| 【発明の名称】 |
光ファイバを利用した照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】馬渕 博臣
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| 【要約】 |
【課題】枕元灯などに用いられる光ファイバ利用型の照明装置おいて、使用中に光源ランプが劣化あるいは故障しても不点灯状態が生じないようにする。
【解決手段】少なくとも2つの光源ランプと、細径光ファイバの集合体からなっていてそれぞれ端末の入射面が組をなす光源ランプ対峙するとともに投光部においては複数のランプ部となった複数の光ファイバ束を備えた照明装置本体と、前記少なくとも2つの光源ランプのうち、現用の光源ランプの不点灯を検出したときに他の光源ランプに通電してこれを点灯させる自動切替器を備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】少なくとも2つの光源ランプと、細径光ファイバの集合体からなっていてそれぞれ端末の入射面が組をなす光源ランプ対峙するとともに投光部においては複数のランプ部となった複数の光ファイバ束を備えた照明装置本体と、前記少なくとも2つの光源ランプのうち現用の光源ランプの不点灯を検出したときに他の光源ランプに通電してこれを点灯させる自動切替器とを備えていることを特徴とする光ファイバを利用した照明装置。 【請求項2】自動切替器が、電力の供給を受け点灯可能な状態にある光源ランプの不点灯を検出する不点灯検出手段と、この不点灯検出手段が光源ランプの不点灯を検出したときに電力の供給を当該光源ランプから他の光源ランプに切替える切替手段とを有している請求項1に記載の光ファイバを利用した照明装置。 【請求項3】不点灯検出手段が一方の光源ランプに供給される電力の電流値を参照して当該光源ランプの点灯状態から不点灯状態への変化を検出することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバを利用した照明装置。 【請求項4】ランプ部の光ファイバ束が同軸状をなしている請求項1に記載の光ファイバを利用した照明装置。 【請求項5】投光部が焦点調整機構を有している請求項1に記載の光ファイバを利用した照明装置。 【請求項6】光源ランプがハロゲンランプである請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光ファイバを利用した照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は照明装置とりわけ光ファイバを利用した照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ホテルなどの宿泊施設や病院においては、ベッドや机の近傍に枕元灯、ナイトランプなどと称せられる比較的光束の拡散範囲の狭い照明装置が装備されている。このような照明装置の光源としては、従来一般に白熱灯が用いられていたが、熱量の発散が多いため、接近して使用すると顔や手などが熱せられたり、皮膚等が乾燥したりするなどの問題があった。この対策として、ハロゲンランプや白熱灯等を遠隔な光源として使用し、この光を光ファイバに導通して光ファイバ先端から出射させる形式のものが用いられている。この方式は光ファイバを使用するため照明方向の自由度が高く、またいわゆる冷光源となり、ランプ部から熱が放散されないため、ランプ部を対象物に近づけても熱くなったりしない利点がある。 【0003】かかる光ファイバを使用した照明装置の光源としてハロゲンランプを使用した場合、電球容積を他の電球の1/100以下に小型にすることができ、また効率がよいメリットがあり、さらに自然光となるため、対象物がきれいに見えたり、目の疲れなども少ないという利点がある。しかし、ハロゲンランプは長寿命とはいえ公称2000時間程度であり、しかも、ハロゲンランプを取り付けた光源は家具や設備の下や壁内などに格納されていて、掃除やベッドメイクなどの際に振動や衝撃を受けやすいため、実際の寿命はより短い傾向となる。このため、読書灯などとして使用中に、突然、不点灯が起こって読書などができなくなり、煩雑で手間と時間の係る取替えを余儀なくされたりするトラブルが発生しやすいという問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような問題点を解消するために創案されたもので、その目的とするところは、使用中に光源ランプが劣化あるいは故障しても不点灯状態が生じない光ファイバ利用型の照明装置を提供することにある。本発明は、読書灯や枕元灯のほか、病院などにおけるベッド近傍のナイトランプ、フットランプ、台所の流し近傍の手元灯、浴室灯、食物や調理品などに対する照明灯たとえばサラダバーなどの照明灯、美術館などにおける陳列品に対する照明灯、ダウンライト、陳列ケースやシヨーウインド内の照明灯、演出照明灯、屋上看板灯、道路標識灯、サイン灯、水中照明灯などに適用される。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため本発明の照明装置は、少なくとも2つの光源ランプと、細径光ファイバの集合体からなっていてそれぞれ端末の入射面が組をなす光源ランプ対峙するとともに投光部においては複数のランプ部となった複数の光ファイバ束を備えた照明装置本体と、前記少なくとも2つの光源ランプのうち現用の光源ランプの不点灯を検出したときに他の光源ランプに通電してこれを点灯させる自動切替器とを備えていることを特徴としている。 【0006】前記自動切替器は、好適には、電力の供給を受け点灯可能な状態にある光源ランプの不点灯を検出する不点灯検出手段と、この不点灯検出手段が光源ランプの不点灯を検出したときに電力の供給を当該光源ランプから他の光源ランプに切替える切替手段とを有しており、不点灯検出手段としては、一方の光源ランプに供給される電力の電流値を参照して当該光源ランプが点灯状態から不点灯状態への変化を検出するようになっているものが挙げられる。光源ランプとしてはハロゲンランプが好適であるが、白熱灯なども使用可能である。 【0007】 【発明の実施の形態】以下本発明による照明装置の実施態様を添付図面に基いて説明する。図1と図2は本発明を適用した2灯式照明装置(第1態様)を示している。1aは第1光源ランプ、1bは第2光源ランプであり、それら光源ランプは、この例ではハロゲン電球からなっている。ハロゲン電球は反射鏡などを有するユニットからなっている。第1光源ランプ1aと第2光源ランプ1a,1bは、それぞれ保持具50によって取付け枠5に並列状に保持されており、第1、第2の光源ランプ1a,1bの各負荷用端子から伸びる導線10,11は自動切替器4を介して電源に接続されている。 【0008】2は照明装置本体であり、第1の光ファイバ束(ストランド)3aと第2の光ファイバ束(ストランド)3bを内挿したガイド2aと、該ガイド2aの先端に固定された投光部2bを有している。ガイド2aは一部または全部が螺旋ステンレス管などからなるフレキシブル部分を有しており、基端筒部20は保持具51により取付け枠5にしっかりと固定されている。 【0009】前記第1の光ファイバ束3aと第2の光ファイバ束3bは、それぞれ多数の細径光ファイバ300を集合させたバンドルファイバから構成されており、第1の光ファイバ束3aと第2の光ファイバ束3bの端末外周領域はそれぞれ樹脂あるいは被覆物31a,31bによってばらけないように固着されている。そして、第1の光ファイバ束3aの入射面としての端面301aが前記第1光源ランプ1aに、第2の光ファイバ束3bの入射面としての端面301bが前記第2光源ランプ1bにそれぞれ対峙するように、挟み状の保持具52,52によって取付け枠5に支持されている。光ファイバは多成分系ガラスファイバでもよいが、可撓性や柔軟性の面などからプラスチック系光ファイバたとえばアクリル樹脂系などが好適である。 【0010】前記第1の光ファイバ束3aと第2の光ファイバ束3bは、ガイド2aの端末から内部に導入されて該ガイド軸方向に伸びており、投光部2bにおいて複数のランプ部(出射部)A,Bとなっている。すなわち、第2の光ファイバ束3bと第1の光ファイバ束3aのいずれかは投光部2bに到るまでの任意の位置において束が分解され、これを構成している光ファイバ群が第1の光ファイバ束3a(または第2光ファイバ束3b)の外周を層状に包囲するようにリング状に形成されており、これにより、第1の光ファイバ束3a(または第2光ファイバ束3b)からなる中心ランプ部Aと第2の光ファイバ束3b(または第1の光ファイバ束3a)からなる外周ランプ部Bが同軸に構成されている。前記中心ランプ部Aと外周ランプ部Bはこの状態が保持されるように樹脂等で固着されている。 【0011】前記投光部2bは焦点調整機構を有している。すなわち、投光部2bは筒状の口金21を有しており、これの内径にホルダ(コーティング)22が内挿固定されている。ホルダ22は先端側の所要領域がテーパ状にすぼまっており、これにより、外周ランプ部Bは中心ランプ部Aに対し適度の内向き傾斜角θが付与されている。さらに、前記中心ランプ部Aと外周ランプ部Bの先端(出射端面)およびホルダ22の先端には、焦点を合わせるために凹レンズ状面302,220が形成されている。 【0012】図4は2灯式照明装置の第2態様を示している。この態様においては、投光部2bの焦点調整機構として、ランプ部A,Bの光ファイバ束を一体に保持する筒状の口金21の外周にスライド自在な筒状ケース23を取付け、該筒状ケース23に焦点合せ用の凸レンズ24を設けている。この場合には、ランプ部A,Bの光ファイバ束の先端は凹レンズ状端面となっておらず、平行なままである。その他の構成は第1態様と同じであるから、説明は第1態様のそれを援用する。 【0013】図5は本発明の2灯式照明装置における複数のランプ部の他の構成例を示している。(a)は第1の光ファイバ束3aの光ファイバ群と第2の光ファイバ束3bの光ファイバ群とを交互の層をなすように配して多層分割状のランプ部A,Bを形成したものである。(b)は第1の光ファイバ束3aと第2の光ファイバ束3bを並列のまま投光部2bに導き、それら束の側面を密接させることにより、2軸のランプ部A,Bを構成している。(c)は一方の光ファイバ束(たとえば第1の光ファイバ束3b)を複数の小ファイバ束に分割し、それら分割ファイバ束を他方のファイバ束(たとえば第1の光ファイバ束3a)内に好ましくは略等間隔で配置することによりランプ部A,Bを構成したものである。(d)は第1の光ファイバ束3aと第2の光ファイバ束3bの双方のファイバ束がランダム状に混在するように配置して分散状のランプ部A,Bを形成したものである。 【0014】図6は本発明を適用した3灯以上の多灯式照明装置(第3態様)を示しており、(a)は第1ないし第3の光源ランプ1a,1b,1cを設けると共に、これと組をなす第1ないし第3の光ファイバ束3a,3b,3cを使用し、第1ないし第3の光ファイバ束3a,3b,3cの端末の入射端面をそれぞれ対応する第1ないし第3の光源ランプ1a,1b,1cに対向させている。そして、第1ないし第3の光ファイバ束3a,3b,3cにより、投光部2aに3つのランプ部A,B,Cを形成している。ランプ部A,B,Cの構成は任意であるが、図示する例では、(b)のように第2の光ファイバ束3bのファイバー束を第1の光ファイバ束3aの外周を囲繞させ、第3の導光性条体3bを第2の導光性条体3bの外周を囲繞させて、同軸状の中心ランプ部Aと中間ランプ部Bと外周ランプ部Cを構成している。 【0015】図6(c)は本発明を6灯式照明装置とした実施態様を示しており、第1ないし第6の光ファイバ束3aないし3fにより投光部2bに6つのランプ部AないしFを形成している。図示しないが、第1ないし第6の光ファイバ束3aないし3fの端末は対応する第1ないし第6の光源ランプに対峙して、光の入射を受けるようになっており、第1ないし第6の光源ランプは自動切替器4を介して電源に接続されている。なお、この3灯以上の多灯式照明装置においても、図5に例示するランプ部を採用することができる。また、投光部2bの焦点調整機構は図2、図4のいずれの形式でもよい。 【0016】図7は光源ランプの別の実施例を示している。ここでは光源ランプ1a,1bとしてハロゲンランプでなくクリプトンランプで代表される白熱ランプを使用している。図示するものでは、内面を鏡面にした筒状ケース6の一端に光ファイバ束3a(3b)の端末部を固定したホルダ31を嵌着し、筒状ケース6の他端側には反射スカート70を有するソケット7を固定し、これに光源ランプ1a(1b)を取付けており、光源ランプ1a(1b)よりも後方の筒状ケース周面には放熱穴60を配設している。前記ソケットから導出された導線10(11)は前記自動切替器4に接続されている。なお、投光部2bは図2ないし図5のいずれでもよい。また、図7は2灯式の場合を示しているが3灯以上の場合にも適用しうることは言うまでもない。 【0017】前記自動切替器4は、一方の光源ランプ(たとえば第1光源ランプ1a)が不点灯を起こして組をなす光ファイバ束から光束が出射されなくなったときに、瞬時に他方の光源ランプ(たとえば第2光源ランプ1b)に電力を供給して点灯させ、これと組をなす光ファイバ束により光束を出射させるためのもので、電力の供給を受け点灯可能な状態にある光源ランプの不点灯を検出する不点灯検出手段と、この不点灯検出手段が光源ランプの不点灯を検出したときに電力の供給を当該光源ランプから他方の光源ランプに切替える切替手段とを有している。 【0018】前記不点灯検出手段は、簡便には、一方の光源ランプに供給される電力の電流値を参照して当該光源ランプの点灯状態から不点灯状態への変化を検出する形式のものが採用される。そして、不点灯検出手段は、前記一方の光源ランプの不点灯を検出するに際し、検出値に対する閾値を有し、この閾値を越える検出値の変動に対し当該光源ランプの不点灯の検出とする構成となっていてもよい。前記切替手段は、電力の供給を切替えるだけでなく、不点灯または点灯異常を報知する警報手段をオン状態に切替えるようになっていてもよい。 【0019】図8と図9は自動切替器4の回路を示しており、少なくともAC電源入力端子400,401、現用負荷用端子402,403、予備負荷用端子404,405を有し、現用負荷用端子402,403に一方の光源ランプ(この例では第1光源ランプ1a)の導線10が接続され、予備負荷用端子404,405に他方の光源ランプ(この例では第2光源ランプ1b)の導線11が接続される。また、AC電源入力端子400,401を介して自動切替器4にAC電力が供給されるようになっている。 【0020】この回路では警報出力端子を有し、警報出力端子には任意の警報器が接続される。警報器としてはブザーなどのほか、点灯状態を表示する2個一組のランプを有するインジケータパネルなどが使用される。しかし、本発明においては、電力を供給してランプ部A,Bの状態を目視すれば、不点灯の光源ランプと組をなすランプ部は暗部となっているため、不点灯であることがすぐに判別できるので、警報出力端子と警報器は必ずしも必要としない。 【0021】次に、自動切替器4の内部構成について説明する。AC電源入力端子の一方の端子400に接続した線路406は、直接、現用負荷用端子の一方の端子402、および予備負荷用端子の一方の端子404にそれぞれ接続され、AC電源入力端子の他方の端子401に接続した線路407は停止検出トランス41およびヒューズ42を介して現用負荷用端子の他の端子403に接続されると共に、後述するリレースイッチ部48bとヒューズ44を介して予備負荷用端子の他の端子405に接続される。前記停止検出トランス41は、鉄心と一次側として電流コイルを二次側として電圧コイルを有している。また、停止検出トランス41、検波器D1、検波器D2及びコンデンサCで構成される直流化回路45には、抵抗46とリレー駆動部47aが直列に接続される。 【0022】リレー駆動部(RL1)47aはたとえば直流用の電磁リレーからなり、可動接点としてのリレースイッチ部47b、47cを駆動して回路のオン、オフを行う。同様にリレー駆動部(RL2)48aはたとえば交流用の電磁リレーからなり、可動接点としてのリレースイッチ部48bを駆動して回路のオン、オフを行う。AC電源入力端子の一方の線路406と他方の線路407との間は、切断リレーとしてのリレー駆動部(RL2)48aとリレースイッチ部47bが接続される。また、警報出力端子には、リレースイッチ部47cが接続される。なお、常態、すなわち一方の光源ランプ1aの点灯時にあっては、リレースイッチ部47bは閉成され、リレースイッチ部47cとリレースイッチ部48bは開成されている。また、前記光源ランプ1aの不点灯時にあっては、リレースイッチ部47bは開成され、リレースイッチ部47cとリレースイッチ部48bは閉成されている。 【0023】次に、図10は多灯式の照明装置に適用される自動切替器4の例を示しており、第1光源ランプ1a、第2光源ランプ1bというように現用負荷(主光源ランプ)が複数あり、これらのうち、一つの負荷が異常を示して不点灯となったときに、少なくとも1つの予備光源ランプたとえば第3光源ランプ1cに通電され、第3光源ランプ1cが点灯するものである。このときの予備光源の個数は適宜選択され、現用負荷の個数と同数であってもよい。図10において、図8と同じ部分については同じ符号を付し、説明は省略する。 【0024】なお、実施例では、不点灯の検出を電流値で行なっているが、例えば光源ランプの経年変化によって生じる光量の変化(例えば光量の極端な減少や増大)や変動(いわゆるチラツキ)の検出を採用し、あるいは電流値の検出と併用してもよい。光量の変化や変動の検出は、光源ランプからの光を入射し得る位置にホトダイオードやホトトランジスタなどの光センサを設けてこれによって検出すればよい。また、上記の実施例ではリレー回路を2組用いた例を示したが、1組で動作するように構成してもよい。さらに、主光源ランプ、予備光源ランプと言う呼称は暫定的なものであって、主光源ランプの不点灯により予備光源ランプに切替えたのちは、当該予備光源ランプを主光源とし、それまでの主光源ランプを予備光源としてもよい。 【0025】また本発明において、光源ランプとしては蛍光ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、水銀ランプ、冷陰極管なども使用することができる。この場合には、自動切替器4の現用負荷用端子402,403、予備負荷用端子404,405にそれぞれインバーナなどの点灯補助回路が接続され、これを介して光源ランプに接続される。また、抵抗46に代えて暗電流補正ダイオードが用いられる。暗電流補正ダイオードは、例えばツェナーダイオードで構成され、点灯補助装置等で生じる暗電流を補正する。 【0026】 【実施例の作用】次に実施例の作用を第1態様を例にとって説明する。電源を投入すると、現用負荷用端子402,403を介して一方の光源ランプこの例では第1光源ランプ1aに電力が供給され、点灯する。この第1光源ランプ1aの点灯時にあっては、第1光源ランプ1aの線路電流を停止検出トランス41で検出して昇圧し、直流化回路45の検波器D1,D2により直流電圧に変換し、抵抗46により検知電圧を調整してリレー駆動部(RL1)47aを動作させる。リレー駆動部(RL1)47aは、電圧コイルで生ずる0.15W程度の微電力で動作可能であるため、負荷に供給される電力量には影響を与えない。前記のようにリレー駆動部(RL1)47aの動作により、リレースイッチ部47bは閉成されており、これによりリレー駆動部(RL2)48aを入力電源を使用して動作させ、リレースイッチ部47cとリレースイッチ部48bを開成状態に保持する。したがって、他方の光源ランプ1bには通電されず、不点灯状態におかれる。 【0027】第1光源ランプ1aの点灯により、これと対峙している第1の光ファイバ束3aの端面301aに光線が入射され、光束は第1の光ファイバ束3aを通って投光部2bに至り、第1の光ファイバ束3aの先端であるランプ部Aから出射される。本発明は光源ランプによる直接の照明ではなく、光ファイバに光を導通させて先端から出射する照明方式であるから、いわゆる冷光源であり、人体や他の生体あるいは熱を嫌う物品や物体に投光部2aを接近させても熱による影響は全く生じない。また、光ファイバ束を使用するため可撓性があり、自由な方向に投光部2bを向けることができ、さらに、水などとの接触も可であるため、水中や水の飛散を受ける環境にも自在に対応することができる。 【0028】しかして、この状態から第1光源ランプ1aに異常が生ずると、図9に示すように、リレー駆動部(RL1)47aは不動作となり、リレースイッチ部47bは開成され、これによりリレー駆動部(RL2)48aは不動作となり、リレースイッチ部48bが閉成され、第2光源ランプ1bが瞬時に通電動作して点灯する。同時に、リレースイッチ部47cも閉成され、予備回路の動作を図示しない監視システム等に出力する。 【0029】第2光源ランプ1bが点灯すると、これと対峙している第2の光ファイバ束3bの端面301bに光線が入射され、光束は第2の光ファイバ束3bを通って投光部2bに至り、第2の光ファイバ束3bの先端であるランプ部Bから出射される。したがって、不点灯状態が生じず、読書のためのなどの照明が好適に維持される。なお、かかるランプ部の点灯切替りがあったときに、図2の場合には、中心ランプ部Aと外周ランプ部Bの先端(出射端面)が凹レンズ状端面302,220となっているため、自動的に焦点が調整される。また図4の場合には、筒状ケース23を適当にスライドさせることにより焦点を合わせることができる。 【0030】上記のように主光源ランプのほかにバックアップ用の光源ランプを備えていて、それぞれに光ファイバ束を組み合わせて複数のランプ部を構成しており、使用中の主光源ランプに異常が生じて不点灯となったときにバックアップ用の光源ランプが瞬時に点灯されて光ファイバ束を通して投光されるため、メンテナンス期間が半減し、省力化を推進することができる。ホテルや病院、飲食店など、営業活動中のためランプ交換が事実上困難な場合があるが、ベッドメイク時、営業終了時など都合のよいときを見計らって光源ランプを新しい光源ランプと交換すればよいため、それらの煩わしさをなくすことができ、またコストを大きく節減できる。 【0031】 【発明の効果】以上説明した本発明によるときには、光ファイバの特性を利用した冷光源の照明を行なうことができるだけでなく、メインの光源ランプが劣化したり故障したりすることにより不点灯が生じても、瞬時に予備の光源ランプが切替え点灯するので、これと組をなす光ファイバ束のランプ部により円滑に照明を持続することができ、したがって、使用状況や使用環境から瞬時でも不点灯が嫌われる場合もこれをうまく回避しかつ煩雑な光源ランプ交換の手間を省くことができ、メンテナンス期間が半減し、省力化を推進することができるというすぐれた効果が得られる。 【0032】請求項2と請求項3によれば簡単な構成のため安価にすることができるというすぐれた効果が得られる。請求項4によれば、光源ランプとこれと組をなす光ファイバ束の切替え時に光束の偏向度合いを少なくすることかできるというすぐれた効果が得られる。請求項5によれば、光源ランプとこれと組をなす光ファイバ束の切替え時に焦点を容易に調整することができるというすぐれた効果が得られる。請求項6によれば、光源機構を小型にすることができるとともに、効率がよく、また自然光のため対象物をきれいに見せることができるというすぐれた効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598100472 【氏名又は名称】株式会社マブチシステム・エンジニアリング
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| 【出願日】 |
平成10年7月10日(1998.7.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072408 【弁理士】 【氏名又は名称】黒田 泰弘
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| 【公開番号】 |
特開2000−30504(P2000−30504A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月28日(2000.1.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−211902 |
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