| 【発明の名称】 |
バルク供給装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅信 敏
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| 【要約】 |
【課題】コンパクトに集約されたバルブユニットで設置スペースを小さく、かつ低コスト化を可能にしたバルク供給装置を提供する。
【解決手段】液化石油ガスが充填されたバルク貯槽1からガス機器へガスを供給するバルク供給装置であって、バルク貯槽1の上面には、安全弁12、液面計11、ボールバルブ10及び継手8を含むバルブユニット6を取り付け、継手8を介して圧力調整器13を接合した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 液化石油ガスが充填されたバルク貯槽からガス機器へガスを供給するバルク供給装置であって、前記バルク貯槽の上面には、安全弁、液面計、ボールバルブ及び継手を含むバルブユニットを取り付け、前記継手を介して圧力調整器を接合したことを特徴とするバルク供給装置。 【請求項2】 前記バルブユニットは、本体部内に前記安全弁、液面計、ボールバルブが内蔵され、該本体部の外側に前記ボールバルブの開閉レバーと、前記安全弁の放出口と、前記液面計の表示部とが設けられ、前記本体部の上端部にユニオンナットからなる前記継手が、かつ下端部に前記バルク容器の上面にねじ込まれるねじ部が各々設けられて構成されていることを特徴とする請求項1記載のバルク供給装置。 【請求項3】 前記液面計は、液位を検出するセンサ部と、該センサ部からの検出信号を処理して前記表示部に液位及び充填完了の表示を行う処理回路とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載のバルク供給装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、バルク供給装置に関し、詳しくは、液化石油ガス(LPガス)をコンパクトな設備で供給できるバルク供給装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般家庭用LPガスは、シリンダ形のLPガスボンベを宅配して交換するシリンダ方式が一般的であるが、配送作業の重労働、他のエネルギーとの競合、消費者への配慮、等を考慮するとバルク供給装置を採用することが好ましい。 【0003】すなわち、図5に示すように、バルク貯槽1上に機器類2を備え、この機器類2からガス管を介して家屋内のガス機器にガスを供給する。バルク貯槽1には、バルクローリー車よりホースを介してLPガスを充填するようになっている。 【0004】機器類2は、ガス取出弁4、液取入弁5、液面計11、安全弁12、圧力調整器13、均圧弁32等、複数点の付属品からなり、これらが単独製品としてバルク貯槽1に取り付けられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、バルク貯槽1に単独の付属品を取り付けた構造では、バルク貯槽1に広い部品取り付けスペースが必要となると共に、多数の単体部品を必要とするため、部品コストや組付けコストが掛るという問題がある。 【0006】本出願人は、かかる問題を解決するため、縦置型のバルク貯槽の上面に、安全弁および液面計を含むバルブユニットを取り付け、このバルブユニットの上部に調整器を取り付け、該調整器の側部にガスメータを連結し、このガスメータよりガス機器にガス配管するようにした新規な技術を提案している(特願平10−242160号)。 【0007】本発明は、上記先願発明の技術を改良したもので、特に、コンパクトに集約されたバルブユニットで部品設置スペースを小さくでき、かつ低コスト化を可能にしたバルク供給装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、液化石油ガスが充填されたバルク貯槽からガス機器へガスを供給するバルク供給装置であって、前記バルク貯槽の上面には、安全弁、液面計、ボールバルブ及び継手を含むバルブユニットを取り付け、前記継手を介して圧力調整器を接合したことを特徴とするものである。 【0009】このため、請求項1記載の発明では、バルク貯槽の上部にバルブユニットと圧力調整器が継手を介して積層構造で取り付けられているので、バルブユニットと圧力調整器とがバルク貯槽上に集約され、全体として小型化されて省スペースの装置となる。 【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のバルク供給装置であって、前記バルブユニットは、前記本体部内に前記安全弁、液面計、ボールバルブが内蔵され、該本体部の外側に前記ボールバルブの開閉レバーと、前記安全弁の放出口と、前記液面計の表示部とが設けられ、前記本体部の上端部にユニオンナットからなる継手が、かつ下端部に前記バルク容器の上面にねじ込まれるねじ部が各々設けられて構成されていることを特徴とするものである。 【0011】このため、請求項2記載の発明では、バルブユニットの本体部に、ボールバルブ及びその開閉レバー、安全弁及びその放出口、液面計及びその表示部、ユニオンナット、ねじ部等がコンパクトに集約されると共に、バルク貯槽、圧力調整器との結合もねじ操作で簡単に行える。 【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のバルク供給装置であって、前記液面計は、液位を検出するセンサ部と、該センサ部からの検出信号を処理して前記表示部に液位及び充填完了の表示を行う処理回路とを備えていることを特徴とするものである。 【0013】このため、請求項3記載の発明では、センサ部からの信号に基づいて液面計の表示部で液位及び充填完了のほか各種の情報の表示を行うことができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図5と同一部材または同一機能のものは同一符号で示している。 【0015】図1は、本発明のバルク供給装置の第1実施の形態を示すもので、該バルク供給装置Aは、バルク貯槽1と、該バルク貯槽1の上面に配置された機器類2と、該機器類2を覆うプロテクタ3とで大略構成されている。 【0016】バルク貯槽1は、基礎(図示せず)上に設置されており、図示のものは円筒縦置き型であるが、横置き型にも実施可能である。 【0017】バルク貯槽1の上部には、中央にバルブユニット6が設けられ、その左側にガス取出弁4、右側に液取入弁5が各々設けられている。ガス取出弁4はバルク貯槽1内の残留液を回収するためのもの、液取入弁5はバルクローリー車よりLPガスを充填するためのものである。液取入弁5はバルクローリー車からのホースを接続しやすいようにL型のものが好ましい。 【0018】バルブユニット6は、図2及び図3に詳細を示すように、ガス供給(自然気化方式)に必要な供給機器類、すなわち、ボールバルブ10、液面計11、安全弁12を結合すると共に、上部に継手8を設けてユニット化した構造のものである。このバルブユニット6の上部に継手8を介して圧力調整器13が取り付けられている。この圧力調整器13は、バルク貯槽1からバルブユニット6のボールバルブ10を介して出てくる高圧ガスを燃焼可能な圧力まで一段または二段に分けて減圧するものである。 【0019】図3に示すように、バルブユニット6の本体部14の上部には、継手8が設けられ、圧力調整器13と接合される。この継手8としては、図示のようなユニオンナット15を用いた高圧ユニオン継手又は迅速継手が使用される。継手8の内部にはOリング又はパッキンが設けられ、本体部14と圧力調整器13との間がシールされる。本体部14の下端部には、テーパねじ16が設けられ、このテーパねじ16をバルク貯槽1の上端の雌ねじ部17にねじ込むことにより、バルク貯槽1と接合される。バルク貯槽1と本体部14はOリング18によりシールされる。 【0020】本体部14の内部には、液面計11が設けられ、液面計11の表示部11aが本体部14の表面に表示されている。この液面計11の二例を図4(a)及び(b)に示している。 【0021】図4(a)は、磁歪式又はフロート式の液面計の例であって、センサ部20が液面と共にロッド21に沿って上下動する。液面計ケース22内には、電源回路、位置−容積比変換回路、残量発信・位置検出を行う出力回路が内蔵され、センサ部20の検出信号に応じて表示部11aに液位・充填完了等の表示を行うようになっている。 【0022】また、図4(b)は超音波式液面計の例であって、超音波センサ部23が底部に設けられ、液面からの反射波を検知する。液面計ケース22内には、同様に電源回路、位置−容積比変換回路、残量発信・位置検出を行う出力回路等からなる処理回路が内蔵され、センサ部23の検出信号に応じて表示部11aに液位・充填完了等の表示を行うようになっている。この処理回路によって、液位・充填完了の表示のほかセンサ部20又は23からの残量信号を受け、配送予測を表示したり、充填時の満量信号を受けてバルクローリー車側からの充填作業停止指令を表示したりすることも可能である。 【0023】上記の液面計ケース22を本体部14内に組み込み、表示部11aを本体部14の表面に配置する。なお、上記の液面計は単なる例示であって、他の周知のものを使用してもよい。 【0024】前記ボールバルブ10は、開閉レバー10aにより操作されてLPガスの遮断を行う止め弁であって、本体部14内の通路に設けられている。また、安全弁12はバルク貯槽1内で異常圧力上昇が発生したとき放出口12aからガスを放出して機器の破損を防止するためのものである。 【0025】圧力調整器13にはガスメータ(図示せず)が併設されている。ガスメータは、ガス消費量を計算する機能のほか、圧力異常検知や微小漏洩検知等の検知機能、及び最大流量オーバー遮断等の機能も併せ持っている。 【0026】さらに、これらの検知信号を電話回線で受け、監視センター側で監視するための伝送用コントローラの機能を持たせることも可能である。このガスメータからガス管を介して家屋内のガス機器に配管される。 【0027】プロテクタ3は、バルク貯槽1の上部に着脱可能に取り付けられ、かつ、液面計11の表示部11aやガスメータの表示部が見えるように透明材質ものを使用するか、あるいは透明窓を形成することが好ましい。 【0028】以上のように、バルク貯槽1の上部にボールバルブ10、液面計11、安全弁12を含むバルブユニット6を接合し、該バルブユニット6に継手8を介して圧力調整器13を接合したので、バルブユニット6と圧力調整器13とがバルク貯槽1上に積層構造でコンパクトに集約され、全体として小型化されて省スペースでしかも低コストのバルク供給装置を構成することができる。 【0029】 【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の発明によれば、バルク貯槽の上面に、安全弁、液面計、ボールバルブ及び継手を含むバルブユニットを取り付け、継手を介して圧力調整器を接合したので、バルク貯槽の上部にバルブユニットと圧力調整器が積層構造で取り付けられ、バルブユニットと圧力調整器とがバルク貯槽上に縦方向に集約され、全体として小型化されて省スペースとなると共に、部品の集約化により部品コスト及び組付けコストを低減できる。 【0030】また、請求項2記載の発明によれば、本体部に安全弁、液面計、ボールバルブを内蔵し、本体部の上下にユニオン継手とねじ部を設けてバルブユニットを構成したので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ボールバルブ及びその開閉レバー、安全弁及びその放出口、液面計及びその表示部、ユニオンナット、ねじ部等の部材が、バルブユニットの本体部内にコンパクトに集約されると共に、バルク貯槽、圧力調整器との結合もねじ操作で簡単に行える。 【0031】また、請求項3記載の発明によれば、液面計は、液位を検出するセンサ部からの検出信号を処理する処理回路を備えているので、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、液面計の表示部での液位・充填完了の表示のほか、配送予測やバルクローリー車への充填作業停止指令を表示することも可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006895 【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月5日(1999.4.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−291894(P2000−291894A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−97846 |
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