| 【発明の名称】 |
段付同期ねじを持つ流体継手 |
| 【発明者】 |
【氏名】フレッド、ジョージ、シュレーダー
【氏名】ジョセフ、ネーダー、ジュニア
【氏名】ゾン、ピン、ゼン
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| 【要約】 |
【課題】2つのパイプ部材を漏れ無しに互いに固定するのに要する回転数を削減し、そしてパイプ間の保持強度を適切なものとする。
【解決手段】第1及び第2のパイプ部材12, 14を持つ流体継手が開示されている。第1パイプ部材12が、同期ねじ部を持つ外ねじ端22を持つ。第2パイプ部材14は、第1パイプ12部材内に収容される様に構成される。継手は更に、第2パイプの周囲に摺動及び回転可能に適応されるナット20を含む。ナットは、内側にねじ切りされ、第1パイプ部材のねじ部と係合して締結するための一対の同期ねじ部40を持つ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】所定距離延びる所定直径の第1外ねじ部及び、該第1外ねじ部の直径よりも大きい直径を持ち段部を形成する様に上記外ねじ部に隣接して軸方向に延びる第2外ねじ部を持ち、上記第1及び第2の外ねじ部が同じねじピッチを持ち、軸方向に同期している、外ねじ端を持つ、第1パイプ部材、所定の長さと直径出を持ち上記第1パイプ内に収容される様に構成されている第1端及び、該第1端よりも大きな直径を持ち上記第1端から所定距離に配置される段部を持つ、第2パイプ部材、及び上記第2パイプ部材の周囲に緩く回転自在に適合され、上記第1パイプ部材の外ねじ部と係合締結する内ねじ部を持つ、ナットを有し、上記内ねじ部が、第1内ねじ部と第2内ねじ部を持ち、該第1及び第2内ねじ部が同一のねじピッチを持ち軸方向に同期され、上記第1及び第2外ねじ部が上記第1及び第2内ねじ部を同時に締結する様に上記ナットを上記第1パイプの上記第1端部上で回転させることにより、上記第1及び第2のパイプ部材が結合される、流体継手。 【請求項2】上記第1パイプ部材の上記外ねじ端部が上記第1パイプ組立体に固定される雄ナットを有する、請求項1による流体継手。 【請求項3】上記ナットのそこを越えての軸方向の動きを防止する様に構成された円周状アプセットを、上記第2パイプ部材上に更に含む、請求項2による流体継手。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には流体継手に関する。より具体的には、本発明は、段付同期ねじ山を持つスイベル・ナットを含む、2本のパイプ部材を接合する流体継手に、関する。 【0002】 【従来の技術】中を流体が流れるパイプ部材を2本互いに接合するのに、多くの種類の流体継手が知られている。スプリング・ロック継手は公知の種類の一つであって、ケージ組立体内に配置されるラジアル・スプリングが一方のパイプ部材を第2のパイプへしっかりと保持するものである。漏れを防ぐために、Oリングがパイプ間の接合部を密閉する。 【0003】もう一つの種類の継手は、パイプ部材の一つの拡開端を第2のパイプ部材内へ置くこと及び、パイプを雄ナット/雌ナット組立体で累合することを、有するものである。この公知の継手において、雌ナットが雄ナットへ累合され、締るまで数回、回転させられる。結合部を締めるために雌ナットをパイプへ直接固定し回転することが出来、さもなければ、ナットのみが回転する様にナットがパイプ回りに自由に回転することがあり得る。しかしながら、この種の継手において、パイプを互いにしっかりと締めるために、ナットは多数回、回さなければならない。自動車の小さくなりつつあるエンジン・ルームにおいて、ナットを多数回、回転させることは困難である場合がある。更に、ナットを多数回、回転させることは、人間工学的にも望ましいものではない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、上述の問題点を解消する結合を提供することが、望ましい。本発明の目的は、2つのパイプ部材を漏れ無しに互いに固定するのに要する回転数を削減し、そしてパイプ間の保持強度を適切なものとする継手を、提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、第1パイプ部材及び第2パイプ部材を有する流体継手を提供することにより、従来技術の問題点を解消する。第1パイプ部材は、所定距離延びる所定直径の第1外ねじ部及び、第1外ねじ部の直径よりも大きい所定の直径を持ち段部を形成する様に第1外ねじ部に隣接して軸方向に延びる第2外ねじ部を持つ外ねじ端を持つ。第1及び第2外ねじ部は、同じねじピッチを持ち軸方向に同期している。第2パイプ部材は、第1パイプ部材内に収容される所定の長さと直径の第1端を持つ。第2パイプ部材は更に、第1端の直径よりも大きい直径を持ち、第1端から所定距離に配置された段部を更に含む。 【0006】継手は更に、第2パイプの周囲に摺動及び回転可能に適応されるナットを含む。ナットは、第1パイプ部材の外ねじ部と係合する内ねじ部を持つ。内ねじ部は、第1内ねじ部及び第2内ねじ部を含み、第1及び第2の内ねじ部は同一のねじピッチを持ち軸方向で同期している。第1及び第2外ねじ部が同時に第1及び第2内ねじ部に締結する様に第1パイプの第1端部上でナットを回転させることにより、第1及び第2パイプ部材が結合される。 【0007】 【発明の効果】パイプ部材をナット部材のより少ない回転数で結合することが出来ると共に、2本のパイプを保持する適切な保持力を発生することが出来る。 【0008】継手が同期ねじ山を持つ回転自在ナット部材を含むので、部材を結合するためにナットが回転させられている状態でパイプ部材が固定されたままとなるのを可能とすることが、追加の効果である。 【0009】本発明のこれらの目的、構成、効果などは、図面、詳細な説明及び請求範囲から明らかとなろう。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照すると、図1は本発明の流体継手組立体の斜視図である。継手10は、空調用冷媒ライン、燃料ライン、ブレーキ及びパワーステアリングのフルード・ラインの様な自動車用途における流体輸送に特に有用である。本発明は、他の用途にも同様に等しく機能し、自動車用途に限定されることを意味するものではない。継手10は、継目組立体16により互いに結合される第1パイプ部材12及び第2パイプ部材14を含む。継目組立体16は、雌ナット部20に締結可能である雄ナット部18を含む。 【0011】図2及び3を参照すると、第1パイプ部材12が、外ねじ端部22を含む。この部分22は、第1外ねじ部24及び第2外ねじ部26を、含む。これらのねじ部24, 26はパイプ部材12の一部として一体に形成しても、示される様に、パイプ部材12に固着されている雄ナット部材18に形成しても良い。外ねじ部24, 26のそれぞれに形成されるねじ部は、ねじピッチが同一である。また、ねじ部は軸方向に同期して配列されるが、その重要性については以下に述べる。図2に示される様に、ねじ部24は、パイプ部材12からねじ部26よりも遠くまで延び、段付構成を形成するために第2ねじ部26のそれよりも小さい直径を持つ。これは、雌ナット部材20への容易な配列及び挿入を可能とする。 【0012】第2パイプ部材14は、第1端部30と第2端部32を持つ細長い管状部材である。第1部材は、肩部34により規定される所定の長さと所定の直径を持つ。第1端部30の直径は、第1部分30が流体接続用に第1パイプ部材12内に受入れられる様に、選ばれる。第2パイプ部材14の第2端部32は、第1端部よりも大きな直径を持つ。これもまた、段付き構成を規定するものである。 【0013】スイベル・ナット又はスリーブ・ナットの様な雌ナット20が、第2パイプ部材32の外面回りに摺動可能かつ回転可能に配置される。ナット20は、各部が回転自在に固定された時に漏れのない結合がなされる様に、雌ナット部18と係合状態で締結する様に構成されている。ナット20は、雌ナット18の外ねじ部を係合状態で締結する内ねじ部40を含む。ナット20の内ねじ部40は、第1の内ねじ部42及び第2の内ねじ部44を含む。これらの内ねじ部は、同じねじピッチを持ち、軸方向に同期している。更に、第1内ねじ部42及び第2内ねじ部44は、軸方向に配列されている。第1内ねじ部は、第2内ねじ部44よりも遠くまでナット内で所定距離延びている。 【0014】第1及び第2のパイプ部材を互いに接合するために、パイプ部材12, 14が第2パイプ14の第1端が第1パイプ12の開口に位置する様に、パイプ部材12, 14が一緒に運ばれる。雌ナット20は、ねじ部が全て同時に締結する様に、雄ナット18上を摺動する。具体的には、第1外ねじ24が第1内ねじ42に係合して締結し、同時に第2外ねじ26が第2内ねじ44と締結する様に、雌ナット20が雄ナット18上を摺動させられる。雌ナット20が回転され、そして全てのねじが同時に締結する。この回転により雄ナット18は、雄ナットの端部が肩部34に到達するまで、雌ナット20へ引き込まれる。回転可能スイベル・ナットで説明した様なねじ配置を用いることにより、一般的なナット構成で得られる締結力に必要とされるナットの回転数よりも、ナット回転数が少なくなる。加えて、スイベル・ナットは、ナットがパイプ回りに回転され、パイプが回転される必要がないので、多くの狭いか手が届きにくい場所における容易な組込みを可能とする。 【0015】流体漏れを防止するために、Oリング48の様な密閉部材を、第2パイプ部材14の肩部34で用いることが出来る。スイベル・ナットの所定の最大距離を越えての軸方向の動きを防止するために、第2パイプ部材に円周状の据え込み部を形成することがある。 【0016】本発明の多くの他の変更案が、当業者には疑いなく生来するであろう。例えば、パイプ部材又はナット部材を形成するのに用いられる材料は、鋼、アルミニウムなどとする事が出来る。更に、ナット部材に形成されるねじ山の数は、特定用途に必要とされる力の大きさに応じて変わることになる。本発明の範囲を記述するのは、全ての均等物を含む、添付の請求項である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】590002987 【氏名又は名称】フォード モーター カンパニー
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| 【出願日】 |
平成11年10月1日(1999.10.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074055 【弁理士】 【氏名又は名称】三原 靖雄
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| 【公開番号】 |
特開2000−120947(P2000−120947A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−281551 |
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