| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】新田見 篤
【氏名】加藤 勇
【氏名】久保田 秀文
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| 【要約】 |
【課題】机上で使用する物品の大きさに応じた自由な照明形態の選択を可能にする。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】机の天板等に固定される固定支柱と、この固定支柱に高さ調節自在に取付いた昇降支柱と、蛍光灯等のランプが取付いた左右長手の照明ヘッドとを備えており、前記昇降支柱の上端部に前向きに延びる支持アームを設け、この支持アームに、前記照明ヘッドを、前後動自在でかつ上下方向及び左右方向に首振り自在に取付けて成る照明装置。 【請求項2】「請求項1」において、前記昇降支柱を固定支柱に水平回転自在に取付けるか、又は、支持アームを昇降支柱に水平回動自在に取付けて成る照明装置。 【請求項3】「請求項1」又は「請求項2」において、前記支持アームに、当該支持アームの軸線回りに回転自在で且つ前後動自在な可動アームを取付け、この可動アームに、前記照明ヘッドを上下首振り自在に取付けると共に、この可動アームの外周面に、前記ランプへの給電用コードを脱落不能に取付ける一方、前記支持アームに、前記可動アームを覆うカバーを取付け、このカバーの内部に、前記可動アームの前後動に伴うコードの変形を許容するためのコード収納部を設け、カバーの後部からコードを引き出して成る照明装置。 【請求項4】「請求項3」において、前記カバーの下面にコード収納部を形成する一方、前記可動アームの後部下面に、前記カバーのコード収納部内に這わせたコードが巻かれる平面視略円形の突起を形成し、更に前記可動アームの下面のうち前記突起よりも前方の部位に、前記コードが脱落不能に嵌まるコード収納溝を前後方向に延びるように形成し、このコード収納溝から照明ヘッド内にコードを引き出して成る照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、学習机に好適な照明装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】学習机は一般に、天板の後部に棚を設け、棚の内部に照明装置を取付けた構成になっている。この学習机用の照明装置として実公平 4-55370号には、棚の棚板等に立設した支柱に前向きに延びる中空状のアーム収納室を設け、このアーム収納室に中空状のアームを前後動自在に嵌め込み装着し、このアームに、蛍光灯が取付いた灯体(照明ヘッド)を前後動自在に取付けることが記載されている。この構成によると、照明位置を前後方向に変更できるため、照明形態の選択の幅をある程度は広げることができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、学習机の棚の内部に設ける照明装置の場合、照明ヘッドを棚板の下面に配置していることが殆どであるため、棚内に組み込まれる照明装置では照明ヘッドの高さは一定であり、そこで、前記公報のように照明ヘッドを前後動自在に取付ける程度のことしか考えられていなかった。 【0004】他方、近年、児童もパソコンを使用することが多くなっているが、デスクトップ型のパソコンはその高さが高いため、従来のように照明ヘッドの高さが一定であると、パソコンのような高さの高い物品を机上においた場合に対処できないという問題があった。また、パソコンを設置するため、或いは単なる好みの問題として棚を取り外してしまうこともあるが、このような場合、従来のように棚板に照明装置を取り付けた構成では、棚の廃棄に合わせて新たに照明装置を購入しなければならないという問題があった。 【0005】本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、必要に応じて適切な照明形態を選択できるようにした照明装置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る照明装置は、机の天板に固定される固定支柱と、この固定支柱に高さ調節自在に取付いた昇降支柱と、蛍光灯等のランプが取付いた左右長手の照明ヘッドとを備えており、前記昇降支柱の上端部に前向きに延びる支持アームを設け、この支持アームに、前記照明ヘッドを、前後動自在でかつ上下方向及び左右方向に首振り自在に取付けている。 【0007】なお、机上に設けた棚の内部に照明装置を配置する場合、机上に載置することが予想される物品のうち最も大きいもの(例えばデスクトップ型パソコン)に合わせて、照明ヘッドを、最も大きい物品の前方まで照明できるような高さと前進位置に配置できるように設定しておくのが好ましい。 【0008】 【発明の奏する効果】このように構成すると、照明ヘッドの前後位置と高さとを変更できるのみでなく、上下方向及び左右方向に首振りさせることによって照明方向も変えることができるため、机等に載置した物品等の使用形態や使用者の身体の大きさ等に応じた適切な照明形態を実現するか、若しくは、適切な照明形態により近づけることができる。また、照明ヘッドを上下方向に首振りさせ得るため、蛍光灯等のランプの交換も容易である。 【0009】また、照明装置は机の天板等に取付けることができるため、学習机の棚の内部に配置した場合において、例えばデスクトップ型パソコンのような大型の物品を机上に載置するために棚を取り外した場合でも、照明装置はそのまま使用することが可能となり、しかも、照明ヘッドの高さ及び前後位置並びに姿勢を変更し得るため、大型の物品を机上に載せた状態でも、その物品の前方を照明することが可能となり、その結果、使用者に適切な照明形態を提供することができる。 【0010】ところで、照明ヘッドの左右端部に人の手や物が前方から当たると支持アームを水平旋回させるようなモーメントが作用することになり、このため、机天板への取付け箇所や照明装置の強度が弱い部分に外力が集中して照明装置又は机天板が破損・変形する虞がある。これに対して請求項2の構成にすると、照明ヘッドが水平旋回することによって前記モーメントが吸収されるため、照明装置又は机天板等の破損・変形を防止又は著しく抑制できる利点がある。更に請求項2のように構成すると、照明位置をより的確に設定できる利点もある。 【0011】また、照明ヘッドには電源用のコードを通す必要があり、この点について前記実公平 4-55370号公報では、アーム及びアーム収納室の内部にコードを通しているが、これではコードを内部に挿通した状態でアームをアーム収納室に取付けなければならないため、組立作業が面倒であるという欠点がある。これに対して本願の請求項3のように構成すると、可動アームを支持アームに取付けてからカバーを取付けるだけでコードを殆ど露出しない状態に覆うことができるため、組立作業が簡単になる利点がある。 【0012】更に請求項4のように構成すると、照明ヘッドの前後動によってカバー内でコードが変形するに際して、コードは可動アームの突起を囲う状態で全体的に広がったり窄まったりするように変形するため、照明ヘッドの前後動に際してコードの一部だけに変形が集中することを回避でき、その結果、コードの耐久性を格段に向上させることができる。 【0013】 【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 (1).第1実施形態(図1〜図10) ■.机の概要図1〜図10では第1実施形態を示しており、このうち図1(A)で机(学習机)1の外観を示している。机1の天板2の後部には、金具3等によって棚4を着脱自在に取付けている。棚4は左右側板5と1枚の棚板6と上下背板7,8 とを備えており、棚板6の下方の空間に照明装置9を配置している。 【0014】棚板6は側板5に対して固定的に取付けても良いし、ピン等にて高さ調節可能に取付けても良い。また、複数枚の棚板を多段に配置しても良い。図1のち分図 (B)は照明装置9のスケルトン図であり、この図及び分図 (A)に示すように、照明装置9は、天板2に固定された固定支柱10と、この固定支柱10に高さ調節自在に嵌め入れた昇降支柱11と、ランプの一例としての長管状蛍光灯12を内蔵した照明ヘッド13とを備えている。昇降支柱11の上端には前向きに延びる支持アーム14が一体に設けられており、この支持アーム14に可動アーム15を前後動自在及び左右回動自在に取付け、この可動アーム15に照明ヘッド13を上下首振り自在に取付けている。 【0015】照明ヘッド13は棚4を取付けた状態でもある程度の寸法だけ昇降させることができ、かつ、棚4を取り外せば棚板6の高さよりも上方に上昇させることができるように設定している。また、照明ヘッド13は棚板6の前方に引き出すことができ、更に、照明ヘッド13は、棚板6の下方に押し込んだ状態で上下方向及び左右方向に多少は首振りさせることができ、棚板6の前方に引き出すとより大きく首振りさせることができる。 【0016】以下、各部位の構造を詳述する。 ■.固定支柱の取付け構造固定支柱10の構造は主として図2〜図5に表されている。図2のうち (A)は正面図、 (B)は (A)の B-B視平面図、図3は図2の III-III視側断面図、図4のうち (A)は図2(A)のIV−IV視断面図、 (B)は (A)の B-B視断面図、 (C)は (A)の C-C視断面図、図5は裏カバーを取外した状態での背面図である。 【0017】例えば図3に示すように、固定支柱10は下背板8の裏側に配置されており、その下端に設けたねじ式のクランプ体16で天板2の後端縁に固定されている。固定支柱10の下端には前向き突出したベース部10aが一体に設けられており、このベース部10aは、下背板8に形成した切欠き穴17から前方に露出している。ベース部10aにはスイッチ18(図2(A)参照)を設けている。なお、スイッチは照明ヘッド13に設けても良い。ベース部10aの側面からコードCが内側に引き込まれている。 【0018】図2(A)や図3に明示するように、下背板8は固定支柱10とほぼ同じ高さであり、下背板8と棚板6との間には照明ヘッド13の上下高さよりも大きな隙間が空いている。したがって、棚4を手前に引き出すだけで、照明装置9はそのままの状態で棚4だけを取り外すことができる。図4(B)(C) に示すように、固定支柱10は後ろ向きに開口した断面略C字状に形成されており、その後面に裏カバー20を固着している。 【0019】■.昇降支柱の取付け構造昇降支柱11は、芯体21に中空状のガイド筒22を取付けた構造になっており、昇降支柱11のガイド筒22を、固定支柱10の上端に取付けたキャップ23と、固定支柱10の中途高さ位置に設けた固定ガイド体24とに摺動自在に嵌め入れている。図4(A)に示すように、固定支柱10の前内面に、上下長手で側面視鋸歯状の凹凸が形成された係止部材25をねじ止め等の適当な手段で固着する一方、ガイド筒22の下端部の前面に、前記鋸歯状の係止部材25の凹凸に弾性に抗して嵌脱する板ばね製の係合部材26をねじ止め等の適当な手段で取付けている。従って、ある程度の力で昇降支柱11を引き上げたり押し下げたりすることにより、昇降支柱11を所望の高さ位置に保持することができる。図示していないが、固定支柱10の内部には、ガイド体24を下降下限を規制するストッパーを設けている。 【0020】図4(B)(C) 及び図5に示すように、ガイド筒22の背面にはコードCを挿通できる縦溝27が上下全長にわたって形成されており、コードCは、キャップ23に設けた溝から上向きに引き出される。なお、昇降支柱11の昇降に際してコードCが縦溝27から抜け出ることを防止するため、図5に示すように、ガイド筒22の下端に、コードCを下向き抜け不能に保持するクリップ28を設けている。 【0021】本実施形態では、ガイド筒22は合成樹脂やアルミ等の押し出し成形によって同一断面形状に製造されているが、金属又は合成樹脂のパイプを使用しても良い。また、固定支柱10は合成樹脂又は金属板で製造しているが、これも金属又は合成樹脂のパイプを使用するなどしても良い。図4(A)に示すように、昇降支柱11における芯体21の上端背面とガイド筒22の内面との間には、合成樹脂(板ばね製でも良い)で側面波型に形成した押さえ部材29を介在させている。これにより、昇降支柱11のガタ付きを防止できる。昇降支柱11の芯体21はガイド筒22に水平旋回自在に嵌まっており、従って、照明ヘッド13は、昇降支柱11における芯体21の軸心回りに大きく水平回動させることができる(棚4を取り外すと大きく水平旋回させることができる)。このため、照明位置をより適切に設定できると共に、人の手や物が照明ヘッド13の左右端部等に人の手や物か前方から当たった場合のモーメントを吸収して、照明装置9や机天板2の破損・変形を防止できる。 【0022】この場合、昇降支柱11の芯体21は断面多角形(図では8角形:図4(B)参照)であるため、押え部材29をガイド筒22に固定しておくと、照明ヘッド13の水平回転に伴って、昇降支柱11における芯体21の平坦面に押え部材29が間欠的に当たることになり、このため、照明ヘッド13を段階的に水平旋回させた姿勢に保持できる利点がある。 【0023】昇降支柱11の芯体21は合成樹脂で製造されており、その内部には、金属製の補強棒30がインサート成形法によって埋設されている。 ■.可動アーム可動アーム13の取付け構造は主として図6〜図8に現れている。図6のうち分図 (A)は図2(B)のVI−VI視断面図、分図 (B)は (A)の B-B視断面図、分図 (C)は(A)の C-C視断面図、図7は一部を省略した平面図、図8は一部を省略した底面図である。 【0024】例えば図6に示すように、前記昇降支柱11の芯体21の上端に前向きに延びる円形の支持アーム14を一体成形し(補強棒30もL字状に曲げられている)、この支持アーム14に可動アーム15を前後摺動自在に嵌め込んでいる。支持アーム14は上部材31と下部材32とを重ね合わせてねじ33で固定した構造であり、全体として角形の箱状に形成されている。可動アーム15のうち上部材31は板状に形成されており、下部材32は上き開口略コ字状に形成されている。また、上下部材31,32 の後端には、支持アーム14に上下から嵌まる背面板31a,32a を一体に設けている。 【0025】支持アーム14の前部には、可動アーム15の内部に嵌まる前ガイド体34を取付けている。前ガイド体34は上下に分割された二つの部材35,36 をねじ37で一体に締結した構造になっており、全体として角形になっている。また、前ガイド体34は支持アーム14に設けた前後ストッパー38によって前後抜け不能に保持されている。前ガイド体34は可動アーム15を安定して前後動させるためのもので、図6(B)から明らかなように、前ガイド体34と可動アーム15とは支持アーム14の軸心回りに一体に回動可能であり、また、可動アーム15は前ガイド体34で支持された状態で前後動し得る。 【0026】前ガイド体34を構成する上下二つの部材35,36 で支持アーム14を弾性的に挟みつけることにより、可動アーム15を支持アーム14の軸心回りに回転させた姿勢に保持できるようにしており、このため、図6(B)に示すように、上下二つの部材35,36 の一端間には隙間39を空けている。 ■.配線構造及びカバー可動アーム15における下部材32の下面のうち後端寄り部位に円筒状の突起40を設けると共に、下部材32の下面のうち突起40よりも手前の部位には、図6(B)や図8に示すように前後方向に延びるコード挿通溝41が形成されており、突起40に巻いたコードCをコード挿通溝41に嵌め入れている。図8に示すように、コード挿通溝41にはコードCの抜けのための爪42が交互に形成されている。 【0027】可動アーム15は上下に重ね合わせた一対のカバー53,44 で覆われており、図6(C)に示すように上下カバー43,44 はねじ45で締結されている。図6(A)に示すように、上下カバー43,44 の後端は、支持アーム14の付け根箇所に設けた環状溝46に嵌まっており、したがって、可動アーム15は上下カバー43,44 の前端の開口部から前後動し得る。 【0028】下カバー44の下面部にはコード収納部44aが膨出形成されており、このコード収納部44aにコードCを弛ませた状態で収納することにより、可動アーム15の前後動を可能ならしめている。可動アーム15の下部材32に設けた突起40は下カバー44の内底面に当接又は密接させている。また、図7に示すように、下カバー44の後端縁には、コードCを引き出す切欠き溝47が形成されている。図7に示すように、可動アーム15の下部材32のうち前記切欠き溝47の近傍箇所には、コードCを巻き付け固定するロッド48を一体に形成している。 【0029】また、図6(A)(C) 及び図7,8 に示すように、可動アーム15における下部材32のうちその後端にはリアリブ49が形成され、突起40を挟んでコード挿通溝41と反対側の部位にはサイドリブ50が形成されており、両リブ49,50 を下カバー44におけるコード収納部44aの内底面に当接又は密接させている。このように、コードCが突起40を囲う状態になっているため、図7から容易に理解できるように、可動アーム15の前後動に際して下カバー44内に収納されたコードCは大きな曲率で全体として広がったり窄まったり変形することになる。また、リアリブ49とサイドリブ50の存在により、コードCが下カバー44と可動アーム15との間の隙間に挟まることも阻止される。 【0030】■.照明ヘッドの上下首振り構造次に、照明ヘッド13の取付け構造を、既述の図2(B)、図6(A)、図7,8 に加えて図9,10も参照して説明する。図9は可動アーム15を上下にひっくり返した状態での部分斜視図、図10のいうち分図(A) は図2(B)及び図7の X-X視断面図、分図 (B)は (A)の B-B視底面図である。 【0031】例えば図6(A)に示すように、照明ヘッド13は下向きに開口したセード52と、左右のサイドフレーム53と前記ランプ12とを備えている。セード52の内部には反射板54を取付けている。また、セード52の左右中央部には、照明ヘッド13を手前に引くに際して指をかけるための引手55を設けている。なお、引手44は実施形態では固定的に設けているが、跳ね上げ回動式でも良い。 【0032】図6(A)や図9に示すように、可動アーム15を構成する上下部材31,32 の前端に、互いに重ね合わせると円筒状になる半円状のボス部56を左右一対ずつ設ける一方、図2(B)に示すように、セード52には、可動アーム15に向けて延びる後ろ向き突出部52aを形成し、この後ろ向き突出部52aに、前記可動アーム15における上部材31のボス部56に上方から被嵌する左右一対の軸受け部57を形成している。 【0033】また、セード52の後ろ向き突出部52aに押さえカバー58を下方から重ね合わせ、この押さえカバー58に、可動アーム15における下部材32のボス部56に被嵌する軸受け部59を形成している。押さえカバー58は、例えば図7に示すねじ60でセード52の後ろ向き突出部52aに締結している(他の手段で取付けても良い)。したがって、照明ヘッド13は、可動アーム15におけるボス部56の軸心回りに回動するように上下方向に首振りさせることができる。各ボス部56にはフランジ56aを形成している。なお、図示していないが、可動アーム15における上下部材31,32 のボス部56はねじで一体に締結されている。 【0034】図2(B)に示すように、セード52の後ろ向き突出部52aと押さえカバー58とは可動アーム15の中心線から片側に偏るように形成しており、その中空部内に安定器やインバータ等の部材を配置している。図2(B)や図7,8 に示すように、セード52の後ろ向き突出部52aと押さえカバー58とは、可動アーム15との干渉を防止するために平面視で後ろ向き開口するようにえぐれた形状に形成されている。また、図9に示すように、可動アーム15におけるコード挿通溝41は一方のボス部56まで延びている。従って、上下部材31,32を重ね合わせた状態で、コードCを両ボス部56の間の空間に挿入できる。 【0035】前記可動アーム15の左右ボス部56は一方が長く他方が短い寸法に設定されており、図7や図10に示すように、長さの長いボス部56に、金属製で半円状に形成した押さえ板61を下方から重ね合わせ、この押さえ板61の一端をねじ62でセード52の後ろ向き突出部52aに固定する一方、押さえ板61の他端には、撮み63に突設したねじ64を挿入し、このねじ64を、セード52における後ろ向き突出部52aの凹所65に回転不能に嵌め入れたナット66にねじ込んでいる。従って、撮み63を緩めると照明ヘッド13は上下方向に自在に首振りさせることができ、所望の姿勢で撮み63をねじ込むと、照明ヘッド13はその姿勢にロックされる。 【0036】図2(A)に示すように、セード52の前面には、明るさを示すパイロットランプ67を設けている。 ■.まとめ以上の構成において、棚4を取外した状態ではもとより、照明装置9を棚4の内部に配置した状態においても、照明ヘッド13をある程度の範囲で高さ調節することができる。また、照明ヘッド13は棚板6の前方に引き出すことができる。また、棚4の有無に関係なく、照明ヘッド13は可動アーム15のボス部56を中心にして上下方向に首振りさせることができると共に、支持アーム14の軸心回りに左右方向に首振りさせることができ、このため、机上での物品の使用形態や使用者の身体の大きさ等に応じて適切な照明形態を選択することができる。 【0037】また、棚4を取り外すことによってパソコンのような大きな物品を載置したり、机上を広く使用したりすることができるが、その場合も照明装置9そのまま使用できる。実施形態のように、照明ヘッド13を棚板6よりも高い高さまで上昇させ得るように構成すると、棚4を取り外してパソコンのような高さの高い物品を机上に載置した場合でも、その物品の前方を照明することができるため、特に有益である。 【0038】また照明ヘッド13は昇降支柱11の軸心回りに大きく水平旋回させ得るため、照明位置をきめこまやかに設定できると共に、セード52に前向きの外力が作用した場合、その外力を吸収することができる。更に実施形態のようにセード52の後ろ向き突出部52aと押えカバー58で可動アーム15のボス部56を上下から挟みつけると、組み立てが簡単になる。 【0039】(2).他の実施形態(図11) 図11では、前記第1実施形態の変形例である第2実施形態を示している。すなわちこの実施形態は、可動アーム15の下部材32に設ける突起40の変形例であり、突起40を飛び飛びの状態で環状に設けたものである。この例から容易に理解できるように、突起40はコードCを環状に巻き形成できる形態であれば良い。 【0040】図12では第3実施形態を概念的に示している。この実施形態では、左右一対の固定支柱にそれぞれ昇降支柱11を嵌め込み、昇降支柱11を繋ぐフレーム68に支持アーム14を水平旋回自在に取付けている。他の構造は第1実施形態とほぼ同じである。 (3).その他本発明の具体例は上記の実施形態に限定されるものではなく、更に他の種々の構造に具体化することができる。例えば昇降支柱はねじ機構等の他の高さ調節手段で支持しても良い。また、第1実施形態では支持アームに可動アームを被嵌しているが、支持アームの内部に可動アームを前後動自在に嵌め入れるなどしても良い。 【0041】また、照明ヘッドを首振りさせる構造も種々の構造を採用できる。更に、照明ヘッドを水平回動するように構成しても良い。また、本発明は学習机のみでなく、オフィス用等の机にも適用できる。なお、請求項からは外れるが、照明ヘッドを昇降支柱に前後動自在にのみ取付けることも可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000139780 【氏名又は名称】株式会社イトーキクレビオ 【識別番号】390014546 【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月8日(1998.7.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079131 【弁理士】 【氏名又は名称】石井 暁夫 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−30508(P2000−30508A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月28日(2000.1.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−193309 |
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