| 【発明の名称】 |
カラー照明ランプおよびカラー照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】待井 裕晃
【氏名】加藤木 真之
【氏名】森山 秀男
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| 【要約】 |
【課題】混色の精細度が高くて良好な加法混色が得られるとともに、取扱いが容易で、比較的安価なカラー照明ランプおよびこれを用いた照明装置を提供する。
【解決手段】赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子がそれぞれ複数からなるRGB発光素子群を各色発光素子が分散状態で、かつ各色発光素子の一色または複数色を選択的に点灯可能に透光性バルブの内部に収納するとともに、透光性バルブの端部側に口金を配設した。RGB発光素子群の各色発光素子を確実に分散させ、しかも耐振性を付与するために、透光性バルブのほぼ中心軸に沿って支柱を配設し、支柱に各色発光素子を支持させることができる。各色発光素子ごとに調光する調光手段を内蔵させることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】透光性バルブと;透光性バルブの端部側に配設された口金と;複数の赤色発光素子、複数の緑色発光素子および複数の青色発光素子を備え、透光性バルブ内にこれら各色発光素子を分散状態で、かつ各色発光素子の一色または複数色を選択的に点灯可能に収納してなるRGB発光素子群と;を具備していることを特徴とするカラー照明ランプ。 【請求項2】透光性バルブは、細長くて両端が開放されており;口金は、透光性バルブの両端側に配設されており;RGB発光素子群は、透光性バルブの両端側で支持されている;ことを特徴とする請求項1記載のカラー照明ランプ。 【請求項3】透光性バルブは、一端が閉塞され、他端が開放されており;口金は、透光性バルブの他端側に配設されており;RGB発光素子群は、透光性バルブの他端側で支持されている;ことを特徴とする請求項1記載のカラー照明ランプ。 【請求項4】口金は、ねじ口金であり;透光性バルブおよび口金の間に配設されてRGB発光素子群の発光を外側から操作して制御する調光手段を具備している;ことを特徴とする請求項3記載のカラー照明ランプ。 【請求項5】透光性バルブは、回転2次曲面形状の反射面を備えており;RGB発光素子群は、その中心が回転2次曲面のほぼ焦点に配設されている;ことを特徴とする請求項3または4記載のカラー照明ランプ。 【請求項6】透光性バルブのほぼ中心軸に沿って配設された支柱を具備し;RGB発光素子群は、支柱の周囲で、かつ長手方向に沿って分散しながら支柱に支持されている;ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載のカラー照明ランプ。 【請求項7】支柱は、口金側で支持されていることを特徴とする請求項6記載のカラー照明ランプ。 【請求項8】支柱は、角柱からなり;支柱に係合して支持されて各色発光素子を装着するホルダーを具備している;ことを特徴とする請求項5または6記載のカラー照明ランプ。 【請求項9】ホルダーは、発光素子および発光素子に対して非接触状態でカラーフィルターを支持していることを特徴とする請求項8記載のカラー照明ランプ。 【請求項10】RGB発光素子群は、各発光色ごとに定格電圧30V以下の白熱電球を複数直列接続し、かつカラーフィルターを組み合わせて構成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一記載のカラー照明ランプ。 【請求項11】RGB発光素子群を装着し、細長い透光性バルブ内に挿入されている光反射性の基板を具備していることを特徴とする請求項2記載のカラー照明ランプ。 【請求項12】カラー照明装置本体と;カラー照明装置本体に支持されている請求項1ないし11のいずれか一記載のカラー照明ランプと;を具備していることを特徴とするカラー照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カラー照明用に好適なカラー照明ランプおよびこれを用いたカラー照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】色光を加法混色すると、多様な色光を得られる。舞台やスタジオなどでは、背景光照明に美しい色光を加法混色により得たり、単色照明により映出し、さらには時間とともに光色を連続的に変化させてたりしている。 【0003】赤色光、緑色光および青色光の加法混色によって多様な色光を作り出すことは比較的古くから知られている。 【0004】近時、カラー照明によって人の気持ちを和らげたり、精神を安定させようとすることが重視されるようになってきた。また、カラー照明により部屋などの空間の雰囲気を変えたいとか、単純に色光を楽しみたいという要求もある。 【0005】このような要求に応えるものとして、比較的小形で個人や家族など少人数向けのカラー照明装置が出現した。このものは、3灯の定格150Wのミラー付ハロゲン電球の前面に赤色、緑色および青色のダイクロイックフィルターを取り付け、壁面や天井に投光照明して加法混色を行う構成である。また、加法混色により白色を作り出そうとすると、最大450Wの消費電力になって発熱を無視できなくなるとともに、配光が幾何学的にずれるため、必ずしも完全な白色光を作り出せないことから、色フィルターを取り付けないで、白色光を投光する150Wミラー付ハロゲン電球を別に備えており、定格消費電力は合計で600Wになる。(従来技術1) 色光は、白熱電球にカラーフィルターを組み合わせれば、容易に得られることから、上記のほかにも従来から種々提案されている。 【0006】たとえば、特開昭48−10892号公報には、複数種の色光を発光する光源の周囲を遮蔽体で包囲し、遮蔽体の上方に光拡散性の筒状の混色体を配設してなる構造が提案されている。(従来技術2) また、特開昭61−158608号公報には、グローブ中に3原色の光源を収納し、光源を各別に調光する構造が提案されている。(従来技術3) さらに、実公昭37−16867号公報には、真空ガラス球の中に複数個のフィルターガラス覆いを保持させ、各フィルターガラス覆いの中にフィラメントを設け、各フィラメントのリード線を真空ガラス球外に導出した変色電球が記載されている。(従来技術4) 【発明が解決しようとする課題】従来技術1は、3灯の反射鏡付ハロゲン電球で加法混色を行うので、比較的狭い空間で十分な混色によるカラー照明を行うには無理がある。そして、投光照明によって加法混色を行うので、十分な広がりをもった照明を行うには、高い天井や造作のない広い面積で、しかも白色系の壁が必要になる。 【0007】従来技術2および3は、いずれも個々の光源を拡散機能を備えた照明器具の内部にそれぞれ取り付けなければならない。比較的狭い空間の中で十分な加法混色を行うためには、各発光色の光源を複数用いる必要があるが、各光源を照明器具に個々に取り付けるのは、手間がかかってコストアップを招いてしまうとともに、取り付けのスペースが要るから照明器具が大形化してしまう。 【0008】従来技術4は、電光ニュースなどの屋外広告に用いるときに、数色の光を出すことができると述べているが、真空ガラス球内に複数個のフィルターガラス覆いとフィラメントとを光学的対応関係の下に、しかも所要の耐振性を持たせて封入することは実際上すこぶる困難であるとともに、各色1個のフィラメントおよびフィルターガラス覆いを用いているので、混色の精細度が粗くなるとともに、所要量の光で周囲を照明するような用途には不向きである。 【0009】本発明は、混色の精細度が高くて良好な加法混色が得られるとともに、取扱いが容易で、比較的安価なカラー照明ランプおよびこれを用いたカラー照明装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を達成するための手段】請求項1の発明のカラー照明ランプは、透光性バルブと;透光性バルブの端部側に配設された口金と;複数の赤色発光素子、複数の緑色発光素子および複数の青色発光素子を備え、透光性バルブ内にこれら各色発光素子を分散状態で、かつ各色発光素子の一色または複数色を選択的に点灯可能に収納してなるRGB発光素子群と;を具備していることを特徴としている。 【0011】本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。 【0012】(透光性バルブについて)透光性バルブは、内部に後述するRGB発光素子群を収納して保護し、かつ所定の位置に支持するために機能するもので、形状、構造およびサイズなどは自由である。たとえば、外形が白熱電球や蛍光ランプなどのような形状であることを許容する。 【0013】また、透光性バルブの構成材料は、内部に収納するRGB発光素子群に応じて適宜選択することができる。たとえば、発光素子として、白熱電球を用いる場合には、発熱量が多くなるために比較的高温になるので、ガラスなどの耐熱性の良好な材料を用いるのが好ましい。しかし、白熱電球の発熱に耐える耐熱性を備えていれば、合成樹脂を用いることもできる。発光ダイオードのような発熱量の少ない発光素子を用いる場合には、耐熱性の制約を受けないで材料を選択することができる。 【0014】さらに、透光性バルブは、透明質および光拡散性のいずれであってもよい。 【0015】さらにまた、透光性バルブの内部は排気されていなくてもよい。 【0016】(口金について)口金は、本発明のカラーランプが受電するための手段であるとともに、必要に応じて機械的な支持をも併せて行うために用いる。既存のランプソケットに装着して受電したいならば、既存の口金を用いればよい。しかし、既存のランプソケットへの装着を避けたい場合、および既存のランプ口金を用いることができない場合には、特別に設計された口金を用いることができる。 【0017】また、口金は、透光性バルブの主として形状により片口金または両口金の形態をとることができる。片口金としては、ねじ口金、バヨネット形口金、ピン形口金などがある。また、両口金としては、主にピン形口金である。 【0018】さらに、口金は、透光性バルブの端部に直接取り付けることができるが、透光性バルブと口金との間に他の部材たとえば調光手段およびまたは放熱手段などが介在していることを許容するものである。 【0019】(RGB発光素子群について)RGB発光素子群は、赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子を含んでいるが、各色発光素子がそれぞれ複数個用いられているとともに、各色発光素子が分散している点が特徴的構成である。 【0020】また、RGB発光素子群は、上記の各色発光素子の他に異なる光色の発光素子たとえば白色発光素子、中間色の発光素子などを加えていてもよい。 【0021】さらに、RGB発光素子群を構成する発光素子は、白熱電球、発光ダイオード、グロー放電ランプなどを単独または組み合わせて用いることができる。 【0022】発光素子として白熱電球を用いる場合、なるべく小形のものを数多く用いることが混色の精細度を高くするうえで好ましいことから、無口金小形電球を用いるのが好適である。 【0023】無口金小形電球は、金属または合成樹脂からなる口金を用いてないので、口金による光損失がないとともに、キセノンを封入するなどにより、寿命が1〜30000時間のものを容易に得ることができるから、長寿命のカラー照明ランプを得ることができる。無口金小形電球には、片口金形および両口金形があり、本発明はそのいずれでもよい。しかし、無口金電球の支持および配線の点からは、片口金形が好都合である。 【0024】そして、無口金小形電球は、一般に定格電圧が30V以下であるから、商用交流電源を用いて点灯するときには、トランスなどの降圧装置を用いて所要の低電圧を得るようにする。 【0025】しかし、無口金小形電球を複数直列接続して、それらの定格電圧の合計値が商用交流電圧に等しいか、若干高くなるようにすれば、降圧装置を用いる必要はない。たとえば、定格電圧25〜28Vの無口金小形電球を4灯直列接続するか、定格電圧12.5〜14Vの無口金小形電球を8灯直列接続することにより、公称定格100V商用交流電源を直接接続して良好に点灯することができる。 【0026】また、公称定格120V商用交流電源に対しても同様の考えから、5〜10灯の直列接続で対応させることができる。 【0027】白熱電球を用いてRGB発光素子群を構成するには、それぞれの光色を得るために、カラーフィルターを用いる。カラーフィルターは、白熱電球のガラスバルブにカラーフィルター膜を塗布して形成することができる。また、顔料を添加した着色透明シリコーンからなるカラーキャップを直接ガラスバルブに装着するか、適当な保持手段を介してガラスバルブとの間に空隙を形成してガラスバルブを包囲することにより、カラーフィルターを形成することができる。 【0028】次に、白熱電球を発光素子として用いた場合、特に青色光が以下の理由で不足するから、青色発光素子の消費電力を赤色発光素子および緑色発光素子のそれに対して2〜3倍にするとよい。すなわち、白熱電球においては、本質的に青色光成分の放射エネルギーが少ないし、また人の分光視感効率は緑色をピークとして、その前後の波長に対して視感効率が急激に低下していて、青色光に対する視感効率は緑色光および赤色光に比較して相対的に低い。青色発光素子の消費電力を赤色発光素子および緑色発光素子のそれに対して2〜3倍にするには、青色発光素子の数を2〜3倍にするか、定格消費電力が2〜3倍のものを同数用いればよい。もちろん、上記の折衷にすることもできる。 【0029】RGB発光素子群の各色発光素子を一色または複数色を選択的に点灯可能にするには、各色発光素子ごとに調光手段を接続することが好ましい。この場合、調光手段をカラー照明ランプと一体化してもよいし、別体にして両者を離間した位置に別置きにしてもよい。 【0030】RGB発光素子群を透光性バルブ内に収納するには、RGB発光素子群が透光性バルブの内面に接触しないようにするのが好ましいが、接触することを前提として設計された場合には、接触しても差し支えない。RGB発光素子群が透光性バルブの内面に接触しないでしっかりと支えるために、支柱を用いることができる。そして、支柱の周囲に各色発光素子が分散した状態で支柱支持させる。もちろん、支柱を適当な手段によって所定の位置に固定する。 【0031】(本発明の作用について)本発明は、上記の構成であるから、白熱電球や蛍光ランプのような一般照明用のランプを扱うのと同様な感覚でカラー照明ランプを取り扱うことができる。すなわち、一般照明用の照明器具本体に単に一般照明用ランプを装脱するのと同様に取り扱うことができる。このため、一般照明用の照明器具を用いてカラー照明を行うことができる。しかし、本発明のカラー照明ランプは、このような使用態様に限定されるものではなく、カラー照明用に格別に設計された照明装置に用いてもよいことはいうまでもない。 【0032】また、RGB発光素子群は、透光性バルブの内部においてそれぞれ支持され、カラー照明ランプとしては、口金を介してランプソケットに装着するだけでよいので、全体として構造の簡素化を図って安価にすることができる。 【0033】さらに、一灯のカラー照明ランプにそれぞれ複数の色光発光素子が分散状態で収納されているから、混色の精細度が高い良好な加法混色が行われる。また、各色光発光素子を選択的に点灯してそれぞれの色光の照明を他の色光発光素子に邪魔されることもなく行うことができる。 【0034】さらにまた、一灯のカラー照明ランプを用いるだけで任意所望のカラー照明を行えるので、カラー照明用の照明装置の小形化を図ることができる。 【0035】請求項2の発明のカラー照明ランプは、請求項1記載のカラー照明ランプにおいて、透光性バルブは、細長くて両端が開放されており;口金は、透光性バルブの両端側に配設されており;RGB発光素子群は、透光性バルブの両端側で支持されている;ことを特徴としている。 【0036】本発明は、細長くて両端に口金が配設されたカラー照明ランプを規定している。 【0037】透光性バルブは、直管状および曲管状のいずれであってもよい。曲管状としては、たとえば円環状、半円環状、U字状などにすることができる。 【0038】口金は、管軸方向に延在するピン形および管軸に対して直交する方向に延在するピン形のいずれであってもよい。必要に応じて、管端部に接片が配設されたR17d形のような口金であってもよい。 【0039】そうして、本発明のカラー照明ランプによれば、蛍光ランプのように両端の口金をランプソケットに装着して用いることができる。 【0040】請求項3の発明のカラー照明ランプは、請求項1記載のカラー照明ランプにおいて、透光性バルブは、一端が閉塞され、他端が開放されており;口金は、透光性バルブの他端側に配設されており;RGB発光素子群は、透光性バルブの他端側で支持されている;ことを特徴としている。 【0041】本発明は、片口金構造のカラー照明ランプを規定している。 【0042】透光性バルブの形状は、T形、G形およびPAR形など任意所望に選択するか、所望の形状を採用することができる。 【0043】請求項4の発明のカラー照明ランプは、請求項3記載のカラー照明ランプにおいて、口金は、ねじ口金であり;透光性バルブおよび口金の間に配設されてRGB発光素子群の発光を外側から操作して制御する調光手段を具備している;ことを特徴としている。 【0044】本発明においては、調光手段を内蔵することにより、一般照明用電球と同様な感覚でランプソケットに装着して、調光手段を操作することにより、所望のカラー照明を行うことができる。 【0045】各色発光素子の点灯回路は、調光手段を含めてランプに内蔵されるから、口金は通常用いる2極のねじ口金を用いればよい。 【0046】また、調光手段をねじ口金と透光性バルブとの間に配設しているので、透光性バルブと口金の結合が容易になるとともに、内部における配線が無理なく容易に行える。 【0047】請求項5の発明のカラー照明ランプは、請求項3または4記載のカラー照明ランプにおいて、透光性バルブは、回転2次曲面形状の反射面を備えており;RGB発光素子群は、その中心GA回転2次曲面のほぼ焦点に配設されている;ことを特徴としている。 【0048】本発明は、投光カラー照明に好適なカラー照明ランプを規定している。 【0049】反射面は、アルミニウム蒸着反射面、ダイクロイックミラーおよび金属酸化物粒子の反射面などによって形成することができる。 【0050】アルミニウム蒸着反射面を用いることにより、反射効率の高い反射面にすることができる。ダイクロイックミラーを用いることにより、被照面への熱線の放射を低減することができる。 【0051】酸化チタンなどの金属酸化物粒子の反射面を用いることにより、ビームの開きが大きい配光特性を得ることができる。 【0052】透光性バルブの反射面に対向する投光面は、透明にするか、弱い光拡散面にすることができる。光拡散面は、たとえば透明なバルブの内面に金属酸化物粒子の薄い層を付着させて形成することができる。さらに、投光面の内面にダイクロイックミラーを形成して被照面への熱線の放射を低減するように構成することもできる。 【0053】そうして、本発明においては、壁面や天井面などに混色されたカラー光を投光してカラー照明を行うことができるから、店舗におけるカラー照明に好適である。 【0054】また、カラー照明ランプ1灯でもカラー照明を行えるので、装置が小形で安価になる。 【0055】請求項6の発明のカラー照明ランプは、請求項1ないし5のいずれか一記載のカラー照明ランプにおいて、透光性バルブのほぼ中心軸に沿って配設された支柱を具備し;RGB発光素子群は、支柱の周囲で、かつ長手方向に沿って分散しながら支柱に支持されている;ことを特徴としている。 【0056】各色発光素子を分散状態に確実に、しかも耐振性を付与して支持するために、本発明は効果的な構成を規定している。 【0057】支柱を用いることにより、各色発光素子を中心軸の周囲および中心軸の長手方向に対してそれぞれの所定の分散した位置に規制することが容易になる。 【0058】また、各色発光素子に対する配線を支柱に沿って束ねたり、巻き付けることができる。 【0059】さらに、支柱は、導電性金属または絶縁物からなり、導電性金属からなる場合には、各色発光素子に対する共通の給電導体または特定色の発光素子に対する給電導体として利用することができる。 【0060】請求項7の発明のカラー照明ランプは、請求項6記載のカラー照明ランプにおいて、支柱は、口金側で支持されていることを特徴としている。 【0061】本発明は、支柱の効果的な支持構造を規定している。 【0062】各色発光素子を支柱に支持させるためには、支柱自体をカラー照明ランプにしっかりと支持させなければならないが、口金側には透光性バルブと口金とを結合するための構成や調光手段を収納するための構成を備えるので、それらとともに支柱を支持する手段を配設しやすい。 【0063】また、各色発光素子に対する配線は、口金側から延在するので、配線を支柱の基端から支柱を支えにして各色発光素子へ通線しやすい。 【0064】請求項8の発明のカラー照明ランプは、請求項5または6記載のカラー照明ランプにおいて、支柱は、角柱からなり;支柱に係合して支持されて各色発光素子を装着するホルダーを具備している;ことを特徴としている。 【0065】本発明は、各色発光素子を支柱の周囲の所定の位置に定置するのに効果的な構成を規定している。 【0066】支柱が角柱からなることにより、ホルダーを支柱の周りに回転不能に支持させることが容易になる。 【0067】ホルダーは、各色発光素子を支持するが、発光素子とカラーフィルターとが離間している場合には、発光素子およびカラーフィルターとを各別にそれぞれ支持させることができる。 【0068】請求項9の発明のカラー照明ランプは、請求項8記載のカラー照明ランプにおいて、ホルダーは、発光素子および発光素子に対して非接触状態でカラーフィルターを支持していることを特徴としている。 【0069】本発明は、発光素子および発光素子に対するカラーフィルターを支持しているが、カラーフィルターを発光素子に対して非接触状態に支持しているので、発光素子が白熱電球では発熱量が多くてもカラーフィルターを耐熱温度内に維持させることができる。 【0070】請求項10の発明のカラー照明ランプは、請求項1ないし9のいずれか一記載のカラー照明ランプにおいて、RGB発光素子群は、各発光色ごとに定格電圧30V以下の白熱電球を複数直列接続し、かつカラーフィルターを組み合わせて構成されていることを特徴としている。 【0071】本発明は、降圧装置を用いることなく多数の小形の白熱電球を用いて混色の精細度が高くしたカラー照明ランプを規定している。 【0072】白熱電球の直列接続は、各色発光素子ごとに行わなければならない。なぜなら、直列接続された複数の白熱電球は、同時に点滅および調光制御されるからである。 【0073】請求項11の発明のカラー照明ランプは、請求項2記載のカラー照明ランプにおいて、カラー発光素子群を装着し、細長い透光性バルブ内に挿入されている光反射性の基板を具備していることを特徴としている。 【0074】本発明において、基板は印刷配線を形成した配線基板であることを許容するが、配線基板でなくてもよい。基板を用いることにより、RGB発光素子群の配線と支持が容易になる。 【0075】また、基板は、透光性バルブの内部に非接触状態に支持していてもよいが、透光性バルブ内面に接触状態に支持していてもよい。 【0076】請求項12の発明のカラー照明装置は、カラー照明装置本体と;カラー照明装置本体に支持されている請求項1ないし11のいずれか一記載のカラー照明ランプと;を具備していることを特徴としている。 【0077】本発明において、カラー照明装置本体とは、カラー照明装置からカラー照明ランプを除いた残余の部分をいう。 【0078】カラー照明装置は、カラー照明装置本体にグローブ、セードおよび下面カバーなどの光拡散手段を介して照明される直接照明、壁面、天井面その他任意の反射面に発光を反射させて被照面を照明する間接照明、ならびに直接照明および間接照明の両方の機能を備えた半間接照明のいずれの照明方式によるものであってもよい。 【0079】直接照明方式にあっては、光拡散手段において混色が行われる。間接照明においては、反射面において混色が行われる。半間接照明においては、上記の両者が行われる。 【0080】また、照明装置本体は、既存の一般照明用の照明装置本体をそのまま流用することができる。たとえば、白熱電球を用いる照明スタンドにおいて、白熱電球に代えて本発明のカラー照明ランプを装着することにより、カラー照明装置を得ることができる。 【0081】さらに、照明装置本体として、カラー照明専用に設計されたものを用いることができる。 【0082】いずれにしても、本発明における照明装置は、屋内および屋内のいずれの用途にも適応する。屋内用途においては、天井、壁面および床面に埋設または直付けすることができる。また、照明スタンドのように移動式の照明装置であってもよい。さらに、屋外用途においても、多種多様な形態で用いることができる。 【0083】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0084】図1は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態を示す一部縦断面正面図である。 【0085】図2は、同じく拡大側面図である。 【0086】図3は、図1のIII-III'線に沿う拡大断面図である。 【0087】図において、1は透光性バルブ、2は口金、3はRGB発光素子群、4は支柱、5はホルダーである。 【0088】本実施形態は、両口金形のカラー照明ランプである。 【0089】(透光性バルブ1について)透光性バルブ1は、細長くて両端が開放されている透明ガラスバルブからなる。透光性バルブ1の長さは適宜設定することができる。 【0090】口金2は、透光性バルブ1の両端にそれぞれ配設されている。 【0091】(口金2について)また、口金2は、キャップ部2a、係合脚2bおよび口金ピン2cからなる。 【0092】キャップ部2aは、合成樹脂からなり、筒部2a1、隔壁部2a2、嵌合溝2a3および端板2a4を備えている。 【0093】嵌合溝2a3は、透光性バルブ1の両端に嵌合した状態で隔壁部2a2が透光性バルブ1の両端を閉鎖する。 【0094】隔壁部2a2は、後述する支柱4を支持するとともに、放熱および通線に用いる窓孔2a21を備えている。 【0095】筒部2a1は、口金ピン2cを取り付けている。 【0096】端板2a4は、放熱孔2a41を備えていて、筒部2a1の開口端を閉鎖している。 【0097】係合脚2bは、筒部2a1の外側に一体成形されて透光性バルブ1の中心軸に対して直交する方向に一対が平行に延在して形成されている。また、係合脚2bの先端部には、係合凸部2b1が突設されており、係合突部2b1は図示しないランプソケットの凹部に係止される。 【0098】口金ピン2cは、係合脚2bの間において筒部2a1にそれぞれ2本が係合脚2bと同一方向に取り付けられている。 【0099】(RGB発光素子群3について)RGB発光素子群3は、赤色発光素子R、緑色発光素子Gおよび青色発光素子Bを備え、かつこれらの各色発光素子を総称して3Aということにするが、各色発光素子3Aは、それぞれ複数の発光素子を備えているとともに、それらが分散状態を呈して透光性バルブ1内に収納されている。 【0100】また、RGB発光素子群3は、一色または任意の複数色を選択的に点灯することが可能に構成されている。点灯は、全光点灯および調光点灯のいずれでもよい。 【0101】点灯の制御すなわち点滅または調光を行うための制御手段は、カラー照明ランプの外部で行うように構成されている。このため、透光性バルブ1の両端の口金2、2からそれぞれ2本の口金ピン2cが突出している。なお、点灯回路については後述する。 【0102】本実施形態においては、各色発光素子は、後述するようにそれぞれ無口金小形電球およびカラーフィルターによって構成されている。 【0103】(支柱4について)図4は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態における支柱およびホルダーの部分を示す要部拡大斜視図である。 【0104】支柱4は、横断面が正方形の角柱からなり、両端にねじ溝が形成されている。そして、支柱4は、図1に示すように、透光性バルブ1の中心軸に沿って延在して、その両端が口金2の隔壁部2a2にナット4aによって固定されている。これによって透光性バルブ1は、一対の口金2、2の間に挟持される。また、支柱4は、透光性バルブ1の両端側へ引っ張られる。 【0105】図5は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態におけるホルダーがウエッジベース形の無口金小形電球を支持している状態を示す要部拡大斜視図である。 【0106】図6は、同じくホルダーがカラーフィルターを支持している状態を示す要部拡大斜視図である。 【0107】各図において、3aは無口金小形電球、3bはカラーフィルター、5はホルダー、6はスペーサである。 【0108】(無口金小形電球3aについて)無口金小形電球3aは、片口金のウエッジベース形であり、ガラスバルブ3a1、ウエッジベース部3a2、フィラメント3a3、内部リード線3a4、ガラスビード3a5、アンカーワイヤ3a6および外部リード線3a7を備えている。 【0109】ガラスバルブ3a1は、封止時に一端をピンチシールしてウエッジベース部3a2を形成し、内部にキセノンを封入している。 【0110】フィラメント3a3は、一対の内部リード線3a4、3a4の先端間に継線され中央部がアンカーワイヤ3a6によって吊持されている。 【0111】内部リード線3a4およびアンカーワイヤ3a6は、ガラスビード3a5によって所定の関係に支持されている。 【0112】(カラーフィルター3bについて)カラーフィルター3bは、透明質シリコーンゴムに着色顔料を添加した材料を成形してキャップ状に形成したもので、その開口端を後述するホルダー5に装着することにより、所定の位置に支持される。 【0113】そうして、無口金小形電球3aとカラーフィルター3bとの間には空間が形成されていて、カラーフィルター3bが無口金小形電球3aの発熱で劣化しないように配慮されている。 【0114】(ホルダー5について)ホルダー5は、リング部5a、腕部5b、支柱装着部5cおよびリード線巻き付け部5dを備えている。 【0115】リング部5aは、図4に示すように、一対の支持溝5a1、5a1および周段部5a2を備えている。 【0116】支持溝5a1は、リングの内周面に互いに対向して形成され、ウエッジベース形の無口金小形電球3aを支持する。 【0117】周段部5a2は、カラーフィルター3bを支持する。 【0118】腕部5bは、4本あり、それぞれリング部5aから一体に起立していて、無口金小形電球3aを不用意に傾かないように支持している。 【0119】支柱装着部5cは、リング部5aと一体に連結しているとともに、角孔5c1を備え、角孔5c1を支柱4に挿入することにより、支柱4に対してホルダー5を所定の向きに装着する。 【0120】リード線巻き付け部5dは、無口金小形電球3aの外部リード線の中間部を巻き付けて固定するためのもので、巻き付けた後に先端を電源との間を接続する接続導線に圧着スリーブなどによって接続する。 【0121】そうして、図3に示すように、各色発光素子3Aは、それぞれのホルダー5が順次90゜づつずれて支柱4に取り付けられるので、支柱4の周りにスパイラル状に配置される。また、各色発光素子3Aは、その中心軸が支柱4と平行な向きに揃えられる。このため、各色発光素子は支柱4の周りに分散するので、光の蹴られが少ない。 【0122】(スペーサ6について)スペーサ6は、ホルダー5の支柱装着部5cの間において支柱4に挿入されることにより、隣接するホルダー5の間隔を所定の寸法に維持するために用いている。 【0123】図7は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態におけるホルダーの支柱装着部の第1の変形例を示す要部拡大正面図である。 【0124】第1の変形例は、支柱装着部5cの角孔5c1’を変形八角形にすることにより、ホルダー5を支柱4に対して45゜づつずらして取り付けることができるようにしたものである。 【0125】図8は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態におけるホルダーの支柱装着部の第2の変形例を示す要部拡大正面図である。 【0126】第2の変形例は、支柱装着部5c’を支柱4に対して支柱4の横方向から着脱できるようにしたものである。すなわち、支柱装着部5c’にスリット5c2’を形成し、構成材料の弾力性を利用して支柱4に着脱するように構成している。 【0127】図9は、本発明のカラー照明ランプの第1の実施形態における内部回路を示す回路図である。 【0128】図において、赤色発光素子はR、緑色発光素子はG、青色発光素子はBである。 【0129】赤色発光素子Rは、口金ピン2c1と2c3との間に定格電圧12.5Vの無口金小形電球を8灯直列接続している。 【0130】同様に緑色発光素子Gは、口金ピン2c1と2c4との間に8灯直列接続している。 【0131】これに対して、青色発光素子Bは、口金ピン2c1と2c2との間に8灯の直列接続体を2組並列接続している。そうして、カラー照明ランプの口金ピン2c1を交流100V電源の一極に接続し、口金ピン2c2、2c3および2c4をそれぞれ図示しない調光手段を介して交流100V電源の他極に接続すれば、調光手段の操作により、各色発光素子を自在に所望のレベルで点灯させることができる。 【0132】図10は、本発明のカラー照明ランプの第2の実施形態を示す要部拡大正面図である。 【0133】図において、図1および図5と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。 【0134】本実施形態は、各色発光素子3Aを配線基板7の上に実装した点で異なる。 【0135】すなわち、細長い配線基板7のうえにホルダー5の支柱装着部5cをリベット8によって基板7に固定して、各色発光素子3Aが基板7上に直立するように装着し、外部リード線3a7を所定のランドに接続している。 【0136】そうして、基板7を透光性バルブ(図示しない。)にその裏面が接触するように収納する。 【0137】図11は、本発明のカラー照明ランプの第3の実施形態を示す一部断面正面図である。 【0138】図12は、図11のXII-XII'線に沿う断面図である。 【0139】各図において、図1ないし図6と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。 【0140】本実施形態は、片口金形のカラー照明ランプである点で異なる。 【0141】すなわち、透光性バルブ1は、T形のガラスバルブからなる。 【0142】口金2は、E26形のねじ口金である。 【0143】透光性バルブ1と口金2との間に調光手段9が配設されている。調光手段9は、ケース9a、仕切り板9b、回路実装基板9cおよび操作手段9dからなる。 【0144】ケース9aは、皿状をなし、下端は口金2に接続し、上端が開放している。 【0145】仕切り板9bは、ケース9aの開放端に嵌合してケース9aを閉塞しているとともに、中央上面に支柱支持筒9b1を一体に成形し、さらに通線用の貫通孔9b2を備えている。 【0146】回路実装基板9cは、ケース9a内に収納されて3組の調光要素を形成している。 【0147】操作手段9dは、各調光要素の可変抵抗器からなり、ケース9aの外側面に摘みが臨在している。 【0148】そうして、透光性バルブ1の開口端は、ケース9aと仕切り板9bとの間に形成された環状の凹溝内に嵌合し、シリコーン接着剤10によってケース9aに固着されている。 【0149】支柱4は、下端が支柱支持筒9b1内に挿入され、ケース9a内においてナット4aによって図11において上方へ抜けないように固定されている。 【0150】ホルダー5は、ホルダー取付カラー11を介して支柱4に取り付けられるように構成されている。そして、ホルダー5は、各色発光素子3Aの中心軸が支柱4に対して直角に取り付けられるように側方に突出する取付孔5eを備えている。 【0151】図13は、本発明のカラー照明ランプの第3の実施形態におけるホルダー取付カラーを示す斜視図である。 【0152】ホルダー取付カラー11は、外形が正四角形をなし、中心位置に変形八角形の角孔11aを貫通して形成し、上部外側面に4本の脚片11bを側方へ突設している。そして、脚片11bにホルダー5の取付孔5eが挿入され接着される。 【0153】したがって、一つのホルダー取付カラー11には、周囲に4個のホルダー5が90゜間隔で取り付けられる。 【0154】さらに、隣接するホルダー取付カラー11は、互いに45゜ずれて支柱4に挿入されて、全部で4個のホルダー取付カラー11が支柱4に挿入されている。 【0155】支柱4の先端には、袋ナット4bがねじ込まれてホルダー取付カラー11が脱落しないようになっている。 【0156】以上説明した構成により、支柱4の周囲に4段設けられ、各色発光素子3Aが1段当たり4灯であるから、合計16灯が分散して配設される。 【0157】図14は、本発明のカラー照明ランプの第3の実施形態における点灯回路を示す回路図である。 【0158】図9と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。 【0159】本実施形態において用いている無口金小形電球3aは、定格電圧25Vのものを4灯直列接続している。 【0160】なお、図中Sは交流電源、4は口金、9は調光手段である。 【0161】調光手段9は、DRが赤色発光素子Rの直列接続体の調光要素、DGが緑色発光素子Gの直列接続体の調光要素、DBが青色発光素子Bの調光要素を構成している。 【0162】図15は、本発明のカラー照明ランプの第4の実施形態を示す一部断面正面図である。 【0163】図16は、同じく点灯回路を示す回路図である。 【0164】各図において、図11および図14と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。 【0165】本実施形態は、調光手段を内蔵しないで外付けにした点で異なる。なお、ケース9aは、内部に調光要素などを収納していない。 【0166】すなわち、口金2は、4ピン形であり、その一方の太径ピン2c5は赤色発光素子R、緑色発光素子Gおよび青色発光素子Bの各直列接続体の一端に接続し、他方の太径ピン2c6は青色発光素子Bの直列接続体の他端に接続している。一方の細径ピン2c7は赤色発光素子Rの直列接続体の他端に接続し、他方の細径ピン2c8は緑色発光素子Gの直列接続体の他端に接続している。 【0167】4ピン形の口金2を装着するランプソケット12は、一方の太径ピン受金12aが交流電源13の一極に接続し、他方の太径ピン受金12bが調光手段9の青色発光素子B用の調光要素DBの一端に接続し、一方の細径ピン受金12cが赤色発光素子用の調光要素DRの一端に接続し、他方の細径ピン受金12dが緑色発光素子用の調光要素DGの一端に接続している。そして、各調光要素の他端を交流電源Sの他極に接続している。 【0168】図17は、本発明のカラー照明ランプの第5の実施形態を示す一部断面正面図である。 【0169】図において、図15と同一部分については同一符号を付して説明については省略する。 【0170】本実施形態は、透光性バルブ1の内面に回転放物面反射面1aを形成している点で異なる。 【0171】すなわち、回転放物面反射面1aは、透光性バルブ1のネック側に配設され、回転放物面反射面1aに対向するトップ側は透明面になっている。 【0172】RGB発光素子群3は、その中心が回転放物面反射面1aの焦点になるように透光性バルブ1内に配置されている。 【0173】そうして、本実施形態のカラー照明ランプは、カラー投光照明に好適である。 【0174】図18は、本発明のカラー照明装置の第1の実施形態を示す分解斜視図である。 【0175】図において、21は基台、22はランプソケット、23はカラー照明ランプ、24は回動手段、25は遮光パネル、26は端子台、27は点滅スイッチである。 【0176】基台21は、金属板を細長く成形してなり、表面が光拡散性に形成されている。 【0177】ランプソケット22は、細長いソケット取付台22aおよびその両端に固定された一対のソケット本体22b、22bからなる。そして、ランプソケット22は、ソケット取付台22aを介して基台21に取り付けられている。 【0178】カラー照明ランプ23は、図1ないし図6に示す構成のものである。 【0179】回動手段24は、基台21に対して遮光板25を回動自在にするための機構であり、固定板24a、回動板24b、化粧ねじ24c、取付金具24d、ビス24eおよび木ねじ24fからなる。 【0180】固定板24aは、ねじ孔24a1を備え、基台21の両端に対向して固定されている。 【0181】ねじ挿通孔24b1を備えた回動板24bは、取付金具24dを介して遮光パネル25に取り付けられる。すなわち、遮光パネル25の下面両端部に木ねじ24fによって取付金具24dを取り付け、取付金具24dにビス24eによって回動板24bを取り付けている。そして、回動板24bを固定板24aの外側に当ててねじ挿通孔24b1を通じて化粧ねじ24cを固定板24aのねじ孔24a1にねじ込む。化粧ねじ24cを緩めた状態で遮光パネル25を所望の角度に設定してから、化粧ねじ24cを締め付けると、遮光パネル25は固定する。 【0182】遮光パネル25の内面は,光拡散性たとえば白色の反射面に形成されている。 【0183】端子台26は、別置きの調光手段(図示しない。)からの4本の配線をカラー照明装置内に導入するためのものである。 【0184】点滅スイッチ27は、所望により配設されるもので、カラー照明ランプ23への配線を開閉して一斉点滅を行うものである。 【0185】そうして、基台21を室内のたとえば壁面に取り付け、遮光パネル25を操作して壁面に対して適当に離間させた状態でカラー照明ランプ23を点灯すると、調光手段によって適当に選択された色光が発生し、発生した色光は遮光パネル25の内面で反射して、あるいは直接に壁面を光照射する。色光は、壁面で反射した段階で十分に混色されて壁面を美麗にカラー照明する。 【0186】遮光パネル25は、十分に混色されないで観察者の目に直接入射しないように遮光するとともに、混色を一層良好にする。 【0187】したがって、本実施形態におけるカラー照明装置は、間接照明方式によるカラー照明を行う。 【0188】図19は、本発明のカラー照明装置の第2の実施形態を示す側面図である。 【0189】図において、図18と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。 【0190】本実施形態は、照明スタンド形式である点で異なる。 【0191】すなわち、図18に示す照明装置にスタンド支柱31を取り付けたものである。 【0192】したがって、移動可能にできるから、カラー照明要求に応じて適当な位置に移動させてカラー照明を行うことができる。 【0193】なお、スタンド支柱31の基台部に調光手段を配設することができる。 【0194】 【発明の効果】請求項1ないし11の各発明によれば、複数の赤色発光素子、複数の緑色発光素子および青色発光素子を含むRGB発光素子群を各色発光素子が分散状態で透光性バルブ内に収納するとともに、各色発光素子の一色または複数色を選択的に点灯可能にしたことにより、混色の精細度が高くて良好な加法混色が得られ、取扱いが容易で、しかも比較的安価なカラー照明ランプおよびこれを用いた照明装置を提供することができる。 【0195】請求項2の発明によれば、加えて透光性バルブが細長くて両口金形のカラー照明装置を提供することができる。 【0196】請求項3の発明によれば、加えて透光性バルブが一端が閉塞されている片口金形のカラー照明ランプを提供することができる。 【0197】請求項4の発明によれば、加えて口金がねじ口金で、透光性バルブと口金との間に調光手段を配設していて、外部から調光を操作可能であることにより、ランプソケットに装着するだけで、容易に所望の混色を操作しながらカラー照明を行うカラー照明ランプを提供することができる。 【0198】請求項5の発明によれば、加えて透光性バルブに回転2次曲面形状の反射面を備えているとともに、RGB発光素子群の中心を回転2次曲面のほぼ焦点に配設していることにより、カラー投光照明に好適なカラー照明ランプを提供することができる。 【0199】請求項6の発明によれば、加えて透光性バルブのほぼ中心軸に沿って支柱を配設し、RGB発光素子群を支柱の周囲で、かつその長手方向に沿って分散して支持していることにより、各色発光素子の分散が確実で耐振性の良好なカラー照明ランプを提供することができる。 【0200】請求項7の発明によれば、加えて支柱が口金側で支持されていることにより、支柱の支持が容易で、かつ各色発光素子への配線が容易なカラー照明ランプを提供することができる。 【0201】請求項8の発明によれば、加えて支柱に角柱を用いるとともに、各色発光素子を装着するホルダーを備えていることにより、ホルダーを支柱に対して回転不能に支持するカラー照明ランプを提供することができる。 【0202】請求項9の発明によれば、加えてホルダーが発光素子のカラーフィルターを発光素子に対して非接触状態に支持していることにより、カラーフィルターを耐熱温度以下に維持するカラー照明ランプを提供することができる。 【0203】請求項10の発明によれば、加えて各発光色ごとに定格電圧30V以下の白熱電球を複数直列接続し、かつカラーフィルターを組み合わせてRGB発光素子群を構成したことにより、降圧装置が不要であるとともに、各色発光素子を小形で数多くして混色の精細度が高いカラー照明ランプを提供することができる。 【0204】請求項11の発明によれば、RGB発光素子群を光反射性の基板に装着したことにより、配線が容易で組立性の良好なカラー照明ランプを提供することができる。 【0205】請求項12の発明によれば、請求項1ないし11の効果を有するカラー照明装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591229299 【氏名又は名称】森山産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月30日(1998.7.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078020 【弁理士】 【氏名又は名称】小野田 芳弘
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| 【公開番号】 |
特開2000−48602(P2000−48602A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−216314 |
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