| 【発明の名称】 |
開口部閉塞部材 |
| 【発明者】 |
【氏名】野口 博司
【氏名】小池 浩
【氏名】反田 和男
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で2等分に切断して、二等辺三角形にし、斜辺部に折曲案内部を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形状態のうちに4隅部を切り取り、2等分に切断後の二等辺三角形の90度角部を摘み片として形成するようにし、これに、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成された平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材。 【請求項2】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で4等分に切断して、二等辺三角形にし、原形の正方形状態の4辺の各辺の中間に折曲案内部を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形の中心部に小さい正方形の折曲案内部を形成して摘み片を形成し、これに、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成された平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材。 【請求項3】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、折曲案内部を除いて上下部は中央に分割切込線を形成し、折曲案内部は、その中心は楕円形状の切断部を形成し、中心を除いた上下にはデコボコ形状の分割切込線を形成し、重ね代部を除いて数種類の配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して、最大配管径に対応する折曲案内部の少し手前迄、放射状の切込線を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材。 【請求項4】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成するように左右どちらかにずらして分割切込線を形成し、数種類の配管径に合致したミシン目と最大配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分は、対向するミシン目と連結するようにミシン目を形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して放射状の切込線、またはミシン目を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞部材。 【請求項5】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成して配管部の外側に凹凸状になるように切込線、またはミシン目を形成し、この重ね代を除いて、左右に数種類の配管径に合致するミシン目と最大配管径に合致する折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分は対向する同芯円状のミシン目と折曲案内部を連結するミシン目を形成し重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して放射状のミシン目、または切込線を形成した基板の表面に接着剤を介して接合した剥離紙とから構成されている平板材とからなる、床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞部材。 【請求項6】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成するように左右どちらかにずらして分割切込線を形成し、数種類の配管径に合致したミシン目と、最大配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に向かって各配管径ごとに交互にずらして放射状の切込線、またはミシン目を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材とからなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞部材。 【請求項7】 開口部閉塞部材が、略正方形を2分割した長方形に形成することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の開口部閉塞部材。 【請求項8】 開口部閉塞部材が、略菱形を2分割した半菱形である略三角形に形成することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の開口部閉塞部材。 【請求項9】 開口部閉塞部材が、円形を2分割して半円形に形成することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の開口部閉塞部材。 【請求項10】 撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材の周囲に等間隔のメジャーの役目を持った指示線を設け、床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、不燃性の開口部閉塞部材に関し、特殊な不燃材からなる板状材を採用することによって、不燃性の向上を図り、さらに作業の簡易性と迅速性をワンタッチで行えるように向上させ得ると共に、配管の大きさの相違に適切に対応して迅速に開口部を閉塞し得る開口部閉塞部材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図14に示されているように、建築物等の構築物の床スラブSには、上下水道や電気、ガス等の配管Pが配設されるが、配管Pの大きさが一定でないことから、床スラブSには配管Pより大きめの配管孔Hが形成されており、配管孔Hに配管Pを配設後に、配管孔Hと床スラブSとの開口部Cをモルタル等の閉塞材Bにより閉塞するようにしていた。 【0003】そして、該開口部Cを閉塞材Bによって閉塞するに際しては、床スラブSの底面に、閉塞材Bを担持する平坦状の閉塞板Nを釘等の接合部材を介して固着した後、閉塞板Nの上面の開口部Cに閉塞材Bを充填するものが存在している。 【0004】また、建物の貫通孔に挿通した管と貫通孔周縁部とにまたがって貼着するシートであって、シートまたはフィルム状支持部材に接着層を設けた2分割接着性シートに剥離紙を仮着した貫通孔の封止材保持用シート(特開昭61−130688号公報参照)が従来から存在している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14で示した従来技術の問題点は、不燃材を採用していないので、作業終了後、必ず開口閉塞部材を取り除く必要があり、しかも、配管Pの大きさが一定でないことから、該配管Pの大きさに適合する多種類のサイズの閉塞板Nを用意し、その都度配管Pの大きさに適合する大きさの閉塞板Nを選択しなければならず、作業が煩雑であるばかりでなく、部品管理も複雑となり、しかも製品コストがアップするという問題点があった。 【0006】さらに、建築現場において、閉塞板Nを釘等の接合部材を介して固着する作業は、足場が悪いことや無理な姿勢で作業をすること等から、作業の容易性や迅速性に欠け、施工費も高くなるという問題点があった。 【0007】また、特開昭61−130688号公報に示された従来技術の問題点は、二枚に分割されているため、先ず半分だけ先に接着閉塞し、他の半分を先に接着した開口部閉塞部材に合わせながら足場の悪い所で接着閉塞作業をすることは大変困難であるという問題点があった。 【0008】本発明は、これらの事情に鑑み、正方形状の不燃性材料で形成した開口部閉塞部材を、対角線で切断して二等辺三角形、半分に切断して長方形、あるいは対角線で結ぶ線で切断して四つ割りにし、この4枚に分割した開口部閉塞部材の2枚以上を使用して対応する配管径に合わせて配管部を折り曲げ、水平方向に移動しながらセットして固定するもの。また、開口部閉塞部材を二つ割りにして、この2枚に分割した開口部閉塞部材を対応する配管径に合わせて配管部を折り曲げ、水平方向に移動しながらセットして固定するもので、建築基準法に則った規格に合格した不燃性材料で形成されている上に、構造が簡単、しかも容易かつ確実に床スラブと配管との開口部の閉塞施工ができる。作業時の容易性と迅速性を向上させることができ、閉塞板のサイズを可及的に少なくし、配管の大きさに幅広く対応できるようにすることで、製品コストと施工費とを下げ、建築コストを安くすることができるようにした開口部閉塞部材を提供することを目的とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するために、次のような技術手段を採用した。請求項1記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で2等分に切断して、二等辺三角形にし、斜辺部に折曲案内部を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形状態のうちに4隅部を切り取り、2等分に切断後の二等辺三角形の90度角部を摘み片として形成するようにし、これに、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成された平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得るという技術手段を採用した。 【0010】請求項2記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で4等分に切断して、二等辺三角形にし、原形の正方形状態の4辺の各辺の中間に折曲案内部を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形の中心部に小さい正方形の折曲案内部を形成して摘み片を形成し、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得るという技術手段を採用した。 【0011】請求項3記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、折曲案内部を除いて上下部は中央に分割切込線を形成し、折曲案内部は、その中心に楕円形状の切断部を形成し、中心を除いた上下にはデコボコ形状の分割切込線を形成し、重ね代部を除いて数種類の配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して、最大配管径に対応する折曲案内部の少し手前迄、放射状の切込線を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在であるという技術手段を採用した。 【0012】請求項4記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成するように左右どちらかにずらして分割切込線を形成し、数種類の配管径に合致したミシン目と最大配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分は、対向するミシン目と連結するようにミシン目を形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して放射状の切込線、またはミシン目を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在であるという技術手段を採用した。 【0013】請求項5記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成して配管部の外側に凹凸状になるように切込線、またはミシン目を形成し、この重ね代を除いて、左右に数種類の配管径に合致するミシン目と最大配管径に合致する折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分は対向する同芯円状のミシン目と折曲案内部を連結するミシン目を形成し重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に連続して放射状のミシン目、または切込線を形成した基板の表面に接着剤を介して接合した剥離紙とから構成されている平板材とからなる、床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在であるという技術手段を採用した。 【0014】請求項6記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代を形成するように左右どちらかにずらして分割切込線を形成し、数種類の配管径に合致したミシン目と、最大配管径に合致した折曲案内部を同芯円状に形成し、重ね代部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部に向かって各配管径ごとに交互にずらして放射状の切込線、またはミシン目を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材とからなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在であるという技術手段を採用した。 【0015】請求項7記載の発明においては、請求項3〜請求項6のいずれか1項の開口部閉塞部材に加えて、開口部閉塞部材が、略正方形を2分割した長方形に形成するという技術手段を採用した。 【0016】請求項8記載の発明においては、請求項3〜請求項6のいずれか1項の開口部閉塞部材に加えて、開口部閉塞部材が、菱形を2分割した半菱形である三角形に形成するという技術手段を採用した。 【0017】請求項9記載の発明においては、請求項3〜請求項6のいずれか1項の開口部閉塞部材に加えて、開口部閉塞部材が、円形を2分割して半円形に形成するという技術手段を採用した。 【0018】請求項10記載の発明においては、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材の周囲に等間隔のメジャーの役目を持った指示線を設け、床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得るという技術手段を採用した。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明は、以上の技術手段を採用した結果、分割した開口部閉塞部材の2枚以上を使用して閉塞する。特に3枚以上で閉塞する場合は重ね代の部分で重ねて固定して床スラブSの配管孔Hに配設した配管Pと床スラブS(又は床スラブ底面に配設された金属構造材M)の底面とに適合接着し得る特定の構成とすることによって、床スラブ(及び金属構造材)と配管との開口部を簡単且つ確実に閉塞できる。 【0020】すなわち、開口部閉塞部材は、多種類のサイズの配管Pに適合できるように分割形成され、先ず分割した1枚の二等辺三角形状の開口部閉塞部材を使用して剥離紙を摘み片を摘んで剥がし開口部閉塞部材の接着剤塗布面を露出させた後、該分割形成した個々の開口部閉塞部材の接着剤塗布面を夫々配管Pの外形と床スラブS(又は床スラブ底面に配設された金属構造材M)の底面とに適合させ、接着剤を介して接着させる。さらに続けて他方の開口部閉塞部材を、使用して重なるように固定して配管Pと床スラブSとに夫々適合させることが出来、両者間には間隙や空間部が生じないようになり、次工程であるモルタル等の閉塞材Bの充填が容易となる。 【0021】 【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の特定の実施例について詳述する。図1は本発明の第一実施例を示す。不燃材からなる開口部閉塞部材20は同図に良く示されているように、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で2等分に切断して、二等辺三角形にし、斜辺部に折曲案内部6を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形状態のうちに4隅部を切り取り、2等分に切断後の二等辺三角形の90度角部を摘み片16として形成するようにし、これに、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成された平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材である。なお、4は分割切込線、7は切り取り部、8は切込部、11は重ね代を各々示す。 【0022】図2は本発明の第二実施例を示す。不燃材からなる開口部閉塞部材21は同図に良く示されているように、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって形成する床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、正方形の対角線を結ぶ線で4等分に切断して、二等辺三角形にし、原形の正方形状態の4辺の各辺の中間に折曲案内部6を同芯円状に形成し、さらに、原形の正方形の中心部に小さい正方形の折曲案内部18を形成して摘み片16を形成し、これに、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成された平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材である。なお、4は分割切込線、7は切り取り部、8は切込部を各々示す。 【0023】図3、図5〜図9は、本発明の第三実施例を示し、特に図9は使用状態説明図である。不燃材からなる開口部閉塞部材1は同図に良く示されているように、床スラブSの底面と、床スラブSの配管孔Hに配設された水道、電気、ガス等の配管Pとの開口部Cの底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管Pに接着するに必要な大きさの展開形状を有し、折曲案内部6を除く上下部は中央に分割切込線4を形成し、折曲案内部6の中心は楕円形状の切り取り部7を形成し、上下でデコボコ形状の分割切込線4を形成し、重ね代11部を除いて数種類の配管径に合致した折曲案内部6を同芯円状に形成し、重ね代11部分で重ねた際、配管Pの中心から折曲案内部6に連続して、最大配管径に対応する折曲案内部6の少し手前迄、放射状の切込部8を形成した基板の表面に接着剤Aを介して接合された剥離紙3とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材。 【0024】該開口部閉塞部材1は、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材によって折曲自在な板材からなる基板2と、該基板2の底面全面に渡って塗布された接着剤Aと、さらに該接着剤Aの塗布面に貼付されている基板2と略同一の大きさの剥離紙3と摘み片16とからなる。 【0025】図4は本発明の第四実施例を示す。なお、第三実施例で説明した図5〜図9に示す内容は第三実施例も同一である。撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材からなる開口部閉塞部材10は、図4に良く示されているように、正方形を重ね代分の中央から2分割し、長方形の板材を形成するか、あるいは、図示されていないが、正方形の重ね代11部分を左右どちらかに付けて2分割し、長方形の板材を形成し、重ね代11の部分で重ねる。あるいは、一方の重ね代のある長方形の開口部閉塞部材10と他方の重ね代のない長方形の開口部閉塞部材10を重ね代部分で重ねると、配管Pに合致する折り曲げ自在な板材からなるものであり、床スラブS(又は床スラブSの底面に配設されているデッキプレート等の金属構造材M)の底面と、床スラブSの配管孔Hに配設した配管Pとに、接着されると共に、該配管孔Hと配管Pとの開口部Cを閉塞するモルタル等の閉塞材Bを担持する。 【0026】該開口部閉塞部材10は、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した折曲自在な板材からなる基板2と、該基板2の底面全面に渡って塗布された接着剤Aと、さらに該接着剤Aの塗布面に貼付されている基板2と略同一の大きさの剥離紙3とからなる。この剥離紙3は、基板2の分割切込線4に合致する部分に切込み、あるいはミシン目を形成しなくても良いが、形成することにより作業性がより良くなる。 【0027】また、前記図4に示された開口部閉塞部材10は、床スラブS(又は床スラブSの底面に配設されているデッキプレート等の金属構造材M)の底面の形状に適合可能な大きさの正方形を、端面Eに平行な分割切込線4で2分割したように長方形状に形成され一体的に重ね代11を設けてある。 【0028】さらに、この一方の開口部閉塞部材10は、上記分割線4の重ね代11を除いた中央を配管Pの中心として、床スラブS(及び金属構造材M)の配管孔Hに配設される水道、電気、ガス等の配管Pに適合接着可能な配管部5が形成されている。他方の開口部閉塞部材10は、上記分割切込線4の重ね代11を除いた中央を配管Pの中心として、床スラブS(及び金属構造材M)の配管孔Hに配設される水道、電気、ガス等の配管Pに適合接着可能な配管部5が形成されている。 【0029】該配管部5は、重ね代11を互いに重ねると配管Pの外径と略同一径になるように形成された折曲案内部6と、該折曲案内部6を折曲する際の案内となる重ね代部分に切り取り部7を設け、該切り取り部7と折曲案内部6とに連続して放射状にミシン目、切込が形成された複数の切込部9を備えてなり、床スラブS(及び金属構造材M)底面に開口部閉塞部材1を接着する際に、配管Pに適合接着される。 【0030】この折曲案内部6は、多数サイズの配管Pに適合接着出来るように、上記重ね代11の中央を中心とする多数サイズの同芯円形を2分割した略半同心円形に形成された多数(本実施例にあっては3本)の折曲案内部6が設けられることで形成されている。 【0031】また、上記切り取り部7は、重ね代11の部分で重ねると多数サイズの配管Pに合致した同芯円状の折曲案内部6をつなぐようにミシン目切込部9を形成する。 【0032】なお、折曲案内部6を備えた配管部5は、折り曲げ易いように他の部分に比べて薄くすると大変良好である。 【0033】折曲案内部6に形成されたミシン目切込部9は、図示のように最大サイズの大きい径の所まで全て切込んだもの、あるいは前記各折曲案内部6まで切込めるように交互に最小から最大サイズの径の各々の折曲案内部6まで切込みを入れた長さの違うミシン目切込部9にすることにより、閉塞する開口部に配設された配管に合った折曲案内部6の以上の径のものだけが折り曲げられ配管の外周部に接着固定できるものである。 【0034】尚、この開口部閉塞部材10は、上記実施例の正方形を2分割した半正方形である長方形状のものに重ね代11を設けたものに限られることなく、後記する菱形を2分割した半菱形である三角形のものや、半円形のものや半多角形(例えば半八角形)としたものに重ね代11を設けたものであっても良い。 【0035】次に、一つの代表例として上記第三実施例に係る開口部閉塞部材1を使用して、開口部を閉塞する工法を図3、図5〜図9に基づいて詳述する。 【0036】すなわち、開口部閉塞部材1と閉塞材Bを用いて、開口部Cを閉塞する場合においては、【0037】(1)まず、図7に良く示されているように、分割形成して一方の開口部閉塞部材1の折曲案内部6を配管Pのサイズに適合するように、剥離紙3側が配管側になるように分割同心円形に沿って、略半円形に折曲する。 【0038】(2)次に、摘み片16を利用して開口部閉塞部材1の剥離紙3を剥離して接着剤Aの塗布面を露出させる。 【0039】(3)つづいて、配管Pの外側に開口部閉塞部材1の配管部5を適合させ、接着剤Aを介して接着させる。 【0040】(4)さらに、開口部閉塞部材1の接着剤Aの塗布面を床スラブS(及び金属構造材M)の底面に適合させ、接着剤Aを介して接着させる。 【0041】このようにして、床スラブS(及び金属構造材M)に形成されている配管孔Hと、該配管孔Hに配設されている配管Pとの開口部Cの底面の半分を、固定された一方の開口部閉塞部材1により閉塞する。 【0042】(5)次に、上記配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面の残り半分を、もう一方の開口部閉塞部材1を、他端部は固定部と同じ上下関係か、逆の上下関係にして重ね代11を重ね合わせて、図8に良く示されているように、上記と同要領にて閉塞することによって、配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面の全体を閉塞する。なお、以上は分割した長方形状の開口部閉塞部材を2枚使用して閉塞した実施例について説明したが、より強度的に強くする上いで、一部重なるようにして3枚以上で閉塞することもできることはいうまでもない。 【0043】(6)つづいて、配管孔Hと配管Pとの残りの開口部Cにモルタル等の閉塞材Bを充填することにより、確実に施工が保償される。 【0044】次に、本第三実施例に係る開口部閉塞部材の作用について説明する。 【0045】このように、本第三実施例によれば、配管Pの外側に適合接着される配管部5を備え、該配管Pの外側と床スラブS(及び金属構造材M)の底面に接着され、床スラブS(及び金属構造材M)に開設された配管孔Hと該配管孔Hに配設された配管Pとの開口部Cを閉塞する閉塞材Bを担持するように、該配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面全体を閉塞するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに重ね代11を有するように分割切込線4に沿って分割した基板2と、該分割した基板2を重ね代11で重ねて全体を閉塞できるので、簡易迅速に床スラブS(及び金属構造材M)の開口部閉塞作業を簡易にすることができ、効果的に開口部Cを閉塞する閉塞材Bを担持することが出来る。 【0046】すなわち、開口部閉塞部材1は、床スラブS(又は金属構造材M)底面と配管Pに適合して、接着可能に展開した平板状に形成されていると共に、配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面の全体を閉塞するに必要な形状の半分の形状に形成され、2分割した一方の開口部閉塞部材1を使用して配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面の半分を閉塞した後、2分割したもう一方の開口部閉塞部材1を使用して重ね代11で重ね合わせて開口部Cの底面の残り半分を閉塞することができ、折曲案内部6の折曲げが容易となることや、配管Pと床スラブSの底面とに適合させて両者に接着するのが容易となる等、簡易かつ迅速に行うことができる。 【0047】また、開口部閉塞部材1は、予め多数の配管サイズに合わせて折曲案内部6が多数形成されている為、予備作業として現場外で予め配管サイズに合わせて折曲案内部6を折曲げ形成しておくことができ、現場では特別作業を要する事なく配管Pの外径形状に適合させて接着させるだけで良く、迅速施工することができると共に、用意すべき開口部閉塞部材1のサイズが可及的に少なくなり、在庫管理等が簡易となる。 【0048】さらに、開口部閉塞部材1は、上記開口部Cの底面の全体を閉塞するに必要な形状で、嵩ばらない形状であり、運搬容易である。 【0049】このようにして、分割した開口部閉塞部材1により、半分を閉塞して重ね代の部分で他方の開口部閉塞部材1と重ね合わせて配管孔Hと配管Pとの開口部Cの底面を確実に閉塞できる為、モルタル等の閉塞材Bの充填が容易かつ確実となる。 【0050】また、開口部閉塞部材1は、配管Pと床スラブS(又は金属構造材M)底面に確実に適合接着出来る為、配管Pと床スラブS(及び金属構造材M)との開口部Cをモルタル等の閉塞材Bにて確実に閉塞でき、火災時や地震時等の不測事態にあっても、該閉塞材Bにて火災や地震による不測の事態を確実に防止することが出来る利点がある。 【0051】図10は、本発明の第五実施例を示し、第四実施例の変形例で重ね代11部分の配管径に合致した径の折曲案内部6を中心迄、同芯円状の円弧状の折曲案内部を形成したもので、他の点については、第四実施例と同一なので詳細な説明は省略する。 【0052】図11は、本発明の第六実施例を示し、同図に良く示されているように、開口部閉塞部材13は、床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、さらに中央に重ね代11を形成するように左右どちらかにずらして分割切込線4を形成し、数種類の配管径に合致したミシン目切込部9と、最大配管径に合致した折曲案内部6を同芯円状に形成し、重ね代11部分で重ねた際、配管の中心から折曲案内部6に向かって各配管径ごとに交互にずらして放射状の切込線、またはミシン目15を形成した基板の表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材とからなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞部材である。 【0053】さらに、図示はしていないが、前記実施例が正方形板を分割線4で2分割した長方形板状に形成されているのに対して、本実施例にあっては、菱形板を分割切込線4で2分割した半菱形板形状である三角形板状に形成されている点のみが異なり、他の形状は前記実施例と同様である。 【0054】図12は、本発明の第七実施例を示し、第六実施例の変形例で重ね代11部分の配管径に合致した径の折曲案内部6を中心迄、同芯円状の円弧状の折曲案内部を形成したもので、他の点については、第六実施例と同一なので詳細な説明は省略する。 【0055】本発明の第八実施例として、図13に示すように、撥水剤を1〜3重量%配合したポリエステル不織布張りロックウールフェルトあるいはパルプ混入ロックウールフェルトと、アルミ箔を二液型のアクリル系粘着剤で接着した板材の周囲に等間隔のメジャーの役目を持った指示線17を設け、床スラブの底面と、床スラブの配管孔に配設された水道、電気、ガス等の配管との開口部の底面全体を閉塞可能に、床スラブ底面と配管に接着するに必要な大きさの展開形状を有し、表面に接着剤を介して接合された剥離紙とから構成されている平板材からなる床スラブと配管との開口部を閉塞するモルタル等の閉塞材を担持し得る折曲自在な開口部閉塞材22である。なお、他の実施例と同様に、4隅には摘み片16が形成されている。 【0056】尚、本発明の開口部閉塞部材は、酸、アルカリの雰囲気のない冷暗所の平坦な場所を選択して保管すると良い。しかも、保管場所の気温は外気の露点以上に保持できれば理想的である。傾斜している場所に段積みすると変形を生じる可能性があり、また安全上も危険である。被着面の水、埃、油等の汚れを取り除き貼り付け、貼り付け後、良く加圧するようにする。 【0057】 【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果次の効果を得ることができる。開口部閉塞部材を特定の構成とした為、不燃性を向上させ、さらに配管と、床スラブ(又は床スラブの下面に配設された金属構造材)の底面に簡易かつ迅速に適合接着することで、床スラブ(及び金属構造材)と配管との開口部の閉塞施工を行うことが出来、施工時の迅速性と確実性を向上させることが出来、建築コストを安くすることができる。すなわち、【0058】(1)不燃材で形成されているため、開口部閉塞作業終了後に開口部閉塞部材を取り除く必要がなく、施工時の迅速性、建築コストを安くすることができる。 【0059】(2)開口部閉塞部材は、床スラブ(又は金属構造材)底面と配管に適合して両者に接着可能に展開した平板状に形成されていると共に、配管孔と配管との開口部の底面の全体を閉塞するに必要な形状を分割し、一部切開する等装着前の予備作業が簡略化される。さらに、固定と反対側を逆に挿入する事により曲折強度を増す事が出来、固定個所を基準に嵌合の調整が容易である。また、嵩ばらない形状であり、運搬容易であると共に物流コストを低減できる利点がある。 【0060】(3)開口部閉塞部材は、正方形板の対角線を結ぶ線で2等分して二等辺三角形状、正方形板を分割線で2分割した長方形板形状や、菱形板を分割線で2分割した三角形板形状に形成されている等、配管孔と配管との開口部の底面の全体を閉塞するに必要な形状を分割した形状に形成されている為、施工に当たって、重ね代で重合でき、折曲案内部の折曲げが容易であることや、配管と床スラブ底面とに適合させて両者に接着するのが容易となる等、施工が容易かつ迅速となるという利点がある。特に、一般に作業が煩雑で危険性のある現場作業が容易かつ迅速となるので、その効果は大である。 【0061】(4)開口部閉塞部材は、予め多数のサイズに併せて折曲案内部が多数のミシン目切込部から形成され、しかも、各ミシン目切込部に合わせて切込線を交互に形成している為、準備作業として現場外で予め配管のサイズに合わせて折曲案内部を折曲げ形成しておくことができ、現場では特別作業を要する事なく配管の外径形状に適合させるだけで良く、施工を確実かつ迅速に行うことができる利点がある。 【0062】(5)開口部閉塞部材は、配管サイズに合わせて折曲案内部の何れかのミシン目切込部を折曲形成して配管外径に密着出来る為、従来のように配管の外径サイズ毎の多数のサイズのものを用意して選択使用することなく、一つのもので多数のサイズの配管に適合させることが出来、用意すべきサイズが可及的に少なくなり、在庫管理等が簡易となると共に、管理費も安く済ませることができる利点がある。 【0063】(6)開口部閉塞部材は、配管と床スラブ(又は金属構造材)底面に簡易に適合接着出来る為、配管と床スラブ(又は金属構造材)底面との適合接着が確実となり、配管と床スラブ(及び金属構造材)との開口部をモルタル等の閉塞材を担持して確実に閉塞でき、火災時や地震時等の不測事態にあっても、閉塞材にて火災や地震による不測の事態を確実に防止することが出来る利点がある。 【0064】(7)重ね代に相当する部分が当初、略楕円形となり嵌合するにしたがって配管形状の真円に近づくため、従来の単純な突きつけ方法に比較して配管に対する接触圧が増加して閉塞材の流出を防止する。なお、嵌合部全体を接着するか、固定側と反対側も固定することにしたがって、形状が安定し製品の現場での一体化が可能になり工期を短縮し、性能を著しく向上させることができる。 【0065】(8)メジャーの役目を有する指示線を形成することにより、現場で必要な大きさに切断して使用するのに指示線を案内にして簡単に切断することが可能である。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】391054523 【氏名又は名称】株式会社東邦建材
|
| 【出願日】 |
平成11年6月3日(1999.6.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092107 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 達也
|
| 【公開番号】 |
特開2000−346248(P2000−346248A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月15日(2000.12.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−157182 |
|