| 【発明の名称】 |
正二十面体形成用取付部材 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 一郎
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| 【要約】 |
【課題】正二十面体形成時の正三角形枠材を取り付けるための部材に関し、安価で簡便、誰にも容易に正確に組み立て可能な部材を提供すること。
【解決手段】展開平面形状が、所定の幅を有し中心Bから左右端ACに傾斜を持つ屋根型の取付部材であって、上辺ABC角がB点において116.565°を有し、左右対象に取付穴を設け、下辺DEFの中心となるEと上辺の中心Bを結ぶ線分を内側に折込み、ABC、DEFの頂部B、Eにおいて60°を保持するように製作することを特徴とする正二十面体形成用取付部材。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 正三角形の平面を形成する枠組みとなる、長さの等しい円柱又は多角柱の枠材の合わせ部に用いる取付部材において、該取付部材1の展開平面形状が、中心の頂部B点3から左右端A、Cへ下降する屋根型の上辺ABCと、これと平行な下辺DEFで囲まれた適宜の幅AF、CDと適宜の肉厚をもち、B点を中心とする幅の中央部には左右対象に複数個の取付穴2を設け、かつ頂部B点3の下降角度が116.565°の形状を有し、その取付部材1のBE線を内側に折曲することによって、各辺が等しくAB=BC=CAで、三角形の線分BEを角度ABCが60°となるようにしたことを特徴とする正二十面体形成用取付部材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、特定の材質ならびに用途に限定することなく、正二十面体を形成する際の一角となる正三角形の枠材の合わせ部に取り付けるための正二十面体形成用取付部材に関する。 【0002】 【従来の技術】従来知られている、正二十面体を作製する際、頂部に使用される取付部材としては、短円柱状の支軸に下向きに固定される筒体に、円柱又は多角柱の枠材を差し込んで固定させる仕組みのもので、それらは一般にフレーム&コネクター工法として知られ、支軸と五本の腕を一体化して製作せねばならず、その部品は組み立て時の自由性に乏しく、正二十面体を組み立てる場合、五つの要素即ち五本の枠材の全てを案配しつつ、差し込み整合させる必要があり、多くの労力と足場など下ごしらえの準備は予想外に大義な事である。 【0003】その他には、パネル工法と呼ばれ正三角形の各枠を単にボルトで取り付け展開してゆく方法もあるが、この方法は正三角形のパネルを寸部狂わせること無く組み立ててゆくことは困難で、労力が多大で必ずしも優れた工法とは言えない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、着目されることは、如何にして簡単な取付部材で多くの人手を要すること無く、安価で容易に、且つ、正確に正二十面体を形成することが出来るかという課題にもとづき、本発明を達成させるに至ったものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】1 正三角形の平面を形成する枠組みとなる、長さの等しい円柱又は多角柱の枠材の合わせ部に用いる取付部材において、該取付部材1の展開平面形状が、中心の頂部B点3から左右端A、Cへ下降する屋根型の上辺ABCと、これと平行な下辺DEFで囲まれた適宜の幅AF、CDと適宜の肉厚をもち、B点を中心とする幅の中央部には左右対象に複数個の取付穴2を設け、かつ頂部B点の下降角度3が116.565°の形状を有し、その取付部材1のBE線を内側に折曲することによって、各辺が等しくAB=BC=CAで、三角形の線分BEを角度ABCが60°となるようにしたことを特徴とする正二十面体形成用取付部材。 【0006】正二十面体は、その骨格構造からして外部からの力に対する耐性が高く、水圧や風圧に強いものであることは良く知られている。全体が球形のものは、その組み立て形成が非常に困難で、費やす経費も多大となる。また、水中におけるカプセルとする場合においても、正三角形のパネルの大きさや材質、及びそれを取り付ける枠材などの質にもよるが、正二十面体は極めて強度の高いものである。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を図面と対比して説明する。図1(イ)は取付部材1の展開平面図で、図1(ロ)は本発明の取付部材1の斜視図、図2(イ)は本発明の取付部材1を用いて形成された正二十面体Kの斜視図、図2(ロ)は正二十面体Kの一角を成す五面の集合点B−2の正面図を夫々示す。 【0008】本発明の取付部材1に使用する材質としては、特定するものではないが、加工し易い点で鉄その他の金属類、合金を多用するが、折り曲げ部分は補強材で60°の角度が保持できるよう補強し、小型の正二十面体など規模の小さいものによっては合成樹脂を使用する場合もある。水中で使用するカプセル等は防錆性の高い部材として合金類が好ましい。 【0009】正三角形の枠材4にパネルをはめ込む場合の材質としては、木製、合板、帆布、ポリメタクリル樹脂など、目的に応じて広く使用する。 【0010】 【実施例】図2(イ)で示す正二十面体Kを組み立てるに際し、図1(ロ)の取付部材1によって、先ず同一寸法の枠材4で正三角形の枠組とし、枠材4の集合点B−2で次の面を形成する枠材4を取付部材1をボルト5で順次繋ぎ合せ、三面、四面と展開して正二十面体Kとする方法をとる。複数個の取付穴2は、取付部材1の幅AF、CDの略中央部に設けるが、三箇所以上ジグザグに設けてもよく、それらは枠材4の材質、形態、要求される強度により適宜選択し、ボルト5で固定してゆく。 【0011】図2(ロ)で示す五面の集合点B−2は5個の取付部材1によって形成される。六面になると周知のとおり平面となる。図1(イ)で示す本取付部材1の展開平面図からみて、最も重要な点は、AB、BC二辺の頂部Bの角度が116.565°である事である。図1(ロ)のBE線で示す部分を内側にABC角が60°となるように折り曲げ本取付部材1となる。そうして得た取付部材1を用いることにより、同長の枠材4を用いることと相まって、誰にも簡単に正確に正二十面体Kを組み立てることが出来る。 【0012】 【発明の効果】本発明に係る取付部材を使用して正二十面体を組み立てれば、安価で、誰にも正確に極めて容易に形成することが可能となる。部品としてもシンプルで、従来使用されているような取扱上自由性に乏しい部品を選択する必要は全くないなど、予測範囲を超えた特別顕著な作用効果を奏するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598108881 【氏名又は名称】小林 一郎
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| 【出願日】 |
平成10年7月28日(1998.7.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101074 【弁理士】 【氏名又は名称】山本 和誠
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| 【公開番号】 |
特開2000−46292(P2000−46292A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−227655 |
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