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【発明の名称】 車両用灯具
【発明者】 【氏名】古郡 正嗣

【要約】 【課題】見栄えが向上。

【解決手段】ランプハウジング1の前面側に、機能別に区分けするリブ5が車体とドアDの縁との間の隙間102の延長線上に設けられている。この結果、リブ5と隙間102とが同一垂直線上に位置して、図1及び図2に示すように、恰も隙間102がリヤーコンビネーションランプR/Lを交差して見えるので、隙間102がリヤーコンビネーションランプR/Lの箇所で跡切れてしまってアクセントが無くなるような虞がなく、見栄えが向上されることとなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車体にドアと隣接して装備される車両用灯具であって、ランプハウジング及びレンズにより灯室が画成されており、前記灯室内には光源バルブが配置されており、複数の機能を有する車両用灯具において、前記ランプハウジングのうち前記レンズに対向する前面側には、機能別に区分けするリブが前記車体と前記ドアの縁との間の隙間の延長線上に設けられている、ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】 前記ランプハウジングの後面側には、遮水壁が一体に設けられており、前記遮水壁と前記リブとが近接されており、前記ランプハウジングの前面側のうち前記遮水壁に近傍の部分のひけが防止される、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、リヤーコンビネーションランプ等であって、ドアと隣接して装備される車両用灯具に係り、特に、見栄えが向上された車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、一般に、ランプハウジング及びレンズにより灯室が画成されており、その灯室内に光源バルブが配置されており、かつ、複数の機能を有するものである。この車両用灯具は、車体にドアと隣接して装備されている。上述の車両用灯具が、例えば、リヤーコンビネーションランプの場合において、複数の機能としては、テール/ストップランプ機能、ターンランプ機能、テールランプ機能、バックアップランプ機能、ダミー機能等々があり、また、ドアとしては、ワンボックスカーのバックドア等々がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来の車両用灯具は、車体にドアと隣接して装備されているので、車体とドアの縁との間の隙間が車両用灯具に対して交差する場合がある。この場合、上述の隙間が車両用灯具の箇所で跡切れてしまい、アクセントが無く、見栄え上課題がある。
【0004】本発明の目的は、見栄えが向上された車両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を達成するために、ランプハウジングのうちレンズに対向する前面側に、機能別に区分けするリブが車体とドアの縁との間の隙間の延長線上に設けられている、ことを特徴とする。
【0006】この結果、本発明の車両用灯具は、リブと隙間とが同一線上に位置して、恰も隙間が車両用灯具を交差して見えるので、隙間が車両用灯具の箇所で跡切れてしまってアクセントが無くなるような虞がなく、見栄えが向上されることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実施形態を添付図面を参照して説明する。この例は、ワンボックスカーの後部の左右両側にバックドアと隣接して装備されるリヤーコンビネーションランプについて説明する。図1において、100はワンボックスカーである。このワンボックスカー100の後部開口部の上縁にはバックドア101の上縁が上下方向に開閉可能に取り付けられている。しかも、このワンボックスカー100の後部の左右両側の角部には本発明の車両用灯具であるリヤーコンビネーションランプR/Lがバックドア101と隣接してそれぞれ装備されている。
【0008】上述のリヤーコンビネーションランプR/Lは、ランプハウジング1及びレンズ2により灯室3が画成されており、その灯室3内に光源バルブ4が配置されてなるものであって、複数の機能、この例では、上部のテール/ストップランプ機能A、下部のリヤターンシグナルランプ機能B、側部回り込み部のダミー機能Cを有するものである。なお、ダミー機能Cにおいては、光源バルブが配置されていない。前記ランプハウジング1の前面(レンズ2と対向する側の面)側には、反射塗装が施されている。また、このランプハウジング1の後部には透孔10が設けられている。この透孔10の縁には光源バルブ4がバルブホルダ40を介して着脱可能に取り付けられており、この結果、光源バルブ4が灯室3内の所定位置に配置されることとなる。
【0009】そして、前記ランプハウジング1の前面側には、上述のテール/ストップランプ機能A及びリヤターンシグナルランプ機能Bとダミー機能Cとを機能別に区分けするリブ5が、前記ワンボックスカー100の車体と前記バックドア101の縁との間の隙間のうち垂直隙間102の延長線上に一体に設けられている。また、前記ランプハウジング1の後面側には、庇形状の遮水壁11が一体に設けられている。この遮水壁11の一部12が上述のテール/ストップランプ機能A及びリヤターンシグナルランプ機能Bとダミー機能Cとの間に位置する。すなわち、この遮水壁11と前記リブ5とが近接することとなる。前記遮水壁11の内側には、外部と灯室3内との呼吸作用をなすと共に灯室3内の水の侵入を防ぐ呼吸防水構造のグロメット13が設けられている。さらに、前記ランプハウジング1の前面側のうち、灯室3の4角部には、湾曲部14がそれぞれ設けられている。
【0010】この実施形態における本発明の車両用灯具は、ランプハウジング1の前面側に、機能別に区分けするリブ5が車体とドアDの縁との間の隙間102の延長線上に設けられているものであるから、リブ5と隙間102とが同一垂直線上に位置して、図1及び図2に示すように、恰も隙間102がリヤーコンビネーションランプR/Lを交差して見えるので、隙間102がリヤーコンビネーションランプR/Lの箇所で跡切れてしまってアクセントが無くなるような虞がなく、見栄えが向上されることとなる。
【0011】特に、この実施形態においては、ランプハウジング1の後面側に一体に設けられた遮水壁11とリブ5とが近接されているので、ランプハウジング1の前面側のうち遮水壁11に近傍の部分のひけが防止されることとなる。すなわち、図6に示すように、リブ5が設けられていない場合においては、ランプハウジング1のテール/ストップランプ機能A及びリヤターンシグナルランプ機能Bとダミー機能Cとの間に、遮水壁11が一体に設けられることとなるので、この箇所の肉厚が厚くなって、ランプハウジング1の前面側のうち遮水壁11に近傍の部分に破線にて示すひけ6が発生する場合がある。これを、この実施形態においては、リブ5により上述の箇所の肉厚を取って肉薄とすることができるので、上述のひけ6を防止できることとなるものである。さらに、この実施形態においては、ランプハウジング1の前面側の灯室3の4角部に湾曲部14がそれぞれ設けられているので、上述の隙間102とリブ5とが同一線上に位置する効果と相乗してさらに見栄えが向上されることとなる。
【0012】なお、上述の実施の形態においては、ワンボックスカー100の後部の左右両側にバックドア101と隣接して装備されるリヤーコンビネーションランプR/Lの例について説明したが、本発明はその他の車両用灯具にも使用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両用灯具は、ランプハウジングのうちレンズに対向する前面側に、機能別に区分けするリブが車体とドアの縁との間の隙間の延長線上に設けられているものであるから、リブと隙間とが同一線上に位置して、恰も隙間が車両用灯具を交差して見えるので、隙間が車両用灯具の箇所で跡切れてしまってアクセントが無くなるような虞がなく、見栄えが向上されることとなる。
【出願人】 【識別番号】000000136
【氏名又は名称】市光工業株式会社
【出願日】 平成10年6月26日(1998.6.26)
【代理人】 【識別番号】100059269
【弁理士】
【氏名又は名称】秋本 正実
【公開番号】 特開2000−11713(P2000−11713A)
【公開日】 平成12年1月14日(2000.1.14)
【出願番号】 特願平10−180569