| 【発明の名称】 |
照明補助装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】木村 孝
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| 【要約】 |
【課題】室内の明るさを所定に保つとともに、照明にかかる電力の効率化を図るのに好適な照明補助装置を提供する。
【解決手段】凸型の鏡体30a〜30eは、ジャロジー窓20から入射する太陽光を天井面14に向けて反射可能に、各ガラス板22a〜22eに対応した位置に設けられているとともに、各ガラス板22a〜22eの開閉に応じて開閉するようになっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ジャロジー窓に設ける照明補助装置であって、光反射媒体を、前記ジャロジー窓から入射する太陽光を天井面に向けて反射可能に設けたことを特徴とする照明補助装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術の分野】本発明は、ジャロジー窓に設ける照明補助装置に係り、特に、室内の明るさを所定に保つとともに、照明にかかる電力の効率化を図るのに好適な照明補助装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ジャロジー窓が設けられている建物では、一般にジャロジー窓の他に太陽光を取り込むのに十分な窓が設けられていない場合が多いため、日中は、ジャロジー窓から取り込む太陽光と、天井に設けた照明とにより、室内の明るさを所定に保っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャロジー窓は、窓枠が小さいため太陽光を照明光として室内に効果的に取り込むのが困難であるという問題があった。また、上記建物では、天井面に一様に配置した複数の照明を、いずれも同じ照度で稼働していたため、消費電力が大きいという問題もあった。 【0004】そこで、本発明は、このような従来の問題を解決することを課題としており、室内の明るさを所定に保つとともに、照明にかかる電力の効率化を図るのに好適な照明補助装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の照明補助装置は、ジャロジー窓に設ける照明補助装置であって、光反射媒体を、前記ジャロジー窓から入射する太陽光を天井面に向けて反射可能に設けた。 【0006】このような構成であれば、ジャロジー窓から入射する太陽光は、光反射媒体により、天井面に向けて反射される。このため、天井面は、ジャロジー窓から入射する太陽光によって照明される。 【0007】ここで、光反射媒体は、光を反射可能な媒体をいい、反射率を有する物体であればあらゆるものを含む。例えば、反射率50%のものを用いて、ジャロジー窓から入射する太陽光のうち半分を天井面に向けて反射するような構成としてもよい。なお、一般に、光反射媒体としては鏡が挙げられる。 【0008】また、光反射媒体は、どのような形状のものであってもよいが、特に凸型の鏡体であることが好ましい。このような構成であれば、ジャロジー窓から入射する太陽光は、光反射媒体により、天井面に向けて拡散される。 【0009】また、光反射媒体は、ジャロジー窓から入射する太陽光を反射可能な位置に設けられていればよいが、夜間は防犯シャッターとなるように、特にジャロジー窓の開閉に応じて開閉するようになっていることが好ましい。このような構成であれば、日中は、ジャロジー窓が開かれるのに応じて開かれ、ジャロジー窓から入射する太陽光が天井面に向けて反射されるが、夜間は、ジャロジー窓が閉じられるのに応じて閉じられることにより、防犯シャッターとされる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る照明補助装置の実施の形態を示す図である。 【0011】まず、構成を説明すると、建物10の外壁12には、可動ルーバ付きの窓であるジャロジー窓20が設けられている。ジャロジー窓20は、一定幅の複数のガラス板22a〜22eを平行に並べて構成されており、各ガラス板22a〜22eは、図示しない開閉器を開方向に可動させると、図面上辺を軸として室外側に開くようになっており、この状態で開閉器を閉方向に可動させると、室内側に閉じるようになっている。 【0012】ジャロジー窓20の室内側には、各ガラス板22a〜22eに対応した位置にそれぞれ凸型鏡体30a〜30eが設けられており、各鏡体30a〜30eは、反射率ほぼ100%に構成されているとともに、各ガラス板22a〜22eの開閉に応じて開閉するようになっている。すなわち、各鏡体30a〜30eは、図示しない開閉器を開方向に可動させると、図面下辺を軸として室内側に開いて、各ガラス板22a〜22eから入射する太陽光を天井面14に向けて反射するようになっており、この状態で開閉器を閉方向に可動させると、室外側に閉じて、ジャロジー窓20を覆うようになっている。 【0013】なお、ペリメータ側の天井面14には、照明40が設けられており、この他にも天井面14には、同様の照明が一様に配置されている。次に、上記実施の形態の動作を説明する。 【0014】まず、日中は、図示しない開閉器を開方向に可動させておく。すると、各ガラス板22a〜22eが室外側に開かれるとともに、各鏡体30a〜30eが室内側に開かれ、各鏡体30a〜30eにより、ジャロジー窓20から入射する太陽光が天井面14に向けて反射される。このため、天井面14は、ジャロジー窓20から入射する太陽光によって照射される。 【0015】一方、夜間は、図示しない開閉器を閉方向に可動させておく。すると、各ガラス板22a〜22eが室内側に閉じられるとともに、各鏡体30a〜30eが室外側に閉じられる。この状態では、各鏡体30a〜30eがジャロジー窓20を覆うようになるので、防犯シャッターとされる。 【0016】このようにして、鏡体30a〜30eを、ジャロジー窓20から入射する太陽光を天井面14に向けて反射可能に設けたから、従来では、ジャロジー窓20から入射する太陽光を照明光として室内に効果的に取り込むのが困難であったのに対し、これを反射させることによって天井面14の照度を高くすることができるので、ペリメータ側の照明40の照度をある程度低下させても、室内の明るさを所定に保つことができる。したがって、従来に比して、室内の明るさを所定に保ちながらも、ペリメータ側の照明40にかかる電力を低減することができる。 【0017】また、鏡体30a〜30eを凸型としたから、ジャロジー窓20から入射する太陽光が天井面14に向けて拡散されるので、太陽光によって天井面14を全体的に照射することができる。したがって、天井面14の照度を全体的に高くすることができるので、天井面14に配置された各照明について電力を低減することができる。 【0018】さらに、鏡体30a〜30eを、各ガラス板22a〜22eの開閉に応じて開閉するようにしたから、各ガラス板22a〜22eを閉じたときは、防犯シャッターとして機能させることができる。 【0019】なお、上記実施の形態においては、光反射媒体として、反射率ほぼ100%の鏡体30a〜30eを用い、ジャロジー窓20から入射する太陽光のすべてを天井面14に向けて反射するように構成したが、これに限らず、例えば、反射率50%のものを用い、ジャロジー窓20から入射する太陽光のうち半分を天井面14に向けて反射するように構成してもよい。 【0020】また、上記実施の形態においては、鏡体30a〜30eが室内側に開いているときは、所定の角度で太陽光を天井面14に向けて反射するように構成したが、これに限らず、鏡体30a〜30eにその角度を調整する機構を設け、常時、天井面14の所定位置に太陽光を反射するように、太陽の位置に応じて角度を可変に構成してもよい。 【0021】上記実施の形態において、鏡体30a〜30eは、請求項1記載の光反射媒体に対応している。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る照明補助装置によれば、従来に比して、室内の明るさを所定に保ちながらも、ペリメータ側の照明にかかる電力を低減することができるという効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000206211 【氏名又は名称】大成建設株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月29日(1998.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066980 【弁理士】 【氏名又は名称】森 哲也 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−48610(P2000−48610A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−214385 |
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