| 【発明の名称】 |
圧力容器用バルブの取り付け装置及び方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】下村 和司
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| 【要約】 |
【課題】人でしか対応することしかできなかった飛び出し防止手段付きのスピアバルブを樽に取り付ける作業を、自動で行うことができる圧力容器用バルブの取り付け装置を提供する。
【解決手段】圧力容器用バルブの取り付け装置20に、ボディ及びチューブの傾きを修正する正立部30と、ボディ及びチューブを組み付ける組み付け部31と、ボディを樽21に螺合させる締め付け部32とを備える。組み付け部31では、バイブレータでボディを振動させながら、チューブをボディに対して相対的に回転させる。これにより、振動によってチューブがボディに組み付けられる位置にくる確率が高められる。したがって、チューブをボディに確実に組みつけることができ、人でしか対応することのできなかった組みつけ作業を自動的にすることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧力容器からの飛び出しを防止する飛び出し防止手段付きの圧力容器用バルブのボディ及びチューブを、前記圧力容器に取り付ける圧力容器用バルブの取り付け装置であって、前記ボディまたは前記チューブの少なくとも一方を振動させる加振手段と、前記チューブを前記ボディに対して相対的に回転させる回転手段とを備え、前記チューブを前記ボディに組み付けることを特徴とする圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項2】 前記圧力容器に供給された前記ボディ及び前記チューブの傾きを修正する正立手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項3】 前記チューブが組み付けられた前記ボディを前記圧力容器の口金に螺合させる締め付け手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項4】 前記ボディを前記チューブに対して、前記チューブの軸線方向に相対的に移動させる引き上げ手段を備え、前記チューブの前記ボディへの組み付けを確認することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項5】 前記回転手段は、前記チューブの軸線方向に進退動し、前記チューブをつかむチューブチャックと、このチューブチャックを回転させる駆動部と、前記チューブチャックに対して摺動可能にされ、前記ボディの回転を制限するヘッドを備え、前記加振手段は、前記ヘッドを振動させるバイブレータを備えることを特徴とする請求項1に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項6】 前記チューブチャックが前記チューブをつかむ際に、前記チューブチャックから前記チューブに加わる押圧力を検出する荷重検出手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項7】 前記正立手段は、前記チューブを吸着する吸着部と、前記吸着部に吸着された前記チューブを一端吊り上げた後、吊り下げるチューブ昇降部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項8】 前記締め付け手段は、前記ボディの天面フランジに嵌合する締め付けナット部と、前記締め付けナット部を回転させるナット回転部と、前記ナット回転部から前記締め付けナット部に回転を伝達すると共に、前記締め付けナット部を前記ボディの軸線方向に移動させるフローティングユニットと、前記締め付けナット部から前記ボディに加わる重量を調整するバランススプリングとを備えることを特徴とする請求項3に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項9】 前記確認手段は、前記ボディの天面フランジを支持するクランプ部と、前記ボディを前記チューブの軸線方向に引き上げるクランプ引き上げ部とを備えることを特徴とする請求項4に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置。 【請求項10】 圧力容器からの飛び出しを防止する飛び出し防止手段付きの圧力容器用バルブのボディ及びチューブを、前記圧力容器に取り付ける圧力容器用バルブの取り付け方法であって、前記圧力容器に供給された前記ボディ及び前記チューブの傾きを修正する正立工程と、前記チューブをつかみ、前記ボディを振動させながら前記チューブを前記ボディに対して相対的に回転させ、前記チューブを前記ボディに組み付ける組み付け工程と、前記チューブが組み付けられた前記ボディを前記圧力容器の口金に螺合させる締め付け工程とを備えることを特徴とする圧力容器用バルブの取り付け方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生ビール樽等の圧力容器に取付けられている飛出し防止手段付き圧力容器用バルブを圧力容器に取り付ける圧力容器用バルブの取り付け装置及び方法に関する。 【0002】 【従来の技術】飛出し防止手段付き圧力容器用バルブとして、図11に示すように、スピアバルブ1が知られている。このスピアバルブ1は、圧力容器としての樽2の口金3に螺合されるボディ4と、このボディ4内にその上部が収納されると共にボディ4と係合するチューブ5と、このボディ4とチューブ5との間に設けられた開閉パッキン6と、この開閉パッキン6を上方に付勢させるコイルスプリング7とを備える。このスピアバルブ1にディスペンスヘッドが装着されると、開閉パッキン6はディスペンスヘッドによって下方に押され、樽2の内部とディスペンサとが連通される。 【0003】チューブ5の周面には半径方向に延びるフラップ8が形成され、このフラップ8には、周方向に3等分した位置にそれぞれ舌部9が形成される。一方、ボディ4には溝部10が形成される。チューブ5に形成した舌部9がボディ4に形成した溝部10に嵌まり込むことでチューブ5とボディ4とは組み付けられる。この舌部9は、開閉パッキン6とフラップ8との間に介されるコイルスプリング7によって溝部10を形成する下方面10bに付勢される。また、舌部9の内の1個所には、半径方向に延びる突起11が形成されている。この突起11が口金3の下面に衝突することで、ボディ4と口金3との螺合を外した際に、樽2の内部の圧力によってスピアバルブ1が飛び出すのが防止される。 【0004】スピアバルブ1の樽2への取り付けは、人が専用ジグを使用して以下の方法で行われていた。図12に示すように、まず、専用治具12をチューブ5の先端に打ち込み、チューブ5の上部をつかむ。これにより、開閉パッキン6が押込まれ、コイルスプリング7が縮む。そして、チューブ5にある飛び出し防止用の突起11をかわしながらチューブを樽2内に挿入する(S1)。次に、ボディ4を樽2に供給し、時計まわりに2/3回転締め、ボディ4を口金3に固定する(S2)。次に、チューブ5を引き上げながら樽内で回転させ、チューブ5の舌部9を、ボディ4の溝部10に嵌め込み、チューブ5とボディ4とを組み付ける(S3)。次に、専用治具をチューブ5から放し、ボディ4を時計まわりに回し、ボディ4を口金3に完全に締め付ける(S4)。これにより、スピアバルブ1の樽2への取り付けが完了する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手によって、樽2内でチューブ5をボディ4に組み付けるる際、溝部10にはチューブ5の軸方向に延びる突部10aが設けられているので、チューブ5を単純に回しただけだと、舌部9が突部10aに引っ掛かる(図12中(S2)、(S3)の舌部9、突部10a参照)。このため、チューブ5を僅かに斜めにしながらチューブ5の回転運動を繰り返すことで、やっと舌部9が突部10aを乗り越え、チューブ5をボディ4に組み付けることができた。また、このチューブ5をボディ4に組み付ける作業は樽2の中で行われるので、外れたかどうかは外から見えない。したがって、人の勘を頼りにこの動作を繰り返すしかなかった。 【0006】このように、人手によって樽2にスピアバルブ1を取り付ける作業は容易ではなく、かねてから自動化が望まれていた。 【0007】そこで、本発明は、従来、人でしか対応することしかできなかった飛び出し防止手段付きの圧力容器用バルブを圧力容器に取り付ける作業を、自動で行うことができる圧力容器用バルブの取り付け装置及び方法を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。 【0009】請求項1の発明は、圧力容器(21)からの飛び出しを防止する飛び出し防止手段(109)付きの圧力容器用バルブ(100)のボディ(101)及びチューブ(102)を、前記圧力容器(21)に取り付ける圧力容器用バルブの取り付け装置(20)であって、前記ボディ(101)または前記チューブ(102)の少なくとも一方を振動させる加振手段(69)と、前記チューブ(102)を前記ボディ(101)に対して相対的に回転させる回転手段(65,67,68)とを備え、前記チューブ(102)を前記ボディ(101)に組み付けることを特徴とする圧力容器用バルブの取り付け装置(20)により上述した課題を解決する。 【0010】この発明によれば、加振手段(69)でチューブ(102)またはボディ(101)の少なくとも一方を振動させた状態で、回転手段(65,67,68)で前記チューブ(102)を前記ボディ(101)に対して相対的に回転させるので、振動によってチューブ(102)がボディ(101)に組み付けられる位置にくる確率が高められる。このため、チューブ(102)をボディ(101)に確実に組み付けることができ、人でしか対応することのできなかった組み付け作業を自動的にすることができる。 【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記圧力容器(21)に供給された前記ボディ(101)及び前記チューブ(102)の傾きを修正する正立手段(30)を備えることを特徴とする。 【0012】この発明によれば、正立手段(30)によって、圧力容器(21)に供給されたボディ(101)及びチューブ(102)の傾きが修正される。これにより、チューブチャック(65)で確実にチューブ(102)をつかむことができる。 【0013】請求項3の発明は、請求項1または2に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記チューブ(102)が組み付けられた前記ボディ(101)を前記圧力容器(21)の口金(21a)に螺合させる締め付け手段(32)を備えることを特徴とする。 【0014】この発明によれば、チューブ(102)が組み付けられたボディ(101)を締め付け手段(32)で圧力容器(21)に取り付けることができる。 【0015】請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記ボディ(101)を前記チューブ(102)に対して、前記チューブ(102)の軸線方向に相対的に移動させる引き上げ手段(70,71)を備え、前記チューブ(102)の前記ボディ(101)への組み付けを確認することを特徴とする。 【0016】この発明によれば、チューブ(102)のボディ(101)への組み付けが不十分な場合は、引き上げ手段(70)によって、ボディ(101)がチューブ(102)に対して引き上げられる。。一方、チューブ(102)のボディ(101)への組み付けが良好な場合は、ボディ(101)がチューブ(102)に対して引き上げられることがない。これにより、チューブ(102)のボディ(101)への組み付けを確認することができ、信頼性の高い組み付けが可能になる。 【0017】請求項5の発明は、請求項1に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記回転手段(65,67,68)は、前記チューブの軸線方向に進退動し、前記チューブ(102)をつかむチューブチャック(65)と、このチューブチャック(65)を回転させる駆動部(67)と、前記チューブチャック(65)に対して摺動可能にされ、前記ボディ(101)の回転を制限するヘッド(68)を備え、前記加振手段(69)は、このヘッド(68)を振動させるバイブレータ(69)を備えることを特徴とする。 【0018】この発明によれば、簡単な構成でチューブ(102)をボディ(101)に対して相対的に回転させることができる。また、ボディ(101)の回転を制限するヘッド(68)をバイブレータ(69)で振動させることで簡単にボディ(101)を振動させることができる。 【0019】請求項6の発明は、請求項5に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記チューブチャック(65)が前記チューブ(102)をつかむ際に、前記チューブチャック(65)から前記チューブ(102)に加わる押圧力を検出する荷重検出手段(74)を備えることを特徴とする。ここで荷重検出手段(74)には、ロードセル等のセンサーを用いることができる。 【0020】この発明によれば、荷重検出手段(74)の検出値が一定以上にならないようにチューブチャック(65)を操作することで、チューブ(102)をつかむ際にチューブ(102)の下端に当接している樽底(21b)が損傷するのを防止できる。 【0021】請求項7の発明は、請求項2に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記正立手段(30)は、前記チューブ(102)を吸着する吸着部(50)と、前記吸着部(50)に吸着された前記チューブ(102)を一端吊り上げた後、吊り下げるチューブ昇降部(52)とを備えることを特徴とする。 【0022】この発明によれば、吸着部(50)でチューブ(102)を吸着し、チューブ(102)及びボディ(101)を吊り上げると、チューブ(102)及びボディ(101)が鉛直方向を向き、傾きが修正される。その後、吊り下げ、元の位置に戻すとチューブ(102)及びボディ(101)が正立される。 【0023】請求項8の発明は、請求項3に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記締め付け手段(32)は、前記ボディの天面フランジに嵌合する締め付けナット部(85)と、前記締め付けナット部(85)を回転させるナット回転部(86)と、前記前記ナット回転部(86)から前記締め付けナット部(85)に回転を伝達すると共に、前記締め付けナット部(85)を前記ボディ(101)の軸線方向に移動させるフローティングユニット(87)と、前記締め付けナット部(85)から前記ボディ(101)に加わる重量を調整するバランススプリング(88)とを備えることを特徴とする。 【0024】この発明によれば、締め付けナット部(85)でボディ(101)を回転させ、ボディ(101)を圧力容器(21)の口金(21a)に螺合することができる。また、締め付けナット部(85)はボディ(101)の軸線方向に移動するので、ねじ締めが進行し、ボディ(101)がその軸線方向に下降しても、締め付けナット部(85)が追従し、締め付けナット部(85)とボディ(101)との嵌合が保たれる。また、バランススプリング(88)を設けることで、締め付けナット部(85)からボディ(101)に加わる重量を軽減でき、重量によるねじの傷つきの発生を防止できる。 【0025】請求項9の発明は、請求項4に記載の圧力容器用バルブの取り付け装置(20)において、前記引き上げ手段(70,71)は、前記ボディ(101)の天面フランジ(101a)を支持するクランプ部(70)と、前記ボディ(101)を前記チューブ(102)の軸線方向に引き上げるクランプ引き上げ部(71)とを備えることを特徴とする。 【0026】この発明によれば、簡単な構成でボディ(101)をチューブ(102)の軸線方向に引き上げ、ボディ(101)をチューブ(102)に対してチューブ(102)の軸線方向に相対的に移動させることができる。 【0027】請求項10の発明は、圧力容器(21)からの飛び出しを防止する飛び出し防止手段付きの圧力容器用バルブ(100)のボディ(101)及びチューブ(102)を、前記圧力容器(21)に取り付ける圧力容器用バルブの取り付け方法であって、前記圧力容器(21)に供給された前記ボディ(101)及び前記チューブ(102)の傾きを修正する正立工程と、前記チューブ(102)をつかみ、ボディ(101)を振動させながら前記チューブ(102)を前記ボディ(101)に対して相対的に回転させ、前記チューブ(102)を前記ボディ(101)に組み付ける組み付け工程と、前記チューブ(102)が組み付けられた前記ボディ(101)を前記圧力容器(21)の口金(21a)に螺合させる締め付け工程とを備えることを特徴とする圧力容器用バルブの取り付け方法により、上述した課題を解決する。 【0028】この発明によれば、正立工程では、圧力容器(21)に供給されたボディ(101)及びチューブ(102)の傾きが修正される。これにより、チューブチャック(65)で確実にチューブ(102)をつかむことができる。組み付け工程では、ボディ(101)を振動させながらチューブ(102)をボディ(101)に対して相対的に回転させるので、バイブレーションによってチューブ(102)がボディ(101)に組み付けられる位置にくる確率が高められる。このため、チューブ(102)をボディ(101)に確実に組み付けることができ、人でしか対応することのできなかった組み付け作業を自動的にすることができる。また、締め付け工程では、チューブ(102)が組み付けられたボディ(101)を圧力容器(21)に取り付けることができる。 【0029】 【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施形態における圧力容器用バルブ取り付け装置20を示したものである。図1は装置全体の平面図、図2は装置全体の正面図である。この圧力容器用バルブ取り付け装置20は、ボディとチューブとを備える飛び出し防止手段付きのスピアバルブを、圧力容器としての樽21に取付けるものである。 【0030】図1に示すように、圧力容器用バルブ取り付け装置20には樽搬送コンベヤ23が横断される。樽21にはあらかじめ、スピアバルブのチューブ及びボディが供給されている。樽21は、樽搬送コンベヤ23によって、樽21の種類を検出する樽ストッパー部24、樽21にボディ及びチューブを取り付けるバルブ取付け部25、樽21に内圧を加える内圧エアー供給部26に順次搬送される。バルブ取付け部25及び内圧エアー供給部26には、それぞれセンタリング装置22が設けられ、搬送された樽21が位置決めされる。 【0031】樽21の種類を検出する樽ストッパー部24は、樽搬送コンベヤ23の両側にローラー27を備え、このローラー27で樽搬送コンベヤ23の上を流れる樽21を挟み付ける。樽ストッパー部24には、透過式光電スイッチからなる樽種検出センサー28が設けられ、停止された樽21の高さ、径の判別が行われる。樽ストッパー部24の上流側には、反射式光電スイッチからなる入り口満杯検出センサー29が設けられる。満杯検出センサー29で樽21が検出されると、樽21の供給が一時的に停止される。 【0032】樽21にボディ及びチューブを取り付けるバルブ取付け部25は、図2に示すように、樽21に供給されたボディ及びチューブの傾きを修正する正立部30と、ボディとチューブとを組み付ける組み付け部31と、チューブが組み付けられたボディを樽21の口金に螺合させる締め付け部32とを備える。正立部30、組み付け部31及び締め付け部32の各ステーションは、基礎プレート33に取り付けられる。この基礎プレート33は、門型フレーム34に固定された左右方向に延びる水平レール35をスライド自在にされ、切り換え横スライド部36によって左右方向に移動される(図6参照)。切り換え横スライド部36の近傍には中間停止用ストッパーシリンダ37(図6参照)が設けられ、各ステーションがスピアバルブの上方に位置するように基礎プレート33の位置が3段階に切り換えられる。 【0033】また、基礎プレート33は、上下方向に延びる垂直レール38をもスライド自在にされ、2段重ねした樽種段替え用シリンダ39a,39bによって昇降される(図6参照)。この樽種段替え用シリンダ39a,39bは、樽ストッパー部24で検出した樽21の高さ情報に応じて駆動される。正立部30、組み付け部31及び締め付け部32のユニット全体の高さは、樽21の高さに合わせられる。 【0034】樽21に内圧を加える内圧エアー供給部26は、図1及び図2に示すように、センタリング装置22と一体になった門型ブラケット40に、シリンダ41を取り付け、このシリンダ41のロッドにエアー供給ヘッド43を取り付けたものである。エアー供給ヘッド43の先端には、スピアバルブの開閉パッキンのみを押さえる別の小ストロークのシリンダ(図示せず)が取付けられる。 【0035】シリンダ41を作動させると、エアー供給ヘッド43がスピアバルブに密着する。そして、小ストロークのシリンダを作動させるとスピアバルブの開閉パッキンが押され、スピアバルブが開の状態になる。そして、樽21の内部にエアーを供給し、樽21の内部圧力を高める。樽21の内部圧力を測定することで、樽21へのスピアバルブの取付けが完全に行われたか否かが確認できる。なお、図1に示すように、内圧エアー供給部26の下流側には、反射式光電スイッチからなる出口満杯検出センサー44が設けられ、このセンサー44で樽21が検出されると、樽21の排出が一時的に停止される。 【0036】センタリング装置22は、樽搬送コンベヤ23の両側に設けた一対の芯出しシリンダ45a,45bと、一方の芯出しシリンダ45aを移動させる段替シリンダ46とを備える(図1及び図6参照)。芯出しシリンダ45a,45bのロッドには樽21の側面を挟めるよう凹所を有する挟持部47が取り付けられる。この一対の芯出しシリンダ45a,45bを作動させ、樽21を両側から挟む。ここで、芯出しシリンダ45aが芯出しの基準になる。段替シリンダ46は、樽ストッパー部24で検出した樽21の径の情報に応じて駆動され、樽21の中心が常に一定の位置に保たれるように芯出しシリンダ45aを移動する。なお、センタリング装置22は、透過式光電スイッチからなるセンサー48で動作タイミングが検出される。 【0037】樽21に供給されたボディ及びチューブの傾きを修正する正立部30の詳細を図3乃至図5に示す。図3は、正立部30の側面図、図4は正立部30の正面図、図5は図4のA−A線断面図である。図3に示すように、樽21にはあらかじめ、チューブ102が挿入されている。また、ボディ101も樽21に挿入され、チューブ102の上部に配置されている。 【0038】正立部30は、チューブ102の上端を吸着する吸着部50と、ボディ101と共にチューブ102を一旦吊り上げて、もとの位置に吊り降ろすチューブ昇降部52と、チューブ102の上昇ストロークを調節するストッパー部53とを備える。 【0039】図4及び図5に示すように、吸着部50は、その下端にチューブ102の上端を吸着するベロウ形状のバキュームパッド54を備え、昇降シリンダによって上下動される可動プレート55の一端に取付けられる。 【0040】チューブ昇降部52は、基礎プレート56に固定された支持プレート57と、支持プレート57に固定されたガイド部材58と、このガイド部材58に直線案内された一対の直線レール59a,59bと、一対の直線レール59a,59bの下端に取付けられた可動プレート55と、この可動プレート55を昇降させるパッド昇降シリンダ60とから構成されている。パッド昇降シリンダ60を作動させると、可動プレート55及び吸着部50が上下動する。 【0041】ストッパー部53は、支持プレート57に固定されたステー61と、このステー61の下部に固定されたストッパーシリンダ62とから構成される。ストッパーシリンダ62を作動させた状態でパッド昇降シリンダ60を作動させると、図4に示すように、ストッパーシリンダ62のロッド63が可動プレート55に設けたストッパーボルトと当接し、可動プレート55が中間停止位置で停止し、吊り上げ高さが制限される。 【0042】正立部での動作の流れを説明する。図3に示すように、まず、チューブ昇降部52を作動させ、バキュームパッド54をチューブ102の上端まで下降させる(図中■参照)。そして、バキュームパッド54でチューブ102を吸着する。次に、再び、チューブ昇降部52を作動させ、チューブ102を吊り上げる。チューブ102を吊り上げると、チューブ102と一緒にボディ101も吊り上げられる。このとき、ストッパー部53も作動させ、吊り上げ高さを制限する(図中■参照)。これにより、チューブ102の飛び出し防止用の突起109が口金21aに衝突するのが防止される。チューブ102及びボディ101を吊り上げると、傾きが修正され、チューブ102及びボディ101が鉛直方向を向く。この状態で再び、チューブ102及びボディ101を元の位置まで下降させる(図中■参照)。最後に、バキュームパッド54の吸着を解除し、バキュームパッド54を動作開始前の高さまで上昇させる(図中■参照)。 【0043】ボディ101とチューブ102を組み付ける組み付け部31の詳細を図6に示す。図6は、組み付け部31の側面図を示したものである。組み付け部31は、チューブ102をつかむ円筒状のチューブチャック65と、チューブチャック65をチューブ102の軸線方向に進退動させるチャック昇降部66と、このチューブチャック65を回転させる駆動部67と、ボディ101の回転を制限するヘッド68と、ヘッド68を振動させるバイブレータ69と、ボディ101の天面フランジをつかむクランプ部70と、ボディ101をチューブ102の軸線方向に引き上げるクランプ部引き上げ部71とを備える。チューブチャック65は、略円筒形状をなす周知のチューブ用チャック機構で構成される。 【0044】チューブチャック65をチューブ102の軸線方向に進退動させるチャック昇降部66は、基礎プレート33に固定された中間停止用ロック付きシリンダ72と、この中間停止用ロック付きシリンダ72のロッド側に結合されたフローティングシリンダ73と、このフローティングシリンダ73のロッド側に荷重検出手段としてのロードセル74を介して取付けられた移動フレーム75を備える。移動フレーム75は、基礎プレート33に固定された直線レール76をスライドするガイド部材49にも支持され、上下方向に直線案内されている。チューブチャック65はこの移動フレーム75に取り付けられている。 【0045】チャック昇降部66の動作について説明する。まず、中間停止用ロック付きシリンダ72によってチューブチャック65をチューブ102の上方近傍に移動する。次に、フローティングシリンダ73を作動させ、チューブチャック65からチューブ102に加わる押圧力を検出しながら、チューブ102の開閉パッキンを押込む。チューブ102は正立部によって傾きが修正され、また、チューブ102の下端は樽底21bで支持されている(図3参照)ので、チューブチャック65でチューブ102の開閉パッキンを確実に押込むことができる。また、チューブチャック65からチューブ102に加わる押圧力を検出するロードセル74を設けることで、チューブ102の下端が樽底21bを押す押圧力が検出される。このロードセル74の検出値が一定以上にならないように、フローティングシリンダ73を操作することで樽底21bの損傷が防止される。チューブ102の開閉パッキンを押込んだ後、チャック開閉シリンダ(図示せず)を作動させることによってチューブチャック65がチューブ102の上部をつかむ。 【0046】チューブチャック65を回転させる駆動部67は、移動フレーム75の上面に支柱77を介して固定された減速機付きサーボモータ78を備え、カップリングを介してサーボモータ78の回転がチューブチャック65に伝達される。そして、チューブチャック65はその中心軸の回りを回転する。ここで、樽底21bの損傷を防止するために、チャック昇降部66によってチューブ102を若干浮かせた後、チューブ102が回転される。 【0047】ボディ101の回転を制限するヘッド53は、クランプ部昇降板79に固定され、略円筒形状をなす。ヘッド53の中央には、チューブチャック65の外径形状に合わせた孔が開けられる。これにより、ヘッド53は、チューブチャック65に摺動可能に遊嵌される。ヘッド68の下面には、ボディ101の天面フランジに嵌合する凹部68aが形成される。また、このヘッド68には、ヘッド68を振動させる加振手段としてのバイブレータ69が取り付けられている。 【0048】ヘッド68でボディ101の回転を制限した状態で、チューブ101を回転させることで、チューブ102をボディ101に対して相対的に回転させることができる。また、相対的に回転させるときには、ボディ101にはヘッド68の重量がかかっている。このため、チューブ102をボディ101に対して相対的に回転させると、チューブ102の舌部がボディ101の溝に嵌まり、振動によってチューブ102がボディ101のに組み付けられる位置にくる確率が高められる。このため、チューブ102をボディ101に確実に組み付けることができ、人でしか対応することのできなかった組み付け作業を自動的にすることができる。チューブ102のボディ101への組み付けの詳細については後述する。 【0049】なお、この実施の形態では、チューブ102を回転させ、ボディ101の回転を制限したが、チューブ102をボディ101に対して相対的に回転させることができるものであれば、チューブ102の回転を制限し、ボディ101を回転させる構成としてもよい。また、ヘッド68を加振してボディ101のみを振動させているが、チューブ102を振動させてもよいし、チューブ102及びボディ101の両方を加振させてもよい。 【0050】前記ボディ101の天面フランジを支持するクランプ部70は、クランプ部昇降板79に固定されたエアチャックシリンダ80と、エアチャックシリンダ80の作動ロッドに結合された一対の断面L字形の爪片81とで構成される。ヘッド68には爪片81を挿通させるスリットが開けられている。エアチャックシリンダ80を作動させると、一対の爪片81がボディ101の天面フランジの下面を支持する。 【0051】クランプ部70をチューブ102の軸線方向に引き上げるクランプ引き上げ部71は、移動フレーム75に固定された昇降シリンダ82と、昇降シリンダ82のロッド側に結合されているクランプ部昇降板79とを備える。上述のように、ヘッド68はこのクランプ部昇降板79に固定されているので、昇降シリンダ82を作動させると、ヘッド68部はチューブチャック65を摺動しながら上下動する。これにより、ボディ101をチューブ102の軸線方向に引き上げることができ、チューブ102とボディ101との組み付けが完全に行われたか否かが確認される。チューブ102とボディ101との組み付けが完全に行われていない場合は、ボディ101が引き上げられてしまう。この場合は、再びチューブ102とボディ101の組み付け作業が行われる。このように、再び組み付けを行うことによって、より確実にチューブ102とボディ101とを組み付けることができる。 【0052】図7は、チューブ102が組み付けられたボディ101を樽21の口金21aに螺合させる締め付け部32を示したものである。この締め付け部32は、昇降部89によって、ねじ締め位置まで昇降される。昇降部89は、基礎プレート33に固定された昇降シリンダ90と、昇降シリンダ90のロッド側に固定された移動フレーム91とを備える。基礎プレート33と移動フレーム91との間にはリニアガイド92が設けられ、移動フレーム91が直線案内される。移動フレーム91には締め付け部32が固定されている。昇降シリンダ90を作動させると、締め付け部32がボディ101の天面フランジ位置まで下降する。 【0053】締め付け部32は、ボディ101の天面フランジに嵌合する締め付けナット部85と、締め付けナット部85を回転させるナット回転部としてのサーボナットランナー86と、サーボナットランナー86から前記締め付けナット部85に回転トルクを伝達すると共に、前記締め付けナット部85を前記ボディ101の軸線方向に移動させるフローティングユニット87と、締め付けナット部85からボディ101に加わる重量を調整するバランススプリング88とを備える。 【0054】サーボナットランナー86は、ボディ101を樽21の口金21aに螺合させるのに適した回転トルクを有し、正逆転可能なものが使用される。サーボナットランナー86の回転トルクはフローティングユニット87を介して締め付けナット部85に伝達される。フローティングユニット87は、ユニット支持プレート94で支持される。移動フレーム91とユニット支持プレート94との間にはリニアガイド93が介され、フローティングユニット87は、ボディ101の軸線方向にスライドする。 【0055】締め付けナット部85には、下部にボディ101の天面フランジに形状を合わせた凹所が形成されている。また、この締め付けナット部85は、ボディ101の天面フランジに設けた切欠と係合する爪片85aを有するので、締め付けナット部85の回転トルクが確実にボディ101に伝達される。 【0056】移動フレーム91とユニット支持プレート94との間には締め付けナット部85からボディ101に加わる重量を調整するバランススプリング88が架け渡される。 【0057】サーボナットランナー86を回転させると、締め付けナット部85が回転し、ボディ101が樽21の口金21aにねじ込まれる。ねじ締めが進行し、ボディ101がその軸線方向に下降しても、フローティングユニット87が追従し、締め付けナット部85とボディ101との嵌合が保たれる。また、締め付けナット部85からボディ101に加わる重量はバランススプリング88によって軽減され、重量によるねじの傷つきの発生を防止できる。 【0058】次に、正立部30、組み付け部31及び締め付け部32でのスピアバルブの取り付け工程について説明する。 【0059】最初に圧力容器用バルブとしてのスピアバルブ100の構成について説明する。スピアバルブ100は、従来のスピアバルブと同様、樽21の口金21aに螺合されるボディ101と、このボディ101内にその上部が収納されたチューブ102と、このボディ101とチューブ102との間に設けられた開閉パッキンと、この開閉パッキンを上方に付勢させるコイルコイルスプリングとを備える(図10の(S2)、図11参照)。 【0060】チューブ102の周面には半径方向に伸びるフラップ105が形成され、コイルスプリングは、チューブ102に介装されると共にチューブ102に形成されたフラップ105と開閉パッキンとの間に配置される。フラップ105には周方向に3等分した位置に舌部106が形成される。3個所中一個所の舌部106には口金21aの下面と衝突してスピアバルブ100の飛び出しを防止する突起109が形成される。 【0061】一方、ボディ101は、天面フランジ101aと、スカート101bとからなり、スカート101bの上部には口金21aと螺合するおねじが形成される。このスカート101bの下部は3個所の溝部107が形成される。この溝部107は、スカート101bの周方向に延びる周方向溝107aと、この周方向溝107aの一端に連通し、スカート101bの下端まで延びる軸線方向溝107bとからなる。3個所中1個所の周方向溝107aの下方面120にはチューブ102の軸線方向に突出する突部108が形成され、残り2個所の周方向部107aには、上方面121に突部108が形成される(図10の(S2)下段参照)。周方向溝107aの下方面120及び上方面121に設けた突部108が舌部106と係合することによって、舌部106が溝部107から抜けるのが防止される。 【0062】図8は、正立部30でのボディ101及びチューブ102の傾きを修正する正立工程を示したものである。樽21内にはチューブ102及びボディ101が供給されている。チューブ102は突起109をかわして樽21内に挿入され、チューブ102の下端は樽底21bに当接する。ボディ101はスカート101bが口金21a内に挿入され、チューブ102の舌部106、突起109の上面に載せられる(S1)。なお、ボディ101にはかじり防止用グリスが塗布されている。正立工程では、まず、バキュームパッド54を降下させ、チューブ102の上端を吸着する。次に、突起109が口金21aと衝突しない程度の高さまでチューブ102を吊り上げ、チューブ102が鉛直方向を向くように傾きを修正する。チューブ102を吊り上げるとボディ101もチューブ102と一緒に吊り上げられ、傾きが修正される(S2)。このときの上昇ストロークはストッパー部53によって調整される。次に、吊り上げたチューブ102を下降させ、再びチューブ102の下端を樽底21bに当接させる。次に、バキュームパッド54でのチューブ102の吸着を解除し、バキュームパッド54を上昇させる(S3)。このように、正立工程を備えることで、樽21に供給されたチューブ102及びボディ101の傾きを修正することができる。 【0063】図9は、組み付け部31でのチューブ102のボディ101への組み付け工程を示したものである。図9の下段の図は分かりやすくするために、ボディ101のスカート101bと、チューブ102の舌部106との位置関係のみを示している。この組み付け工程では、まず、チューブチャック65をチューブ102に打ち込み、チューブ102の上部をつかむ(S1)。チューブ102の下端は樽底21bに当接しているので、チューブチャック65で、開閉パッキンを押し下げてチューブ102の上部をつかむことができる。このとき、チューブチャック65からチューブ102に加わる押圧力は、ロードセル74で検出され、一定以上にならないようにチューブチャック65が操作されるので、樽底21bの損傷が防止される。 【0064】次に、チューブ102わずかに上昇させ、チューブ102の下端を樽底21bからわずかに浮かせる。そして、チューブチャック65に摺動するヘッド68を下降させ、ヘッド68の下面に形成した凹部68aをボディ101の天面フランジ101aに嵌め込み、ボディ101の回転を制限する。ヘッド68の重量はボディ101にあずけられている。そして、ヘッド53をバイブレータで振動させながら、チューブ102を回転させる(S2)。これにより、チューブ102に形成した舌部106が軸線方向溝107bを通過し、周方向溝107aに入り込む。そして、舌部106が周方向溝107aの奥まで導かれる(S3)。チューブ102をボディ101に対して回転させる際に振動を加えることで、舌部106が周方向溝107aの突部108を通過して組み付けられる位置にくる確率が高められ、チューブ102をボディ101に確実に組み付けることができる。 【0065】なお、チューブ102はチューブチャック65によって、コイルコイルスプリングが縮められているので、舌部106が周方向溝107aの下方面120に付勢されることなく、周方向溝107aの中でフリーになっている。このため、ボディ101をチューブ102に組み付けることができる。また、振動させないで単純にチューブ102を回転させただけだと、舌部106がフリーになっていても3個所の舌部106のうちいずれか一個所が周方向溝107aに形成した突部108に引っ掛るので、ボディ101をチューブ102に組み付けることができない。 【0066】チューブ102がボディ101に組み付けられると、チューブ102の回転を停止し、バイブレータの振動を停止する。そして、ボディ101の天面フランジ101aをクランプ部で支持しながら上方向に引き上げる(S4)。チューブ102はチューブチャック65によって一定位置に保たれるので、チューブ102のボディ101への組み付けが不十分な場合は、クランプ部70によって、ボディ101のみが引き上げられてしまう。一方、チューブ102のボディ101への組み付けが良好な場合は、チューブ102の舌部106が周方向溝107aと係合するので、ボディ101のみを引き上げることができない。これにより、チューブ102のヘッドへの組み付けを確認することができ、信頼性の高い組み付けが可能になる。 【0067】最後に、チューブチャック65をチューブ102から取り外す。これにより、舌部106がコイルスプリングによって周方向溝107aの下方面120に付勢され、チューブ102のボディ101への組み付けが終了する(S5)。 【0068】図10は、締め付け部32でのボディ101を樽21に螺合させる締め付け工程を示したものである。締め付けナット部85を降下させ、ボディ101の天面フランジ101aに締め付けナット部85の凹所を嵌合させる(S1)。そして、締め付けナット部85を反時計方向に回転させてボディ101と口金21aとの螺合を完全に外す。これにより、ねじの食い付きを防止できる。次に、締め付けナット部85を時計方向に正転させ、ボディ101を口金21aにねじ込む。締め付けナット部85は、ボディ101の軸線方向に移動可能なので、ねじ締めが進行し、ボディ101がその軸線方向に下降しても、締め付けナット部が85追従し、締め付けナット部85とボディ101との嵌合が保たれる。また、バランススプリング88によって締め付けナット部85からボディ101に加わる重量を軽減でき、重量によるねじの傷つきの発生を防止できる。ねじ込みが終了したら締め付けナット部85を上昇させて、ボディ101及びチューブ102の樽21への取り付けが完了する(S2)。 【0069】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、圧力容器用バルブの取り付け装置が、ボディを振動させる加振手段と、チューブをボディに対して相対的に回転させる回転手段とを備え、チューブをボディに組み付ける。加振手段でボディを振動させながら、回転部でチューブをボディに対して相対的に回転させるので、振動によってチューブがボディに組み付けられる位置にくる確率が高められる。このため、チューブをボディに確実に組み付けることができ、人でしか対応することのできなかった組み付け作業を自動的にすることができ、圧力容器用バルブを自動的に圧力容器に取り付けることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000253503 【氏名又は名称】麒麟麦酒株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年2月23日(1999.2.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083839 【弁理士】 【氏名又は名称】石川 泰男 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−240898(P2000−240898A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月8日(2000.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願平11−44556 |
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