| 【発明の名称】 |
カーブ配管引込工法及びカーブ配管引込装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石森 清隆
【氏名】福上 照雄
【氏名】相沢 好輝
【氏名】鈴木 一生
【氏名】寺内 正孝
【氏名】中根 宏行
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| 【要約】 |
【課題】一定の曲率で彎曲した掘削溝又は推進管内にガス管等の本管を容易に引き込む。
【解決手段】先導管5と本管4を推進管3内に引き込むときに、先導管5をガイドローラ9を有する上部案内部10と左右の案内部11及びソリ7で案内して、先導管5を彎曲した推進管3のほぼ中心線に沿って位置決めし、先導管5に接続された本管の後端4を発進立坑1に設けたガイドゲート16により推進管3の中心位置から一定の範囲内に位置決めして、牽引ワイヤ20の牽引力が先導管5の中心線からずれて、先導管5の先端部に推進管3の曲線の中心側に向かう力が働いても先導管5と本管4を彎曲した推進管3のほぼ中心線に沿って移動する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発進立坑に設けられ、本管を掘削溝又は推進管の中心位置から一定の範囲内に位置決めするガイドゲートにより本管を案内しながら、本管の先端部に取り付けられ、複数のガイドローラを有する先導管を到達立坑から挿通した牽引ワイヤにより立坑間に一定の曲率で設けられた掘削溝又は推進管内に引き込むことを特徴とするカーブ配管引込工法。 【請求項2】 上記掘削溝又は推進管の下部に流動化土を打設して管引込み床を形成し、管引込み床に沿って先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込む請求項1記載のカーブ配管引込工法。 【請求項3】 上記先導管の前にソリに搭載された三角形状のフレームとフレームの底辺の両端部に取付けられた走行用ローラ及びフレームの頂点に取付けられたワイヤ着脱機構を有する中間補助装置を配置し、到達立坑から挿通して先導管に連結された牽引ワイヤの中間部を中間補助装置のワイヤ着脱機構で把持して、先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込む請求項2記載のカーブ配管引込工法。 【請求項4】 上記中間補助装置の三角形状のフレームにキャプスタンとガイドローラからなるワイヤ案内機構を設け、到達立坑に設けられた牽引装置からの牽引ワイヤを先導管の先端に連結された滑車に巻回してから中間補助機構のワイヤ案内機構を通して到達立坑に固定し、牽引装置と滑車間の牽引ワイヤを中間補助機構のフレームの頂点に取付けられたワイヤ着脱機構で把持して、先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込む請求項3記載のカーブ配管引込工法。 【請求項5】 砲弾型をした先導管本体(6)及び先導管本体(6)の下部に取付けられたソリ(7)を有し、先導管本体(6)は先端部に引込み用連結部(8)が設けられ、ガイドローラ(9)を有する上部案内部(10)と左右の案内部(11)を有し、左右の案内部(11)のガイドローラ(9)は先導管本体(6)の左右側面に取付けられたフレーム(12)に回動自在に取り付けられ、調整ボルト(13)により先導管本体6からの位置が可変できるようになっており、ソリ(7)はフレーム(12)にヒンジ(14)により先導管本体(6)に対して揺動できるように取り付けられ、ソリ(7)にはフレーム(12)の先端部に係合するジャッキ(15)が設けられ、左右のジャッキ(15)で先導管本体(6)とソリ(7)の初期位置を調整することを特徴とするカーブ配管引込装置。 【請求項6】 先導管(5)と中間補助装置(30)と牽引装置を有し、先導管5は砲弾型をした先導管本体(6)と先導管本体(6)の下部に取付けられたソリ(7)を有し、先導管本体(6)は先端部に引込み用連結部(8)が設けられ、ガイドローラ(9)を有する上部案内部(10)と左右の案内部(11)を有し、左右の案内部(11)のガイドローラ(9)は先導管本体(6)の左右側面に取付けられたフレーム(12)に回動自在に取り付けられ、調整ボルト(13)により先導管本体6からの位置が可変できるようになっており、ソリ(7)は、フレーム(12)にヒンジ(14)により先導管本体(6)に対して揺動できるように取り付けられ、ソリ(7)の左右にはフレーム(12)の先端部に係合するジャッキ(15)が設けられ、左右のジャッキ(15)で先導管本体(6)とソリ(7)の初期位置を調整し、中間補助装置(30)は、ソリ(31)に搭載された三角形状のフレーム(32)と、フレーム(32)の底辺の両端部に取付けられた走行用ローラ(33)と、フレーム(32)の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構(34)及びフレーム(32)の中間部に取付けたキャプスタン(35)とガイドローラ(36)からなるワイヤ案内機構(37)を有し、中間補助装置(30)のソリ(31)を掘削溝又は推進管内の管引込み床に乗せ、先導管(5)の前に配置して、到達立坑に設けられた牽引装置(22)からの牽引ワイヤ(20)を先導管(5)の引込み用連結部(8)に巻回してから中間補助装置(30)のワイヤ案内機構(37)を通して到達立坑に固定し、牽引装置(22)と先導管(5)の引込み用連結部(8)間の牽引ワイヤ(20)を中間補助装置(30)のフレーム(32)の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構(34)で把持し、ワイヤ着脱機構(34)で把持した牽引ワイヤ(20)を牽引装置(22)で牽引することを特徴とするカーブ配管引込装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、一定の曲率で彎曲した掘削溝又は推進管内にガス管等の本管を引き込むカーブ配管引込工法及びカーブ配管引込装置、特に引込みの容易化に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えばガス管等の本管を地中に敷設する場合には、発進立坑と到達立坑の間に本管を引き込む掘削溝を設けたり、鋼管やヒュ−ム管等からなる推進管を推進させ、本管を発進立坑で順次溶接により接続しながら、到達立坑で本管の先端に固定した先導管をワイヤで牽引して掘削溝や推進管の内部に引き込んでいる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように先導管を到達立坑側からワイヤで牽引して本管を掘削溝や推進管の内部に引き込む工法は、掘削溝や推進管が直線で形成されている場合は本管を円滑に引き込むことができるが、図8の平面図に示すように、推進管3が一定の曲率で彎曲している場合は、先導管5を牽引する牽引ワイヤ20の牽引力F0 が先導管5の中心線からずれてしまい、先導管5の先端部に推進管3の曲線中心側に向かう力Fが働き、先導管5と本管4が片寄って、円滑に引き込むことはできなかった。このため発進立坑と到達立坑との距離を短くして直線状に近似して本管を引き込んでいた。このように発進立坑と到達立坑との距離を短くすると、立坑の数が多くなり、作業効率が非常に悪かった。 【0004】この発明はかかる短所を解消し、一定の曲率で彎曲した掘削溝又は推進管内にガス管等の本管を容易に引き込むことができるカーブ配管引込工法を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明に係るカーブ配管引込工法は、発進立坑に設けられ、本管を掘削溝又は推進管の中心位置から一定の範囲内に位置決めするガイドゲートにより本管を案内しながら、本管の先端部に取り付けられ、複数のガイドローラを有する先導管を到達立坑から挿通した牽引ワイヤにより立坑間に一定の曲率で設けられた掘削溝又は推進管内に引き込むことを特徴とする。 【0006】上記掘削溝又は推進管の下部に流動化土を打設して管引込み床を形成し、管引込み床に沿って先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込むと良い。 【0007】また、上記先導管の前にソリに搭載された三角形状のフレームとフレームの底辺の両端部に取付けられた走行用ローラ及びフレームの頂点に取付けられたワイヤ着脱機構を有する中間補助装置を配置し、到達立坑から挿通して先導管に連結された牽引ワイヤの中間部を中間補助装置のワイヤ着脱機構で把持して、先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込むことが望ましい。 【0008】さらに、中間補助装置の三角形状のフレームにキャプスタンとガイドローラからなるワイヤ案内機構を設け、到達立坑に設けられた牽引装置からの牽引ワイヤを先導管の先端に連結された滑車に巻回してから中間補助機構のワイヤ案内機構を通して到達立坑に固定し、牽引装置と滑車間の牽引ワイヤを中間補助機構のフレームの頂点に取付けられたワイヤ着脱機構で把持して、先導管と本管を掘削溝又は推進管内に引き込むと良い。 【0009】この発明に係るカーブ配管引込装置は、砲弾型をした先導管本体(6)と先導管本体(6)の下部に取付けられたソリ(7)を有し、先導管本体(6)は先端部に引込み用連結部(8)が設けられ、ガイドローラ(9)を有する上部案内部(10)と左右の案内部(11)を有し、左右の案内部(11)のガイドローラ(9)は先導管本体(6)の左右側面に取付けられたフレーム(12)に回動自在に取り付けられ、調整ボルト(13)により先導管本体6からの位置が可変できるようになっており、ソリ(7)は、フレーム(12)にヒンジ(14)により先導管本体(6)に対して揺動できるように取り付けられ、ソリ(7)にはフレーム(12)の先端部に係合するジャッキ(15)が設けられ、左右のジャッキ(15)で先導管本体(6)とソリ(7)の初期位置を調整することを特徴とする。 【0010】この発明に係る他のカーブ配管引込装置は、先導管(5)と中間補助装置(30)及び牽引装置を有し、先導管(5)は砲弾型をした先導管本体(6)と先導管本体(6)の下部に取付けられたソリ(7)を有し、先導管本体(6)は先端部に引込み用連結部(8)が設けられ、ガイドローラ(9)を有する上部案内部(10)と左右の案内部(11)を有し、左右の案内部(11)のガイドローラ(9)は先導管本体(6)の左右側面に取付けられたフレーム(12)に回動自在に取り付けられ、調整ボルト(13)により先導管本体6からの位置が可変できるようになっており、ソリ(7)は、フレーム(12)にヒンジ(14)により先導管本体(6)に対して揺動できるように取り付けられ、ソリ(7)にはフレーム(12)の先端部に係合するジャッキ(15)が設けられ、左右のジャッキ(15)で先導管本体(6)とソリ(7)の初期位置を調整し、中間補助装置(30)はソリ(31)に搭載された三角形状のフレーム(32)と、フレーム(32)の底辺の両端部に取付けられた走行用ローラ(33)と、フレーム(32)の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構(34)及びフレーム(32)の中間部に取付けられたキャプスタン(35)とガイドローラ(36)からなるワイヤ案内機構(37)を有し、中間補助装置(30)のソリ(31)を掘削溝又は推進管内の管引込み床に乗せ、先導管(5)の前に配置して、到達立坑に設けられた牽引装置(22)からの牽引ワイヤ(20)を先導管(5)の引込み用連結部(8)に巻回してから中間補助装置(30)のワイヤ案内機構(37)を通して到達立坑に固定し、牽引装置(22)と先導管(5)の引込み用連結部(8)間の牽引ワイヤ(20)を中間補助装置(30)のフレーム(32)の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構(34)で把持し、ワイヤ着脱機構(34)で把持した牽引ワイヤ(20)を牽引装置(22)で牽引することを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明のカーブ配管引込工法に使用する先導管は砲弾型をした先導管本体と先導管本体の下部に取付けられたソリを有する。先導管本体は先端部に引込み用連結部が設けられ、ガイドローラを有する上部案内部と左右の案内部を有する。発進立坑には本管を推進管の中心位置から一定の範囲内に位置決めするガイドゲートを有する。ガイドゲートは推進管の中心位置に対して一定間隔で設けられた左右の縦桁にそれぞれ取り付けられた硬質ゴムからなる長尺のガイドローラを有する。 【0012】一定曲率で円弧状に推進された推進管内に本管を引き込むときに、まず、推進管の下部に管引込み床として掘削土に水を加えて撹拌した泥水に固化材を掘削土の土質に応じて一定割合で加えて混練した流動化土を打設する。流動化土を打設して管引込み床を形成した後、本管の引込み工程に入る。本管の引込み工程に入ると、到達立坑から推進管内に牽引ワイヤを通し、発進立坑にガイドゲートを設置する。この状態で発進立坑に先導管を吊り降ろし、先導管の引込み用連結部に回動自在なシ−ベル機構で牽引ワイヤを連結し、先導管のソリ7で管引込み床を滑らせながら先導管の先端部を推進管内に引き込む。この先導管の後端に推進管の曲率に合わせてあらかじめベンダ加工して円弧状に彎曲した本管を溶接する。その後、到達立坑に設けた牽引装置により牽引ワイヤを牽引して先導管と本管を推進管内に引き込む。このように先導管と本管を推進管内に引き込むときに、先導管はガイドローラを有する上部案内部と左右の案内部及びソリで案内されるから、先導管を彎曲した推進管のほぼ中心線に沿って位置決めすることができる。また、先導管に接続された本管の後端を発進立坑に設けたガイドゲートにより推進管の中心位置から一定の範囲内に位置決めすることができる。したがって、牽引ワイヤの牽引力が先導管の中心線からずれて、先導管の先端部に推進管の曲線の中心側に向かう力が働いても先導管と本管を彎曲した推進管のほぼ中心線に沿って移動することができる。また、ソリを流動化土からなる管引込み床を滑らせながら先導管を引き込むから、先導管を引き込むときの摩擦抵抗を低減することができ、先導管と本管を彎曲した推進管内に容易に引き込むことができる。 【0013】 【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す平面断面図である。図に示すように、発進立坑1と到達立坑2の間には鋼管やヒューム管等からなる推進管3が一定曲率で円弧状に推進されている。この推進管3内に本管4を引き込む先導管5は、図2の側面図に示すように、砲弾型をした先導管本体6と先導管本体6の下部に取付けられたソリ7を有する。先導管本体6は先端部に引込み用連結部8が設けられ、図3の正面図に示すように、ガイドローラ9を有する上部案内部10と左右の案内部11を有する。左右の案内部11のガイドローラ9は、図4の平面図に示すように、先導管本体6の左右側面に取付けられたフレーム12に回動自在に取り付けられ、調整ボルト13により先導管本体6からの位置が可変できるようになっている。ソリ7は、図2の側面図に示すように、フレーム12にヒンジ14により先導管本体6に対して揺動できるように取り付けられている。このソリ7にはフレーム12の先端部に係合するジャッキ15が設けられ、左右のジャッキ15で先導管本体6とソリ7の初期位置を調整する。発進立坑1には本管4を推進管3の中心位置から一定の範囲内に位置決めするガイドゲート16を有する。ガイドゲート16は、図5の正面図に示すように、左右の縦桁17にそれぞれ取り付けられた例えば硬質ゴムからなる長尺のガイドローラ18を有する。 【0014】この推進管3に本管4を引き込むとき、まず、図3の正面図に示すように、推進管3の下部に管引込み床19として掘削土に水を加えて撹拌した泥水に、例えばフライアッシュセメントとアルミネート系クリンカとの混合物や早強ポルトランドセメント等の固化材を掘削土の土質に応じて一定割合で加えて混練した流動化土を打設する。流動化土を打設して管引込み床19を形成した後、本管4の引込み工程に入る。この本管4の引込み工程に入ると、まず、到達立坑2から推進管3内に牽引ワイヤ20を通し、発進立坑1にガイドゲート16を設置する。次に、発進立坑1に先導管5を吊り降ろし、先導管5の引込み用連結部8に回動自在なシ−ベル機構21で牽引ワイヤ20を連結し、先導管本体6とソリ7の位置関係をジャッキ15で調整し、ソリ7で管引込み床19を滑らせながら先導管5の先端部を推進管3内に引き込む。この先導管5の後端に推進管3の曲率に合わせてあらかじめベンダ加工して円弧状に彎曲した本管4を溶接する。その後、図1に示すように、到達立坑2に設けた牽引装置22により牽引ワイヤ20を牽引して先導管5と本管4を推進管3内に引き込む。このように先導管5と本管4を推進管3内に引き込むときに、先導管5はガイドローラ9を有する上部案内部10と左右の案内部11及びソリ7で案内されるから、先導管5を彎曲した推進管3のほぼ中心線に沿って位置決めすることができる。また、先導管5に接続された本管4の後端を発進立坑1に設けたガイドゲート16により推進管3の中心位置から一定の範囲内に位置決めすることができる。したがって、牽引ワイヤ20の牽引力が先導管5の中心線からずれて、先導管5の先端部に推進管3の曲線の中心側に向かう力が働いても先導管5と本管4を彎曲した推進管3のほぼ中心線に沿って移動することができる。また、ソリ7を流動化土からなる管引込み床19を滑らせながら先導管5を引き込むから、先導管5を引き込むときの摩擦抵抗を低減することができ、先導管5と本管4を推進管3内に容易に引き込むことができる。さらに、先導管5に接続された本管4の後端を発進立坑1に設けたガイドゲート16の硬質ゴムからなる長尺のガイドローラ18で位置決めするから、本管4の塗覆装に損傷を与えずに本管4を位置決めすることができる。 【0015】上記実施例は到達立坑2の牽引装置22と先導管5とを牽引ワイヤ20で直接連結して先導管5と本管4を推進管3内に引き込んだ場合について説明したが、図6に示すように、先導管5の前に中間補助装置30を設けても良い。中間補助装置30は、図7の構成図に示すように、ソリ31に搭載された三角形状のフレーム32と、フレーム32の底辺の両端部に取付けられた走行用ローラ33と、フレーム32の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構34及びフレーム32の中間部に取付けられたキャプスタン35とガイドローラ36からなるワイヤ案内機構37を有する。この中間補助装置30のソリ31を推進管3の管引込み床19に乗せ、図6に示すように、先導管5の前に配置する。そして到達立坑2に設けられた牽引装置22からの牽引ワイヤ20を先導管5の引込み用連結部8にシ−ベル機構21を介して連結された滑車38に巻回してから中間補助装置30のキャプスタン35とガイドローラ36からなるワイヤ案内機構37を通して到達立坑2に固定し、牽引装置22と滑車38間の牽引ワイヤ20を中間補助装置30のフレーム32の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構34で把持する。この牽引ワイヤ20を牽引装置22で牽引することにより中間補助装置30のフレーム32の底辺両端部に取付けられた走行用ローラ33が推進管3の内面に接触しながら到達立坑2側に移動して先導管5を推進管3内に引き込む。このように先導管5を推進管3内に引き込むときに、牽引ワイヤ20が中間補助装置30の中間部のワイヤ案内機構37を通して滑車38に巻回されて中間補助装置30のフレーム32の頂点に取付けられたワイヤ着脱機構34で把持されているから、先導管5に加えられる牽引ワイヤ20の牽引力をほぼ先導管5の中心線に沿って加えることができ、先導管5と本管4をほぼ推進管3の中心線に沿って引き込むことができる。また、先導管5を牽引ワイヤ20と中間補助装置30のワイヤ案内機構37と先導管3に取付けられた滑車38及び中間補助装置30のワイヤ着脱機構34からなる倍力機構で牽引するから、長距離の推進管3内に先導管5と本管4を容易に引き込むことができる。 【0016】上記実施例は中間補助装置30の三角形状のフレーム32の中間部にワイヤ案内機構37を設けた場合について説明したが、ワイヤ案内機構37を設けずに牽引ワイヤ20の先端を先導管5に直接連結し、この牽引ワイヤ20の中間を中間補助装置30のワイヤ着脱機構34で把持しながら、牽引ワイヤ20を牽引して先導管5と本管4を推進管3内に引き込むようにしても良い。 【0017】 【発明の効果】この発明は以上説明したように、先導管と本管を彎曲した掘削溝又は推進管内に引き込むときに、ガイドローラを有する上部案内部と左右の案内部及びソリで先導管を案内して、先導管を彎曲した掘削溝又は推進管のほぼ中心線に沿って位置決めするとともに、先導管に接続された本管の後端を発進立坑に設けたガイドゲートにより推進管の中心位置から一定の範囲内に位置決めするから、先導管と本管を彎曲した掘削溝又は推進管のほぼ中心線に沿って移動することができ、安定して引き込むことができる。 【0018】また、掘削溝又は推進管内に流動化土からなる管引込み床を打設し、管引込み床を滑らせながら先導管を引き込むから、先導管を引き込むときの摩擦抵抗を低減することができ、先導管と本管を掘削溝又は推進管内に容易に引き込むことができる。 【0019】さらに、先導管に接続された本管の後端を発進立坑に設けたガイドゲートの長尺のガイドローラで位置決めするから、本管の塗覆装に損傷を与えずに本管を位置決めすることができる。 【0020】また、先導管の前に中間補助装置を配置し、先導管に加えられる牽引ワイヤの牽引力をほぼ先導管の中心線に沿って加えることにより、先導管と本管を彎曲した掘削溝又は推進管のほぼ中心線に沿って引き込むことができ、先導管と本管を安定して引き込むことができる。 【0021】さらに、先導管を牽引ワイヤと中間補助装置のワイヤ案内機構と先導管に取付けられた滑車及び中間補助装置のワイヤ着脱機構からなる倍力機構で牽引することにより、長距離の掘削溝又は推進管内に先導管と本管を容易に引き込むことができる。 【0022】また、先導管と本管を彎曲した掘削溝あるいは推進管のほぼ中心線に沿って移動し、直線近似をする必要がないから、立坑の数を低減することができ、工事期間と工事費用を大幅に低減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000231132 【氏名又は名称】日本鋼管工事株式会社 【識別番号】000220262 【氏名又は名称】東京瓦斯株式会社 【識別番号】000004123 【氏名又は名称】日本鋼管株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月7日(1998.10.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093920 【弁理士】 【氏名又は名称】小島 俊郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−120924(P2000−120924A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−285141 |
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