| 【発明の名称】 |
可撓管継手 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 裕信
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| 【要約】 |
【課題】屈曲可能な可撓部111と、剛直部112とを有する管状部11を備え、該管状部11の両端部に、合成樹脂管又は合成樹脂管継手と接続可能な合成樹脂製の継手部12が設けられている可撓管継手である。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 屈曲可能な可撓部と、剛直部とを有する管状部を備え、該管状部の両端部に、合成樹脂管又は合成樹脂管継手と接続可能な合成樹脂製の継手部が設けられていることを特徴とする可撓管継手。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂管の配管・施工に使用される可撓管継手に関するものである。 【0002】 【従来の技術】合成樹脂管は上水道、下水道、消火設備用、電力ケーブル保護用等に広く使用されており、特にポリ塩化ビニル管がそのコストパーフォーマンスから多く使用されている。一般に合成樹脂管、例えば、ポリ塩化ビニル管の配管・施工では、管と管継手とを接着剤にて接合する方法が通常採用されている。しかし、配管場所には、数々の障害物が存在する。例えば、建物の天井裏の配管・施工においては、既に施工された配管はもちろん、電気配管やダクト、梁等を避けながら実施しなければならない。金属管はもとより合成樹脂管でも剛直であるために変形させることは極めて困難であり、無理に変形させると管の破損につながり、水配管においては漏水事故につながる危険性がある。 【0003】従来、これらの障害物を回避するために、図5に示すように、エルボ返しと呼ばれる施工方法、つまり、障害物aを迂回するように、接続すべき合成樹脂管b,bの管端部間を、複数のエルボcと短管dを用いて接続する方法が採用されているが、接続部分が多くなるために施工に多大の時間と労力を必要とする上に、エルボcの使用数が増加し、材料費の負担も大きくなるという問題点がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のような従来の問題点を解消し、障害物を容易に回避でき、且つ安価に合成樹脂管の配管・施工ができる可撓管継手を提供することを目的としてなされたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、屈曲可能な可撓部と、剛直部とを有する管状部を備え、該管状部の両端部に、合成樹脂管又は合成樹脂管継手と接続可能な合成樹脂製の継手部が設けられている可撓管継手である。 【0006】本発明において、管状部の材質は、ステンレス等の金属材料であってもよいし、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂であってもよいが、数回屈曲させても破断しない材料である必要がある。 【0007】本発明において、管状部の屈曲可能な可撓部の数は1個以上必要であるが、好ましくは1〜4個である。可撓部がない場合には、管状体の部分を屈曲させることができず、可撓部の数が5個を超えたり、剛直部をなくしてすべて可撓部とすることも可能であるが、製造コストが高くなってしまう。 【0008】本発明において、継手部としては、受口部であってもよいし、挿口部であってもよい。受口部の場合には合成樹脂管を接続し、挿口部の場合には合成樹脂管継手に接続する。これらの接続方法としては、双方に接着剤を塗布し、一方を他方に差し込むだけで接続できる接着剤を用いた接続方法が好適であるが、ねじ接続方法も可能である。 【0009】 【作用】本発明の可撓管継手は、屈曲可能な可撓部と、剛直部とを有する管状部を備え、該管状部の両端部に、合成樹脂管又は合成樹脂管継手と接続可能な合成樹脂製の継手部が設けられていることにより、 配管接続すべき合成樹脂管の管端部の間に、障害物がある場合でも、その管状部の可撓部を屈曲させるようにして、障害物を迂回しつつ、その両端部の受口と合成樹脂管の管端部とを容易に接続でき、且つ安価に配管・施工できる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の可撓管継手の一例の説明図であり、(a)はその斜視図、(b)はその断面図、(c)はその要部拡大断面図である。図1に示すように、この例の可撓管継手1は、管状部11と、管状部11の両端部に設けられた受口部12とからなる。 【0011】管状部11は、ステンレス等の薄肉の金属材料からなり、管壁が軸方向に沿って凹凸に曲折されて屈曲自在とされ、それによって内外面には周方向に沿う曲折部111aが現れている可撓部111と、直管状となされた剛直部112とを交互に有している。管状部11の両端部には、可撓部111が配設されている。 【0012】管状部11の両端部には、合成樹脂管と接続可能なポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の受口部(継手部)12が設けられている。受口部12の一端部には、受口121が設けられ、他端部には、管状部11の端部がパッキング123を介在するようにして挿通されて、その略中央部の内面に周方向に沿って成形された断面に、管状部11の端部に形成された屈曲部が係止されるようにして連結されている。受口部12の他端部の外周には、金属材料からなる補強リング122が被冠されている。 【0013】図2は本発明の可撓管継手の別の例の説明図であり、(a)はその斜視図、(b)はその断面図である。図2に示すように、この例の可撓管継手2は、管状部21と、管状部21の両端部に設けられた挿口部22とからなる。 【0014】管状部21は、図1を参照して説明したものと同じ構造をしており、その管状部41の両端部には、合成樹脂管と接続可能なポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の挿口部(継手部)22が設けられている。挿口部22の一端部には、受口221が設けられ、他端部には、管状部21の端部が挿通されて、その一端部側の端面に、管状部21の端部に形成された屈曲部が係止されるようにして連結されている。 【0015】図3は本発明の可撓管継手の別の更に例の説明図であり、(a)はその斜視図、(b)はその断面図である。図3に示すように、この例の可撓管継手3は、管状部31と、管状部31の両端部に設けられた受口部(継手部)32と挿口部(継手部)33とからなる。管状部31は、図1を参照して説明したものと同じ構造をしており、その管状部31の両端部には、それぞれ、合成樹脂管と接続可能なポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の受口部32,挿口33が設けられている。 【0016】受口部32のには、受口321が設けられ、他端部には、管状部31の端部が挿通されて、その一端部側の端面に、管状部31の端部に形成された屈曲部が係止されるようにして連結されている。挿口部33の一端部には、挿口331が設けられ、他端部には、管状部31の端部が挿通されて、その一端部側の端面に、管状部31の端部に形成された屈曲部が係止されるようにして連結されている。 【0017】以下、図1に示す可撓管継手11の一使用状態を図4を参照して説明する。配管接続すべき合成樹脂管4,4の管端部の間に、障害物5がある場合、図1に示す可撓管継手11を用いて、その管状部11の可撓部111を屈曲させるようにして、障害物5を迂回しつつ、その両端部の受口121,121と合成樹脂管4,4の管端部とを接着剤を介して接続する。 【0018】 【発明の効果】本発明の可撓管継手は上記のとおりとされているので、接続すべき合成樹脂管の管端部の間に障害物がある場合でも、障害物を容易に回避でき、且つ安価に配管・施工できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月29日(1998.7.29) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−46274(P2000−46274A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−214359 |
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