に上記カバー体をリフレクタに取着して上記ネオン管と電力供給用コードとの接続部を覆い隠すようにしたことを特徴とするネオン管ランプ。 【請求項2】 上記ネオン管の端部に環状のクッション材が外嵌され、ネオン管の上記クッション材が外嵌された部分がカバー体とリフレクタとによって挟持されたことを特徴とする請求項1に記載のネオン管ランプ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は新規なネオン管ランプに関する。詳しくは、ネオン管と電力供給用コードとの接続部の遮蔽を簡単に行う技術に関する。 【0002】 【従来の技術】ネオン管を光源とするランプ、すなわち、ネオン管ランプがある。かかるネオン管ランプにあっては、ネオン管と電力供給用コードとの接続部が露出していて、うっかりそれに触れたりすると危険であるので、該部分を覆い隠すことが行われている。 【0003】図4に示すものは、従来のネオン管ランプの一例の要部を概略的に示すものである。 【0004】ネオン管ランプaは、ランプボデイbとレンズcで画成された空間d内にネオン管eが配設されている。 【0005】上記空間dの両端部には耐熱シリコーンゴム等の弾性体で形成された弾性ブーツfが配設されている。該弾性ブーツfは、ランプ受容部gとコード受容部hとがほぼL状を為すように一体に形成されている。そして、ネオン管eの端部がランプ受容部g内に嵌合され、また、電極に接続された接続ワイヤーiにカシメ金具jによって接続された電力供給用コードkがコード受容部h内を挿通されてコード受容部hから導出されている。 【0006】そして、弾性ブーツfのコード受容部hの後端はランプボデイbの端部後面に形成された挿通孔lから後方に臨まされている。 【0007】さらに、上記電力供給用コードkの端部には図示しないコネクタが取着され、該コネクタが点灯回路から導出されたコードのコネクタと接続されるようになっている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来のネオン管ランプaにあっては、接続ワイヤーiに接続した電力供給コードkを弾性ブーツfに挿通する必要がある。そして、弾性ブーツfがL字状に曲がっているため、電力供給用コードkを弾性ブーツfに挿通し難く、作業性が悪いという問題があった。 【0009】また、ネオン管eの端部を弾性ブーツfのランプ受容部gに嵌合するときに、電力供給コードkが接続ワイヤーiから外れやすいという問題があった。 【0010】さらに、弾性ブーツfに挿通した電力供給用コードkをランプボデイbの挿通孔lに挿通しなければならないため、該電力供給用コードkと点灯回路側のコードとを接続するためのコネクタが必要であるという問題があった。 【0011】そこで、本発明は、ネオン管と電力供給用コードとの接続部の遮蔽を簡単に且つ安全に行うことを課題とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明ネオン管ランプは、上記した課題を解決するために、ネオン管が配設されるリフレクタと、上記ネオン管に接続された電力供給用コードとを備えたネオン管ランプであって、上記リフレクタに上記電力供給用コードを係止するコード係止部を設け、リフレクタに着脱自在に取着されると共に上記コード係止部及びその近傍を覆うカバー体とを設け、上記電力供給用コードを上記コード係止部に係止すると共に上記カバー体をリフレクタに取着して上記ネオン管と電力供給用コードとの接続部を覆い隠すようにしたものである。 【0013】従って、本発明ネオン管ランプにあっては、カバー体をリフレクタに取着するだけで、ネオン管と電力供給用コードとの接続部を覆い隠すことができ、且つ、電力供給用コードは係止部に係止されるので、電力供給用コードが外部から引っ張られるようなことがあっても、電力供給用コードとネオン管との接続部に直接ストレスが加わるようなことがない。 【0014】 【発明の実施の形態】以下に、本発明ネオン管ランプの実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図示した実施の形態は、本発明を自動車のリヤウインドシールドの内側に配設するストップランプ、すなわち、ハイマウントストップランプと称される自動車用標識灯に適用したものである。 【0015】ハイマウントストップランプ1はリフレクタ2を備える。 【0016】リフレクタ2は、上下で平行に離間して位置した上面壁3U及び下面壁3Dと、上面壁3Uと下面壁3Dとの間に位置し、前方に向かって窪んだ凹曲面4aを有する中間部4とを備え、中間部4の後面の上下における中央部で長手方向(左右方向)に適当に離間した数箇所から支持片5、5、・・・(図3に1つのもののみ示す。)が後方へ向けて突設されている。そして、中間部4の凹曲面4aにはアルミ蒸着等の適当な手段によって反射面が形成されている。 【0017】リフレクタ2の両端部において、中間部4の端部から後方へ突出した側壁部6、6(図2に一方のもののみ示す。)が形成されている。そして、該側壁部6にはコード係止部7が形成されている。該コード係止部7は、互いに上下に離間して平行に延びる2つの挟持片8、8から成り、挟持片8、8の先端部は互いに近づく方へ折り曲げられて抜け止め部8a、8aを形成している。 【0018】上記上面壁3U及び下面壁3Dの両端部は中間部4の端部よりやや突出するように延長され、且つ、該延長部4UE、4UE、4DE、4DE(図2に一方のもののみ示す。)はさらに後方へ延長されて上記側壁部6、6の側縁に沿うように位置している。 【0019】リフレクタ2の両端部にかバー体9、9(図2に一方のもののみ示す。)が着脱自在に取着される。 【0020】カバー体9は、前面板10の外縁から後方へ向かって側面覆い板11が突設され、側面覆い板11の上下両縁には前端が前面板10に連続した上面覆い板12U及び下面覆い板12Dが連設され、さらに、前面板10の上下両縁のうち上記上下面覆い板12U、12Dが連設された部分より内側の部分から係合片13、13が後方へ向けて突設されている。該係合片13、13にはその先端部の互いに対向した面に係合爪13a、13aが形成されている。 【0021】前面板10の内側縁、すなわち、側面覆い板11が連設された側縁と反対側の縁に押え片14が後方へ向けて突設されており、該押え片14の後縁のほぼ中央部は円弧状の凹部14aに形成されている。 【0022】上記のようなカバー体9は合成樹脂によって成形され、前面板10に形成された孔15、15は係合片13、13の係合爪13a、13aの成形に伴うものである。 【0023】ネオン管16がリフレクタ2に支持される。ネオン管16はその両端から図示しない電極に接続された接続ワイヤー17、17が導出されており、該接続ワイヤー17、17に点灯回路18に接続された電力供給用コード19、19がカシメ金具20、20(17、19、20は一方のもののみ図2に示す。)によって接続されている。そして、電力供給用コード19、19の端部がリフレクタ2のコード係止部7、7に係止される。すなわち、電力供給用コード19はコード係止部7の2つの挟持片8と8とによって挟持され、且つ、抜け止め部8a、8aによって挟持片8と8との間からの抜けを阻止された状態とされている。 【0024】ネオン管16には環状をしたクッション材21、21(一方のもののみ図2に示す。)及び22が外嵌されている。クッション材21は端部に外嵌されるものであり、また、クッション材22は中央部に外嵌されるものであり、クッション材21の方が22より幅が広く形成されている。また、これらクッション材21、21、22は、例えば、半透明のシリコーンゴムによって形成されている。 【0025】そして、ネオン管2は、リフレクタ2の凹曲面4aの上下方向における中央に載置され、その状態でカバー体9、9がリフレクタ2の両端部に取着されることによって、リフレクタ2に支持される。 【0026】カバー体9を、側面覆い板11がリフレクタ2の延長部4UE、4DEの外側縁に沿うように、また、上面覆い板12Uが延長部4UEの上面に、下面覆い板12Dが延長部4DEの下面に、それぞれ沿うように、さらに、係合片13、13が上面壁3U及び下面壁3Dのうち延長部4UE、4DEに連続した部分の外側面に沿うようにして前方からリフレクタ2の端部に被せるように後方へ向けて移動させる。そして、カバー体9の前面板10がリフレクタ2の上面壁3U及び下面壁3Dの前縁に当接したところで、係合片13、13の係合爪13a、13aが上面壁3U及び下面壁3Dの後縁に係合し、これによって、カバー体9がリフレクタ2に取着される。また、この間に、カバー体9の押え片14の凹部14aがネオン管16に外嵌されたクッション材21に当接し、さらに、該クッション材21を押圧する。しかして、ネオン管16はその両端部がクッション材21、21を介してカバー体9の押え片14、14によって押さえられ、これによって、ネオン管16はリフレクタ2に支持される。 【0027】そして、上記のようにネオン管16を支持したリフレクタ2にその前面を覆うようにインナーレンズ23が取着される。 【0028】上記したように、ネオン管16及びインナーレンズ23が取着されたリフレクタ2はレンズとボデイとによって形成された空間内に配設される。 【0029】レンズ24は透明な合成樹脂で形成され、底板部25と、該底板部25の前縁からほぼ上方へ突出した前面部26と、底板部25の後縁から上方へ突出した後面部27と、底板部25の側縁から上方へ突出した側面部28、28(図1に一方のもののみ示す。)とが一体に形成され、ほぼ横長で上方に開口した容器状をしている。また、底板部26からは左右方向に間隔を置いて支持ボス29、29、・・・が(図3に一のもののみ示す。)上方へ突出されている。 【0030】ボデイ30はレンズ24の上面開口に適合した形状の板状を為し、レンズ24にその上面開口を覆うように取着される。これによってレンズ24とボデイ30とによって画成された空間31が形成され、該空間31の前面寄りの位置に上記ネオン管16及びインナーレンズ23が取着されたリフレクタ2が配設される。そして、リフレクタ2の支持片5、5、・・・がレンズ24の支持ボス29、29、・・・にネジ止めにより固定される。 【0031】なお、上記空間31のうちリフレクタ2が配設された部分の後方に点灯回路18が配設される。 【0032】上記したハイマウントストップランプ1にあっては、電力供給コード19、19のうちネオン管16の接続ワイヤー17、17との接続部に近接した部分がコード係止部7、7に係止されることによって接続ワイヤー17、17と電力供給用コード19、19との接続部の位置が安定されると共にカバー体9、9によって覆われるため、当該部分にうっかり触れてしまうことが防止され、安全である。 【0033】しかも、かかる安全構造は、カバー体9、9をリフレクタ2に取着するだけで達成され、作業性が良好である。 【0034】また、電力供給用コード19、19は係止部7、7に係止されるので、電力供給用コード19、19が外部から引っ張られるようなことがあっても、電力供給用コード19、19とネオン管16の接続ワイヤー17、17との接続部に直接ストレスが加わるようなことがない。 【0035】さらに、カバー体9、9のリフレクタ2への取付によって、ネオン管16のリフレクタ2への支持も同時に為され、しかも、ネオン管16はカバー体9、9の押え片14、14によってクッション材21、21を介してリフレクタ2の凹曲面4aに押さえつけられることによってリフレクタ2に取り付けられるので、その取付状態が安定し、且つ、衝撃や振動から保護される。 【0036】なお、上記した実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。 【0037】 【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように、本発明ネオン管ランプは、ネオン管が配設されるリフレクタと、上記ネオン管に接続された電力供給用コードとを備えたネオン管ランプであって、上記リフレクタに上記電力供給用コードを係止するコード係止部を設け、リフレクタに着脱自在に取着されると共に上記コード係止部及びその近傍を覆うカバー体とを設け、上記電力供給用コードを上記コード係止部に係止すると共に上記カバー体をリフレクタに取着して上記ネオン管と電力供給用コードとの接続部を覆い隠すようにしたことを特徴とする。 【0038】従って、本発明ネオン管ランプにあっては、電力供給用コードをコード係止部に係止することによって電力供給用コードとネオン管との接続部の位置を安定させると共に、カバー体によって上記接続部が覆い隠されるので、該接続部にうっかり触れてしまうことが防止され、安全である。 【0039】しかも、かかる安全構造は、リフレクタにかバー体を取着するだけで構成され、組立の作業性が良好である。 【0040】また、電力供給用コードは係止部に係止されるので、電力供給用コードが外部から引っ張られるようなことがあっても、電力供給用コードとネオン管との接続部に直接ストレスが加わるようなことがない。 【0041】請求項2に記載した発明にあっては、ネオン管の端部に環状のクッション材を外嵌し、ネオン管の上記クッション材が外嵌された部分をカバー体とリフレクタとによって挟持するようにしたので、ネオン管の取付が容易であると共に、その状態が安定し、且つ、ネオン管を衝撃や振動から保護することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001133 【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
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| 【出願日】 |
平成10年8月5日(1998.8.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069051 【弁理士】 【氏名又は名称】小松 祐治
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| 【公開番号】 |
特開2000−57812(P2000−57812A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月25日(2000.2.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−221571 |
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